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2022/04/03sankaku04/18

「プーチン氏、戦争に勝っていると信じている」オーストリア首相語る(2022年4月18日朝日新聞)
オーストリアのネハンマー首相は17日放送の米NBCテレビの番組で、11日にモスクワを訪問してロシアのプーチン大統領と会談した結果を踏まえ、「プーチン氏は戦争に勝っていると信じている」と語った。さらに、ネハンマー氏は、プーチン氏がロシアの安全保障を理由にウクライナ侵攻を正当化しているとの見方を示し、「プーチン氏は今、自分だけの世界にいる」と述べた。

ネハンマー氏はモスクワ訪問前、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪れ、多数の市民が虐殺されたブチャの現場を視察。ネハンマー氏はプーチン氏との協議で、自身がブチャで「戦争犯罪を目撃した」と指摘。プーチン氏はこれに対し、国際的な調査にいくばくか協力する考えを示したが、「西側諸国を信用していない」と主張し、両氏は「厳しい会話を交わした」という。・・・
https://www.asahi.com/articles/ASQ4L3PXJQ4LUHBI010.html

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マリウポリの部隊は「最後まで戦う」 ウクライナ首相が表明(2022年4月18BBC)
ウクライナのデニス・シュミハリ首相は17日、ロシア軍がウクライナ軍に投降するよう伝えていた南東部の港湾都市マリウポリについて、守備隊が「最後まで戦う」と米テレビ局のインタビューで述べた。マリウポリは、親ロシア派が掌握しているウクライナ東部ドンバス地方と南部クリミア地方の間に位置し、両地方をつなぐ要衝となっている。ロシアは同市を包囲し、完全制圧を目指し攻勢を強めている。16日には市内に残っているウクライナ兵に対し、17日夜明けまでに投降するよう「最後通告」を出していた。

そうした状況で、シュミハリ首相は17日、米放送局ABCのインタビューに応じ、ロシアが示した期限をウクライナは無視したと説明。・・・ウクライナはロシアに対し、市内の民間人とウクライナ軍の負傷兵を市外に脱出させるため、人道回廊を設定するよう要求している。だが、ここ数週間、大規模な避難は実行されていない。支援団体は、市内の民間人が絶望的な状況に置かれているとしている。
https://www.bbc.com/japanese/61137415

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<社説>北電泊停止10年 原発担える組織なのか(04/18北海道新聞)
北海道電力泊原発が全基停止してから来月5日で10年になる。この間、北電は2度の大幅値上げを行い、道民は全国一高い水準の電気料金に苦しんできた。再稼働後に値下げを目指すと言うが、原子力規制委員会の審査は異例の9年近くも続く。・・・経営判断の遅さを批判された藤井裕社長は先週、規制委に「猛省している」と落ち度を認めた。東京電力柏崎刈羽原発では合格後に核防護不備が発覚し、審査制度自体の信頼性も揺らいでいる。

 それなのに審査対応すらできぬ北電に原発が担えるのか。猛省するなら廃炉も検討し、身の丈に合った経営を目指すべきだ。・・・再稼働しない間も毎年度100億円以上ともされる価値の核燃料調達は続くとみられる。電気料金へのつけ回しは許されない。規制委が問題視するのは、火山・津波解析などを外部や出向者に「丸投げ」する北電の体質だ。常に受け身で専門的な議論が深まらず、意思決定も迅速にできない。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/670713?rct=c_editorial

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ウクライナ侵攻を予言した教授、次の予測は「ロシアは弱い国になる」(2022年4月17日朝日新聞)
50日に及ぶロシアのウクライナ侵攻は、なお予断を許さない状況が続く。事態は今後、どのように展開していくのか。昨年末、軍事侵攻の可能性を予言した米ジョンズ・ホプキンス大のエリオット・コーエン教授に尋ねた。・・・ジェットコースターは、大きな急降下をしたところですが、この先、何回の急降下があるかは分かりません。私は66歳ですが、この戦争(ロシアのウクライナ侵攻)はおそらく私の人生で最も重要な戦争となる。結果にもよる面もありますが、欧州のみならず、アジア、世界秩序にとって記念碑的なできごとになるでしょう。

