<社説>サウジ記者殺害 言論の抹殺は許されない(2018/10/28琉球新報) 独仏、サウジ制裁「欧州全体で」(2018/10/28京都新聞) 豊かさ求め、命がけの密航 アフリカから欧州へ、相次ぐ若者(2018/10/28朝日新聞) (声)ジャーナリストの使命考えた(2018/10/28朝日新聞)大学生 堀口柊斗(東京都 18) ジャーナリストの安田純平さんが、シリアの過激派組織による拘束から解放された。私は、日本政府がシリアへの渡航はやめてくださいと退避勧告を出していたのにもかかわらず、どうして行ったのか疑問でならなかった。しかしそこには多くの人々に伝えなくてはならない状況があった。 私がインターネットなどで調べただけでも、アサド政権の政府軍は町を破壊するような空爆や砲撃を続けているらしい。負傷した人々を助けようとする医療従事者も狙撃し、病院や食糧庫やパン工場も攻撃され、生活物資も止められたという。人々が逃げようにも、反政府勢力の活動をしている地域の出身だというだけで身柄を拘束される状況にあるらしい。このことから状況は非常に切迫しているに違いない。そのアサド政権の反勢力が拠点とするイドリブ県で安田さんは拘束された。 シリアで何が起きているのかといった情報は、日本のメディアではなかなか報道されない。紛争地の人々の苦しみを伝えようと果敢に挑み続けた安田さんの姿勢は、非難されるどころか、たたえるべきことなのではないかと思う。 かこさとしさん、最後の絵本 亡くなる直前も手直し 来月8日に発売(2018/10/28朝日新聞) 「捨てられた土地」に遺した原発ガーデン 葛飾の奥宮さん、心情に迫る写真詩集(2018/10/28東京新聞) 週のはじめに考える 今度は何が燃えるのか(2018/10/28東京新聞) 落札後に作品細断 神出鬼没 バンクシーって?(2018/10/28東京新聞) |
サウジ記者殺害 世界は真実を知りたい(2018/10/27東京新聞) エチオピア、初の女性大統領 閣僚でも半数登用(2018/10/27東京新聞) 伊方3号機再稼働、臨界へ 愛媛、30日に発送電開始(2018/10/27東京新聞) 辺野古県民投票、来春までに実施 移設計画、賛否問う 条例成立(2018/10/27朝日新聞) 成立したのは「辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票条例」。県は条例を月内にも公布する。投票日はそれから半年以内で、知事が決定し、来春までに実施される。投票できるのは知事選や県議選の18歳以上の有権者で、賛成か反対かに「○」を書く。賛否のうちの多数が有権者の4分の1に達した時は「知事は結果を尊重しなければならない」と定めている。 収監の映画監督、サハロフ賞 ウクライナ人、クリミア併合に反対(2018/10/27朝日新聞) センツォフさんは2014年3月、ロシアがクリミア併合に踏み切った際、ロシアを激しく批判。同年5月、ロシア支配下のクリミアで政党事務所に放火した容疑やテロを計画した容疑で逮捕された。翌15年8月にテロを計画した罪などで禁錮20年の判決を受け、モスクワの北東約2千キロにある極寒のヤマロ・ネネツ自治管区の刑務所に収監された。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S13742208.html (社説)片山氏の責任 説明回避は許されぬ(2018/10/27朝日新聞) 先の内閣改造で初入閣した片山さつき・地方創生相のことである。週刊文春が2週続けて、国税庁への口利き疑惑を報じた。税務調査を受けた企業の経営者が3年前、片山氏側に国税庁への働きかけを依頼し、見返りとして、税理士でもある片山氏の私設秘書に100万円を支払った、という。 ・・・ 安倍首相は唯一の女性閣僚として、片山氏に「2人分、3人分の発信力」を期待すると語った。にもかかわらず、事態を重く受け止めて、片山氏に説明を促した形跡はうかがえない。菅義偉官房長官は「大臣が自ら説明責任を果たしていく」と、まるでひとごとのようだ。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S13742035.html 日本人拘束、繰り返される「自己責任論」 背景に何が(2018/10/27朝日新聞) 安田さん自身、04年にイラクで拘束された。帰国時にこうした批判を浴び、朝日新聞の取材に「変わった行動をする人間がいるから、貴重な情報ももたらされ、社会は発展できると思う」と紛争地取材の意義を語りながら、「すべて自己責任でやれという時代になりつつある。一方で、政府の意思に沿わない行動は抑えられる。