KIJI LISTpoint NEWS LIST20182019

<POINT NEWS313>2018/07/08・・・
(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)
 

sankaku313sankaku
2018/07/08sankaku07/13
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0―122、大敗した球児は今 相手チームへの思い語る(2018/07/13朝日新聞)
122―0。高校野球史に残る記録的な試合がある。1998(平成10)年7月18日の第80回全国高校野球選手権記念青森大会。一方的な試合で、初回の39得点を皮切りに、コールドが成立する七回まで計122点。試合時間は3時間47分に及んだ。勝者は、甲子園に出場経験がある東奥義塾。敗者は、少子化でのちに高校再編の対象となった深浦(現木造(きづくり)深浦)。深浦の1年生捕手だった松岡拓司(35)は思い出すたび、暑苦しさがよみがえる。あの試合では計86本の安打を打たれた。

 「打たれるたびにキャッチャーマスクを外して足元に置くと、白線の粉がつくんです。マスクを着けると、それがあごに擦れて、あつく感じたんです」98年の青森大会の参加校は、前年より1校増の69校。当時、地方大会の参加校数は2002、03年(ともに4163校)にピークを迎えるまで、増加傾向にあった。その半面、対戦カードによっては大きく差がつくことがあった。
https://www.asahi.com/articles/ASL794QV7L79PTIL01Q.html?iref=comtop_8_07

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(声)自民「宴会」、命の重さ考えたか(2018/07/13朝日新聞)会社員 中村由美(東京都 55)

 西日本各地に大雨警報や土砂災害警戒情報、避難指示・勧告が出て、人が亡くなる被害も伝えられていた5日夜、自民党議員数十人が「宴会」を開き、安倍晋三首相も出席していた。参加議員のSNSには、笑顔でグラスを掲げたり、ピースサインや親指を立てたりする議員たちの集合写真が投稿された。各地で警戒が続く中、国民の生命を守ることが最大の使命である首相や議員たちの危機感のなさ、無責任さ、能天気さにあきれ返る。また、翌6日にはオウム真理教の元幹部7人の死刑が執行された。

命令書に署名していた上川陽子法相も出席し、笑顔で親指を立てて写真におさまっている。職務とはいえ、自ら署名した執行命令のために7人もの命が奪われることを知りながら、よく笑顔で写れるものだ。どういう神経の持ち主だろうかと怒りがわいた。多数の議席を占め、5年半も続く安倍政権は緊張感を失い、傲慢(ごうまん)になってしまった。国会議員の使命を軽視し、人間らしさを失った人たちには議員を辞めていただきたいと切に願う。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13583254.html?ref=pcviewpage

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西日本豪雨、60人超依然不明 死者204人、警察庁(2018/07/13東京新聞)
 西日本豪雨で甚大な被害が出た岡山、広島、愛媛各県などでは13日、安否不明者の捜索が続いた。共同通信のまとめでは、依然として60人以上の安否が分かっていない。警察庁によると、被災地での死者は14府県で204人。総務省消防庁によると、13日午前4時半時点で計約6千人が避難生活を余儀なくされている。・・・警察庁によると、死者は広島94人、岡山59人、愛媛26人、京都5人、山口、高知、福岡各3人、岐阜、兵庫、佐賀、鹿児島各2人、滋賀、鳥取、宮崎各1人。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018071301001662.html

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豪雨対応「万全」だったか 野党は政権批判(2018/07/13東京新聞)
気象庁は五日午後二時、緊急に臨時記者会見を開き「記録的な大雨となる恐れがある」と注意を呼び掛けた。豪雨警戒を理由に会見を開くのは過去に例がない。担当者は「かなりの危機感があった」と振り返る。五日午前中には近畿三府県で十六万人超に避難指示・勧告が出ていた。宴会はその夜に開かれた。「赤坂自民亭」と銘打った宴会には安倍晋三首相や小野寺五典防衛相、西村康稔官房副長官ら官邸の危機管理を担う人物が出席。上川陽子法相、広島県選出で自民党の岸田文雄政調会長も参加し、談笑して、酒を酌み交わす姿を西村氏らがその日の夜にツイッターに投稿した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201807/CK2018071302000133.html?ref=rank

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酸素濃度低下で潜水決断 タイ 水位上昇、間一髪の救出(2018/07/13東京新聞)
【バンコク=山上隆之】タイ北部チェンライ郊外のタムルアン洞窟から、奇跡の生還を果たした少年ら十三人の救出作戦の全容が分かってきた。タイ当局は十一日の記者会見で、洞窟内の酸素濃度の低下が懸念され、作戦開始を決断したと明らかにした。三日間にわたった作戦の最終盤にポンプが故障し、少年らのいた場所の水位がみるみる上昇したといい、間一髪の救出劇だった。・・・ 十日の作戦完了から一夜明けた会見で、ナロンサク氏らは「各国の潜水士たちが集まり、言葉や国籍の壁を乗り越えて成功させた。少年らを無事に救出できたこの経験は今後、世界の教訓になる」と語った。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201807/CK2018071302000122.html