・・・この戦争は第一に欧州の安定にとてつもなく重要な意味を持ちます。それにとどまらないのは、隣国による侵攻で国を破壊される事態に直面した際に、国の存在を守る権利があるのか、という問題が改めて提起されたことです。自由な人々が自分たちの生存権のために戦い、自由を勝ち取ろうとしている姿は、私たちの心を揺さぶります。世界中の国々で人々が鼓舞されている。ロシアが苦戦する姿は、中国をはじめとする国には警告にもなります。

https://www.asahi.com/articles/ASQ4J6TGMQ4HUHBI00V.html?iref=pc_rellink_02

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<社説>緊急事態条項 冷静な議論が欠かせぬ(04/17北海道新聞)
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、衆院憲法審査会で憲法への緊急事態条項新設の是非を巡る議論が進んでいる。自民党は、緊急事態時に国会議員の任期延長を可能とする改憲が必要との意見が「大勢だ」と主張した。公明党や日本維新の会、国民民主党も同調する。だが、緊急事態条項の主眼は、武力攻撃や大規模災害などの際に政府の権限を一時的に強化して特別な措置を講じることにある。それによって国民の人権が大幅に制限される状況が想定される。ウクライナ危機や新型コロナウイルス禍に乗じて国民の不安をあおり、性急に改憲論議を推し進めるのは筋違いだろう。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/670470?rct=c_editorial

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<社説>五輪招致調査 不信の声にも耳傾けよ(04/17北海道新聞)
2030年冬季五輪・パラリンピック招致を目指す札幌市は、先月実施した意向調査の詳しい結果を発表した。市民対象の郵送調査を年代別に見ると、30代以上より20代以下の若年層の方で賛成派が目立ち、50%台の半ばから後半だった。秋元克広市長はこの結果を踏まえ「未来を担う若い世代から賛同の声を得た」と招致活動をさらに促進する考えを示した。

 だが、公費投入などに関する市民の疑問に、市は十分な説明を尽くしたとは言い難い。・・・30年大会に向けて米ソルトレークシティーとカナダ・バンクーバーなども準備を進める。両国の地元の世論調査では、いずれも札幌より高い支持率を得ている。秋元市長は招致機運の醸成に向け全国的な運動を進める新組織の設置を発表した。だが大切なのは、まず五輪開催の「負の側面」も含めた実情を示すことだ。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/670469?kjn

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「10分置きにドーン…」 ウクライナ東部ゴーストタウンに残された住民(2022年04月15日時事ドットコム)
【AFP=時事】ウクライナ東部ルガンスク州セベロドネツクでは13日、いつものように砲撃が続いていた。爆発音が近くで聞こえると、マリアさんは6歳の息子マキシム君を抱きしめた。夫と義母と住む家には電気も水もない。「でも、ここにいたい。家を離れてどこに行くというのか」
 セベロドネツクはウクライナ軍が現在も掌握する街としては最東端にあり、ロシア軍の主な標的になっている。かつて10万人が暮らしていたが、今やほぼ誰もいない。


 さらに爆発音が聞こえた。「爆撃? いつもこんな感じだ」とマリアさんは言った。ルガンスク州のセルヒー・ハイダイ知事によると、セベロドネツクでは侵攻開始以降、民間人400人が死亡し、埋葬された。・・・タマラ・ヤコベンコさん(61)は83歳の母親と一緒に来た。「避難しなければ。ここではいつも地下壕(ごう)にこもっていた。10分、15分置きに爆撃がある」と語った。「以前は人道支援物資がもらえたが、今ではみんな私たちのことは忘れてしまった。外で火をたいて料理しようとする人もいる。ドーン、ドーンと音がして…、地下壕に逃げ込む羽目になる。朝まで一晩中、休まる暇がない」
https://www.jiji.com/jc/article?k=20220415042879a&g=afp

