(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう) |
汚染水、制御しきれず 福島第一建屋地下、高濃度1.8万トン(2019/07/28朝日新聞) 一方、筑波大の青山道夫客員教授(地球化学)が、東電が公表している原発周辺の海水に含まれる放射性物質のデータをもとに、同時期に原発から海へ流出した放射性セシウムの量を試算すると、1日あたり約20億ベクレルと出た。魚介類に影響が出るようなレベルではないものの、「東電が把握しているルート以外にも流出経路があると考えないと説明できない。しっかり調査すべきだ」と指摘する。 (社説)福島第二廃炉 世代超えて背負う責任(2019/07/28朝日新聞) ひとつは人材の確保だ。事故炉が並ぶ福島第一では今、3600人が廃炉に向けて作業中だ。核燃料が溶け落ちた炉内の全容把握は手探り状態で、難航を極めている。・・・今後、具体的な計画の認可を原子力規制委員会から得て着手するが、対応方法が固まっていない課題も多い。東電は4基で1万体の使用済み核燃料を原発敷地内に一時保管した後、県外に搬出する方針だ。しかし運ぶ先は「今後の検討になる」(東京電力ホールディングスの小早川智明社長)。5万トン超と見込む放射性廃棄物には処分ルールが未確定な部分が残る。 大谷翔平、球場どよめく後半戦初アーチは右手1本! 第2打席で15試合60打席ぶり豪快15号(2019/07/28フルカウント) 逆転された直後の3回。先頭で迎えた第2打席は2ボール2ストライクからの5球目、83マイル(約134キロ)低めのスライダーを右手1本で拾った打球はグングン伸びそのままバックスクリーンへ飛び込む15号同点ソロとなった。 孤児たちの闘い(東京新聞) 「毎日のように誰かしら亡くなっていました。皆、栄養失調ですよね」。空襲で母親と姉を失い、各地の親戚宅をたらい回しにされた埼玉県川口市の鈴木賀子(よりこ)さん(81)も、上野地下道での生活を余儀なくされた。ここでの体験を、ずっと語ってこなかった。 <社説>重度障がい者の当選 共生社会を築く契機に(2019/07/28琉球新報) なぜ沖縄県知事がフジロックに出演するの? 「沖縄の現状を知るきっかけに」”キーパーソン”の熱い思いとアトミックカフェ【WEB限定】(2019/07/286琉球新報) これまで、会場内で環境、平和、人権などのNGO団体によるステージアピールやNGOヴィレッジの開設、太陽光発電などのクリーンエネルギーの導入などを実施してきた。・・・90年代にいったんは途切れたが、2011年の東京電力福島第一原発事故後、フジロック会場内にある新エネルギーを使用するエリア「AVALONフィールド」に”復活”した。脱原発や自然共生をテーマにしたトークライブを開催。2016年には安全保障関連法や言論の自由についてのイベントを開催しテーマを広げた。若者グループ「SEALDs(シールズ)」の奥田愛基さんとジャーナリストの津田大介さんがトークライブをし、話題となった。 週のはじめに考える 民意の「外」から見れば(2019/07/28東京新聞) 首相は九条に自衛隊を明記するという自民党案について、「それだけにとらわれず、与野党を超えて三分の二の賛同が得られる案を練る」とも言っています。さらに民放番組では、国会発議と国民投票を「私の任期中に何とか実現したい」と。 なぜ国の大事をなすのに「私の任期中」なのか。もはや、なぜ改憲するのかという核心は溶融し、「どう改憲するか」ではなく、ただ「自分の手で改憲する」こと自体が目的になっているように聞こえなくもありません。 モスクワで1300人超拘束 市議選の不正疑惑に抗議(2019/07/28東京新聞) 費用100億円、利用は0.02% 国の「マイナポータル」サーバー(2019/07/27朝日新聞) ところが、サービスが始まった17年7月〜今年5月に(1)〜(3)の利用は11万件余にとどまり、月平均にすると5千件近くと想定の0・02%。仮にそれぞれの利用が最も多かった月を拾って件数を合算しても、利用率は0・08%となった。 (ひと)ファトマ・シャーヒンさん 50万人のシリア難民を受け入れたトルコの市長(2019/07/27朝日新聞) (書評)『真実の終わり』 ミチコ・カクタニ〈著〉(2019/07/27朝日新聞) 兵庫)戦時下の性暴力 神戸の女性らが映画を上映へ(2019/07/27朝日新聞) 上映会を企画したのは、神戸市の梅沢昌子さん(54)のほか、看護師、教員、会社員、NPO法人代表ら県内の女性7人。