KIJI LISTpoint NEWS LIST

20182019


<POINT NEWS161>2016/05/17・・・(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)

sankaku161sankaku
2016/05/17sankaku05/21


 

(日曜に想う)「E=MC2」刻むパンドラの箱 編集委員・福島申(2016/05/22朝日新聞)
初夏の一日に訪ねた広島の平和記念公園は、柔らかな風と緑の中にあった。そのはずれに立つ、不思議な慰霊碑を初めて見たのは、十数年前のことだ。花崗岩(かこうがん)に3人の女生徒の姿が彫られ、中央の少女が抱える手箱には「E=MC2」と刻まれている。アインシュタイン博士が導いた名高い等式である。Eすなわちエネルギーは、質量(m)×光速(c)の2乗に等しい。簡潔にして美しいその式は、一方で核爆弾の原拠でもあった。「とても小さな質量が、とても大きな量のエネルギーに変換されるかもしれないことを示しています」とは博士の言葉だ。天才の理論は米国によって実践され、広島と長崎は壊滅する。・・・爆心から500メートル前後。いま中空(なかぞら)で炸裂(さくれつ)すれば、火の玉は瞬時に私を焼くだろう。あの朝、市立高女の1、2年生約540人は建物疎開の動員でこの付近にいた。だれ一人助かることはなかった。

 12歳から14歳ほどの少女たちだ。髪も焼け、口は裂け、目の飛び出た死骸となって折り重なっていた――翌日に付近を探し歩いた家族の証言が残る。材木町と呼ばれたその辺りには他校の生徒も多数動員されていた。「あたかも煮干魚(いりこ)を乾かしたように、誰とも分からない無数の死体が散乱していた」との目撃談がある。直截(ちょくせつ)な表現に、悲しみと非人道への怒りが、きりきりと湧く。そこは今、平和記念公園になり、原爆資料館が立つ。27日には原爆を落とした国の現職大統領が、71年をへて初めてやって来る。思惑含みの政治ショーではなく、無差別に消された幾多の命に「核廃絶」で報いる道程の、揺るがぬ足がかりとする決意は日米の政府にあるか――。・・・そしてそのことは、先の戦争での責任に日本が真摯(しんし)に向き合うことと一対である。被爆した詩人、故・栗原貞子さんの一節を思い出す。「〈ヒロシマ〉というとき/〈ああヒロシマ〉と/やさしくこたえてくれるだろうか/〈ヒロシマ〉といえば〈パール・ハーバー〉/〈ヒロシマ〉といえば〈南京虐殺〉……」

     *

 両手を合わせて女生徒の碑に向き合うと、等式が刻まれた手箱は、かのパンドラの箱にも思えてくる。アインシュタインはのちに、原爆製造を当時のルーズベルト米大統領に促す手紙に署名したことを「人生で大きな間違いを犯した」と悔いた。人間があけてしまった箱は人間が封じるほかはない。歴史的訪問を歓迎し、核廃絶へ、山を動かす意志を新たにしたい5月である。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12370130.html

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岡田代表「過去の首相答弁の改ざん、クーデターみたい」(2016/05/21朝日新聞)
 (16日の)月曜日の予算委員会で、中曽根(康弘)さんの答弁を取り上げたんですね。中曽根さんが総理の時代に、衆議院の本会議で「集団的自衛権の行使は、これは憲法違反です」という風に述べている。中曽根さんだけではなくて、歴代総理がそう言っているわけです。それを安倍(晋三)さんは「いや、中曽根さんが言ったのは、限定のない集団的自衛権に関してのもので、限定した集団的自衛権の行使は違憲とは言っていない」と、こういう風に国会で述べられたんですね。これはひどい話だと思うんです。ちゃんと中曽根さんは本会議で「したがって、憲法が認めているのは個別的自衛権だけです」と、はっきり言っているんです。「いや、限定してはいい」なんてどこにも言っていないわけです。集団的自衛権の行使は憲法違反だというなら、限定があろうが、限定がなかろうが、憲法違反です。だからこそ個別的自衛権だけ認めている。中曽根さんも述べている。それを勝手に、総理の過去の答弁を安倍さんが改ざんして、「これは限定した集団的自衛権を否定したものじゃないから、憲法違反じゃない」、こういう風に言ってしまっています。わたしは本当に一国の総理が、過去の総理の答弁を勝手に変えてしまっていると、言い方は厳しいかもしれませんが、クーデターみたいなものだと思うんですね。(21日、愛媛県宇和島市で開かれた講演会で)

http://digital.asahi.com/articles/ASJ5P5Q0DJ5PUTFK00C.html?iref=com_alist_8_06

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「原発延長で変革遅れる」 ドイツ環境相、日本に助言(2016/05/21朝日新聞)
 来日中のヘンドリクス独環境相が20日、東京都内の日本記者クラブで会見した。福島第一原発事故を受け、ドイツは2022年までに全ての原発を停止すると決めている。事故後も原発稼働を続ける日本に対し、「電力供給制度の改革はいずれ必要になる。原発の稼働延長は変革の遅れにつながる」と助言した。ドイツではかつて20以上の原子炉が稼働していたが、いまは八つだ。ヘンドリクス氏は「それでも余剰電力がある」とし、脱原発の達成は可能だとした。前日に福島第一原発を視察したといい、「原子力とは、いかに甚大なリスクを伴うか、改めて認識した」と述べた。「力を入れるべきは再生可能エネルギー。風力や地熱などを活用する条件は、日本はドイツよりよほどいい」と指摘した。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12368289.html

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(社説)元米兵逮捕 基地を減らすしかない(2016/05/21朝日新聞)
 沖縄県民は幾度、おぞましい事件に直面しなければならないのか。うるま市の女性(20)が遺体で見つかり、米国籍で元米兵の男(32)が死体遺棄容疑で県警に逮捕された。男は女性殺害をほのめかしているという。元米兵は米軍嘉手納基地で働く軍属である。現役の兵士ではないが、米軍基地が存在しなければ起きなかった事件だと言わざるを得ない。太平洋戦争末期に米軍が沖縄に上陸して以降、米軍統治下の27年間も、72年の日本復帰後も、沖縄では米軍人・軍属による事件が繰り返されてきた。県警によると、復帰から昨年までの在沖米軍人・軍属とその家族らによる殺人や強姦(ごうかん)などの凶悪事件は574件にのぼる。・・・長く県民が求めてきた辺野古移設の見直しや、在日米軍にさまざまな特権を与えている日米地位協定の改定も、放置されてきたに等しい。地元の理解のない安全保障は成り立たない。こうした県民の不信と不安を日本全体の問題として受け止め、幅広く、粘り強く米側に伝え、改善の努力を始めなければならない。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12368175.html