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南ア、豪雨で306人死亡 死者数は過去最悪(2022年04月14日時事ドットコム)
【AFP=時事】南アフリカ南東部クワズールー・ナタール州のダーバンを含むエテクウィニ都市圏で、60年ぶりとなる豪雨による洪水や土砂崩れが相次ぎ、これまでに306人が死亡した。同国政府が13日、発表した。AFPの集計によると、同国で記録に残る豪雨の死者数としては過去最悪。・・・南アフリカの近隣諸国はインド洋上で発生する熱帯低気圧の被害にほぼ毎年見舞われているが、アフリカ最大の工業国である南アフリカが影響を受けることはまれ。今回の豪雨は熱帯低気圧ではなく、冷たい空気と雨を伴う「切離低気圧」が原因。低気圧が温暖で湿度の高いクワズールー・ナタール州に到達したことで、さらなる降雨をもたらした。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20220414042871a&g=afp

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キーウ州で1222人の死亡確認 ロシア軍による民間人殺害(04/11北海道新聞)
ウクライナの検事総長は10日放送の英スカイニューズ・テレビのインタビューで、ロシアの侵攻後に多数の民間人が殺害されたキーウ(キエフ)州で計1222人の死亡を確認したと述べた。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/667938

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牛肉食べなければ森は守られる? アマゾンに行って見えた問題の根源(2021年11月11日朝日新聞)
目の前を歩く牛は、あばら骨が浮き出ている。本当に食用として育てられているのか、疑問が湧く・・・ブラジルは牛肉の輸出量で世界一を誇る畜産大国だ。だが、目の前の牛は貧相だ。すこぶるうまいと評判の隣国アルゼンチンの牛と比べるまでもなく、同じブラジルの南部で見たでっぷりと太った牛と比べても、アマゾンの牛は、肉としての商品価値が低そうだ。牛肉生産のためにアマゾンが伐採されている――。そんな報道が欧米ではなされてきた。アマゾンを守るために、牛肉を食べるのをやめようというキャンペーンもある。確かに、やせた牛を見ていると、「貴重な熱帯雨林を伐採した結果がこれか」と、怒りとむなしさがこみ上げてくる。

https://www.asahi.com/articles/ASPC84HNZPC8UHBI009.html?iref=pc_rellink_01

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原発ルネサンス掲げるマクロン氏 過疎の村を潤す「処分場マネー」(2021年11月11日朝日新聞)
その初老の男性は、私の質問に、顔を真っ赤にさせ、手を震わせながらこたえた。「私たちは買収されたんだ」フランス東部ビュール。360度、見渡す限り草原が広がる人口 89人の過疎地帯。無人の公園では、ブランコが草原を吹き抜ける強風に揺れている。

 この大地の下では、「核のごみ(原発から出る高レベル放射性廃棄物)」の最終処分場を作る計画が進む。深さ490メートルの穴を開け、サッカー場2千個分の巨大な空間に、競泳用プール34杯分の核ごみを埋める。総費用は250億ユーロ(3兆4千億円)。プロジェクトは100年がかりで、「欧州最大の最終処分場」と呼ばれる。・・・
https://www.asahi.com/articles/ASQ483SD4Q3ZUHBI01L.html?iref=com_fbox_d1_01

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<社説>女性支援法案 丁寧に寄り添う体制を(2021年11月10日朝日新聞)
ドメスティックバイオレンス(DV)や性被害、貧困などに直面し、居場所を失った女性を公的支援する「婦人保護事業」が見直しへ向けて大きく動きだした。超党派議員が新法「困難女性支援法案(仮称)」を月内にも議員立法として国会へ提出する。・・・だが、社会環境の変化とともに対象は拡大し、売防法に基づく支援施設で保護される女性はDVやストーカーなどの被害者が多い。

