仏の72歳、海流で大西洋横断 たる形船 5800キロ移動(2019/05/11東京新聞) 飛行機代の恩人 埼玉にいた! 沖縄の高2、地元紙通じ捜す(2019/05/11東京新聞) EU「どんな時も結束」強調 反EU派を牽制 シビウ宣言採択(2019/05/11朝日新聞) ・・・フランスのマクロン大統領は会議後の記者会見で、EUの権限縮小を訴える仏右翼政党「国民連合」らの主張を「欧州を解体するものだ」と非難。多国間主義を重視するEUであるべきだと訴えた。 (社説)安倍外交 説明なき転換の危うさ(2019/05/11朝日新聞) (声)選挙に行って自由と権利守ろう(2019/05/11朝日新聞)パート 荒川和成(千葉県 67) 権力者の力を法で制限する立憲政治の原点となった英国の大憲章「マグナ・カルタ」は、それを無視する国王らと闘った清教徒革命などを経て、力を持つものとなった。憲法を政府が勝手に解釈し、実質無視する時、日本でも国民が闘わなければ絵に描いた餅となる。憲法12条に「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない」、憲法前文には「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し」とある。「不断の努力」がなければ、為政者によって国民主権が反故(ほご)にされかねないのだ。 「不断の努力」とは何か。それはまず政治に無関心にならないこと。常に政府の行為に関心を持ち、与えられた情報だけでなく、様々なツールで多角的に情報を得て、自分で政府の行為を監視することである。そして実力行使も不可欠だ。デモや集会への参加だけでなく、選挙に行くことも重要だ。投票率が低ければ、国民全体の30%の得票でも政権は取れ、民意は正しく政治に反映されなくなる。「不断の努力」が今こそ求められている。
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米NGO事務所、襲われ9人死亡 カブール、タリバーン声明(2019/05/10朝日新聞) 同省によると、カブール中心部にある米NGOの事務所前で車爆弾が爆発。襲撃犯数人が事務所に侵入し、治安部隊と約5時間にわたり銃撃戦を繰り広げた。襲撃犯は全員死亡。同省はNGO職員ら約200人を救出したとしている。 ――朝日を含めなぜメディアは取り上げなかったのでしょう。 「確かに、私たちは世界初の核爆弾の被害者ではありません。でも熱線や爆風で多くの人が傷つきました。死者にとっては、原爆だろうが、通常の爆弾だろうが同じです。一晩で10万人が殺された東京大空襲は、世界最悪の無差別都市攻撃です。あの時、何が起きたのか。なぜこれほどの被害が出たのか。多角的に調べ、証言を集め、記録を残すべきなんです」・・・ ――庶民の生の体験を聞いて、何を思いましたか。 「猛火に囲まれた橋の上で、赤ん坊と娘の上に覆いかぶさった父と母。火の粉が入り、真っ赤だった赤ん坊ののど。想像を絶する話ばかりで、メモを取りながら顔を上げられませんでした。聞いた者には、伝えていく責任があると思いました。10代で働きながら小説を書き始めた私は、筋の面白さに走りがちでした。でも足元を見つめ、人間の真実を追求しなきゃいけないと、改めて思いました」・・・ ――いまの日本に戦前と同じ空気を感じるという人もいます。 「亡くなった妻は小学校の音楽教師でしたが、式典で君が代を弾かされるのが嫌で定年前に辞めました。専守防衛の自衛隊に『空母』が導入されると聞くと、どうしても日本の空母がハワイ沖まで進出した真珠湾攻撃を思い出します。あの朝、突然、ラジオ放送で開戦が発表され、下町でも『やった、やった』と歓声が上がりました。それがどれだけ無謀なことか、ほとんどの人は知りませんでした」 https://digital.asahi.com/articles/DA3S14007846.html (令和に寄せて)肥大する星条旗、いまや「国体」に 政治学者・白井聡さんに聞く(2019/05/10朝日新聞) 「一般的にナショナリズムは、独立自尊の精神と切り離せない。ですが、冷戦期ほど強い理由もないのに不平等な日米地位協定は自明のものとして受け入れ、沖縄からの声を無視して変えようとしない。一方、中国が起源である元号の典拠が国書かどうか、漢字の意味が何かで盛り上がる。愛国心の発露ではなく、空虚な大騒ぎでしょう」 ・・・――安倍政権が悪いということですか。 