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(声)原爆投下は人道に対する罪(2016/05/21朝日新聞)大学名誉教授 森下忠(神奈川県 92)

 米国では国民の約6割が「原爆投下は戦争を早期に終結させ、多数の戦死者が出るのを防ぐための正当な行為であった」と考えているそうである。しかしこれは、当時の戦局を理解せず、原爆が多数の民間人に対して広範囲な悲劇的惨禍をもたらした事実を正確に認識しない者の見解である。日本の敗戦は、1945年6月、沖縄戦が終了した段階ですでに明らかだった。多くの都市は空襲で壊滅的状況に陥り、国民は食べる物にも事欠いていた。米軍が空爆を続ければ、本土決戦をするまでもなく、敗戦は近かった。原爆を投下する必要性は存在しなかった。それなのに原爆という大量殺戮(さつりく)兵器を投下するということは、国際法のルールによって許される限界を超える非人道的な戦闘行為であった。広島平和記念資料館(原爆資料館)を訪れた人は、胸をえぐられる衝撃を受けるであろう。だが、資料館で知ることができるのは現実に生起した惨禍の一部にすぎない。原爆は直接の被害者のみならず、救援に赴いて放射能を浴びた者、体内被曝(ひばく)した者などにも、悲劇的な症状を長く生じさせるに至った。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12368177.html?ref=pcviewpage

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(声)日本の戦争責任も考えたい(2016/05/21朝日新聞)農業手伝い 小松惠一(茨城県 63)

 オバマ米大統領の広島訪問については「核なき世界」を実現する第一歩として受け止めたい。米国内では訪問を批判する声もあるという。そんな状況の下でも広島訪問を決断したオバマ氏を歓迎したい。日本では、広島の原爆の日の8月6日、長崎の原爆の日の8月9日は特別な日だ。同じように、米国ではハワイ時間で12月7日の真珠湾攻撃の日が「リメンバー・パールハーバー」として特別な日なのだと、米国在住中に感じた。オバマ氏の広島訪問の次は、日本の指導者が真珠湾の犠牲者に花を手向ける番ではないだろうか。更にはアジア諸国に対し、日本人全体で過去の戦争責任を改めて考えたいものだ。日本にとっての8月15日の終戦記念日は、アジア諸国にとっては日本からの解放記念日であることを忘れてはならない。長い年月が帳消しにしてくれるわけではない。日本の指導者がアジアの国々を訪問し、先の大戦への痛切な反省を改めて伝えて欲しい。そのうえで、戦争のない安全で平和な世界の実現を呼びかけるのだ。日本から「過ちは繰り返しませぬから」と発信しよう。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12368179.html

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沖縄「限度超えた」 全国で抗議活動 元米兵逮捕(2016/05/21朝日新聞)
20歳の命が奪われ、悲嘆に暮れる家族。「過重な基地負担を減らして」と求め続けてきた人たち。沖縄で、県外で、やり場のない怒りや悲しみが渦巻く。沖縄の米軍基地で働く米軍属の男が逮捕された事件をきっかけに、「基地をなくして」の声が強まっている。・・・県庁では午後、市民団体「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」など16団体の代表ら約20人の女性が記者会見。日米両政府に米軍の撤退を求める要求書を発表した。女たちの会は、1995年の米兵による少女暴行事件直後に結成された。共同代表の高里鈴代さん(76)は「怒りが痛みをもってわき上がるのを抑えられない」と声を震わせた。「ジェンダー問題を考える会」の安次嶺美代子代表は「むなしさでいっぱい。一体、いつまで米軍がらみの事件事故に対する抗議を続けないといけないのでしょう。一日も早い基地の閉鎖、撤去を」と話した。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12368329.html

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もんじゅの行方  展望なき核燃は断念を(2016/05/21京都新聞)
1兆円超の国費を使いながら、トラブル続きでほとんど運転できていない高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)の運営を今後どこに任せるか。議論してきた文部科学省の有識者検討会が、運営主体を具体的に特定できないまま実質的な作業を終えた。原子力規制委員会が昨秋、保守管理能力に問題のある日本原子力研究開発機構に対し異例のレッドカードを突き付けた。機構に替わる新たな運営組織を見つけられなければ、廃炉もあり得るという厳しいものだ。・・・ 日本は、原発の使用済み核燃料から取り出したプルトニウム約48トンを抱える。政府は国際社会から核兵器転用の疑念を向けられるのを避けることなどを理由に、プルトニウムを再利用する核燃料サイクル政策にこだわり続けている。だが、その柱となるもんじゅは技術的な困難を克服できず、今後も維持費だけで年間約200億円がのしかかる。再稼働に必要な新規制基準も固まっていない。もう一つの柱、使用済み核燃料の再処理工場(青森県六ケ所村)の稼働時期も見通せないままだ。将来像の描けない核燃政策に固執し続けても、また新たな矛盾が生じるだけだろう。政府は速やかに廃炉を決断すべきである。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20160521_3.html

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米軍事件、沖縄に集中 横須賀基地ある神奈川でも(2016/05/21東京新聞)
 沖縄県うるま市の島袋里奈さん(20)の遺体を遺棄した疑いで元米海兵隊員の軍属が逮捕された事件は、日本の国土の1%に満たない沖縄に米軍施設や関係者が過度に集中する問題点をあらためて浮き彫りにした。「基地があるがゆえに事件が起きてしまった」−。翁長雄志(おながたけし)知事が漏らした言葉は、凶悪事件の背景にある米軍基地の集中に対する県民の怒りを代弁している。 
 国土面積の0・6%にあたる沖縄県には、在日米軍専用施設の74%が集中している。日本全体の在日米軍人や文民として働く軍属と家族に関しても、約半数が沖縄に滞在。国内の米海兵隊員は七割超が沖縄にいるとされる。米軍関係者の集中は、凶悪事件の偏在につながる。米軍横須賀基地のある神奈川県、米軍岩国基地(山口県)に近い広島県でも米軍関係者による凶悪事件は発生しているが、沖縄の多さは際立つ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201605/CK2016052102000148.html

