KIJI LISTpoint NEWS LIST
<POINT NEWS224>2017/03/18・・・(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)


sankaku224sankaku
2017/03/18sankaku
日々のニュースは数えきれないほどあります。忘れてはいけない出来事も多くあります。今この時が未来のその時につながります。


ローマ法王、ポピュリズムを批判 「エゴイズムの産物」(2017/03/25琉球新報)
 【ローマ共同】ローマ法王フランシスコは24日、トランプ米大統領の誕生や英国の欧州連合(EU)離脱決定など欧米で勢いづくポピュリズム(大衆迎合主義)は「人々を囲い込み、視野を広げることを妨げるエゴイズムの産物だ」と厳しく批判した。EU加盟各国首脳らとバチカンで会見した際に語った。英国を除く加盟27カ国の首脳らは25日、EUの前身である欧州経済共同体(EEC)を発足させたローマ条約調印60周年を記念し、ローマで首脳会議を開催する。英離脱などでEUの結束が揺らぐ中、法王は「連帯はポピュリズムに対する最も効果的な解毒剤だ」などと述べた。
http://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-467043.html

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沖縄県知事参加で辺野古反対集会 翁長氏、埋め立て承認撤回を明言(2017/03/25琉球新報)
米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する大規模な集会が25日、移設先に隣接する米軍キャンプ・シュワブのゲート前で開かれた。翁長雄志知事が就任後、初めて参加し前知事が出した辺野古埋め立て承認に関し「あらゆる手法をもって撤回を力強く必ずやる」と撤回の意向を初めて明言した。・・・
http://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-467120.html

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<社説>USCAR文書 米統治の無謀明らかにした(2017/03/25琉球新報)
米統治時代の新事実が明らかになった。米軍の圧政による人権や自治の侵害と民衆の抵抗の歴史は沖縄の未来の指標となる。歴史発掘の作業を今後も進めたい。沖縄県公文書館が米国民政府(USCAR)文書の一部を公開した。この中に、「反米的」な政治家を排除するための司法介入を指示する文書があった。人民党の瀬長亀次郎氏が1965年11月の第7回立法院選挙での失格を不服として琉球政府の裁判所に提訴した場合、USCAR法務局は「即USCARの裁判所に移送するように」と指示していた。・・・ 今回の公開文書は沖縄の抵抗が米統治を揺るがしていた事実も明らかにした。松岡政保主席が「キャラウェイ高等弁務官に対する県民の怒りを鎮めるため、琉球政府に徐々に行政を移管した方がいい」と後任のワトソン高等弁務官に進言していた。主席公選要求に象徴される自治権獲得のうねりは米施政の変更を迫っていた。その意義を沖縄戦後史の中に位置付けたい。
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-466903.html

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ロンドンテロ  憎悪ではなく連帯こそ(2017/03/25京都新聞)
英国の首都ロンドンの国会議事堂前付近で、車が次々と通行人をはね、国会敷地の柵に激突。運転していた男はナイフで警備中の警官を刺し、別の警官らに射殺された。刺された警官ら4人が死亡、約40人が負傷する惨事となった。実行犯は英国生まれで、過激派と関係しているとして数年前に情報局保安部(MI5)が調査していたという。ロンドン警視庁は関係先を家宅捜索するとともに、「テロ準備」の疑いで男女8人を逮捕した。事件発生の22日は、ベルギーの首都ブリュッセルで32人が死亡した爆弾テロからちょうど1年だ。・・・何よりもテロの恐怖を「反イスラム」「反移民」に結びつけてはならない。欧州では今年、仏大統領選やドイツ総選挙など大型選挙が続き、移民排斥を掲げる極右勢力が勢いを増すが、社会の分断と憎悪を増幅させ、過激なテロをあおる悪循環に陥ってはなるまい。同時テロから1年を迎えたブリュッセルでは事件当日、イスラム教徒らも加わった「平和の行進」が行われ、宗教や文化の違いを超えた連帯を呼びかけた。それを、テロを防ぐ力に変えたい。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/

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籠池氏喚問 昭恵氏は真相を語れ(2017/03/24東京新聞)
学校法人「森友学園」の籠池泰典氏の証人喚問が国会で行われたが、格安での国有地売却など、問題が解明されたとは言い難い。国会は関係者の証人喚問を含め、真相解明に全力を挙げるべきだ。まず解明すべきは、格安での国有地売却問題だ。学園が小学校用地として購入した大阪府豊中市の国有地の評価額は当初、九億五千六百万円だったが、地中から廃棄物が出たとの学園側の申し出を受け、撤去費用などとして八億円余りを差し引き、さらに分割払いとした。異例ずくめである。なぜ国は学園を厚遇したのか。・・・ これまでの政府側の説明をうのみにすることはできない。参院予算委員会は、当時の担当者である財務省の迫田英典前理財局長と武内良樹前近畿財務局長を参考人として招致することを決めた。国有地が格安で売却された経緯を究明する手綱を緩めてはならない。もう一つの問題点は、籠池氏と安倍晋三、昭恵夫妻との関係である。首相夫妻の「政治力」が直接であれ間接であれ、売却価格の引き下げに影響していたとしたら、見過ごせないからだ。・・・寄付自体は直ちに違法とは言えないが、密接な関係を裏付ける。虚偽の陳述をすれば偽証罪に問われる証人喚問での籠池氏の証言であり、虚偽発言と簡単に切り捨てるわけにはいかない重みを持つ。双方の話が食い違うのなら、もう一方の当事者にも同様に証言してもらうほかあるまい。昭恵氏は首相夫人の立場で、この小学校の名誉校長に就き、学園の経営する幼稚園で講演もしていた。金銭の授受や行政への働き掛けの有無について、証人喚問の場で真相を語るべきである。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017032402000149.html

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ブラックホールはじかれる NASA、重力波の反動か(2017/03/24東京新聞)
 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は23日、地球から80億光年離れた銀河で、通常は銀河の中心付近にとどまっているはずのブラックホールが高速で端に向かって動いているのを見つけたと発表した。2個のブラックホールが合体し、その際に生じた重力波の反動ではじき飛ばされたと推測している。多くの銀河は中心部にブラックホールがあるとされるが、NASAのチームはハッブル宇宙望遠鏡の観測で、ブラックホールが中心から大きくずれた、変わった銀河を発見した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017032401000969.html?ref=rank

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自民、昭恵夫人らの喚問拒否 民進要求に「必要ない」(2017/03/24東京新聞)
民進党の山井和則国対委員長は24日、自民党の竹下亘国対委員長と国会内で会談し、森友学園への国有地払い下げ問題を巡り、安倍昭恵首相夫人、大阪府の松井一郎知事ら計8人の証人喚問を要求した。竹下氏は「呼ぶ必要性を感じない」と述べ、いずれも拒否した。山井氏が会談後、記者団に明らかにした。山井氏は「ゼロ回答だった。幕引きを図ろうという姿勢がありありでとんでもない。自民党や、安倍晋三首相の姿勢に強い怒りを感じる」と強調した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017032401001583.html

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竜一の愛した書斎(2017/03/24東京新聞)
 大分県中津市に残る作家松下竜一さんの家が、昨年暮れに取り壊された。市道拡幅の対象になったためだった。地方に根差し、反公害・反原発運動などを通じて戦後日本の矛盾を見つめてきた作家の話をじかに聞きたいと、六十七歳で亡くなる前年の二〇〇三年、訪ねたあの家が今はない。・・・国家事業のダム建設に抗(あらが)う男の物語「砦(とりで)に拠(よ)る」、大正の「アナキスト」大杉栄と伊藤野枝の遺児を描く「ルイズ」、甲山事件の冤罪(えんざい)を訴えた「記憶の闇」…。従わぬ者には容赦ない、国家の暴力性が作品を貫く。今日にそのまま通じる主題である。全三十巻の「松下竜一その仕事」(河出書房新社)、「未刊行著作集」(海鳥社)は今こそ読まれてほしい。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2017032202000142.html

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ロボ、核燃料確認できず 福島第一原発1号機(2017/03/24朝日新聞)
東京電力は23日、福島第一原発1号機の原子炉格納容器で22日まで5日間続けたロボット調査を終えたと発表した。溶け落ちた核燃料を確認するのが最大の目標だったが、配管などに阻まれ、核燃料が見える場所までカメラを入れることができなかった。廃炉に向け、最難関の核燃料取り出しに必要な情報は不十分なままで、ロボット偏重の調査手法を疑問視する声も上がり始めた。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12856928.html