梅沢さんは国連人道問題調整事務所(OCHA)神戸事務所の契約職員で、被災地や紛争地の現実を知る立場。・・・メンバーの一人である神戸市の看護師は映画をみて「想像を超える加害行為に倒れそうになった」という。ただ、「映画の核は女性の人権侵害と回復する力ではないか」「主人公は医師ではなく被害女性ではないか」などと実行委の中で議論を積み重ねるうち、「ただ上映するだけでなく、新しい考えが生まれ、つながりができる場にしたい」という思いが募った。 梅沢さんは「辱められた女性たちが世界を動かしたことを、来場者と共有したい。声を上げよう、社会を変えようという勇気を持ってもらえるのではないか」と話す。 レッサーパンダ「ジャスミン」急死 京都市動物園、メス9歳(2019/07/27京都新聞) 動物園によると23日、グラウンド内の高さ約4メートルのはしごから丸太製の台の上に約2メートル落下したが、けがはなかった。翌日、食欲不振やふらつきを認めたため検査したところ、既往歴のある低カリウム血症と診断された。投薬治療をしていたが25日昼ごろ、容態が急変し、循環不全で亡くなったという。 フィリピンで地震相次ぎ8人死亡 ルソン島北部、M5級が3回(2019/07/27琉球新報) 米地質調査所(USGS)によると、27日午前4時16分(日本時間同5時16分)ごろ、台湾とルソン島のほぼ中間にあるイトバヤット島の東北東約3キロでM5・4の地震があった。 諫早湾干拓、漁業者の訴え「開門で有明海再生を」 最高裁弁論、上告審が結審(2019/07/27東京新聞) ・・・弁論では佐賀県の漁業者、平方宣清さん(66)が「先祖代々、漁業権は何十年も継続してきたもので、消滅するなんて考えたこともない」と語り、国に「農業と漁業が両立する環境を取り戻してほしい」と求めた。代理人の吉野隆二郎弁護士は「国が確定判決を守らないことを裁判所が認めていいのか」と二審判決の破棄を訴えた。 柏崎刈羽が再稼働1兆円超 テロ対策、安全費倍増(2019/07/27東京新聞) 安全対策費は全国の原発で増え続けており、再稼働が進んでいる関西電力で約一兆二百五十億円、九州電力で九千数百億円となっている。原発再稼働に巨額の費用がかかることが改めて浮き彫りになった。電気料金への上乗せによる、利用者の負担増加も懸念される。 神田香織が来月6日 「はだしのゲン」口演(2019/07/27東京新聞) 「被爆体験の記憶を風化させてはならない」との思いから、一九八六年に中沢啓治原作の同タイトルの自伝的漫画を基に講談化。広島に原爆が投下された八月六日が近づくと、たくましく生き抜いた「はだしのゲン」を披露してきた。今年で三十三年になる。 ロゴが秘密結社そっくり?=躍進野党の解党訴え−タイ(2019/07/26時事ドットコム) 『ブレードランナー』のルトガー・ハウアーさん死去 75歳(2019/07/26時事ドットコム) |
「放送禁止物体だった」山本太郎氏 突風で揺さぶる政界(2019/07/26朝日新聞) れいわは、山本氏が4月1日に立ち上げた「政治団体」。マスメディアの選挙報道は、「政党」かどうかを基準にする例が多く、7月4日公示の参院選に山本氏を含め10人が立候補した「団体」がテレビで取り上げられることはほとんどなかった。・・・ 「いまの政治は皆さんへの裏切りの連続でしかない。それを変えていける。まずは野党で手をつないで政権交代をめざしたいと思います」・・・ 山本氏は2011年の東日本大震災後、「脱原発」を訴え、「迷惑をかけるわけにはいかない」と芸能事務所を辞めた。 12年衆院選に立候補したが落選し、13年参院選東京選挙区で無所属新顔としては全国唯一の当選を果たした。だが、政党同士の駆け引きや論戦が中心となる国会で活躍の場は限られた。・・・ 山本氏の選挙戦ではインターネットやSNS戦略が注目されがちだが、実は昨秋ごろから、今夏の参院選を見据えた街頭活動に力を入れていた。週に数回ペースで、帰宅時間帯の駅前で2時間話したあと、1時間にわたって握手や2ショット撮影に応じた。 小笠原諸島や伊豆七島なども訪問。有権者との握手を積み重ねる「どぶ板」や郡部を訪ねる「川上作戦」は、小沢氏が自民党時代から説いてきた選挙手法である。