米国防長官「戦争計画ある」 対北朝鮮、外相会合の夕食会で(2018/01/18東京新聞)
【バンクーバー共同】マティス米国防長官がカナダ・バンクーバーで開かれた北朝鮮問題に関する20カ国外相会合に先立つ15日の夕食会で、核・ミサイル開発を進める北朝鮮への対応に関し「(米国は)準備はしている。戦争計画もある」と発言していたことが分かった。同時に、外交努力による平和的な解決を優先するとの従来の立場も示した。日米外交筋が17日、明らかにした。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018011801000814.html
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心癒やす 出会い 映画「星めぐりの町」27日公開(2018/01/18東京新聞)
芸能生活57年目のベテラン小林稔侍(76)が映画初主演を果たした「星めぐりの町」が27日に公開される。愛知県豊田市を舞台に、豆腐職人と少年の交流を描くハートフルドラマ。小林は「主演は予想もしていなかったが、まるで僕自身を流し込んだような役をいただいて、スーッとできた。この映画を見ると、人生は出会いだと思う」としみじみと話す。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2018011802000203.html
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訪日客の消費額 満足度も測ってみては(2018/01/18東京新聞)
観光庁は、昨年中に日本を訪れた外国人旅行者の消費額が前年比で17・8%増の4兆4100億円を超し、過去最高を更新したと発表した。訪日客数も過去最多の2869万人を記録し、アジアから旅行者が急増したのが要因だ。田村明比古観光庁長官は「客数は堅調だが、消費額はさらなる努力が必要だ」と指摘し、滞在時間を延ばすなど訪日外国人の消費額拡大に力を入れる考え方を示した。推計は、旅行者が日本滞在中に使った宿泊費や飲食費、化粧品などの土産などの買い物費、美術館などの娯楽サービス費などへの消費額をはじき出した。出国時に約1万人の旅行者への聞き取り調査を踏まえて、消費額が伸びる可能性を探ったものだ。1年ほど前までは中国人の「爆買い」が訪日客の代名詞だった。この傾向は収まったが、国と地域別の消費額では、中国が約1兆7000億円、台湾が約5700億円、韓国が約5100億円と続いている。1人当たりの消費額は中国が約23万円と、20万円前後の欧米諸国を上回っている。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20180118_4.html
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ダボス会議に初出席へ 広島知事 平和の取り組み発信(2018/01/18ヒロシマ平和メディアセンター)
広島県の湯崎英彦知事は22〜26日にスイス・ダボスで開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に初めて出席する。県などが2013、16年に広島市で開いた世界経済人会議の特別顧問を、ダボス会議を主催するシンクタンクの世界経済フォーラム(WEF)が務めた縁もあって招待されたとみられる。湯崎知事は現地で平和の取り組みなどを発信する。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=80339
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放射線量8マイクロシーベルトも(2018/01/18京都新聞)
規制委、帰還困難区域で測定/原子力規制委員会は17日、東京電力福島第1原発事故で立ち入り制限が続く福島県内の「帰還困難区域」で昨年測定した空間放射線量を公表した。最も高かったのは双葉町の路上で、1時間当たり約8・48マイクロシーベルトだった。全体として減少傾向にあるという。測定は2016年に続き2回目。第1原発事故後、国は除染の長期目標を年間1ミリシーベルトとしている。1時間当たりの空間放射線量に換算すると、0・23マイクロシーベルトとなる。
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20180117000062
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<社説>高江の通行制止判決 違法な過剰警備を改めよ(2018/01/18琉球新報)
取り締まる側の恣意(しい)的な判断で、何でもまかり通るという事態に歯止めをかける司法判断が下された。
