(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう) |
グレタさんの訴え届かず 日本、削減目標引き上げスルー(2019/12/19朝日新聞) ・・・「私たちは行動を求めている。本当の行動はまだ始まっていない」。COP期間中、世界中で温暖化対策の強化を求める若者の象徴として会議に参加したスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(16)はこう迫った。会議場付近には交渉の進展を求める若者や環境NGOら数百人が集まり、「私たちは排出を止められる。別の世界は可能だ」と声を張り上げた。 (ニュースの顔)アブデルマジド・テブンさん アルジェリア大統領に初当選した(2019/12/19朝日新聞) 首都アルジェの高等教育機関で経済と財政を学び、公務員として地方で働いた。この経験が国の実情を知るうえで役に立った。ブーテフリカ政権では住宅・都市計画相などを経て2017年に3カ月、首相を務めた。長期政権を支えたことを快く思わない国民も多い。 (社説)桜を見る会 許されぬ政権の居直り(2019/12/19朝日新聞) 首相主催の「桜を見る会」をめぐり、衆院内閣委員会の理事会が開かれた。臨時国会は終わったものの、この問題の幕引きを許すまいという野党が提出した質問状に政府が答えたが、事実上の「ゼロ回答」だった。実態解明に本気で取り組む気があるとはとても思えない。・・・ 大本に、説明責任から逃げ回る首相の存在があることは間違いない。首相は先週の講演で、森友・加計問題、統計不正、桜を見る会を列挙し、「この3年ほど、国会では政策論争以外の話に審議時間が割かれてしまっていることを、大変申し訳なく思っている」と語った。陳謝の体裁はとっているものの、政権がまいた種で、自らが納得の得られる説明をできていないことに原因があることを考えると、あまりに人ごとの言いぶりだ。 (声)そんなことを閣議決定…ため息(2019/12/19朝日新聞)無職 田原可郎(宮崎県 77) 全閣僚が合意して政府の方針を決める閣議決定は、重要な政策や事柄ばかりだと思っていた。しかし「こんなことまで!?」と驚くような決定を繰り返し目にしている。「桜を見る会」に出席していた「反社会的勢力」とされる人物に関する質問主意書に対し、政府は10日、「反社会的勢力はあらかじめ限定的かつ統一的に定義することは困難」という答弁書を閣議決定。 2007年の指針で反社会的勢力を「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または個人」と定め、属性要件として「暴力団、総会屋、特殊知能暴力集団」などを挙げたのは何だったのか。前の答弁を覆し、うそで塗り固める政権幹部に誠実さや真剣さを感じられない。 ほかにも、16年の「沖縄北方担当相が歯舞の読み方を知らないという事実はない」。首相夫人である昭恵氏は「公人ではなく私人」という点については、森友学園の国有地売却問題の17年に続き、「桜を見る会」の招待に関わっていた問題で11月に2度目だった。とんちんかんなことを閣議決定する自国の政権に、悲しみとむなしさを覚える。 ジュゴン、南西諸島で「絶滅寸前」 国際自然保護連合(2019/12/19朝日新聞) 生息数が減少傾向にあり成熟した個体数は10頭以下で絶滅の一歩手前の状態、とされた。・・・ ジュゴンが目撃されてきた生息域は、米軍普天間飛行場の移設計画で、沖縄県名護市に建設される辺野古新基地のために埋め立てられる沖合周辺と重なる。日本自然保護協会は11日、日本政府に対し、辺野古新基地建設を一時中止して環境への影響を再評価するなど、ジュゴンを絶滅させないよう緊急の対応をすることを求める声明を発表した。 ウィーン名門バレエ校で喫煙推奨 体形維持求め、虐待の指摘(2019/12/19東京新聞) フィンランド首相を「レジ係」 内相発言でエストニア謝罪(2019/12/19琉球新報) マリーン氏は、幼少期に両親が離婚し、10代のころからパン屋で働くなど苦学を強いられたことで知られる。政界入り前にはデパートで働いていた。15日にツイッターで「フィンランドを誇りに思う。レジ係でも首相になれるのだから」と投稿した。 全てではないけれどその多くは生まれつきの環境、経済に恵まれ、高学歴を盾に取る日本の政治家達。あなたたちに欠けているのは人生の経験ではないかと思う。政治家になるべき条件の必須要項に雑多な職業体験を入れたら、政治家の中にも少しはましな人物が現れるかも知れません。と言って安倍さんや麻生さんの能力ではレジ係が出来るとも思えませんが。 東海第二原発工事、700億円予算オーバー 回避困難か(2019/12/17朝日新聞) 原発に根本的な安全対策などないことが分かっているのに、何が何でも再稼働させようとする国と電力会社。