雷雨の中で抗議続く 辺野古の米軍キャンプシュワブ・ゲート前(2019/06/03琉球新報) <社説>プラスチックごみ 排出削減の取り組み急げ(2019/06/03琉球新報) スイス・ジュネーブで5月上旬、有害な廃棄物の国際的な移動を規制するバーゼル条約の締約国会議があり、汚れたプラごみを輸出入の規制対象に加える条約改正案が採択された。プラごみによる海洋汚染に歯止めをかけることが目的だ。国際的な法規制は初めてであり、意義深い。・・・日本は、国民1人当たりのプラごみ排出量が米に次いで世界第2位でもある。条約改正の提案国として今後は対策推進に責任を負わなければならない。 無条件会談「厚かましい」 北朝鮮、安倍氏方針に反発(2019/06/03琉球新報) 「なぜ事件を防げなかったか考えて」被害女性の友人も抗議集会に参加 遺族のサポートに協力を(2019/06/03琉球新報) 日米地位協定 不平等を放置するな(2019/06/03東京新聞) 翻って日本の立場は正反対だ。外務省はホームページの解説で、外国軍の活動について「一般に…派遣国と受け入れ国の間で個別の取り決めがない限り、受け入れ国の法令は適用されない」と言い切る。根拠として以前は「一般国際法上」と説明していたが、具体的な「国際法」を示せず削除した。・・・ドイツ、イタリアは、日本と同じ敗戦国ながら、米軍機事故への世論の反発を背に改定を実現した。日本政府も、国際常識から乖離(かいり)した不平等協定を締結から五十九年も放置していいはずがない。 (文化の扉)不条理劇というリアル 謎めいた世界、時代を映し出す鏡(2019/06/03朝日新聞) 歯舞の海へ、一斉出漁(2019/06/03朝日新聞) 漁は、好漁場の貝殻島が第2次世界大戦後に旧ソ連に実効支配されたため相次いだ漁民の拿捕(だほ)事件を受け、63年にソ連側に採取料を払って操業する民間協定を結んで始まった。 神奈川にクジラの死体が続々 あふれる危険、人間も原因(2019/06/03朝日新聞) ・・・ただ、船に衝突したり、興味本位で定置網に近づいたり、シャチに襲われたり、その道中は危険にあふれている。「肺呼吸なので、水面にも上がらなければいけない。でも、赤ちゃんはうまく呼吸できず、海が荒れているときに死んでしまうこともある」。動脈硬化症や寄生虫感染などの疾病でもクジラは死んでいく。漂着したクジラの調査で死因がはっきりわかるのは、2割程度だという。・・・胃の中にプラスチックが見つかることもある。昨夏、鎌倉市の由比ガ浜で見つかったシロナガスクジラはまだ乳飲み子だったが、胃からプラスチック片が見つかった。直接の死因ではないとみられているが、田島さんは「海の中に漂うプラゴミを間違えて口にしてしまったのだろう。温暖化や環境汚染物質など、クジラたちの生態を脅かす要因は様々。次から次へと発見される死因や漂着原因を解明する義務が人にはあるのではないか」と話す。 |
アジア諸国、板挟み=米の新戦略に積極支持は少数−アジア安保会議(2019/06/02時事ドットコム) ベトナムの軍人は積極的な支持は明言しなかったものの、「地域が平和なら米国の介入は必要ないが、現実は異なる。介入には意義がある」と理解を示す。インドの研究者、サーヤナラヤナ氏も「米国が介入するのは(アジア諸国側にも)利益があるから」と分析した。ただ、二大大国間に挟まれ、微妙な立場に立たされている国は多い。ミャンマーの防衛専門家は「(米中は)世界政治への影響力が甚大。ミャンマーのような小国は様子見するしかない」と本音を打ち明けた。タイの軍人も「中立を維持しており、いずれも支持しない」と断言した。 700人、新基地阻止訴え シュワブ・ゲート前 県民大行動で結集(2019/06/02琉球新報) エルトン・ジョンさん抗議 同性愛の場面、ロで検閲(2019/06/02琉球新報) ジョンさんは「われわれの社会が分断されていることの表れであり、悲しい」とロシアの配給会社による検閲を批判した上で、世の中から差別や偏見をなくすために努力を続けると強調した。 