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南極の海氷、過去最小 温暖化の影響は不明 極地研など発表(2017/03/24朝日新聞)
国立極地研究所と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は23日、南極域の海氷面積が3月1日に過去最小を記録したと発表した。JAXAの観測衛星「しずく」のデータを分析した。発表によると、この日の面積は約214・7万平方キロ。1978年に始めた観測で、これまでの年最小面積だった97年2月19日の約225・1万平方キロを下回った。今回の値は2000年代の年最小面積の平均より3割も少ないという。・・・海氷は南極では9月ごろ最大に、2月ごろに最小となる。北極はほぼその反対で、地球上にある海氷面積の合計は例年2月ごろに最小となる。米航空宇宙局(NASA)も23日、今年2月13日に合計面積が観測史上最小になったと発表した。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12856798.html

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籠池氏の証言  さらなる招致が必要だ(2017/03/24京都新聞)
 真相を覆う闇の深さを感じる証人喚問だった。大阪の学校法人・森友学園への国有地売却問題で、籠池泰典理事長が国会で証言した。安倍晋三首相の妻昭恵氏から現金100万円を寄付された様子を生々しく語ったほか、大阪府による小学校の設置認可や財務省による校舎建設用地払い下げ価格の値引きに、政治の関与があったとの認識を示した。これまでの報道以上の目新しい内容は乏しかった。しかし、嘘(うそ)を話せば偽証罪に問われる証人喚問での発言だけに衝撃は大きい。・・・計4時間に及ぶ証人喚問では、政治の関与を裏付ける決定的な証拠や事実は明るみに出なかった。しかし、籠池氏が関係行政機関への「声掛け」を依頼した政治家として、自民党や日本維新の会の国会議員や大阪府議の名前を次々と挙げたことは驚きである。今回の証人喚問では、国有地が大幅に値下げされた経緯や、大阪府が小学校設置を条件付き認可した経緯は詳しく分からなかった。籠池氏の思い違いもあろうし、知らない事実も少なくないだろう。参院は売却当時の財務省理財局長だった迫田英典氏と、近畿財務局長だった武内良樹氏の参考人招致を決めたが、十分ではない。名前の挙がった政治家や当時の顧問弁護士、さらに昭恵氏本人や秘書から話を聞くことも必要ではないか。一部の議員の質問からは、施工費をめぐる籠池氏個人の不正行為に問題を矮小(わいしょう)化し、党や安倍政権を守ろうという意図が露骨に感じられて残念だった。「安倍人気」へのおごりを背景にした政官民の癒着はなかったのか。その解明こそ国民の期待であり、国会の責務であることを忘れてはならない。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/

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FRB議長、格差固定に警鐘 「貧しい子ども、成人後も困窮」(2017/03/24CNN)
ニューヨーク(CNNMoney) 米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は23日、ワシントンで講演を行い、子ども時代に置かれた環境が成人後の生活水準に大きな影響を及ぼすとの調査結果を明らかにした。イエレン議長は「貧しい子ども時代を送ると、大人になってから成功をつかむのが困難になることを示す少なからぬ証拠がある」と述べた。イエレン議長が挙げたのは、未公表のFRBの最新調査の結果だ。この調査は過去数年にわたり、無作為に選ばれた米国民8000〜9000人を対象に行われた。この調査でFRBは、子ども時代に十分な食べ物があるかどうかや、いつも面倒を見てくれる大人がいるかどうか、身の安全が守られているかどうかといった点で不安を感じたことがあるか尋ねた。「ある」と答えた人の50%以上は、成人した現在、経済的な困難に直面していた。
一方、そうした不安を感じたことがないと答えた人のうち、経済的に行き詰まっている人は25%にとどまった。上記のような不安を抱えて育った人はそうでない人々に比べ、成人後も定職に就けなかったり、安定した収入が得られなかったり、月々の支払いに苦労する例が多いことも分かった。
http://www.cnn.co.jp/usa/35098668.html?tag=top;topStories

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<社説>籠池氏証人喚問 疑惑解明には程遠い 関係者の招致が不可欠だ(2017/03/24琉球新報)
国有地の格安払い下げなどで政治家らの関与はあったのか、安倍晋三首相は100万円を寄付したのか。数々の疑惑は一切晴れず、真相解明には程遠い。衆参両院の予算委員会は大阪市の学校法人「森友学園」の理事長退任意向を表明している籠池泰典(本名・康博)氏を証人喚問した。これで幕引きにしてならない。疑惑の全容解明には昭恵首相夫人を含め、関係者の証人喚問が不可欠だ。真実が闇の中では、国民の政治不信は払拭(ふっしょく)できない。森友学園問題を巡る疑惑の解明に、国会も安倍政権も全力を尽くすべきだ。・・・籠池氏の証言だけで「政治的な関与」があったかどうかは判断できない。籠池氏の証言を詳細に検証する必要がある。それには籠池氏が名前を挙げた政治家や財務省、大阪府などの関係者を証人喚問しなければ、実態解明は進まない。・・・菅長官は昭恵夫人の国会招致に「法的に問題のない行為について、関係者の招致は慎重であるべきだ」と否定的な見解を示している。首相夫人の虚偽発言が疑われる事案であり、招致は当然だ。籠池氏が証言したように、学園が計画していた小学校の名誉校長に昭恵夫人が一時就任していたことが、森友学園の社会的な信用につながったことは否定できない。法的に問題はないにしても、昭恵夫人は進んで説明すべきである。
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-466243.html

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(社説)籠池氏の喚問 昭恵氏の招致が必要だ(2017/03/24朝日新聞)
安倍首相の妻の昭恵氏が、国有地払い下げに関与したことを疑わせる重大な証言だ。関与を全否定してきた首相の説明とも食い違う。解明のため昭恵氏を国会に招致する必要がある。学校法人「森友学園」理事長の籠池(かごいけ)泰典氏がきのう、衆参両院で証人喚問にのぞんだ。同氏は昭恵氏に国有地買い上げ条件の緩和に関し、「助けをいただこうと考えた」と証言した。・・・昭恵氏側が100万円を寄付したとされる問題で、籠池氏は「夫人の方から封筒をかばんの中から出した」と語り、同行の職員を昭恵氏が「人払いした」ため、園長室で一対一のやりとりだったと証言した。「寄付していないことを確認している」という首相側との言い分は、真っ向から食い違っている。もちろん、籠池氏の一連の証言が事実だとは限らない。解明するには、昭恵氏本人の公の場での証言が不可欠だ。首相の説明責任も問われる。国会で首相は「国有地払い下げや認可に私や妻が関係していたということになれば首相も国会議員も辞める」とまで語った。そこまで言うなら、ファクスの件を含め昭恵氏の行動をどう説明するつもりなのか。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12856763.html

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ガンジス川などに「人間の地位」認める インド裁判所(2017.03.23 CNN)
ニューデリー(CNN) インド北部ウッタラカンド州の裁判所は23日までに、ガンジス川と支流のヤムナ川は「生きている存在」であるとの判断を下した。これらの河川は「存在そのものを失い」つつあり、その「保全には非常手段を取る」必要があるというのがその根拠だ。・・・都市の水質管理の専門家は、今回の裁判所の判断が現場でどのように解釈されるのかわからないとしながらも、「水質を向上させる取り組みは歓迎する。これまでの政治レベルの努力は結果を残さなかった」と期待感を示した。川に「人の地位」が認められるのはこれが2例目。ニュージーランドでは今月、世界で初めてワンガヌイ川に人間と同じ法的地位を与える法律が成立した。先住民のマオリは長年にわたり、自分たちとワンガヌイ川との特別な関係を政府に認めさせようと努力してきた。
http://www.cnn.co.jp/fringe/35098589.html?tag=cbox;fringe

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ホーキング博士「歓迎されないかも」、トランプ時代の米国で(2017.03.23 CNN)
(CNN) 英理論物理学者のスティーブン・ホーキング氏は20日に放映された英テレビ番組で、トランプ政権の米国で同氏は「歓迎されないかもしれない」との懸念を示した。同氏はこれまでもトランプ氏に対して批判的なコメントをしてきた。ホーキング氏は英ITVテレビのインタビューを受け、トランプ政権誕生を「右派への明白な転換」「より権威主義的なアプローチ」を示すものだと評した。・・・このほか、米国とメキシコの国境での壁建設や石油パイプライン建設の認可についても、「リベラルでもなく、十分な知識を持ってもいるわけでもない(トランプ氏の)選挙人団を満足させるもの」だと述べた。また、「(米国には)多くの友人や仲間がいて、今でも多くの面で好きであこがれる場所だが、私は歓迎されないかもしれない」とも語った。ホーキング氏は昨年5月、トランプ氏が共和党の大統領候補に決まる以前にも、同氏を「最も低い水準での共通項に訴えかけようとする扇動政治家」と評していた。
http://www.cnn.co.jp/fringe/35098407.html