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安保法廃止署名、市民団体が野党議員に提出 1200万筆集める(2016/05/20東京新聞)

 安全保障関連法の廃止を求めて署名を集めている市民団体のメンバーらは十九日、署名千二百万筆が集まったとして、東京・永田町の衆議院第一議員会館でこのうちの約百七十万筆を野党議員に預けた。残る署名も、逐次両院に提出する。署名集めは六月末まで続け、二千万筆を目指す。市民団体のメンバーらは夕方、国会前で安保法廃止を求めて声を上げた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201605/CK2016052002000130.html

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「首相の言い間違い」 「立法府の長」発言を官房副長官が陳謝(2016/05/20東京新聞)

萩生田光一官房副長官は十九日の自民党国会対策委員会の会合で、安倍晋三首相が国会で「私は立法府の長」などと答弁したことに対し「首相の言い間違いについては申し訳なかった」と陳謝した。首相は十六日の衆院予算委員会で、民進党の山尾志桜里政調会長が保育士給与問題の積極的な審議を求めた際に「私は『立法府』の長だ。国会は国権の最高機関として誇りを持ち、『行政府』とは別の権威としてどう審議していくか各党各会派で議論している」と述べた。十七日の参院予算委でも、民進党の福山哲郎幹事長代理の質問に対し「『立法府』の私としては答えようがない」と答弁。立法府の長にあたるのは衆参両院の議長で、いずれも首相は「行政府」とするべき部分を言い間違えた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201605/CK2016052002000120.html

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オバマ大統領 言及へ 「広島と長崎は核の犠牲の象徴」(2016/05/20東京新聞)
【ワシントン=後藤孝好】ローズ米大統領副補佐官は十九日、電話で記者会見し、オバマ大統領が二十七日の広島訪問で「広島と長崎は、戦争による罪なき人の犠牲と、核兵器の犠牲の象徴である」というメッセージを発信するとの見通しを示した。被爆者と面会するかどうかなど、詳細な日程は最終調整中で未定とした。オバマ氏は二十六、二十七日の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)後に広島入り。安倍晋三首相とともに平和記念公園を視察して、原爆死没者慰霊碑に献花。その後、核兵器のない世界に関するメッセージを発信する。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201605/CK2016052002000254.html

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残業100時間超が10人以上 ブラック企業の社名公表(2016/05/20朝日新聞)
複数の事業場で違法な長時間労働をさせていたとして、千葉労働局は19日、棚卸し代行業のエイジス(千葉市)に是正勧告書を交付し、公表した。厚生労働省によると、長時間労働の対策を強化するために行政指導を受けた時点で社名を公表した初のケースという。・・・千葉労働局によると、エイジスでは昨年5月以降、県内外の4営業拠点それぞれで、10人以上の労働者に残業が月100時間を超える違法な長時間労働があった。同社の資本金は4億7500万円。3月末現在で直営の営業拠点が関東や近畿に50カ所あり、従業員252人。同社は「すでにプロジェクトチームを発足させ、外部専門家の助言を得ながら長時間労働の削減に着手している」とのコメントを出した。
http://digital.asahi.com/articles/ASJ5M5FJGJ5MULFA01V.html?iref=comtop_8_08

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沖縄女性不明、元米兵逮捕 遺体遺棄容疑 殺害示唆の供述(2016/05/20朝日新聞)
沖縄県うるま市の会社員島袋里奈さん(20)が行方不明になった事件で、県警は19日、米国籍で米軍属のシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者(32)=同県与那原町与那原=の供述に基づき、同県恩納村で島袋さんの遺体を発見、シンザト容疑者を死体遺棄容疑で緊急逮捕した。「動かなくなった女性を雑木林に捨てました」と容疑を認めているという。・・・ 捜査関係者によると、シンザト容疑者は元米兵で、現在は米軍嘉手納基地内でコンピューターや電気の配線の仕事に携わっているという。県警はシンザト容疑者について、日米地位協定が定める「軍属」に当たると説明。ただ、事件は「公務外」で起きたといい、日本の刑事手続きに従って送検するという。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12366294.html

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(時時刻刻)怒る沖縄、辺野古へ波及 元米兵を逮捕 県議・参院選控え一斉批判(2016/05/20朝日新聞)
米軍基地が集中する沖縄県で19日、米軍属の男(32)が女性の死体遺棄容疑で逮捕された。翁長雄志(おながたけし)知事は「基地があるがゆえの事件」と断じる一方、オバマ米大統領の訪日を控えた日本政府は、岸田文雄外相が米政府に抗議するなど対応に追われた。沖縄県議選や参院選を控え、米軍普天間飛行場の県内移設をめぐる沖縄と安倍政権の対立が激化する可能性もある。・・・

沖縄での米軍関係者による主な事件

1995年9月 海兵隊員ら3人が沖縄本島で小学生の女児に暴行したとして起訴

2003年6月 海兵隊員が金武町での女性への強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕

  05年7月 沖縄本島で空軍兵が小学生の女児への強制わいせつ容疑で逮捕

  07年1月 陸軍兵が沖縄市で女性を殴り、強盗致傷容疑で逮捕

 11年11月 軍属が沖縄市での自動車運転過失致死罪で在宅起訴

  12年8月 海兵隊員が那覇市での女性への強制わいせつ致傷容疑で逮捕

    10月 海軍兵2人が沖縄本島での女性への集団強姦致傷容疑で逮捕

  16年3月 海軍兵が那覇市での女性に対する準強姦容疑で逮捕


http://digital.asahi.com/articles/DA3S12366324.html

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(憲法を考える)自民改憲草案・自由:中 「ほどほど」では、自由でない(2016/05/20朝日新聞)


「ほどほどの自由」

 自民党の憲法改正草案の「自由」に対するスタンスを追うと、そんな印象を持つ。「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」だと明記した現行憲法97条は、削除。表現の自由を定めた21条には「公益」や「公の秩序」を害することを目的にしてはならないとの文言が追加され、「自由」は念入りに制限を掛けられる。だが、「ほどほどの自由」しか許されない社会とは、どんなものなのだろう?・・・憲法学者の山元一・慶大教授は言う。「公の秩序と個人の自由を対立させ、『公』に『自由』を服属させた途端、権利としての自由の価値は根幹から破壊される。もはやそれは、自由とは言えません」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12366312.html

