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原発関係議連、冷める熱 政権復帰の自公議員離れる(2017/03/10朝日新聞) http://digital.asahi.com/articles/DA3S12834183.html 3・11とイチエフ廃炉 “非日常”がなおそこに(2017/03/10東京新聞) 虐待疑い最多 関係機関の連携さらに(2017/03/10京都新聞) 辺野古中止訴え121万署名 市民団体が提出、過去最大規模(2017/03/09琉球新報) 米軍普天間飛行場の移設に伴う沖縄県名護市辺野古の新基地建設や米軍北部訓練場(同県国頭村・東村)の過半返還に伴うヘリパッド建設などに反対する「沖縄県民の民意尊重と、基地の押し付け撤回を求める全国統一署名」が9日までに121万2281人分集まった。・・・3団体は引き続き4月25日まで署名を集め、全国に賛同者を広げていく考え。集会に参加した沖縄平和運動センターの大城悟事務局長は、全国各地での取り組みに感謝し「今の沖縄に対して差別とも言える弾圧を許さないし、屈さない。必ず未来の子どもたちのために今ある基地建設を止めていく。その決意を改めて固めた」と語った。 首相 政府対応示さず 知事 県民の思い強調 第二原発廃炉(2017/03/09福島民報) 3・11と原発避難者 支援の幕引きは早い(2017/03/09東京新聞) 政府は福島原発事故による避難指示を一部区域を除いて一斉解除する。故郷に帰るか、移住するのかを避難者に迫る。支援の幕引きなら早すぎる。原発事故のために横浜市に避難中の生徒が、同級生に飲食代など百五十万円を払わされるいじめが発覚したとき、村田弘さん(74)は自分を責めた。生徒は国の避難指示の区域外からの「自主避難者」で、同じ地域に住んでいたこともある子どもだったからだ。・・・政府は東京五輪が開催される二〇二〇年から逆算するように今春、避難者政策を一気に終わらせようとしている。居住制限区域や帰還困難区域の一部の計三万二千人の避難を解除し、賠償も来春に終える。福島県では各地の自主避難者に対し、公営や民間の物件を仮設住宅とみなして無償提供を続けてきたが、政府方針に歩調を合わせるように今月末で打ち切る。・・・住宅の無償提供にかかるのは年間約八十億円。除染に兆単位の復興予算がつぎ込まれていることを思えば過大な額ではないはずだが、国が決めた避難者がいなくなるのだから、自主避難者に支援する理由はなくなるという判断か。問題の根本は、原発事故という避難原因をつくりながら住宅ひとつ、避難者救済に関与しない国の無責任さにある。原発は国策だ。 納得できないのは、避難指示解除を通告された住民も同じだ。放射線量の避難解除基準は、事故時に「緊急時」を理由に設定された年間二〇ミリシーベルトのまま。「大丈夫」と安全を押しつけられても、被ばくリスクを甘受するいわれはない。 今こそ チェーホフ 「人間とは」作品とともに追究(2017/03/09東京新聞) 劇団銅鑼(どら)の創立四十五周年記念公演「彼(か)の町」(青木豪作、大谷賢治郎演出)が東京・六本木の俳優座劇場で十五日から上演される。ロシアの作家チェーホフ(一八六〇〜一九〇四年)が若き医学生時代に手掛けた短編を基に、現代日本とも重ね合わせながら描く。権力を嫌い、弱者に温かいまなざしを注いだチェーホフ。企画・出演する鈴木瑞穂(89)は六十余年に及ぶ役者人生をチェーホフ作品とともに歩んできた。「今こそ彼に目を向けるとき」と熱く語る。 ・・・ 十月に九十歳となる鈴木は、今回の舞台にコミュニケーションが希薄になった現代社会への危機感を重ねる。「電車の中でもみんなが画面とにらめっこ。チャプリンなら“ケータイ狂時代”という映画をつくったかもしれません。人間性を取り戻すために、濃密な人間関係を生き生きとした会話で描いたチェーホフから学ぶことは多い」 検索順位、強制下げ続々 グーグル、不適切な手法横行で(2017/03/09朝日新聞) ネット検索大手グーグルが、同社のガイドラインに反する不適切な手法で検索結果の表示順位を引き上げたとして、企業サイトやまとめサイトの順位を強制的に下げるペナルティーを相次いで科していたことが分かった。ペナルティーは、多数の上場企業にも広がっている。・・・検索システムの中でも、グーグルは世界や日本で9割のシェアを握り、全世界での年間検索数は2兆回超に達する。