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<福島第1>ロボ調査 溶融燃料撮影できず(2017/03/23河北新報)
東京電力は22日、自走式ロボットを使った福島第1原発1号機の原子炉格納容器の内部調査を終えた。一部の結果を公表した21日の調査では、溶融燃料(燃料デブリ)が広がっている可能性が高い測定地点でも、溶融燃料を映像で捉えられなかった。・・・線量はロボットが走行した作業用足場で最大毎時10シーベルト、滞留水内で最大7.4シーベルトだった。20日までのデータと大きな違いはなかった。床面から1メートル付近で急激に上昇する傾向があり、高い放射線を発する何らかの物質が底部にあると推定される。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170323_63014.html

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第二原発床面で汚染 2号機タンク室(2017/03/23福島民報)
東京電力は22日、冷温停止中の福島第二原発2号機の3階にある燃料プール冷却浄化系逆洗受タンク室の床面で、社内の管理基準値(1平方センチメートル当たり放射性物質4ベクレル未満)を上回る最大17.9ベクレルの汚染が確認されたと発表した。原因調査中だが、地震などの影響で使用済み燃料プールの冷却・浄化系統から放射性物質を含んだ水が飛び散った可能性などが考えられるという。
http://www.minpo.jp/news/detail/2017032340059

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「国家戦略特区」選定、野党が批判 獣医学部新設の法人、首相の知人が理事長(2017/03/23朝日新聞)
 52年ぶりの獣医学部新設を認めた「国家戦略特区」について、国会で論戦が交わされている。安倍政権が進める国家戦略特区とはどんなもので、野党は何を問題視しているのか。・・・ 野党が問題視するのは、獣医学部をつくる事業者に認定された学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の理事長が、安倍晋三首相の知人だったことだ。「特区で総理の長年の友人が利益を受けている」(社民党の福島瑞穂氏)といった指摘に対し、安倍首相らは一切の働きかけを否定している。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12854860.html

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(震災特需の深層)暴力団、名前隠し参入次々 労働者派遣から風俗まで(2017/03/23朝日新聞)
関東のある都市に昨年12月、労働者派遣や土木・建設を目的とする会社ができた。資本金500万円の株式会社だ。「私がつくった会社です」。西日本にある指定暴力団傘下の組長が、取材に答えた。「やくざの色は完全に消し去らなければならない」。登記簿の役員欄には組長本人やその親族、配下の組員の名はない。社長には暴力団とは無縁の男性を据えた。・・・ ある組長は「参入で出遅れるな、と上部組織から指示されている」と話す。1995年の阪神淡路大震災をきっかけに、傘下組織に「定期報告」が義務づけられた。各組織の縄張りにあるダンプや重機のレンタル業者の調査と報告だ。復興工事に欠かせないダンプや重機を、いち早く、数多く押さえるための備えという。「需要は膨大。こちらの言い値で貸し出せる」と元幹部は言った。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12854861.html

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「日本の科学研究、この10年で失速」 ネイチャーが特集(2017/03/23朝日新聞)
 日本の科学研究はこの10年で失速しており、科学界のエリートとしての座を追われかねない――。英科学誌「ネイチャー」が日本の科学研究の現状を憂慮する別刷り特集を、23日付で発行する。発表論文数などをもとに分析した。政府の研究開発への支出が2001年以降停滞しており、その結果、高水準の研究を生みだす能力に衰えが出ているなどと指摘している。・・・原因として、政府の研究開発支出が01年以降横ばいにあることに加え、予算の多くが一部のトップ大学に配分されていると指摘。国立大学が人件費に充てる運営費交付金は減らされ、若手研究者が任期なしの職を得る機会も少ないと分析した。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12854981.html

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「日本は参加を」被爆者ら訴え 核禁止条約交渉(2017/03/23朝日新聞)
「核兵器禁止条約」制定に向けた交渉が始まるのを前に、被爆者らが22日に東京都内で記者会見し、日本の交渉参加を訴えた。交渉会議には議長国コスタリカの招きで、被爆者を代表して日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の藤森俊希・事務局次長が講演する予定。日本被団協事務局次長の児玉三智子さん(79)は会見で「参加してどういう発言をするかが大事だ。核保有国の代弁はしてほしくない。唯一の戦争被爆国として世界の先頭に立ち、核廃絶を望むと発言してほしい」と訴えた。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12854937.html

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(社説)大学と軍事 若手にも考えてほしい(2017/03/23朝日新聞)
大学などの研究機関は軍事研究に携わるべきではないとする声明案を、日本学術会議の委員会がまとめた。あすの幹事会を経て4月の総会で採択される見通しで、その意義は大きい。文系、理系をあわせた科学者の代表機関である学術会議は、1950年と67年に「軍事目的の科学研究を行わない」との声明を出している。今回の声明案は、軍事研究が学問の自由や学術の健全な発展と緊張関係にあることを確認したうえで、過去の二つの声明を「継承する」としている。・・・だが、民生用に開発した技術が軍事転用されることと、最初から軍事目的で研究することとの間には大きな違いがある。軍事が科学技術の発展を加速させた歴史は長い。一方で、国家に動員された科学者が積極的に軍事研究に携わった結果、毒ガスや生物兵器、核兵器が開発され、おびただしい人の命を奪ったことを忘れてはならない。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12854818.html

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PKO日報 国民を欺く情報隠蔽(2017/03/23東京新聞)
 情報の保管を把握した後も、その事実を隠し、公表すらしようとしない。実力組織である防衛省・自衛隊にはびこる隠蔽(いんぺい)体質を改めなければ、先の戦争のように国民を再び不幸へと導きかねない。南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣されている陸上自衛隊部隊の日報をめぐり、「破棄した」として当初、不開示とされた電子データが、統合幕僚監部だけでなく、実際には陸自にも保管されていたことが分かった。しかも、過去の説明とつじつまを合わせるため、防衛省・自衛隊の幹部職員が陸自での保管の事実を隠すよう指示した。消去を命じた可能性も指摘される。事実なら組織的隠蔽との批判は免れまい。・・・PKO参加五原則に抵触し、派遣の正当性が崩れる「戦闘」を認めた日報は、日本の軍事的役割の拡大を目指す安倍内閣には「不都合な真実」だったのだろう。政権の意向を忖度(そんたく)せざるを得ない状況に防衛省・自衛隊を追い込んだとしたら、安倍晋三首相や稲田氏の責任は重大だ。特に、防衛省・自衛隊を掌握できず、結果的に国会の虚偽答弁を繰り返した稲田氏の資質は厳しく問われる。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017032302000147.html

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英テロで4人死亡、40人けが ロンドン警視庁「イスラム教に関連」(2017/03/23東京新聞)
【ロンドン=小嶋麻友美】英国会議事堂に近いロンドン中心部ウェストミンスター橋で二十二日午後二時四十分(日本時間同日午後十一時四十分)ごろ、議事堂方面に向かって走っていた乗用車が歩行者を次々とはね飛ばして三人が死亡し、約四十人が重軽傷を負った。さらに車から降りた犯人の男が警官一人をナイフで刺殺。ロンドン警視庁は「イスラム教に関連したテロ」として捜査している。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201703/CK2017032302000275.html

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「昭恵夫人と二人の席で寄付100万円」 森友問題で籠池氏証人喚問(2017/03/23東京新聞)
大阪府豊中市の国有地が小学校用地として格安で払い下げられた問題などを巡り、参院予算委員会は二十三日、大阪市の学校法人「森友学園」の理事長退任を表明している籠池泰典(かごいけやすのり)(本名・康博)氏の証人喚問を行った。籠池氏は、安倍晋三首相の妻昭恵氏から「首相から」として小学校建設の寄付金として現金百万円を受け取ったと明言し、首相側の説明と食い違った。国有地の取得での政治家の関与について「政治的関与は、あったのだろうと認識している」と述べた。昭恵氏への依頼や日本維新の会代表の松井一郎府知事への働きかけも証言した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201703/CK2017032302000277.html

