記憶しておきたい新聞記事見出し2014〜2016
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「もんじゅのため死ぬことなかった」 自殺した職員の妻(2016/12/21朝日新聞) 事故から約1カ月後の96年1月13日。東京都内の病院に駆けつけた西村トシ子さん(70)が見たのは、顔や肩が青紫色になり、体が一回りも腫れ上がった夫の成生(しげお)さん(当時49)の姿だった。病院までの車内のラジオで「自殺」と報じていた。「まさか、信じられない」・・・ 成生さんは事故当時、岡山県の人形峠のウラン残土問題で住民対策を担当していたという。さらにビデオ隠し問題の内部調査も「特命」として任され「二つも難しいことをやらされる」とこぼしていた。泊まり込む日も増え、帰宅しても入浴して寝るだけだった。 2人は職場結婚。トシ子さんが知人の紹介で入社した動燃の同じフロアに成生さんがいた。休日に息子2人と公園でピクニックをするのが好きな夫だった。亡くなる前日朝、いつものようにコーヒーをいれたが、成生さんは手をつけずに家を出た。窓越しのコート姿が最後だった。「もっと話しておけばよかった」と悔いる。その夜の記者会見に成生さんは出席。動燃の管理職がビデオの存在を知った時期について、調査内容と違う虚偽の発表をすることになった。その後、ホテルから飛び降りたとされる。葬儀は動燃が仕切り、国会議員、電力会社や原発メーカーの社員ら約1500人が参列。「事前に説明もなく、芝居を見せられたような感覚だった」直前の正月、集まった親族の前で長男が結婚予定を報告していた。家族への遺書はトシ子さん宛ての1枚だけで、理由も書かれていない。「なんのために亡くなったのかもわからない」 ・・・裁判で争うなか、「人を死なせてまで存続しようとするもんじゅは許せない」という思いも芽生え、反対運動にも参加してきた。昨年、機構は原子力規制委員会から「安全に運転する資質がない」と勧告された。「ずっとごまかしで運営を続けてきた結果だ」と感じた。今年9月、政府も、もんじゅについて廃炉を含む抜本的な見直しを決めた。 〈もんじゅナトリウム漏洩事故のビデオ隠し問題〉 1995年12月8日、もんじゅの配管でナトリウム漏れ事故が発生。動燃は事故翌日に2度、現場の様子をビデオ撮影していたが、最初の映像の存在を隠し、公開した2回目の映像も短く編集していたことが発覚した。 http://digital.asahi.com/articles/ASJDH61MGJDHPTIL025.html メルケル首相、テロと判断 「故意に車突入」 ベルリン12人死亡(2016/12/21朝日新聞) 採決ですきま風、自公ぎくしゃく カジノ解禁法(2016/12/21朝日新聞) http://digital.asahi.com/articles/DA3S12715544.html (天皇退位への提言:1)特例法、違憲の疑い残る 木村草太氏(2016/12/21朝日新聞) http://digital.asahi.com/articles/DA3S12715542.html スイス銃撃事件、実行犯は24歳男 地元警察「国籍は自国」(2016/12/21朝日新聞) 対EUへ連携続々 欧州右翼政党・ロシア(2016/12/21朝日新聞) (社説)辺野古訴訟 民意を封じ込める判決(2016/12/21朝日新聞) http://digital.asahi.com/articles/DA3S12715526.html (声)「沖縄イジメ」見過ごしもイジメ(2016/12/21朝日新聞)大学非常勤講師 佐藤くみ子(東京都 68) 沖縄県の米軍普天間飛行場の移設計画をめぐる違法確認訴訟の上告審で、県側が敗訴しました。沖縄県が、現状を全国に伝える機会として期待していた弁論すら開かれませんでした。国がしていることは沖縄イジメです。