(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう) |
「アビイ・ロード」再発売へ ビートルズ、50周年記念(2019/08/03東京新聞) ビートルズはこれまで「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」(67年)や「ホワイトアルバム」と呼ばれる「ザ・ビートルズ」(68年)の50周年記念として、収録曲の別テイクなどを収めた記念盤を発売しており、アビイ・ロードにもファンの期待が高まっていた。 INF廃棄条約が失効 核軍拡競争の恐れ(2019/08/03東京新聞) ドラマ娯楽性抑制通知 中国建国70年控え(2019/08/03東京新聞) 福島第二原発 大廃炉時代の範となれ(2019/08/03東京新聞) 原発事故から八年余。東電は再稼働による収益改善にこだわった。「遅すぎた決断」との批判も、また当然だ。・・・福島の事故以前に表明した三基を含め計二十四基が廃炉を決めた。「大廃炉時代」は、とうに始まっていた。法律で定められた四十年の寿命が尽きて廃炉に至る原発は、今後も増える。なのに、政府は運転延長や新増設を視野に入れ、原発を「基幹電源」に位置付けたままである。時代遅れというしかない。 韓国の李洛淵首相「一線越えた」 日本を批判(2019/08/03琉球新報) 日本の措置への対策を盛り込んだ補正予算案が2日に国会で可決されたことを受けて開いた閣議で述べた。李氏は「日本が無謀な措置を一日も早く撤回するよう米国など国際社会と努力していく」とした。 英語字幕付きで原爆映画を上映 広島と京都、外国人向け(2019/08/03琉球新報) 1953年に公開された「ひろしま」は、広島で被爆した少年少女の手記集「原爆の子」が原案。9万人近い広島市民がエキストラとして撮影に参加し、壊滅した市街地を逃げ惑う被爆者の姿がリアルに描かれている。 <お知らせ>「スター・ウォーズ」の大展覧会(2019/08/03朝日新聞) ◇8月8日[木]〜2020年1月13日[月][祝]。東京・天王洲の寺田倉庫G1ビル5階。午前10時〜午後7時。1時間ごとの時間予約制。前売り大人3200円、子ども2千円。詳細はサイト(http://www.starwarsidentities.jp)で(朝日新聞社など主催) (核といのちを考える)次世代も、ずっと平和に 国際平和シンポ「核兵器廃絶への道」(2019/08/03朝日新聞) ――いま大林監督は、戦争と広島原爆がテーマの新作「海辺の映画館―キネマの玉手箱」を制作中です。そのきっかけは? 大林 世の中が切羽詰まっているからです。「なぜ広島に原爆が落ちたのか」と考えている時間はありません。いま、どうするのかを一人ひとりが決めなきゃいけない。世界の空気がそうなっている。だって、核兵器のボタン一つで人類が滅亡しちゃうんですよ。 だから、僕が知っている戦争を今に未来に伝えたい。映画は愚かな過ちの歴史を変えることはできないけれど、未来を変えることはできるかもしれない。きっと若い人たちが未来を平和にしてくれる。戦争を回避するため、真の平和をたぐり寄せるため、それが唯一の希望なんです。
東 被爆者は命を削って船に3カ月間乗り、世界の平和を願って核兵器廃絶を訴えています。若い人たちが証言を聞くと、もっと知りたがる。そして選挙に関心を示し始める。スイッチをどう入れるかなんです。 被爆者の方の話によると、いつ戦争が始まったのか、何のために戦うのか分からなかったと。戦争が始まる10年ほど前から、世の中がじわじわ変わったんだと。そして今、その当時に世の中が似ていて不気味だと言うんです。今を「戦前」にしちゃいけない。 (核といのちを考える)パネリストの冒頭発言と討論 国際平和シンポ「核兵器廃絶への道」(2019/08/03朝日新聞) ドチェルティ 軍縮全般において、市民社会の役割は高まっている。地方レベルから国政レベルに泡が噴き出るように動きを広げていくことだ。3年前に広島平和記念資料館を訪れた時には、ICANや核兵器禁止条約への歩みといった展示はなかった。人道的軍縮の意識を高めるためにも日本の役割が重要だ。戦争で核兵器の攻撃を受けた唯一の国である日本が条約に参加すれば象徴的であり、他の「核の傘」依存国にもドミノ効果を及ぼすだろう。 黒澤 広島と長崎を知る日本人は、核が使われたらどうなるのかがわかっているはずだ。選挙の機会などに政治家にアプローチして、国際協調主義と法の支配を強化するように働きかけるべきだ。日本政府は対人地雷禁止条約にも当初反対していたが、市民の意向を受けて、小渕恵三外相(当時)が署名・批准を推進した先例がある。 (ビジネス)『2030年アパレルの未来 日本企業が半分になる日』 福田稔〈著〉(2019/08/03朝日新聞) だが、それはあくまで国内市場の話。世界的に見るとアパレルは成長産業であり、迫りくる構造変化の波を好機と捉えれば、日本企業も勝ち組になれると本書は説く。・・・ つまり、ジリ貧の国内市場にしがみつき、旧来のやり方で消耗戦を続ける大手アパレルは、早晩淘汰(とうた)されるということ。こうした企業が扱う中間価格帯の需要はしぼみ、市場は「ラグジュアリー」と低価格の「マスボリューム」に二極化すると著者は見る。 |