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<社説>制約なきオスプレイ どこの国の役所なのか(2016/05/19琉球新報)
いったいどこの国の役所なのか。情けないにも程がある。米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの普天間飛行場配備直前、日本政府が米側に対し、「オスプレイの運用に制約を課すことなく取り得る措置」を提案していたことが分かった。2012年7月の日米合同委員会の内部文書で判明した。オスプレイはその3カ月前の4月にモロッコで墜落、6月には米フロリダでも墜落した。配備反対の世論が高まっていた時期だ。日本政府は、民意を受けて配備中止を求めるどころか、逆に制約なしに飛んでもよいと自らお墨付きを与えたのである。・・・もっと問題なのは、オスプレイの事故の報告書について「安全性を十分に確認させるもの」を出すよう、日本側から求めている点だ。最初から「安全だ」という結論を決め、それに沿って文書を作るように求めているのである。驚くのはそれだけではない。その年の6月、米国は日本全国に広がる低空飛行ルートを記した「環境レビュー」を公表したが、それについて日本側は「低空飛行が全国的な問題となり、対応に苦慮している」と苦言を呈した。
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-281732.html

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1億活躍プラン 実行、実現への道筋は?(2016/05/19東京新聞)
スローガンはいいけれど、実現への道筋が見えない。政府の国民会議が取りまとめた「一億総活躍プラン」だ。列挙された目標は社会改革といってもいいだろう。実現の手だてを示すべきだ。「介護離職ゼロ」「出生率一・八」「待機児童ゼロ」「同一労働同一賃金の実現」「長時間労働の是正」…。これまで安倍政権が「一億総活躍社会」実現に向けて打ち出したスローガンの数々だ。プランには、人手不足が深刻になっている保育士や介護職員の賃金引き上げが盛り込まれた。来年度から平均月額で保育士は六千円、介護職員は一万円アップするという。しかし、この程度の賃上げでは人材確保は難しい。保育士や介護職員の平均月収は全産業平均と比べ十万円以上も低いのだ。実現には一千億円以上が必要だが安定的な財源は示されていない。これでは説得力はない。・・・ 週当たりの労働時間が四十九時間以上の長時間労働者の割合は日本は二割超で、フランスやドイツのほぼ倍に上る。これを欧州並みにするということだが、どういう手段で労働時間を減らすのか、分からない。国民会議では、総労働時間の上限規制を求める声も出ていたが、踏み込まなかった。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016051902000159.html

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(オバマ米大統領 広島へ)私は考える:3 非人道性、議論の橋渡しを ペーター・マウラーさん(2016/05/19朝日新聞)
 オバマ氏の広島訪問は、単に過去にだけ焦点を当てる動きではなく、米大統領として彼自身がすでに掲げた「核の全面廃絶」という目標へ向けてどう近づいていくのか、その構想性も伴ってほしいと思います。いまの国際社会は核軍縮の先行きをめぐり、大きく分断されています。我々が目にしてきたのは核兵器の削減ではなく、近代化でした。核軍縮に関するほぼ全ての道筋がブロックされてしまいました。・・・「核の傘」の下にある国の中でも、日本は世界で唯一、核兵器を使われた経験がある被爆国であり、その使用が人道上何を意味するのか、何十年もかけて多大な知見を積み重ねてきました。ほかのどんな国とも異なります。だから、日本には国際社会をまとめ上げ、共に動くように促す独自の責任があります。真っ向から食い違う意見をまとめ上げることであり、容易な仕事ではありません。しかし、国家安全保障上、核の必要性を考慮しなければならない立場である半面、核兵器を実際に経験した国でもある日本が動けなければ、世界のどの国に可能でしょうか。誠実に正当性をもってできる国は日本以外ありません。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12364168.html

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(声)首相は改憲の内容を示すべきだ(2016/05/19朝日新聞)団体職員 山田英樹(神奈川県 51)

 憲法に関する世論調査(3日朝刊)で、改憲不要が昨年の48%から55%に、9条改正反対が昨年の63%から68%に増えた。安全保障関連法は賛成が34%、反対は53%だった。これは、安倍政権が集団的自衛権の行使を憲法の解釈変更で可能とし、違憲の疑いが強い安保法を成立させたことについて、国民の理解が得られていないことを示しているのだろう。安倍政権が改憲の意欲を示せば示すほど、国民が警戒感を募らせていることの表れだ。安倍晋三首相は改憲に強い意欲をみせながら、具体的な内容をはっきり示していない。だが今年の参院選は、改憲を目指す勢力が改憲の発議に必要な3分の2の議席を得るかどうかという重大な意味をもつ。改憲したいというなら、何をどのように変えるのか、早くはっきり国民に示し、それを最大の争点として堂々と信を問うべきだ。国民受けがよくないからとあいまいにして、経済が第一などと訴えて、多数議席を得てから好き勝手なことをしてはいけない。民進党など野党の多くは安保法廃止を訴えるようだが、憲法をどうするのか、安全保障をどうするのか。与党に対抗し得る具体的方向性を示してほしい。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12364115.html

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1億総活躍  プランに希望見えるか(2016/05/19京都新聞)
 格差の中で働く人たちは、これで希望が持てるのだろうか。政府がきのう公表した「1億総活躍プラン」である。同一労働同一賃金や保育士・介護職員の給与引き上げ、など働き方の改革が柱だが、現場の声を十分にすくえたようには見えない。経済界の消極姿勢など課題は多く、財源の支えも心もとない。今後10年の政策を盛り込んでいるが、果たして実現できるのか道筋は見通せない。プランは新三本の矢として「強い経済」「子育て支援」「社会保障」を掲げている。看板は立派だが中身はどうなのか。・・・今日の多様な価値観の中で、「1億」「総活躍」は前時代的なスローガンのようで、違和感がぬぐえない。1億人を維持するために活躍するわけではあるまい。多様な国民が多様な生きがいをもつ。そういう社会を考えた方がいい。

http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20160519_3.html

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熊本地震/震度1以上1500回に(毎日新聞2016年5月19日)
 気象庁によると、熊本、大分両県を中心に続いている地震の発生回数(震度1以上)は19日午前、1500回に達した。現在の観測体制が整った1995年以降、内陸や沿岸で発生した地震では過去最多のペースとなっている。
http://mainichi.jp/articles/20160519/k00/00e/040/228000c

