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2019/01/10sankaku01/12
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辺野古埋め立て 事実誤認が目に余る(2019/01/12東京新聞)
サンゴは移植で守られ、汚濁防止対策もぬかりない−。辺野古新基地建設のための埋め立て工事を巡り、政府側の事実に背く説明が目に余る。辺野古に基地を造る妥当性がさらに大きく揺らいでいる。「土砂投入に当たって、あそこのサンゴは移している」
 安倍晋三首相は六日のNHK番組でこう述べた。誰もが埋め立ての前に、辺野古の海のサンゴを全面的に救っていると思うだろう。
しかし、防衛省沖縄防衛局が移植したのは現在の土砂投入区域外にある希少サンゴ。埋め立て海域全体で七万四千群体に上る移植対象のうち、九群体のみだ。・・・ 

繊細な環境下で育つサンゴは水流や光の強さが少し変わるだけで死ぬとされる。移植対象や移植先の選定が不適切であるなど、環境保全措置の不備が県の承認撤回の大きな理由にもなっている。・・・辺野古の埋め立て中止を求める米政権への請願サイトには先月来、二十万筆余の電子署名が寄せられた。辺野古の海は「沖縄の生態系の重要な一部」との訴えが共感を呼んだ。新たな怒りは県民のみならず、世界に広がろう。それでなくとも民意を押しのけて進められる工事だ。うそやごまかしがあっては、もはや何の支持も得られまい。 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/
column/editorial/CK2019011202000179.html?ref=rank

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難民少女らテーマに新著 マララさん、支援訴え(2019/01/12東京新聞)
【ロンドン共同】2014年に史上最年少の17歳でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさん(21)が、難民の少女らをテーマにした新著「ウィー・アー・ディスプレイスト(私たちは住む場所を失った)」をこのほど出版した。ロンドン市内で11日夜に開かれた講演会で、難民らへの理解と支援を訴えた。
マララさんは現在、英オックスフォード大に通う大学生。新著では、女子教育の権利を訴える活動を通じて各地で出会ったシリアやコロンビア、コンゴ(旧ザイール)などの難民や国内避難民の少女らが置かれた苦境、それを克服する努力、少女らの夢などを紹介した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019011201001220.html

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最大3000億円 損失計上へ 日立、英原発計画を凍結(2019/01/12東京新聞)
日立製作所が英国での原発新設計画を巡り、二〇一九年三月期連結決算で最大三千億円規模の損失を計上する方針を固めたことが十一日、分かった。三兆円規模に膨らんだ事業への出資企業を確保できず、事業凍結が避けられないためだ。十七日に開く取締役会で事業凍結と損失計上を決定後、東原敏昭社長が記者会見し公表する。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201901/CK2019011202000142.html

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<社説>勤労統計不適切調査 欺瞞体質が根本にないか(2019/01/12琉球新報)
またしても政府による欺瞞(ぎまん)が発覚した。厚生労働省が毎月勤労統計調査を不適切な方法で実施していたことが明らかになったのである。・・・厚労省の説明によると、過少支給の対象者は延べ1973万人で、総額537億5千万円に達する。政府は19年度予算案を修正し、全ての対象者に不足分を追加給付する方針だが、既に他界した人もいるのではないか。
 厚労省の担当職員らは調査の不備を知りながら是正せず、長年にわたって事実を隠蔽(いんぺい)してきた。昨年1月分からは数値を全数調査に近づけるための改変ソフトを導入している。偽装工作そのものだ。
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-860304.html

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原発政策、八方ふさがり 輸出/新増設/再稼働/核燃サイクル/高速炉(2019/01/12朝日新聞)
日立製作所が手がける英国での原発新設計画が中断する方向となり、安倍政権が進めてきた原発輸出は事実上、すべて頓挫することになった。国内での再稼働や新増設も進んでおらず、原発政策は八方ふさがりになっている。・・・政府や電力業界が最優先する再稼働も進んでいない。福島の事故から間もなく8年を迎えるが、新規制基準に基づく再稼働は9基。事故前に54基あった原発は20基が廃炉・廃炉方針となり、34基になった。政府はエネルギー基本計画で、30年度までに総電力量に占める原発の割合20〜22%という目標を掲げるが、達成は「絵空事」(橘川武郎東京理科大教授)だ。

