「ジュゴンを沖縄の県獣に」 市民団体が署名活動(2017/12/26東京新聞) <終わりなき闘い ポストISの世界> (3)潜む兵士おびえる英国(2017/12/26東京新聞) 原発の環境負荷を軽視 市民委、政府のエネ政策を批判(2017/12/26東京新聞) 防衛費が最大に 際限なき膨張を憂う(2017/12/26東京新聞) メリークリスマス、連呼の思惑 トランプ大統領、宗教配慮より支持者意識(2017/12/26朝日新聞) (社説)安倍政権5年 創生、活躍、革命の次は(2017/12/26朝日新聞) ・・・政府は「デフレ脱却」をいまだに宣言できていない。日銀は「物価上昇率2%」の達成を6度も先送りし続けている。今年度中が目標だった「待機児童ゼロ」は3年先送り。基礎的財政収支の20年度の黒字化もなし崩し的に延期された。女性の就業者は増えたが、世界経済フォーラムが先月発表した男女格差ランキングで、日本は144カ国中の114位。G7で最下位だ。・・・ 安倍政権は、選挙で正面から問わなかった特定秘密保護法や安全保障関連法、「共謀罪」法など、国の骨格を変える法律を押し通してきた。それで下落した内閣支持率を取り戻すために、スローガンを掛け替えてきた側面もある。そうやって政権を維持してきた首相が次にめざすのは改憲である。5年の節目に、安倍政権のあり方を改めて見つめ直す必要がある。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S13290324.html (声)保護費削減よりも所得底上げを(2017/12/26朝日新聞)整体師 川戸珠実(長野県 49) 不思議でならないことがある。アベノミクスの成果で好景気だと喧伝(けんでん)されるこの国で、生活保護費の生活費にあたる「生活扶助費」が約7割の世帯で減る見通しという。一般の低所得世帯との均衡により見直されるが、一般低所得世帯の生活費が、保護世帯の受給額を下回るケースがあるという状況で、国の経済政策が成功していると言えるのだろうか。かくいう我が家も、ひとり親の低所得世帯だ。9年前に、夫を病気で亡くした。大学生2人を抱え、かなり苦しい。一般低所得世帯とひとくくりに言うが、ひとり親家庭や、低年金の高齢者、病人や介護が必要な家族がいる家庭など、自分の力だけではいかんともしがたい事情を抱える世帯も多い。11年ぶりの高水準という日銀短観の一方で、富がしたたり落ちるトリクルダウンなどとは程遠い所で、みなあえいでいるのだ。健康で文化的な最低限度の生活を保障するのが生活保護だ。それよりも所得の低い未受給世帯があるなら、まずはそちらを解消する何らかの手立てを、国には講じてもらいたい。国民所得の底上げがかない、生活保護費も増額する――。そうなって初めて、経済政策が成功したと言えるのではないか。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S13290329.html 海岸での座り込み5000日 ゲート前集会に500人 「新基地計画白紙撤回を」(2017/12/26琉球新報) 日本兵が日本兵を銃殺 当事者の元隊員95歳男性が記録に 「住民虐殺、強姦・強奪許せず」(2017/12/26琉球新報) 飯田さんは米軍との戦闘前、那覇市の住民宅で寝泊まりし、沖縄の人々から温かくしてもらったことへの「恩義」もあって「住民を殺す日本兵が許せなかった」と言う。・・・飯田さんは「全ては島民のためと思ってやったが、私自らの手で日本人をあやめてしまった。70年余たっても忘れられない」と話し、今でもつらい思いが残っていることを吐露した。本島南部の激戦時、食料が尽きて飢えた日本兵が夜、米軍の陣地に忍び込んで食料を盗み、その帰りを待ち伏せた日本兵がそれを奪い、殺し合う事態も「よくあった」という。「戦場では人間が人間ではなくなってしまう」と振り返る。飯田さんは「軍隊は住民を守るどころか、軍隊がいることで戦場になってしまう。(辺野古に)飛行場を造ることはいいことではない。沖縄の人々にとって戦後は終わっていない。戦争は絶対に駄目だ。勝っても負けてもよくない。自分の命を落としてでも俺は絶対に反対する」と語った。(新垣毅) |
