KIJI LISTpoint NEWS LIST20182019

<POINT NEWS319>2018/08/12・・・
(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)
 

sankaku319sankaku
2018/08/12sankaku08/18
news


首相の改憲姿勢、石破氏強く批判 9条首相案「必然性ない」(2018/08/18朝日新聞)
9月の自民党総裁選に立候補する石破茂・元幹事長は17日、憲法をテーマにした記者会見を国会内で開いた。9条改憲は緊急性が低いと主張。安倍晋三首相が次の国会に9条を含む自民党の憲法改正案を提出する考えを示したことを批判し、対決色を鮮明にした。

 石破氏は会見で「緊要性の高いもの、多くの国民の賛同が得られるものが憲法改正の対象となる」と述べ、参院選挙区の合区解消や、首都直下型地震などに備える緊急事態条項の創設を優先すべきだとの考えを示した。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13640364.html

top


BACK

(社説)自由な報道 民主主義の存立基盤だ(2018/08/18朝日新聞)
 社会の中に「敵」をつくり、自分の支持層の歓心をかう。そんな分断の政治が招く破局は、世界史にしばしば現れる。近年、各地で政治による敵視が目立つのはメディアである。とりわけ民主主義の旗手を自任してきた米国の大統領が、「国民の敵」と公言した。明確にしておく。言論の自由は民主主義の基盤である。政権に都合の悪いことも含めて情報を集め、報じるメディアは民主社会を支える必須の存在だ。

・・・報道や論評自体ももちろん、批判や検証の対象である。報道への信頼を保つ責任はつねに、朝日新聞を含む世界のメディアが自覚せねばならない。「国民の本当の敵は、無知であり、権力の乱用であり、腐敗とウソである」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13640288.html

top


BACK

(消された戦争 記録と記憶:5)戦争孤児、秘めた地獄(2018/08/18朝日新聞)
戦後しばらく、各地の駅や公園には寝泊まりする子どもたちの姿があった。空襲や戦闘、病気で親を亡くした孤児たち。国が終戦直後に行った全国調査では、その数は12万人。それ以降の調査は見当たらない。焼け跡に残された子どもたちは、その後をどう生きてきたのか。・・・京都市左京区の小倉勇さん(86)は1年ほど伏見寮で暮らした。13歳だった1945年7月、福井・敦賀の空襲で母を亡くし、翌年2月、父が病死。食糧難の時代、身を寄せた伯母は冷たく、各地を転々とした。

 死んでいく子を何人も見た。8歳ぐらいの女の子。やせ細り、裸足を真っ赤に腫らして、大阪駅前で力尽きた。福井駅で出会ったひとつ年下の「かめちゃん」。盗みをしては、闇市でカレーや肉まんを分け合った。東京・品川駅近くで電車に飛び込んで自殺した。小倉さんは2年の放浪の末、京都駅で保護された。緑内障の適切な治療を受けられず、左目を失明した。「歯を食いしばっても泣いても、世間は冷たかった。地獄でした」。社会への不信感から、黙っていようと決めた。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13640427.html

top


BACK

障害者の雇用 旗振り役の重大な不正(2018/08/18東京新聞)
あきれた不祥事だ。中央省庁が四十年以上にわたり雇用する障害者の数を水増ししていた。国は率先して障害者の働く場を広げることが責務のはずだ。旗振り役が逆に信頼を裏切ってどうする。・・・働く障害者は年々増え、五十万人に迫る。企業の半数が法定の雇用率を達成している。今年四月から雇用率は引き上げられ精神障害者も対象に加えた。さらなる就労拡大に取り組む大事な時機だけに、企業や障害者の信頼を失うことは避けなければならない。・・・ 肝心なのは、誰でも能力を生かし働ける環境の整備だ。障害者以外にも家族の介護や闘病をしながら懸命に働く人がいる。増える高齢者も長く働き続けられるような職場が求められている。政府は「働き方改革」を掲げるが、言っていることとやっていることが違い過ぎないか。 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018081802000169.html

top


BACK

<社説>障がい者雇用水増し 国による偽装許されない(2018/08/18琉球新報)
国土交通省や総務省などの中央省庁が、雇用する障がい者の数を42年間にわたって水増ししていた。障害者手帳を持たない軽度の職員を算入することで、雇用率を引き上げていたのである。障がい者雇用の旗振り役として民間企業の手本となるはずの主要官庁が、実際と異なる報告をし、自ら制度の趣旨を踏みにじっていた。示しがつかないことこの上ない。
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-784546.html

top


BACK

原環機構、古い資料こっそり削除(2018/08/18京都新聞)
そぐわぬ内容、HP上から
原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分事業を進める原子力発電環境整備機構(NUMO)が、ホームページ上に掲載していた事業を解説する動画や冊子など、データが古く実態にそぐわなくなった不適切な説明を含む資料を削除し、そのことを公表していないことが16日、分かった。専門家は「こそこそせずに、説明責任を果たすべきだ」と批判、最終処分の国民の理解促進を目指す機構の姿勢が問われそうだ。