再稼働とともに政権が推進をうたう核燃料サイクル政策も実質破綻(はたん)している。使用済み燃料からプルトニウムを取り出す六ケ所再処理工場(青森県)は20回以上、完成が延期され、当初予算の4倍近い約2兆9千億円もかかっている。核兵器に転用可能なプルトニウムがすでに国内外に約47トン(長崎型原爆約6千発分)もたまり、米国も含めて海外から懸念の声が上がる。政府はプルトニウムを減らす新たな指針を昨年つくったが、再処理工場の稼働率が大幅に下がる可能性があり、サイクルの意義はますます見いだせない。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13845597.html

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(憲法季評)沖縄、続く基地負担 二つの主権、政府の不全 蟻川恒正(2019/01/12朝日新聞)
普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古(同県名護市)移設の名の下に、沖縄に新たな米軍基地が造られようとしている。この事態に日本政府がどう振る舞うかは、「日本国」の国家としてのありようと、この国を構成する人々が「日本国民」として統合されているか否かを象徴する。・・・だが、続けて沖縄の基地問題を挙げ、「知事が反対しているが、何もできない。人々が撤去を求めているのに、基地は強化される」と述べたプーチン大統領は、日本の対内的「主権」への疑念をも表明していた可能性がある。国民を構成する人々の意思が国政を最終的に決定するのだとすれば、人々の意思ではない意思を国家意思とすることは、国家権力の正統性を危うくするからである。

 アメリカが辺野古移設を「望んだ」からといって、強い者(アメリカ)に気圧(けお)されて弱い者(沖縄)に辛(つら)く当たるのは、「抑圧の移譲」(丸山真男)である。対外的「主権」が十全でないことを認めるとしても、そうであるなら沖縄に苦境を強いるのもやむをえないといえるのか。・・・沖縄に海兵隊を常駐させることの現時点での地政学上の優位性は十分検証されているとはいえない。元アメリカ国防次官補で、早くから集団的自衛権の行使容認を日本に求め続けていたジョセフ・ナイ氏は、2014年、「卵を一つのかごに入れておけば(すべて割れる)リスクが増す」と述べて、中国の弾道ミサイル能力向上に伴い、米軍基地の沖縄への過度の集中がアメリカの軍事戦略上リスクになりつつあることを指摘した上で、「沖縄の人々が辺野古への移設を支持しないなら我々は再考しなければならない」と発言している(朝日新聞14年12月8日付)。

 ナイ氏の発言は、新基地建設に反対する多数の人々の意思を国家意思とし、それをアメリカに提示したら、何らかの突破口が開かれる可能性があることを示唆する。変わりうるアメリカの「望み」を過去の一時点で固定し、沖縄での各種選挙や累次の全国世論調査の結果をも顧みず、人々の意思とはいえない意思を国家意思にして、「辺野古が唯一の解決策」と強弁し続けることは、開きかけた突破口に自ら蓋(ふた)をするようなものである。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13845577.html

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(書評)『僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない』 ジョージ・チャム、ダニエル・ホワイトソン〈著〉(2019/01/12朝日新聞)
ニュートンの力学が人間周辺の世界の大筋を説明し、もっと遠いところも含めるとアインシュタインの相対性理論が説明し、極微の世界については量子力学が説明する。物理学は科学の王道、という印象。

 ところが、違うのだ。陽子と中性子と電子で原子ができ、原子が集まって分子ができ、分子が集まっていろいろなものができる。私たちが知っている物質だ。でも、実は、こんなものは宇宙全体の5%でしかない。残りの95%のうち、27%がダークマター、68%がダークエネルギーだ。では、ダークマター、ダークエネルギーとは何か? まったくわからない。