生活保護費減額 議論深め安全網維持を(2017/12/25京都新聞) ローマ法王がクリスマスミサ(2017/12/25京都新聞) http://www.kyoto-np.co.jp/international/article/20171225000047 北朝鮮外交官を国外退去へ(2017/12/25東京新聞) 漫画単行本、売り上げ激減 出版物全体ピークの半分(2017/12/25東京新聞) アフリカ遺児に希望を あしなが育英会 ロンドンに事務所(2017/12/25東京新聞) エルサレム決議 カネで正義は買えない(2017/12/25東京新聞) 防衛省「空母」用戦闘機を導入検討 「自衛目的」と整合性問題(2017/12/25東京新聞) 沖縄戦の看護隊、記録映像に 動員の女子学徒らの証言 次代へ継承 石山さん制作(2017/12/25琉球新報) <社説>自民の改憲論点整理 屋上屋を架す必要はない(2017/12/25琉球新報) 一読して「屋上屋を架す」という言葉が浮かぶ。いずれも現在の憲法や既存の法律などで対応可能なものばかりだ。・・・改めて自民党に問う。憲法を変える必要性はどこにあるのか。安倍首相が目指す「2020年の改憲」という日程ありきの議論なら、国民に問う必然性は全くない。 (風 ウィーンから)アルゲリッチさん初共演、なぜ 石合力(2017/12/25朝日新聞) 権威におもねらず、やりたくないことを拒んできた彼女なりのこだわりだった。その彼女に今回共演を持ちかけたのは、同じアルゼンチン出身で盟友のバレンボイムさんだったという。・・・ バレンボイムさんは女性の参入について、「もう過去の問題」と言った。「いまでは多くのすばらしい奏者が女性団員です。今日の世界で女性なしのオケなどありえない」 ・・・ アルゲリッチさんは演奏会のアンコールで、ピアニストでもあるバレンボイムさんと連弾した。聴衆のだれもが、音楽を語るときに性別など無関係だと実感したはずだ。演奏後、彼女は受け取った花束から一輪を抜き取り、ダナイローバさんにさりげなく手渡した。 猫にバーナー動画、捜査幹部も涙 「実刑を」署名に発展(2017/12/25朝日新聞) 週のはじめに考える 平和を願う言葉の力(2017/12/24東京新聞) その前年には、防衛・外交など特段の秘匿が必要な「特定秘密」を漏らした公務員らを厳罰に処す特定秘密保護法の成立が強行されています。一五年には集団的自衛権を行使するための安全保障関連法も成立が強行され、今では、安倍首相自身が憲法九条改正に堂々と言及する状況です。憲法を尊重、擁護することは国会議員や公務員には義務のはずなのに、市民が詠むことは認めようとしない。改憲を目指す政権や政治勢力に対する公権力の「忖度(そんたく)」以外の何ものでもありません。・・・そうして始まった平和の俳句を二人は「軽やかな平和運動」と呼びます。当初は一年の予定でしたが、「やめないで」という読者の声に励まされて三年続きました。他国同士の戦争に参加することを法的に可能にし、戦争放棄と戦力不保持の憲法九条改正すら公言してはばからない安倍政権の下では、私たちの平和な暮らしが脅かされかねない。そんな時代に対する危機感を読者の皆さんと共有できたからこそ、続けることができたのです。 <社説>沖縄予算減額 辺野古反対の意趣返しだ(2017/12/24琉球新報) (社説)大飯廃炉決定 原発の厳しさ直視せよ(2017/12/24朝日新聞) なぜ、言いぶりが変わったのか。 大飯1、2号機の再稼働に必要な安全対策費は、1基あたり2千億円ほどに膨らみそうな状況だった。延長運転は最長で20年間に限られ、両方とも動かせたとしても、経済性が大幅に下がるのは必至だった。 