米軍北部訓練場ヘリコプター発着場(ヘリパッド)建設を巡り、反対住民を支援する弁護士が東村高江の抗議現場近くで警察官に違法に約2時間通行を制止され精神的苦痛を受けたとして、県に損害賠償を求めた訴訟で、那覇地裁は県警の制止行為やビデオ撮影について違法と判断、県に慰謝料の支払いを命じた。憲法21条は一切の言論表現の自由を、前提条件なしに保障する。米軍基地建設反対の行動は、表現の自由の行使である。非暴力である以上、規制されるべきではない。現在、抗議活動が続く名護市辺野古の新基地建設現場も同様である。・・・日本は国連人権理事会の理事国であり、ガイドラインを順守する立場にある。しかし、高江の過剰警備は明らかに国際基準から逸脱している。現在、辺野古の新基地建設の抗議活動に対し、抗議参加者の強制排除やビデオ撮影が続いている。民意に反してヘリパッドや新基地を建設するために、行き過ぎた警察権が行使されている。本をただせば、政府に責任がある。今回の判決は政府の姿勢も問うている。
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-648443.html
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特定秘密、昨年末517件(2018/01/18朝日新聞)
政府は17日、特定秘密の指定件数が昨年末時点で517件で、2016年末時点より30件増えたと発表した。指定したのは11機関で、件数は次の通り。防衛省302件(前年同期比13件増)▽内閣官房73件(同7件増)▽外務省37件(同2件減)▽警察庁34件(同5件増)▽公安調査庁20件(同4件増)など。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13318083.html
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(特派員メモ カイロ)デモの声、どこへ(2018/01/18朝日新聞)
エジプト・カイロ郊外のナスルシティーを訪れた。2013年夏、数万人のデモ隊が軍の介入で失脚したムルシ前大統領の復権を求め、道路に陣取った場所だ。当時、私もここで連日取材した。デモ隊の若者は「政治的な争いのない平和で安全な国が欲しい」と訴えた。だが、終わり方は強烈だった。治安部隊が実弾を使って強制排除に乗り出し、200人以上が命を奪われた。あれから4年半。焼け焦げたモスクや商店は修復され、道路を行き交う車のクラクションが鳴り響く。ムルシ氏の写真が掲げられた中心部の広場には、シーシ現大統領の巨大な看板があった。まるでデモはなかったかのようだ。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13318049.html
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(ザ・コラム)人間宣言72年 権力者に利用させぬ誓い 駒野剛(2018/01/18朝日新聞)
15日。ようやく戦争は終わろうとしていた。しかし、土壇場で陸軍の将校らが皇居を占拠し、天皇に翻意させて戦争を継続させる内閣を樹立させようとクーデターをもくろんだ。天皇を持ち駒にしようとする暗闘は終戦ぎりぎりまで続いた。翌年元旦。天皇は動いた。「人間宣言」という詔書を発表した。冒頭、明治天皇が国是に示した「万機公論に決すべし」などの五箇条の御誓文を掲げ、民主主義は、決して西洋からの借り物ではないと訴えた。その上で、「朕(ちん)ト爾等(なんじら)国民トノ間ノ紐帯(ちゅうたい)ハ終始相互ノ信頼ト敬愛トニ依リテ結バレ」たと述べ、現人神(あらひとがみ)として君臨するという考えを否定した。信頼と敬愛に基礎を置く「人間天皇」は、誕生して、昭和、平成と引き継がれ、1月で72歳を迎えた。宣言は何で発せられたのか。起草に関わった前田多門元文相は、皇太子(現天皇陛下)の家庭教師、米国人バイニング夫人に「宣言の主な目的は天皇制を二度と軍部のおもちゃにさせないことだった」と語っている。天皇は権力者の専有物でなく、国民の信頼の上にこそ存在できるというのだ。この誓いは陛下から皇位を継承する方々へ引き継がれよう。先日、東京都八王子市にある昭和天皇の武蔵野陵に参拝した。皇室の安泰と平和を祈りつつ、皇位が時の権力の政治利用の道具にされては絶対にならないと誓いの意味を改めてかみ締めた。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13318032.html
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(インタビュー)デジタル通貨の行方 経済学者・岩井克人さん(2018/01/18朝日新聞)