 売防法は本来こうした人を想定しておらず、多様な問題に対応する上で支援団体から「実態に合わない」との声が上がっていた。新型コロナウイルス禍でDV被害はより深刻化している。女性は非正規雇用の割合が高く、貧困にあえぐ人も目立つ。自殺者数は2年連続で増加している。・・・暴力という形での人権侵害や生活困窮に苦しむ人を地域全体で支えていきたい。ジェンダー平等の社会を目指す上で、それは欠かせないことだ。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/667747?rct=c_editorial

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原発は「グリーン」か、割れるEU フランスは歓迎、ドイツは反対(2022年2月3日朝日新聞)
原発を温暖化対策に役立つエネルギーと見なすかどうか。欧州連合(EU)の欧州委員会は、「グリーン」な経済活動を列挙する「EUタクソノミー」に原発を盛り込み、関連の事業に投資を呼び込みやすくする方針を決めた。だが、EU内の意見は割れたままだ。電力の7割を原発でまかなう原発大国のフランスは欧州委の判断を歓迎する。一度は踏んだ原発推進へのブレーキを解除しつつあるからだ。

 東京電力福島第一原発の事故後、オランド前大統領は原発依存を2025年までに50%へ下げる目標を掲げた。だが、マクロン大統領は達成時期を35年に先延ばしし、昨年11月には「数十年ぶりに原発の建設を再開する」と表明した。・・・
https://www.asahi.com/articles/ASQ225R6FQ10UHBI040.html?iref=pc_rellink_05

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<社説>国連人権理追放 ロシアは孤立認識せよ(2022年4月9日朝日新聞)

国連総会(193カ国)は緊急特別会合で、国連人権理事会におけるロシアの理事国資格を停止する決議を賛成多数で採択した。ウクライナに侵攻したロシアが人道にもとる行為を繰り返していることに、多くの国々が改めて強い非難の意を示した。・・・人権理事会設立時の2006年の国連総会決議は、全ての人権の保護と基本的自由の尊重を促進する責任を理事会が負うと定めた。その上で、理事国が重大で組織的な人権侵害を行った場合、資格を停止するとした。

 ロシア軍の行為が資格停止に該当することは明白だ。人権理の資格停止は、反体制派弾圧を理由にリビアに対して行った11年以来2例目だ。侵攻以来、安保理は繰り返し開かれてきたが、拒否権を持つロシアの反対で、法的拘束力を持つ決議などは採択できていない。安保理の限界も指摘される中、総会が意思を表明する意義は大きい。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/667456?rct=c_editorial

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(多事奏論)ウクライナ侵攻 中国が広げる、もう一つの世界 吉岡桂子(2022年4月9日朝日新聞)
「言葉がない」と書いてはならない。駆け出し記者のころ、先輩から言われた。その言葉を探すのが、仕事だと。だが、ウクライナ・キーウ(キエフ)近郊から届く遺体が積み上がる映像に、言葉を探せないでいる。ツイートの指が重く、スマホの画面をただスクロールしていた。「残虐行為について世界は声を一つに…
https://www.asahi.com/articles/DA3S15260972.html?iref=mor_articlelink02

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ぼろぼろの作業着・返せない借金… ベトナム人実習生は「失踪」した(2022年4月8日朝日新聞)
「あの日はみんなで地元の祭りに行くはずでした。でも、彼は来なかったんです」九州地方で建設会社を営む女性は、2018年8月のある日曜日を振り返る。翌日、会社で働くベトナム人技能実習生たちのために用意していたアパートのうち、男性(25)の部屋が、もぬけの殻になっていた。

 「びっくりしましたよ。一生懸命働いていましたからね」その経営者は続けた。「いなくなった理由は知りません」3年後の2021年10月、記者と男性は日本で知り合った。11月上旬、伝えられたフェイスブック(FB)に連絡を取ると、ビデオ通話画面に男性は現れた。スマホで話しているといい、太い金色のネックレス、シャツからのぞく上腕のタトゥー、横と後ろを刈り上げた頭髪が見える。色白で細身だが、その目つきは鋭い。
https://www.asahi.com/articles/ASQ454RZPQ3SPTIL019.html?iref=com_7_01