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石原氏の言葉(2017/03/23京都新聞)
言葉は人となりを表すと、つくづく感じる。石原慎太郎・元東京都知事が都議会百条委員会での証人喚問の前、記者団に心境を問われ「天気晴朗なれども波高し」と、日露戦争の日本海海戦で打たれた電報の一節を持ち出した▼あきれたのは続く一言だ。「君ら教養ないから分からんだろ」。傲岸(ごうがん)不遜を装うのが持ち味かもしれないが、良識ある大人が使うべき言葉ではないだろう▼先日の記者会見の前は「果たし合いに出かける侍の心境」と語った。築地市場の豊洲移転に関する真相を語る場ではなく、自身の名誉を守るための「決闘場」という捉え方はいかにも石原氏らしい▼ただ、百条委での態度は武士らしい潔さには程遠かった。「移転は決まっていて逆らいようがなかった」「交渉は副知事に任せていた」「審議会の結論は受け入れざるをえない」…。言い訳の連続である▼肝心の瑕疵(かし)担保責任の留保については「記憶にない」とかわす。追及する議員の迫力不足も歯がゆく、経緯の解明どころか脱力感だけが残った▼石原氏は知事時代、改憲や徴兵制、尖閣諸島などに関する過激な発言でたびたび注目を集めたが、12年に及ぶ都政運営の実態は官僚丸投げだったようだ。今回の混乱は石原氏に一票を投じた都民への裏切りといえる。他山の石としたい。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/bongo/20170322_2.html

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仏大統領選、候補者がテレビ討論(2017/03/23京都新聞)
EU、移民巡り議論白熱
【パリ共同】4〜5月のフランス大統領選(2回投票制)に出馬する主要候補者5人が20日、テレビ討論会に出席し、反欧州連合(EU)や反移民を掲げる極右、国民戦線のルペン党首、超党派の市民運動を率いるマクロン前経済相、公務員削減を唱える中道・右派のフィヨン元首相らが白熱した議論を展開した。移民やイスラム教を巡ってルペン氏は「合法、非合法を問わず移民に反対。社会へのイスラム教の侵入を止めるための憲法改正が必要だ」などと主張し、世論調査で首位を争うマクロン氏は「社会を挑発し分断を深めるだけだ」と強く反発した。
http://www.kyoto-np.co.jp/international/article/20170321000036

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セサミストリートに自閉症4歳児(2017/03/22京都新聞)
新キャラクター、理解促進狙う
【ニューヨーク共同】米国の幼児向け教育番組「セサミストリート」を制作する非営利団体「セサミ・ワークショップ」は21日までに、4月の放送から新しいマペット(操り人形)のキャラクターとして、自閉症の少女「ジュリア」を登場させると発表した。自閉症への理解促進が狙い。自閉症児の家族から番組で扱ってほしいという要望が寄せられ、同ワークショップは5年以上かけて専門家の意見を聞くなど準備してきた。
http://www.kyoto-np.co.jp/international/article/20170322000009

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フクシマの正常化は幻想じゅん (2017年3月19日みどりの1kWh))
福島の原発事故から6年目の今年3月11日前後、ドイツのメディアは福島についてどう伝えただろうか。報道数が多かったのはテレビだが、東日本大震災6年目の被災地域の現状や津波で家や家族を失った人々の苦しみや悲しみを伝えるものが主だった。福島原発の事故については、発生当時の状況を時系列で検証したドキュメンタリー番組を再放送したものなどが目立った。・・・「福島の正常化は幻想」というタイトルのこのルポは、ドイツの公共国際放送、ドイチェ・ヴェレが3月11日に取り上げたものだ。フリッツ氏は、実際に福島の事故現場を訪れ、取材した様子を東京電力の幹部の言葉を交えながら、伝えている。・・・フリッツ氏が最後に紹介されたのは、氷の壁のコントロールセンターだった。原子炉周辺の土地を半径1.4キロにわたって深さ30メートルまで凍らせたため、それ以来原子炉の底に流れ込む地下水の量がかなり減ったという。流れ込んだ地下水が放射性濃度の高い原子炉内の水と混じると汚染水の量がふえて行く。その地下水が減ったのは朗報だが、しかし、これまでのところ、この氷の壁も完全には地下水の流入を防いでいないという。こうした事故現場を訪れ、作業がいかに困難かを知った訪問者は、原発事故現場の解体作業に関する楽観的な公式見解に疑問を持つだろう。フリッツ氏のルポは次のような言葉で終わっている。

現場での困難な状況にもかかわらず、日本政府と東京電力は今年の夏までに溶融した核燃料棒の取り出し方法を決める意向だという。福島原子力発電所の内田俊志所長は、その計画を疑問視していることを隠そうとはしなかった。「ロボットやカメラは確かに貴重な映像をもたらしました。しかし、事故を起こした原子炉内部で本当に何が起こっているか、今なお、はっきりわからないのです」と内田氏は語ったのだ。
http://midori1kwh.de/2017/03/19/8937

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「共謀罪」閣議決定 刑法の原則が覆る怖さ(2017/03/22東京新聞)
政府が閣議決定した組織犯罪処罰法改正案の本質は「共謀罪」だ。二百七十七もの罪を準備段階で処罰できる。刑事法の原則を覆す法案には反対する。盗みを働こうと企(たくら)む二人組がいたとしよう。だが、人間というのは犯罪を共謀したからといって、必ず実行に移すとは限らない。現場を下見に行ったとしても、良心が働いて「やっぱり悪いことだからやめよう」と断念する、そんなことはいくらでもある。共謀罪が恐ろしいのは、話し合い合意するだけで罰せられることだ。この二人組の場合は共謀し、下見をした段階で処罰される。そんな法案なのだ。何も盗んではいないのに…。・・・安倍晋三首相は国会答弁で「東京五輪のために必要な法案だ」という趣旨の発言をした。これは明らかな詭弁(きべん)というべきである。そもそも日本はテロに対して無防備ではない。テロ防止に関する十三もの国際条約を日本は締結している。ハイジャック防止条約、人質行為防止条約、爆弾テロ防止条約、テロ資金供与防止条約、核テロリズム防止条約…。同時に国内法も整備している。・・・危惧するのは、この法案の行く末である。犯罪組織の重大犯罪を取り締まるならともかく、政府は普通の市民団体でも性質を変えた場合には適用するとしている。米軍基地建設の反対運動、反原発運動、政府批判のデモなどが摘発対象にならないか懸念する。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017032202000141.html

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「共謀罪」法案  内心の自由危うくする(2017/03/22京都新聞)

 戦前のように、人が集まって話し合うだけで罰せられる社会につながりかねない。新たな「共謀罪」を柱にした組織犯罪処罰法改正案がきのう閣議決定された。戦後民主主義社会の基底にある内心の自由を危うくする恐れを拭いきれない。古来、アリの穴から堤も崩れるという。法案に反対である。安倍政権は今国会での法案成立をめざすが、さまざまな疑問に答えられるのか。国民は議論の行方を注視する必要がある。改正案は、「組織的犯罪集団」の2人以上のメンバーが重大な犯罪を計画し、少なくとも1人が資金の手配や下見など「準備行為」をしたとき、計画した全員が処罰される、としている。実行後の処罰を原則とする現行の刑法体系が、根底から変わることになる。日本弁護士連合会の指摘に危機感がにじむ。・・・日弁連は、新たな共謀罪なしでも、日本には条約締結できる法制度があると指摘する。組織犯罪集団による犯罪を未遂前に取り締まれる予備罪・共謀罪が計58あり、刑法の共謀規定も含め実際には広く共謀処罰が可能だという。なぜ、それ以上に新たな共謀罪が必要なのか。怖さを感じる。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/

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<社説>「共謀罪」国会提出 無用で害悪、即刻廃案に(2017/03/22琉球新報)

 無駄なことの例えに「屋上屋を重ねる」という言葉がある。政府が国会に提出した組織犯罪処罰法改正案、いわゆる「共謀罪」法案はまさにその典型だ。現在ある法に基づいて対応できるのに、なぜ無用の法を加える必要があるのか。捜査機関の恣意(しい)的な運用で市民監視社会に道を開きかねない悪法でもある。無駄どころか害悪でしかない。 法案の柱は犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の新設だ。現行刑法は犯罪の結果である「既遂」に対する処罰を原則としている。犯罪の前段階である「未遂」「予備」「陰謀」は、それぞれ殺人や内乱など引き起こされる結果の重大性によって厳密に適用される範囲が定められている。計画段階での処罰を可能にすることは「既遂」を原則とする刑法の体系をも根幹から揺るがす。・・・米軍基地周辺で行われる抗議活動が兵器や弾薬などの損壊行為に向けた下見と見なされ、「共謀罪」の適用対象になるという懸念は与野党にかかわらず存在する。


