(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう) |
嘉田氏が新参院会派を発足、代表に 野党統一候補の女性2人で(2019/07/31京都新聞) 原発技術は破綻 必ず事故起こる 米規制委元委員長が警鐘(2019/07/31東京新聞) シリア内戦 子どもの犠牲胸に刻め(2019/07/31東京新聞) 現地のジャーナリストが撮影、インターネットで拡散した。ささやかな抵抗が、市民を犠牲にする内戦の悲惨に、再び世の耳目を向けさせた。 シリア内戦は八年前に始まり、政権軍、ロシア軍と、反体制側を支援する米欧、さらに過激派組織「イスラム国」(IS)が入り乱れて戦闘は拡大。シリアでのこれまでの死者は約五十二万人、難民約五百六十万人、国内避難民は推定約六百二十万人に上るという。「今世紀最悪の人道危機」と呼ばれる。 (多事奏論)れいわ旋風 心からの言葉、だから刺さった 国分高史(2019/07/31朝日新聞) 元コンビニオーナーは、「強い者が弱い者をいじめる。コンビニはそういう世界。もういい加減、強い者が人間を部品のように扱うのはやめてくれ」。元派遣労働者のシングルマザーは、「若者が政治に無関心なんて絶対にウソ。政治が若者を、貧乏人を排除している。だったら、こっちは手作りの政治をつくるしかない」。・・・ れいわ旋風を除けば、全体として冷めた選挙だったことは否めない。48・80%の低投票率の中、自民は単独過半数を失い、改憲勢力も3分の2を割った。 それでも首相は、自公で改選議席の過半数という低いハードルを越えたことをもって、「少なくとも議論をすべきだとの国民の審判は下った」と自賛する。予想された言い方だが、結果を素直に受け止めれば牽強付会(けんきょうふかい)に過ぎる。選挙後の朝日新聞の世論調査では、首相に一番力を入れてほしい政策として「憲法改正」を選んだ人はわずかに3%。 表現の場、奪われた作品展 日韓論争の少女像、九条の俳句… 愛知の芸術祭であすから(2019/07/31朝日新聞) 少女像は、韓国人彫刻家のキム・ソギョンさんと夫のキム・ウンソンさんが「元慰安婦の苦痛を記憶する」ための象徴として手がけ、「平和の少女像」と呼んでいる。今回は15年と同じ2体を展示する。このうち、韓国の日本大使館前などに設置されている像のミニチュアは、12年に東京都美術館で展示されたが、途中で撤去されたものだ。公立施設での展示は、それ以来となる。 |
小惑星が地球にニアミス 25日に、直前まで観測されず(2019/07/30東京新聞) 米紙ワシントン・ポストによると時速8万6千キロで通過するのを、米国とブラジルの天文学者らが発見した。国際天文学連合によると、「2019OK」と名付けられたこの小惑星は、地球から約7万2千キロ離れた場所を通過。月との距離の5分の1ほどで、天文学的にはニアミスだった。 参院選低投票率 民主主義の基盤を崩す(2019/07/30東京新聞) ・・・ 安倍晋三首相(自民党総裁)は参院選を受けて「国民の皆さまから力強い信任をいただいた」と語ったが、全有権者に占める得票割合を示す「絶対得票率」は選挙区で18・9%と二割を切った。力強い信任と胸を張れまい。 メーガン妃、ヴォーグ誌編集参画 「変化」の女性15人表紙に(2019/07/30東京新聞) ファッション誌の9月号は1年間の中で最も重要とされ、ヴォーグ英国版で部外者が編集するのは初めて。同妃とミシェル・オバマ前米大統領夫人との対談や、動物行動学者ジェーン・グドールさんへのインタビューも含まれている。メーガン妃は約7カ月にわたって編集に協力した。 <社説>国会議員のパワハラ 政治の土台を崩す問題だ(2019/07/30琉球新報) 原発事故の対策拠点、解体へ 「教訓が消える」と懸念も(2019/07/30朝日新聞) 米、時流逆らう死刑再開 連邦レベル、16年ぶり執行へ 「肯定的」トランプ氏意向か(2019/07/30朝日新聞) 今回、5件もの死刑執行が発表されたのは異例だ。長年にわたり死刑に肯定的なトランプ氏の姿勢が、判断を後押ししたとされる。・・・ 国際的にも昨年12月の国連総会で加盟国193カ国中、過去最多となる121カ国が死刑の執行停止を求める決議に賛成した。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによると、00年時点で75カ国だった。死刑廃止国は18年に106カ国に。さらに28カ国が事実上停止している。 若者は所得税ゼロ、ポーランドが奇策 170万人流出で(2019/07/30朝日新聞) 赤ちゃんジュゴンすくすく 鳥羽水族館、タイで恩返し(2019/07/30朝日新聞) 今回はタイ南部の研究所「プーケット海洋生物学センター」の依頼で現地に入った。