https://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20180816000142

top


BACK

金正日氏側近の金永春氏が死去 北朝鮮の軍統制(2018/08/17東京新聞)
【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は17日、国防相に当たる人民武力部長(現在の人民武力相)などを歴任し、朝鮮人民軍の長老格だった金永春(キム・ヨンチュン)元国防副委員長が16日、急性心筋梗塞で死去したと伝えた。82歳だった。金正恩朝鮮労働党委員長を葬儀委員長として20日に国葬を実施する。
 軍事優先の「先軍政治」を掲げた故金正日総書記に重用され、側近として軍を統制した。2014年に国防副委員長から外れて一線を退いており、軍の体制などに影響はないとみられる。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018081701001028.html

top


BACK

筆洗/ <月へ向かうときは技術者だったが、帰ってきたら人道主義者になっていた>(2018/08/17東京新聞)
 <月へ向かうときは技術者だったが、帰ってきたら人道主義者になっていた>。アポロ14号に乗った米宇宙飛行士エドガー・ミッチェル氏の言葉だ。『地球/母なる星』(小学館)には、宇宙を旅して、人生観を新たにした二十世紀の宇宙飛行士たちの発言が数多くある。いずれも詩や格言に似て深い▼サハラ砂漠で巻き上げられた砂が雨となってフィリピンに落ちるのを目撃した旧ソ連の飛行士ウラジミール・コバリョーノク氏は<そのとき、私たち地球人はみんな同じ船で旅しているのだと悟った>
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2018081702000151.html?ref=rank

top


BACK

(消された戦争 記録と記憶:4)戦後5年、「赤紙」また(2018/08/17朝日新聞)
あの敗戦からわずか5年。不戦をうたう平和憲法ができてまもなく始まった隣国での戦争に、日本人は深く関与していた。南北、米朝の首脳会談で、終結への期待がにわかに高まった朝鮮戦争。今も日本のかかわりの全容は、明らかになっていない。・・・ 防衛省防衛研究所の調査では、朝鮮戦争で軍人や軍需品の輸送、機雷の掃海などに動員された日本人は確認できただけで約8千人。調達庁(旧防衛施設庁の前身)がまとめた「占領軍調達史」では、開戦から約半年で船員や港湾労働者ら56人の日本人が死亡したとされるが、こうした史実はほとんど知られていない。・・・ 米軍は「国連軍」として朝鮮戦争に兵を出した。その医療行為に日本赤十字社の看護師らも投入された。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13638940.html

top


BACK

「福島作業員被ばくと搾取の危険」 国連報告者が対応要求(2018/08/17東京新聞)
【ベルリン=近藤晶】国連人権理事会(本部ジュネーブ)で有害物質や廃棄物の管理・処分と人権への影響を担当する特別報告者ら三人は十六日、東京電力福島第一原発事故を受けて除染などを行う作業員が放射線被ばくと重大な搾取の危険にさらされていると指摘し、数万人に上る労働者を保護するため、日本政府に緊急に対応するよう求めた。報告者は九月に人権理事会に報告する。
 特別報告者は声明で「除染などのために雇われた労働者には、移民労働者やホームレスが含まれていると伝えられている」とし、「被ばくのリスクに加え、経済的な理由から危険な労働条件を受け入れざるを得ない状況や適切な訓練や防護措置が取られているかについて非常に懸念している」と述べた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201808/CK2018081702000149.html

top


BACK

豪でナチスの用語使い議会演説 移民制限訴え、激しい非難受ける(2018年8月16日琉球新報)
【シドニー共同】オーストラリア連邦議会のアニング上院議員が16日までの議会演説で移民制限を求め、ユダヤ人を大量虐殺したナチス・ドイツが使用した「最終的解決」との言葉を使った上、イスラム教徒の入国禁止を主張し、激しい非難にさらされている。少数野党に所属するアニング氏は14日、初めての議会演説で移民削減を訴え「最も同化できないのはイスラム教徒だ」と指摘し、入国を禁ずるよう求めた。さらに「移民問題の最終的解決はもちろん国民投票だ」と強調した。ナチスが「ユダヤ人問題の最終的解決」としてホロコースト(大量虐殺)が本格化したことから、アニング氏に批判が殺到した。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-783675.html

