KIJI LISTpoint NEWS LIST20182019

<POINT NEWS317>2018/07/31・・・
(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)
 

sankaku317sankaku
2018/07/31sankaku08/05
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<「餓死」の島 戦争マラリアの悲劇> (上)飢えと病の地獄があった(2018/08/05東京新聞)
「宮古ブルー」と呼ばれる透き通る青い海とサンゴ礁に囲まれた沖縄県・宮古島は今、建設バブルの真っただ中にある。沖縄本島から南西に約二百九十キロ。宮古、伊良部、下地など六つの島からなる宮古島市は、さいたま市とほぼ同じ面積(約二百平方キロ)に約五万五千人が暮らす。あちこちで高級リゾートホテルやアパートの建設が進み、人手不足のため島外からも建設作業員が集まる。・・・島中央部では、陸上自衛隊宮古島駐屯地(仮称)の隊舎などの工事も始まり、近い将来、警備部隊やミサイル部隊などが配備される。「島では軍隊と『カジノ』がやってくるとささやかれています」。駐屯地前で毎朝、抗議活動をしている上里清美さん(62)が皮肉交じりに語る。
 急速に変貌する宮古島では、沖縄戦の記憶が風化しつつある。戦時中、そこには三万の日本兵がいた。・・・高沢さんは仲宗根さん宛ての手紙に「毎日、飢えながら、栄養失調とマラリアで亡くなった兵士を荼毘(だび)に付していました」と当時の惨状を記し、「兵隊は現地で悪いことをしていたので、私はもう宮古島へは行けません」と伝えた。
 「悪いこと」とは、住民の食料を盗み食いしていたことだという。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201808/CK2018080502000123.html

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東京医大に「女性活躍」補助8000万円 減点疑惑の時期、国から3年で交付(2018/08/05東京新聞)
一般入試の女子受験者を一律に減点した疑いが浮上した東京医科大(東京都新宿区)が二〇一三年、女性医師や研究者の育児と仕事の両立を支える国の事業に選ばれ、三年間で計八千万円の補助金を受けていたことが分かった。・・・こうした支援が進められる一方で、同じ時期に女子の受験者の得点を一律に減点して入学を抑制していた疑いが持たれている。一四年度は女子の合格者が20%に急減し、いったん三割前後に増えたものの、一八年度は17・5%にまで下がった。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201808/CK2018080402000125.html?ref=rank

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動物のお医者さん、模型で実習 山口大など生体から転換(2018/08/05朝日新聞)
山口大と鹿児島大の共同獣医学部が、学生の実習で使う動物を、生きたものから模型に切り替える取り組みを進めている。教育のレベルを保ちつつ、動物に苦痛を与えないという「動物の福祉」の面でも国際標準に引き上げる試みだ。・・・模型の導入を進めるのは、倫理面で国際水準に引き上げるためでもある。欧米では「動物福祉に配慮する」ことなど、認証機関が厳しい基準を設けている。だが日本ではそうした基準も、国際認証を取得した大学もなく、木曽教授は「日本は後れをとっている」と指摘する。山口大はヨーロッパの認証機関EAEVE(イーブ)の認証取得をめざしているという。
https://digital.asahi.com/articles/ASL676THCL67TZNB013.html?rm=552

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今も避難生活、3657人 西日本豪雨から1カ月(2018/08/05朝日新聞)
西日本豪雨で大雨特別警報が最初に出されてから、6日で1カ月を迎える。なお避難勧告と指示は計約6万人に出され、3600人以上が避難生活を続けている。仮設住宅の建設も始まったが、交通網の寸断は続き、復興には息の長い支援が求められる。
https://www.asahi.com/articles/DA3S13622491.html

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(声)日本は現金自動支払い機なのか(2018/08/05朝日新聞)会社役員 高橋紀雄(東京都 67)

 防衛省は、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」2基の配備費用が、導入後30年間の維持・運用費を加えた総額で約4664億円になる見通しを明らかにした。米航空機大手ロッキード・マーチン社製の最新型レーダーを採用。1基あたり当初想定の約1・7倍の1340億円に膨らんだ。導入を閣議決定したのは昨年12月である。その後、北朝鮮の脅威ははるかに低減した。にもかかわらず、なぜ、1基あたり500億円以上も高価な仕様に変更する必要があるのか。運用開始も2年後ろ倒しになり、早くても6年以上先である。

 今回の不可思議な決定がいかなる経緯でなされたか、私は推測してみる。米国製兵器は米国の言い値で買わなければならない。オバマさんなどと違い「アメリカ・ファースト」(米国第一主義)のトランプさんは節度など不要である。取れるところから徹底的に取れ、だ。トランプさんから見れば、日本は壊れた「現金自動支払い機」なのだろう。本性をいかんなく発揮する米国に、自己保身のため税金を湯水のごとく献上する、某首相及び自民党関係者には怒り心頭である。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13622390.html

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猛暑の欧州、46度超も 水温上昇で原子炉休止(2018/08/05琉球新報)
【ロンドン共同】記録的な熱波に見舞われたスペインとポルトガルで4日、気温が46度を超えた。1977年にギリシャで記録された欧州での史上最高気温の48・0度に迫る勢い。欧州各地では原子炉の運転休止も起き、影響が広がっている。