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死後再審決定 鍵はまたも未提出証拠(2018/07/12東京新聞)
冤罪(えんざい)の疑いが強まったなら、たとえ本人が死亡した後でも救済をためらってはなるまい。日野町事件で大津地裁が異例の死後再審を認めた。抗告審ではなく、直ちに公開法廷で裁判のやり直しを。三審制の裁判で確定した判決の重みは言うまでもないが、時に、その確定判決に誤りが見つかることも歴史が示す通りである。冤罪を訴え、再審の扉をこじ開けるまでの道の険しさは「ラクダが針の穴を通るより難しい」と例えられてきた。ましてや死後再審となれば、極めて異例の救済手続きということになる。その死後再審を大津地裁が認めた。それほど重大な疑義が確定判決に生じた、と裁判所自らが認めたわけである。検察官抗告で高裁での決着に先送りするのではなく、直ちに公開の法廷に舞台を移して裁判をやり直すべきだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018071202000191.html

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87ヵ国・EU代表出席へ 広島市 平和式典の概要発表(2018/07/12ヒロシマ平和メディアセンター)
広島市は11日、原爆の日に平和記念公園(中区)で営む平和記念式典の概要を発表した。現時点で過去3番目に多い海外87カ国政府と欧州連合(EU)の代表が出席する方向で、核保有5カ国を含む。朝鮮半島の非核化や平和構築の方向性が示され、核兵器禁止条約の制定から1年を迎える中、被爆地から廃絶の願いを発信する。市は157カ国に式典の案内状を送付。核を保有する9カ国では英仏ロとパキスタン、イスラエルの大使たちが出席と回答し、中国は欠席する。米国と北朝鮮は返事がなく、この2カ国を含む13カ国が未回答だ。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=83922

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パリの地下鉄の駅名になったシモーヌ・ヴェイユ(2018/07/11朝日新聞)
没後1年の「大ブーム」の陰に、大揺れのEUの救世主になってほしいという願望
ナチスのアウシュビッツ強制収容所からの生還者として知られるフランスの政治家シモーヌ・ヴェイユ(1927年7月13日〜2017年6月30日)が、死後1周年を機にフランスの偉人が合祀(ごうし)されているパンテオン(万神殿)入りした。・・・「残酷と専制の言語を絶する経験を生きぬいた彼女は、対話と融和のみが、犠牲者の冷たい灰の上にアウシュビッツが蘇らないことを知っていた。彼女はヨーロッパのために闘ったのだ」。マクロン仏大統領は7月1日、ヴェイユのパンテオン入りの式典でこう指摘した。
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2018070600001.html

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ストローはこうして世界を席巻した、その短い歴史(2018/07/11ナショナルジオグラフィックス)

世界の海辺に83億本、人類はストロー汚染から立ち直れるか
毎年、800万トンのプラスチックが海へ流出しているが、そのうちストローが占める割合はわずか0.025%である。それでも環境問題でストローが大きな標的になっている理由は、大半の健常者にとって、ストローがなくてもほぼ困らないという点にある。使用をやめるのに、大した努力は必要としない場合がほとんどだ。しかし、なくても困らないなら、そもそもなぜストローはここまで浸透したのだろうか。・・・
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/071100307/

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(美の履歴書:558)「ピカソのパン」 ロベール・ドアノー テーブルに置いたのは(2018/07/11朝日新聞)
 光が差し込む方向に視線を向ける、20世紀美術の巨匠パブロ・ピカソ。テーブルにある二つのパンがなぜか手のように置かれている。訳を知らずとも、その愛らしさに笑ってしまう。ロベール・ドアノーが雑誌「ル・ポワン」の企画で撮影した一枚だ。・・・予想に反し、台所にいたピカソはご機嫌だった。テーブルには、四つまたの形のむっくりしたパンが二つ。パン屋の思いつきで、この個性的なパンは「ピカソ」と名付けられたと説明された。ドアノーは思わず、そのパンをピカソの前の皿の両脇に置いた。ピカソはテーブルギリギリに両腕を置き、望んだ通りのしぐさを見せた。その瞬間を捉えた。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13578918.html?rm=150

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(アートリップ)出会い ウィリアム・マクエルチュラン作 静岡市葵区(2018/07/11朝日新聞)
「久しぶり!」「元気?」。静岡市街の中心を貫く青葉シンボルロードを進むと、そんな会話が聞こえてきそうな彫刻に出会った。作者のカナダ人作家、ウィリアム・マクエルチュランは、恰幅(かっぷく)のよいスーツ姿の男性をモチーフにした作品で知られる。驚きと喜びの交ざった表情と、体を反らせた姿が、何ともユーモラス。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13578963.html