みんなが嫌う「迷惑施設」を沖縄に押し付けて、「それしかない」と言っているのですから。どんなに沖縄が民意を示しても、国は無視。「基地は要らない」と抗議するオジイやオバアを、本土から来た機動隊員がごぼう抜きしていく様子は見ていられません。どうして、こんなひどいことがまかり通るのでしょうか。オジイやオバアは、沖縄戦の地獄を生き抜いた命をかけて、「軍事基地」は要らないと言っているのです。戦争前の静かで穏やかな沖縄を取り戻し、亡くなった人々に報いたいのです。「迷惑施設」はみんなで分担するか、それができないのなら思い切ってつくるのをやめるべきです。私たち本土の無関心は無責任そのものです。私たちの沖縄軽視が、世論の有り様が、国の姿勢を形作っているのだと思います。イジメを見過ごすのは、イジメです。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S12715530.html (声)沖縄県民に人権はないのか(2016/12/21朝日新聞)建設業 山元朝滋(沖縄県 56) 米軍輸送機オスプレイが名護市沿岸に事実上の墜落をして、まだ1週間も経っていません。ですが、オスプレイの飛行は何事もなかったかのように再開されました。「機体自体に問題はない」と米軍は言いますが、十分な調査もしていない段階で、なぜそう言い切れるのでしょうか。それを唯々諾々と受け入れる日本政府も問題です。これでは、沖縄はまるで米国の植民地です。防衛省関係者は「米軍はシビアだ。沖縄の世論がどうこうなんて関係ない」と漏らしたそうですが、それは日本政府自体の考え方ではないでしょうか。そうでなければ、44年前、「本土並み」を願って日本に復帰したはずの沖縄が、どんなに国政選挙や首長選で反基地の民意を示しても、日米から集中的に基地を押し付けられてきた理由が分かりません。オスプレイの問答無用の運航再開は、沖縄県民の世論より、米軍の意思が圧倒的に優先されるこの国の実情を端的に表しています。沖縄県民には人権はないと言わんばかりです。こんな未熟な国が民主国家と言えるのでしょうか。 <社説>辺野古訴訟県敗訴 不当判決に屈しない 国策追従、司法の堕落だ(2016/12/21琉球新報) 最高裁判決の根底にあるのは国策への追従姿勢だ。日米安保条約、不平等な地位協定に基づく沖縄への基地集中、負担強化の国策をただす姿勢のない司法の自殺行為、堕落と言うしかない。4月の米軍属女性暴行殺人事件、ヘリパッド建設工事再開、米軍ハリアー機墜落、オスプレイ墜落、そして辺野古訴訟県敗訴の最高裁判決と米軍基地問題、事件はなだれを打つがごときである。・・・加速する基地建設の動きの最中にオスプレイが墜落した。国に司法が追従する基地負担強化に県民の怒りは燃え盛っている。翁長知事は辺野古訴訟敗訴が確定しても辺野古新基地建設を「あらゆる手段で阻止する」としている。事態は厳しくとも新基地建設に反対する民意は揺るがない。 沖縄と基地 県民の安全を誰が守る(2016/12/21京都新聞) 「不当判決に負けない」 オール沖縄会議、集会で怒り(2016/12/21沖縄タイムス) 名護市辺野古の新基地建設に反対する政党、経済界、市民団体などでつくる「オール沖縄会議」は21日、「辺野古違法確認訴訟」で県の敗訴が確定した最高裁判決に抗議する集会を福岡高裁那覇支部前の城岳公園で開いた。700人(主催者発表)が参加し、十分な審理がないままの判決に怒りの声を上げた。 共同代表の稲嶺進名護市長は「ウチナーンチュは満身創痍で流す血がないくらい、国に裏切られ司法にまで見放された。不当判決に屈せず、今日から新しい闘いに入ろう」と新基地建設の阻止に向けた団結を呼び掛けた。オール沖縄会議は22日午後6時半にも名護21世紀の森で米軍のオスプレイ墜落事故に対する抗議集会を開く。翁長雄志知事も出席を予定し、2千人以上の参加を目指す。 辺野古「沖縄に拒否権ある」憲法学者の小林節氏が講演(2016/12/21沖縄タイムス) http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/28475 |