原発のコスト面での優位性が揺らいでいることに焦点が当たると、原発再稼働へのさまたげになりかねない。そう考える経済産業省や、他の電力会社への配慮が透けてみえる。・・・ 40年の運転期限が迫る原発は、ほかにもある。追加の安全対策から廃炉、放射性廃棄物の処分まで見通したコストの総額や、安全性に関する地元の不安を解消できるかを冷静に分析し、廃炉にすべき原発を選ぶ。その作業を繰り返し、着実に原発を減らしていくべきだ。政府も、原発政策を組み立て直す必要がある。延命策から本格的な廃炉時代への対応へ、軸足を移していかねばならない。 (科学の扉)月の水脈、掘り当てろ 南極・北極に氷?燃料化見据え各国が探査へ(2017/12/24朝日新聞) ・・・月の水がこうして何十億年も前から残っているなら、その分析から地球の生命誕生のなぞを解き明かせる可能性もある。玄田英典・東京工業大地球生命研究所特任准教授は、月の水を分析すれば、どれほどの量の水がどれくらいの期間に宇宙から飛来したかがわかるという。そこから地球に降った宇宙由来の水の量も推測できる。「その量次第では、地球の生命誕生や進化に宇宙由来の水が影響した可能性が出てくるかも知れない」と玄田さんは言う。 |
政府予算案 持続可能性に配慮せよ(2017/12/23京都新聞) 大飯2基廃炉 再生エネ拡大の契機に(2017/12/23東京新聞) <社説>子育て2兆円新政策 将来につけ回していいか(2017/12/23琉球新報) 風刺漫才に反響 ウーマンラッシュアワー 基地は日本全体の問題「米より沖縄に思いやりを」(2017/12/23琉球新報) イスラエル、ユネスコ脱退通知へ 今年中に正式に(2017/12/23琉球新報) 米がウクライナに防衛装備供与へ トランプ政権発表(2017/12/23琉球新報) 対北、膨らむ防衛費 6年連続増 5兆1911億円(2017/12/23東京新聞) 日本原燃、再処理工場完成また延期 18年度上期から3年(2017/12/23東京新聞) 坪井さんの半生知って 盈進中高生 冊子作製 資料館に寄贈(2017/12/23ヒロシマ平和メディアセンター) 働き通してためた1億円以上、被災地の子へ 91歳死去(2017/12/23朝日新聞) https://digital.asahi.com/articles/ASKDC76BWKDCUNHB00M.html?iref=comtop_8_03 (社説)来年度予算 防衛費 どこまで膨らむのか(2017/12/23朝日新聞) (声)リニア新幹線、再考すべきだ(2017/12/23朝日新聞)プログラマー 大畑靖夫(熊本県 61) リニア中央新幹線の建設工事をめぐる談合疑惑は、単なる民間企業の問題ではない。これを機に、リニアが本当に必要なのか再考すべきではないか。国債発行による3兆円融資や税制面の優遇を考えれば、リニアは国家プロジェクトといってよい。だが、民間企業のJR東海が全額負担するとして国会の議決もなく始まった事業に、国がそこまで肩入れすることに問題はないのか。 また、リニアのコストがJR東海の新幹線や在来線の乗車料金にはね返る可能性はないのか。談合で建設コストが上がっていたとしたら、利用者は不当な負担を負うことになる。さらにリニアはトンネルが多く、環境破壊を指摘されているほか、高速のためピーク時の消費電力は東海道新幹線の約3倍になるという。エコロジーとは対極の輸送手段だ。そのリニアが、安価で環境にやさしい在来線の運行を圧迫しないかとも危惧している。右肩上がりの時代はとうに終わった。人口減へ向かいつつある私たちの将来の輸送インフラについて国民的な議論をすべき時ではないかと思う。 (コラムニストの眼)「エルサレム首都」宣言 「究極の取引」にほど遠く ロジャー・コーエン(2017/12/23朝日新聞) 情熱の都市エルサレムはずっと、一触即発の危険な場所であり続けている。