 現代の量子力学は、物質を作る究極の粒子として、クォークとかレプトンとかを発見した。これらにもいくつもの種類がある。でも、アップクォークとダウンクォークと電子さえあれば、私たちの知っている物質は作れる。だったら、ほかにもいくつもある粒子たちはなぜ存在するの? まったくわからない。・・・ヒッグス粒子が見つかったとか、重力波が検出されたとか、ときどきニュースになる。これらを断片的に見ていると、物理学がどんどん進んでいるように見える。進んではいるのだが、実は、それと同時に疑問の数がますます増えていく。

 本書は大変おもしろいが、それは、現代物理学がよくわかるようになるという意味ではない。少し説明があったあとで、「でも、これがどうしてそうなのか、まったくわからない」という話になる。質量とは何か、反物質とは何か、なんにもわからない。わからないことをつなぎあわせることで、興味をそそる不思議な話になる。でも、これこそが科学なのだ。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13845627.html

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辺野古工事で防衛省 県に無断で土砂割合変更(2019/01/11東京新聞)
昨年十二月から始まった辺野古沿岸部での埋め立て工事では、投入された土砂で海が濁った。県側は「埋め立てに投入された土砂は明らかに赤土を含むものと考えられ、環境に極めて重大な悪影響を及ぼす恐れが否定できない」と指摘している。・・・ 細粒分の割合が増すほど、土砂を投入したとき濁りは起きやすくなる。県は、当初の規格とは異なる土砂が投入されている可能性があるとして、土砂の品質を確認するため現場の立ち入り調査を求めているが、防衛省は「調査を求める法的根拠を示せ」として応じていない。
 土砂の搬出作業を確認した土木技術者の奥間政則氏は「見るからに赤土が多く混じっており、国の説明する材質とは異なる。赤土は海に投入すればヘドロ状になり、サンゴを死滅させる恐れがある」と指摘する。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201901/CK2019011102000141.html?ref=rank

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映画「モースト・ビューティフル・アイランド」 監督・主演 スペイン出身のアナ・アセンシオさん(2019/01/11東京新聞)
米ニューヨークで暮らす貧しい女性を主人公にしたサスペンス映画「モースト・ビューティフル・アイランド」が十二日、東京・新宿シネマカリテを皮切りに、各地で順次公開される。監督と主演はスペイン出身のアナ・アセンシオ(40)。自身も俳優への夢を追ってニューヨークに渡り、苦しい生活をした時期があったという。「主人公と同じ視点に立って、スリルを体感してほしい」とアピールする。・・・作品のタイトルは、ニューヨークのマンハッタン島を示す。「美しい部分も、そうでない部分もある。皮肉を込めた」とアセンシオ監督は思いを込める。ルシアナが受けた「稼げる仕事」とは、売春ではない。「観客にそう予想させて覆すのは、狙い通り」と笑う。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2019011002000152.html

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核廃絶運動の絵、ゆかりの杉並へ 原水爆禁止署名描いた「原爆の図」3月初展示(2019/01/11東京新聞)
画家の故丸木位里(いり)・俊(とし)夫妻が原爆の惨状を描いた連作絵画「原爆の図」のうち、原水爆禁止署名運動を取り上げた「署名」が今年三月、運動発祥の地・東京都杉並区で初めて展示される。「安全で安心して食べられる魚を売りたい」との思いで運動の先頭に立った鮮魚店夫妻の娘が企画に関わっている。主催者らは「普通の人たちが杉並から声を上げ、国を動かしたことを思い出す機会にしたい」と願う。 一九五四年三月、静岡県焼津市の漁船「第五福竜丸」が米国のビキニ水爆実験で被ばくした。事故が新聞報道で明らかになると、魚の汚染に危機感を覚えた都内の鮮魚店の店主らが、原水爆実験の即時中止を求める署名運動を始めた。四月二日には業者の代表五百三十人が、築地市場で大会を開いた。・・・ 原水爆禁止運動は全国の主婦たちの間に広がり、三千万を超える署名が集まった。五五年の第一回原水爆禁止世界大会の開催に結実し、世界中に核廃絶の流れをつくった。竹内さんは「声を上げるべき時は上げるのだということが、日本中の人の心を揺さぶり、共感を得て、大きな運動になった」と受け止める。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201901/CK2019011102000285.html