<社説>オスプレイ飛行強行 墜落の恐怖強いる 命の「二重基準」許されぬ(2016/12/20琉球新報) 沖縄へ機動隊派遣は違法と提訴(2016/12/20京都新聞) 地元も元同僚もやっぱり! 「反原発」で当選した元テレ朝記者・三反園鹿児島県知事“堂々の変節”(2016/12/20毎日新聞) イスラム教施設で男が発砲、3人負傷 スイス(2016/12/20CNN) 独トラック突入 死者12人に、トラックは盗難車か(2016/12/20CNN) ベルリン(CNN) ドイツの首都ベルリンの中心部で開催されていたクリスマス市にトラックが突入した事件で、当局によれば、死者の数は12人に達した。負傷者は48人で病院に搬送されたが一部は重傷だという。警察によれば、事件に使われたトラックにはポーランドのナンバープレートが付いていた。乗車していた1人が死亡して見つかったが、ポーランド市民だという。 翁長知事、敗訴確定に「深く失望」 辺野古違法確認訴訟(2016/12/20沖縄タイムス) http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/76667 (天声人語)オスプレイ全面再開(2016/12/20朝日新聞) アレッポに避難監視団 国連安保理が派遣決議(2016/12/20朝日新聞) (THE HUFFINGTON POST)成宮報道で考える「匿名性」(2016/12/20朝日新聞) (声)日ロの共同経済活動は疑問(2016/12/20朝日新聞)無職 上田真佐夫(東京都 69) 私はかつて商社マンとして、ロシア・サハリンで資源開発の仕事に携わった。その体験からも、日ロ首脳会談の結果に危惧を持たざるをえない。安倍晋三首相が成果として強調したのが、北方四島での共同経済活動である。だが、肝心の領土がどちらに帰属するのかには触れなかった。元島民をはじめ国民は肩すかしをくらった。みな落胆しただろう。領土の帰属問題を棚上げしたままでは、共同経済活動と言っても、ロシア側の四島実効支配を追認することになるだけではないだろうか。ロシアは民間の投資も呼び込みたい意向のようだが、このままでは共同経済活動が順調に進むのかも疑問だ。日本の商社はサハリンで原油・天然ガス開発を進めてきた。だが、あるプロジェクトではロシアの国営企業が過半数の株式取得を要求。無理やりのまされた。ロシアは法制度が十分整っていない。民間企業の進出はリスクが伴う。日ロは「特別な制度」で主権を脇に置いた「特区」のような新しい仕組みを作るという。だが経済支援だけが先走りして、ロシア側にいいとこ取りされるような事態に陥らないか。それは絶対に避けるべきだ。 語る、奏でる、平和をつくる 吉永さん・坂本さん共演(2016/12/20朝日新聞) オスプレイ 飛行再開、理解できぬ(2016/12/20東京新聞)
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「米軍を優先、県民不在」 翁長沖縄知事、日米政府を批判(2016/12/19琉球新報) <汚染廃棄物>試験焼却 住民の不安根強く(2016/12/19河北新報) 【木村草太の憲法の新手】(46)辺野古訴訟の最高裁判断 憲法反するあしき前例(2016/12/18沖縄タイムス) こうなると、本土の市民の正義感に期待する他はない。この点、わずかながら明るい材料もある。各種報道によれば、大阪、福岡、新潟などの住民が、「地元で沖縄の基地を引き取ろう」という運動を展開しているらしいのだ。世論調査の結果を見る限り、日米安保体制への国民の支持は厚い。