ゼレンスキー氏、「生還」命令 製鉄所の精兵、淡々と投降―ウクライナ・マリウポリ(2022年05月18日時事ドットコム)
ロシア軍による2カ月半にわたるウクライナ南東部マリウポリの包囲戦は、とりでのような地下構造を持つアゾフスタル製鉄所を拠点に抵抗してきた精鋭部隊「アゾフ大隊」の兵士らが16日以降、投降を始め、事実上終結した。「生還せよ」。ゼレンスキー大統領の苦渋の命令が、幕引きのきっかけとなった。ロシア国防省が公表した映像によると、重装備のロシア兵が屋外でウクライナ兵を囲み、一人一人爆発物を持っていないかなどを入念にチェック。包帯を巻いた負傷兵は担架で車両に運ばれた。頑強に抗戦してきた精兵も「捕虜」の身となり、暴れたり、取り乱したりすることなく、淡々と武装解除に応じた。
ゼレンスキー氏は16日の動画メッセージで「英雄が生きていてくれることが必要だ」と強調。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022051800178&g=int
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ゼレンスキー氏、カンヌ開幕式に 「独裁者は敗れると確信」(05/18北海道新聞)
【パリ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、フランスのカンヌ国際映画祭の開幕式に予告なしでオンライン参加した。演説でチャップリンの映画「独裁者」に言及し、プーチン大統領を念頭に「独裁者は敗れると確信している」と訴えた。
ナチス・ドイツのヒトラーを風刺した1940年公開の「独裁者」についてゼレンスキー氏は、チャップリン作品で初の完全トーキー映画だったことに触れながら「現実の独裁者を破滅させはしなかったが、来たる自由の勝利をうたう声だった」と指摘。「新たなチャップリンが必要だ」と呼びかけた。
会場の俳優や監督ら映画関係者は、立ち上がって拍手を送った。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/682174?rct=n_international
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米議会で「UFOは実在する」 半世紀ぶり公聴会開催(05/18北海道新聞)
【ワシントン共同】米下院情報特別委員会の小委員会は17日、未確認飛行物体(UFO)に関する公聴会を開いた。「説明のつかないのは事実だが、実在するものだ。調査する必要がある」。小委員会のアンドレ・カーソン委員長は、こう強調した。米メディアによると、UFOに関する公聴会は約50年ぶりの開催。公聴会で証言した国防総省幹部はUFOを「遭遇してもすぐには特定できない空中の物体」と説明。米軍関係者が遭遇し、飛行の安全に危険をもたらしているとして「起源を特定する取り組み」に力を入れていると強調した。国防総省は昨年11月、UFOなどを調査する新部署の設置を発表した。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/682136?rct=n_international
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<社説>NATO拡大へ ロシアの侵略の帰結だ(05/17北海道新聞)
北欧のフィンランドが北大西洋条約機構(NATO)に加盟申請することを決めた。隣国スウェーデンも申請する方針だ。両国はロシアによるウクライナ侵攻に危機感を強め、長年取ってきた中立政策を転換する。欧州の安全保障体制はロシア対反ロシアの構図を深めることになる。
フィンランドとロシアとの国境は1340キロにわたる。加盟が承認されれば、NATO加盟国とロシアが直接対峙(たいじ)する国境は約2倍に延びる。・・・スウェーデンは19世紀のナポレオン戦争以降、戦争はせず、中立・非同盟を貫いてきた。NATO非加盟のウクライナは全土を攻撃され、おびただしい犠牲者が出ている。同時にNATOから武器供与を受け、反攻する。こうした現状を目の当たりにして、両国はNATO加盟が必要だと判断したのだろう。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/681541?rct=c_editorial
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「武器は音楽」、ロシアと戦う 来日のウクライナ女性歌手が会見(2022年05月16日時事ドットコム)
来日したウクライナの国民的女性歌手チーナ・カーロリさんが16日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見した。世界各地の公演を通じ、ロシアの侵攻下にある母国への支援を訴える自身の活動を、最前線の兵士らと共に戦う「文化のフロントライン」と表現。「私の武器は音楽です」と強調した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022051600580&g=int
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ブラジル先住民インフルエンサー(2022年05月16日時事ドットコム)
【ブラジリアAFP=時事】羽根の付いた頭飾りと伝統衣装を身につけ、片手にはiPhone(アイフォーン)──ブラジル・アマゾンの先住民サテレマウェのインフルエンサー、サメラ・アウィアさん(25)は、最新動画を確認するとインターネットに投稿した。アウィアさんら複数の先住民グループ数千人は4月上旬、極右ジャイル・ボルソナロ大統領の政策に抗議し、首都ブラジリア付近で座り込みを行った。・・・ブラジルには約90万人の先住民が暮らしている。人口の0.5%にすぎないが、環境保護において非常に大きな役割を果たしている。
