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(社説)エネルギー基本計画 「脱原発」土台に再構築を(2017/08/13朝日新聞) (書評)『シュレーディンガーの猫を追って』 『原理 ハイゼンベルクの軌跡』(2017/08/13朝日新聞) 量子力学をテーマとした仏小説の翻訳が相次いで出版された。不確定性原理を基礎とする量子力学は、半導体などに応用され、相対性理論とともに現代物理学の根幹をなしている。・・・量子力学の確率論的なパラドックスを説明する“シュレーディンガーの猫”という思考実験がある。蓋(ふた)のある箱に、猫、ラジウム、ガイガーカウンター、青酸ガスの発生装置を入れる。ラジウムが崩壊するとガイガーカンターが感知し、それがスイッチとなり青酸ガスが発生して猫は即死する、という仕組み。一時間以内にラジウムが崩壊する確率が50%だとすると、一時間後に箱を開けたときに猫が生きている確率も死んでいる確率も半々となり、箱の中の猫は、生きている状態と死んでいる状態が重なり合っている、という解釈となる。・・・一方の『原理』は、23歳で不確定性原理の端緒を開いたハイゼンベルクの人間像を二人称で描く。物理学の抽象的な美しさを数式に拠(よ)らずに表現するという困難と対峙(たいじ)しつつ、千両役者揃(ぞろ)いだった1920年代の物理学界と、ナチスの台頭から原爆開発へと向かい、科学者の倫理的責任が問われた歴史的ドラマが語られていく。 (戦死と向き合う 戦後72年夏:3)餓死、孤島で見捨てられ 補給なく、軍は降伏認めず(2017/08/13朝日新聞) あの戦争で亡くなった日本軍の軍人、軍属約230万人のうち、過半数が飢餓や栄養失調による戦病死だったとみられている。「お国のため」と万歳で見送られた若者たちの多くはなぜ、戦闘でなく飢えによって命を失ったのだろう。誰のために。何のために。・・・ 「我々兵隊は何を言っても通じないですよ。人間扱いされなかったのだから」 ・・・第2次大戦での日本軍の餓死について調べた藤原彰・一橋大名誉教授(故人)の著書「餓死(うえじに)した英霊たち」では、メレヨン島を「孤島の置きざり部隊」という章で紹介している。「降伏を認めない日本軍の非人間性が、もっとも強く表れたのがメレヨン島だった」・・・ヘビやトカゲ、バッタ、ネズミ……。食べられるものはすべて食べ尽くし、体は極限までやせ、顔は骸骨のようになった。衰弱した者は体中に腫れ物ができ、ウジを自力で払うこともできずに死んでいった。 ・・・<餓死> 第2次世界大戦で戦没した軍人、軍属は約230万人とされる。死因の公式な統計は存在しないが、戦闘死よりも餓死の方が多いとの研究結果がある。一橋大名誉教授の故・藤原彰氏は、旧厚生省援護局の資料をもとに広義の餓死者(餓死および栄養失調による病死)の割合を推定。各戦場ごとに積み上げた数字は合計で127万6240人となり、日本軍における戦没者の過半数を占めたとしている。 東海第二再稼働「反対」10「賛成」2 茨城の市町村 本紙アンケート(2017/08/13東京新聞) 首都圏で唯一の原発である日本原子力発電東海第二原発の原子力規制委員会の審査が大詰めを迎える中、本紙が県内四十四市町村長に再稼働の是非をアンケートしたところ、十人が「反対」、三十一人が「どちらとも言えない」と答えた。首長らが、住民避難や原発の老朽化などを不安視する現状も浮かび上がった。 週のはじめに考える 与那国で浮上、海自誘致(2017/08/13東京新聞) 日本の最西端にある沖縄県与那国町。町の誘致により陸上自衛隊沿岸監視隊が配備されて一年が過ぎ、自衛隊配備の影響がさまざまな面で表れています。与那国町のある与那国島は台湾との距離が石垣島よりも近い約百十キロメートル。晴れた日には西の海に台湾の島影がそびえます。・・・二〇〇五年と〇六年、台湾との航路開設を盛り込んだ「国境交流特区」を国に申請したものの、規制の壁に阻まれて門前払いされました。