 アフリカから押し寄せた熱波が一因で、英気象庁や欧州メディアによると、スペイン南西部で46・6度、ポルトガル中部で46・4度を記録した。同国の首都リスボン郊外では冷房の利用が集中して大規模な停電が発生。フランスでは冷却水として使う川の水温が上昇し、複数の原子力発電所で原子炉の運転が一時的に止められた。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-775894.html

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「人間の能力超えている」広島で被爆の老名誉教授(2018/08/05琉球新報)
広島・長崎の原爆の日はみんなが平和を祈ってほしい−−。福島市の自宅で、広島で被爆した福島大名誉教授、星埜惇さん(90)が静かに語った。東京電力福島第1原発事故で2度目の放射能への恐怖を抱き、原子力は人間の能力では扱えないと確信した。広島原爆投下から6日で73年。毎年この日は、無残に死んでいった仲間を思い、静かに追悼する日だ。1945年8月6日午前8時15分。旧制広島高校生だった星埜さんは、広島県呉市の自宅に戻る列車に乗っていた。車内で激しい衝撃を受けた。呉駅に着いて広島市の方角を見ると、上空に不気味な薄墨色がかったピンクの雲がもくもくと上がっていた。翌日、広島市内に引き返し、コンクリートの残骸の間に寝かされている被爆者たちの間を、同級生を捜して歩き回った。

 やっと捜した1人を寮に連れ帰ったが、全身をやけどして水を飲むのもやっと。体中にわくウジ虫を取ってやることしかできなかった。3日ほどして静かに息を引き取った。とりすがって泣く両親の姿が忘れられない。その後もおびただしい犠牲者の死体処理をした。大きな穴を堀って次々と死体を入れ、重油をかけて焼いてゆく。「人の死についての感情がなくなっている状態でした」間もなく、自分の体調も悪くなった。下痢と発熱、倦怠(けんたい)感で1カ月ほど寝込んだが、運良く命は助かった。戦後は東大農学部に進み、卒業して福島大に赴任。72年、被爆者手帳を取得し、その後、県原爆被害者協議会の事務局長を昨年まで務めた。10年ほど前に直腸がんを患った。放射能への恐怖は尽きない。「被爆者はみんな同じじゃないかな。消えることはありません」

 震災は福島市の自宅で体験した。激しい揺れの後、原発事故を知った。以前から「原子力を扱うのは人間の能力を超えている」と思っていた。その恐れが現実になった事故だった。あれから7年。「原発は危ない。何かが起こってからでは遅い。だけど変わらない」。もどかしそうに言葉を継ぐ。
https://ryukyushimpo.jp/mainichi/entry-775930.html

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「工事進行はおかしい」 カヌー40艇で「海上大行動」 被覆ブロックなど設置続く(2018/08/04琉球新報)
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に抗議するため、ヘリ基地反対協議会は4日午前、護岸建設現場付近で「土砂投入許さない8・4 辺野古海上大行動」を実施した。新基地建設に反対する市民らは抗議船8隻、カヌー約40艇で抗議の声を上げている。・・・抗議船でマイクを握ったヘリ基地反対協の仲本興真事務局長は「翁長知事による埋め立て承認撤回が決まっているのに、工事を進めるのはおかしい」と訴えた。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-775441.html

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ポルトガルで45・2度 史上最高気温に迫る(2018/08/04琉球新報)
 【ロンドン共同】猛暑に見舞われているポルトガルは3日、各地で気温が上昇、内陸部の中部アブランテシュで45・2度となり、2003年に記録した同国の史上最高気温47・4度に迫る勢いとなった。AP通信が伝えた。熱波がイベリア半島から北アフリカに至る地域を襲っているためで、週末にかけてさらに気温が上がる可能性があるという。欧州での史上最高気温は1977年にギリシャで記録した48・0度。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-775322.html

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警官、ダウン症の男性を射殺 スウェーデン、おもちゃの銃所持(2018/08/04琉球新報)
【ロンドン共同】スウェーデン紙エクスプレッセン電子版によると、首都ストックホルムで2日、ダウン症の男性(20)がおもちゃの銃を持っているのを本物と誤認した警官により射殺された。警察は「危険を感じる状況だった」と釈明、銃の使用状況について調査を開始した。男性の母親は「彼は3歳児のようだったのに。ハエも殺さないような、世界で最も心優しい人間だった」と話している。母親の説明によると、男性は自閉症もあり、言葉を話すことができなかった。プラスチック製のおもちゃの銃を持って自宅を出て、家族が捜索願を出していた。

https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-775316.html

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女性差別入試 文科省は一斉調査を(2018/08/04東京新聞)
 誰もが長時間労働をしているもとでは、子どものお迎えなどの事情で早く帰る医師がいれば、その肩代わりは過重と受け取られる。仕事と家庭の両立を目指しても、上司や家庭の無理解で燃え尽きていくという現実もあるようだ。長時間労働で何とか成り立ついびつな職場を支えるために、入試をゆがめるのは本末転倒ではないか。ほかの大学で同様の不正はないか、文部科学省は直ちに調査する必要がある。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018080402000161.html