検索上位を確保すれば消費者の注目を集め、売り上げ増や顧客獲得に直結するため、サイトを上位に表示させる「検索エンジン最適化」(SEO)という技術を駆使し、時に不適切な手法で上位を狙う企業間の競争が激化。不正確な情報掲載で批判を浴び、閉鎖に追い込まれたIT大手「DeNA(ディーエヌエー)」の医療サイトのように、利用者不在の手法も横行している。 (ザ・コラム)自由・人権と国家 不都合な真実に牙むく権力 駒野剛(2017/03/09朝日新聞) 札幌・円山一帯は雪が積もっていた。北東側に明治中期からの墓地がある。太ももまで雪に埋まり悪戦苦闘して登ると、最高点付近に英語を刻んだ墓石があった。「HAROLD M LANE」「PAULINE R S LANE」。戦前戦後、北大で英語を教えたレーン夫妻だ。学生に慕われ、週末の夜は北大構内にある官舎を開放し、師弟の会話を楽しんだ。敬虔(けいけん)なクエーカー教徒で、第1次世界大戦の際、ハロルドは信条に従って、良心的兵役拒否を貫いた後、来日した。・・・8日の札幌は粉雪が舞っていた。官舎のベルが鳴った。扉を開けると特別高等警察の捜査員が立っていた。反体制運動や反戦反軍活動を取り締まる政治警察である。軍機保護法違反。軍事上の機密の探知、収集、漏洩(ろうえい)を罪とする戦前の法律で、最高刑は死刑。夫妻はその容疑で逮捕され、北大工学部生の宮沢弘幸らも連行された。・・・ ハロルド、宮沢は懲役15年、ポーリンに同12年。宮沢は43年6月、網走刑務所に収監され、夫妻は同9月米国に送還された。 宮沢を冤罪(えんざい)の獄から救出したのは、戦後、日本を占領した連合国軍総司令部(GHQ)が45年10月4日に出した「人権指令」だ。政府に政治犯の即時釈放や政治警察の廃止、軍機保護法や治安維持法など自由を弾圧する全法規の廃停止を求めた。6日後、宮沢は出所した。捕らえられて4年近く、衰弱しきっていた。感染した結核に抗しきれず47年2月22日に亡くなる。・・・先の指令や日本国憲法で、私たちには基本的人権、思想信教や言論出版の自由が与えられた。しかし、権力の行使に不都合な真実の公開に、今も国家は牙をむく。・・・14年12月に防衛機密などの漏洩を防ぐ特定秘密保護法が施行され、いま、犯罪を計画した段階で処罰できる共謀罪の趣旨を盛り込んだ法律が導入されようとしている。自由や人権への牙を強める道具の賛否で新聞界は割れ、逆に肩入れする人さえいる。宮沢の妹、秋間美江子さん(90)は訴える。「私たちのような家族をまた作ってはいけない。あなた方これからの時代の人たち、頑張って下さい」。この言葉が今ほど新聞人に突き刺さる時代はない。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S12832207.html 賛成呼びかけ集会、オーストリア反発 トルコ・改憲問う国民投票(2017/03/09朝日新聞) 学術会議声明案 軍事研究への歯止めに(2017/03/09京都新聞) 青果の残留農薬 最悪はイチゴ、20種検出も 米調査(2017/03/09CNN) (社説)大震災から6年 「原発は安い」では済まぬ(2017/03/09朝日新聞) 賠償や除染、廃炉などの費用について経済産業省は昨年末、総額21・5兆円にのぼるとの見通しを示した。従来想定の2倍で、巨額の負担が電気料金や税金として国民にのしかかる。そもそも、壊された生活や地域社会など金銭では表せない被害もある。痛手は計り知れない。・・・歴代の政権は、原発推進の旗を振りつつ、「負の課題」については先送りやその場しのぎを繰り返してきた。そんなやり方は、もはや限界だ。・・・海外に目を向ければ、ドイツや台湾が脱原発を決めた。他の先進国でも原発を前倒しで閉鎖したり、原発への依存度を下げる目標を掲げたりする動きが出ている。安全性を重視する社会では、事故や廃棄物への対策が解決できていない原発は、手に余るものになりつつある。そのきっかけとなったのが、福島の事故だった。安全規制の強化とコストの上昇は最近の東芝の経営危機にもつながった。 売りは「世界最悪の眺め」 バンクシー、ベツレヘムにホテル開業(2017.03.07CNN) 開門派説得、農水省が指南 漁業団体へ想定問答 諫早湾協議(2017/03/08朝日新聞) 軍事研究禁止を継承 学術会議検討委、新声明案を了承(2017/03/08朝日新聞) 「監視社会になる」共謀罪に市民ら抗議 京都、街頭でアピール(2017/03/08京都新聞) http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170307000162 宅配便値上げへ 便利さを求めるのなら(2017/03/08東京新聞) |