「2009年の登場以来、ひょっとしたら貨幣になるかもしれないと考えてきました。しかし、この1年で考えが変わりました。もはや、貨幣になる可能性は極めて小さくなってしまった。最初は麻薬の地下取引などで利用が広がったため、そのまま静かに一般取引でも利用が広がれば貨幣になる、というシナリオも描いていました。しかし、逆説的ですが、人々が『貨幣になるかもしれない』と期待と興奮の中で値上がりを目的に買い始めたことが、逆に貨幣になる可能性を殺しています。13年のキプロス危機の際などにはビットコインへの資金逃避もみられましたが、これだけ値動きが激しいと逃避先にもなりにくくなる」「いえ、逆に過剰な価値を持ってしまったのです。あるモノが貨幣として使われるのは、それ自体にモノとしての価値があるからではありません。だれもが『他人も貨幣として受け取ってくれる』と予想するからだれもが受け取る、という予想の自己循環論法によるものです。実際、もしモノとしての価値が貨幣としての価値を上回れば、それをモノとして使うために手放そうとしませんから、貨幣としては流通しなくなります」
「ところがビットコインは、数が限られて将来価値が上がるという期待感から、それ自体が『値上がりしそうな資産』という一種の価値あるモノになってしまった。事実、この1年で大変な投機の対象になりました。値上がり益を期待して手にする限り、だれもそれを他の商品との交換手段などにしない。もうからないからです」・・・
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13318005.html
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英「孤独」担当大臣を任命、900万人の社会的孤立に対応(2018/01/18CNN)
ロンドン(CNN) 英国のメイ首相が「孤独担当相」のポストを新設し、トレイシー・クラウチ氏を大臣に任命した。英国で900万人が直面する社会的孤立の問題に対応する。クラウチ大臣は超党派のグループを率い、2016年に極右によって殺害されたジョー・コックス議員を追悼してまとめられた提言をもとに、孤独問題への対応を主導する。コックス議員は生前、自らの経験をもとに、孤独の問題に熱心に取り組んでいたといい、その活動に敬意を表して「ジョー・コックス孤独対策委員会」が創設された。メイ首相は17日、首相官邸でコックス議員の追悼集会を開き、「孤独は現代の生活の悲しい現実」だと指摘。「高齢者や介護者、愛する人をなくした人、話し相手がいない人、あるいは考えや経験を分かち合う相手がいない人の孤独に対応するために行動を起こす」と語った。
https://www.cnn.co.jp/world/35113346.html
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EU、使い捨てプラ容器追放へ(2018/01/17東京新聞)
再利用へ30年までに実現/【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は16日、2030年までに、EU市場に出回るプラスチックの容器や包装を全てリサイクルか再利用が可能なものとし、使い捨てを段階的にやめる計画を発表した。分解されにくく生態系への悪影響が懸念されるプラスチックごみの拡散を防ぐ。リサイクル技術向上のため1億ユーロ(約135億円)を出資。リサイクル産業で世界をリードし、雇用創出も図る。欧州委のティメルマンス第1副委員長は「プラスチックの生産や消費の在り方を変えなければ、50年には海は魚よりもプラスチックの方が多くなる。新技術への投資が必要だ」と訴えた。
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20180117000045
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難民就労制限 柔軟、適切に認定急げ(2018/01/17東京新聞)
日本で働くための虚偽の難民申請が横行し、法務省は今週から就労許可などを制限し始めた。本当に保護が必要な難民への対応に支障が出ているためだというが、認定するべき人々を締め出してしまう恐れはないのだろうか。・・・制度の運用見直しはやむを得ない面がある。だが排除の手続きを速めるだけの形式的な審査では難民条約を踏まえた真の難民保護には役立たない。審査を誤って母国へ強制送還すれば命に関わる場合もあると肝に銘じてもらいたい。日本の難民認定は諸外国に比べ厳しい。迫害などの証明を申請者本人に強く求め、紛争などからの避難民は難民と同様に扱われない。難民申請が急増した10年以降も認定は6〜39人にとどまり、16年の認定率は0・3%。見極めが難しいとしても国際的にみれば桁違いの低さで、日本は難民の受け入れに消極的と受け取られても仕方ない。認定制度の厳格化は「難民鎖国」との国際的な批判を一層強めないかと気掛かりである。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20180117_4.html
