広がる「ニュース砂漠」(2018/10/23東京新聞) 当時の取材では、誤った情報はネットの持つ双方向機能で淘汰(とうた)されると楽観していたのだが…。・・・地域密着の新聞がなくなると、権力の監視役を失い、汚職と腐敗がまん延した、という別の米大学の研究結果もある。民主主義社会で新聞が担う役割は極めて重い。地域ニュースが得られない状況を「ニュース砂漠」というらしい。ネットの隆盛は日本も米国と同じで、決して対岸の火事ではないが、知恵と工夫で砂漠化を阻止するのも、新聞に携わる者の役目だと思う。 液体ミルク使用、わずか1人 北海道地震支援で1050本も…(2018/10/23東京新聞) <乳児用液体ミルク> 粉ミルクのように湯に溶かす手間はなく、哺乳瓶も不要。欧米では広く普及している。東京都が調達したフィンランド製の賞味期限は5カ月。解禁を望む署名運動が広がり、厚労省は今年8月、製造・販売を認める改正省令を施行した。日本乳業協会によると、国産の商品化には早くても1、2年かかる。 未完の教会「違法建築」だった 1882年着工、サグラダ・ファミリア(2018/10/23朝日新聞) 同紙などによると、建築家アントニオ・ガウディは1885年に地元自治体に教会の建築許可を得た。しかし、その後自治体がバルセロナ市に吸収合併され、必要な更新がされていなかったという。教会が今後10年かけて支払う代わりに、市は工事を「合法化」する。 (社説)核軍縮の破棄 歴史に逆行する愚行(2018/10/23朝日新聞) 核大国の米国は、核の広がりを防ぐ国際条約により核軍縮の義務を負っている。それが逆に核軍拡へかじを切るのは愚行というほかない。・・・戦争被爆国の日本にも責務がある。北朝鮮問題を含め、今のままではアジア太平洋は核がひしめく危険地帯になる。安倍首相は、トランプ、プーチン、習近平(シーチンピン)各氏との会談の機に、核軍縮の重要性を説くべきだ。 |
英仏独、記者殺害を「断固非難」 サウジ説明への不信拡大(2018/10/22東京新聞) 若者と大麻 教育で歯止めかけたい(2018/10/22東京新聞) 那覇市長に辺野古反対派 玉城知事が支援、現職再選(2018/10/22東京新聞) 68歳の「過労死」 高齢社会を直視しよう(2018/10/22東京新聞) トランスジェンダー排除へ 米政権検討、行政上認めず(2018/10/22東京新聞) <社説>城間那覇市長再選 笑顔が輝く県都を築いて(2018/10/22琉球新報) (時時刻刻)核の歯止め、失う恐れ 米、中距離核全廃破棄へ(2018/10/22朝日新聞) (風 カイロから)砂ぼこりに煙る新都心 北川学(2018/10/22朝日新聞) ・・・ カイロ首都圏の人口は2440万人。中東で群を抜く規模だ。ところが地下鉄は3路線しかなく、交通渋滞が激しい。世界銀行は12年、混雑によるカイロの経済損失を年間80億ドル(約8900億円)と推計した。渋滞に巻き込まれ無為に過ごす人々の時間が、これだけの利益を逃す結果を招いているということだろう。・・・ カイロの起源は、北アフリカに興ったファーティマ朝が969年、ナイル川東岸に造った軍営都市だ。以来、中東の中心地として発展した。大きな災害や戦争による被害もなく、旧市街には中世や近世の面影を残す建物が残っている。 姿を大きく変えたのは1960年代以降だ。職を求めて各地から大量の人口が流入。無秩序な開発が進み、あちこちにスラムが形成された。その面積は首都圏の3割に達する。 |
(多民社会)日本に移り、暮らす 労働者・生活者として溶け込む外国人(2018/10/21朝日新聞) ・・・様々な立場で、日本に暮らす外国人が増えている。さらに政府は、来春までに新たな在留資格「特定技能」を設け、外国人労働者の受け入れを単純労働の分野に広げる方針を示す。多様な人々が共に暮らす姿を「多民社会」と名づけ、そのあり方を考えたい。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S13733311.html (日曜に想う)大勢順応という時代のわな 編集委員・大野博人(2018/10/21朝日新聞) 多数派に引きずられて答えを誤る率が36・8%に上った。だれも同調を強制していないし、答えが違っても罰則はないにもかかわらず、である。・・・たとえば米国のトランプ大統領を賛美するネット空間に入り込めば、違和感を抱いても判断が揺らぐ。メディアが真実を突きつけても「フェイクニュース」だと信じる側に傾く。森友・加計問題は大した話ではない、という言説があふれるところに身を置くと、なにやらそんな気がしてくる。 (地球24時)議会賛成、手続き進む 「北マケドニア」への改名(2018/10/21朝日新聞)