<社説>自民総裁任期延長 沖縄の「不幸」まだ続くのか(2017/03/07琉球新報) 「全ての基地閉鎖を」 辺野古新基地建設 ゲート前で抗議市民30人を機動隊が排除(2017/03/07琉球新報) 森友学園問題 国会に解明の重い責任(2017/03/07東京新聞) EU刷新に向け4カ国首脳が会談 統合速度の多様化目指す(2017/03/07東京新聞) 福島のメモリアル博物館 市民の視点 欠かせない(2017/03/07ヒロシマ平和メディアセンター) (社説)安倍昭恵氏 公的立場の説明責任を(2017/03/07朝日新聞) http://digital.asahi.com/articles/DA3S12828660.html (声)石原氏の無責任会見あきれた(2017/03/07朝日新聞)会社経営 塩川優(神奈川県 77) 東京都の豊洲市場への移転問題を巡り、石原慎太郎元都知事の記者会見があった。テレビで見て、「何だこりゃ」と思った。「専門家が決めた」「任せていた」「記憶にない」「報告は受けていない」。公の会見で、これほどあからさまに責任逃れをした例があるだろうか。むろん、組織のトップとはいえ全てに精通しているわけではない。実務はそれぞれの担当者が行う。組織とはおおむねそうして動いており、その限りで石原氏が、全て知ってはいないというのは正しい。しかし、トップとは全責任を負う者である。担当者から随時報告を受けて、一連の過程の是非を判断し、最終的な決定を下さなければならない。そうであってこそ、部下が安心して仕事ができる。それを「部下に任せたから知らない」では、何のための知事だろうか。石原氏はよくも悪くも、既存の政治家とは異なる硬骨漢で通してきた。その氏が「逃げない」と豪語しながら、逃げてばかりの会見は何とも寒々しかった。 環境汚染で毎年170万人の子どもが死亡 WHO報告(2017/03/07CNN) シベリアにできた巨大な穴、止まらぬ拡大(2017/03/07ナショナルジオグラフィックス) |
<社説>「辺野古唯一」に代案 合理性を世論に訴えよう(2017/03/06琉球新報) <社説>辺野古和解1年 司法の不正義あらわに(2017/03/06琉球新報) 県が名護市辺野古の埋め立て承認を取り消したことを受け、政府が県を相手に起こした代執行訴訟で、双方が和解してから1年がたった。その後、承認取り消しを巡る不作為の違法確認訴訟で、国が勝訴する最高裁判決が出た。・・・1年でたどった経緯をみると、福岡高裁那覇支部の多見谷寿郎裁判長が代執行訴訟で判決を下す前に、異例ともいえる和解勧告をした本当の理由が浮かんでくる。辺野古移設を進める国側に、有利に物事が進むよう仕向けるためだったとしか思えない。・・・県敗訴を告げる言い渡しの後、知事に礼を述べたのだ。判決の権限以上の対応を取るよう念を押す裁判官など、どこにいるというのか。和解からこの1年、司法が国の手先と成り下がった不正義で醜い姿を嫌というほど見せつけられた。そして工事はどんどん進んでいる。県は建設阻止のため、承認の撤回など、次の一手を急ぐ必要がある。 手話言語法 関心高めて制定を急げ(2017/03/06京都新聞) ろう者がコミュニケーションに使う手話を、一つの言語と認める「手話言語法」の制定を求める機運が全国的に高まっている。 トランプ政権誕生の衝撃の中で開かれた今年のベルリン映画祭(じゅん / 2017年3月5日みどりの1kWh) 最後にもう一つ感動した映画について書いておきたい。それは、パノラマ部門に参加した日本の荻上直子監督の「彼らが本気で編む時は」である。トランスジェンダー(性同一障害)という難しいテーマを題材にした映画で、108の煩悩という仏教の概念を提示しながら、多様なカップルや家族の形をポジティブに示した良い作品になっていた。この映画の最初の上映には、荻上監督以下主要な出演者が出席したが、映画が終わった後、観客の拍手が鳴り止まなかった。上映が始まる前には、主役の一人である少女、トモちゃんを演じた柿原りんかさんだけがドイツ語で挨拶して、盛んな拍手を浴びていた。