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【動画】餓死したクジラ、胃にビニール袋80枚(2018.06.07ナショナルジオグラフィックス)
 2018年5月、マレーシアとの国境に近いタイの運河で、衰弱したゴンドウクジラのオスが発見された。泳ぐことができず、呼吸も苦しそうだった。救助隊は、獣医が手当てできるようにブイでクジラの体を浮かせ、太陽光線から肌を守るために赤い傘をさした。クジラは5枚のビニール袋を吐き出したが、救助から5日後に死亡した。解剖の結果、胃の中からは80枚のレジ袋など、8キロ近いプラスチックごみが出てきた。これが胃に詰まり、エサを食べられなかったとみられる。・・・プラスチック汚染は、世界中の海で問題になっている。タイの海では、ゴンドウクジラをはじめ、ウミガメやイルカなど毎年300頭以上の海洋生物がプラスチックを食べて死んでいるという。4月には、スペインの浜でやせ細ったマッコウクジラの死体が見つかった。その消化器官には27キロものごみが詰まっていた。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/060600248/

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陸上イージスを見直せ(2018/07/11東京新聞)
朝鮮半島で進む緊張緩和の動きに背を向けるように防衛省は迎撃ミサイル「イージス・アショア」の導入計画を進めている。候補地となった秋田市、山口県萩市の演習場周辺ではレーダー波(電磁波)による健康被害などを不安視する声が上がる。新屋演習場は小中高校がある秋田市街地に隣接し、労組などが配備反対を表明。萩市のむつみ演習場と海岸との間に挟まれた阿武町の花田憲彦町長は迎撃ミサイルが発射されれば町の上空を飛ぶとして懸念を表明した。・・・防衛省は弾道ミサイルを迎撃できるイージス護衛艦を四隻から八隻に倍増させる計画で、改修や新規建造が始まっている。さらに「地上イージス」まで必要なのか。導入すれば、米国を除いて世界初の保有国となり、安倍首相と米国製武器の追加購入で合意したトランプ米大統領は大いに喜ぶことだろう。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2018071102000187.html

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突然の執行、遺族も戸惑った 死刑を覆う厚いベール(2018/07/11朝日新聞)
内々の会合のためジーパン姿で自宅を出ようとした矢先、オウム真理教元代表の松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(63)の死刑執行の速報が流れた。「これはちょっと、行けないな」横浜法律事務所の小島周一弁護士(62)はすぐにかつての同僚、坂本堤(つつみ)弁護士の母親、坂本さちよさん(86)に電話で報告し、着替えて事務所へ向かった。小島弁護士にとって、坂本弁護士は3年後輩。教団の違法性を追及する一方、子が入信した親に「子どもにも信教の自由はある。別の考えがあることも伝え、自分で選べるようにしていくべきだ」と熱っぽく諭していたのを思い出す。

 その坂本弁護士が、妻の都子(さとこ)さん、長男の龍彦ちゃんとともに教団幹部に殺害されてから29年。執行を受けて6日に会見した小島弁護士らは、「麻原は死刑になるべきだと思うけれど、たとえ死刑であっても、人の命を奪うことは嫌だなあという気持ちもあります」という、さちよさんのコメントを紹介した。・・・なぜこの時期だったのか。死刑が確定した13人の元幹部のうち、執行した7人をどう決めたのか。6日に会見した上川(かみかわ)陽子法相(65)は「鏡を磨いて磨いて磨いてという心構えで、慎重にも慎重な検討を重ねた」と述べ、「個々の執行判断に関わることは差し控える」と繰り返した。

 7人のうち、6人は再審請求中だった。80年代に4件の死刑事件が再審で無罪となったこともあり、「再審請求中は執行を避ける」ことは慣例となってきた。だが、8割近い死刑囚が請求している現状を踏まえ、法務省は昨年、18年ぶりに再審請求中の死刑を執行。今回もそれに続いた。
https://digital.asahi.com/articles/ASL794JQKL79UTIL01P.html?rm=416

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(ひと)坂口香津美さん 「命の門番」の映画を撮った監督(2018/07/11朝日新聞)
 電話を受け、つきあっていた女性の自宅に駆けつけた。ドアを開けると2本の足が見えた。彼女の元交際相手が首をつっていた。仕事が手につかず、恋愛もできなくなった。無力感にとらわれた。「自殺は周りの人も直撃する」。身をもって知った。35歳だった。芸能記者を経て、当時はフリーのディレクターとしてドキュメンタリー番組などを手がけていた。「現実だけでは描ききれない世界を見せたい」とフィクションの映画を撮るようになり、和歌山県白浜町の牧師、藤藪庸一(ふじやぶよういち)さん、妻の亜由美さんに出会った。自殺を防ぐ活動を続ける夫妻だ。岩壁近くの公衆電話に「重大な決断をするまえに」という看板と10円玉を置いている。電話があれば、24時間いつでも駆けつける。話を聴き、寝起きをともにする。「命の門番」を果たす2人が、20年前、自殺現場で感じた無力感を埋めてくれた気がした。・・・日本では、年に2万人超が自らの命を絶つ。草の根で命を守る人たちに光をあてたい。「日本はもっと違った国になれる」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13579515.html?rm=150