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マゾンで「沸騰する川」を発見(2016.03.16ナショナルジオグラフィックス)
まるで地球の中心から湧き出しているように「沸騰する川」が、そこに落ちた生き物すべての命を奪う…。ナショナル ジオグラフィックが支援する若き研究者アンドレス・ルソ氏は、ペルー人の祖父からこの話を聞かされた。果たして、この話は真実なのか。地球物理学者になった彼は、そうした川の存在を科学によって説明できるかどうか確かめようと決意した。・・・はこの川に初めて来たとき、何より自然の現象なのかどうかが気になりました。これほど大規模な地熱系が存在するには、3つの要素が必要です。巨大な熱源、大量の水、そして、地下深部から地表に温水をもたらす経路です。

 1つ目の仮説は火山活動に関係しているというもの、2つ目は火山とは無関係の自然現象だという仮説です。そして3つ目の仮説は、この川は自然の産物ではなく、油田の事故が原因というもので、私はその可能性を本気で恐れていました。この川はペルー・アマゾンで最も古い現役の油田から2〜3キロしか離れていません。石油や天然ガスではなく温水しか出なかった採掘地が放棄された可能性もありましたし、石油や天然ガスの採掘で地熱系が破壊された可能性も考えられました。その最悪の例が、インドネシアのジャワ島で起きた泥火山の噴出事故です。4万人以上が移住を余儀なくされ、現在も噴出が続いています。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/031500089/

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海のプラごみ  国際連携で拡散を防げ(2016/05/18京都新聞)
目に見えにくい海洋汚染が急速に進んでいる。「マイクロプラスチック」と呼ばれる微細プラスチックごみだ。海中で分解されにくく、日本を含む世界各地の海に大量に浮遊し、餌と間違えてのみ込んだ海洋生物に悪影響を及ぼす懸念がある。富山市で今週開かれた先進7カ国(G7)環境相会合は「海の生態系にとって脅威」として、国際機関との連携など5項目の対策を決めた。速やかに手を打たねばならない重要な問題であり、これを機に認識を新たにしたい。海洋ごみ問題は、ドイツで昨年開かれたG7首脳会議でも取り上げられ、ごみの発生を削減し、回収・処理する行動計画を打ち出した。だが対策は緒に就いたばかりで、成果は挙がっていない。とりわけレジ袋や容器などのプラスチック製品が紫外線や波で細かく砕かれてできる微細プラごみは回収が困難な上、有害化学物質を吸着する性質がある。魚や海鳥がのみ込むと体内に化学物質が蓄積する恐れがあるが、食物連鎖による生物濃縮や人間への影響は未解明な部分が多い。世界のプラスチック生産量は急増しており、ポイ捨てやごみの管理が不十分なために年間480万〜1270万トンが海洋に流れ出ていると試算される。このままでは2050年までに重量換算で魚の量を超すとの予測もある。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20160518_4.html

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軍学共同研究 技術立国に逆行する(2016/05/18東京新聞)
学術研究や新技術の開発に防衛省が積極的に関与し始めた。軍事目的に有用となれば、研究成果はまず公開されない。研究成果は誰のものか。科学技術立国と矛盾しないのか。しっかりと考えたい。防衛省が大学や研究機関を軍学共同研究に熱心に誘い込んでいる実態が、本紙の調査で分かった。防衛省は予算を伴わない研究協力協定を二〇〇四年度に始めた。技術交流が目的で、複数年に及ぶ。一三年度は計十四件だったが、一五年度には計二十三件と急増した。目立つのが宇宙航空研究開発機構(JAXA)だ。これまでに八件の協定を締結している。・・・第二次大戦の反省から、日本学術会議は軍事研究をしないと宣言した。民生用の研究に有能な人材が集まり、日本が奇跡的な成長を遂げる一因ともなった。科学技術立国と言いながら、日本の研究予算は多くはない。国は国内総生産(GDP)比1%を目標とするが、0・7%前後だ。韓国、米国、ドイツより低く、研究費に苦しむ研究者は多い。宇宙だけでなく、海洋開発やIT、物質科学などの分野も軍学共同となれば、日本の将来を危うくする。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016051802000145.html

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情報流出、管理部局が能力不足(2016/05/18共同通信)
核物質センター/ 国内の施設で核物質が適切に管理されているかを確認する公益財団法人「核物質管理センター」(東京都)は18日、職員の業務用パソコンが海外から不正アクセスを受け、情報が流出した問題についての調査結果を公表した。情報管理部局の能力不足や、情報セキュリティーの規定に不備があったことが原因とした。調査結果によると、昨年2月、センターのサーバーが外部のコンピューターに悪用され、別の外部コンピューターを標的にした攻撃の「踏み台」に使われていたことも判明。センターがこうした事実を原子力規制委員会に報告したのは今年4月だった。
http://this.kiji.is/105514555283832841?c=39546741839462401

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オバマ氏広島訪問で隠されるもの(2016/05/18東京新聞)
 米国のオバマ大統領が27日、安倍首相の同行のもと、被爆地・広島を訪れる。歴史的な訪問だが「謝罪抜き」という。同じ論理が、日本とアジア諸国の歴史問題に重ねられないか。同大統領は「核なき世界」を訴えつつ、現実には核保有国としての優位性を優先してきた。安倍政権も核兵器保有は合憲とする。謝罪抜き訪問は、そうした核を巡る「二重基準」を肯定する危険性を伴っている。 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2016051802000137.html

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牧太郎の青い空白い雲/571 地鳴りに怯え「地震ムラは詐欺集団!」と叫ぶ人々(2016/05/毎日新聞)
1976年ごろ、「東京大学地震研究所」を頂点とする「地震ムラ」は「前兆すべり(プレスリップ)説」を発表して、以後、莫大(ばくだい)な国家予算を獲得した。「巨大地震は突然、起こるのではない。直前にプレートの境界面が崩壊を始め、緩やかな地滑りのプレスリップとともに、マグニチュード6程度の地震が起こる」これが、世界に誇る「予知の理屈」である。「大規模地震対策特別措置法」が作られ、日本は「世界で唯一、地震を予知して住民を避難させる国」になった。「明日午前、○○地方で地震が起こる可能性は○○%」を期待した。「地震ムラ」が「一番、リスクがあるのは東海地方」と言ったら、国民はこれも信じた。それがどうだろう?

