辺野古警備2社独占 陸と海、2年半で契約総額165億円(2016/05/16琉球新報) 福島事故 ツイッターで現場を発信 「新しい安全神話が…」(2016/05/16東京新聞) 福祉職の待遇 大胆な策で悪循環断て(2016/05/16京都新聞) 「私たちは何も知らなかったのです」 ― 作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ氏(あや / 2016年5月15日みどりの1kWh) 作家でノーベル賞受賞者でもあるスヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ氏は、チェルノブイリの原発事故を間近で体験した。目に見えない悪と、理解されていない歴史的な区切り目としての1986年についての対談。 ・・・ZEIT: アレクシエーヴィッチ氏: ZEIT: ・・・アレクシエーヴィッチ氏: ZEIT: アレクシエーヴィッチ氏: 自民内で「敵基地攻撃能力を」 「専守防衛」逸脱の恐れ(2016/05/16東京新聞) 避難者の不安、「住宅」7割 熊本地震1カ月、100人アンケート(2016/05/15朝日新聞) (声)「怒りの声」結成機に野党共闘を(2016/05/15朝日新聞)無職 松尾光章(宮城県 76) 憲法学者の小林節慶応大名誉教授が、市民主導の政治団体「国民怒りの声」を設立した。「反安倍政権」を旗印に安保法廃止や原発廃止、消費増税の延期、改憲阻止などを掲げている。参院選で10人以上の候補者を擁立し、自らも比例区で立候補するという。小林氏は次期参院選で、比例区で共産党を除いた野党統一名簿方式を模索するなど、野党共闘を強く働きかけてきた。しかし、先頭に立つべき民進党の動きが鈍いことに危機感を強めた模様だ。これにより、有権者の4割を占める無党派層の新たな受け皿ができた。投票率向上が期待される。とは言え、このまま各野党が独自の戦いをすれば、野党間で票の食い合いとなるだろう。選挙区はもちろん比例区でも野党議員の減少が予想される。一強多弱が続く可能性は濃厚だ。それを防ぐため、「国民怒りの声」結成を機に、民進、共産両党は、野党共闘を求める多くの市民の声に真摯(しんし)に応え、他の野党や小林氏の新団体と統一候補を擁立して、選挙に臨むべきだ。小林氏の新団体結成が、高まっている市民運動による政治変革の契機になることを期待する。 (社説)障害者と国会 当事者の声に耳傾けよ(2016/05/15朝日新聞) (文化の扉)猫と人間 「優しい伴侶」古代からつきあい(2016/05/15朝日新聞) http://digital.asahi.com/articles/DA3S12357901.html 週のはじめに考える 沖縄は憲法の埒外か(2016/05/15東京新聞) さあこれからだ/128 原発事故後4人だけ残った村=鎌田實(2016/05/15毎日新聞) ラルーシの首都ミンスクから南東へ約250キロ。チェルノブイリ原発から150キロ。最も汚染された地域ゴメリ州ベトカ地区のバルトロメフカ村の春は遅い。草は芽吹いてきたが、木々は裸のままである。・・・0年前の原発事故が起こる前、この村には2000人が暮らしていた。今、住民はたった4人になった。一番年長者である86歳のエレナさんに家のなかを見せてもらった。色鮮やかなベラルーシ刺しゅうのクッションカバーから、故郷への愛情が感じられた。・・・ ベラルーシでは年間被ばく量が5ミリシーベルト以上の地域を、強制移住地域と定めている。ベトカ地区は、強制移住の地域が多く、いくつもの村が「埋葬の村」となった。人の立ち退きはもちろん、家屋を壊して地中に埋めたため、そう呼ばれるようになったのである。・・・ 偶然、この村出身の48歳の女性が村を訪ねていた。18歳でチェルノブイリ原発事故に遭い、この村を出た。30年たっても、どうしても自分の村を忘れられなかった。故郷は何物にも代えられないのだろう。持参した線量計で空間放射線量を測ってみると、毎時0・07マイクロシーベルトという値が出た。30年で生活圏のセシウム値は低くなっている。しかし森の中は線量が高く、キノコや山草を採る事が許されていない。原発事故は、人びとの生活を根こそぎ奪っていく。村を出ていった人も辛(つら)い人生となった。子どもや若者がいなくなった村に残った人も、苦しくて寂しい人生になった。原発事故は残酷だ。原発の惨事を三たび起こさせてはいけないと思った。