top


BACK


戦後も引きずるもの(2018年8月15日東京新聞)
左目に穴が開いている眼鏡。弾は頭部まで達したが、分厚いレンズが緩衝となり、貫通はしなかった。眼鏡を掛けていなかったら即死だったろう、と軍医に言われた。東京都千代田区の戦傷病者史料館「しょうけい館」。こぢんまりしているが国立で、秋篠宮ご夫妻と長男悠仁(ひさひと)さま(11)も先月、見学された。
 劣勢になった大戦末期、日本軍は傷病兵を後送することもできず、兵士らがあふれ返る前線の野戦病院では救護もままならなくなった。日本人犠牲者約三百十万人のうち約九割が一九四四年以降。病死や餓死も多かった。
 兵士らを無残な死に至らしめた日本軍の特徴として、一橋大大学院の吉田裕特任教授は作戦至上主義や、極端な精神主義などを挙げている・・・故ワイツゼッカー元独大統領は、ドイツではナチ時代と戦後が断絶しているのに対し、日本は戦時中の伝統などが戦後も維持され継続していると指摘していた。
 終戦から七十三年。あしき体質はないか。目をこらそう。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2018081502000167.html

top


BACK

トランスジェンダーが候補に 米史上初、バーモント州知事選(2018/08/16琉球新報)
【ワシントン共同】米東部バーモント州で14日、11月の中間選挙の予備選があり、心と体の性が一致しないトランスジェンダーのクリスティン・ハルクイスト氏(62)がほか3人を破って知事選の民主党候補に選ばれた。米メディアが伝えた。

・・・ハルクイスト氏は2015年に男性から女性に転換し、名前をデービッドからクリスティンに変えた。バーモント州の電力企業の元最高経営責任者。

https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-782692.html

top


BACK

<社説>オスプレイ緊急着陸 惨事が起きる前に撤去を(2018/08/16琉球新報)
米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが奄美空港と米軍嘉手納基地に相次いで緊急着陸した。詳しい状況は明らかにされていないが、嘉手納飛行場では緊急車両が出動する事態になった。
 オスプレイは県内外でトラブルが絶えず、かねて欠陥が指摘されてきた。このような軍用機が頭上を飛び交う沖縄の人々は、爆弾を抱えながら生活しているようなものだ。惨事が起きてからでは遅い。オスプレイの配備撤回を強く求める。
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-783059.html

top


BACK

米共和党、人気バンドに反発 公演ポスターの図柄問題視(2018/08/16東京新聞)
【ロサンゼルス共同】米人気ロックバンド、パール・ジャムが15日までに、ホワイトハウスが炎上する図柄のポスターを発表した。トランプ大統領を思わせる遺体がワシに食べられる絵も下部に小さく描かれており、与党共和党は「非常に不快だ」と反発したが、バンド側は謝罪する考えはないとの声明を出した。AP通信などが報じた。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018081601000845.html

top


BACK

終戦の日の言葉から 不戦の思いを次世代に(2018/08/16東京新聞)
きのうは平成最後の「終戦の日」でした。あの八月十五日から七十三年。昭和の戦争の記憶は不戦の誓いとともに、次の世代に語り継がねばなりません。・・・安倍首相は戦後七十年の一五年八月十四日に閣議決定した首相談話で「私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません」と述べつつ、その前段では「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」とも明言しています。
 追悼式の式辞で加害と反省に言及しないことは、謝罪を続ける必要はない、という本音の表れなのでしょうか。これでは加害への反省を忘れたかのように受け取られても仕方がありません。「歴史と謙虚に向き合い…」との言葉も、虚(うつ)ろに聞こえてしまいます。・・・国政に関する権能を有しない天皇の気持ちを推察することは慎むべきでしょうが、「反省」の文言からは、不戦への強い思いがうかがえます。
 平成の八月十五日は今年限りです。昭和の戦争を平成の時代も語り継いだように、さきの大戦への深い反省と不戦の思いを、次の時代にも語り継いでいくことが、今を生きる私たちの責任です。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018081602000176.html?ref=rank

top


BACK

活動費は年金から 風呂も断った尾畠さんが貫く信念(2018/08/16朝日新聞)
元々は魚屋さん。捜索中、理稀ちゃんに気付いてもらえた「よしくーん」という大声は、店先で鍛えたものだ。ボランティアを本格的に始めたのは、大分県別府市にあった店を閉めた65歳のころ。「学歴も何もない自分がここまでやってこられた。社会に恩返しがしたい」と思ったからだ。・・・16年の熊本地震の被災地でも、長年の経験からボランティアセンターに助言するなど活躍。今年7月には西日本豪雨で被害を受けた広島県呉市に入り、民家の泥をかき出す作業に汗を流した。