次に目をつけたのが自衛隊の誘致です。・・・振り返れば、町が陸上自衛隊を誘致するより前の〇四年、陸上自衛隊は与那国マラソンの支援を開始し、マラソン後には交流会を開いて親睦を深め、ヘリコプターの体験搭乗に島民を誘いました。掃海艇寄港や日米高官の与那国訪問は、陸上自衛隊という組織が島民に擦り込まれていった過程とうり二つではありませんか。自衛隊を支援する会が設立され、次に町から誘致すれば、段取りまで一致することになります。原発を受け入れて一時的に財政面で潤った自治体が次には増設を求めていく構図と共通するものがあります。 「写真の箱舟」建造中!(2017年07月28日ナショナルジオグラフィックス) 知事選 橋本氏「再稼働認めず」 東海村長「距離置く」(2017/08/13茨木新聞) 原発の再稼働問題を巡り、橋本氏は従来、国の判断待ちの姿勢だったが、7月末の公約発表会見で「安全性や避難計画の実効性が確保されない限り再稼働は認められない」と表明。今月10日の出陣式で「(無条件に)認められない」とさらに踏み込んだ。 ケニアで警官が24人殺害(2017/08/13京都新聞) 大統領選後、人権委発表/【ナイロビ共同】8日に行われたケニア大統領選を巡り、政府の独立機関「国家人権委員会」は13日までに、抗議行動に参加していた市民ら24人が警官隊に銃撃されて死亡したと発表した。人権委は「警察が過剰な実力行使に出ている」と非難した。選挙管理委員会は11日、現職ケニヤッタ大統領(55)の再選を発表したが、野党連合から出馬したオディンガ元首相(72)は集計作業で不正があったと主張。支持者らと警官隊が各地で衝突している。 「ペルセウス座流星群」ピークに(2017/08/13京都新聞) 真夏の夜の風物詩/真夏の夜の風物詩「ペルセウス座流星群」が見頃を迎えた。国立天文台によると、13日未明のピークほどではないが、天気が良ければ14日未明にも、ある程度の数の流れ星を見ることができそうだ。ペルセウス座流星群は1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」と並んで三大流星群と呼ばれる。 日本最南端の地熱発電所を見学して(2017/08/13みどりの1kWh) 先ごろ3週間ほど日本に一時帰国した際、中学から高校にかけて3年間を過ごした懐かしい土地である鹿児島に出かけた。今も活発な活動を続けている活火山、桜島を抱く鹿児島県は、いたるところで温泉が湧き出ている。そこで目にしたのは、自然のエネルギーをうまく利用して暮らしている人々の姿だった。指宿市の山川地区にある地熱発電所も、そうした人々の生き方を象徴しているように思えた。 山川地熱発電所は、1995年に営業運転を開始した比較的新しい地熱発電所である。薩摩半島の南端に位置する山川は、昔から琉球との貿易やカツオ漁業の基地として栄えた港町で、地熱発電所は、海岸近くの、のどかな田園風景のなかにある。田畑に囲まれた白っぽい工場のような建物の冷却塔からは、白い蒸気が出ていることが多い。ほとんどの地熱発電所が山の中にあるのに、この発電所の標高は、海抜43メートルという低地で、全国的にも珍しいのだという。発電所のテラスから眺める薩摩富士と言われる開聞岳の眺めが美しい。 http://midori1kwh.de/2017/08/13/9229 |