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ディラン氏受賞は「民衆の歌を評価」 歌手・中川五郎さん(2018/01/17京都新聞)
同志社大出身のフォークシンガー、中川五郎さん(68)が音楽活動50周年を迎え、これまでの歩みを振り返る本「ディランと出会い、歌いはじめる」を出版した。米国のシンガー・ソングライター、ボブ・ディラン氏のノーベル文学賞受賞について、音楽評論家で、「ボブ・ディラン全詩集」の訳書もある中川さんならではの視点で意義を語っている。・・・「最初はディランの詞が文学的に評価されたと誤解された」と中川さんは振り返る。「ディランは、ブルースやジャズ、ゴスペルなど無名の民衆たちの伝統的な歌を彼なりに解釈、編集して歌ってきた。だから、個人の才能が評価されたというよりは、民衆の歌、文化が評価されたと思う。ノーベル文学賞のこれまでの発想にはないことで、個人の受賞以上の意味がある」賞を授与したスウェーデン・アカデミーの事務局長は授賞理由として「ディランの詩は耳で楽しむもの、ホメロスやサッフォーの時代から詩はもともと楽器とともに聴かれるものだった」ことを挙げたという。中川さんはこの点を踏まえ、「ディランの受賞は文学以前の表現にまでさかのぼる。だから根源的に文学の意味を問い直す出来事でもあると思います」と語る。
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20180116000056
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「雨傘運動」主導者に禁錮3月 香港、裁判命令に違反(2018/01/17東京新聞)
【香港共同】香港の高等法院(高裁)は17日、2014年の大規模民主化デモ「雨傘運動」で、裁判所の占拠禁止命令に背いたとして法廷侮辱罪に問われたデモ主導者、黄之鋒氏(21)に禁錮3月の実刑判決を言い渡した。香港メディアによると、黄氏は雨傘運動の期間中、裁判所の命令に背いて九竜地区のモンコック(旺角)の道路を占拠し続けたなどとして起訴され、公判で罪を認めていた。高等法院は、他の運動参加者ら15人にも有罪判決を言い渡した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018011701001302.html
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核禁止 響かぬ国会 ICAN事務局長と討論会(2018/01/17東京新聞)
ノーベル平和賞を昨年受賞した非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN(アイキャン))のベアトリス・フィン事務局長と、与野党代表らによる公開討論会が十六日、国会内で開かれた。フィン氏が日本政府に核兵器禁止条約への署名を求めたのに対し、明確に賛同したのは共産、自由、社民三党と参院会派「沖縄の風」だけ。自民、公明両党の与党は慎重で、他の野党も明言しなかった。・・・立憲民主党の福山哲郎幹事長は、北朝鮮の脅威を挙げ「日本は核抑止に依存する安保政策をとっている」と指摘。民進党の岡田克也常任顧問も「核抑止に依存している事実は非常に重い」と語った。一方、共産党の志位和夫委員長は「核抑止は、いざという時は広島・長崎のような惨禍を起こしても許される考え。続けてよいのか」と批判。社民党の福島瑞穂副党首も「核抑止は幻想。条約に賛成すべきだ」と強調した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201801/CK2018011702000142.html
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ドイツの脱原発とエネルギー転換の現状(じゅん / 2018年1月14日みどりの1kWh)
昨年の大晦日に、ドイツ南部、バイエルン州のグンドレミンゲン原発で、B原子炉が操業を停止した。ドイツは2011年の夏に、2022年までに段階的に全ての原発から撤退することを決め、段階的脱原発の具体的な工程表を決定した。グンドレミンゲン原発のB原子炉の操業停止は、この工程表に従ったもので、これによってドイツで稼働する原発は残り7基となった。この原発の操業停止は、ドイツのマスメディアでもほとんど取り上げられなかったが、そのこと自体、ドイツの段階的脱原発が順調に進んでいることの証ではないかと私には思われた。周知の通りドイツが原発からの撤退を決めたのは、2011年3月の福島第一原発の重大事故がきっかけだった。もともとは原発推進派だったメルケル首相が、過酷な原発事故に衝撃を受け、これまでの方針を180度転換させた。