 「落ち込んでいる人を元気づける色」と、活動中には赤い鉢巻きやシャツを身につける。もし、今回のような事案があれば、元気なうちはどこにでも飛んでいくつもりだ。「何事も、対岸の火事だとは思わずに行動できる人が、もっと増えてほしい」。そう願っている。
https://digital.asahi.com/articles/ASL8J324PL8JTIPE002.html?iref=comtop_8_01

top


BACK

(社説)戦没者追悼 「深い反省」突きつめて(2018/08/16朝日新聞)
「かけがえのない命」「歴史を顧み」「深い反省」――。これらの言葉が意味するものを、いま一度、胸に刻みたい。最近話題の一橋大・吉田裕(ゆたか)氏の「日本軍兵士」は、当時の戦争指導者や軍官僚がいかに人の生命を軽んじていたかを描き出す。例えば日本軍の戦死者は230万人とされるが、研究者の推計では栄養失調に伴う病死を含む餓死者が61%、少なく見積もっても37%を占めるという。多くの兵士にとっての「敵」は敵の軍隊ではなかった。・・・沖縄では住民の「敵」はしばしば日本軍だった。避難壕(ごう)から住民を追い出し、ときに自ら命を絶つよう迫った。軍が住民に集団自決を強制したという教科書の記載を政府が削除させた07年、事実を知る県民は激しく抗議した。その一人に当時那覇市長だった故翁長雄志氏がいた。

 戦争の姿が正しく伝わらず、歴史の改ざんがまかり通る。そんな光景を生んだ原因のひとつが、近年もあらわになった記録の軽視である。敗戦直後、責任追及を恐れた政府の命令によって大量の書類が処分された。 それから73年の歳月を経て、日本はどこまで「歴史を顧み」「深い反省」を重ね、命を大切にする国に生まれ変わったか。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13637360.html

top


BACK

(声)どの命にも優劣ない社会願って(2018/08/16朝日新聞)主婦 佐々木寿美(神奈川県 34)

 5月に出産した息子はダウン症です。我が子が生まれながらに障害をもっている事実を知った直後こそ大きなショックを受けました。しかし、いろいろ調べると、実はダウン症やそのほかの染色体異常を持つ胎児の多くは、誕生する前に流産などで母体の中で淘汰(とうた)される運命にあるということを知りました。ある医師は「生まれてくる子は強い生命力を持っている」と聞かせてくれました。我が子もそんな強い生命力を持ってきた一人なのだと思うと、今では母親として息子を誇らしく感じます。そしてまた、ダウン症に限らず障害をかかえながら生まれてくる子すべてが、ほかの命と変わりない強く逞(たくま)しい命の持ち主であるということに気づかされました。

 今、社会的にも障害をもつ人との共存の在り方を議論し、模索されておりますが、どの命も優劣なく朗らかに生きていける社会であることを願わずにはいられません。そのために大それたことはできずとも、まずは私自身がこの子とのよい一日を一歩一歩積み重ねていきたいと思って、日々を過ごしています。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13637355.html

top


BACK

エドゥアルド・ウスペンスキーさん死去 チェブラーシカ原作者(2018/08/16朝日新聞)
エドゥアルド・ウスペンスキーさん(ソ連のアニメ、チェブラーシカの原作者)ロシアメディアによると14日死去、80歳。

 37年モスクワ郊外生まれ。モスクワ航空大学在学中に詩や風刺を壁新聞に掲載するようになり、卒業後は児童文学作家などで活躍した。チェブラーシカは、66年の童話「ワニのゲーナとおともだち」で脇役として初登場。人形アニメ映画(ロマン・カチャーノフ監督)が、日本でも人気を集めた。作者は、共産主義への賛美が求められた時代に、政治抜きの世界を描きたかったという。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13637421.html

top


BACK

 

 

キャンベルさん、同性愛公表 LGBT巡る問題発言の議員批判(2018/08/15琉球新報)
「大きな誤解が波及していくと感じ(同性愛者である)自分の立場から批評することが重要だと思った」と語った。近世・近代日本文学研究の第一人者で、テレビのコメンテーターとしてもおなじみのキャンベルさんが、自らの性的指向を明言した上で展開した批判により、LGBTを巡る議論が活発化しそうだ。・・・月刊誌の寄稿でLGBTを「『生産性』がない」「性的嗜好の話です」と表現した自民党の杉田水脈衆院議員に対しても「性的指向を『嗜好』と混同させるように書いている。努力で変えられると思っているようだが、『直せばいい』という論理は多くの人の苦しみを助長する」と反発した。

・・・ 日本社会のLGBTへの態度を「やんわりと遠巻きに見るが、表だっては公認しない。一人一人の当事者の可能性を閉じ込め、開花させない力が働いている」とみる。同性婚をはじめとする諸制度の整備などをどうするのか。「(議員の発言は)悲しい発言ですが、私の発言も含め、一緒に考えていこうというきっかけになればいい」と強調した。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-782147.html

top


BACK

翁長雄志沖縄県知事を歴代担当記者たちが語り合った 「言霊」持った政治家 県民の「うねり」引き出す(2018年8月13日琉球新報)
当銘 「2014年の知事選時、『オール沖縄』という言葉がいつ頃から使われるようになったのか調べたことがある。検索した限りでは『オール沖縄』という言葉が政治の場で初めて出てくるのが1979年。驚いたことに、翁長氏の兄助裕さんが出馬した衆院選の打ち上げ式の記事で助裕さんが『これからはオール沖縄でやっていく必要がある』と訴えていた。助裕さんの言葉を聞いていた翁長氏の心に残った言葉だったんだと思う」