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部品落下「自演だろ」 恣意的編集で悪意凝縮 連載「沖縄フェイクを追う ネットに潜む闇」〈8〉〜まとめサイト(2019/01/11琉球新報)
米軍が事故の関連を否定する報道が流れると「まとめサイト」では部品の落下自体が園の「自作自演」と断定し、園長らを中傷する記事を量産した。「まとめサイト」などで攻撃的な言説が飛び交うと同時に、園に対し中傷の電話やメールが殺到した。心ない攻撃の言葉はネットからあふれ出し、現実を侵食した。

 ファクトチェック取材班は緑ヶ丘保育園を訪ね、事故後に園を誹謗中傷した記事を多数発信した「まとめサイト」を神谷園長や保護者に見てもらった。画面を追う園長の顔は次第にこわばった。

 「園に直接あった電話やメールの言葉とほとんど同じだ」とつぶやいた。「真実を知らずに、事故の被害に遭った側を“自作自演”とばかにする。人間としてしてはいけないことだ」。園長は必死に声を振り絞った。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-859835.html

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「サッカー見ず死んだら後悔」男装で目指したスタジアム(2019/01/11朝日新聞)
イスラム教に厳格な政治体制のもと、女性の権利が大きく制限されるイランで、慣習によって禁じられた男性サッカーのスタジアム観戦に挑戦する女性がいる。布を巻いて胸を隠し、付けひげなどで男装して入場を試みる。変革を求める行動がネット上で性別を超えた共感を呼び、じわりと政府も動かし始めた。・・・試合後、スタジアムにいた観客が男装写真をネットに出すと、ネット上に好意的な意見があふれた。ホシュナバズさんも自らの男装写真をSNSに投稿したところ、観戦を希望する国内各地の女性から問い合わせが殺到。ネット上の議論は拡散し、18年1月以降、多くの女性が男装してスタジアムをめざし始めた。・・・女性たちの取り組みに、「女性を暴力や痴漢行為から守る」などとして入場を禁じてきた政府も手探りで規制の緩和を模索しているようだ。
https://digital.asahi.com/articles/
ASLDR1QQPLDRUHBI001.html?iref=comtop_8_02

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ベネズエラ、続く人道危機 「強権」マドゥロ氏2期目(2019/01/11朝日新聞)
 強権姿勢で知られる南米ベネズエラのマドゥロ大統領の2期目の就任式が10日、首都カラカスで行われた。独裁化を懸念する米国や周辺国は「(昨年の)選挙は不正」として、マドゥロ政権の正統性を認めない。一方、中国、ロシア、キューバは引き続き支援する。ベネズエラは深刻な経済危機に見舞われ、国民は食料や医薬品の不足に苦しむ。国際社会の支援強化が求められるが、足並みはそろいそうにない。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13844169.html

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アテネに雪、暮らし直撃(2019/01/11朝日新聞)
ギリシャで8日以降、記録的な寒さが続いている。国立気象台によると、10日から回復する見通しだが、温暖な気候で知られるエーゲ海沿いのビーチが雪に覆われた。パルテノン神殿などの遺跡が立ち並ぶアテネの中心部でも約10センチの積雪があり、人々の暮らしに影響が出ている。アテネ通信などによると、強い寒気の影響でギリシャ北部のフロリナで8日にマイナス23度を記録。国内各地で学校の休校や道路の閉鎖が相次ぎ、パルテノン神殿などがある観光地「アクロポリスの丘」も閉鎖に追い込まれた。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13844170.html

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(終わりと始まり)三つの統計から見える日本 国の未来を食い物に 池澤夏樹(2019/01/11朝日新聞)
 日本が少しずつ衰退してゆくという印象はどこから来るのか。平成が終わると聞いて振り返れば、この三十年はずっと微量の出血が続いてきたような気がする。フクシマの汚染水に似ている。経済について言えば、最初にあぶく景気があったがそれはすぐにはじけた。余禄に与(あずか)ってはしゃいだ人は国民の何割くらいいたのだろう。