当時ドイツで稼働していた原発は17基あったが、メルケル内閣は同年6月6日の閣議で、事故後運転を一時中断していた老朽原発7基と故障続きの原発1基の計8基の操業停止を決定した。残りの9基は2015年、2017年、2019年に1基ずつ、2021年、2022年にはそれぞれ3基ずつ操業停止し、遅くとも2022年末までに全ての原発から撤退するという工程表を閣議決定したのだ。それと同時に風力など再生可能な自然エネルギーへの転換をはかっていく方針も決定した。この閣議決定と原子力法の改正案がドイツ連邦議会で賛成多数で承認されたのは、同年6月30日で、福島の原発事故から3ヶ月あまりという急テンポの展開だった。・・・「風力を中心に再生可能電力が100%に達したことによって、エネルギー転換は新たな局面を迎えた。再生可能電力が増えることによって、我々にはこれまで以上に柔軟で多様な対応が必要となる。柔軟性に欠ける大規模発電所は、エネルギー転換の妨げになる」ともバーケ氏は言う。また、「(エネルギーのシンクタンクである)アゴラ・エネルギーヴェンデ」の所長、パトリック・グライヒェン氏は「今年元日の記録は、一時的にしろ総電力需要の100%を再生可能電力でまかなうことが可能であることを実証した」と語っている。
風力の最高記録は元日の後も続いた。1月3日には暴風を招く低気圧「ブルクリンド」が猛威を振るった。ブリュッセルに本部を置くヨーロッパの風力産業連盟である「ウインド・ヨーロップ」の発表によると、この低気圧のため、この日一日のドイツの風力による総発電量は、925ギガワット時という記録的な数字に達したという。なお、福島第一原発の事故が起こった2011年3月当時、ドイツの再生可能電力の電力総需要に占める割合は約17%だったが、その後風力や太陽光による発電を中心に急速に増え、現在は、全体のおよそ3分の1に達している。もともとは2050年までに80%を再生可能電力でまかなうことが目標だったが、この分ではこの目標が達せられるのは、もっと早くなる可能性があるかもしれない。
http://midori1kwh.de/2018/01/14/9545
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フィン氏「長崎、広島と政府に大きなギャップ」(2018/01/17琉球新報)
昨年のノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長(35)は16日、東京都内の日本記者クラブで記者会見し、「長崎、広島の価値観と、政府の政策に大きなギャップがあると感じた。日本は行動しなくてはいけないし、国民がそれを求めてほしい」と訴えた。改めて政府に対し、核兵器禁止条約に早急に参加するよう求めた。フィン氏は12日に来日。初めて長崎と広島を訪問した。会見前には国会内で佐藤正久副外相や与野党の代表者らと公開討論をした。政府に要望した安倍晋三首相との面会は、日程を理由に断られた。フィン氏は首相と会えなかったことについて「失望しているが、(公開討論で)政府を代表する方と話はできた。次の機会があればいい」と話した。そのうえで「安倍首相に『被爆者に敬意を払い、核兵器禁止条約に署名をしてほしい』と伝えたい。(戦争被爆国の)日本は独特の立場で、リーダーシップを発揮できる」と強調した。
https://ryukyushimpo.jp/mainichi/entry-647750.html
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<金口木舌>広辞苑に載った2人(2018/01/17琉球新報)
「天国の貘さん、朗報だよ」とお知らせしたくなる。先週発売された「広辞苑」の第7版に山之口貘さんの名が載った。この世を去って55年。沖縄の放浪詩人が「国民的辞書」の項目に加わった
▼解説はこう。「詩人。沖縄生れ。本名、山口重三郎。哀愁とユーモアをたたえ風刺に富んだ詩を書いた」。簡素にして明解。写真で見る貘さんの顔が浮かぶ。二文字加えたくなる。貘さんのキーワードの「貧乏」だ
▼もう一人、沖縄から著名人が新たに加わった。屋良朝苗さんだ。「教育者・政治家」の屋良さんは「五二年沖縄教職員会を結成し、会長として日本復帰運動を推進」とある
https://ryukyushimpo.jp/column/entry-647844.html