金良 「17年の新年会で、父・助静さんの短歌『侘(わ)びしげに見ゆれど孤(ひと)つの高さ示し岩を圧(おさ)へてひともと小松』を詠んだ。『大きな岩の上にある小さな松は侘びしく見えるが、松は根を張り岩を押さえている』と意味を解説し、自分自身を、根を張る木に例えることが多かった。沖縄を支え発展させるため、根を張り続けようとしていたと改めて思う」
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-781080.html

top


BACK

終戦の日に考える 平和をつくるために(2018/08/15東京新聞)
戦争は政府にとっては政治であり勝敗であるのだろうが、家族や個人には人の生死でしかない。
 国家を主語とした威勢のいい話は一時耳に心地よいかもしれないが、注意せねばならない。近隣国への反感をあおる政治家の言葉はよく聞き分けねばならない。戦争より外交である。武力より対話である。戦争が多くの人の命を奪うのなら、外交は多くの人の命を救うといってもいい。何も理想を言っているわけではない。反戦は普通の人々の現実である。国家を平和へと向けさせるのは私たちの判断と意思である。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018081502000168.html?ref=rank

top


BACK

沖縄の怒りを見ろ! 写真家・石川真生さん、創作写真で訴え 21日から那覇で展覧会(2018/08/15朝日新聞)
戦後73年を経てもなお続く「戦争」を、写真を通じて見つめる女性がいる。沖縄に生まれ育った写真家、石川真生(まお)さん(65)は、沖縄人(ウチナーンチュ)の「怒り」を一般の人に表現してもらう創作写真に挑んで5年。沖縄の基地問題に関心を寄せようとしない本土に向け、「沖縄を見ろ!」と吠(ほ)える。・・・ 石川さんは高校生だった1971年、沖縄が本土に復帰する直前のデモに参加し、投げられた火炎瓶で亡くなった沖縄の機動隊の姿に激しい衝撃を受け、「沖縄」を撮る写真家になることを決めた。70年代半ば、コザ市(現沖縄市)や金武町(きんちょう)の「黒人バー」で働き、当時まだ差別されていたという黒人の米兵と、彼らに恋する日本人女性たちの日常を撮影。その作品80点を収め、2017年に出版された写真集「赤花 アカバナー、沖縄の女」の中の10点が先日、米国のメトロポリタン美術館に収蔵された。・・・「写真絵巻」を制作中、知らなかったり間違えて覚えたりしていた歴史に触れ、勉強になっているという。「今は教育現場で詳しく戦争を教えないので『二度と繰り返さない』が崩れ始め、まずいと思う。これからも私は『嫌なのは嫌』とはっきり主張する」

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13635808.html

top


BACK

打開策の見つからない汚染水対策(2018/08/15朝日新聞)
凍土壁の効果は限定的、地下水が豊富な原発敷地に増え続ける貯蔵タンク群
 東京電力・福島第一原発の構内を少し高い位置から一望すると、事故を起こした原子炉建屋にもまして、林立するタンク群が目につく。汚染水を貯蔵するこれらのタンクが今なお増え続けている状況を考えると、溶けた核燃料や使用済み核燃料の処理に加えて、放射性物質を含んだ汚染水も対応を急がねばならない喫緊の課題であることが伝わってくる。・・・
http://webronza.asahi.com/science/articles/2018061300003.html

top


BACK

「米と戦争や交渉しない」 ハメネイ師、首脳会談拒否(2018/08/14東京新聞)
 【カイロ=奥田哲平】イランの最高指導者ハメネイ師は十三日、核合意離脱に伴う経済制裁を再発動した米国との関係を巡り「米国と戦争もしないし、交渉もしない」との考えを明らかにした。トランプ米大統領はイランとの首脳会談に意欲を示しているが、明確に拒否した。公式ツイッターでハメネイ師は、米国との交渉を禁じると言明。その理由を「米国は力と金に頼り、交渉を商取引と考えている」などと列記し「こんなうそつき国家を相手にすべきなのか」と痛烈に非難した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201808/CK2018081402000124.html

top


BACK

勇姿忘れない  知事追悼の絵に反響  TOYOさん作(2018/08/14琉球新報)
宮古島市出身で東京都在住のミュージシャン、TOYOさん(50)が描いた翁長雄志知事の絵が、ツイッターやフェイスブックを通して広まり、反響を呼んでいる。TOYOさんは「命を削って県民や平和のために尽くした翁長さんの思いが、絵を通して受け継がれていけばうれしい」と期待した。