(オバマ米大統領 広島へ)吉永小百合さん・坂本龍一さんに聞く(2016/05/15朝日新聞) ・・・オバマ大統領にはもう一度、改めて、核兵器廃絶に向けて強く発言して頂きたいと願っています。・・・ ■生々しい現実知らなきゃ 坂本龍一さん オバマ大統領には、ぜひ被爆地に行ってほしいと思っていました。仮に謝罪がなくても、とにかく行くってことは大事だし、オバマさんに限らず世界の国の指導者、あるいは国に限らず上に立つ人は行ってほしいですね。広島、長崎にはね。ぼくら、かすり傷一つでも痛い。いやですよね。原爆に限らず、戦争に行くってことは痛いことなんです。痛くて苦しくて、いやなこと。死ぬほど痛いですから。ぼくなんか耐えられない。そのくらい痛く、いやなことだよっていうことを知らなかったり、想像できなかったりする人が増えているような気がする。ドローン(無人機)を操作する若い米国の兵士も、どのくらい痛いかってことを感じないで操作しているだろうし、ネット上で勢いのあることをワーワー書いている人たちも、どのくらい痛いかってことを分からないで、想像できないで書いている。国を危ない方向に向かわせるような人たちも、実は知らない。戦争を体験していないから。痛くて、怖くて、やなことなんだって。「やった」「やられた」ではなく、どのくらい痛くて悲惨なことかっていう生々しい現実も知らなきゃいけないんですよね。 <社説>きょう復帰44年 「自治」県民の手に 沖縄の進路、自ら決める(2016/05/15琉球新報) 捨てられる食材で5000人に食事、米NYで(2016/05/13ナショナルジオグラフィックス) 世界の食料の3分の1がむだに捨てられている http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/051200166/ ツタンカーメン王墓の「隠し部屋」、迷走の真相(2016/05/12ナショナルジオグラフィックス) |
五輪招致疑惑 徹底調査し真実を示せ(2016/05/14京都新聞) 熊本地震1ヵ月 教訓多く余震に厳戒を(2016/05/14京都新聞) ALS患者拒否 見過ごせぬ国会の差別(2016/06/14東京新聞) <社説>空調補助廃止 ならば米軍機飛行停止に(2016/05/14琉球新報) 長野の山中で保護、猫20匹余 市民ら全て引き取る(2016/05/14信濃毎日) 韓国、殺菌剤メーカー元社長逮捕/肺損傷で多数死傷(2016/05/14共同通信) オスプレイ運用制約形骸化を米に提案 12年政府文書(2016/05/14琉球新報) 大分側、差し止め申請へ/伊方原発再稼働、住民有志(2016/05/14共同通信) 米高官、福島直後に東京線量予測(2016/05/09共同通信) マイケル・ダグラス氏「大統領、広島で強い言葉発して」(2016/05/13朝日新聞) オバマ米大統領の広島訪問について、米俳優マイケル・ダグラス氏(71)はスイス・ジュネーブでの記者会見で、「彼が米国大統領として決断したことを幸せに感じている。(広島で)核廃絶について強い言葉を発することを望むし、そう期待している」と話した。・・・ダグラス氏は核廃絶を求める活動を続け、オバマ大統領を支持してきたことで知られている。1998年からは「国連平和メッセンジャー」を務めている。今回は国連欧州本部で開催中の核軍縮作業部会を傍聴した。(ジュネーブ=松尾一郎) 「南米の民主主義はアルゼンチン主導」 ミケティ副大統領単独会見(2016/05/13朝日新聞) 来日中のアルゼンチンのガブリエラ・ミケティ副大統領は11日、朝日新聞の単独会見に応じた。ブラジルやベネズエラなど、ともに南米南部共同市場(メルコスル)を構成する周辺国の混乱について「汚職との闘いなど、南米の民主主義は新しい局面を迎えている」との認識を示した。その上で「私たちの政権が南米の民主主義を主導していく。透明性向上や行政手続きの簡素化を進める」と述べた。・・・ ミケティ氏は周辺国の混迷について、「ブラジルでは経済の減速に汚職の問題が重なった。ベネズエラでは、権威主義的な政権が表現の自由など人権を尊重せず、貧困も広がった」と説明。