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1秒でも早く終わって 120人が追悼、祈り捧げる ウクライナ侵攻(2022年4月8日朝日新聞)
ロシアによるウクライナ侵攻の犠牲者を追悼する集会が8日夜、東京都渋谷区の国連大学前広場で開かれた。約120人が集い、祈りを捧げた。侵攻後、在日ウクライナ人らによって結成された団体「スタンド・ウィズ・ウクライナ・ジャパン」が主催。広場ではLEDキャンドルで「PEACE(平和)」の文字がかたどられた…
https://www.asahi.com/articles/DA3S15261071.html

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孤独感「常にある」、30代最多 政府、初の実態調査(2022年4月8日朝日新聞)
政府は8日、「孤独・孤立」の実態調査の結果を公表した。孤独感が「しばしばある・常にある」と答えた人は男女とも30代が最も多く、70代が最も少なかった。そう感じる人には、派遣社員や失業中、世帯年収100万円未満、20〜30代、相談相手や同居人がいない、未婚、健康状態がよくない、などといった経験や傾向…
https://www.asahi.com/articles/DA3S15261013.html

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(ウクライナ侵攻)難民438万人、混乱少なく 明確な行き先・近い宗教、「シリア」と違い(2022年4月8日朝日新聞)


ロシア軍の侵攻を受けたウクライナから国外に逃れた難民の数は、438万人を超えた。2015年の「欧州難民危機」で到来したシリア難民らの数倍の人数だ。しかし、当時各国で政治問題化したような大混乱は、今回うかがえない。その理由を探った。ウクライナ国境から車で40分ほど、ルーマニア北部の中心…
https://www.asahi.com/articles/DA3S15261058.html

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(プレミアシート)「親愛なる同志たちへ」 信じていた国家の暴走(2022年4月8日朝日新聞)
世界はロシアという「謎」に直面している。殺戮(さつりく)や破壊の一刻も早い終結が急務だが、為政者の傲慢(ごうまん)や錯乱で片づけたり、ロシアを「悪」と見なす単純化に陥ることなく、今回の事態の原因を探る必要がある。では、ロシアの前身、ソビエト連邦で実際に起こった事件を題材とする、この優れた映画から何…
https://www.asahi.com/articles/DA3S15260836.html?iref=eve_articlelink01

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駅にミサイル、避難民30人死亡 ウクライナ大統領が非難―ロシア「重大な損失」認める(2022年04月08日時事ドットコム)
【ロンドン時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、東部ドネツク州クラマトルスクの鉄道駅が弾道ミサイルで攻撃され、避難民ら約30人が死亡、約100人が負傷したとソーシャルメディアで発表した。クラマトルスクは政府軍が支配している。ゼレンスキー氏は「駅で数千人が避難を待っていた」と説明。ロシア軍について「戦場で戦う勇気がなく、民間人を殺している。これは際限のない悪であり、罰することなしには止められない」と非難した。首都キーウ(キエフ)近郊ブチャなどで多数の遺体が見つかる中、「戦争犯罪」への厳しい対応を訴えた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022040801125&g=
int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

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謎に包まれたプーチン氏の娘たち 米制裁で注目集まる(2022年04月08日時事ドットコム)
【ワシントンAFP=時事】ロシアのウクライナ侵攻に伴う「残虐行為」をめぐり、米政府はウラジーミル・プーチン大統領の娘2人に制裁を科した。ただ、この2人については公にほとんど知られていない。米財務省によると、2人はカテリーナ・チホノワ氏とマリヤ・ボロンツォワ氏。チホノワ氏は「ロシアの防衛産業を支援する仕事に従事するハイテク企業の幹部」。ボロンツォワ氏は、国の出資を受け「プーチン氏が個人的に監督する」遺伝子研究計画を主導する。・・・ロシアメディアによると、ボロンツォワ氏は内分泌科医でがんの治療に重点的に取り組み、政府との関連もある大手の医療研究企業に関与している。チホノワ氏については、数学者であり、国内トップクラスの国立大学に関連した科学技術財団を率いていると伝えられている。同氏は、アクロバットロックンロールと呼ばれるダンス競技のプロ選手で、権威ある国際大会への出場経験もあるという。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20220408042845a&g=afp