(声)生活弱者に冷たすぎる増税(2018/10/21朝日新聞)無職 小林剛之(神奈川県 41) 来年10月に消費税率が10%に上がる。たばこ税が上がったばかりなのに、またもや増税。富裕層の純資産に課税する富裕税や税金の無駄遣いを減らすなど、財政を健全化する手段は消費増税以外でもあるだろうに、とため息しか出てこない。私は現在、精神疾患を抱えていて就労出来ない状態だ。生活費をなんとか切り詰めながらやっているが、それでも苦しい状況に変わりはない。貯金も微々たるものしか出来ず、これから先のことを考えると、不安でたまらない。 2年後にオリンピックを控え、「オリンピック景気になる」と一部で盛り上がっているが、我々のような低所得者層は蚊帳の外だ。住まいがある人はまだしも、日雇いバイトをしながら「住まい」を転々とするネットカフェ難民はもっとつらいと思う。公的な「セーフティーネット」も十分に機能しているとは言い難い。日雇い労働者の宿が並ぶ街に住んでいるが、野宿する人も多々見かける。政治家は彼らの生活実態を自分の目で見てから判断して欲しい。現実を見据え、「上から目線」の政治をいい加減、やめて欲しい。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S13733187.html (今読む大江文学)幼年の魂に向け言葉を探す 司修(2018/10/21朝日新聞) 二つの脳を持って生まれた「イーヨー」は、『空の怪物アグイー』に描かれ、「悲しまねばならず」から、「習わねばならず」への移行は、『個人的な体験』に受け継がれ、赤んぼうを見殺しにしたら、「おれのこれまでの二十七年の生活はすべて無意味になってしまう」と共に生きる意志を示した。それは具体的に、『ヒロシマ・ノート』へ『沖縄ノート』へとつながり「労役をまた新しく始める」のである。・・・ 憲法九条問題に、福島の原発問題に、沖縄の米軍基地問題に深く関わってゆく大江を思わずにいられない。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S13733193.html 水星 構造解明へ一歩 日本初、探査機打ち上げ成功(2018/10/21東京新聞) 明治150年に考える 来た道をたどらぬよう(2018/10/21東京新聞) 九州の太陽光 「潜在力」が示された(2018/10/21東京新聞) 少なくとも一つ、明らかになったことがある。日本は、未来の「エネルギー大国」になり得るということだ。長い間、この国は「資源小国」と言われてきた。石油、石炭の時代が続いていたからだ。そのために、原子力を「準国産エネルギー」ということにして、原発を優遇し続けてきた。だがこの国では、太陽こそ「純国産エネルギー」。太陽光は無限にあって、しかもただ。その上、火山の多い九州は地熱資源も豊かな半面、原発にはとりわけ不向き。本来、自然エネルギー活用で世界をリードすべき土地柄ではないのだろうか。ではなぜ、太陽光の電力が“制御”されてしまうのか。
記者殺害疑惑 トランプ氏、武器取引 サウジ重視 米議会、人権軽視 不信高まる(2018/10/21東京新聞) |
日本の国連核廃絶決議案、今年も核禁条約触れず(2018/10/19東京新聞) 日本、また核禁止条約に触れず 国連廃絶決議案、失望広がる(2018/10/19東京新聞) KYB、不適合確認わずか11件 大半は不明、公表70件止まり(2018/10/19東京新聞) 政治的発言に踏み切った歌姫 トランプ不信、表明後押し/崇拝のネット右翼に衝撃(2018/10/19朝日新聞) (ネットネイティブ)第2部 出会う空間:6 会って話せる友達、いないけど(2018/10/19朝日新聞) ネット上でキャラクターを介して他の人とメッセージをやりとりするSNSにはまった。多い時は約100人と起きている間中やりとりした。アニメや芸能人など話題は様々。「義務的に話を合わせる必要がなく、気をつかわなくていい。毒舌や塩(そっけない対応)でも意外に優しい一面があるなど、学校では知り合えない色々な子と出会えた」・・・東京都立小児総合医療センター児童・思春期精神科の森野百合子医長によると、以前は外に出ないと人間関係を築けず、人との交流を求める場合には仕方なく引きこもりをやめざるを得なかった。「今はネット上で人付きあいをしている気になれる。面倒な思いをしてまで外に出て友だちを作らなくてもいいと、引きこもったままの人がいっそう増えているのではないか」と指摘する。心療内科が専門の増田クリニック(鹿児島市)の増田彰則院長は「死にたいほど追い詰められた子どもがネットの世界に救いを見いだせるなら、緊急避難的にはそれでも仕方ない」と話す。無理にスマホを取り上げると、自暴自棄になるおそれがあるからだ。 |
辺野古基地問題 民意再び無視するのか(2018/10/18東京新聞) 政府、沖縄県に対抗措置 玉城氏「民意踏みにじる」(2018/10/18東京新聞) 記者不明 解明にトランプ氏及び腰 問われる言論の自由(2018/10/18東京新聞) トランプ氏とサウジ王室、ビジネスで蜜月?ホテル売却も(2018/10/18朝日新聞) (時時刻刻)辺野古、対話打ち切り 工事急ぐ政府、再び「奇策」(2018/10/18朝日新聞) (社説)辺野古移設 民意顧みぬ国の傲慢(2018/10/18朝日新聞) 安倍首相が玉城デニー知事と会って、わずか5日後の決定である。翁長雄志(おながたけし)前知事時代に広がった沖縄との深刻な亀裂を修復する意図など、もとよりなかったのだろう。 (社説)消えた記者 世界の言論が危うい(2018/10/18朝日新聞) |
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。
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