(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう) |
(時時刻刻)脱レジ袋、遅まき感 環境相「有料法制化」、G20意識(2019/06/06朝日新聞) UNEPの昨年の別の報告書によると、無料配布の禁止では、たとえばアイルランドはレジ袋を受け取る消費者に1枚ごとに直接課税している。さらに、一定の条件がある国を含め、40カ国超がレジ袋の配布自体を禁じている。ケニアはレジ袋を禁止、フランスは生分解性ではないプラ製レジ袋を禁止している。・・・生物素材由来は理論上、地球上の二酸化炭素の増減には影響を与えないが、分解しないものは従来のプラ同様に環境中に残る性質があるという。一方、生分解性プラは最終的に分解されるが、「海に流さない方がいいので回収処理は欠かせない。従来のプラとの分別の仕組みも必要」と語る。コストや供給量についても見通せない部分があるという。 日本のメディア、「独立性に懸念」 国連の特別報告者(2019/06/06朝日新聞) ケイ氏は2016年に日本を訪問し、翌年に報告書をまとめて勧告を行った。今回は続報として勧告の履行状況などを報告。政府に対する勧告11項目のうち、放送番組の「政治的公平」などを定めた放送法4条の撤廃、平和的な集会や抗議活動の保護など9項目が履行されていないとした。 (インタビュー)低成長時代を生きる 経済学者、ロバート・ゴードンさん(2019/06/06朝日新聞) 「私は1870年からの100年間を、『特別な世紀』と呼んでいます。電気やエンジンといった偉大な発明のおかげで、生活水準と生産性が劇的に上がりました。かつて大半の人々は農村に住み、男性は死ぬまで過酷な労働に耐え、女性は朝から晩まで家事に縛られていました。それが第2次産業革命の数十年で、都市での快適な暮らしへと移ったのです。これは人類史において一度限りの出来事で、匹敵する変化を再現することはもうできません」 ・・・ ――その後も「第3次産業革命」が起きたはずです。 「デジタル革命ですね。メインフレームと呼ばれる大型コンピューターに始まり、80年代にパソコンが台頭。タイプライターも書類棚も不要になりました。みんながインターネットにつながる時代を90年代に迎え、ここで少し生産性が持ち直しました。しかし、その効果も2005年までにはピークを過ぎました。『特別な世紀』が70年代で終わったように」 ・・・――マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏は「新たなイノベーションの可能性を過小評価している」とあなたに反論しています。 「彼とは直接話しましたが、私の答えはこうです。ビル・ゲイツが生み出したものは偉大だが、電気には及ばない。どの発明も一度限りですが、重要度には大きな差があります。屋内トイレや空調のない世界か、スマホのない世界か選べと迫られれば、みんなスマホを諦めるのではないですか」 ・・・――各国で膨らむポピュリズムの背景に低成長があります。 「労組に守られた好条件の仕事が減ったせいで、移民を敵視する感情が芽生えやすくなっています。英国民がEU(欧州連合)離脱を選んだのも、トランプ大統領が移民を犯罪者扱いするのも、そのためです。ただトランプ氏の反移民政策は、成長の可能性を自らつぶしています。『特別な世紀』を生んだ発明の多くは、毎年人口の1%以上の数の移民が押し寄せた結果なのですから」 極寒の冥王星に海、鍵はメタンハイドレート 凍結防ぐ断熱材?北大など模擬実験(2019/06/06朝日新聞) (松本佐保の地球儀思考)排他的な宗教という矛盾(2019/06/06朝日新聞) ただ、国別ではイタリアの右派「同盟」が伸び、連立相手の「五つ星運動」の支持が減った。「同盟」は、イスラム教徒の移民・難民に反発し、キリスト教文明を守るとして、宗教について排他的な態度である。 インドでもつい最近選挙があり、与党のインド人民党が勝利し、モディ首相が再選された。この党はヒンドゥー・ナショナリストの党であり、支持者には少数派のイスラム教徒やキリスト教徒に厳しい態度を取る者もいる。・・・グローバル化が進展すると、人々はかえって宗教にアイデンティティーのよりどころを希求するのだろうか。宗教は本来排他的なものではなく、隣人を包摂する包括的なもののはずである。(国際政治史研究者) ココイチ創業者、20億円申告誤り バイオリン名器「ストラディバリウス」を減価償却(2019/06/06朝日新聞) ユーモアと罵倒とイギリスらしさと ロンドンの反トランプ氏デモ(2019/06/05BBCニュース) |