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ゲーム障害 のめり込んでは危ない(2018/08/04東京新聞)
 長い夏休み中、オンラインやテレビでのゲームのやり過ぎに注意したい。健康を損ない、日常生活に支障を来す「ゲーム障害」を患うリスクがつきまとう。世界各国を悩ませる新たな精神疾患だ。世界保健機関(WHO)は、病名と症状、分類を示す「国際疾病分類」に、依存症の一つとしてゲーム障害を加えた。新手の病気として認定したわけだ。来年五月の総会で採択され、二〇二二年一月に発効する見通しという。
 ギャンブルやアルコール、薬物などの依存症と同様に、脳の機能に障害が生じる。ゲームで得られる快楽は、覚醒剤を投与されたのに匹敵するという指摘さえある。自らの意思では断ち切れなくなるから恐ろしい。・・・依存症は「家族の病」とも呼ばれている。家庭内に安心できる居場所がないケースが目立つからという。つらい現実から避難し、傷ついた自己を癒やすために依存症に逃げ込んでしまうという構図のようだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018080402000160.html

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大谷が10、11号本塁打 青木以来6年ぶり2桁(2018/08/04東京新聞)
【クリーブランド共同=松下裕一】米大リーグ、エンゼルスで投打の「二刀流」に挑む大谷翔平(24)がクリーブランドの敵地プログレッシブ・フィールドで行われたインディアンス戦に「3番・指名打者」でフル出場し、一回に左翼に先制の2ランを放ち、メジャー1年目で2桁本塁打に到達した。日本選手では2012年にブルワーズで10本塁打を記録した青木宣親(現プロ野球ヤクルト)以来6年ぶり。
 2―3の三回には2打席連続となる同点の11号ソロを放ち、メジャー自身初の1試合2本塁打をマークした。八、九回は安打を放って初の4安打の固め打ちで、チームの7―4の勝利に貢献した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018080401001214.html?ref=rank

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平和を思う夏 戦後73年 各局が特番(2018/08/04東京新聞)
 終戦から73年。今夏も戦争の記憶を風化させないように特集した番組が相次いで放送される。戦争を知る世代が高齢化する中、口をつぐんできた人たちが今語り出した事実、平和の意味を問う内容など、改めて戦争を見つめ直す機会を各局は投げかける。 ・・・「放射線の影響は遺伝するのか」。原爆が残した命題を最新科学で解明しようとしているのは広島市の放射線影響研究所。Nスペ「広島 残された問い〜被爆二世たちの戦後〜」(総合、六日午後十時)で、この課題と、答えが出ることの影響に揺れる研究者と被爆二世の思いを追う。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2018080402000195.html

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(社説)LGBT 自民の本気度を疑う(2018/08/04朝日新聞)
 同性カップルを「『生産性』がない」などと評して、厳しい批判を浴びている杉田水脈(みお)衆院議員の主張に対し、自民党がようやく見解を示した。「問題への理解不足と関係者への配慮を欠いた表現がある」として、今後注意するよう「指導」したと、党のホームページに掲載したのだ。杉田氏とは一線を画し、LGBTに寄り添う党の姿勢を示したが、額面通りには受け取れない。自民党はどこまで本気でこの問題に取り組もうとしているのか。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13620657.html

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(インタビュー)原発は危険、判決の信念 元福井地裁裁判長・樋口英明さん(2018/08/04朝日新聞)
福島の原発事故後では初めて、運転差し止めを命じた関西電力大飯原発3、4号機をめぐる2014年の福井地裁判決。しかし、控訴審で名古屋高裁金沢支部は7月、一審判決を取り消し、住民の請求を棄却する逆転判決をした。一審で裁判長を務め、昨年8月に退官した樋口英明さん(65)に、判決に込めた思いを聞いた。

・・・――日本の原発の現状は。

 「小さな船で太平洋にこぎ出している状況に等しいと思います。運がよければ助かるかもしれませんが、そうでなければ日本全体が大変なことになります。一国を賭け事の対象とするようなことは許されるはずがありません」

 ――福島の原発事故が起きた時はどう思いましたか。

 「正直言って日本の原発があれほど弱いとは思っていませんでした。『止める、冷やす、閉じ込める』という原発の安全確保3原則のうち、『止める』ことができたので、大事故にはならないと思っていました。しかし、冷やすことができずに大事故になりました」

・・・――「豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失である」の文にも驚きました。

 「これを書かせたのは、自分で言うのもなんですが『愛国心』だと思っています。判決当時、私はネット上で『左翼裁判官』などと批判されましたが、本当の保守は原発に反対すべきだと思います」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13620670.html?rm=150

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(売れてる本)『あなた自身の社会』 A・リンドクウィスト、J・ウェステル〈著〉(2018/08/04朝日新聞)
 特筆すべきは、社会の負の面の取り上げ方だ。暴力と犯罪、アルコールと麻薬、いじめ、離婚……。まず、それらの問題の背景に客観的・多面的・科学的に光を当てる。日本の道徳教育が陥りがちな「説教」的にではなく、徒(いたずら)に恐怖心に訴えもしない。「失敗」を犯してしまった場合に立ち直る方策や社会的保障も、複数の視点から丁寧に紹介する。ここには、今後直面するであろう様々な問題に真摯(しんし)に向き合い、乗り越えてほしいという若者への「信頼」が感じ取れる。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13620674.html