 琉球料理屋やイベントなどで沖縄音楽を披露している。訃報に接し「居ても立ってもいられなくなって描いた」という。・・・TOYOさんは「新たな基地施設を造らせないと、県民の先頭で闘った歴史に残る知事だ。今後も絵や追悼の曲を発信し、勇姿を忘れないようにしたい」と力を込めた。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-781660.html

top


BACK

(波聞風問)「生産性がない」 利益偏重?本当の意味は 堀篭俊材(2018/08/14朝日新聞)
 「生産性」という尺度で人の価値を決めつける表現には驚かされた。自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が同性カップルについて「子どもを作らない、つまり『生産性』がない」と寄稿した文章が批判を浴びた。この場合の生産性とは、イコール子どもの数を意味するのだろうか。縮んでいく国にあって「産めよ殖やせよ国のため」的な発想にとらわれてしまうのは、いまの時代の雰囲気を映し出している。・・・「利益は付加価値のひとつの項目に過ぎない。日本の経営者がやっているのは、利益以外の項目をひたすら下げることだけ。人口が減る日本ではお金が回らず、たちまちデフレになる。経営者に求められるのは付加価値の全体を増やすことです」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13634374.html?rm=150

top


BACK

空爆やめて イエメン、子どもたちが抗議(2018/08/14朝日新聞)
内戦が続く中東イエメンの首都サヌアで12日、空爆に対する抗議の声をあげる子どもたち。反政府武装組織フーシの支配下にある同国北部のサアダ近郊では9日、子どもたちを乗せたバスがサウジアラビア主導の有志連合の空爆を受け、数十人が亡くなった=AFP時事

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13634436.html

top


BACK


 

終戦の日を前に 国家は国民を守るのか(2018/08/14東京新聞)
全国が焦土と化した終戦から七十三年。無数の犠牲者が出た。空襲から国民はなぜ逃げられなかったのか。そこから国家と国民の関係が見えてくる。「空の要塞(ようさい)」と呼ばれたB29爆撃機が編隊で焼夷弾(しょういだん)をばらまいた。目標は木造の民家だった。東京では一九四五年三月の大空襲から終戦まで六十回を超える被害を受けた。死者約十万七千人。被災者は三百万人にも上った。
 空襲は全国に及び、愛知では約一万人超、大阪では約一万三千人超の死者が出た。広島と長崎の原爆投下の犠牲者は計約二十一万人。空襲による民間人の犠牲者数は四十一万人超といわれる。・・・「バケツ五、六杯で消せる」「焼夷弾は手でつかめる」…。手袋でつかみ、放り出せというのだが、あまりに非現実的である。驚くべき非科学世界の中で、国民を消防に駆り立てていたわけだ。
 それが不可能であるのは、科学者や軍も政府も当然、知っている。では、なぜ? (1)自ら臨戦態勢につく覚悟を植え付ける(2)「日本軍は弱い」という反軍意識の回避(3)人口流出による軍需生産力の低下や敗北的な逃避観念を生じさせないために「逃げられない体制」をつくる−。前掲書では、そのように説明している。・・・ 安倍晋三首相の悲願は九条の改憲である。首相にどれだけ戦時下の国民を思う気持ちがあるか。「侵略戦争の定義が定まっていない」など、まるで戦争への反省が聞かれない。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018081402000159.html?ref=rank

top


BACK

戦争を忘れない 井上ひさしさんの遺志継ぐ舞台「母と暮せば」(018年8月9日東京新聞)
井上ひさしさんの作品を中心に披露している劇団こまつ座は今秋、「母と暮(くら)せば」(栗山民也演出)を上演する。山田洋次監督の同名映画の舞台版で、長崎への原爆で死亡した息子が亡霊となって母親の前に現れ、思いを交わす物語。・・・母親役の富田靖子は「私は長崎から近い福岡で育った。九州で起きたことを未来につないでいくことに、身の引き締まる思い」、息子役の松下洸平は「今を生きる僕らにとって大切なメッセージを持つ作品の一部になれることをとても光栄に思う」とそれぞれ抱負を語った。公演は十月五〜二十一日、東京・新宿の紀伊国屋ホール。
 また、戦争体験世代の女優たちが広島、長崎の悲劇を語り継ぐ朗読劇「夏の雲は忘れない−ヒロシマ・ナガサキ一九四五年」の巡演が今年も続いている。
 一九八五年に始まった朗読劇は、原爆で被害に遭った人たちの手記などを基に構成され、女優たちが各地で伝えている。今年は西日本豪雨の影響で一部公演が中止になったが、今月九日に千葉県君津市、十二日に東京都武蔵村山市で上演予定。舞台に立ち続ける高田敏江は「戦争からは何も生まれない。戦争の悲惨さを若い世代に伝えていきたい」と語る。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2018080902000197.html