「政権は、平成を通じて劣化した社会の結果であって、原因ではありません。結局平成の終わりが安倍政権であったことは示唆的です。前天皇が民主的な価値観を擁護し、政権は米国の代理人のように振る舞う。実際、米国との関係をどうするべきかという議論は今回全く出てきていない」 ――今後どうなっていきますか。 「戦前の天皇制ファシズムは、忖度(そんたく)と奴隷根性によって破滅に向かいました。私は前天皇の『おことば』に、日本社会の現状への危機感があると思った。ですが、それを感じ取り、意味を考えようとした人はどれくらいいるのか。残念ながら実態は天皇抜きの、米国を国体とした、荒涼とした日本社会があるだけです。極めて民主的な価値観を持つ天皇の時代の末こうなったことは皮肉でしかありません」 https://digital.asahi.com/articles/DA3S14007861.html |
(声)令和の「令」に思う軍国主義(2019/05/09朝日新聞)無職 樫平卓雄(三重県 86) 新元号が令和と知った時、とっさに召集令状を連想した。いわゆる赤紙である。それは軍隊へ入隊すべく、命令調で書かれていた。「令」には絶対服従だった。日中戦争の始まった1937年ごろから、成人男子のいる家に赤紙がよく届くようになったと記憶している。地域の人々は出征兵士を送るために大人も子供も集合した。家庭を守る主婦はかっぽう着の上に「大日本国防婦人会」のたすきをかけた。そして、氏神様へ参拝し、万歳三唱し見送ったものだ。 41年、東条内閣が誕生するとまもなく大東亜戦争が始まった。戦況が不利になり、敵機の空襲が続く。私とほぼ同い年の上皇は、東京から田舎へ疎開された。小学生の年齢ながら、国民と同様のご苦労を体験なさっている。45年8月、広島と長崎に原爆が投下され、無条件降伏。軍国主義日本は壊滅した。私にとって、「令」とは命令であり、軍国主義のイメージが体にしみこんでいる。願わくば、平成に続く令和が、本物の平和を実現するために、国民一体となって努力する時代となってほしいものだ。 (声)前言撤回、不思議でならない(2019/05/09朝日新聞)無職 井原宏光(岡山県 83) 被災地出身の自民党議員は東日本大震災の「復興以上に大事」、安倍晋三首相と麻生太郎副総理の意向を「忖度(そんたく)した」。いずれの失言も撤回されたが、本心を言っているだろうに撤回が多すぎる。もう何十年も前から、不思議に思えて仕方ない。官僚をはじめ多くの政治家が問題発言を指摘される度に、平然と「前言を撤回します」と言う。また、それを詰問した方も追及するそぶりをしながらも、揚げ足を取るばかりでついにはうやむやにしてしまう。恥ずかしいほどの無知蒙昧(もうまい)な慣習が、今に及んで延々とさも当たり前のように定着してしまっている。 はたして、彼らは古くから言い伝えられている「男子の一言金鉄の如し」「君子に二言なし」と言ったことわざをご存じないのだろうか。人間たるもの、いったん口にした言葉は撤回も消去も出来ないという戒めの教えを、よもや国民の選良であるはずの彼らが知らぬはずはあるまい。大多数の人も普通の常識として知っているはずなのに、頭をなでて過ぎ去るそよ風のように無関心でいる。不思議でならない。 (松本佐保の地球儀思考)和平を崩さぬために(2019/05/09朝日新聞) |
被爆地訪問、NPT検討会議前に 次期議長、強化「相当数の課題」(2019/05/09琉球新報) 夏目漱石の留学たどる映画製作 文豪通じ「日英つなぐ作品に」(2019/05/09琉球新報) 沖縄の声、実は米国人に伝わっていない? 目立つ知事発言の誤訳 県、訪米時に専門の通訳付けず 訳飛ばし正確さに欠けるものも(2019/05/09琉球新報) 邦人、昆虫標本持ち帰りか(2019/05/09京都新聞) 男は9日にも判決を言い渡され、有罪となれば禁錮3〜5年の刑となる可能性がある。 日朝「無条件会談」 戦略は練られているか(2019/05/09東京新聞) 台湾、新型潜水艦へドック起工 初の自主建造(2019/05/09東京新聞) 英除き「大欧州」の結束を確認 27首脳、宣言採択へ(2019/05/09東京新聞) ソフトバンクG、営業益最高 2兆円超、トヨタに迫る(2019/05/09東京新聞) 大谷復帰、豪快スイング 2年目「SHO TIME」開幕(2019/05/09東京新聞) |
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。