そうだとすれば、沖縄の基地負担軽減を実現するには、「基地絶対反対」ではなく、本土への引き取り運動こそが有意義なように思われる。基地の引き取りを真剣に議論すれば、基地問題を、ひとごとではなく、自分事として考えざるを得ないだろう。沖縄に対する差別を解消し、正義・公平を実現するには、この道しかない。 (社説)北陸新幹線 あまりに前のめりだ(2016/12/19朝日新聞) http://digital.asahi.com/articles/DA3S12712761.html 大学と軍事研究 科学者は人類を愛せ(2016/12/19東京新聞) (声)語りつぐ戦争 鼻や耳の穴にうじ虫、生き地獄(2016/12/19朝日新聞)無職 辻幹男(福岡県 95) 東京の下宿先にいた私に赤紙が来たのは45年5月だった。国立中央航空研究所に研究員として勤めていた。松山市の陸軍部隊に、飛行機の整備兵として配属された。7月に入り、重い鉄材を下ろす作業中に左足の親指を負傷。まだ自力で歩けなかった7月26日の夜、B29の大空襲にあった。衛生兵に背負われ、50メートル先の防空壕(ごう)へ。だが、焼夷(しょうい)弾で周囲が火の海になると、衛生兵は自分だけは助かろうと、私を地面に放り出して逃げ出した。私は四つんばいになって必死に進み、防空壕に転げ込んだ。兵舎は丸焼け。部隊は郊外に移った。だが、そこでまたグラマン戦闘機の攻撃を受けた。砲弾が屋根を突き破り破裂。一瞬真っ黄色になり、太陽が落ちてきたようだった。気が付くと左隣にいた負傷兵が即死していた。私も砲弾の破片が左足の肉に食い込んだ。けがをしたために、山奥の病舎へ。病室には大空襲でやけどを負った兵が20人ほどいた。顔や手首は包帯でぐるぐる巻き。包帯に血や膿(うみ)がにじんでいた。鼻や耳の穴には、うじ虫が入り込んでいた。「取って下さい」と泣き叫ぶが、人手が足りず放置されたまま。まさに生き地獄だった。 (声)語りつぐ戦争 薬殺を強いられた愛犬セピ(2016/12/19朝日新聞)無職 中村ヤウ子(神奈川県 85) 敗戦まで台湾の台北市郊外に住んでいました。太平洋戦争が始まった頃、「セピ」という名の利口な犬がわが家に来ました。茶色い中型犬の雄です。国民学校4年生だった私は、すぐ仲よくなりました。毎朝、校門まで送ってくれたセピ。空襲警報が鳴ると一番に防空壕(ごう)に飛び込み、ガタガタ震えていたセピ。44年になると空襲は激しさを増し、食料配給も乏しくなりました。そんな中、飼い犬は家で薬殺するか医学研究用に大学へ送るか選択を迫られました。家中で泣きながらセピを大学に送りました。3日後の夜。けたたましい犬の声がしました。「セピ!」「よく逃げてきたなあ」。家中の食料を集めて食べさせました。私は耳の中のダニを取ってあげました。でも、幸せはつかの間でした。1週間後、毒薬と肉を持った係員が来ました。受け取った兄が、毒入りの肉を与えました。セピはじっと眺めていました。私は「セピ、さようなら」と言って家の中に入りました。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S12712766.html
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県が公式に「墜落」と分類 オスプレイ事故 知事、飛行再開に「とんでもない」(2016年12月18日琉球新報) <社説>日ロ首脳会談 領土進展なしは首相の責任(2016年12月18日琉球新報) 米無人潜水機、中国が返還に同意 トランプ氏は盗んだと非難(2016/12/18CNN) http://www.cnn.co.jp/world/35093906.html 放射性物質で1万3千台輸出止め 中古車や建設重機(2016/12/18東京新聞) 週のはじめに考える ビールの税はなぜ高い(2016/12/18東京新聞) カジノ解禁に69%反対 日ロ首脳会談評価せず54%(2016/12/18東京新聞) (日曜に想う)ディラン氏、そしてトランプ氏 編集委員・福島申二(2016/12/18朝日新聞) 唐突に思い出したのは、過去の受賞スピーチにあったひとつの言葉である。 