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(おあがりやす)常連の“裏メニュー”看板に(2018/08/03朝日新聞)
創業は1904年。大きなちょうちんに誘われて店に入ると、壁にはひときわ大きな字で「皿盛(さらもり)」と書いてある。とろみがあるカレーうどんのルーがかかったカツカレーで、店主の粂(くめ)秀一さん(60)は「8割のお客さんがこれか中華そばを注文する」と語る。不動の人気メニューだ。

 三条駅が京阪本線の終着駅だった約30年前。制服姿の運転士や車掌、向かいのビルに勤める京阪社員らで店は繁盛していた。ある日、社員のリクエストを受けた先代の店主が、トンカツがのった丼にカレーうどんのルーをかけた料理を出した。その後、短い休憩時間で熱々の丼は食べにくいと言われ、大皿に変更。
https://digital.asahi.com/articles/ASL704483L70PLZB00M.html?rm=400

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(地球24時)拘束姿がネット上に 消息不明のイタリア人(2018/08/03朝日新聞)
トルコを旅行中の2016年に消息不明となり、シリアで拘束中とみられるイタリア人アレッサンドロ・サンドリーニさん(32)とされる男性の映像が、インターネット上に公開された。イタリア外務省は1日、「最大限の注意を払い、家族と連絡を取りながら慎重に推移を見守っている」とコメントした。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13619028.html?rm=150

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(異論のススメ)死を考えること 人に優しい社会への一歩 佐伯啓思(2018/08/03朝日新聞)
この7月に私は「死と生」(新潮新書)という本を出版した。評論のようなエッセーのような内容であるが、ここで私なりの「死生観」を論じてみたかった。人口の減少と医療の進歩のおかげで、日本では高齢化がますます進展し、独居老人世帯も2025年には700万世帯になるとみられる。・・・

面倒なものには蓋(ふた)をしてきた今日の社会の風潮の方が奇妙なのではなかろうか。人々の活動の自由をできる限り拡大し、富を無限に増大させるという、自由と成長を目指した近代社会は、確かに、死を表立って扱わない。死を論じるよりも成長戦略を論じる方がはるかに意義深く見える。しかし、そうだろうか。かつてないほどの自由が実現され、経済がこれほどまでの物的な富を生み出し、しかも、誰もが大災害でいきなり死に直面させられる今日の社会では、成長戦略よりも「死の考察」の方が、実は必要なのではなかろうか。・・・

私には、もしもこのような宗教意識が今日のわれわれにある程度共有されておれば、これほど騒々しく他人の非を責めたて、SNSで人を誹謗(ひぼう)し、競争と成長で利益をえることばかりに関心を向ける社会にはならなかったのではないかと思われる。今年から学校では道徳が教科化されたのなら、ぜひとも、日本人の宗教意識や世界の宗教の簡単な解説ぐらいはすべきではなかろうか。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13618912.html

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アートで稼ぐ、政府構想に反発 所蔵品の売却案「マネーゲームだ」(2018/08/03朝日新聞)
世界的な美術市場の活況を経済成長に取り込もうと、政府が取り組みを強めている。美術館も巻き込みながら国内での売買を盛んにしようという構想だが、文化を担う美術品を投資の対象とみなすべきではないと、関係団体などから反発の声が上がっている。

 「稼ぐ文化への展開」。政府が6月15日に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)では、こんな表現が盛り込まれた。国内各地の文化財を観光に積極的に活用する取り組みを進めるほか、美術品の売り上げを国内総生産(GDP)の拡大に取り込む考えだ。

・・・しかし、文化を担う美術品の「商品」としての側面を重視する考え方は、美術館関係者や作家から激しい反発を招いている。・・・国公私立の389館でつくる全国美術館会議が「作品を良好な状態で保持、公開し、次世代へと伝えることが美術館に課せられた本来的な役割」「美術館が自ら直接的に市場への関与を目的とした活動を行うべきではない」との声明を発表し、反対の姿勢を鮮明にした。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13618909.html?rm=150

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沖縄ジュゴン訴訟の訴え棄却 米連邦地裁(2018/08/03琉球新報)
【ワシントン=座波幸代本紙特派員】日米の環境保護団体が絶滅危惧種ジュゴンを保護するため、米国防総省を相手に、米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設工事の差し止めを求めたジュゴン訴訟差し戻し審で、米サンフランシスコ連邦地裁は2日までに訴えを棄却した。・・・ 原告団の生物多様性センター(CBD)のピーター・ガルビン氏は「判決に非常に失望しており、米軍の開発によって世界で唯一残っているジュゴンの生息地を撲滅する可能性に深い懸念を抱いている」とコメントした。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-774498.html

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LGBTに冷たい自民 謝罪、撤回求めず口頭指導(2018/08/03東京新聞)
自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が、子供をつくらない性的少数者(LGBT)は「生産性がない」などと月刊誌「新潮45」に寄稿したことを巡り、同党は2日までに「配慮を欠いた表現があり、指導した」とする見解を党ホームページ(HP)に掲載した。杉田氏の寄稿そのものに加え、二階俊博幹事長が寄稿を問題視しない考えを示したことが世論の反発を強め、ようやく指導を公表する形で事態収拾に乗り出したが、謝罪や撤回までは求めず、人権問題に対する意識の低さを露呈した。 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201808/CK2018080302000146.html