この映画はパノラマ部門観客賞第2位で、性的少数者をテーマにした映画を対象としたテディー部門の審査員特別賞を授与されている。 日本のベルリン映画祭参加作品には殺人や暴力を扱ったものがこれまで多く、社会性のある映画が少ないと感じていたが、性同一障害という難しいテーマをわかりやすい形で取り上げた映画が女性監督の手で作られたことを、とても嬉しく思った。ついでながら、福島の原発事故から6年経った段階で、福島の現状を扱ったドキュメンタリー映画や再生可能エネルギーをテーマにした日本映画はないかと探したが、1本もなく、残念に思った。 見過ごせぬ「健康格差」 まず地域の“処方”から(2017/03/06東京新聞) フィヨン氏撤退論浮上 陣営幹部ら次々離反 仏大統領選(2017/03/06朝日新聞) (社説)自民党大会 異論なき1強の危うさ(2017/03/06朝日新聞) (声)アカデミー賞授賞式に見た勇気(2017/03/06朝日新聞)パート 清水宗一郎(福岡県 66) さすが、自由と民主主義の国、アメリカだ。世界が注目するアカデミー賞の授賞式で、俳優や司会のコメディアンらが、トランプ米大統領の差別的な移民政策に反対の声を上げた。先日、批判の先鋒(せんぽう)となった女優のメリル・ストリープ氏を称賛する拍手も送られた。日本で芸能人が、公式の場で首相の政策を批判したら、どうなるだろう。すぐに本人や所属事務所などに政治的圧力がかかるだろう。スポンサーからも敬遠されるだろうし、芸能界自体が先回りして萎縮し、仕事が激減するのではないか。参院議員の山本太郎氏が以前、脱原発を訴えて俳優活動を干されたことを思い出す。本当の個人主義や民主主義が社会に根付いているか否かの違いだと思う。権力に臆さず、勇気をもって主張する米国の彼らにエールを送りたい。また、授賞式を欠席した、外国語映画賞受賞のイラン人監督にも敬意を抱いた。私自身は無名だけれど、彼らを見習い、いざという時は独立した個人として自分の意見をしっかり持ち、行動で示したい。 (政治断簡)森友学園、問われる政権の体質 世論調査部長・前田直人(2017/03/05朝日新聞) 「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮(てんじょうむきゅう)ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」 難解だが、訳せば「万一危急の大事が起こったならば、大義に基づいて勇気をふるい一身を捧げ皇室国家の為につくせ」(1930年、文部省訳)。いざとなれば天皇のために命を捧げよということである。それを幼稚園で丸覚えとは、背筋が寒くなる。・・・首相は野党の追及に「印象操作だ」と反発するが、学園の籠池(かごいけ)泰典理事長は安倍政権を後押ししてきた保守系団体・日本会議のメンバー。あまたの不可解な事実を前に「記録がない」という逃げの一手では、「共鳴」の闇は晴れようもない。記録がないなら、当時の財務省理財局長らの記憶を引き出せばいい。 陛下「歴史を知るのは大事」 独立指導者の記念館へ 古都フエ(2017/03/05朝日新聞) ■天皇陛下が記念館で述べた内容 ベトナムの独立に関わった日本との関係を伝えていくことは大変喜ばしいことと思います。過去のことを振り返りながら日本がどういう道を歩んできたか、日本の人々が知っていくことは大変大事なことと思っています。歴史というものを知って、現在やこれからのあり方を知るということはとても大事なことです。そういう意味でこの記念館は日本人にとっても大事なものと思っています。 石原氏の会見 知らなかったで済まぬ(2017/03/05京都新聞) 週のはじめに考える 政治の劣化と安倍一強(2017/03/05東京新聞) 待機児童ゼロ、6月に新計画 目標断念で首相表明(2017/03/05東京新聞) 北朝鮮大使を国外追放 マレーシア、関係悪化は決定的(2017/03/05東京新聞) <社説>森友学園疑惑 解明へ参考人招致を急げ(2017/03/05琉球新報) ウズベキスタン 底知れない洞窟へ(2017/03ナショナルジオグラフィックス) http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/magazine/17/021600007/021600003/ |