第2次インティファーダ(対イスラエル民衆蜂起)、あるいは暴動が始まったのは、2000年にアリエル・シャロン氏(元首相)がイスラム教徒の聖地とされる「神殿の丘」に挑発的な訪問をしたことがきっかけだった。だがそれは17年前の出来事だ。イスラエルとパレスチナの争いがまだ中東紛争の中心にあり、パレスチナの大義に対するアラブ諸国の支持が単なる美辞麗句にとどまらない時代だった。・・・ 連帯感のなさと被害者意識の増大によって傷ついたパレスチナの大義は脆弱(ぜいじゃく)で、弱まる一方だ。国際社会の憤りがこの状況に変化をもたらすものではない。イスラエル軍は無慈悲であり続けている。私は正直なところ、トランプ氏の声明に対し、怒りというより悲しみを抱いた。米国はイスラエルとパレスチナとの誠実な仲介者だという考えをトランプ氏が終わらせたと主張する人もいるだろう。米国は国内のさまざまな政治的、戦略的、感情的理由からパレスチナよりもイスラエルを支持し、優遇しているのだと。・・・ トランプ氏の声明は、愚かで、向こう見ずだった。別に目新しいことでもないが。 大統領の娘婿のジャレッド・クシュナー氏は、自分なりの和平案を策定していなくてはいけない。彼は親しいサウジアラビアの友人に、パレスチナとイスラエルの機嫌を大いに取ってもらおうとするだろう。彼にはそれくらいしかできない。だが、それではうまくいかないだろう。大イスラエル計画は「究極の取引(ディール)」と呼ぶにはほど遠い状況にある。・・・ 平和が手に届きそうだった22年前、イスラエル元首相のイツハク・ラビン氏が暗殺されて以降、ヨルダン川と地中海の間のすべての土地は聖書の中でイスラエルに与えられたと信じる(今そこに住んでいる人のことは決して意に介さない)民族主義的ナショナリストの宗教信奉者たちが、ネタニヤフ首相と共謀し、幅をきかせている。この暗殺は成功だったというわけだ。トランプ氏の声明はこうした事実を変えることはないだろう。声明は主に、米国内にいるキリスト教の福音主義者と主要なユダヤ系団体に向けられたものだ。トランプ氏は、声明が「和平プロセスを進めるための、長く先送りされた一歩だ」と述べた。ばかげたことを。ため息が出る。 もうすぐSFではなくなる洋上都市/ニューヨーク・タイムズ(2017年12月22日朝日新聞) ・・・「2050年までには、なるべく千カ所単位で洋上都市を実現させたい。しかも、そのそれぞれが、異なる統治形態を持つようにしたい」とクアークの口調にも熱が入る。「こうした都市をより多くの人が行きかうほど、統治の選択肢は増え、平和と繁栄と進歩を手にする可能性が膨らむからだ」 (声)はしださん、哀切イムジン河(2017/12/23朝日新聞)飲食業 朴僖子(香川県 60) フォーク歌手はしだのりひこさんの訃報(ふほう)を知った。「花嫁」「風」などでもよく知られるが、在日コリアン2世の私には、ザ・フォーク・クルセダーズのメンバーとして歌った「イムジン河」である。朝鮮半島の南北軍事境界線を流れる臨津江(イムジンガン)。今の日本と韓国、北朝鮮の関係やヘイトスピーチを考えると、鳥に思いを託して民族分断の悲劇と哀切を歌ってくれたことに驚く。だが、当時の政治情勢からレコード発売は中止に。逆に伝説化し、歌い継がれた。 私は10代の頃は「在日」というアイデンティティーに苦しみ、自己否定の闇の中で身をかがめた。やがて否定を肯定へと塗り替える途でこの曲に出会った。何度聞いても一瞬にしてイムジン河の水が体中に、爪の先にまで流れゆくような感覚を覚える。そして自分だけの苦しみからアボジ(父)、オモニ(母)の、さらに朝鮮半島の悲しみを知り、ようやく自分の心に世界地図を広げていった。この曲はいつも私の心の、引き出しの奥にある。出会わせてくれたはしださんに、改めて感謝と哀悼の意を表したい。 |
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。
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