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地上イージス 巨費投じる妥当性欠く(2018/08/03東京新聞)
 地上配備型迎撃システムの導入経費は三十年間で約四千六百六十四億円に上る。緊張緩和の流れに逆行し、二カ所の配備候補地には反対・慎重論もある。巨費を投じる妥当性を欠くのではないか。冷戦終結後、減少傾向にあった防衛費は安倍晋三首相の政権復帰後、厳しい財政事情にもかかわらず増え続けている。二〇一三年度以降、六年連続の増額で、過去最大の更新も四年間続く。概算要求に向けた作業が進む一九年度防衛費も、米軍再編関連経費などを含め過去最大の五兆三千億円程度となる見通しだ。・・・三十年間の維持・運用費を合わせると二基で約四千六百六十四億円。ミサイル発射装置や用地の取得費は含まれておらず、全体ではさらに膨れ上がるのは必至だ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018080302000150.html?ref=rank

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パリ・エッフェル塔がストで閉鎖 観光シーズン影響大、再開不明(2018/08/02東京新聞)
【パリ共同】パリで最も人気のある観光名所の一つ、エッフェル塔の従業員が1日夕、労働条件の悪化を訴えてストライキに踏み切った。営業時間途中で塔が閉鎖されて入場できなくなり、観光シーズン真っ盛りのスト断行で日本人を含む多くの訪問客に影響が出た。再開時期は不明。フランスのメディアによると、エッフェル塔の訪問客は1日平均約2万5千人。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018080201000860.html

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(時時刻刻)首相、会ってない、言ってない、記録ない 「なかったことに」次々(2018/08/02朝日新聞)
安倍晋三首相と面会した事実が伏せられたり、首相官邸が否定したりする事態が相次いでいる。面会中に首相が語ったとされる発言が、後で否定されることもある。「あったことをないことに」する姿勢は、政治不信を招きかねない。・・・ 首相にとっては自民党国会議員による懇親会「赤坂自民亭」に出席し、西村康稔官房副長官がツイッターで写真を公開したことが批判を浴びたばかり。県議の一人は「自民亭のことでたたかれたから、表に出したくないんでしょう」とみる。友田県連幹事長は面会の事実を明かさないよう呼びかけたという。個人のカメラなどでの首相の写真撮影も禁じられた。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13617173.html

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猛暑でも電力に余力 節電・再生エネが貢献(2018/08/02朝日新聞)
要が高まり、電力使用量もうなぎ登り。8月も全国的に気温が高くなりそうだが、今夏も電気が足りなくなることはなさそうだ。省エネの定着や再生可能エネルギーの普及で、十分な供給力を確保できる見通しだからだ。政府は夏の節電要請を3年連続で見送っている。・・・ 太陽光発電など再生エネの普及も供給余力の確保に大きく貢献している。九州電力管内では7月26日午後2〜3時に今夏の最大需要となる1601万キロワットを記録したが、太陽光が432万キロワットと27%分を供給した。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13617247.html

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スウェーデン、王冠盗難 容疑者はボートで逃走か(2018/08/02朝日新聞)
 スウェーデンの首都ストックホルムの西約60キロにあるストレングネース大聖堂で7月31日昼ごろ、ガラスケースに入っていた同国王室の17世紀の王冠などが盗まれた。容疑者は複数おり、約200メートル離れた湖にとめてあったモーターボートに乗って逃げた模様だ。

 ロイター通信などによると、盗まれたのはカール9世(1550〜1611)とクリスティーナ王妃(1573〜1625)の葬儀で使われた王冠二つと、十字架のついた宝珠一つで、金や真珠、宝石が使われている。事件当時、大聖堂は一般に公開されていたが、王冠などは警報機能のついた鍵付きのガラスケースに入っていたという。大聖堂の外にいた目撃者は地元メディアに「男2人が大聖堂から湖に走っていき、白い小さなモーターボートに飛び乗った。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13617213.html

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(インタビュー)地球環境、限界なのか ヨハン・ロックストロームさん(2018/08/02朝日新聞)
西日本が死者200人を超す豪雨に見舞われたのに続き、「災害級」の猛暑が日本列島を襲う。人間の活動によって、地球環境は限界を超えつつあるのか。持続可能な開発目標(SDGs)の基礎になった枠組み「プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)」。その研究を主導したヨハン・ロックストロームさんに聞いた。・・・ ――1・1度の気温上昇でこれだけ影響が出ています。地球温暖化防止の国際ルールであるパリ協定は、産業革命前からの世界の平均気温の上昇について、2度を十分下回り、1・5度を目指すとしていますが、世界は4度上昇に向かう軌道上にあります。

 「1・1度になっているのは、大気汚染などによるエーロゾル(浮遊粒子状物質)に日射を遮る冷却効果があるからで、これがなくなれば1・5度近くに急上昇することを覚えておくべきです。地球の気温は、すでに最終氷期終了(約1・2万年前)後で最も高くなっています。たとえ2度未満に抑えても、影響を軽減するために膨大な適応策が必要になるでしょう」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13617157.html?rm=150