専門家は、先住民保護区の設置と維持が、気候変動を抑える上で主要な資源となる世界の森林を保全する最良の方法の一つだと指摘する。ブラジルの先住民は、集団殺害や虐待の犠牲者となってきた。現在も暴力や差別、権利侵害に直面している。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20220516042987a&g=afp
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地中海の港、ロシア商船の入港拒否 ウクライナから盗んだ穀物積載か(2022.05CNN)
(CNN) ロシア軍がウクライナから盗んだとされる穀物を積んだロシアの商船が、地中海沿岸の港で入港を拒まれて、シリア北西部のラタキア港に停泊している。海運関係者やウクライナ当局者が明らかにした。CNNはこの商船を、貨物船の「マトロス・ポジニッチ」と特定した。・・・ロシアが2014年に併合したクリミア半島では、小麦はほとんど生産されていない。しかしロシア軍が3月上旬以来支配しているウクライナ北部は年間何百万トンもの穀物を生産する穀倉地帯。ウクライナ当局者は、何千トンもの穀物がトラックでクリミア半島に輸送されていると訴える。
https://www.cnn.co.jp/world/35187442.html
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ボブ・ディランさんのアート作品、仏ワイナリーに展示(2022年05月11日時事ドットコム)
【ルピュイサントレパラードAFP=時事】フランス南東部プロバンスのワイナリーでこのほど、米歌手のボブ・ディランさんのアート作品が公開された。ディランさんの作品の常設展示は初。・・・ディランさんの作品は、ワイナリー敷地内を巡る「芸術と建築」トレイルの展示の一つ。他には、トレーシー・エミン氏、フランク・ゲーリー氏、リチャード・ロジャース氏ら著名美術家や建築家、ロックバンド「R.E.M.」のマイケル・スタイプさんの作品もある。
ワイナリーのアートセンターには、ディランさんが描いた絵24枚が、作品に影響を与えたとされるクロード・モネ、アンリ・マティス、マルク・シャガールの作品とともに展示されている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20220511042960a&g=afp
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NATO加盟申請の可能性、「非常に高い」 フィンランド閣僚(2022.0CNN)
(CNN) フィンランドのトゥプライネン欧州問題・企業統治担当相は9日、CNNの取材に対し、同国が北大西洋条約機構(NATO)への加盟を申請する可能性が「非常に高い」と語った。
トゥプライネン氏は、決定はまだ下されていないとしながらも、NATO加盟の可能性について、ウクライナで起きているロシアによる戦争への「非常に自然な反応」との見方を示した。トゥプライネン氏は、もしフィンランドが実際に加盟申請を行った場合には、批准の手続きは可能な限り簡潔であることを望むとした。
トゥプライネン氏は「我々はもちろん、友好と協力に基づいた隣人がいることをより好む。しかし、安全保障の秩序から距離を置いたのはロシアであり、欧州で戦争を始めたのはロシアだ。ウクライナに侵攻しているのはロシアだ。今や、人々はこの新しい現実を目の当たりにしており、NATOに加盟する時が来た」と述べた。
https://www.cnn.co.jp/world/35187247.html
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ローマ教皇、ロシア正教会トップを叱責 プーチン氏の「侍者になるな」(2022.05.08CNN)
(CNN) ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は8日までに、ロシアのウクライナ侵攻に関連しロシア正教会の最高指導者であるキリル総主教に対しプーチン大統領の「侍者になるな」と叱責する発言を示した。
教皇によるこれまでで最も強い調子での同総主教に対する説諭で、侵攻を正当化するロシア政府の主張を認めたキリル氏をとがめもした。・・・フランシスコ教皇は同紙に、キリル氏は最初の20分間、戦争を全て正当化する発言をしたとし、「私は耳を傾け、彼に一切理解出来ないと告げた」と説明。「兄弟よ、我々は国家の聖職者ではなく、政治の言葉でなく神の言葉を使うべきだ」と伝えたとした。
https://www.cnn.co.jp/world/35187182.html
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キーウ交響楽団、侵攻後初のツアーへ(2022年04月22日時事ドットコム)
【ワルシャワAFP=時事】ウクライナのキーウ交響楽団は21日、ロシアの侵攻を受けて以来初となるコンサートツアーを開始する。楽団員らは音楽が苦しむ人々の魂を癒やし、ウクライナ文化のPRに貢献することを期待している。ロシアの爆撃音に耐えかねて国外に避難した楽団員もいる。国内にとどまった楽団員も自宅を離れざるを得なくなり、家族の前や防空壕(ごう)でしか演奏できなかった。欧州ツアーは、ポーランドのワルシャワ・フィルハーモニーホールから始まる。・・・「ウクライナでは、『文化戦線』があると言われている。戦争から逃げているわけではない。これは戦争のもう一つの側面だ」
ウクライナ政府は戒厳令で戦える年齢の男性の出国を禁止したが、楽団員の男性はこのツアーが終わるまで特別に免除される。・・・家族を帯同している楽団員もいるが、ウクライナ南部と東部で戦闘が激化する中、誰もが祖国に残してきた大切な人のことを思っている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20220422042909a&g=afp
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