特に汚職については「南米では、チリとウルグアイを除いて、各国とも同じ問題に直面している。透明化、効率化を図らねばならない」と強調した。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S12353883.html (声)若い世代 「世界の果ての通学路」に衝撃(2016/05/13朝日新聞)中学生 粂内健汰(神奈川県 14) 僕は片道1時間くらいかけて電車とバスで通学している。朝夕のラッシュ時と重なり、疲れきってしまう。学校が、もっと近くにあればと思う。しかし、授業で「世界の果ての通学路」というドキュメンタリー映画を見て衝撃を受けた。ケニア、アルゼンチン、モロッコ、インドの子供たちは、何時間もかけて登校している。日本のように、道路は整備されていない。通学路の途中に獣がいたり、崩れかけた場所があったりして、命を落とす子供もいる。それでも彼らは感謝しながら、命がけで通う。学校は彼らの将来の夢がかかった希望の場所であるからだ。僕は学校に通うことは当たり前だと思っていたが、とても恵まれていることなのだ。忘れがちになるが、僕も「未来のために」と思って通いたい。 (異議あり)制限ない「首相の解散権」時代遅れ 統治システムを憂える政治学者、野中尚人さん(2016/05/13朝日新聞) 「伝家の宝刀」を抜くや、いなや――。首相が衆院を解散する権限は、参院選との同日選の可能性などともからみ、いつの世も関心事だった。しかし、この「不意打ち」は国民に広く悪影響を及ぼすもので、欧州では解散の権限を縛る流れが定着してきたと、政治学者の野中尚人さんは唱えている。 何がどう、問題なのだろう。 ・・・「そもそも解散とは何でしょう? 中世ヨーロッパで議会と国王が対立した際、国王が気に入らない議会を解散したのが起源でした。18世紀以降に議院内閣制が形成されるにつれて、政府の運営には次第に議会多数派との信頼関係が必要になっていきました」・・・「ふまえておくべきなのは、いまや主要先進国は解散権を制約し、ほぼ使えないようにしているという民主主義の潮流です。例えば、日本では何かとお手本とすることの多い英国を見てみましょう。歴史的な経緯もあって、日本と並んで、首相に強い解散権が残されてきた例外的な国として知られていましたが、2011年に、議会が内閣不信任した時以外にはほぼ解散ができないとする法律が成立しました。ヨーロッパでは、政府の最高責任者がいつでも議会を解散できる有力国は限られるようになっています」なぜ各国は解散権を縛るようになったのでしょう。 「根底には、政治エリートが勝手なことをやるのは慎むべきだという考えがあります。そして、政府には有権者との約束実現にじっくり取り組ませることが重要だと。任期が4年なら、4年でやるという公約、マニフェストあるいは基本方針を有権者に示して選挙を戦い、与えられた任期で実行する。任期中にできたこと、できなかったことをもとに次の選挙を戦うサイクルを重視しているからです」・・・「しかし問題なのは、憲法7条を根拠とする解散です。内閣の助言と承認があれば天皇の国事行為としていつでも解散できるとされ、首相1人がだれにも邪魔されずに解散について判断できるという解釈につながっています。世論調査などが発達した現代では、いつ衆院選を行えばどの党にとって有利かをかなりの程度まで予測することが可能です。首相は自らに最も有利な選挙のタイミングを選ぶことができるのです」・・・ 「ヨーロッパの主要国は、政治家、官僚を問わず、統治のシステムをよりよいものにしようと常に工夫し、努力しています。日本は、明治維新の後には伊藤博文らが必死に政治制度を研究しました。いまはどうでしょう。政治の仕組みとしては非常に特異な進化を遂げた、あるいは進化を止めてしまったのではないかと感じています。これを私は政治の『ガラパゴス化』と表現しています」・・・解散権のひずみは、私たちの現実の暮らしと関係あるのでしょうか。 「政局判断で解散が行われ続ける限り、総選挙の果たす役割はどうしても限定されてしまいます。短い周期の解散はつまりリーダーシップや意思決定の仕組みが弱いことの結果ですが、そのために国民はいつも『不意打ち』を受けることになります。