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男女平等訴えた「証し」 女優カード40枚見つかる 100年前英国で活躍の画家が所有(2018年8月1日東京新聞)
 百年前、英国の女性参政権獲得運動を支援した愛知県豊田市出身の画家牧野義雄が収集していた女優らの写真カード約四十枚が英国で見つかった。当時、ロンドンの売れっ子画家だった牧野は女性参政権の正当性を著書で主張。英国女性の絵を多く描きながら「女性は人間製造機ではない」と、女性の権利向上を訴えた。カードからは、牧野の英国女性に対する愛着が垣間見える。・・・牧野は夏目漱石と同時代にロンドンに滞在し、二人は下宿も近かったが、英国での知名度は牧野が断然勝った。絵だけでなく、独特な英語で書かれた随筆も英国人に好まれ、日英同盟締結(〇二年)により日本に対する関心も高まり、大流行した。
 そんな中、牧野は英国の女性参政権運動家たち「サフラジェット」に出会い、交流する。一二年の著書「わが理想の英国女性たち」の中で、「選挙権を与えるか与えないかを性別によって決定するのは間違っている」と断言。議会制民主主義を打ち立てた英国で女性に選挙権がないことを「悪夢」と非難した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201808/CK2018080102000290.html

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「同性愛 趣味みたいなもの」 自民・谷川議員「法律化は不要」(2018/08/02東京新聞)
 自民党の谷川とむ衆院議員(比例近畿、当選二回)がインターネット番組で、同性婚のための法整備は不要との見解を示した上で、同性愛を念頭に「趣味みたいなもの」と述べたことが一日分かった。同党の杉田水脈衆院議員のLGBT(性的少数者)をめぐる主張が批判を浴びる中、無理解な発言が続いた形だ。
 発言があったのは七月二十九日放送のインターネット放送局「Abema TV」の番組。他の出演者が同性婚を可能にする法整備を容認したのに対し、「多様性を認めないわけではないが、法律化する必要はない。趣味みたいなもの」と語った。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201808/CK2018080202000157.html

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山谷で聞いた、あなたの足跡 支援者が冊子創刊(2018年8月1日東京新聞)
 簡易宿泊所が並ぶ東京・山谷地区(台東、荒川区)で暮らす日雇い労働者や路上生活者らの人生を聞き書きした冊子「あじいる」が創刊された。生活困窮者らの支援者たちが「彼らが生きてきた証しを残したい」と編集。高齢化が進む「労働者の町」のそれぞれの軌跡から、社会の矛盾が浮かび上がる。・・・各地の炭鉱閉山など世の中の出来事と坪一さんの人生を一覧できる年表も付けた。山崎まどかさん(51)は「個人をしっかりと知ると、社会的な背景も見えてくる。なぜ山谷にたどり着いたかに思いをはせてほしい」と狙いを説明する。創刊号は無料で、A5判、十七ページ。入手方法は「あしあとプロジェクト」のホームページで紹介。次号は秋ごろ発行予定。発行継続のため寄付も募っている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201808/CK2018080102000288.html

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半ズボンで乗務認めて、ベルギー 猛暑で首都圏のバス運転手が要望(2018/08/01琉球新報)
バスは窓が大きく車内が温室のように高温になる上、バス停でドアが開くたびに外気が入り、エアコンの効果も弱められてしまうと運転手らは主張。運輸系企業の従業員の大部分が加入する労働組合も運転手の要求を支援し、半ズボン制服を求める嘆願書には千人を超える署名が集まった。ベルギー国内で首都圏の外を走る路線バスの運転手は、半ズボンでの業務が認められているという。

https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-773115.html

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諫早開門「無効」 確定判決を覆す不思議(2018/08/01東京新聞)
誰もが不思議に思う。長崎県の諫早湾干拓事業を巡り、開門命令の確定判決を覆し、福岡高裁は国側の請求を認め、命令を無効とした。確定判決を履行しない国の姿勢こそ問題なのではないか。
 司法の役目とは何かが問われていたのだと思う。諫早湾の干拓事業は、一九九七年に「ギロチン」と呼ばれた工法で堤防が閉め切られた。その結果、赤潮がたびたび発生し、ノリは大凶作となった。カニやタコ、エビなどが捕れる豊かな海だったのに、高級二枚貝のタイラギは休漁となった。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018080102000167.html

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安倍政権の手法考(2018/08/01東京新聞)
 例えば「働き方改革」などの政策を立案したり、変更したりする際に重要なことは何だろうか。少々、堅い言い方になるが、それは「エビデンス(客観的証拠)」に基づいて政策を行うことだ。平たくいえば「この政策を行えば、こういう効果が表れる」と政策と効果との間にはっきりとした因果関係が認められるものだけを行う。効果が予測できる政策を行うのだから合理性がある。世界一の借金大国で財政に余裕がない日本こそ本腰を入れるべきものだ。ところが、米国や英国に始まり先進諸国や経済協力開発機構(OECD)などの国際機関でも一般的になっている手法なのに、日本では安倍政権になって疎(おろそ)かにされている。