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おいしい定額制、飲食店続々 コーヒー月3千円 ステーキは月7万円(2018/07/11朝日新聞)
コーヒーが月3千円で飲み放題、ステーキが月7万円で食べ放題――。飲食店にこんな定額制サービスが増えてきた。期間に応じて料金を支払う「サブスクリプション」と呼ばれるモデルだ。お得感によって利用者を囲い込む狙いだ。東京・秋葉原の個室居酒屋「柚柚(ゆゆ)」。6月末、近くで働く会社員の男性(38)は同僚と店を訪れ、店員に「30日間飲み放題」と書かれたカードを示した。3千円を払えば、ビールやチューハイなどのお酒が文字通り1カ月間飲み放題になる。来店回数に制限はなく、男性は6月で6回目の来店だ。「来れば来るほどお得な感じ。飲み物代がかからないので、ついついぜいたくなフードを頼んでしまう」と話す。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13579470.html

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タイ洞窟、13人全員救出 閉じ込め18日目(2018/07/11東京新聞)
【チェンライ(タイ北部)=山上隆之】タイ当局は十日、チェンライ郊外のタムルアン洞窟に閉じ込められた地元サッカーチームの少年らの救出作業を再開し、新たに五人を脱出させ、十三人全員を救出したと明らかにした。少年十二人と男性コーチ(25)が閉じ込められてから十八日目。世界中が固唾(かたず)をのんで見守った救出劇は、全員が奇跡の生還を果たした。 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201807/CK2018071102000140.html

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参院選挙の改変 民主主義の土台壊すな(2018/07/11東京新聞)

これほど露骨な選挙制度の改変が、かつてあっただろうか。自民党が提出し、参院政治倫理・選挙制度特別委員会で審議されている公職選挙法改正案である。参院議員定数を埼玉県選挙区で二(三年ごとの改選数では一)、比例代表で四(同二)増やし、比例代表の一部に、各党が定めた順位に従って当選者を決める「特定枠」を導入する内容だ。「一票の格差」是正のための定数増を一概には否定しないが、依然、三倍近い格差が残る。特定枠は提案した自民党の動機がそもそも不純だ。二〇一六年の前回参院選から「合区」が導入された「鳥取・島根」と「徳島・高知」両選挙区で公認に漏れた現職議員を比例で救済する狙いだからだ。自党の議席維持を優先する党利党略と批判されて当然である。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018071102000186.html

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野党が批判「責任感の欠如」 5日夜、首相ら50人宴会(2018/07/11東京新聞)

 野党は十日、西日本で大雨による災害の危険性が高まっていた五日夜に安倍晋三首相ら自民党議員約五十人が衆院議員宿舎で宴会を開催したことを「責任感が欠如しているとしか思えない」(立憲民主党の蓮舫参院幹事長)などと一斉に批判した。蓮舫氏は首相に加え、救助要請を受ける立場の小野寺五典防衛相が参加していたことを問題視。「気象庁が警戒を呼び掛けていた夜だ。まさかと思った」と国会内で記者団に語った。国民民主党の泉健太国対委員長は「本当にけしからん」と強調。自由党の小沢一郎共同代表は記者会見で「国民の命と暮らしという視点で考えていない表れだ」と非難した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201807/CK2018071102000174.html?ref=rank

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<核なき世界目指して> (2)交渉不参加で安全危うく(2018/07/10東京新聞)
「核不拡散体制を損なう」「非現実」と核兵器禁止条約に背を向ける核保有国や日本。その姿勢を疑問視する声が米高官経験者からも上がっている。東西冷戦時代のレーガン米政権下で国防次官補を務めたローレンス・コーブさん(78)は、核兵器禁止条約の制定交渉にすら不参加だったトランプ米政権を「核戦争の恐れを減らすために何もせず、米国の安全を危うくした」と批判する。・・・核禁条約が直ちに核兵器の廃絶につながるとは思わない。しかし世界は化学兵器や生物兵器と同様、やがて核兵器を廃絶する必要があるとの意思表示になる。道徳的規範だ」・・・「米政府では核禁条約への反対が一般的だ。ただ、冷戦時代、中距離核戦力(INF)全廃条約に至ったレーガン米大統領と旧ソ連のゴルバチョフ書記長(いずれも当時)の会談では、核兵器廃絶も合意寸前だった。核廃絶はうぶな理想主義と見られがちだが、会談は結果的に目覚ましい核軍縮につながった。化学兵器を悪として廃絶に合意したのに、格段に悪影響を及ぼす核兵器について同じことができないはずがない」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201807/CK2018071002000216.html

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豪雨被害 平成最悪 死者126人 不明86人(2018/07/10東京新聞)
 活発な梅雨前線による西日本豪雨は九日までに各地で被害が拡大し、死者は十二府県計百二十六人に上った。安否不明者は岡山県倉敷市や広島市で大幅に増え、六府県八十六人になった。中国・四国地方を中心とした被災地では厳しい暑さの中、救助や捜索が続いた。気象庁は大雨特別警報を全て解除したが、引き続き土砂災害や河川氾濫への警戒を呼び掛けた。総務省消防庁によると、九日午後五時半時点で十五府県の避難所に計約一万一千人が身を寄せた。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018071090070912.html