 安倍晋三首相は1月の国会答弁で、処罰対象は「そもそも犯罪を犯すことを目的とする集団」としていたが、2月には「そもそもの目的が正常でも、一変した段階で一般人であるわけがない」と説明を変えた。労働組合など正当な目的の団体であっても、捜査機関が「組織的犯罪集団」として認定すれば処罰対象にすると受け止められる。東村高江でのヘリパッド建設に対する抗議活動で本来なら立件すら疑わしい事案を公務執行妨害などとして起訴し、政権批判を封じるのが現政権の体質であり、司法も追認する。犯罪集団と認定される危険性は誰にでもあるが、現政権で歯止めはないに等しい。市民社会の自由が奪われる前に即刻廃案にすべきだ。
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-464905.html

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墜落でEU大統領の捜査要請 10年、ポーランド専用機(2017/03/22琉球新報)
 【ベルリン共同】ポーランド国防省は21日、2010年にレフ・カチンスキ大統領ら96人が死亡した政府専用機墜落の調査を妨害したとして、当時首相を務めていたトゥスク欧州連合(EU)大統領の捜査を検察当局に要請した。検察当局は30日以内に捜査するかどうかを決める。ポーランド通信などが報じた。

・・・
http://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-465007.html

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D・ロックフェラー氏死去 米銀行家(2017/03/21琉球新報)
デービッド・ロックフェラー氏(米富豪ロックフェラー家の銀行家)米メディアによると、20日、ニューヨーク郊外の自宅で心不全のため死去、101歳。石油王ジョン・ロックフェラーの孫として15年、ニューヨークで生まれる。36年ハーバード大卒。46年に銀行業に携わり、69年から81年まで米銀大手チェース・マンハッタン(現JPモルガン・チェース)の会長を務めた。
http://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-464371.html

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(地球24時)独立15年、進む民主化 東ティモール大統領選(2017/03/20朝日新聞)
 東ティモールで20日、大統領選(任期5年)が実施される。2002年に隣国インドネシアから独立して事実上4回目の同選挙には、男女8人が立候補。議会第2党である東ティモール独立革命戦線(フレティリン)のフランシスコ・グテレス党首(62)が優勢だ。大統領の権限は儀礼的だが、政治を担う首相選びの前提となる議会選(7月)の前哨戦としても注目される。同国は人口約120万人。英誌エコノミスト傘下の研究機関が選挙制度や市民の権利などの基準でまとめた「民主主義指数」で、昨年は東南アジアで最も高い順位に位置づけられるなど、独立後の民主化を着実に進めてきた。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12850405.html

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(声)ノーモア広島、ノーモア戦争(2017/03/20朝日新聞)無職 岡村まき子(北海道 67)

 1945年8月6日の午前8時10分。広島県呉市で学徒動員され、朝食後の休憩をとっていた亡父は、よく晴れた上空を米軍機が広島市の方向へ向かうのを見た。その5分後、突然すさまじい震動と轟音(ごうおん)に見舞われた。吹き飛ばされ、床にたたきつけられた。2時間後、非常召集された父たちは、すべてが焼き尽くされ、破壊し尽くされ、絶えず爆発音が響き、放射性物質が降り注ぐ広島市内にいた。ただ泣きながら、黒こげの遺体をトラックに載せる作業を続けた。父は晩年、酔うとよく、記憶を封じる厚いカーテンを開いて、原爆投下後の広島の惨状を私に話してくれた。72年後の今年3月。妹は庭で転んだ際に、脛骨(けいこつ)が折れた。医師は、けげんそうに言った。「このぐらいでは普通、骨は折れないんだけどなあ」なぜ妹は骨が弱いのか。父が被爆したことが原因ではないか。どうしたって、私はそう思ってしまう。戦争はそれを直接知らない子孫も苦しめる。第2次世界大戦は、私の家では終わっていない。妹は今日も「戦争は痛いよ」と病院で訴えている。ノーモア広島。ノーモア戦争。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12850333.html

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(社説)駅前活動判決 過剰規制省みる機会に(2017/03/20朝日新聞)

意見が割れるテーマを取りあげた催しや活動は公共の場から締め出し、発表の機会そのものを与えない。各地の自治体に広がるこのおかしな風潮に、歯止めがかかることを期待したい。神奈川県海老名市の駅の自由通路で「マネキンフラッシュモブ」と呼ばれる活動をしないよう命じた市長の命令を、横浜地裁がこのほど取り消した。・・・参加者が「アベ政治を許さない」「自由なうちに声を上げよう」と書いたプラカードを持っていたことから、市は「条例が禁じる集会・デモや承認のない広報活動にあたる」とし、今後こうした行為をしないよう命じた。その命令が違法とされた。もっともな判断である。判決は、集まったのは約10人で、1時間半ほどの活動中、他の通行人の妨げにならなかったと指摘し、市は条例の解釈適用を誤っていると述べた。

 直接の言及こそなかったが、民主社会を築くうえで欠かせない「表現の自由」を重視する立場にたって、結論を導きだしているのは明らかだ。・・・ネット時代を迎え、意見を表明する手段は質量とも大きく変化した。しかし、道路や公園・広場、公民館など大勢の人が行き交い集う場が、大切な役割を担うことに変わりはない。にもかかわらず、政治性があるなどの理由で、こうした公共空間を市民に利用させない行政の動きが近年目につく。対立や苦情に巻きこまれたくないという「事なかれ主義」に基づくものも多いようだが、過剰な規制は、結局は自分たちの足元を掘り崩し、社会を弱体化させる。この自覚を欠いた安易な制約が横行してはいないか。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12850329.html

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スコットランド、独立機運再燃  住民投票再実施要求へ(2017/03/20東京新聞)

【アバディーン(英北部)=小嶋麻友美】英国の欧州連合(EU)離脱交渉の開始を前に、北部スコットランドの独立機運が再燃している。スタージョン行政府首相は二十二日のスコットランド議会で承認を得て、住民投票の再実施を正式に英政府に求める予定。離脱交渉への影響を避けたいメイ首相は「今はその時ではない」と否定的で、英政府とスコットランド行政府は全面対決の様相だ。・・・一四年九月の住民投票は、55%対45%で独立を否決した。しかし昨年のEU離脱を巡る国民投票で、スコットランドは62%がEU残留を支持。EU単一市場から脱退する「強硬な離脱」を英政府が目指すことは、スコットランドの利益に反するというのがスタージョン氏の主張だ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201703/CK2017032002000125.html

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滋賀県知事が大飯原発視察 「再稼働容認できない」(2017/03/20東京新聞)

滋賀県の三日月大造知事は20日、関西電力大飯原発(福井県おおい町)を視察した。知事は「どのように対策を取っているかは分かった」としたが、「再稼働を容認できる環境にないことに変わりはない」と話した。大飯3、4号機は、原子力規制委員会が新規制基準を満たしているとする審査書案を了承し、関電が再稼働を目指している。滋賀県は高島市の一部が大飯原発の30キロ圏に含まれる。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017032001001443.html

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東京で「脱原発」全国集会 鎌田慧さんら訴え(2017/03/20東京新聞)

 脱原発を呼び掛ける「いのちを守れ!フクシマを忘れないさようなら原発全国集会」が20日、東京・代々木公園で開かれた。市民ら約1万1千人(主催者発表)が参加した。登壇した呼び掛け人の一人でルポライターの鎌田慧さんは、福島第1原発事故を巡り国と東京電力の賠償責任を初めて認めた17日の前橋地裁判決を挙げ「今後、この動きは全国に広がっていく。時代遅れな原発に私たちの運動で最後の一押しを」と訴えた。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017032001001476.html