否、むしろ逆の方向に進んでいる。つまりエビデンスや立法事実(法律が必要とする経済的や社会的な事実)というものを半ば無視し、結論ありきで政策を進める。ついには「政策に基づいてエビデンスを捏造(ねつぞう)」するということまでやってしまう。裁量労働制に関したデータ疑惑が代表例である。「過労死を助長する」との批判が渦巻く中、裁量労働制の方が労働時間が長い調査結果が出れば、それは不都合な真実になる。そこでデタラメのようなデータを出して欺こうとした。結局、嘘(うそ)がばれてやり直しとなったが、この政権のやりたい放題を正すにはエビデンスを突き付けることだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2018080102000168.html

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(時時刻刻)日銀、追い込まれた末 緩和策修正(2018/08/01朝日新聞)
日本銀行が31日、大規模緩和策の修正に踏み切った。物価が思うように上がらず、長期化を余儀なくされる緩和策の「副作用」を減らすためだ。ただ、市場の動揺を避けるため、今後も低金利を続けることを同時に約束する、どっちつかずの内容でもある。米欧が金融緩和を終える「出口」へ向かう中、日銀は取り残されるばかりだ。・・・ 日銀は4月に物価上昇率2%の達成時期を削除し、今回の会合では物価に関する集中討議を行って、物価が上がりにくいことを認めた。ある日銀幹部は「(今回の討議は)物価がぐんぐん上がると突っ張るのをやめ、ここらで楽になるためでもある」という。ただようやく現状を認めたところで、政権への配慮から「2%」目標の看板は下ろせない。異次元の緩和策を正常化させる道はさらに見えなくなっている。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13615583.html

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(声)沖縄の苦しみ実感、連帯したい(2018/08/01朝日新聞)無職 須合邦夫(秋田県 78)

 陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の秋田県の配備候補地には、道路一本隔てて高校がある。住宅が並ぶ市街地で小中学校もある。そのような場所を政府は「最適地」と宣言した。基地問題で沖縄の人々を長年苦しめてきた政府の、国民不在の感覚がようやく実感として分かった。沖縄県の翁長雄志知事が、名護市で進む米軍基地建設について、前知事による辺野古沿岸部の埋め立て承認を撤回すると表明した。これに対し、政府は「工事を進めていく考えに変わりない」とし、執行停止を申し立てるという。

国からの反論を聴く手続きに入る前に、県の主張を押しつぶそうという態度は卑劣である。米朝会談が開かれるなど国際情勢の変化に対応できず「変わりない」と繰り返すとは、化石のような感覚だ。秋田県でも、地元住民を先頭に自治体や幅広い県民が反対の声を上げ始めている。防衛省は地質調査などを行う業者の選定手続きを延期した。遅まきながら沖縄県の人々と連帯し、国民の生命を守る政治の実現を目指したい。病身を押して奮闘する翁長知事の思いを、国民皆が受け止めるべき時だと思う。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13615467.html?rm=150

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安田純平さんか「すぐ助けて」 ネット上に新映像、窮状訴え(2018年7月31日 琉球新報)
【カイロ共同】内戦下のシリアで2015年に行方不明になった日本人ジャーナリスト、安田純平さん(44)とみられる男性が「今すぐ助けてください」と訴える内容の新たな映像が31日までに、インターネット上に公開された。安田さんを拘束している犯人グループ撮影の可能性があるが、信ぴょう性や詳細は不明。政府高官は31日夜、映像について「本人の映像とみられる」と述べた。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-772739.html

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諫早開門命令「無力化」 漁業者側が国に逆転敗訴 福岡高裁判決(2018/07/31朝日新聞)
 諫早湾干拓事業(長崎県)の堤防排水門の開門を命じた確定判決をめぐり、開門を強制しないよう国が漁業者に求めた訴訟の控訴審判決が30日、福岡高裁であった。西井和徒裁判長は国の請求を退けた一審・佐賀地裁判決を取り消し、「確定判決の強制執行を許さない」として漁業者側の逆転敗訴の判決を言い渡した。・・・ 

<国営諫早湾干拓事業> 農地造成と防災を目的に諫早湾を長さ約7キロの潮受け堤防で閉め切り、干拓地と調整池を設けた。総事業費は2533億円。農林水産省が1989年に着工し、2008年に完成、営農が始まった。閉め切り後、有明海の漁業不振との関係が疑われ、漁業者が潮受け堤防排水門を開門して調査するよう求めている。一方、干拓地の営農者は開門すると農地が塩害などの被害を受けるとして、開門の差し止めを求めている。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13613995.html?rm=150

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「マック超えたい」蘭州ラーメンの野望、日本でも大行列(2018/07/31朝日新聞)
中国北西部の甘粛省蘭州市が、名物ラーメンの海外進出に取り組んでいる。習近平(シーチンピン)政権が提唱するシルクロード経済圏構想「一帯一路」に便乗し、目指すは「世界一のファストフード」だ。

・・・特徴「一清 二白 三紅 四緑 五香」

 澄んだスープ、具材の大根の白、スープにかけるラー油の赤、香菜(コリアンダー)の緑、手打ち麺の香り。この五つがそろって蘭州ラーメンと呼ばれる。

・・・・中国の店舗数 約4万店(うち蘭州に約1500店)