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筆洗/山本周五郎の『雨あがる』は(2018/07/10東京新聞)
 山本周五郎の『雨あがる』は長雨で川を渡ることがかなわず仕方なく、安宿に長逗留(とうりゅう)する浪人者の夫婦と、貧しき人々の交流を描いている。やまぬのは雨だけではない。腕があるのに仕官がかなわぬ、この心優しい浪人者の人生にも雨が降っている▼雨に降り込められて心がすさむ同宿者のために宴(うたげ)を開いてやりたいと、浪人は賭け試合に手を染める。やっと仕官が決まりかかったのに、この件が問題となり、せっかくの話も立ち消えとなる。夫婦は再び旅に出る。仕官できなかったという意味では雨が降り続いている。それでも希望を捨てず前を向く。その心こそが、「雨あがる」なのだろう・・・
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2018071002000122.html?ref=rank

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豪雨、72時間経過で捜索に全力 岡山・広島で不明数十人(2018/07/10東京新聞)
 西日本豪雨の被災地では10日、数十人の安否不明者がいる岡山、広島両県を中心に、警察や消防、自衛隊などの関係機関が捜索に全力を挙げた。死者は12府県で計126人に上っており、生存率が大きく下がるとされる「発生後72時間」は既に経過している。各地で土砂崩れや浸水被害が発生したのは、主に6日午後〜7日未明。岡山県倉敷市では真備町地区を中心に、川の堤防が決壊し浸水した家屋が推計約4600戸に上っており、二十数人が犠牲になるなど甚大な被害が出ている。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018071001001503.html

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(時時刻刻)氾濫、想定していたが 浸水、ハザードマップ通り 倉敷・真備 西日本豪雨(2018/07/10朝日新聞)
住宅地が大規模に冠水した岡山県倉敷市真備(まび)町は、過去にも同じ河川が繰り返し氾濫(はんらん)していた。危険を知らせる洪水ハザードマップは、今回とほぼ同じ浸水域を想定しており、河川改修も計画していた。予測していた災害で、なぜ30人近い犠牲者を出したのか。・・・真備町は地区の東側を高梁川、南側を小田川に囲まれている。岡山大の前野詩朗教授(河川工学)によると、今回の決壊は、高梁川と小田川の合流地点付近が湾曲して水が流れにくくなっているため、上流側の水位が上昇する「バックウォーター現象」が起きたことが原因とみられる。流れなくなった水は勾配が緩やかな小田川の方にたまりやすく、決壊したという見方だ。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13577473.html?rm=150

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(声)原発の是非、判決に良心を(2018/07/10朝日新聞)大学生 谷木信吾(東京都 20)

 名古屋高裁金沢支部の控訴審判決で、関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じた一審判決が取り消された。「危険性は社会通念上無視しうる程度」との判断だそうだ。ん? 原発神話という社会通念の中で危険性が無視された結果、福島第一原発の事故につながったのでは? なんともふに落ちない。判決は原発の是非についても言及したが、いわゆる統治行為論で司法としての立場は明確にしなかった。「政治的な判断に委ねられるべき」だそうだ。政府は3日、第5次エネルギー基本計画を閣議決定した。原発を「重要なベースロード電源」と位置づけ、電源構成比率20%程度の発電を目指し、核燃料サイクルも推進するという。

 なぜだろう。世論の反対は大きいのに。なぜだろう。7月16日に自動延長になる日米原子力協定で認められた「再処理」の権利をそれほど手放したくないのだろうか。なぜが表出する。日本国憲法76条3項は司法の独立をうたい、裁判官は良心に従い判決を下すとされている。必ずしも世論に従うことが良心ではない。それでも、判決の中にもう少し良心が垣間見えてもよかったのではないだろうか。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13577433.html

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(寄稿)精神世界、無関心な私たち 高村薫(2018/07/10朝日新聞)
たとえ凄惨(せいさん)な無差別テロを引き起こしたカルト教団の幹部たちであっても、いざ七名も一度に死刑が執行されてみれば、さすがに気持ちがふさぐ。死刑制度の是非はべつにして、かくも重大な反社会的行為が身近で行われていた数年間、日本社会はいったい何をしていたのだろうか。私たちはオウム真理教の何を恐れ、何を断罪したのだろうか。教祖らの死刑執行を受けてあらためてそんな自問に駆られる傍らには、教団の反社会性を看過し続けた私たちの無力と無関心、さらには一方的なカルト宗教批判に終始したことへの自省や後悔が含まれている。

また、教祖らの逮捕から二十三年、日本社会がこの稀有(けう)な事件を十分に言葉にする努力を放棄したままこの日を迎えたことへの絶望も含まれている。・・・形骸化が著しい伝統仏教の現状に見られるように、日本人はいまや宗教と正対する意思も言葉ももっていない。この精神世界への無関心は、理性や理念への無関心と表裏一体であり、代わりに戦後の日本人は物質的な消費の欲望で人生を埋めつくした。地道な言葉の積み重ねを失ったそういう社会で、若者たちの求めた精神世界が既存の宗教でなかったのは、いわば当然の結果だったと言える。彼らは伝統仏教の迂遠(うえん)な教義と権威を拒否し、手っ取り早いヨガの身体体験に出会って社会に背を向け、疑似家族的なカルト教団に居場所を求めたのである。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13577423.html?rm=150