干された山本太郎氏、腐れ縁断った…れいわ現象に識者は(2019/08/02朝日新聞) 私は安倍政権誕生以降の日本社会を「熱狂なきファシズム」が広がっていると批判してきました。政権が独裁的な手法で、安保法制をはじめ、憲法上疑義のある法律を通しても有権者は無関心と黙認を繰り返し、選挙のたびに与党を勝たせてきた。絶望に近い感覚すらありましたが、今回のれいわ新選組の勢いに明るい未来の可能性を久しぶりに感じました。 山本太郎氏は、東京電力福島第一原発の事故をきっかけに俳優から政治家に転身しました。「脱原発」の主張を訴え、テレビ局やスポンサーに「干された」。仕事を失ったわけです。その彼が、れいわを立ち上げ、タウンミーティングでの対話のような街頭演説を始めた。演説に感動した人たちが彼の挑戦を個人献金で支えようとした。献金額が1億円を超えたと報道で聞き、ただごとじゃないと思いました。・・・ なぜ信じられるか。山本氏をはじめとして、彼らが社会との腐れ縁を断ち切った自由な人たちだと思うからです。この社会はしがらみと腐れ縁に満ちていて窒息しそうです。政治の世界にとどまらず、会社、地域、どこでもそう。政治的な立場がなんであれ同じです。そこから自由になるのは至難の業です。 水島治郎さん(千葉大教授) 実際、海外メディアはここに注目して報道しました。もともと特定枠は自民党が合区対策で比例区に回る候補者を救済するため、党利党略でつくった制度です。それを逆手にとったのは見事としか言いようがない。 その意味で山本太郎という政治家は、政治のイノベーター(新しい作り手)と考えるべきです。1990年代半ばから日本では二大政党制をモデルにした政治改革が進みました。政治家が現実的でよい政策をつくれば有権者が支持し、多数派を握れば政治を動かせるという考え方が背景にある。裏を返せば、そうでなければ動かせない、と。山本氏という存在は「本当にそうなのか」という「問いかけ」です。わずか2議席でもこれだけのことができるのですから。民主主義の実践に「実験」は欠かせません。成功もあれば、失敗もある。しかしその中から新時代を拓(ひら)く動きが生まれてくる。次はどんな実験が始まるのでしょうか。 (社説)国会バリアフリー 当事者の声生かすとき(2019/08/02朝日新聞) 舩後、木村両氏は、介助者とともに本会議場に入り、正副議長の選挙では、介助者が投票用紙に代筆し、参院事務局の職員が投票した。「バリアフリー国会」の第一歩である。筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後氏は、手足を動かせず、声も出せないため、目や口の動きと文字盤などで意思疎通を図る。木村氏は会話はできるが、生後8カ月のときの転落事故が原因で首から下の自由を失った。 「障害者が安心して当たり前に地域で生きられる権利と保障を」。木村氏は選挙戦で、当事者の立場から、そう訴えた。全ての国民が分け隔てられることなく、互いに尊重し共生する社会を実現する――。そんな目的を掲げた障害者差別解消法が施行されて3年。遅れていた国会のバリアフリー化が、重い障害を持った議員の誕生で、ようやく本格的に動き出した。 児童虐待、最多15.9万件 「身体的虐待」25% 18年度児相対応(2019/08/02朝日新聞) (コラムニストの眼)英・ジョンソン新首相 天罰か奇跡か、それが問題だ ロジャー・コーエン(2019/08/02朝日新聞) ジョンソン氏はうそをつき、人の弱みにつけ込み、ばか笑いしながら英国最高の職位に就いた。ドジな道化師のまねをし、大きなダメージを与えながらだ。しかし彼はばかではない。当然の報いが自分にふりかかることを知っている。・・・ フィンタン・オトゥール氏(アイリッシュ・タイムズ紙のコラムニスト)が指摘したように、ジョンソン氏は自称「アクラシア」だ。アリストテレスによると、「やるべき正しいことを知っているが、反対のことをやらずにいられない人」である。 ジョンソン氏がいまの性格であり続ける限り、天罰は唐突に残酷に下るだろう。