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チャック・ベリーさん死去 米ロックの父、ジョニー・B・グッド(2017/03/20東京新聞)
一九二六年、ミズーリ州生まれ。五〇年代からR&Bを土台に乗りのいい音楽をつくり出し、ヒット曲「ロール・オーバー・ベートーベン」「ジョニー・B・グッド」などでロックンロールの名を世界に広めた。片足を上げて腰を落としアヒルのようにステージを移動する演奏スタイルは「ダックウオーク」と呼ばれ、生涯のトレードマークとなった。後に活躍したビートルズやビーチ・ボーイズなどに大きな影響を与え、八六年にはロックの殿堂入りを果たした。・・・ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ビーチ・ボーイズ…。十八日死去したチャック・ベリー氏は、ロック界の名だたる後進が教科書として仰ぎ見る存在として君臨してきた。九十歳にして新アルバムの発売も計画、時代を超えた「生きる伝説」だった。英国のリバプールを飛び出し、一九六〇年代初頭にドイツの港町ハンブルクで巡業したビートルズが「チャック・ベリーの曲を教科書のようにいつも演奏していた」と、ハンブルクのラジオ局関係者から聞いたことがある。・・・ 「ジョニー…」は「地球の音」としてレコードに収録され、宇宙探査機ボイジャーに載せられた。時空をも超えて「ロックの伝説曲」として輝きを放っている。 (共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201703/CK2017032002000119.html

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水中で毎時1.5シーベルト=1号機格納容器底1メートル−ロボット投入・福島原発(2017/03/19時事ドットコム)
東京電力は19日、福島第1原発で溶け落ちた核燃料(デブリ)がたまっているとみられる1号機格納容器底部の水中で、毎時1.5シーベルトの放射線量を測定したと発表した。水中で比較的高い線量が確認されたが、東電はデブリの有無について「今回のデータでは明らかになっていない」と説明している。・・・測定場所は格納容器底部から1メートルの高さの水中で、同じ線量を人間が浴び続ければ、5時間弱で死亡するほどの値だった。水は放射線を遮る性質があり、近くに高い線量を出す物が存在している可能性もあるが、原因は分かっていない。
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017031900414&g=soc

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老いる飼い主、老ペットの世話は… 犬猫みとるホーム(2017/03/19朝日新聞)
 高齢者が高齢のペットの面倒を見る「老老介護」、親の介護に加えてペットの介護もする「二重介護」……。ペットの長寿化が進む中、様々な事情でペットと一緒の生活が難しくなる飼い主たちがいる。そんな飼い主のニーズに応え、ペットをみとりまで世話し続ける施設が静岡県内にある。・・・木造2階建ての一軒家で広いベランダ付き。室内はエアコンが効き、クラシック音楽が流れる。アットホームな雰囲気で、いつでも犬の世話ができるよう所長の圓谷竜也さん(28)とスタッフ1人が住み込む。失禁する犬にはおむつをはかせ、寝たきりの犬には寝返りを打たせる。後脚が悪い犬には、胴部を持ち上げる介助機器を使って散歩させる。夜泣きや徘徊(はいかい)する犬にも対応する。1頭1頭に合った世話の仕方を考えて対応している。動物が好きでこの仕事に就いたという圓谷さん。飼い主側には犬との老老介護や二重介護などの問題が生じていたという。15年に大型犬を預けに来た県内の女性は、心臓と後脚が悪く、夜泣きする愛犬の世話をしながら両親の介護も抱えていた。
http://digital.asahi.com/articles/ASK3F6416K3FUTPB013.html?iref=comtop_8_01

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G20、「反保護主義」消える 温暖化対策も 声明、米に配慮(2017/03/19朝日新聞)
 ドイツ南西部バーデンバーデンで開かれていた主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は18日、共同声明を採択して閉幕した。最大の焦点だった貿易分野では、これまでの声明にあった「保護主義に対抗する」という文言は入らなかった。削除を求めていた米トランプ政権に押し切られた形で、G20の存在意義が問われそうだ。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12849156.html

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(憲法を考える)権力の暴走、止める主役は(2017/03/19朝日新聞)
・・・多くの場合、こうした行政権の拡大を司法も議会も追認してきた。比較憲法の専門家で、日本にも詳しいイエール大のブルース・アッカマン教授は「民主、共和両党が同じ道を歩み、結果、立憲主義によるチェックが困難になっている」と懸念を募らせてきたが、トランプ氏の登場によって違う段階に入ったと考える。「大統領は常識的な人間である」との前提が成り立たないからだ。「今回は裁判所が止めたが、今後はどうか。米国の統治システムが問われている」

 アッカマン氏は、大統領制よりも日本のような議院内閣制の方が、行政の暴走への歯止めがかかりやすいはずと指摘する。議会によるチェックも働きやすく、信頼を失った首相を辞めさせることもできるためだ。しかし、現在の日本については米国とは別の危機感を抱く。安倍政権が集団的自衛権の解釈を一方的に変更し、そのために司法的な役割を果たしてきた内閣法制局のトップも入れ替えたのは、「統治システムに対する挑戦だ」とみる。「トランプ氏は、自分が何をしているのか分かっていないとしか思えないが、安倍晋三首相は明らかに目的意識をもって政策を進めている。米国と比べ野党のまとまりもない」 ではどうすればブレーキをかけられるのか。「日本国民が、憲法は自分たちのものだと宣言できるかどうか。そこが問われている」・・・

国民が理性的にものを考え、反省的に思考する――。立憲主義の根本的な精神基盤だ。ところがトランプ氏をはじめとする近年の政治権力者は、人々に潜在する「本音」と直接つながって熱狂を誘い、その基盤を揺るがしていると、駒村氏はみる。ただし、そうした中でも司法のチェックが働いている米国。一方、日本の司法は、行政を追認し続けている。「日本の状況の方が深刻だ」・・・ 一橋大の阪口正二郎教授は、トランプ政権の暴走に、米国市民が「米国の伝統に反している」と抗議の声を上げていることに注目する。「移民を受け入れ、異なる意見を尊重する。これが米国の伝統で、憲法の理念だと、市民の間に根付いている」翻って日本はどうか。自民党の憲法改正草案にみられるように、「公の秩序」を強調し、個人を縛るような、立憲主義とは相いれない価値観を支持する人々もいると、阪口氏は指摘する。「日本国憲法がつくった戦後日本の伝統を定着させるか、それとも違う道を行くのか」。それは主権者国民の選択にかかっている。(ニューヨーク=中井大助、編集委員・豊秀一)
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12849063.html

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(日曜に想う)10年前、躓きは疑念から始まった 編集委員・曽我豪(2017/03/19朝日新聞)
支持率だけで政治の正しさは証明できない。ただ、世論調査は国民の信のありかを示す一個の指標ではある。政権や政党にとっては、己を見つめ直すことで転ばぬ先の杖にする糧にできるだろう。ちょうど10年前の冬から春にかけての1回目の安倍政権がそうだった。2006年9月の政権の船出は順風満帆に見えた。朝日新聞の世論調査で支持は63%、不支持は18%だった。暗転したのは3カ月後の12月、郵政民営化で造反した議員を自民党に復党させた一件からだった。小泉純一郎前政権が郵政解散で得た圧倒的多数の衆院議席を継いでおきながら、いかにも不明朗な形で処分を撤回したのである。改革姿勢は後退した、古い自民党が復活した。世論にそんな疑念が生じたのも無理はない。直後の調査で復党を「評価しない」は67%にのぼり、支持は50%を切って47%、不支持は32%に膨らんだ。いやまだ47%あると言えたか。首相は半年後、翌07年7月の参院選で惨敗し退陣へと追い込まれてゆく。その道行きを振り返れば、47%の数字は明らかに最初の躓(つまず)きの石を意味していた。

10年後のこの3月、安倍内閣の支持は49%、不支持は28%である。前月に比べそれぞれ3%の微減と微増だから、学校法人「森友学園」の国有地売却問題はさほど政権を直撃していないかに見える。本当にそうだろうか。売却が適正に処理されたとする内閣の説明に「納得できない」は71%ある。土地売却の不可解な減額の経緯や補助金の不正な取得の疑惑について、籠池(かごいけ)泰典氏や財務省当局から納得のゆく説明はまだない。至極真っ当な世論の反応である。少なくともこのままでは許認可行政に対する信頼は保てない。メディアもまた、その線までは共通の論陣を張ってきた。籠池氏が首相からの100万円の寄付を証言するに至り、与党は理事長の証人喚問を決めた。だがこれで幕引きだなどとたかをくくれば、世論から納得でなく不信のしっぺ返しを受けるだろう。・・・