top


BACK

東条首相開戦前夜発言のメモ発見 天皇に動揺なく「すでに勝った」(2018/08/14東京新聞)
太平洋戦争の開戦前夜、昭和天皇への報告を終えた東条英機首相の発言や様子を記したメモが14日までに見つかった。開戦の手順を報告する東条に、昭和天皇が「うむうむ」と応じ、動揺を見せなかったことから、東条は「全く安心している。このような状態であるから、すでに勝ったと言うことができる」と述べたという内容。東条の発言を書き留めた湯沢三千男・内務次官=1963年に死去=のメモを遺族が保管していた。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018081401001244.html

top


BACK

「ソウルの女王」が危篤 アレサ・フランクリンさん(2018/08/14東京新聞)
【ロサンゼルス共同】AP通信などは13日までに、「ソウルの女王」と呼ばれる米音楽の伝説的な黒人女性歌手アレサ・フランクリンさん(76)が12日からミシガン州デトロイトで危篤状態にあると報じた。家族らが見守っており、インターネット上ではミュージシャンやファンが回復を祈るメッセージを書き込んでいる。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018081401001335.html

top


BACK

命の危険 今なお 体験者ら、恐怖振り返る 沖縄国際大学でトークライブ(2018/08/13琉球新報)
【宜野湾】1959年の宮森小への米軍ジェット機墜落事故の関係者と米軍ヘリの部品が昨年落下した沖縄県宜野湾市の緑ヶ丘保育園の保護者らが語り合うトークライブが12日、同市の沖縄国際大で開かれた。

 宮森小の事故を描いた映画「ひまわり」の上映も行われた。登壇者は沖国大へのヘリ墜落も念頭に、沖縄の空の状況に変化はないことや、いまも命の危険にさらされ続けていることになど次々と言及した。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-781269.html

top


BACK

教師が父の名前に「×」 政治家・翁長雄志氏の歩み 県民がいがみ合うことに違和感(2018/08/13沖縄タイムス)
小学生の頃から那覇市長になることを目標に掲げていた。一方、父の選挙の際、教室の黒板に教師が父の名前に×、相手候補の名前に○と書く姿を見て、米軍基地をはさんで県民同士がいがみ合うことへの違和感を持った。

・・・ 13年1月、政府に普天間飛行場の閉鎖と県外移設、オスプレイの配備撤回を求めた東京行動で中心的な役割を果たした。同年12月に仲井真弘多前知事が辺野古新基地建設につながる埋め立てを承認すると、自民党を離れ、保革を超えたオール沖縄の結集を呼び掛けた。14年11月の知事選で辺野古反対を訴え、辺野古推進を掲げた仲井真氏に10万票近い大差をつけて勝利した。

 知事として、埋め立て承認の取り消しや撤回など、法的権限で新基地建設阻止に取り組む一方、米国やスイスに足を運び、沖縄に米軍基地の集中する状況を国際社会に伝えた。また、しまくとぅばの普及や、全国一といわれる子どもの貧困対策、アジア経済の拡大を取り込んだ県経済の振興にも心血を注いだ。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/297655

top


BACK

ワシントンで白人至上主義集会 衝突から1年、数千人抗議(2018/08/13東京新聞)
【ワシントン共同】米首都ワシントンのホワイトハウス前で12日、白人至上主義者や極右団体の二十数人が集会を行った。南部バージニア州シャーロッツビルで反対派と衝突した集会から同日で丸1年となったのを機に実施。すぐそばで人種差別に反対する数千人が抗議デモを行い、厳戒警備態勢を敷いた警察当局との間で小競り合いも起きた。
 白人団体は星条旗を掲げて行進し、ホワイトハウス前の鉄柵で囲まれた区域に集合。メンバーが演説し白人団体の「言論の自由が守られた」と主張したが、反対派の規模に圧倒され、天候も悪化して予定より早く集会を終えた。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018081301001088.html

top


BACK

首相 問われる「1強」5年8カ月 「森友・加計」疑念晴れず(2018/08/13東京新聞)
 「アベノミクス」は曲がり角を迎えた、と指摘される。「異次元の金融緩和」は、超低金利による経済への副作用の長期化が懸念されている。経済を好転させ消費税増税の環境を整え、財政再建する−はずが、税率10%への引き上げを二度延期してきた。財政再建は遠のき、負担は将来世代に先送りされている。・・・改憲にも、重ねて意欲を示した。同時に安倍政権は憲法を軽視するような姿勢も目立つ。憲法上許されないと歴代政権が判断してきた集団的自衛権の行使を容認し、憲法の規定に基づく野党の臨時国会開会要求に応じてこなかった。
 首相自身あいさつで認めたように、政治や行政への国民の不信感は深刻だ。森友・加計問題では、発覚から一年半を経ても国民の疑念が晴れていない。首相と加計学園理事長の面会が記された文書など「証拠」が次々に明らかになったのに、首相らの不可解な説明が続いているからだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201808/CK2018081202000133.html?ref=rank