 それ以来、政治は明らかに劣化、格差の拡大を止められなかった。倫理の面でも、現政権ほど虚言と暴言を放出する閣僚たちは記憶にない。これが今も一定の支持を得ているところがすなわち劣化である。・・・衰退という印象の理由の一つは高齢化である。出生率が下がれば国民の平均年齢が年ごとに上がってゆくのは小学生の算数でもわかる。しかし日本の政治はそれに対して何の対策も立ててこなかった。

 先進国はどこも似たような状況かもしれないが、出生率を保っているフランスのような国もある。ぼくはあの国に五年住んで、子供二人を学校に通わせ、育児支援の手厚さを実感した。あそこでは子を産んだからといって女性は職場を離れない。社会は女性に育児を押しつけて彼女たちの仕事力を手放す愚を犯さない。

公的教育費の対GDP比率」という統計がある。これによると日本は三・四七%で、百五十四カ国・地域中の百十四位!・・・この教育費と似たような順位表を見た覚えがある。女性の社会進出を測る「ジェンダーギャップ指数」で日本は百四十九カ国の中の百十位。・・・ 

以上三つの統計から見えるこの国のかたち――

 出産や育児、教育の現場から遠いところに地歩を占めた男どもが既得権益にしがみついて未来を食い物にしている。彼らは日銀短観四半期より先は見ないようにしている。原発のような重厚長大産業に未来がないことを敢(あ)えて無視し、女性を押さえつけ、子供の資産を奪い、貧民層を増やしている。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13842273.html?iref=com_fbox_d1_02

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<社説>工事停止署名20万超 ローラさんらの思い 力に(2019/01/10琉球新報)
米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、県民投票が行われるまで埋め立て工事を止めるよう求めるホワイトハウスへの請願署名が20万筆を超えた。新基地建設に反対する沖縄の人々に対し、海を越えて共感の輪が広がっていることは心強い限りだ。・・・署名の数が短期間でここまで伸びたのは、人気モデルのローラさんや県出身のタレントりゅうちぇるさん、お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さんら著名人が趣旨に賛同しSNSで声を上げたことが大きい。


 7日には、英ロックバンド「クイーン」のギタリストで天文学者のブライアン・メイさんがツイッターなどで署名を呼び掛けた。ローラさんは写真共有アプリのインスタグラムで「美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの。名前とアドレスを登録するだけでできちゃうから、ホワイトハウスにこの声を届けよう」「たくさんの人のサインが必要なんだ」と訴えた。正々堂々と、おかしなことをおかしいと言える勇気と見識に対し、多くの人が感銘を受けたのではないか。・・・

ネット上では、政治的な発言でも政府に迎合するものなら問題にならず、国と対立する内容だとバッシングが起きるきらいがある。戦前、戦中、国に逆らう言動をした者が「非国民」と糾弾されたことをほうふつとさせる。極めて危険な傾向だ。日本政府は県民の声には耳を傾けようとしないが、米国政府の言うことには従う。多くの人の署名は決して無駄ではない。
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-859148.html

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闘う町長、記者に遺言 原発事故「死者いない」は間違い(2019/01/10朝日新聞)
故郷を追われた町民の先頭に立ち、声を荒らげて国や東電の責任を追及する姿に、「闘う町長」と慕われた。一方、昨年春に国の避難指示解除を受け入れることを決断すると、放射線への不安を抱く町民からは「俺たちをモルモットにする気か」と批判された。

 心労が重なり、昨年末から入退院を繰り返していた。悩み抜いた末、6月13日に町議会に月末付での辞表を提出した。直後の27日、現職のまま、胃がんで逝った。亡くなる約2カ月半前のことだ。馬場は「後世に書き残してほしい」と私をひそかに自宅へ招き、長時間の取材に応じていた。・・・「後世に伝えて欲しいことがあります。今でも『原発事故による死者はいない』と言う人がいますが、あれは完全に間違いです。浪江町にはあの日、本来の情報が届いていれば、命を助けることができたかもしれない人がいたんです」