自己責任論の裏側を注意深く見ていく必要がある」と語った。・・・津田教授は、日本では紛争地への関心が薄く、「どこまで行ってもひとごと」と捉えていたり、戦地報道の意義を強調しても「売名行為」「金もうけ目的」と見なすメディア不信が根強かったりすると考えている。「こうしたムードが生まれると、抜け出すのが難しく、やっかいだ」 日本で長年暮らすシリア出身の男性も「日本の人たちは、そもそも世界のことに関心を持っていない」と感じる。「シリアでは、政権側と反体制派が争っている。誰かが命をかけて現地に行かないと、『本当のこと』がわからない。安田さんも、みんなのために事実を伝えたいと思ったのだろう」 (書評)『操られる民主主義』 ジェイミー・バートレット〈著〉(2018/10/27朝日新聞) 操作される民主主義は社会の「部族」化と裏腹だというのが著者の見解である。似たもの同士が「いいね!」によって党派化し、その純度を高めていく。政治における独裁化、情報経済における独占化はこのような変化の帰結だという示唆は一考に値するだろう。アメリカで起こっていることは対岸の出来事ではない。規模こそ違え、日本でも民主主義の操作は進んでいるはずである。 |
辺野古移設の賛否、県民投票へ 沖縄県議会が条例可決(2018/10/26東京新聞) 休眠預金の活用 高邁な精神汚さぬよう(2018/10/26東京新聞) ・・・日本では全国の金融機関で毎年約千億円の休眠預金が発生している。預金者が死亡したり、忘れてしまったりしたのが原因だ。・・・財源を十分に充てることができなかった社会的課題に民間の知恵と工夫を集める。そんな市民の純粋な社会貢献活動を歪(ゆが)めることがないよう公平公正さを求めたい。 緊急空輸を脅かす電磁波(2018/10/26東京新聞) 風間杜夫 難役、気負わず全身で 舞台「セールスマンの死」ローマン(2018/10/26東京新聞) 子ども帰還見合わせ要請 国連報告者「年間1ミリシーベルト以下に」(2018/10/26東京新聞) 原発事故のまち切り取った1枚の写真 展示巡り波紋(2018/10/26朝日新聞) 拘束中「虐待続き心身疲弊」 「可能な限り説明する責任」 安田純平さん帰国(2018/10/26朝日新聞) ・・・拘束から1年ほど民家に滞在させられた後、捕虜になったアサド政権軍の兵士やヌスラ戦線の戦闘員ら数百人が収容される大規模な施設に移された。人質にはパキスタン人やカナダ人、イラン人もいたといい、何度か目隠しをされて移動。「同じ場所を回っており、ずっとイドリブ県にいたと思う」と話した。 ・・・日本政府は安田さんの解放にあたり、身代金の支払いを否定するが、反体制派の在英NGO「シリア人権監視団」はカタールが身代金を支払ったとの見解を示している。 いじめ把握、低学年化 17年度41万件 不登校も最多(2018/10/26朝日新聞) 人質保護、各国の対応は 国連は身代金応じない決議 相次ぐジャーナリストの拘束(2018/10/26朝日新聞) また、シリア北部アレッポで15年7月に拉致されたスペイン人ジャーナリストのアンヘル・サストレさんら3人は過激派組織「ヌスラ戦線」(当時)に引き渡されたが、16年5月に解放された。トルコ紙などはスペイン政府がトルコ、カタール両政府に協力を要請し、1人につき370万ドル(約4億1千万円)をヌスラ側に支払ったと報じた。 スペイン政府は報道を肯定も否定もしていない。・・・15年2月には、ジャーナリストの後藤健二さんがISによって殺害される事件が起きた。IS側は身代金2億ドル(約224億円)を要求していたが、日本政府は拒否していた。日本政府は、今回の安田さん解放に至る経緯を明らかにしていない。 (社説)安田さん解放 シリアの現実に思いを(2018/10/26朝日新聞) シリア内戦の戦況変化やサウジアラビアの記者殺害事件の影響はもとより、カタールやトルコ、安田さんを拘束したとみられる過激派組織ヌスラ戦線(現・シャーム解放委員会)が、それぞれどんな思惑で動いていたのか。今後も情報収集を重ね、分析を深めて教訓とすべきだ。・・・そして何より、心に留めるべきことがある。現地には今なお、国際社会から見放された人びとが生きている。アサド政権が総攻撃を模索しているとも伝えられ、一人ひとりの生命が脅かされている。そのことに思いをはせ、シリアの現実から決して目を背けない。安田さんの志を、私たちも共有したい。 |