 1995年、全く予想もしなかった阪神・淡路大震災。約6000人死んだ。次は東日本大震災。東海ではなかった。熊本地震を引き起こした布田川(ふたがわ)断層帯は……。「偉い学者先生」が「ほぼ0%から0・9%の確率」と判定した「地震が起こらない場所」だった。・・・予知学者に対する「不信感」は今、日本中にはびこっている。「地震ムラ」は年間250億〜350億円の「地震予知予算」を貰(もら)いながら「使い道」がなくて、年度末、予算消化に苦労している、と文科省官僚から聞かされたことがある。予算の使い道を徹底、調査すれば「ムラ」の正体が分かる?「詐欺師」呼ばわりはしたくないが……あまりに無責任ではないだろうか?

まき・たろう
 1944年生まれ。毎日新聞に入社後、社会部、政治部を経て『サンデー毎日』編集長に。宇野宗佑首相の女性醜聞やオウム真理教問題を取り上げる。現在、毎日新聞客員編集委員。ブログに「二代目・日本魁新聞社」がある
http://mainichi.jp/sunday/articles/20160516/org/00m/040/007000d

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(オバマ米大統領 広島へ)私は考える:2 反省示し謝罪求めては 成田龍一さん(2016/05/18朝日新聞)

占領から独立を遂げた1952年、広島の平和記念公園に慰霊碑が建立されたとき、「過ちは繰返(くりかえ)しませぬから」という碑文をめぐって論争が起きました。「過ち」の主語はだれなのか。原爆を落とした米国なのか、戦争を起こした日本なのか。結局、明示されぬまま、主語は「人類」という解釈で決着しました。占領・冷戦のもと封印されたこうしたタブーを、日本は戦後71年のいまも抱えています。原爆は、もう一つの「歴史認識問題」なのです。あの戦争をめぐり、日本は南京事件や慰安婦など、アジアに対する戦争責任を問われてきました。一方の原爆は、米国に代表される連合国側の戦争犯罪を提起しています。なのに、今回のオバマ米大統領の広島訪問に対し、日本では日米関係の強化や核廃絶へのステップといった「未来志向」の意味づけばかりが強調され、深い歴史的な問い掛けがかき消されてしまっています。「謝罪ではなく追悼」と主張する米国をおもんばかるように、日本国内の反応も「来て感じてくれるだけでいい」と遠慮がちです。

 加害者である米国の大統領が、ヒロシマで何を語るのか。世界中が注視しています。オバマ氏自身、プラハ演説で「核を使用した唯一の保有国としての道義的責任」に言及しているわけですから、日本が謝罪を働きかけるチャンスのはずです。実現できなくても、そこに対話が生まれます。

 ただし、相手に謝罪を求める以上、当然、あなたはどうなんですか、と反問されるでしょう。原爆投下は戦争の最後の局面で起きたことです。そこに至るまでに、日本は何をしたのか。原爆という被害と、アジアへの加害と、二つの歴史認識問題は切り離せない関係にあります。日本が反省を示してこそ、米国に反省を促し、世界の国々から共感を得られるのです。・・・今回の広島訪問で見えてくるのは、米国への従属です。だからこそ、オバマ氏に原爆投下の謝罪を求めることは、日本が米国と対等に付き合い、同時にアジアへの加害と向き合い、戦争について平場で議論するきっかけになり得るのです。せっかくの好機を、逃しつつあるように映ります。(聞き手・西本秀)
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12362308.html

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再生エネ、選ばれて伸びる 電力自由化、先行のドイツ(2016/05/18朝日新聞)
電気を買う会社を選べる電力小売りの全面自由化が始まったが、まだ様子見の家庭が多い。急に増えた料金やサービス内容を比べにくいこともあるが、好みの電源を選ぶことが難しいという事情もある。自由化で先行するドイツでは、そんな利用者の「需要」にどう応えているのか。・・・ドイツ第2の都市・ハンブルクでコーヒー店「スパイヒャーシュタッド・カフェ」を営むティモ・ドリフスさん(52)は昨年、店の電気の契約先を「リヒトブリック(LB)」に変えた。LBは再生可能エネルギーだけで作った電気を専門に売る会社。ドリフスさんはオーガニックの豆を自ら調達するなど環境にもこだわっており、「エネルギーも持続可能なものじゃないとね」と話す。

 LBはドイツで電力自由化が始まった1998年に創業。自前の発電所は持たず、国内約20カ所の水力発電所と提携して電気を調達する。これらの電気は送電網で石炭火力や原発の電気と混ざるが、「再生エネの電気にお金を払って応援する」という考え方だ。当初8件だった契約者は、今では全国65万件に膨らんだ。・・・ドイツには1千もの電力会社があり、大手を含めて多くが「再生エネ」の料金プランを作っている。さらに、電力会社に頼らず、エネルギーの「自給自足」を選択した人たちもいる。・・・ 4月以降、ソフトバンクや生協が再生エネの固定価格買い取り制度(FIT)を活用したプランをつくり、再生エネを選ぶ選択肢はできた。ただ、電気の供給力に占める再生エネの割合は60%ほど。実際には、どの発電所からつくられた電気なのかを明らかにしない事業者が多く、契約先選びは「安さ」が基準になりがちだ。大手電力から乗り換えた契約者は5月6日時点で84万5千件。全体の1%強にとどまる。

 ドイツのシンクタンク、アゴラ・エネルギーベンデのディミトリ・ペシア氏は「再生エネは導入費はかさむが、燃料を使わないので発電するほど競争力が高まる。ドイツでできるのだから日本も伸ばせるはずだ」と話す。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12362369.html

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辺野古「変更できる」 米議員、比国の例挙げ知事に言及(2016年5月18日琉球新報)
 【ワシントン16日=当銘寿夫】訪米中の翁長雄志知事は16日、米上下両院の議員4人と面談した。米下院歳出委員会のトム・コール下院議員(共和)は「1960年代のフランスや90年代にフィリピンがそうだったように、(辺野古移設に関し)日本政府が要請すれば変更の可能性がある。日本政府が解決策を出せば、それを尊重するよう、私は(米)政府に働き掛ける。沖縄にとって平等な解決策が出てくることを期待したい」と述べた。翁長知事に対し、現職の米連邦議員が辺野古移設以外の選択肢が受け入れ可能だとの認識を示したのは初めて。・・・一方、翁長知事は16日午前、米国の有識者ら8人と会議を開き、米軍普天間飛行場の辺野古移設の解決策を探った。冒頭以外、非公開で行われた。翁長知事は17日に8人の議員と面談。18日には1996年に橋本龍太郎首相(当時)と共に普天間返還合意を発表したウォルター・モンデール元駐日米大使(元副大統領)とミネソタ州ミネアポリスで会談する。
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-281052.html