再処理資金1・6兆円不足(2019/06/05京都新聞) 沖縄抗議活動への過度な規制批判(2019/06/05京都新聞) 特に抗議活動に絡み威力業務妨害などの罪に問われた沖縄平和運動センターの山城博治議長に対し懲役2年、執行猶予3年の刑が確定したことについて、表現の自由の権利行使を萎縮させる恐れがあるとした。 https://www.kyoto-np.co.jp/international/article/20190605000029 一夜明け…普段通りに生徒登校 学校上空では米軍機らしき機体が旋回(2019/06/05琉球新報) 米の臨界前核実験に抗議 日本ペンクラブが声明(2019/06/05琉球新報) 声明は、実験を「核兵器の威力を技術的に管理し、『使える兵器』にしようという動き」だと批判した。米国の国立研究機関の発表によると、実験は2月13日、米西部ネバダ州の地下施設で行われた。 日本メディアの独立懸念 国連報告者「政府は勧告未履行」(2019/06/05東京新聞)
トランプ政権、サウジに原発協力 記者殺害後、核拡散懸念も(2019/06/05東京新聞) 羽生九段最多勝 不屈の心で築いた記録(2019/06/05東京新聞) |
辺野古埋め立て、加速へ 新護岸から土砂陸揚げ 10日にも(2019/06/05朝日新聞) 政府は陸揚げ場所を増やすことで埋め立て工事の加速化を図る。防衛省幹部は「移設工事を完遂するという政府の意思を示すためだ」と話す。県によると、政府が埋め立てを申請した際には、護岸を桟橋として使う予定はないとしていた。県はK9も目的外使用だと行政指導しているが、「聞く耳を持たない」(県幹部)という。 トランプ氏、招かれざる客? 国賓なのに… ロンドンで抗議デモ(2019/06/05朝日新聞) ・・・トランプ氏は5月25〜28日に国賓として日本を訪問し、外国の首脳として初めて新しい天皇と会見した。訪日時に大規模な反対の動きがなかったのに比べ、日本と同じく同盟関係にある英国の反応は正反対だ。 デンマーク、左派が右傾化 きょう総選挙、移民規制訴え支持拡大(2019/06/05朝日新聞) みんなが働いて高福祉社会を支える意識が強い半面、移民は異なる宗教や習慣を持ち込み、就業率が低いなどとして、「高福祉を食い物にしている」といった不満も広がってきた。00年代から中道右派政権に閣外協力する国民党の発言力が強まるにつれ、政策は過激化している。政府は昨年、非欧米諸国からの移民やその子孫の割合など一定の基準に該当する人口1千人以上の地区を、かつてナチス・ドイツが強制隔離したユダヤ人居住区を指す「ゲットー」と名付けてリスト化。30年までにゼロにする目標を立てた。その地区の子どもが1歳になったら、キリスト教文化や民主主義などの価値観を学ぶため保育園に通うことを義務づける法律も成立させた。 コペンハーゲンの大学生エイエット・アルタミミさん(21)はイスラム教徒で「ゲットー」の出身。「多様な移民やイスラム教徒をひとくくりにし、政治家が強烈な表現で規制することには嫌気がさす」と話す。(コペンハーゲン=下司佳代子) https://digital.asahi.com/articles/DA3S14043543.html (声)被爆の実相知らせぬ首相の接待(2019/06/05朝日新聞) 令和元年5月26日は、私の人生で記憶すべき日となった。長崎に行って国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館を訪問して、長崎原爆の被爆者である父母と兄姉たち7人の遺影や氏名を登録したのだ。爆心地から500メートルの竹の久保の鉄道官舎や救護先で亡くなった小さな兄姉たちは写真もなく、父から聞いた被爆状況を書類に書いた。 ちょうどその日、来日中のトランプ米大統領に安倍晋三首相が手厚い接待をしていた。ゴルフや大相撲は必要かもしれないが、被爆国としての意見をしっかりと言ってほしいものだと思った。直前に明らかになった米の未臨界核実験への抗議もしない。大統領には広島、長崎を訪問して被爆の実相を知って頂く絶好の機会だったのではないか。高額兵器の爆買いをはじめ今回の首相の対応は追従のように思えてならない。 日本政府は核兵器禁止条約に賛同していない。一昨年、長崎の原爆の日、首相は被爆者から「あなたはどこの国の総理ですか」と言われた。その言葉に共感するのは私だけではないだろう。首相の言動を、戦争や原爆で亡くなった人たちが見ている。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S14043482.html (終わりと始まり)新元号を考える 令和、ひざまずく先は 池澤夏樹(2019/06/05朝日新聞)