小沢氏が師と仰ぐ田中角栄元首相の「数は力」の政治流儀も受け継ぐ。「小沢さんに学んだことは多い。『権力取れなかったら、きれいごと言っているだけだからな』って。これ、ごもっともな話なんですよ」「大きな塊になるためには、自分もこらえるべきところはこらえるということは決めた」山本氏はインタビューにそう答えた。 問われる安倍政権の「終わり方」 首相官邸担当キャップ・田伏潤(2019/07/26朝日新聞) 首相は党総裁としての4選論を自ら否定する。側近議員によると、首相の口から「もう色々やった」「疲れた」との言葉を聞く機会が増えているという。在任期間が憲政史上最長となろうとする中、演説だけでなく、政権運営全体への熱量が消えつつあるようにさえみえる。2年余の任期で問われるのは、むしろ安倍政権の「終わり方」だ。 「働き方改革」「地方創生」「女性活躍」「1億総活躍」……。次々と看板政策を掲げて耳目を集めるのではなく、途中段階の政策を仕上げ、次の政権への移行の準備を進める。「ポスト安倍」レースの号砲を鳴らすべき時が来たのではないか。 (声)元首相と現首相のヤジ対応の差地方公務員 小林彩( 過去に最寄り駅で、菅直人元首相の演説場面に遭遇したことがありました。国政選挙ではなかったからか、みんな遠巻きにして耳を傾けていました。すると、中年男性が1人近寄って行き、「あんたが政権与党の時は……」と大声でヤジり始めました。菅元首相は慌てず、騒がず、「その件については後で説明しますから、まず話を聞いて下さい」と演説を続け、区切りの良いところで、ヤジの主の批判に回答したのです。そのさばき方に感心しました。・・・ 翻って今回の参院選中、自民党は現場の混乱回避などから、安倍晋三首相の遊説日程を事前に一部明かしませんでした。また札幌市や大津市での首相の街頭演説では、ヤジを飛ばした人を警備の警察官らが排除したり、囲んだりしました。支持者にしか聞かせないような行為は、民主主義の首を絞め、首相の実力を示す機会をも奪いかねないことだと思います。 ル・コルビュジエの「難民船」復活へ(2019/07/26朝日新聞) 全長70メートルの船は1917年に石炭運搬船として造られた。29年に改修され、第1次世界大戦の難民のための避難船・通称「アジール・フロッタン」に。設計には、ル・コルビュジエの弟子で建築家の前川國男も関わった。その後も家のない人々のために利用されたが、95年ごろから使われず、昨年2月には増水で船体に穴が開き、危機に直面していた。 |
玄奘三蔵が描いた仏教国か アフガン中部で経典写本(2019/07/26東京新聞) 筆洗/新たなロバを買い求めた男(2019/07/26東京新聞) 北朝鮮「迎撃困難な新型」 金正恩氏がミサイル発射視察(2019/07/26東京新聞) 英首相、女王の非公式発言漏らす 早々に「失態」と英紙報道(2019/07/26東京新聞) 女王は24日、バッキンガム宮殿で与党保守党の新党首に就任したジョンソン氏を首相に任命。この際、女王が「なぜ皆、首相職に就きたがるのか分からないわ」と述べたと、ジョンソン氏が首相官邸の職員に漏らした。職員がすぐさま、女王の発言を他言しないよう指摘したという。 政権批判で?テレビ番組PRゼロ 映画「新聞記者」 「忖度」ニモマケズヒット!(2019/07/26東京新聞) にもかかわらず異例の大健闘。関係者は政治問題を批判的に扱う劇映画の定着に期待を寄せる。原案は本紙社会部の望月衣塑子(いそこ)記者のノンフィクション。六月二十八日に全国百四十三館で公開され、七月二十二日の時点で動員三十三万人、興行収入四・一億円を突破。・・・ 河村光庸(みつのぶ)エグゼクティブプロデューサー(69)は「興収三億円いけば…と思っていたが予想以上になった」と喜ぶ。「安倍政権を思わせるサスペンス作品にして、あえて参院選の公示直前に公開した。数多くの映画館で上映できたことも大きい」と、話題性と作品の質、スクリーン数確保の三点がヒットに結び付いたと分析する。 一方で、「テレビでPRできなかったので、ヒットには驚いた」とも漏らす。・・・「これまでの観客は“反安倍”やジャーナリズムに関心のある人だが、一般の人はヒット作と知ると見たくなる。百万人の動員を記録すれば、政権や日本の民主主義の在り方を厳しく見つめるようになると思う」 |