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集合住宅が多数全壊 ウクライナ・ボロジャンカで記者「キーウ周辺で最悪の被害」(2022年4月7日BBC)
ロシア軍がキーウ周辺から後退するのに伴い、解放された地域では民間人の遺体が路上などに多数残されている様子が見つかった。キーウから北西約60キロのボロジャンカでも、複数の集合住宅が全壊するなど、激しい破壊の様子が次第に明らかになっている。ボロジャンカの警察は、ロシアの攻撃で破壊された集合住宅のがれきの下に、数百人が埋まっているおそれがあると話す。

複数の住民はBBCに、崩壊した建物下から生存者を救出しようとすると、ロシア兵に銃を向けられてやめるよう脅されたと話した。ウクライナ政府関係者は、ロシア軍はブチャで行ったよりもひどい残虐行為を、ボロジャンカで実施した可能性があると話している。
https://www.bbc.com/japanese/video-61020085

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<社説>日本への避難者 受け入れの拡充急務だ(2022/04/07北海道新聞)
生活習慣が異なる中、教育や就労のサポート、心のケアが必要だ。既に約400人が自力で来日しており、これらの人たちを含めきめ細かな支援が欠かせない。ウクライナから国外に逃れている人は約420万人に上る。未曽有の人道危機だ。道内はじめ全国で支援に取り組む動きがあり、来日希望者はさらに増えることが予想される。

 政府の対応の遅れが妨げになってはならない。受け入れ態勢や法制度の整備を急ぐべきである。・・・紛争から逃れる人を受け入れるのが世界の潮流だ。日本の難民認定はそもそも厳格すぎるとして国際的に非難されている。そうした問題の解決を後回しにしてきたツケが表れたと言えよう。入管制度についても人権への配慮を欠くとの批判が絶えない。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/666575?rct=c_editorial

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国連、即時行動なければ「解散を」 ウクライナ大統領、安保理で訴え(2022年04月06日時事ドットコム)
【AFP=時事】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は5日、米ニューヨークの国連本部で開かれた国連安全保障理事会会合でビデオ演説し、ロシアのウクライナ侵攻に対して「即座に行動」しなければ、国連は「丸ごと解散」すべきだと訴えた。ゼレンスキー氏は、安保理からロシアを排除し、同国が「自らの侵略や戦争に関する(安保理の)決定を阻止できないようにする」べきだと主張。それができなければ「次の選択肢は自らを丸ごと解散することだ」と断じ、「皆さんは、国連を閉鎖する用意はあるか?」と問い掛けた上で、「その答えがノーなら、即ちに行動する必要がある」と訴えた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20220406042838a&g=afp

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クラスター弾も着弾 ウクライナ最大の動物園(2022/04/02時事ドットコム)
【AFP=時事】ウクライナ最大を誇るミコライウ動物園。飼育頭数4000に上り、120年以上の歴史がある動物園は今、ロシア軍のロケット弾が着弾する日が続いている。・・・トプチー園長によると、園で飼育する約400種の動物のうち半数近くが国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストの危惧種に指定されている。この中には、アムールヒョウも含まれている。
 南ブーフ川に架かる橋を渡り、ウクライナ軍の支配下にある地域に動物を避難させるのは不可能だと指摘する。「移送する車両が足りない」「まだ寒いので、キリンやゾウ、カバを外に出したら死ぬ恐れもある」トプチー園長は動物を見捨てる考えはない。動物の世話を続ける100人ほどの職員を「英雄」だとたたえる。中には、動物園と自宅を行き来する際のリスクを軽減するため、園に泊まり込んでいる職員もいる。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20220401042817a&g=afp

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<社説>キーウ近郊虐殺 戦争犯罪の徹底追及を(2022/04/05 北海道新聞)
ロシア軍が撤退したウクライナの首都キーウ近郊で、虐殺された民間人の遺体が多数見つかった。