10年前の顛末(てんまつ)を書いておく。

 春からの通常国会終盤で、安倍政権を追い詰めたのは「消えた年金」問題だった。長妻昭衆院議員ら当時の民主党が社会保険庁の杜撰(ずさん)な行政の実態を次々と暴いた。前後して事務所費問題や失言などで閣僚の辞任も相次いだ。国会閉会直後の調査で、安倍内閣は支持28%、不支持48%に落ち込んだ。ただ思い出すべきは、間近に迫った参院選の比例区投票先の回答だ。すでに民主は25%で、19%の自民を引き離していた。世論は冷静な現実主義者である。ひとつの政権を見限るのは、次の政権への期待があってこそのことなのだろう。・・・だがそれであればなおさら、民進党は低迷する支持率を糧にしなければなるまい。疑惑の追及力はもちろん、政権を担うに足る組織力を示す必要がある。その2点で、民進党にも国民に対する政治的な挙証責任があると思う。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12849084.html

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週のはじめに考える 辺野古に代わる選択肢(2017/03/19東京新聞)
 政府は沖縄県名護市辺野古への新基地建設を再開しました。政府と沖縄が鋭く対立する新基地問題をめぐり、民間から新たな選択肢が提唱されています。日本のシンクタンク「新外交イニシアティブ(ND)」が先月、那覇市で開いたシンポジウム「今こそ辺野古に代わる選択を」は満員の盛況ぶり。三年間の検討を経て安全保障の専門家らがまとめた辺野古新基地の代替案が発表されました。・・・シンポジウムで元沖縄タイムス論説委員の屋良朝博氏は「基地問題は施設を中心に考えてきた。視点を変えて海兵隊の運用に目を向けることで解決できるのではないか」と解説しました。要約すると、米軍再編の終了後、残る実戦部隊は第31海兵遠征隊(31MEU)の二千人のみ。彼らは長崎県配備の揚陸艦に乗ってアジア太平洋を巡回していて沖縄には半年程度しかいない。揚陸艦に乗り込むのはハワイでもオーストラリアでもよいので、31MEUの拠点を沖縄以外に移転する。・・・ 「海兵隊撤退は中国に誤ったメッセージを与える」との説があります。とはいえ、大半の実戦部隊を撤退させる案は米政府が提案し、日本政府が同意しました。日米が中国を意識しないはずがありません。抑止力は低下しないと判断したか、日本政府が繰り返す抑止力という言葉は当初、実戦部隊を残そうとした米政府に合わせただけの理屈なのかもしれません。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017031902000143.html

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米中「北は政策転換を」 外相会談で一致王氏、対話も要請(2017/03/19東京新聞)
 【北京=秦淳哉】ティラーソン米国務長官は十八日、就任後初めて中国を訪問し、王毅外相と北京で会談。共同記者会見で、核開発や弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に「政策転換」を迫るために協力していくことで一致した、と明らかにした。共同会見で王氏は「北朝鮮の問題を平和的に解決するには外交的手段を使う必要がある」と主張。中国は国連決議に基づいて二月中旬に北朝鮮からの石炭輸入を停止したが、制裁と同時に関係国に対話のテーブルに着くよう求め、軍事力行使を排除しないとするトランプ政権にくぎを刺した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201703/CK2017031902000118.html

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PKO陸自隊員一時拘束 南スーダン 政府軍に5人(2017/03/19東京新聞)
防衛省は十八日、南スーダン国連平和維持活動(PKO)に参加している陸上自衛隊部隊の隊員五人が十八日午前十時(日本時間同日午後四時)ごろ、首都ジュバで調達業務中、南スーダン政府軍に一時拘束されたと発表した。約一時間後に解放されて宿営地に戻り、けがはなかった。隊員は銃を携行しており、武器取り締まりをしていた兵士が、国連要員が対象外と知らず拘束した。南スーダン政府は日本側に「誤解があった」と謝罪した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201703/CK2017031902000105.html

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政府の「治安対策戦略」 テロ対策計画 「共謀罪」触れず(2017/03/19東京新聞)
政府はテロ対策として「共謀罪」法案が不可欠とするが、これまで策定してきた治安対策に関する行動計画では、テロ対策として「共謀罪」創設が必要との記述がないことが分かった。「共謀罪」はテロ対策とは別の組織犯罪対策でしか触れられていない。政府の行動計画を詳細にチェックすると、「共謀罪」法案がテロ対策とする政府の説明は根拠が弱いことが分かる。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017031990065909.html

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原燃再処理工場 排気ダクトに穴 腐食を放置か(2017/03/19東京新聞)
 日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の排気ダクトに腐食でできた穴が見つかったことが分かった。二〇一四年五月には近くの別の箇所で腐食が見つかったが、ダクト交換など根本的な対策を実施していなかった。原子力規制委員会事務局は「放置していた疑いがある」と批判、原燃に原因究明と再発防止策の報告を求めた。原燃によると、ダクトは亜鉛でメッキされた鋼板で、放射性物質を含む溶液の成分などを分析する建屋内にある。このダクトには放射性物質を含む空気は通っておらず、外部への影響はないとしている。二月十九日の点検で穴を確認し、三月三日に規制委事務局へ報告した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201703/CK2017031802000147.html

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社説[山城議長保釈]抵抗の根の深さ示した(2017/03/19沖縄タイムス)
山城議長は昨年10月17日に逮捕されて以来、約5カ月にわたって、家族との面会も禁じられ、勾留されていた。山城議長が門の前に姿を現すと、支援者から一斉に歓声が上がった。「お帰り」「待ってたよー」。山城議長は「皆さんと再会できてこんなうれしいことはありません」「感無量でいっぱいです」と何度も感謝の言葉を口にし、目に涙を浮かべながら家族や支援者と抱き合った。この歓喜この一体感は普段、よそでは見られない性質のものだ。大衆運動のリーダーに対する信頼を感じさせるものではあるが、それだけではない。現地で抗議行動を続ける住民だけでなく、新基地建設に反対する県民が依然として幅広く存在すること。政府の基地政策の理不尽さと反対行動の正当性が多くの県民に共有されていること−それが、あの歓喜あの一体感を生んでいると見るべきだろう。・・・長期勾留問題を考える場合、新基地建設やヘリパッド建設がなぜここまでこじれてしまったのか、原点に立ち返って考える必要がある。最後まで話し合いによる解決を求めたのは県である。政府は県民が納得できるような負担軽減ではなく、あくまでも新基地建設に固執する。最高裁判決を後ろ盾に、しゃにむに基地建設を進める政府に対し、現場では、選挙で示された民意を背景に今も連日、抗議行動が展開されている。本来、裁かれるべきは政府の基地政策である。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/89224

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(社説)籠池氏喚問へ 真相究明への一歩に(2017/03/18朝日新聞)
学校法人「森友学園」の理事長退任を表明した籠池(かごいけ)泰典氏の証人喚問が、23日に衆参両院の予算委員会で開かれる。国有地売却問題が発覚して1カ月余。この間、事実解明が進むどころか、疑惑は拡大の一途をたどってきた。国会は証人喚問を、真相究明への一歩にしなければならない。自公両党は国民の声に背を向け、籠池氏や財務省幹部らの参考人招致を拒み続けてきた。だが、籠池氏が「安倍首相から、昭恵夫人を通じて100万円の寄付を受けた」と、16日に参院予算委員会のメンバーに語ったことで、対応せざるをえなくなったのだろう。事実なら、籠池氏との個人的な関係を否定してきた首相の答弁の信用性も根本から問われよう。・・・ 最大の焦点は、政治家の関与はあったのかということだ。問題となった国有地は、鑑定価格より約8億円安く売却された。不自然な取引の背景に口利きなどはなかったのか。学園が4月開校をめざしていた小学校の名誉校長就任を昭恵氏が引き受けた経緯や、「顧問弁護士だった」と籠池氏がいう稲田防衛相夫妻との関係も十分解明されたとはいえない。さらに小学校建築費を巡り、補助金を不正受給していたのではないかと疑われてもいる。傘下の幼稚園での教育勅語の暗唱や、虐待の指摘などについても、問われねばならない。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12847218.html

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(声)特別防衛監察で解明できるのか(2017/03/18朝日新聞)無職 森隆政(栃木県 65)