ケニア大統領選、ケニヤッタ氏が再選 野党候補は受け入れ拒否(2017/08/12CNN) エジプト北部で列車同士が衝突 40人死亡、133人負傷(2017/08/12CNN) (負動産時代)別荘地、投げ売り10万円 1300万円で購入、維持費重く(2017/08/12朝日新聞) 映画「ジュリーと恋と靴工場」試写会に5組10名様ご招待(2017/08/10朝日新聞) (声)核禁条約批准への努力したのか(2017/08/12朝日新聞)高校教員 松本英也(新潟県 50) 安倍晋三首相は長崎市で、被爆者団体の代表から「あなたはどこの国の総理ですか」と迫られた。核兵器禁止条約を批准しないことを厳しく批判したものだ。ヒバクシャの苦痛と被害を心に留める、という前文から始まる核禁条約は、唯一戦争で核兵器を使われた日本のつらい思いを映したものだ。その条約を日本が批准しなかったとは、国際社会も驚いたのではないか。広島や長崎を訪れ原爆の悲惨さを学んできた私も、政府の姿勢は残念でならない。・・・核兵器も戦争もない社会を、私たちは目指さなければならない。「核兵器があるから平和なんだ」という方には、あえて問いたい。「なぜシリアでは内戦が収まらないのか」「なぜウクライナの政情不安は続いているのか」と。「核の抑止力」などというのは幻想だと一日も早く気づく必要がある。 原発汚染車460台が外部へ 一部中古車市場へ 約190台を回収(2017/08/12東京新聞) 「米では考えられない」 平和団体幹部 埋め立てに驚き(2017/08/12琉球新報) <社説>17年版防衛白書 ご都合主義では信頼失う(2017/08/12琉球新報) 欧州、鶏卵に殺虫剤汚染(2017/08/12京都新聞) 社説[きょう県民大会]声上げ新たなうねりを(2017/08/12沖縄タイムス) コンニャクと戦争(2017/08/10福島民報) 欧州空港、大混乱 テロ警戒、休暇直撃(2017/08/09朝日新聞) 長崎、亡骸と立つ少女は私 被爆翌日「涙も出なかった」(2017/08/09朝日新聞) 「その場に立つと悲しいとかじゃないんですよね。涙も出ない。動転しとったでしょうね。どうして生きていこうか、って」その自宅跡に立つ龍さんを撮影したのが、山端さんだった。龍さんは50年後、テレビ局の取材で初めてこの写真を見た。長崎原爆資料館にも展示されている。「もう二度と戦争はあってはならん。人殺しですもんね。悲しいです」と語る。 http://digital.asahi.com/articles/ASK7N67GPK7NTIPE03N.html?iref=com_rnavi_arank_nr01 海王星に巨大嵐が出現、サイズは地球並み(2017/08/09ナショナルジオグラフィックス) (時時刻刻)改憲ありき、自民迷走 4項目の議論、一巡(2017/08/09朝日新聞) (2017試練の欧州)世界混迷、メルケル氏に期待感 来月ドイツ総選挙(2017/08/09朝日新聞)
連邦議会(基本定数598)は小選挙区比例代表併用制。並立制の日本と異なり、議席配分は比例代表で各党が獲得した票数に基づく。比例で得た議席数から、全299の小選挙区の当選者の数を引いた数が、各党の名簿上位から選ばれる。小選挙区の当選者数が、比例で得た議席数を上回った場合は超過議席として認められる。また13年の法改正で、超過議席のない党には、得票率に見合った「調整議席」が追加で配分されるようになった。 第2次大戦前、小党が乱立して政治が不安定化したことが、ナチスの台頭を招いたとされることの反省から生まれた決まりがある。(1)比例で5%以上を得票する(2)三つ以上の小選挙区で勝利する、のいずれかを満たさなければ、政党は議席を得られない。これは「5%条項」と呼ばれる。 PKO日報隠し 白書で触れぬ不誠実(2017/08/09東京新聞) 四川省地震、死者13人に 中国九寨溝、観光客犠牲も(2017/08/09東京新聞) オスプレイ事故 飛行継続は許されない(2017/08/09京都新聞) 長崎、被爆から72年 核禁止条約「早く参加を」(2017/08/09琉球新報) 『言』 ナガサキの声発信 核なき世界へ 後進支える(2017/08/09ヒロシマ平和メディアセンター) 国連欧州本部などに核兵器廃絶の声を届ける高校生平和大使。長崎で生まれた草の根の派遣活動は今年20回目を迎え、歴代大使たちの「高校生平和大使の会」も発足した。国連で核兵器禁止条約が採択され、核なき世界へ期待が高まる一方、安全保障を巡る国際情勢は厳しい。