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(耕論)エルサレム問題の波紋 佐藤優さん、スティーブン・スピーゲルさん、ガッサン・ハティブさん(2018/01/17朝日新聞)
トランプ米大統領の「エルサレムの首都承認宣言」から1カ月余り。国際社会から批判されても、米国は姿勢を変えていない。宣言はなぜ行われたのか、そして何をもたらすのか。
■中東の歴史、動かす引き金 佐藤優さん(作家)
いつかは「エルサレムカード」を切ると決めていたのでしょう。とはいえ、直接の契機は内政です。12月1日、フリン前大統領補佐官が訴追され、司法取引に応じた。「ロシア疑惑」で追い込まれ、目をそらすために大使館移転宣言をしたのだと思います。
ただ、場当たり的な発言は玉突きで多くの変化を生じさせています。まずロシアが、シリア、トルコ、エジプトとの関係強化に乗り出した。第二はトルコで、米国の想定を超えて猛反発しています。・・・そして玉突きの一番端で、日本にも影響が出ると私はみています。米国の対北朝鮮政策が大きく変わらざるを得ないからです。米国は中東に大きくコミットせざるをえなくなりました。北朝鮮に手が回らなくなり、金正恩政権に米国に届く大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発を中止させる代わりに、核保有は事実上認める「手打ち」をする可能性が高くなっています。
■何より支持率、翻意に期待 スティーブン・スピーゲルさん(カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授)
トランプ氏が宣言したのは、米国内のキリスト教の福音派など、自身の支持母体にこだわったためです。ユダヤ人がイスラエルに帰還することでキリストが再臨すると信じる人たちが含まれ、非常にイスラエル寄りです。宣言はこの支持層にとって、最も象徴的な行動になるのです。
・・・欧州の多くの国は宣言を批判しています。ただ、米国内ではトランプ氏にとって政治的なダメージはありません。・・・しかし、大統領は、当選前は宣言に賛成していても、ジョージ・W・ブッシュ氏やビル・クリントン氏のように安全保障上の影響を懸念し、先送りしてきました。イスラエルに共感して宣言をすることで生じる、現実の巨大なリスクが存在するからです。ただ、トランプ氏の支持率は歴史的な低水準で、彼はそれを上げるためにどんな手段もとる。彼は、宣言が、米国内の政治ではリスクが一切ないことを知っていたのです。彼は、安全保障を考慮した他の大統領と違い、「米国第一」なのです。外交で、危険な行動をとる。パリ協定や貿易協定からの離脱などがそれを示しています。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13316299.html
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核禁止条約署名求める 政府にICAN事務局長(2018/01/17ヒロシマ平和メディアセンター)
昨年のノーベル平和賞を受賞した非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN(アイキャン))のベアトリス・フィン事務局長(35)は16日、国会内で日本政府代表や国会議員との討論集会に参加した。日本が核兵器禁止条約に署名するよう求め、国会に条約と安全保障政策の関係を調べる委員会を設けるよう提案した。 ・・・フィン氏は「核戦争の代償を知る唯一の国である日本こそが条約に署名し、核軍縮をリードしてほしい」と注文。まず国会に調査委を設け、日本の安全保障政策が、条約と合わない部分があるかどうかなどを検証するよう提起した。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=80306
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柏崎刈羽原発の建屋から火花(2018/01/17京都新聞)
けが人と放射能漏れなし/ 15日正午ごろ、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)3号機の海水熱交換器建屋で、地下1階にある非常用電気品室の電源から火花が出て異臭がするのを所員が確認し、119番した。けが人はなく、外部への放射能漏れもないという。東電によると、点検のため、所員が電源の停止作業をしていたところ、火花が出たという。消防と同社が現場を確認し、原因を調べている。
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20180115000079
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