・・・明治・大正・昭和・平成、どれも字面いっぱいの四角い字が縦に並んで安定感があった。今回は「令」がなで肩で菱(ひし)形で、「和」の上に乗せた時に頼りない。菅さんが掲げた紙はお習字だから「和」を小さめにしてバランスを取っていたけれど、活字ではそういう配慮はできない。見るたびに落ち着かない。歴代の元号を見てもこんな形の字はないのだ。 読みのこと。 原典を日本文学に仰いで『万葉集』から取ったというのが面目とされるが、それならば「令」は呉音で「りょう」と読めばよかった。呉音は漢音よりも早く日本に入ったのでそれだけ古雅に響く。いずれにしても東亜漢字文化圏の外には出られないのだが。 意味のこと。 いくら令嬢や令夫人などを用例に出しても、この文字の第一義は「部下に対して命じる」である。成り立ちは「神官が礼帽を目深に被(かぶ)り、跪(ひざまず)いて神意を聴く形」だという。上意下達であり、法令の「令」なのだ。今回、呼ばれた有識者の面々に学者はいても詩人たちは一人もいなかった。 詩人は言葉の実地の専門家、こういう場面でこそ意見を問うべき相手である。コピーライターや書家もまた同じ。 具体的に名を挙げれば、石川九楊、糸井重里、岡野弘彦、高橋睦郎、谷川俊太郎、長谷川櫂、馬場あき子。こういう人たちが参画すべきだったが彼らに声は掛からなかった。理由は明らかで、本気の議論になっては勧進元である首相官邸が困るからだ。つまりは下賜する側、恩着せがましく渡す側の事情である。政治経済の先行きが暗ければ、あとはお祭りしかない。改元とか、アメリカ大統領おもてなしとか、先々はオリンピック・パラリンピックとか、新札デザインの先行発表とか。 |
8050問題 中高年ひきこもり 親高齢化で孤立(2019/06/04東京新聞) オプジーボ、結核の副作用 厚労省が注意喚起指示(2019/06/04琉球新報) そっと渡された1000円…高齢夫婦にお礼したい 支援学校生徒、電車賃不足助けられ(2019/06/04琉球新報) |
(見つける)あふれる懐かしさ、人情と味 アーケード街を訪ねる ジョイフル三の輪 東京都荒川区(2019/06/03朝日新聞) 店をのぞいて驚くのはその安さ。青果店ではホウレンソウが1把15株ほどで86円、大きなニンジンが3本108円なり。野菜を求める客はひっきりなしだ。・・・大正時代からにぎわっていた街並みにアーケードが付き、ジョイフル三の輪と名付けられたのは1978(昭和53)年。ピーク時には165の店舗があったが、今は100を割っているという。周りを囲むようにいくつもできた大型店の影響や後継者不足が大きな理由だが、活気を取り戻そうと、若手店主らが中心になって策を探っている。 (時時刻刻)天安門30年、様変わり 「問題起こした先生だ」、学生沈黙(2019/06/04朝日新聞) 同大学では3月、天安門事件関係者の名誉回復を求めたり、習近平(シーチンピン)指導部による憲法改正を批判したりした法学院の許章潤教授(56)が停職処分を受けた。許氏の主張は決して過激とはいえないものだったが、許氏を取り巻く学内の空気はよそよそしい。 「外交の安倍」目立つ変節 専門家「足元を見られた」(2019/06/04朝日新聞) 3万年前のライオン、氷漬けで発見 シベリアの永久凍土(2019/06/04朝日新聞) バスケ、富樫選手が年俸1億円超 男子、日本出身初(2019/06/04朝日新聞) 天安門事件から4日で30年 惨劇の証言「根絶やし」に(2019/06/04東京新聞) <社説>基地汚染の調査要請 地位協定改定が不可欠だ(2019/06/04琉球新報) 小学校にジェット機が墜落…18人が死亡した事故を忘れないで 紙芝居で宮森小事故を伝える(2019/06/04琉球新報) スーダン軍、デモ強制排除 13人死亡、民主化要求(2019/06/04琉球新報) |
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。 |