とにかく原発にまつわる経費事例はなにもかも巨額で呆然とします。 核軍縮へ「米ロは対話再開を」 ゴルバチョフ氏、朝日新聞と会見(2019/12/17朝日新聞) 日本については、「核兵器とは何かを体験した初めての国だ。日本の役割、日本の言葉は重い」と語り、米ロの対話再開への後押しに期待感を示した。 (社説)気候変動会議 これでは未来が危ない(2019/12/17朝日新聞) 特に責任が重いのは中国、米国、インド、ロシアなどの主要排出国だ。上位10カ国で世界の排出量の約3分の2を占めており、これらの国が本腰を入れなければ大幅な削減は難しい。そのことを自覚するべきだ。 石炭火力に固執する日本への風当たりも強い。G7のなかで日本だけが石炭火力の新設にこだわっている。会場で演説した小泉環境相が脱石炭を表明しなかったため、温暖化対策に後ろ向きな国に環境NGOから贈られる「化石賞」を受賞したのは当然といえよう。 モスクワ記録的暖冬 サンタ「グレタさん来てほしい」(2019/12/17東京新聞)
地球温暖化へ向かう速度は警鐘を鳴らす科学者の予想をも超えて加速しているのではないかと感じる昨今の世界の気象情勢です。 国の借金、戦争末期水準 18年度残高 GDPの2倍(2019/12/17東京新聞) 小さな電力を束ねて制御 仮想発電所「VPP」実用化へ(2019/12/16朝日新聞) ・・・急拡大する再エネは、気象条件によって発電量が変動するため、需給の「調整」は課題の一つです。そこで、電気を使う側や小さな発電設備も「調整力」として利用しようと転換しました。・・・ 再エネ拡大につながる可能性もあります。今は発電量が使用量を上回りそうなとき、大手電力会社は再エネの受け入れを一時止める「出力抑制」をします。その時間帯に合わせて生産ラインの稼働や充電をずらせば、再エネの抑制を避けられそうです。 アンナ・カリーナさん死去 「気狂いピエロ」など主演(2019/12/16朝日新聞) |
厚生年金 どの職場にも適用を(2019/12/16東京新聞) 中国、アーセナル戦の放送を中止 選手がウイグル族弾圧を批判(2019/12/16東京新聞) 内閣支持率 続落42% 不支持43% 1年ぶり逆転(2019/12/16東京新聞) |
「脱トランプ氏で、温室ガス半減」COPで発言したのは(2019/12/15朝日新聞) 原子力に警鐘、武谷三男の史料発掘 特高検挙時の手記も(2019/12/15朝日新聞) 「亡国感」が襲う台湾 「火の手が家の前に迫っている」(2019/12/15朝日新聞) |
ヘイト禁止条例 共生の土台を築くには(2019/12/13東京新聞) 税制改正大綱 企業に手厚過ぎないか(2019/12/13東京新聞) 国連大使、中村哲さんを追悼 「人々に人生ささげた」(2019/12/13東京新聞) 「民主主義踏みにじる行為だ」 辺野古土砂投入から1年 玉城知事、政府を批判 早期の工事中止求める(2019/12/13琉球新報) 「何で運動場使えないの」 普天間第二小6年の國吉なぎさん 米軍ヘリ窓落下で強いられる苦痛を作文に 米軍機接近のたびに避難(2019/12/13琉球新報) 何が起きたのか分からず、皆の後を追い校舎へ走った。皆がパニック状態だった。校内放送で窓落下を知った。早めの下校となり、迎えに来た母の美和さん(48)に運動場にいたと伝えると、美和さんは「うそでしょ」と叫んだ。・・・ 作文では「一人でも多くの人に考えてもらえるなら、皆の願いである平和な島『沖縄』に近づける」と訴えた。 コクヨ、買収は失敗 ぺんてる株、過半数届かず(2019/12/13朝日新聞) (社説)安倍政権 道理失う ご都合主義(2019/12/13朝日新聞) この会に反社会的勢力とみられる人物が参加し、要人と撮影した記念写真まで流布している。対象は功績・功労があった人という趣旨に反しており、事実なら、なぜ招かれたのかを究明するのは当然だ。・・・ 安倍首相の妻の昭恵氏による招待者推薦に関連して、首相夫人が「私人」であるという見解も維持された。首相の外国訪問に同行し、政府職員がサポート役につく夫人に公的な性格があることは明らかだ。もとをただせば、森友問題で昭恵氏の関与が取りざたされた時に「私人」との答弁書が閣議決定された。昭恵氏を疑惑から切り離し、説明責任を回避することが優先されたのではないか。 当座の責任逃れのために、ご都合主義で言葉の定義をゆがめる。その先にあるのは政治不信だけだと、首相は知るべきだ。 宅配運転手の過酷な毎日 休めば罰金、倒れて病院行けず(2019/12/13朝日新聞) |
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。 |