人の体内に微小プラスチック粒子 日本含む8カ国、便で検出(2018/10/24東京新聞) 「早く無事な姿を」 安田さん解放情報 両親、仲間ら願う(2018/10/24東京新聞) 女子合格者、本来の半数 東京医大82→43人 第三者委調査(2018/10/24東京新聞) 英国のEU離脱 民意を問い直しては(2018/10/24東京新聞) <社説>明治150年式典 礼賛よりも反省すべきだ(2018/10/24琉球新報) 安倍晋三首相は式辞で、今を「国難の時代」とし「明治の人々が、勇気と英断、たゆまぬ努力、奮闘によって、世界に向けて大きく胸を開き、新しい時代の扉を開けたことに思いをはせながら、私たちは、この難局に真正面から立ち向かい、乗り越えていかなければならない」と述べた。・・・ 安倍首相は「日本を取り戻す」というスローガンを掲げ、特定秘密保護法、安全保障関連法、共謀罪などを国民の根強い反対を無視して成立させてきた。戦前の強権国家の再来を懸念する。なすべきは明治150年を礼賛するのではなく、歴史に学び、植民地支配や戦争を二度と繰り返さないと誓うことである。 「日本人」の基準は国籍か容姿か 大坂の快挙に当事者は(2018/10/24朝日新聞) 「大坂さんの容姿や話し方と、あなたが考える『日本人』がどれくらい一致しているのかと聞きたい。容姿や話し方は関係ないという人が、日本にどれくらいいるのか」 ノーベル文学賞を英国籍のカズオ・イシグロさんが、同物理学賞を米国籍の南部陽一郎さんや中村修二さんが受賞したのを、「日本人」の受賞数に加えるのと同じ矛盾も浮かび上がります。「日本人」の基準が国籍でないのなら、定義はなんなのでしょうか。 「大坂さんの快挙を通じて、『日本人』という言葉がどんな意味を持つのか、考え直す機会になってくれれば」。ゼッターランドさんはそう話しています。 (時時刻刻)トルコ、追及したたか メディア利用し牽制・サウジ皇太子関与には触れず(2018/10/24朝日新聞) ・・・ サウジ王室を擁護してきたトランプ米大統領は、トルコの行動でひとまず危機を先送りできた。 トランプ氏は当初から、国内の批判に対しサウジとの武器売却契約を挙げ、「1100億ドルの武器売却はやめたくない。60万人以上の雇用を生む」と主張。言論の自由や人権保護を脇に置き、自国の経済的利益を優先する姿勢を鮮明にした。 (#政界ファイル)自由党・小沢一郎代表「国民投票すりゃあいい。否決で即退陣だ」(2018/10/24朝日新聞) 泥沼内戦、シリア今なお 過激派撤収進まず 安田さん解放(2018/10/24朝日新聞) シリア内戦は2011年、チュニジアやエジプトの民主化運動「アラブの春」の影響を受けた市民らの反政府デモがきっかけだったが、アサド政権が武力で抑え込もうとした結果、一部の市民が武装を始め、戦闘に発展した。 アサド政権の崩壊を見込んだ欧米諸国やトルコ、サウジアラビアなどは、「弾圧される市民の保護」を理由に反体制派を支援。これに対し、シリアに軍事基地を置くロシアとアサド政権と同盟関係にあるイランは、シリアの主権尊重の立場から政権を支えた。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S13737197.html (声)潜む「国家のための国民」思想(2018/10/24朝日新聞)歯科医師 岡田崇(山口県 45) 国会議員が、同性カップルを念頭に「生産性がない」と雑誌に寄稿した。内容としては批判を免れ得ないと思われるが、批判は「LGBTの方々への無理解」を視点としたものが多い。しかし、もっと大きな問題が隠れていないだろうか。そもそも国民は、国家の前提条件としてのみ存在価値があるのだろうか。端的に言えば、「国家のための国民」なのか「国民のための国家」なのか、という問題である。 原稿を読む限り、その国会議員は「国家のための国民」が前提の思想だ。国民を役に立つ存在か否かで判断し、その基準も極めて単純である。国家の行く末を左右する立場の人間が、そのような発想で法案を審議していると思うと恐ろしくなる。日本は様々な苦難を乗り越え今の社会を成立させた。先の戦争では多くの国民が犠牲になり世界で大勢が亡くなった。私たちはそこから何を学んだのか。「国家のための国民」との考え方も改めたのではなかったか。 国民は等しく守られるべき存在だ。地方社会の崩壊、格差社会、沖縄の基地問題――突き詰めれば同じ問題が横たわっているように思えてならない。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S13737090.html |
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。
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