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「沖縄、まるで植民地」 金平茂紀さん、国の対応批判(2016年5月17日琉球新報)
 東アジア共同体研究所の第18回定例勉強会が15日、那覇市銘苅のなは市民協働プラザで開かれ、ジャーナリストの金平茂紀さんが「沖縄に伝えたい事」をテーマに、基地問題や報道について語った。約100人が参加した。辺野古への警視庁機動隊の派遣などに触れ、「日本政府の沖縄への対応はまるで『植民地』だ」と批判した。辺野古移設計画を巡る裁判の和解については「一時休戦でしかない」「メディアは、国が和解案を受け入れた経緯をさらに検証するべきだ」と主張した。さらに、高市早苗総務相の、放送局に電波停止を命じる可能性に言及した発言について「情報は『民』のものであるべきだ」とし、政府による報道への圧力に警戒するよう訴えた。
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-280669.html

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元組幹部「密売組織は安泰」 清原被告の入手先沈黙続く(2016/05/17朝日新聞)
清原和博被告(48)が覚醒剤取締法違反罪に問われた事件では、覚醒剤を譲り渡したとされる男も多くを語らず、流通経路解明の難しさが浮き彫りになった。・・・明かさない理由は、入手先からの報復を恐れることだけではない、と暴力団の元幹部はいう。「話せば、『あいつは口が軽く、信用できない』となり、再び覚醒剤を使ったり、仕入れたりしようとするときに入手が困難になるからだ」実際、覚醒剤事件の再犯率は高い。警察庁によると、2015年に覚醒剤事件で摘発された1万1022人のうち約65%の7147人が再犯者だった。年代別の再犯率は、清原被告と同じ40歳代は約72・2%で、50歳以上の約83・1%に次いで高い。
http://digital.asahi.com/articles/ASJ5K35PBJ5KUTIL009.html?iref=comtop_6_02

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(社説)ふるさと納税 富裕層の節税策なのか(2016/05/17朝日新聞)
減税を呼び水に自治体への寄付を促す「ふるさと納税」のあるべき姿とは何か。現状を見すえ、ゆがみを正すときだ。自治体が寄付を募ろうとするあまり、返礼品をめぐる過剰な競争に走る動きが収まらない。そのうえ新たな弊害も浮上している。所得が多い人ほど恩恵が増えるため、富裕層の節税に利用されているのだ。・・・制度は第1次安倍政権が打ち出して08年度に始まり、ここ数年返礼品への注目が高まった。寄付額は14年度に前年度の3倍近い389億円になり、15年度はさらに1300億〜1400億円に達したようだ。寄付の上限額引き上げなど制度拡充の効果も大きかったとみられる。とりわけ、富裕層にとっては上限額が増えた分、節税策として使い勝手がよくなった。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12360430.html

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学生が不当労働と戦う本 早大がブラックバイト対策(2016/05/17東京新聞)
 学業に支障を来すほどの長時間労働や厳しいノルマを課す「ブラックバイト」から身を守るため、学生による学生のための対策本「ブラックバイト対処マニュアル」が先月、早稲田大学出版部から出版された。大学は新入生九千五百人に無料で配布した。学校側と学生が協力して対策本を作ったのは全国でも珍しく、編集にかかわった学生たちは「不当な労働を強いられたときに戦う武器になる。おかしいと思ったら手に取って」と呼び掛けている。 (中沢誠)・・・苦心したのは、労働法の知識のない学生にも理解できる内容にしながら、不当な要求に対抗できるように法的根拠を示すこと。編集会議では他学部の学生からも意見を求めた。喫茶店でバイトする橋本佳樹さん(21)=四年=は「労働法を学びながらも、バイトは別物という感覚だった。出版にかかわって労働法や働くことが身近なものになった」と振り返る。石田教授は「これからバイトを始める新入生にとって、この本は心強い味方になるはず。ゼミ生にもいい教育素材になった」と話す。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201605/CK2016051702000243.html

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(WEBRONZA)奨学金問題、社会全体で考えよう(2016/05/17朝日新聞)
 「日本学生支援機構の奨学金の実態は『学生ローン』」(5日)で、弁護士の岩重佳治氏は、背景として「大学などの学費が異常に高騰した」点を挙げます。大学に対する公的支援が減らされたためで、その一方で「家計はどんどん苦しくなって」いる。その結果、大学生の約4割が「日本学生支援機構」の奨学金に頼らざるを得ないといいます。日本のほとんどの奨学金は貸与、つまりは「借金」で、返さなければなりません。しかし就職しても「約3人に1人が非正規雇用」の中、「返済困難に陥るリスク」が飛躍的に高まっている、というわけです。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12360432.html

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(声)政治活動に「届け出」いらない(2016/05/17朝日新聞)介護福祉士 熊田響(東京都 38)

 高校生の政治活動の届け出義務化に関する「どう思いますか」(11日)を読んだ。「届け出もできないような政治活動は、いかがなものか」という意見に疑問を感じた。届け出て許される政治活動しかできないと読めるからだ。私は10代から20代の頃、紛争後の国を見たりイラク反戦運動をしたりした。留学したネパールでは、警官隊と衝突したり暴徒化したりする学生中心の運動に遭遇した。その後、国は民主化された。学校や政府に「届け出」などできない政治活動が存在するのだ。そもそも国民の政治活動は届け出の要、不要や年齢で区切られるようなものではない。時代や政治情勢によっては、日本でだって、いろんな世代の国民が様々な手段で抗(あらが)わなければならないことが起こりうる。世界を見れば、そんな状況がたくさんある。同調圧力が強い日本で育つ10代に政治活動の届け出を義務づければ、萎縮するのは当然だろう。民主社会において政治活動は、萎縮する必要も、萎縮させる必要もない。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12360436.html?ref=pcviewpage

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翁長知事 辺野古阻止に理解求める  米上下両院議員と面会(2016/05/17東京新聞)
【ワシントン=後藤孝好】訪米中の沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事は十六日、ワシントンで上下両院議員四人と相次いで面会し、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設に伴う名護市辺野古(へのこ)への新基地建設の阻止に理解を求めた。・・・面会に先立ち、知日派として知られるジョージ・ワシントン大のマイク・モチヅキ教授や、元駐日米大使特別補佐官で移設問題に関わったケント・カルダー氏ら有識者八人と沖縄の基地問題を話し合った。十七日も上下両院議員と面会し、新基地建設を認めない沖縄の考えを伝える。十八日には、一九九六年に当時の橋本龍太郎首相と、普天間飛行場の返還で合意した元駐日米大使のモンデール氏と面会して、返還実現への解決策などを協議する。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201605/CK2016051702000235.html

