(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう) |
「ワインの王様」に異変 気候変動、ブルゴーニュの憂い(2019/11/30朝日新聞) 中曽根氏死去 権力の魔性を自戒して(2019/11/30朝日新聞) 今、政権を担う安倍晋三首相は中曽根政権を超える長期政権になったが、権力の魔性に取りつかれてはいまいか。先人の警鐘に耳を傾け、常に自戒すべきである。 気候危機「今すぐ行動を」 世界一斉デモ 独は63万人(2019/11/30東京新聞) ベルリンでは約五万人が中心部のブランデンブルク門前に集結。「今すぐ行動を」などと書かれた横断幕やプラカードを掲げ、周辺をデモ行進した。 目覚めよ野性、丸ごとシカにライオン歓喜 でもトラは(2019/11/30東京新聞) 彼らの野生も自由も奪っておいて何が目覚めよ野生ですか。過去の動物園に対してはその意義とそのための努力は尊敬も感謝もしますが。これからの時代、見せ物小屋のような神経ならもう猛獣や珍獣の展示は無用でしょう。野生はそのままに見守って欲しいものです。 女川原発 その時避難できるのか(2019/11/29東京新聞) バカと言うか強情と言うか無責任と言うか無知と言うか想像力の完全欠落と言うか、原発事故は避難云々の問題ではないのはすっかり明らかなのにまだ稼働させようとする政府や電力会社の無神経には恐怖すら覚えます。 イラク反政府デモ 全国で40人超死亡 南部や首都、治安部隊と衝突(2019/11/29東京新聞) 桜を見る会 審議拒否に国民怒り 「長期政権のおごり」「国会で堂々説明を」(2019/11/29東京新聞) 「存在すらしないはず」の巨大な恒星ブラックホール、銀河系内で発見(2019/11/29時事ドットコム) 広大無辺の宇宙の事は今の人間の科学では分かりようも無いのだけれど、人類の宇宙に対する予想は覆り続けるのだろうと思う。 (社説)ウイグル問題 民族弾圧は許されない(2019/11/29朝日新聞) 確認はむずかしいが、重大な弾圧が起きているのは確かだろう。中国当局は「テロ」「過激思想」などの言葉を用いているものの、実態はウイグル族などの特定の文化と宗教の住民に対する民族的迫害と呼ぶべきだ。断じて容認できない人権侵害である。 気候危機を叫ぶ、グレタさんのように あす世界一斉デモ(2019/11/29朝日新聞) <社説>自治条例廃止の動き 理念まで全否定するのか(2019/11/29琉球新報) 医薬品卸4社 談合か 57病院運営の独法入札で(2019/11/28東京新聞) 入札は五十七病院に一八年七月〜二〇年六月に納入する七千九百三十三種類の医薬品に関するもので、メディセオが百五十六億円、アルフレッサが百五十九億円、スズケンが百九十億円、東邦薬品が二百三十四億円で落札した(いずれも予定価格)。 桜を見る会人選の謎 マルチ商法、反社会的勢力、芸能関係者(2019/11/28東京新聞) 環境政策 怒る農家 パリ、シャンゼリゼに牧草(2019/11/28東京新聞) 二〇二〇年の食料品価格の決定を前に、農家らが「適正な卸売価格」を求める運動。値段を決める納入先と販売店に対し、若手の農家が「自分たちが食べていける値段に」と訴えた。パリ周辺では、約千台の大型トラクターが環状道路を封鎖した。「農薬使用などで農家ばかりが悪者にされている」として、農業政策の改善へ向けたマクロン大統領との話し合いを求めた。 マチュピチュ、なぜあの場所? ブラジルの研究者が新説(2019/11/28朝日新聞) 固い岩盤が断層運動で砕け、利用しやすいサイズの岩石が手に入りやすかったらしい。メネガットさんは「石積み建築に向く石材が多く産出された。インカの人たちが街づくりを進める作業は大幅に省力化された」とみている。 インカの石積みの正確さと難度を見てると石材の調達ゆえの話だとは思えないけれど断層云々も当然彼らには分かっていたはずです。