あるいはひょっとすると、彼は多くの失敗によってではなく、勇気あるたった一つの行動で記憶される道も選べるかもしれない。彼の著書は、そのことについてだった。 異例のヒット、中国SF「三体」 科学の未来信じる作者(2019/08/02朝日新聞) 根底には、人類が生存を続けていること自体が不可思議だという思いがある。「我々は当然だと思っているが、一種の幻想かもしれない。宇宙全体の残酷な生存競争の中で、人類文明は生き続ける力があるか」というのが隠れたテーマだ。・・・ 三体の舞台にもした文化大革命の時代に幼少期を過ごした。禁書扱いだったジュール・ベルヌの『地底旅行』をこっそり読んだのがSFとの出会いだ。アーサー・C・クラークやH・G・ウェルズといった古典から、日本の小松左京、田中芳樹の『銀河英雄伝説』まで幅広く親しんできた。 |
ロシア首相、4年ぶり択捉島訪問 実効支配誇示、日本けん制か(2019/08/02東京新聞) 米異例の利下げ 独立性は損なわれた(2019/08/02東京新聞) さらに景気拡大中の緩和は急激な物価上昇という副作用をもたらす恐れがある。議長はそれらを考慮して小幅な利下げにとどめ、「長期の利下げの始まりではない」との姿勢も表明。大統領に最低限の抵抗を示した格好だ。 「新たな軍拡競争生む」中距離核条約きょう失効 ゴルバチョフ氏、本紙に懸念表明(2019/08/02東京新聞) モスクワ 残る核シェルター 見学者「備え必要」/若者は軍拡に疑問(2019/08/02東京新聞) 市内に七千以上あるとされる地下シェルターの一つで、スターリンの命令で一九五六年に完成。軍の二千四百人が一日四交代で秘密裏に働いた。二、三十人が座れる長机が置かれた部屋では米ソが核戦争目前まで迫った六二年のキューバ危機の際、幹部会議が連日開かれたという。・・・国民も「危機」の認識を共有しており、一四年六月の世論調査では、九〇年代に比べ核戦争の脅威が「高まった」と53%が回答した。シェルターの見学客に聞いても「核兵器がある限り、備えは必要だ」との意見が大勢。年金生活者のミハイル・スクウォルツォフさん(65)は「シェルターはソ連時代の『負の郷愁』だが、これからも残っていくのだろう」と予測した。 ただ、冷戦時代を知らない若い世代にとっては、対立をあおる強権手法への不満がくすぶる。七月下旬、モスクワで行われた反政権デモには若者を中心に約二万人が参加。ドミトリーさん(33)、マリアさん(33)のカップルは、ロシア国民の七分の一に当たる約二千万人が貧困にあえぐ中、膨大な軍事費を投じることに疑問を呈した。「まずは少ない給料で最低限の生活を送っている人々を救うべきだ。軍備は余裕がある国のやることだ」 語り継ぐ戦争 生きることの意味は 今の世の中、一緒に考えたい(2019/08/01東京新聞) 先の大戦の記憶が薄れつつある現在、きな臭い雰囲気も漂うが、「何も考えずに戦争に突き進むのは嫌。これまでの朗読を聞いてくださったお客さまが『伝え続けなければならない』と言ってくださる。朗読を通して今の世の中の現状について一緒に考えていきたい」と話す。 世界の7月気温、史上最高に匹敵 国連事務総長が警告(2019/08/02東京新聞) グテレス氏は「こうした異常気象は氷山の一角だ。そしてまた、氷山も急速に解けていっている」と警告。前回の「最も暑かった7月」は2016年で「強力なエルニーニョ現象の影響だったが、今年は違うだけに、より重大だ」と指摘した。9月の気候行動サミットに参加する各国指導者に向け「具体的な計画」を持ってくるよう呼び掛けた。 <社説>最低賃金中央審答申 正規雇用の拡大不可欠だ(2019/08/01琉球新報) |
三鷹事件 司法は闇に目をつぶる(2019/08/01東京新聞) これらの背後には、米占領下でもあったことから、共産党の弱体化を狙った連合国軍総司令部(GHQ)が関与した説もあったほどだ。そんな時代だった。 三鷹事件で疑わしいのは、竹内元死刑囚の供述の変遷である。逮捕時は「否認」。勾留質問でも取り調べでも「否認」。起訴直前に単独犯行を「自白」。公判では「他人との共同犯行を自白」「単独犯行を自白」。やがて「否認」…。無罪を主張した。捜査段階と公判段階で激しく否認と自白を繰り返した。信用性に疑義が生じるのは当然である。 辺野古反対を世界的な運動に ドイツ平和団体が連帯呼び掛け(2019/08/01東京新聞) 駅前にビートルズ大学 「抱きしめたい」の衝撃を講義(2019/08/01朝日新聞) ゴールデンバット、110年超の歴史に幕(2019/08/01朝日新聞) |
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。 |