しかも、国民や野党だけでなく与党までもが不意打ちで右往左往しているのが現状のようです」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12353788.html 非核、世界へ読み継ぐ 吉永小百合・坂本龍一、朗読会 核といのちを考える(2016/05/13朝日新聞) 平和を願う小さな集会。初めて読み上げた原爆の詩に胸打たれ、「読み続けていかねば」と思った。それから30年。俳優の吉永小百合さんが3日(日本時間4日)、カナダ西部のバンクーバーで原爆の詩や原発事故に見舞われた福島の人々の詩12編を朗読した。吉永さんとピアノ伴奏した音楽家の坂本龍一さんが次世代へ伝えたのは、「核なき世界」への願いだった。・・・2011年3月に東京電力福島第一原発で事故が起き、日本は再び「核」の被害にさらされた。被爆地で原爆詩が生まれたように、福島でも詩人や主婦、子どもが新たに詩をうみだしている。 広島と長崎、福島はつながっている――。吉永さんは、福島のいまと未来をつづる詩に共感した。子どもたちと詩をつくる和合亮一さん、故郷からの避難を強いられた佐藤紫華子(しげこ)さん……。忘れない、伝えたい。バンクーバーで若い世代に託した。 坂本龍一さん「核と人類、共存できぬ」共感 核といのちを考える(2016/05/13朝日新聞) <社説>米大統領の広島訪問 被爆者に謝罪し核廃絶を(2016/05/12琉球新報) ここは日本ですか? 米軍ヘリ11機、沖縄で…(2016/05/12琉球新報) NZの火山、活動強まる ロード・オブ・ザ・リングのロケ地(2016/05/12CNN) (社説)ビキニ核実験 事件は終わっていない(2016/05/12朝日新聞) 1954年に米国がマーシャル諸島ビキニ環礁を中心に繰り返した水爆実験で、周辺海域にいて被災したとされる高知の元漁船員ら45人が、国家賠償を求めて高知地裁に提訴した。ビキニの実験は静岡県のマグロ漁船・第五福竜丸の被曝(ひばく)で知られるが、ほかにも多くの日本漁船が近くで操業していた。当時の検査でも、船体や魚、船員の身体から相当量の放射線が検出された。だが、国はその後、健康状態の追跡調査すらしてこなかった。・・・元船員代表の桑野浩(ゆたか)さん(83)は54年春のほぼ1カ月間、ビキニの周辺海域にいた。20人超の同僚は次々と早世し、生存は自身を含め数人という。桑野さんは「何が起きたかを国に明らかにしてもらい、同僚の墓に報告したい。なかったことにされたくない」と語った。 まだ多くの被災者が全国に埋もれている可能性がある。まず被害の全容をしっかり調べるべきではないか。核実験による被害は「終わったこと」ではない。放射線は目に見えず、浴びた疑いがあれば、いつまでも苦しめ続ける。今回の裁判を機に、そういう核の本質もいま一度考えたい。 (声)安倍政権は税金の使い道改めよ(2016/05/12朝日新聞)高校非常勤講師 阿久澤眞一(群馬県 62) 政府と日銀による金融緩和政策で、輸出企業は大きな収益をあげた。利益を得る株主も多く出た。一方で、輸入品は値上がりし、食品を中心にした物価上昇は、庶民の暮らしに打撃を与えた。庶民は、大企業や株主がもうければ経済の好循環が生じて、いずれお裾分けがあると耐えてきた。だが、トリクルダウンの滴はいまだに落ちてこない。経済で結果を出すと言った安倍政権は、一体いつ「結果」を出すのか。庶民の暮らしは、5%から8%への消費税増税や社会保障の個人負担の増加などで厳しくなるばかりだ。少しの賃金上昇では追いつかない。一方で、法人は復興税の廃止で約1兆円、その他の減税で約1兆円の負担が軽減されているというのに。消費税は社会保障費や財政健全化に使われるからと、国民は負担増を我慢してきた。しかし、政府の税金の使い道はどうか。今年度の当初予算で、防衛費は5兆円を超えた。その一方で、待機児童対策など、国民に身近な予算はなかなか増えないでいる。国民生活重視とは言いがたい。安倍政権は、経済政策も税金の使い道も根本的に改めてほしい。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S12351872.html?ref=pcviewpage 放射性物質、基準2.3倍 給食タケノコから検出 宇都宮の小学校(2016/05/12朝日新聞) 米大統領広島へ 恒久平和の願い世界に(2016/05/12京都新聞) |