ぺんてる社長「断固反対」 コクヨの敵対的買収計画(2019/11/28朝日新聞) https://digital.asahi.com/articles/DA3S14273990.html 資本の力一辺倒の時流に逆らってくれる企業には共感を覚えます。「文化や流儀に共感のない子会社化に断固反対」。悪しき時流に逆らい何とかぺんてるの理念の存続を願います。 障害ある子ら、ゆっくり変化 「放課後活動」の映画公開(2019/11/28朝日新聞) ・・・ 指導員の女性におんぶで行き先を指示する小学5年生の男の子。約1時間の散歩に同行すると、彼が背中越しに虫の鳴き声を聞き、風を感じ、季節を味わっているのが、表情の変化から見てとれた。「甘やかしているんじゃない。ここでは子どもの気持ちの膨らみを保障しているんだ」 安心できる居場所で、子どもたちはゆっくりと、確実に変化していく。積み木と電車が大好きな男の子は他人に興味がないように見えたが、撮影が終わる頃、フォークダンスの輪に自ら入っていくようになった。 (社説)女川原発 再稼働を議論する前に(2019/11/28朝日新聞) 否決されたとはいえ、11万人の署名に基づいて、再稼働の是非を問う県民投票条例案も県議会に諮られた。周辺自治体には「万が一の時に住民の命を守る責任がとれない」と、再稼働反対を明言する首長もいる。・・・原発は国策民営だ。その稼働について村井嘉浩知事は「国が責任を持って判断すべきだ」との考えを示している。自治体や電力会社だけでなく政府も、再稼働への住民の疑問や不安にこたえることが求められる。 |
教皇「原発やめるべき」 「事故起きれば重大な被害」と警告(2019/11/27東京新聞) マルタ首相側近ら辞任 記者爆殺で聴取か 不正疑惑追及(2019/11/27東京新聞) 何が起きても「私の責任」 念書を書かされる激辛カレー(2019/11/27朝日新聞) 農家の細川正男さん(82)と貞子さん(76)はこの年の秋、仲間と一緒にハバネロを初めて出荷した。知り合いから種をもらい、育てたものだったが、風評でほとんど売れなかった。・・・転機は2年前。「とことん辛さを追究しよう」。道の駅の高野(こうの)哲也駅長(58)が考えついたのが、「生地獄カレー」だった。試作品を作る時には、ハバネロの粉末の飛散に備え、顔にゴーグルとマスクを着けて臨んだ。・・・ハバネロの生産量もこの秋は約1トンと、震災時の6倍以上に。生産農家も12戸に増え、生産組合を新たに作った。道の駅の高野駅長は「特産化を狙ったわけではないし、まったくの偶然。東日本大震災がなければ、ハバネロ関連の商品もできなかったかもしれません」と話す。 (世界発2019)ホームレス大学生、米の実情 4年制大学でも14%が経験(2019/11/27朝日新聞) https://digital.asahi.com/articles/DA3S14272518.html (社説)桜を見る会 首相は逃げずに説明を(2019/11/27朝日新聞) 毎年、桜を見る会の前夜に開いていた後援会の懇親会に疑いの目が向けられると、首相官邸で「立ち話」の形で記者団に説明をした。会費5千円はホテル側が設定、参加者は会費をホテルに直接支払ったので、政治資金収支報告書に記載がなくても問題はない――。しかし、証明する明細書などは示されず、その後、数日にわたり、記者団が投げかけた追加の質問には、ほとんど無視を決め込んだ。 (文芸時評)翻訳文学の力 閉ざされた文化に架ける橋 小野正嗣(2019/11/27朝日新聞) カミュの有名な『異邦人』をアルジェリア側の視点から〈書き返した〉『もうひとつの『異邦人』――ムルソー再捜査』(鵜戸聡訳、水声社)が、世界的な反響を呼んだこの作家は、力強くこう言った。「翻訳がさかんな国こそ文化的に豊かな国なのです」・・・ 自言語・自文化中心の偏見や思い込みの〈壁〉を壊し、他者や他文化とのあいだに〈橋〉を架けるために、実はこの「ちいさな言語」ほど必要とされているものはない。 そして、僕たちはその言語の名前を知っている。そう、〈翻訳文学〉。 翻訳がなければ海外の本は何一つ読めなかったと考えれば翻訳者への感謝と言語の壁にそら恐ろしい気持ちにもなります。もし三銃士やシャーロックホームズが読めずにいたら・・・ 桜を見る会に反社会勢力、認める 菅氏「結果的に入ったのだろう」(2019/11/27東京新聞) |