 そう言い終えると何度もせき込み、苦しそうに天井を見上げた。・・・馬場が津島地区に到着したのは午後6時。テレビは第一原発の1号機が水素爆発したというニュースを繰り返し流していた。映像を見ながら、馬場はもしや多くの住民が避難中に多量の被曝(ひばく)をしたり、今後避難先で被曝をしてしまうのではないかと不安に駆られた。「避難した町民には子どもも含まれている。もし彼らが被曝してしまったら、大変なことになる」予感は的中していた。事故で発生した放射性プルーム(雲)は原発から北西方向に流れた。馬場は結果的に多くの住民を放射線量の極めて高い地域に避難させてしまったのだ。

 当時は文部科学省所管だった原子力安全技術センターのコンピューターは、放射性物質が北西方向に飛散することを予測していた。しかし、国はこの結果を浪江町には伝えず、福島県も結果をメールで受け取っていたが、浪江町には伝えなかった。馬場は取材で訴えた。「私は今も、情報を町に伝えなかった国や県の行為は『殺人罪』ではなかったか、と思っています」

https://digital.asahi.com/articles/
ASLD57QBHLD5UGTB00Z.html?iref=comtop_8_03

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首相「サンゴ移し土砂投入」、不正確と沖縄県反発(2019/01/10朝日新聞)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画で、安倍晋三首相がNHK番組で「(辺野古沿岸部への)土砂投入にあたって、あそこのサンゴは移している」と発言したことに対し、沖縄県が不正確だと反発している。玉城デニー知事はツイッターで「現実はそうなっていない」と指摘した。・・・県は、移植対象の希少サンゴを全て移してから着工することを政府に求める立場。希少サンゴの移植を求めた埋め立て承認時の留意事項があるにもかかわらず、ごく一部を移植しただけで工事を進める政府の姿勢に反発を強める。県幹部は「県が許可を出したものは移植をしていると首相は言いたいのかもしれない。だが、県の立場とは相いれない」と話す。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13842516.html

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シリア伝統の影絵芝居、ひとりで守る(2019/01/10朝日新聞)
内戦が続くシリアで、伝統の影絵芝居をひとりで守っている男性がいる。国連教育科学文化機関(ユネスコ)も注目しており、再興に期待がかかる。・・・ハラクさんは物語師だった父親の手ほどきを受け、1993年に影絵師となった。当時すでに廃れていたが、8千冊の文献を集め、芝居の筋書き、登場人物の特徴や話し方、人形の作り方を独自に学んだ。だが反体制派の武装勢力が支配する地区内の自宅で保管していた文献や人形のほとんどを失った。2012年にレバノンに逃れたハラクさんは、難民として建設作業の仕事をしながら影絵芝居を続けた。14年にシリアに戻ってからは、タクシー運転手などをしながら2人の息子に影絵芝居を教えている。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13842648.html

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(社説)憲法論議 「上からの改憲」の無理(2019/01/10朝日新聞)
 「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」安倍首相がこう語ったのは2017年の憲法記念日のことだ。首相は先日のNHK番組で「気持ちは全く変わりがありません」と述べ、憲法改正への意欲を改めて示した。一方で、首相は「スケジュールありきでない」とも付け加えた。ならば、その言葉通り、期限を切って議論を進めようという姿勢は、もうやめるべきだ。・・・ 首相は自衛隊明記にこだわるが、理由として強調するのは「自衛隊員の誇り」という情緒論だ。9条が改正されても自衛隊の役割は何も変わらないというなら、何のための改正なのか。朝日新聞が昨年の憲法記念日に合わせて行った世論調査で、53%がこの案に反対と答えたのも無理はない。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13842493.html

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ウッドストック、50周年を開催(2019/01/10東京新聞)
米で8月、当時の出演者も
 【ロサンゼルス共同】米東部ニューヨーク州で1969年に開かれ、当時のベトナム反戦運動などに大きな影響を与えた伝説的な音楽イベント「ウッドストック・フェスティバル」の50周年を記念する野外コンサートが8月16〜18日に開かれることが9日までに正式に決まった。プロデューサーのマイケル・ラング氏が米誌ローリング・ストーンに明らかにした。

 ラング氏は「50年前に参加したミュージシャンも出演する。(人々に社会参加を促した)当時のような意志のあるコンサートとなる」と強調した。トランプ政権下で広がる人種差別などの排他的な風潮に異議を唱える政治的なイベントになりそうだ。
https://www.kyoto-np.co.jp/international/article/20190110000037