・・・ センターはジャミルの他に生後8カ月の雌「マリアム」(122センチ、30キロ)も4月に保護。タイでは今年、ジュゴンの死骸が例年の倍のペースの15頭分見つかっていて、親を亡くしたジュゴンが保護された可能性があるとセンターのコンキアット所長(53)はみる。所長によると、ジュゴンを飼育しているのは現在、センターと、鳥羽、シドニーの水族館の3施設だけだという。 鳥羽水族館は昨年2月、世界のジュゴン研究者ら約100人を集めたシンポジウムを開催。ネットワークが広がり、今年はタイのほかフィリピンやインドネシアにも飼育のアドバイスをした。若井さんは「南国のジュゴンから得た日本の知恵が、また南国のジュゴン保護に生かされるのなら、これほど大きな恩返しはない」と意気込んでいる。 |
公文書管理 都合の悪い情報も残せ(2019/07/29東京新聞) 内閣官房所管の災害対応についても面談記録は作成しないという。「災害対応は報告も簡潔で、首相の指示が既に実施され、方針の修正がない場合は議事録を作成しない」と述べた。 これはおかしい。簡潔であれ、文書や議事録を残さないと、後から首相の指示が適切であったか、検証も不可能になる。福島第一原発事故では、政府関係の会議議事録さえ作成されていなかった。大災害時には首相は行政トップとして権限を握り、指示、命令を出す存在である。 生活の困窮、子の健康を損なう アレルギー、歯の病気が10倍(2019/07/29東京新聞) 米軍、限定核使用の新指針 放射線下の地上戦も言及(2019/07/29東京新聞) <奪われる海岸 カンボジアの中国化>(中)家賃2倍 犯罪も増 「第2のマカオ」カジノ林立(2019/07/29東京新聞) シアヌークビルの人口は十万人ほどだが、ほかに同じくらいの中国人がいると言われる。・・・カンボジアでは中国人による犯罪も増加している。昨年十二月下旬から三カ月間で逮捕された外国人三百四十一人のうち、七割の二百四十一人は中国人だった。フン・セン氏は「中国はカンボジアの建設事業に熟練労働者を派遣している。仕事が終われば彼らは帰る」などと発言し、不安を和らげようとする。 フジロックに玉城デニー沖縄県知事が出演 ギターでボブ・ディラン演奏も 「沖縄」をテーマにトーク(2019/07/29琉球新報) |
契約書なき吉本興業、大いなる矛盾 親と子と言うけれど(2019/07/29朝日新聞) (声)批判もできない世の中なのか(2019/07/29朝日新聞)無職 川邊宗孝(愛知県 70) トランプ米大統領が非白人女性議員4人に対して、「元々いた国に帰ったら」とツイッターに投稿し、人種差別発言だとして大きな問題となった。4人の議員はトランプ氏の移民政策を強く批判していたという。日本では、安倍晋三首相が札幌市で参院選の街頭演説をした際に、ヤジを飛ばした市民を警官が取り押さえ排除した。米国、日本の、反対意見を封殺する現実に危機感を覚える。自由に批判することもできない世の中なのだろうか。 一昨年、安倍氏は都議選の応援演説で、首相批判を繰り返す聴衆に「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と述べ、反対勢力への敵意をむき出しにした。「こんな人たち」を徹底的に分断、排除し、「私たち」を優遇する。露骨な姿勢だ。・・・安倍氏は「憎悪からは何も生まれない」とも述べた。民主党政権を「悪夢のような」としたり、「こんな人たち」などと攻撃したりする安倍氏の姿勢こそ「(反対者への)憎悪」が根底にあるのではないか。 (声)若者よ、自らの意思で歴史学べ(2019/07/29朝日新聞)主婦 八木薫子(東京都 53) 「若者に戦争を伝え平和を守ろう」(9日)を読んで、その通りだと思った。かつて日本と米国が戦争をしたことをどれくらいの若者が認識しているだろうか。K―POPなどでしか若者にはなじみのない韓国が日本に対してなぜ対立姿勢を示すのか。沖縄になぜ多くの米軍基地があるのか。旧日本軍によるハワイへの奇襲攻撃が太平洋戦争の口火になったこと。数年前に当時の天皇陛下が慰霊訪問された南太平洋の島はかつて激戦の地であったという事実――それらを全て知る必要がある。人類の歴史は戦争と切っても切り離せない。いつの時代もどこかで戦争は行われている。そしてそれが現在の社会情勢を形づくっているからだ。 だがそれは積極的に学ばない限り知ることはないだろう。日本人にとって負の歴史だからだ。若者には自らの意思で戦争の歴史を学んでほしいと思う。 (文化の扉)ローマ字、何のため? 日本語学ぶ外国人が考案、国字への動きも(2019/07/29朝日新聞) |
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。 |