米南部で乱射、12人死亡 市庁舎、4人負傷(2019/06/02東京新聞) 無人運転の車両逆走し衝突、横浜 シーサイドライン、15人重軽傷(2019/06/02東京新聞) 見えない動機 川崎殺傷 「珍しいほど物証出ない」(2019/06/02東京新聞) 週のはじめに考える 民主化で生き延びよ(2019/06/02東京新聞) ・・・マルコス元大統領が二十年間独裁を敷いたフィリピンでは、その後、大統領は一期六年で再選禁止になりました。マルコス氏より後の大統領は、おおむね穏健な人物が続いたものの、ドゥテルテ氏は別。麻薬容疑者の数千人が死亡するなど捜査は強権的です。それが「治安向上に役立っている」と高い支持につながっているのは皮肉です。 ・・・タイでは軍政から民政へ移管するための総選挙が今春あり、まもなく組閣です。軍政に有利な選挙制度などにより、「軍政時代の暫定首相の続投」が濃厚。軍政からの脱却は難しそうです。 カンボジアではフン・セン体制が三十年以上続き、上下院は与党が独占。七〇年代のポル・ポト派による大虐殺のような事態は起きていないものの、健全な国家運営とは言い難いでしょう。 シンガポールは経済では世界に門戸を開いている半面、政治は人民行動党の独裁が長く続き「明るい北朝鮮」と揶揄(やゆ)もされます。 ・・・「巨象に踏み荒らされぬよう生き残りを目指す草」。ASEANの高官は、ASEANをか弱い“草”に例えるそうです。国際政治学者の鈴木隆(りゅう)・名古屋学院大教授が解説します。「巨象(大国)同士が争わず仲良くなり過ぎず、バランスの中で地域の安定を目指すのがASEANの狙いです」 渡辺謙がゴジラで問う 科学とは、原発とは、戦争とは(2019/06/02朝日新聞) ・・・渡辺は震災を機に、「俳優としてどう社会に貢献できるのか」「エンタメだからこそ発信できることは何か」を強く意識してきた。来年公開の「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」は東京電力福島第一原発事故の際、現場で何が起こり、誰がどう動いたのかに切り込む。震災の記憶が薄れつつある日本社会に伝える意欲作だ。 「日本人は過去を検証して向き合うのが下手だ」という。例えば日本の戦争映画では、登場人物の大半が戦争がイヤだと考えている設定のものが多いが、「当時は大半の人が『戦争をやれ』と言っていたのではないか。原発もそうだ。そういう歴史を、ぼくらはちゃんと受け止めて、再びそういう流れになったときに食い止められるかが重要」と強調した。 メルケル氏「壁を壊せ」 米ハーバード大で講演、トランプ氏ちくり(2019/06/02朝日新聞) ひきこもり報道、偏見が怖い 川崎殺傷で「懸念」声明相次ぐ(2019/06/02朝日新聞) 自ら長期のひきこもり経験がある。「私だってむしゃくしゃしてブラックな気分になることはある。でも、それは私が50代でひきこもりだから、なのか。そうは思わない」ひきこもり経験者でつくる「ひきこもりUX会議」(林恭子・代表理事)は31日、声明を公表した。「『事件を悲しみ犯行を憎むこと』が『ひきこもる人たちをひとくくりに否定すること』に向かいかねない」と危惧。事件とひきこもりを先入観で短絡的に結びつけるような報道は、「無関係のひきこもり当事者を深く傷つけ、誤解と偏見を助長する」とし、報道機関に慎重な対応を求めた。 天安門事件「後悔ない、満足」 元学生リーダーが講演(2019/06/02朝日新聞) シンポジウムでは、元学生リーダーの王丹氏(50)も講演した。「(学生らは)政府に対話を求めただけで、解決に実弾は必要なかった」と指摘し、党指導部が武力弾圧に踏み切ったのは「暴力による恐怖でしか統治できないからだ」と述べ、「党が政権を維持してきた理由は経済発展ではなく、恐怖だ」と批判した。 国際海底探査レース、日本チーム準優勝 賞金1億円(2019/06/02朝日新聞) 優勝した国際チームは、14カ国が参加し、海上保安庁職員の住吉昌直さんは測量データの処理を担当していた。クロシオは海洋研究開発機構や東京大、民間企業などのチーム。朝日新聞社のクラウドファンディング「A−port」で750万円を募って決勝に挑んでいた。レースで培った技術を安価な資源探査などにつなげたい考えだ。 https://digital.asahi.com/articles/ASM5X55G7M5XULBJ00T.html |