国連、温暖化「破壊的影響も」 気温3・9度上昇の恐れ(2019/11/26東京新聞) 主な国ごとに有効な対策を示し、日本には二酸化炭素(CO2)排出が多い石炭火力発電所の新設をやめ、既存のものは段階的に廃止する計画の策定を促した。企業などのCO2排出量に応じて課金する制度の強化も必要だとした。 ローマ教皇 長崎【演説全文】 「核兵器は脅威から私たちを守らない」(2019/11/26東京新聞) 今日の世界では、何百万という子どもや家族が、人間以下の生活を強いられています。しかし、武器の製造、改良、維持、商いに財が費やされ、築かれ、日ごと武器は、一層破壊的になっています。これらは途方もない継続的なテロ行為です。・・・ 今日、私たちが心を痛めている何百万という人の苦しみに、無関心でいてよい人はいません。傷の痛みに叫ぶ兄弟の声に耳をふさいでよい人はどこにもいません。対話することのできない文化による破滅を前に目を閉ざしてよい人はどこにもいません。 ローマ教皇 東日本大震災被災者との集い「私たちに最も影響する悪の一つは、無関心の文化です」(2019/11/26東京新聞) 思うに最初の一歩は、天然資源の使用に関して、そして特に将来のエネルギー源に関して、勇気ある重大な決断をすることです。 無関心と闘う力のある文化をつくっていくために、働き、歩むことです。私たちに最も影響する悪の一つは、無関心の文化です。家族の一人が苦しめば家族全員が共に苦しむという自覚を持てるよう力を合わせることが急務です。 玉城知事「地方自治の理念を守るために正しい判断を」 辺野古抗告訴訟 初回弁論で意見陳述(2019/11/26琉球新報) |
「精密な人生ゲーム」で見えた、未婚・離別女性のリスク(2019/11/26朝日新聞) ...「高齢者の貧困率が将来上がっていくので、どんな人たちが、どのような問題を抱えることになるのかを調べてみました。現役時代に非正規雇用や無業が長く、両親と同居していた人たち、いわゆる『パラサイトシングル』だろうと考えて分析したところ、特に未婚・離別の女性の多くが困難な老後を迎えることが分かりました。40年後には未婚・離別の65歳以上の高齢女性のおよそ半数、約290万人が生活保護レベル以下になるという衝撃的な結果です」・・・「年金でも生活保護でも対応できないとすると、何か新しい手段を考える必要があります。例えば、高齢者向けのベーシックインカム(BI)を検討するのはどうでしょうか。現行の基礎年金を75歳までとし、75歳以降は100%税を財源とした生活保護レベルの生活費をすべての人に給付する。仮に満額の基礎年金と同額の月額6万5千円とすると、2020年で約14・6兆円になります。それまで保険料を払っていたかどうかは問わず、全員に一律に給付することで、事務を簡素化し、公平性を担保します」 昨年の温室ガス、過去最高(2019/11/26朝日新聞) 気象庁の担当者は「植林などにより森林の二酸化炭素吸収量はわずかに増えているが、化石燃料の消費増加分をカバーできるほどではなく、年々増えていく傾向は変わらない」と話す。 原発「甘い備えの象徴」解体 旧オフサイトセンター(2019/11/26朝日新聞) 建物は鉄筋コンクリート2階建て。午前9時45分ごろ、重機が2階の窓枠付近から厚さ20センチの壁をはぎ取り始め、約40分後には2階の内部が姿を見せた。 誰もが作家、地獄の予兆 想像できないノイジーな世界へ(2019/11/26朝日新聞)1102 「だれでも作家になれるデジタルの福音は、悪貨が良貨を駆逐する地獄の予兆でもある。想像もできないノイジーな世界を、我々は覚悟しなければならない」 あらゆるものが電子化される時代。出版物においては権力からの圧力と権力への忖度が否めないマスメディアと違って個人が自由に発言できるという大きなメリットはあるけれど虚言妄言の篩もなく一人一人の理性と感性がより求められる時代です。 <金口木舌>流行語と安倍政権(2019/11/25琉球新報) 「早く退陣しろよ」と言うのは無かったかしら。 |
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。 |