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謎の地上絵50点以上発見、ナスカの隣接地域(2018.04.09ナショナルジオグラフィックス)
1000年以上前にペルー南部の高原の砂漠に描かれたナスカの地上絵は、私たちの想像力を刺激してやまない。ナスカ周辺の砂漠には巨大な地上絵が1000点以上残されていて、雨乞いの儀式と関係があるのではないかと言われているが、確かなところはわかっていない。

 このほど、ドローンを手にしたペルーの考古学者たちが、ナスカのすぐ隣のパルパで、地上からは見えない、かすかな線で描かれた地上絵を新たに50点以上発見した。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/040900156/

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タイ洞窟 4人救出 閉じ込め16日目 潜水決行 残り9人(2018/07/09東京新聞)
【チェンライ(タイ北部)=山上隆之】タイ当局は八日、北部チェンライ郊外のタムルアン洞窟に閉じ込められた少年ら十三人の救出作業を開始し、まず四人を洞窟の外に脱出させた。四人は病院に運ばれたが健康状態はいずれも良好という。残る九人を九日以降、順次救出する。洞窟に閉じ込められてから八日で十六日目の生還に、タイ国内は喜びに包まれている。・・・中継地点に配置していた交換用の空気ボンベを使い切ったため、新たなボンベを運び込み、残る九人の救出を始めるが、全員の脱出までにはさらに時間がかかる可能性がある。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201807/CK2018070902000061.html

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政治の「嘘」に対する道徳的不感症が広がっている(2018/07/09朝日新聞)
「嘘つきは泥棒の始まり」という諺がある。今の日本政治にこの言葉を連想する人は少なくない。森友問題は、首相夫妻の関与によって国民の財産である国有地を財務省が破格の安さで譲ってしまったという疑惑であり、国民から見ればその財産を盗まれたような印象が生じるからだ。

 首相は、「自分や妻が関わっていたら議員も辞任する」という自らの発言は、収賄という意味では関わっていないという意味だったと国会で釈明した。この説明に説得力がなければ、実は関わっていたのに嘘をついていたということになる。

 問題は、首相が嘘をついているのではないかと考えながらも続投を許容する人々が一定数いることだ。実際、若い人たちの意見を聞いてみると、そういう人は決して少なくない。かつての様々な疑獄事件の時の反応を考えてみると、ここには日本人の道徳感の変化を感じざるを得ない。
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2018070600005.html?iref=
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豪雨死者105人 不明80人超 15府県2万3000人避難(2018/07/09東京新聞)
活発な梅雨前線による西日本豪雨は九日までに、各地で被害が拡大し、死者は新たに佐賀県で一人が確認され十二府県計百五人に上った。安否不明者は岡山県倉敷市や広島市で大幅に増え、計八十人以上になった。中国・四国地方を中心とした被災地では梅雨明けの厳しい暑さの中、救助や捜索が続いた。気象庁は大雨特別警報を全て解除したが、引き続き土砂災害や河川氾濫への警戒を呼び掛けた。総務省消防庁によると、八日午後九時時点で十五府県の避難所に計二万三千人が身を寄せた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201807/CK2018070902000062.html

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大谷、決勝7号 復帰後初(2018/07/09東京新聞)
 【アナハイム=共同】8日、各地で行われ、エンゼルスの大谷が当地でのドジャース戦で3−3の七回に代打で出場し、決勝の7号ソロを放った。本塁打は5月17日以来で、右肘故障から復帰後は初。代打本塁打はメジャー自身初となった。チームは4−3で勝った。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/list/201807/CK2018070902000052.html

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人生は、まだまだリハーサル サルサバンド「オルケスタ・デ・ラ・ルス」のNORA(2018/07/09朝日新聞)
サルサバンド「オルケスタ・デ・ラ・ルス」のボーカルNORA(56)は、キューバの老音楽家からかけられたある言葉を支えに生きてきた。9月にこの音楽家の仲間だった「キューバ音楽の母」との共演も決まり、同じ時期に出会った2人との縁をかみしめる。 デ・ラ・ルスのメンバーとしてキューバのダンス音楽サルサの魅力を伝えてきたNORA。バンドが一時解散中の1999年にかの地を訪れ、歴史的な音楽家との知遇を得た。

 1人は、当時91歳の歌手でギタリスト、コンパイ・セグンド。もう1人は、歌姫オマーラ・ポルトゥオンド(87)。ベテラン音楽家による「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の中心メンバーだ。ドキュメンタリー映画も日本でヒットした。太い葉巻とパナマ帽がトレードマークのコンパイは、30代後半だったNORAに「まだまだひよっこだな。人生、60歳まではリハーサルだ」と言って、豪快に笑ったという。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13577283.html?rm=150