top


BACK

「基地建設止める」 沖縄県民大会 断念要求決議(2018/08/12東京新聞)
米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)移設に反対する「県民大会」が十一日、那覇市内で開かれた。主催者発表で約七万人が参加し、辺野古での新基地建設を断念するよう日米両政府に要求する決議を採択した。登壇者も参加者も、反対運動の象徴的存在で八日に死去した翁長雄志(おながたけし)知事に対する思いを語り、会場は追悼ムードに包まれた。・・・謝花喜一郎(じゃはなきいちろう)副知事はあいさつで「翁長氏が命を削って建設反対を貫こうとした姿勢は後世まで語り継がれる」と弔意を表明。翁長氏が打ち出した辺野古沿岸部の埋め立て承認撤回方針を継承する考えを示した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201808/CK2018081202000139.html

top


BACK

移民、EU全体対応の認識で一致 独スペイン首脳会談(2018/08/12東京新聞)
【パリ共同】ドイツのメルケル首相は11日、スペイン南部サンルカルデバラメダを訪問し、同国のサンチェス首相と会談した。スペイン首相府によると、両首脳は主要議題となった移民・難民の欧州流入に関し、欧州連合(EU)全体で対応し、受け入れには各国の連帯が必要だとの認識で一致した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018081201001004.html

top


BACK

「みとる」と「生きる」と(2018/08/12東京新聞)
 「心不全が進みこれ以上の治療はできません。今後どこでみとるかを決めてください」
 長野県内のある総合病院。八十代の女性患者の主治医は、会議室に集まった家族やケアマネジャーにこう告げると退出した。転院か施設か。決めかねうなだれる家族に、担当の女性訪問看護師(52)が口を開いた。
 「みとるというけど、患者さんは今、生きている。これからもどこでどう生きたいか、それを考えていきませんか」。途端、長女は無言のまま大粒の涙をこぼした。本人と家族は帰宅を選ぶ。看護師は「私が行って一緒に(世話を)やっていくから」と励ました。・・・ 昨年、国内では約百三十四万人が亡くなった。高齢化に伴い、総人口減とは対照的に五年連続の増だ。そんな多死社会にあって、最期まで患者の「生きるを支える」看護職の存在に胸熱くなる。 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2018080802000166.html

top


BACK

干上がったアラル海のいま 環境破壊、報いの現場を歩く(2018/08/12朝日新聞)
 中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンにまたがる塩湖「アラル海」。日本の東北地方とほぼ同じ広さの湖面積が、わずか半世紀で10分の1にまで干上がった。漁村は荒廃し、乾いた湖底から吹き寄せられた塩混じりの砂が町村を襲う。ソ連時代の無謀な水資源計画のつけを、人々は今も払い続けている。・・・アラル海の湖面積は1960年ごろは6万8千平方キロだったが、近年は10分の1に。干上がった原因は、ソ連が第2次大戦後に実施した大規模な灌漑(かんがい)政策だ。アラル海に注ぐ、2千キロ以上を流れるシルダリア川とアムダリア川の水を、流域の綿花と水稲の栽培拡大に使った。・・・クズルオルダ州のクリムベク・クシェルバエフ知事(63)は「アラル海の危機は、自然に対する人間の無責任さの実例だ。綿花や米を栽培する必要があったしても、環境と人々の健康に回復不能な損害を与えていいことにはならない」と話す。

https://digital.asahi.com/articles/ASL6X51R1L6XULBJ009.html?iref=comtop_8_06

top


BACK

知事追悼「辺野古NO」 土砂投入阻止へ県民大会(2018/08/12朝日新聞)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画で名護市辺野古の海に土砂が投入されるのを前に、建設断念を求める県民大会が11日、那覇市の奥武山(おうのやま)陸上競技場であった。台風接近で雨が降るなか、主催者発表で7万人が集まり、急逝した翁長雄志(おながたけし)知事を追悼するとともに、辺野古に新たな基地は造らせないという意思を改めて示した。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13633152.html

top


BACK

 

 


自然エネルギーへ
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。

 


bians
バースデザインビアンスアンディムジークプロニティヘキサグラムアロットらなこる展示室
ユニバーソーリドメモランダム物置小屋ラブソンググランブルーな人々へバースの寺子屋|
リンク・県別リンク・世界の国リンク・世界のインテリジェンス
リンク・ニュースリンク・サイトリンク・ヒューマニスト

サイトポリシーサイトマップリンク著作権お問い合わせWORKS

カウンター