3人産んで発言 政治家の責任放棄だ(2019/06/01東京新聞) 「林住期」の森をいでて(2019/06/01東京新聞) <原発のない国へ ドイツ最前線報告> (下)再エネ発展の拠点へ(2019/06/01東京新聞)
<社説>万国津梁会議始動 知見生かして基地縮小を(2019/06/01琉球新報)
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山本太郎氏、ひとりからの挑戦 野党に化学反応起こすか(2019/06/01朝日新聞) ・・・「大胆な財政出動を求める反緊縮への訴えは世界的なムーブメントであり、山本氏はようやく日本に現れた最初の一人」。そう語るのは、「反緊縮!」を合言葉に、草の根から野党超党派に呼びかけるキャンペーンを展開する立命館大経済学部の松尾匡教授だ。・・・ 「素人が口出すなっていう空気があるじゃないですか。私も言われました。政治のプロと言われる人間たちに任せてきて、この国、どうなりましたか?」「素人」の「非常識」な試みで終わるのか。それとも、多弱野党に化学反応を起こすムーブメントになるのか。「ひとり」から始まった山本氏の挑戦が続いている。(フロントライン)(河合達郎) (Question)政治とイスラム、なぜ近づく? ジャムハリ・マクルフ氏(2019/06/01朝日新聞) 「中国に経済を支配され、職を失い、文化も変質するのではないか、と恐れる人々がいるなかで、プラボウォ氏は『自国第一』を訴えた。選挙が保守的なイスラムを表面化させたとも言える」 (社説)首相「風」発言 解散権をもてあそぶな(2019/06/01朝日新聞) 夏の参院選に合わせた衆参同日選の可能性が取りざたされるなか、安倍首相が一昨日の経団連の総会でのあいさつで「解散風」に言及した。トランプ米大統領とのゴルフについて、4月の訪米時は風が強かったが、先日の千葉ではあまり吹いていなかったと紹介した後、「風という言葉に今、永田町も大変敏感」と話題を転じ、「風はきまぐれで、誰かがコントロールできるようなものではない」と述べた。 首相自ら解散風をあおるかのような発言は異例である。解散を判断する立場にありながら、「きまぐれ」とか「コントロールできない」などと、人ごとのように語るのも無責任だ。憲法7条は、内閣の助言と承認に基づく天皇の国事行為のひとつとして、衆院の解散を挙げる。過去、多くの首相がこの規定を根拠に解散をしてきた。選挙で民意を問う意義は軽んじるべきではない。 (社説)森友問題判決 核心はなお闇のままだ(2019/06/01朝日新聞) (著者に会いたい)『稽古の思想』 西平直さん(2019/06/01朝日新聞) 大学で教え始めた、30代の前半。「学生たちの前で話をするのは、恐怖に近かったですね。うまくゆく時と、ゆかない時がある。なぜか、というのが出発点でした」手がかりを求めてさまよううち、準備は必要だが、状況に合わせてそのシナリオから離れるのが大切だ、と考えるようになった。そして、たどりついたのが「稽古の思想」だ。この本は、自分が稽古した経験を書いたのではない。能や歌舞伎、茶道や禅など、日本語で蓄積されてきた知恵を、考え直したものだ。 「稽古の核心は、習って身につけた『わざ』をいったん手放す、という反転する動きだと思います」 大学院では西洋哲学と教育学を学び、発達心理学者エリクソンを研究した。「東洋のものをやりたい」と考える40代の東京大助教授だったころ、ふと立ち寄った古本屋に世阿弥や能の本が棚の数段分並んでいた。研究の奥の深さに圧倒され、店を出たが、「研究費で手に入る」と気づいて引き返し、すべて買った。 (ビジネス)『大量廃棄社会 アパレルとコンビニの不都合な真実』 仲村和代、藤田さつき〈著〉(2019/06/01朝日新聞) 原価を抑えるため、アパレルは売れ残り覚悟で人件費の安い国に大量発注する。コンビニでは、本部の取り分を増やし、「販売機会ロス」を避けるため、店舗側に多めの発注を求める。なんという無駄だろう。その無駄の裏で、低賃金の長時間労働や地球環境への負荷といった無理が生じていると本書は指摘するのだ。 |
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。 |