■25■ 2つの次元の相対する座標を結ぶと3次元の奥行きが現れる Connect the opposite coordinates of the two dimensions |
奥(b次元)から手前(a次元)に向かう放射線
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座標(a01.a012.a03)は正三角形Bが正三角形Aと同じ次元にある時の正三角形Bの3頂点の位置であり、正三角形Bは角度を右下に少し振りながら後退した位置です。 このBの中心ともとの正三角形の頂点(a01.a02.a03)を結ぶ3本の線は、奥にある正三角形Bの頂点(b1.b2.b3)が手前のA空間まで延びた状態を表現したものとなります。 この正三角形Bの中心と頂点の関係を基本として、B次元上の座標とA次元上の座標を結ぶ事で3方向への放射線の軌跡を求めることが出来ます。
<3本の60度座標による3本の放射線の軌跡> |
1点から正三角形Cの3頂点に交わる
3本の放射線を求める |
pronity 70/60/420=A/B/C |
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正三角形A.Bからなるヘキサグラムは、正三角形AがBの前面に位置する3次元構造を持っています。 この2つの正三角形の頂点と頂点を結ぶ線分の延長線は、Bの背面にある正三角形Cの3頂点に交わります。 頂点以外の点の、正三角形Cの焦点への放射線を求めるには、例えば正三角形Bの中心(b0)の場合、b0と正三角形Aの3辺に外接する3つの正三角形の中心(a01.a02.a03)とを結ぶ線分の延長がCの3頂点に交わります。 この時の(a01.a02.a03)は、中心以外の座標の放射線の基点となります。 <例>点bpからの放射線を求めるには、まずbpのb0からの3本の60度座標(axis.1.2.3)を求めます(axis.1=10 axis.2=35 axis.3=21.6)。 次にこの数値に70/60を掛けた数値を、座標(a01.a02.a03)を基点として、3本の60度軸を移動させます。 この60度軸の交わる3つの点(ap1.ap2.ap3)とbpを結ぶ3本の線が、正三角形Cの3頂点への放射線となります。 |
<A.Bの焦点となる正三角形Cを求める>
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正三角形A.Bの焦点となる正三角形Cの中心は、a0.b0の距離xに対して、b0.c0の距離yは、y=x*C/Aで求められる。正三角形Cの頂点はc0から30度、120度、-90度の角度で420/R3の距離に位置する。
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*PDF書類では図形を拡大して鮮明に見ることが出来ます
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