 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)で、陸上自衛隊部隊の日報が陸自内でも保存されていたことが明らかになった。陸自が「廃棄した」とした日報が、防衛省の統合幕僚監部にデータとして保存されていたと公表されたのは2月。その際も陸自では廃棄と説明し続けていたのにだ。昨年12月、「廃棄した」として日報の不開示を決定したため、「今更出せない」と組織ぐるみで隠蔽(いんぺい)工作を図ったのではないか。国会で追及を受けた稲田朋美防衛相は、直轄の防衛監察本部に特別防衛監察の実施を指示したと答弁した。だが、大臣直轄とはいえ、防衛監察本部はあくまでも防衛省内部の組織。身内意識を排し、公正で客観的な監察ができるのか甚だ疑問だ。国民の納得を得るには、弁護士や各界の識者らで第三者委員会を作り、厳格な監察をすることが不可欠ではないのか。稲田氏は、特別防衛監察を実施することで追及を逃れようとしている。だが、「隠蔽工作」が事実で、それを知らなかったとすれば、内部を掌握できていない証左だ。文民統制という観点からも、大臣の責任は免れない。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12847213.html

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「政治へのささいな疑問、語れる場に」 SEALDs元メンバーら新団体、初集会(2017/03/18朝日新聞)
 政治への不満や、社会でおかしいと思うことを伝えていこうと、新しい市民団体「未来のための公共」が17日発足し、同日夜に東京・永田町の国会議事堂前で初の集会を開いた。安全保障関連法への抗議活動をした学生団体「SEALDs(シールズ)」の元メンバーらも設立に関わったが、テーマは限定せず、より幅広い活動をめざすという。・・・ 「未来のための公共」は、安倍政権をめぐる問題が次々に注目される一方、市民運動が盛り上がっていないとの問題意識を持ったシールズの元メンバーらが集まり、発足準備を進めた。めざすのは「参加しやすい集会」。政治問題などに抗議する従来の集会では、皆で「反対」を叫んだり、強い口調で批判を繰り返したりする場面も多かったが、より多くの人が参加しやすいように、そうした活動は少なくする方針だ。参加者のささいな疑問も語れる場にするという。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12847334.html

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カイロで古代ファラオの巨像発見 エジプト、頭部と胸部(2017/03/18東京新聞)
【カイロ共同】エジプトとドイツの考古学チームが18日までにエジプトの首都カイロで、古代ファラオ(王)の巨像の頭部と胸部を発見した。珪岩製で、全体像は推定約9メートル。考古省は第3中間期のプサメティコス1世(紀元前664〜同610年)の可能性が高いとしている。見つかったのは労働者が多く暮らす住宅街マタリーヤ地区で、古代の太陽神信仰の中心地、ヘリオポリスの一部。新王国時代の紀元前13世紀に在位したラムセス2世の神殿跡が確認されている場所でもあり、巨像は当初ラムセス2世のものと考えられたが、胸部にプサメティコス1世の名前を示す象形文字があった。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017031801001421.html

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原発避難者訴訟 国・東電の責任は当然だ(2017/03/18東京新聞)
 原発事故によって平穏に生きる権利を侵された。そう避難者が慰謝料を求めた裁判で前橋地裁判決は国と東京電力の過失を明白に認めた。生活は戻らない。原発の再稼働を急がず立ち止まるべきだ。どこに住むのか、どんな仕事を選ぶのか、人には自分の人生を決める権利がある。しかし原発事故でもたらされた放射能の恐怖や不安がそれをかなわなくする。「原発事故のために穏やかに生きることができなくなった」と国と東電の責任を正面から問うた裁判だった。・・・原発事故がもたらした放射能汚染は甚大で、国が線引きした避難区域の内と外でその被害は本質的に違いはない。にもかかわらず、区域外の被害者にまともな賠償が行われないのは差別である。指針は是正されるべきである。原発事故は国策が招いた人災である。政府は原発回帰を強め各地で再稼働を進めているが、事故がひとたび起きればその被害は償い切れない。この判決を重く受けとめ、一刻も早い被害の回復にこそ努めるべきだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017031802000175.html

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オランダ下院選 社会の分断はさせまい(2017/03/18東京新聞)
オランダ下院選は与党が第一党の座を守り、欧州連合(EU)との協調路線は維持されることになった。しかし、反EU・反移民を掲げる極右、自由党も議席を伸ばした事実は軽視できない。自由党は定数一五〇のうち二十議席を獲得。当初予想された倍増までにはならなかったが、現有より八議席増え、第二党になった。ウィルダース党首は「われわれも勝者」と強調した。・・・ 自由党は、反ユダヤ主義や復古主義などのネオナチ的主張ではなく、もっぱらイスラムや移民を標的にする。「自由を抑圧するイスラム的価値観とは相いれない」と訴え、年金受給年齢が引き上げられる中、「移民が福祉を食い物にしている」などとあおる。高福祉の国ならではの存在だ。・・・四〜五月に大統領選があるフランスでは極右の国民戦線、九月に連邦議会(下院)選があるドイツでは、右派「ドイツのための選択肢」が反EUや移民・難民受け入れ反対を訴え、勢いを増す。欧州のポピュリズム(大衆迎合主義)政党は、イスラム圏からの入国禁止政策に固執するトランプ米大統領とも共鳴し合っている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017031802000174.html

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初の米独首脳会談 貿易政策でも違い(2017/03/18東京新聞)
 【ワシントン=後藤孝好】トランプ米大統領は十七日、ホワイトハウスでドイツのメルケル首相と初めて会談した。会談後の共同記者会見では、テロ対策として移民の入国規制を正当化するトランプ氏に対し、メルケル氏は移民・難民支援の重要性を訴えるなど、立場の違いが浮き彫りとなった。トランプ氏は会見で「移民は特別な待遇であり、権利ではない。米国民の安全が常に最優先されなければならない」と、イスラム諸国からの入国を禁止する大統領令の必要性を指摘。メルケル氏は「欧州連合(EU)の移動の自由は経済成長の重要な要素だ。難民には生活再建の機会を与えるべきだ」と異論を唱えた。・・・ 貿易政策では、トランプ氏が「孤立主義者ではないが、公平でなければならない」とドイツとの貿易赤字を問題視して協議する意向を強調。メルケル氏は「米国と交渉するのはドイツではなく、EUだ」と述べ、米独二国間の貿易交渉に否定的な考えを示した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201703/CK2017031802000242.html

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原発避難者訴訟  事故の本質突いた判決(2017/03/18京都新聞)
東京電力福島第1原発事故は人災、との判断を司法が初めて示した。福島県から群馬県に避難した人たちが起こした損害賠償請求訴訟で、前橋地裁がきのう、国と東電の過失を認める画期的な判決を出した。未曽有の原子力災害から6年、その法的責任は曖昧にされてきた。原告住民の訴えの核心は、国と東電の責任をはっきりさせ、現実を直視させて二度と事故を起こさせないことにほかなるまい。暮らしと故郷を奪われ、今も約8万人が県内外で避難生活を送っている。福島では、避難の長期化などが原因で亡くなる「震災関連死」が地震と津波で亡くなった人を上回っており、被害は現在進行形だ。・・・帰りたくても帰れない、というのが多くの避難者たちの思いだ。取り返しのつかない被害をもたらした事故の原因も責任も曖昧な中で、人々が帰還に踏み出せないのは当然だ。政府の強調する「復興の加速」が、避難者を置き去りにし、被害の実相を風化させるものであってはならない。今回と同様の集団訴訟は京都地裁を含めて約30件あり、原告は1万2千人に上る。事故を繰り返さないために、原発の安全性や、再稼働を進める政府の姿勢を厳しく問い続ける必要がある。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/

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先住民族指導者「露は占領反対者抑圧」(2017/03/18琉球新報)
【キエフで真野森作】2014年3月にロシアのプーチン政権がウクライナ南部クリミア半島の編入を強行してから18日で3年。当初から編入反対を訴えてきた先住民族クリミア・タタール人の指導者リファト・チュバロフ氏(59)が拠点とするキエフで取材に応じ、「主要各国の政治家は自国民を守りたいのであれば、クリミアやウクライナをロシアから守ることから始めるべきだ。妥協は更なる侵略を導く」と訴えた。「クリミアではロシアの占領に反対する人々に対する抑圧が続いている。これまでに5万人近くが半島の外へ逃れた。ロシアの兵役を拒んで脱出した若者も多い」。タタールの民族組織「メジュリス」議長でウクライナ国会議員も務めるチュバロフ氏は指摘する。自身は14年夏以降、ロシアによって帰郷を阻まれている。
http://ryukyushimpo.jp/mainichi/entry-463157.html

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