会の共同代表に就いた嶋田千佐子さん(34)=長崎市=に活動の展望を聞いた。・・・ ―まさに活動の合言葉「微力だけど無力じゃない」ですね。継続こそ力だと実感しています。大使の活動も当初は「高校生に何ができるんだ」と批判されました。でも20年の積み重ねで活動は広がり、認知され、署名に協力的な人も増えました。私が国連に行った16年前はいつかこんな場所でスピーチできたら…と夢のように考えていました。続けることで国連でも信頼を得て、今はそれも実現しています。議場前には私たちが届けた署名も展示されています。 |
(ネット点描)世界的サイバー攻撃 危険を知っていた国家(2017/08/08朝日新聞) 父は眠る、72年後の黙祷 4世代で思いつなぐ あす長崎原爆の日(2017/08/08朝日新聞) 脱ガソリン車 世界に後れないように(2017/08/08京都新聞) 特区WG、発言内容を書き換え 「公開」巡り趣旨正反対に(2017/08/08東京新聞) オスプレイ事故 飛行継続は許されない(2017/08/08東京新聞) 安全性に対する日本側の懸念を完全に無視している。今月十日から予定される北海道での陸上自衛隊との共同訓練を含め、在日米軍はオスプレイの運用を直ちに全面的に中止すべきである。・・・安全性に懸念を残したまま、オスプレイが人口が密集する日本上空を飛び回るようなことが許されていいのか。危険にさらされるのは現在配備されている沖縄県にとどまらない。すべての日本国民が考えなければならない問題だ。 <社説>上原康助氏死去 「主体は沖縄」の信念継ぐ(2017/08/08琉球新報) 少数民族と軍の和平へ協力を スー・チー氏、地方住民に要請(2017年8月7日琉球新報) 初の原爆資料館オープン 陜川「非核化の先頭に」(2017年8月6日琉球新報) 籠池氏逮捕、検察の忖度かと…邪推の余地 倉田真由美氏(2017/08/07朝日新聞) 籠池泰典容疑者夫妻の逮捕は、安倍晋三政権にとってはなかなか都合のよいタイミングでした。国会の閉会中審査が終わり、かつ内閣改造直前という谷間の期間。安倍首相にとってダメージが少なく、しかもその後の内閣改造で何となく色んなことをうやむやにできる「絶妙」の時期でした。もちろん、検察がそんなことまで忖度(そんたく)して逮捕時期を決めたのか否かはわかりません。もちろん、検察がそんなことまで忖度(そんたく)して逮捕時期を決めたのか否かはわかりません。ただ、今の政権にそんな邪推が働く余地があるのは事実です。内閣改造で刷新感を打ち出していますが、政権の体質はそう簡単に変わらないでしょう。 その象徴が国税庁長官の人選です。国有地売買をめぐる森友学園側と国側との交渉記録を1年にも満たずして「廃棄した」と言い、売買経緯の詳しい説明を避けてきた財務省前理財局長を長官にしました。国有地が不当に安く売られたのではないか?という疑念にまともに答えてこなかった官僚を、税金を集める役所のトップに据えたわけです。 今でもこの人事をやり直す姿勢は見せていませんから、政権としては引き続き「忠実な者は守り、批判する者はあっさり切り捨てる」方針なのでしょう。私たち納税者には色んな書類の保存義務があります。税理士からは「領収証は7年間保管すること」と言われています。庶民には長期の書類保存を求め、官僚は国有財産売買に関する大事な書類をどんどんゴミ箱に放り込む。真面目に納税するのがバカらしくなるような政治はごめんです。 核兵器禁止「橋渡しを」 広島市長、政府に訴え 被爆72年(2017/08/07朝日新聞) (時時刻刻)「被爆国の覚悟は」広島の怒り 核兵器禁止条約、首相あいさつで触れず(2017/08/07朝日新聞) http://digital.asahi.com/articles/DA3S13075691.html (声)「核なき世界」の決意こそが慰霊(2017/08/07朝日新聞)無職 伊東憲一郎(長崎県 67) 今年も長崎原爆の日が巡ってくる。