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安田純平さんを忘れないで(2018年07月01日朝日新聞)
シリアで拘束され3年。ジャーナリストの仲間として、高校の同窓として想うこと
ジャーナリストの安田純平さん(44)がシリアで消息を絶ってから3年が経った。「助けて下さい これが最後のチャンスです」と日本語で書かれた紙を掲げた安田さん(とみられる男性)の画像がネットに公開されたのは2016年5月。それ以降、安否に関する新たな情報はない。
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2018062600001.html?iref=wrp_rnavi_rank_com_footer

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福島で甲状腺がん集計漏れ11人 検査の信頼性揺らぐ(2018/07/08東京新聞)
 東京電力福島第一原発事故の後、福島県が県内全ての子ども約三十八万人を対象に実施している甲状腺検査で、集計から漏れていた甲状腺がん患者が十一人いることが七日、関係者への取材で分かった。県内で多く見つかっている子どもの甲状腺がんと事故との因果関係を調べる検査の信頼性が揺らいだ格好だ。
 福島市で八日に開かれる県の「県民健康調査」検討委員会の部会で報告される。県の検査は二〇一一年度に開始、今年五月から四巡目が始まった。これまでがんと確定したのは百六十二人、疑いは三十六人に上る。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201807/CK2018070802000124.html

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ベルギーで反トランプデモ 訪問控え、2千人が抗議(2018/07/08琉球新報)
【ブリュッセル共同】北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するため、トランプ米大統領が10日から訪れるベルギー首都ブリュッセルで7日、訪問に反対するデモがあった。参加者約2千人(主催者発表)はトランプ氏の「人種、女性差別」「好戦的姿勢」「環境軽視」などへの反対を訴え、ブリュッセル中心部を行進した。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-757277.html

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猛烈な台風8号が北上 10日に沖縄先島諸島接近の恐れ(2018/07/08琉球新報)
猛烈な台風8号は8日午後6時現在、フィリピンの東の太平洋上を時速20キロで北西に進んだ。沖縄地方では9日から風が強まり、海上はうねりを伴って大しけとなる見込み。10日以降、非常に強い勢力で沖縄・先島諸島に接近する恐れがある。気象庁によると、中心気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートル。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-757593.html

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ジュゴン訴訟 民主主義に期待 実質審理、判事は熟考姿勢 「米裁量権」か「地元との協議」か(2018/07/08琉球新報)
 「法の趣旨にのっとり、意思決定に地域住民との協議が必要であることを明確に説明できたと思う」絶滅危惧種ジュゴンを守るため、日米の環境保護団体が米国防総省を相手に名護市辺野古の新基地建設工事の差し止めを求めたジュゴン訴訟。2003年の提訴後、初めての実質審理となる差し戻し審の公開審理が6月28日、関係者が見守る中、米サンフランシスコ連邦地裁で開かれた。結審後、原告代理人のサラ・バート弁護士(環境法律保護団体アースジャスティス)はほっとした表情を見せ、手応えを語った。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-757493.html

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社説[西日本豪雨 被害甚大]身を守る行動の徹底を(2018/07/08沖縄タイムス)
 住宅地の裏山の斜面が大きな音をたてて崩れ、土砂が民家を押しつぶした。川の堤防が決壊し、周辺の住宅地がわずかに屋根の部分だけを残し、水に漬かった。 元の形をとどめないほどぐちゃぐちゃになった車、屋根の上で手を振って救助を求める住民…。テレビに映し出される被災地の映像は、記録的な大雨被害のすさまじさをあらためて突きつけた。・・・それにしてもこれほど被害が拡大してしまったのはなぜなのか。被災者は、気象庁が発表する情報をどう受け止め、どのように「身を守る行動」を取ったのだろうか。過去の経験はどのように生かされたのだろうか。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/280336

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豪雨死者67人、不明者捜索続く 特別警報3県、倉敷で千人超孤立(2018/07/08東京新聞)
活発な梅雨前線による西日本豪雨で8日、被害の大きい岡山、広島、愛媛の各県などでは警察や自衛隊が安否不明者の捜索を続けた。京都府と岐阜、高知両県で初めて犠牲者が確認され、死者は計67人となった。気象庁は、岐阜県に加え愛媛、高知両県に大雨の特別警報を出し、土砂災害への警戒を呼び掛けている。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018070801001110.html

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<核なき世界目指して> (1)条約署名こそ非核化の道(2018/07/08東京新聞)
「条約が発効すれば、未加入国も無視できない存在になる。締約国が増えるほど拘束力が強まる」
 −米朝首脳会談の際にシンガポール入りしたそうだが、どんな思いからか。「首脳会談に直接声を届けたかった。核兵器の被害を受ける市民社会(の代弁者)として首脳外交に参加する資格や責任があると思った」
 −米朝首脳は朝鮮半島の完全な非核化で合意したが、「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」は共同声明に盛り込まれなかった。「『核兵器は悪』という認識を決定的に欠いたまま、グレートディール(偉大な取引)と思ってやっている。(取引でなく)国際法に基づいて、朝鮮半島を完全非核化すべきだ。核兵器禁止条約こそCVID。韓国も北朝鮮も署名すればいい。核保有国の米国が禁止条約を嫌うなら『朝鮮半島非核化条約』でもいい」・・・ 「東西冷戦が終わったとき、約六万発の核兵器が五年間で半分に減った。朝鮮半島で冷戦が終わるなら、核兵器を持つ理由がなくなる。そのとき、地域の人々が完全非核化という秩序でやっていこうと思えるかが重要だ。韓国も日本も核の傘を欲して、北朝鮮だけ核の傘がないというのはあり得ない。最終的には韓国、日本が(米国の核に頼らないと)腹をくくれるかどうかだ」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201807/CK2018070802000131.html