欧州に熱波、ドイツは40度超 各国で観測史上最高記録(2019/07/25東京新聞) <働き方改革の死角>「副業の労働時間 合算せず」 企業の管理義務廃止案(2019/07/25東京新聞) <社説>首相演説でやじ排除 警察は公平中正堅持せよ(2019/07/25琉球新報) 表現の自由などに不当に干渉する「権限の濫用」との疑いが強い。・・・今回のケースが不問に付されるのなら、全国で同様の事例が横行し、人権が脅かされる恐れがある。再発防止を強く求めたい。警察の権力は絶大である。治安維持の名の下に言論を弾圧した過去の反省を踏まえ、現在の警察組織は成り立っている。職権の乱用は絶対にあってはならない。 東電、県に伝達 福島第二の廃炉 全4基作業完了に40年超(2019/07/25朝日新聞) 両町には電源三法に基づく電源立地地域対策交付金が支払われている。今年度はそれぞれ約10億円。楢葉町ではこの交付金が歳入の約1割を占める。廃炉が決まると、翌年度から電源立地交付金はなくなり、廃炉が決まった他の原発と同じく、「廃炉交付金」が出るが、10年間でゼロになる仕組みだ。 れいわ旋風、野党の強み見えた 野党担当キャップ・倉重奈苗(2019/07/25朝日新聞) 弱い者の側に立つという山本氏の主張は明快だった。当選した木村英子氏は生後8カ月の事故で障害を負い、19歳まで施設で育った。話すこと以外はすべて介助者が必要という。擁立会見で山本氏は「『生産性』で選びました。生産性で人間の価値が測られる社会になっている。こういう空気がまんえんしている社会は地獄だ」と言い、議員活動ができるのか問われると、「国会内がバリアフリーであるべきだ。700人以上の議員がいながら、当事者がいない。企業の代弁者は山ほどいるのに。おかしくないですか」と逆に疑問を投げかけた。 (世界発2019)新疆ウイグル、もう一つの民族弾圧 中国当局、カザフ族も拘束(2019/07/25朝日新聞) カザフ語を話しイスラム教を信仰することも共通で、ソ連崩壊後に独立したカザフスタンに、仕事などを求め数十万人が移住。国境をまたいで行き来していた。ところが2017年ごろから、新疆で中国当局に逮捕されたり「再教育施設」に収容されたりする例が急増した。・・・ 中国政府は、独自の文化や言葉を持つ少数民族は独立を求めると恐れている。弾圧の目的は民族の文化を奪い中国化すること――。拘束経験のあるカザフ族の人々は、そう受け止めている。 (声)言論の自由損なう排他的言動(2019/07/25朝日新聞) 私は若い頃、地方選挙の候補者の応援をしたことがある。選挙期間中、駅前においては候補者の傍らに立って熱弁をふるい、選挙カーにも連日乗ってマイクを手に声がかれるまで候補者への支持を訴えたのを思い出す。あの時代、他の候補と道路上で出くわすと互いに相手候補の健闘を祈るという「儀礼」が交わされたものであった。しかし、今はどうであろうか。 参院選の選挙期間中、公党であるはずの野党の存在を否定するかのような排他的な言葉を、与党の政治家が応援演説の際に口にしていた。耳を疑うような場面であった。それどころか、単なる警備役にすぎない警察官が、聴衆を、ヤジを飛ばしたからといって、演説会場から排除するといった暴挙に及んだ。全くもって由々しき事態と言えよう。 防災へ、みんなで古文書読み解く 東大地震研の史料500点、ネットで公開 5000人参加(2019/07/25朝日新聞) 地震研が所蔵する495点の古文書を対象に、「くずし字」で書かれた文字を一文字ずつ現代語に訳し、過去にどんな災害が起きたのか、どんな被害があったのかと言った知見を掘り起こすことを目指した。とはいえ、くずし字を読み解くのは国文学などの専門家でなければ容易ではない。地震学者が一つずつ解読していては到底終わらない。 そこで古文書をインターネットの専用サイトで公開し、一般市民ができる範囲で少しずつ解読できるようにした。・・・ 自らが翻刻した文字が防災に役立ったり、勉強になったりするのが受け、今春までの2年余りで4626人が参加。古文書495点の465万文字が翻刻を終えた。その後も古文書が追加され、これまでに5千人が600万字を翻刻。結果を専門家に検証してもらったところ、抽出した10万文字の正解率は98・5%で、「出版物の初稿ぐらいの高い精度」だった。 |
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。 |