・海外進出状況 日本、カナダ、米国、オーストラリア、ロシア、マレーシア、インドネシアなど40カ国以上に約160店。
https://digital.asahi.com/articles/ASL765WQWL76UHBI030.html?iref=com_rnavi_arank_nr05

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(社説)猛暑再び 「災害級」に備えるため(2018/07/31朝日新聞)
東から西に進んだ「逆走」台風が去り、日本列島は再び猛暑がぶり返している。おとといは新潟県上越市で過去最高の39・5度を記録したほか、北海道や東北でも35度を超えた。春以降、熱中症とみられる死者は86人にのぼり、約4万3千人が搬送されている。気象庁によると、8月上旬までは太平洋高気圧の張り出しによって、「災害級」の危険な暑さになる恐れがあるという。・・・この夏は人類への警告のように地球規模で熱波が襲い、気象異変が相次いでいる。ノルウェーの北極圏で33・5度、米カリフォルニア州のデスバレーで52度を記録したことなどを受け、世界気象機関は異常な高温に警告を発し、「気候変動の結果だ」とした。乾燥による森林火災や、アジアでは豪雨被害も頻発している。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13613913.html

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一見きれいな東京湾、極小ごみの脅威 貝の体内から検出(2018/07/31朝日新聞)
今、砕けて小さくなったプラスチックごみが世界の海を汚染している。「マイクロプラスチック」と呼ばれ、一般的に直径5ミリ以下のものを指す。ペットボトルの破片、衣服の化学繊維、プラスチック製品の原料「レジンペレット」など様々な種類があり、陸上から川を通じ、海へ流れる。・・・プラスチックごみを減らす動きは始まっており、6月にカナダで開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)では、使い捨てプラスチックの使用削減などを掲げる「海洋プラスチック憲章」が採択された。しかし、日本と米国は署名を見送っている。
https://www.asahi.com/articles/ASL7Z4CB2L7ZUQIP00S.html?iref=com_rnavi_arank_nr03

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(WEBRONZA)若い世代と民主主義、どうつなぐ(2018/07/31朝日新聞)
背景にあるのは、各世代が生きた時代状況。民主主義が当たり前ではなかった戦中、戦後直後に生まれた世代にとって、戦後の民主主義は希少でそれゆえ愛着を持ったのに対し、経済危機の衝撃を受けて現状に批判的な今の若い世代は、民主主義より日々、どう生きるかが大切。それは世界も日本も同じと吉田さん。

 とりわけ日本の若者に懸念されるのは、社会への不満が外国より強いのに社会を変える意思や自信は少ない点。能動的に環境を変えようという意識の欠落は民主主義の機能不全につながると吉田さんは言います。

 ただ、先行世代が若い世代に勝手に失望しても意味はない。自らが世代の責任を果たしてはじめて民主的価値も守られるという主張は説得的です。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13613915.html

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核兵器禁止条約 被爆者の声に耳傾けよ(2018/07/31東京新聞)
世界で核兵器を禁止する動きが活発化する中、唯一の戦争被爆国である日本の役割が見えない。むしろ核保有国寄りの姿勢が目立ち、被爆者からは批判が起きている。謙虚に耳を傾けるべきだ。一年前、核兵器の保有や使用を初めて法的に禁じる核兵器禁止条約が国連で採択された。賛成は、加盟国の三分の二近い、百二十二カ国にのぼった。前文には「核兵器被害者の受け入れがたい苦しみと被害に留意する」と明記され、「hibakusha」(被爆者)という表現も盛り込まれた。

広島、長崎で被害を受けた人たちの思いを、世界が受け止めた結果と言えよう。・・・ピーク時よりは減っているが、世界には一万四千発以上の核兵器があるとされる。昨年六回目の核実験を行った北朝鮮だけでなく、世界全体で危機は続いている。ところが米国、フランスなどの五大核保有国は核兵器禁止条約に反対。米国の「核の傘」に入っている韓国や日本も消極的だ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018073102000138.html

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「憲法教という新興宗教」 稲田氏が法曹護憲派やゆ(2018/07/31東京新聞)
自民党の稲田朋美元防衛相が自身のツイッターで、法曹界の護憲派を念頭に「憲法教という新興宗教」と、やゆするコメントを投稿していたことが30日分かった。稲田氏は改憲を推進している。投稿は29日付で、既に削除された。投稿では、保守系団体「日本会議」の支部が開催した安倍晋三首相を支援する会合に出席したと報告。支部長を務める弁護士に触れ「法曹界にありながら憲法教という新興宗教に毒されず安倍総理を応援してくださっていることに感謝!」と書き込んだ。この投稿に、ネット上では「国会議員の憲法擁護義務に反する」「憲法が最高法規だと忘れている」などと批判が相次いだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201807/CK2018073102000130.html?ref=rank

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自然エネルギーへ
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。

■何故原発を推進するのか ■何故原発に関する嘘が多いのか ■何故放射能が危険なのか
■何故発電コストが高いのか ■何故原発が危ないのか ■何故原発が非人道なのか


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