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(憲法を考える)知らなかった立憲主義 田村理さん、高橋朝子さん(2016/05/17朝日新聞)
立憲主義が日本で強く意識されてこなかったのはなぜか。一つには、私たちより上の世代の憲法学者が憲法を語る際に、あまりにも当然で、わざわざ言うまでもないと考えたからでしょう。一般の人びとにとっては「権力を縛る」と言われても具体的に何を指しているのかわかりにくい、実感しにくいということもあるでしょう。むしろ多くの人にとっては、国家や権力とは自分たちを守ってくれるもの、頼るべき存在、という意識が根強いと思います。戦後、人びとが立憲主義的な観点を欠いたまま日本国憲法を受け入れてきたことは間違いありません。典型が1947年に当時の文部省が中学生用の教科書として発行した「あたらしい憲法のはなし」です。長年護憲のバイブルのように扱われてきましたが、立憲主義的な記述はほとんどありません。逆に「みなさんは、国民のひとりとして、しっかりとこの憲法を守っていかなければなりません」とあります。

 そうだそうだと思ったら、その時点で間違っています。憲法を守る義務があるのは政治家や公務員であり、一般の国民ではありません。この記述は、立憲主義とは相いれないものです。・・・立憲主義は、先進民主主義諸国ではほぼ共通の概念です。それなのに最近、主に改憲派と言われる人たちの間から「欧州で生まれたもので、日本には合わない」などという反発も強まってきました。その感覚が私にはよくわかりません。欧州だってまだ「個人」などという概念が確立していなかった時代に、「個人」を作り出し、立憲主義を作り出してきました。なぜなら、それが人びとに必要なものだからです。同様の必要性が日本にもあるなら、世界のどこで生まれたものであれ、私たちにとって必要なはずです。日本に立憲主義なんてもう必要ない、それぐらい公権力は立派で勝手なことはしないというのなら、それはそれでおめでたいことです。でも現状を見ていると、とてもそうはいかない。むしろ、ますます必要になっています。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12360422.html

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<社説>基地引き取り論 運動の広がりに期待する(2016/05/17琉球新報)
沖縄の基地問題は、軍事理論をめぐる悠長な論議ではない。人権の問題だ。構造的差別・植民地主義をなくすか、今後も続けるかという問いなのである。このことをあらためて鋭く意識させられる討議だった。在沖米軍基地の本土引き取りを考える大阪でのシンポジウムのことだ。基地の本土引き取り論を提唱する人々は、無邪気に日米安保と米軍基地を肯定するのではない。沖縄の米軍基地偏在は本土から移設した結果であり、本土からの基地押し付けであるという認識が大前提だ。つまり、日本人による差別だと自覚した上で、差別するという立場をやめたいという意思表示なのである。・・・過去20年、沖縄は不平等な日米地位協定の改定を求めてきたが、国民世論はほとんど動かなかった。圧倒的多数の日本人にとり、基地問題は「人ごと」だからだ。この「人ごと」の論理を突き崩さない限り、基地問題は動かない。日本人の86%が日米安保の維持・強化に賛成している。割合は年々高まる一方だ。県外移設が具体化して初めて国民全体が安保の負の側面を直視することになろう。基地引き取りには「安保肯定論」との批判もあるが、高橋哲哉東大大学院教授の言う通り、「安保解消を目指す道筋としてむしろ不可欠」ではないか。そうした議論を深めたい。
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-280301.html

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ドイツで生きた無駄(2016/05/16東京新聞)
 熊本の被災地ではアウトドアメーカーや登山家提供のテントが役立っているという。しかし、土地に余裕のない大都市では、テントをもらっても張れるスペースはほとんどない。そもそも、人は多いのに避難できる場所は限られる。混乱は拡大するだろう。難民が押し寄せたドイツでも仮住居の確保が急務となった。ベルリンでは旧西地区のテンペルホフ空港跡地に白羽の矢が立った。ヒトラーが巨大首都構想「ゲルマニア」の玄関口として建設。旧ソ連のベルリン封鎖に対抗する空輸作戦の拠点ともなり、冷戦の歴史も刻んだ。東西統一でベルリンの空港は三つとだぶつき、住民投票の結果、テンペルホフは八年前に閉鎖された。その後は公園や見本市会場に利用されるくらいで、市中心部にはもったいないような無用の長物と化していた。難民をめぐるてんやわんやで、ナチスの遺物である巨大なターミナルビルや格納庫には急きょ、テントや簡易トイレが設けられ、昨年末に訪れた時には二千人以上の難民が暮らしていた。ドイツ語教室が開かれ、医療スタッフも常駐し、ちょっとした町のようだ。効率追求は進歩の宿命だが、無駄にも見える遊びの部分はあってもいい。いざというときに威力を発揮する。心の問題でもある。ゆとりを生み、寛容さを育む。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2016051602000138.html

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70年目の憲法 第5部 私のメッセージ <5> 広島大教授・横藤田誠さん譲れない「個人の尊重」(2016/05/17ヒロシマ平和メディアセンター)

 私は生後7カ月でポリオ(小児まひ)に感染し、両足に障害があります。中学まで養護学校(現特別支援学校)で学び、高校は普通学校へ行きました。級友が健常者の環境は初めて。いじめられはしませんでしたが「みんなと違う自分」を意識し、劣等感を抱いていました。そんな時、授業で憲法の13条を読み、衝撃を受けました。13条は「すべて国民は、個人として尊重される」とし、生命や自由、幸福追求の権利についても最大限の尊重を約束している。 ・・・憲法は国民ではなく、権力者を縛るもの。こうして人権を守っていくのが立憲主義です。権力側が改憲を主張する際、主権者である国民は「人権保障はどうなるか」と警戒する必要があります。しかし、講義を受けるまで、多くの学生は立憲主義の意味を知らない。だから私は一番初めに教えます。人権が侵されていたとしても、国家に対峙(たいじ)できる強い個人ばかりではありません。私には、幼少期を共にした重度障害のある仲間がいます。そういう人たちの苦悩や希望に思いをはせ、憲法が保障する人権の意味を研究し、社会に発信していきます。(久保友美恵)
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=59294

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