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性差別発言ワーストは麻生氏 政治家対象に学者ら主催のネット投票(2019/01/10東京新聞)
 麻生氏の発言は、千二百八票を集めた。ほかに「本人(セクハラ被害を受けた女性記者)が申し出てこなければ、どうしようもない」「財務省担当はみんな男にすればいい」などとも述べていた。投票理由に、政界で高い地位にある人物が差別を擁護するような発言を繰り返した社会的な影響の大きさを挙げる人が多かったという。二位は、杉田水脈(みお)衆院議員(自民)が月刊誌「新潮45」八月号に寄稿した「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるのか。彼ら彼女らは子どもをつくらない、つまり『生産性』がない」(千四十五票)、三位には加藤寛治衆院議員(自民)が五月の細田派会合で発言した「必ず三人以上の子どもを産み育てていただきたい」(三百六十六票)が選ばれた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/
national/list/201901/CK2019011002000126.html

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コンゴ大統領選、野党党首が勝利 政情不安の恐れ(2019/01/10東京新聞)
【ナイロビ共同】アフリカ中部コンゴの選挙管理委員会は10日、昨年12月30日に実施した大統領選で、最大野党、民主社会進歩同盟(UDPS)のチセケディ党首が勝利したと発表した。鉱物資源を巡り汚職疑惑が取り沙汰されるカビラ大統領の後継、ラマザニ前副首相兼内務・治安相は敗北した。

 野党候補で石油会社元役員のファユル氏が優勢とみられていた。カビラ氏側近とチセケディ陣営幹部は選挙後、複数回にわたり会談。カビラ政権寄りの選管がチセケディ氏の勝利を発表する見返りに、権力分担に関して取引したとの臆測が出ている。ファユル氏の支持者が反発し、政情不安に陥る恐れがある。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019011001001269.html

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県民投票「不参加」、波立つ民意 「意見表明、大事」「分断を深める」 辺野古移設巡り(2019/01/10朝日新聞)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設の賛否を問う沖縄県民投票(2月24日投開票)。トップが不参加の意向を表明している自治体の住民は、県が投開票の事務作業を代行するといった対策をとらなければ、投票の機会が失われる。どう受け止めているのか。宜野湾市は松川正則市長が不参加を明言。元高校教諭の宮城和子(なぎこ)さん(68)は「普天間飛行場移設問題の県民投票なのに、宜野湾市で投票を実施しないなんてショック」と憤る。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13842598.html

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旅行ジャーナリスト兼高かおるさん死去 「世界の旅」(2019/01/10朝日新聞)
 神戸市生まれ。米ロサンゼルス市立大学に留学後、英字紙のフリー記者に。1958年、飛行機を乗り継いで当時の世界一周最短となる73時間9分35秒の記録を打ち立てて注目を集める。59年、TBS系で「兼高かおる世界の旅」(当初の番組名は「兼高かおる世界飛び歩き」)が始まった。

 日本で海外渡航が自由化されたのは64年。海外旅行が珍しかった時代に、外国の文化や生活を現地取材の映像で広く紹介したのが人気を博し、90年まで31年続く長寿番組に。1586回の放送で150カ国超を訪れ、地球180周分の旅をした。南極、北極の両極点も訪れたほか、米ケネディ大統領やスペインの画家ダリら著名人も取材した。
https://digital.asahi.com/articles/ASM165Q0VM16UCVL005.html?

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インフルエンザ、流行本格化 患者急増、週44万人インフルエンザ、流行本格化 患者急増、週44万人(2019/01/10東京新聞)
厚生労働省は9日、全国約5千の定点医療機関から2018年12月24〜30日に報告されたインフルエンザの患者数が1医療機関当たり11・17人となり「注意報」レベルとされる10人を上回ったと発表した。全国で流行が本格化した。

 1週間で推計約44万6千人の患者が医療機関を受診した。前週の約31万3千人から10万人以上増えた。今シーズンの推計患者数の累計は約106万人となった。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/
2019010901001280.htmliref=com_rnavi_srank

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自然エネルギーへ
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。

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