「もしもわれわれが支配者を選ぶときに、候補者の政治綱領ではなく読書体験を選択の基準にしたならば、この地上の不幸はもっと少なくなることでしょう。そう私は信じて疑いません」 旧ソ連出身でアメリカに亡命した詩人ヨシフ・ブロツキイが、1987年の受賞講演のなかで語っている(沼野充義訳「私人」群像社刊から)。祖国の政治によって辛酸をなめ、故郷を追われた人だけに言葉には説得力が宿る。うなずく人は多いことだろう。・・・トランプ次期大統領に言いたい。「したいこと」より、まず「すべきでないこと」を学ぶべきであろうと。自己陶酔型の権力者が全能感に高揚するほど怖いことはない。それも歴史が教えてくれる。 (ひもとく)水俣病の60年 人間としての言葉求め続ける 友澤悠季(2016/12/18朝日新聞) 1956年5月1日、原因不明の奇病発生が新日本窒素肥料(現チッソ)付属病院から熊本県の水俣保健所に報告された。「水俣病公式確認」である。だが「公」を司(つかさど)る機関は、現地の悉皆(しっかい)調査、新日窒水俣工場の排水停止、食品衛生法の適用など、とりうる措置のいずれも行わなかった。水俣病の発生は単に「確認」されたのみで、排水流出は続き、65年、新潟でも水俣病が確認された。・・・「公害」とは、「公共に対する害」なのではなく「公共の概念による加害」と解釈してはどうか、と、水俣病事件を自身の原点とした公害学者・宇井純(1932〜2006)はいった(『公害に第三者はない 宇井純セレクション(2)』)。「公益」(=経済活動の維持)には最大限配慮しながら、その追求を妨げる存在は無視するという思考様式が、20万にも上るとされる潜在被害者の苦悩の発端だった。 ・・・ 緒方は行政に、組織人としてではなく人間としてのことばを求め続ける。家族の被害歴のわかる資料を差し出し、「どぎゃん思うのか、一人ひとり感想を言え」。組織の中にいることで、人間は、思うこと感じることの表出を自制しはじめる。空しさに負けそうになりながら、そこにいる人間の心に賭けた緒方の、信じる力の強さ。やがて行政の人びとが、己の刃を自覚する瞬間が訪れる。 太平洋 不吉な熱い波(2016/09/ナショナルジオグラフィックス) ここ数年、北米大陸の西岸沖の海域では、海洋生物の死が目立つようになっていた。カリフォルニア州からアラスカ州に至る各地の潮だまりでは、何百万匹ものヒトデが死んだ。ウミガラスやウミスズメなど数十万羽の海鳥が死に、海辺に打ち上げられた。カリフォルニア州では、餓死するアシカが例年の20倍になった。アラスカ州のホーマーで研究者がそりにラッコの死骸を積んでいるのを目にしたが、その数は1カ月で79頭を数えたという。2015年末までに、アラスカ湾西部で死んだクジラの数は、実に45頭に達した。・・・アラスカ湾では2013年末から、「暖水塊」と呼ばれる水温の高い海域が出現。そこに高気圧が居座ったことで、通常なら海面の熱を吹き飛ばすはずの嵐が起こらず、熱を蓄えたまま暖水塊は成長し、北米西岸沿いに広がっていった。海水温は、場所によっては平年より4℃以上高くなり、一部では観測史上最も高い値を記録した。この暖水塊は、最盛期にはメキシコからアラスカまで広がり、その面積は米国の国土面積に近い約900万平方キロにまで達した。 そして2013年から16年の初めにかけて、北米西岸の海域では生物の分布に異変が生じ、有毒な藻類が長期にわたって大発生するなど、かつてない異常な事態の数々に見舞われたのだ。 http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/magazine/16/081900013/082300004/ |