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週のはじめに考える 「夜間中学」が教えること(2018/07/08東京新聞)
 小中学校で勉強する機会を逸した人々が、自分の学びを取り戻しています。公立中学校の夜間学級。希望を編み直す自由がそこには広がっています。猛暑が和らいだ夕刻。東京の葛飾区立双葉中学校に、かばんを抱えたふだん着姿の人々が集まりだしました。夜間学級の生徒たち。四十二人がめいめいの習熟度に応じ、必修教科を学んだり、日本語を習ったりします。五時半から九時まで給食を挟んで四時限。授業はもちろん、無償。多世代、多国籍のグローバル社会です。・・・学校とはなにか。教育とはどうあるべきか。そんな難しい問いに、夜間中学は自ら答えを示しているのかもしれません。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018070802000165.html

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(社説)核禁条約1年 被爆国から声をさらに(2018/07/08朝日新聞)
 核兵器の開発、保有、使用などを、幅広く法的に禁じる核兵器禁止条約が国連で採択されて、7日で1年がすぎた。米ロ両国を中心とする核保有国による削減が遅々として進まないなかで、国連加盟国の約3分の2が賛同した核禁条約を、どう核廃絶につなげていくか。唯一の戦争被爆国である日本こそが先頭に立って考えるべきテーマだろう。だが日本政府は米国の「核の傘」に守られている現実を前に、「保有国と非保有国の橋渡しをする」と言いながら、核禁条約に距離を置くばかりだ。・・・市民団体も、各地で取り組みを続けている。核禁条約への参加を各国に促す署名活動のほか、条約採択日が七夕と重なったことを受けて、短冊に核廃絶への願いを記してもらうイベントを開くなど、多様だ。条約の発効には50カ国の批准が必要だが、まだ11カ国にとどまる。核保有国が「圧力」をかけているとの証言もある。動こうとしない被爆国の政府に対し、一人ひとりが粘り強く声をあげていく。それが条約への後押しにもなるはずだ。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13576033.html

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カルーサ王国の巨大住居跡を発見、記録と一致(2018.06.18ナショナルジオグラフィックス)
北米の狩猟採集民は驚くほど大きく複雑な社会を築いていた/ 1566年2月、玉座に腰掛けていたアメリカ先住民カルーサ族の王カーラスは、奇妙な人々の行列が自分の住居に向かってくるのを見た。スペイン人の提督ペドロ・メネンデス・デ・アビレスは、200人の兵士、太鼓や笛の奏者、歌い踊る道化師を集め、銃の火縄に火をつけ、聖書の文字を掲げながら、フロリダの人工島マウンドキーを登っていった。当時、南フロリダの広い範囲を統治していたカーラス王を威圧するためだ。このほど考古学者たちは、スペイン人とカーラス王の会見が開かれた建物の痕跡を初めて発見した。王の住居の復元図は、それがスペイン人の宣教師たちが残した記録どおり、2000人を収容できる目をみはるような建物だったことを示している。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/061500193/

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世界最大の水中洞窟にマヤの神殿跡、古代ゾウも(2018.02.21ナショナルジオグラフィックス)
水中に保存されていた1万年以上の歴史/ 大マヤ帯水層プロジェクト(GAM)の調査チームが、「世界最大の水中洞窟」で見つかった新たな遺物について公表を続けている。同チームは2018年1月、メキシコのユカタン半島にある二つの巨大な洞窟がつながっており、世界最大の水中洞窟になっていることを発見していた。「この巨大な洞窟は、世界で最も重要な水中考古学遺跡の一つです。アメリカ大陸に最初に定住した人々や、絶滅した動物、もちろんマヤ文明のものなど、100点以上の考古学的遺物があるのです」。GAMの水中考古学者でナショナル ジオグラフィックのエクスプローラーでもあるギレルモ・デ・アンダ氏は、1月の洞窟発見の際にこう語っていた。・・・ 洞窟内では1万5000年前の大型のナマケモノやゴンフォテリウムと呼ばれる古代ゾウなどの骨のほか、マヤの戦争と商業の神を祀った精巧な神殿も見つかっている。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/022100081/

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自然エネルギーへ
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。

■何故原発を推進するのか ■何故原発に関する嘘が多いのか ■何故放射能が危険なのか
■何故発電コストが高いのか ■何故原発が危ないのか ■何故原発が非人道なのか


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