9日の平和祈念式典が、原爆死没者への慰霊と共に、「核なき世界」を目指す我々の決意を示す場となることを願う。世界の122カ国が賛同した核兵器禁止条約は、核の使用や保有の禁止だけでなく、核による脅しも禁止することを呼びかけた。非人道的兵器を廃棄するには、「核による脅し」=「核抑止論」を政策としても思想としても永久に葬ることが必要だと宣言したものだ。非人道性の否定つまり人権尊重とは「核抑止論の否定」が世界の大勢であることを示し、「武力による抑止」の否定、暴力・武力からの脱却につながる点でも歓迎したい。このような記念すべき年の式典に、核禁条約に参加しない政府代表が出席することに違和感を覚える。原爆死没者の前で、「核の傘」の下での平和希求など口にしないでもらいたい。日本らしい平和貢献をするために、核の非人道的な事実をさらに掘り起こし、思想的には「核抑止論」が障害であると広く世間に知らせることが必要だと思う。 つなぐ、ヒロシマの声 末期がんの85歳「命ある限り叫ぶ」 被爆72年(2017/08/07朝日新聞) 罪悪感を抱え、友達の家族には、あの日のことを伝えられないまま。「自分だけ幸せになっていいのだろうか」と問うた。がんはすでに末期で、すっかりやせ細ったが、生き抜いた人が死んでいく中、「生きている自分が語らねば」と、この日に臨んだ。「もう誰にもこんな思いを味わわせたくない」・・・肥田さんは被爆について家庭では語らなかったが、国内外で核廃絶を訴え続けた。泰さんは「再びこんなことを起こさないため、被爆者に寄り添うと決めていました」と言う。・・・ 魂が休まるのは、核廃絶の時 ゲバラの長男、献花 キューバ革命の立役者、チェ・ゲバラの長男カミーロ・ゲバラ氏(55)が6日、広島市の平和記念公園で犠牲者に献花をした。没後50年になる父ゲバラは、58年前に広島を訪れ、慰霊している。カミーロ氏は献花後、「犠牲者の魂が休まるのは、世界が変わり、核兵器が廃絶された時」と語った。「広島の人々は同じ悲劇が起きないよう語り伝える責任がある」とも述べた。カミーロ氏は、広島を訪れるのが念願だった。ゲバラは革命成功直後の1959年7月に日本を訪問。当初広島行きは予定にはなかったが、被爆地を見たいと広島に足を運び、平和記念公園で献花した。同行したオマル・フェルナンデス氏によると、何百人もの原爆患者が苦しむ様子を病院で見たゲバラは、涙を流したという。10月には日本とキューバの共同製作映画「エルネスト」(阪本順治監督)が公開される。冒頭には、ゲバラが広島を訪れて献花し、被爆者と話す場面もある。日本では10月、キューバでは11月に公開される。 「劣化した保守」、政権支持の一神教 小林よしのりさん(2017年8月5日朝日新聞) そんな「劣化した保守」が増えている。中国・韓国へのヘイトスピーチ的な内容や単なるアナクロニズム(時代錯誤)の本が売れ、そうした内容の講演に人が集まる。彼らにより安倍政権を支える一神教ができあがり、政権を支持することが「保守」となっている。大事なのは「公」の考え方だ。抽象的な概念だが、目に見えぬものを感じ、従うのが保守だ。だが「自称保守」の人たちは、公ではなくて自分のために動いている。タコつぼの中で物事を考え、身内を利する行動をしている。国有地も税金も我々の財産だ。偏った使われ方は許されない。わしは公と権力が一致しているときはどんどんやってくれと言う。でも分離していれば、権力を強く批判する。権力の不正は厳しく追及しなければならない。 強権ポーランド 自由への気概忘れるな(2017年8月5日東京新聞) 「起こるべくして起こった」 知事、オス豪州墜落で(2017年8月5日琉球新報) アンコール遺跡で巨大石像を発掘、状態は良好(2017.08.03ナショナルジオグラフィックス) http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/c/080300050/ |