ウクライナ側が奪還した直後、ウクライナや欧米メディアなどの報道で明らかになった。ロシアは関与を否定する。だが自らに不都合な報道を制限する軍が撤退し、客観的な報道が可能になった途端に判明した虐殺は信ぴょう性がある。ロシア軍はこれまでも各地で病院や住宅など民間施設を攻撃してきた。今回は非戦闘員の市民を直接標的にし、残虐さは目を覆うばかりだ。・・・国際刑事裁判所(ICC)は捜査に着手した。各国は結束して、プーチン大統領らの戦争責任を徹底追及していかねばならない。

確認された遺体は、後ろ手に縛られ至近距離から撃たれたり、切断されたりしたものもあった。ゼレンスキー大統領が「これはジェノサイド(大量虐殺)だ」と非難したのは当然だ。・・・首都制圧に失敗したロシア軍は東部に戦力を集中している。要衝マリウポリでは、今なお約10万人が水も食料も断たれたまま孤立し、赤十字国際委員会による組織的退避はいまだ実現していない。人道危機は深まる一方だ。ロシアは戦争犯罪を積み重ねず、一刻も早く撤収するべきである。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/665425?kjn

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ロシアの「作戦縮小」表明、ウクライナや西側は懐疑的(2022/03/30BBC)
ウクライナが29日にロシアとの停戦協議で提示した「中立化」などの案が明らかになった。提案を受けてロシアは、首都キーウ(キエフ)周辺など2カ所で軍事作戦を「大幅に縮小する」としたが、ウクライナや西側には懐疑的な見方が出ている。ウクライナ代表団は、トルコ・イスタンブールで開かれた対面形式の停戦協議で、安全の保証と引き換えに中立国家となることを提案した。

ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟阻止を主な目的として同国に侵攻したロシアは、協議が実務的な段階に進んだと評価。キーウと北部チェルニヒウでの軍事作戦を縮小するとした。双方による停戦協議が始まって以降で初めて、実体のある進展の兆しが見られた。チェルニヒウは現在、ロシア軍が包囲している。ウクライナ当局は、同市でこれまでに約400人が死亡し、現在13万人近くが暖房や電気、水がない状態で生活しているとしている。
https://www.bbc.com/japanese/60923346

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コロナ対策の学校閉鎖、 23カ国でなお続く 子ども4億人超に影響=ユニセフ(2022/03/30BBC)
国連児童基金(ユニセフ)は29日、新型コロナウイルスの感染流行により、23カ国でいまも学校の部分的または全面閉鎖が続き、4億500万人の生徒が影響を受けていると発表した。ユニセフは、対面授業の半分以上を受けられなかった子どもは1億4700万人に上ると推定している。新型ウイルスの影響を受けやすい一部の子どもたち(特に女の子)は、学校が再開された後も授業に戻っていない。

ユニセフのキャサリン・ラッセル事務局長は、子どもたちが「パンデミックの隠れた犠牲者」になっていると指摘する。・・・2020年3月の時点では、150カ国が学校を全面閉鎖。さらに10カ国で部分的な閉鎖が行われていた。それから2年が過ぎたが、19カ国で一部の学校の閉鎖が続いている。さらにフィリピン、ホンジュラス、ソロモン諸島、南太平洋のバヌアツの4カ国では、少なくとも7割の学校が閉鎖されたままになっている。ユニセフはこの割合を全面閉鎖に分類している。
https://www.bbc.com/japanese/60923426

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<社説>函館線山線廃止 後世に禍根残さないか(2022/03/29北海道新聞)
2030年度末の北海道新幹線札幌延伸に伴い、JR北海道が経営分離する並行在来線の函館線長万部―小樽間、通称・山線(140・2キロ)の廃止が決まった。道と沿線自治体が合意した。余市―小樽間部分存続を求めた後志管内余市町も費用面で断念した。並行在来線の廃止は全国2例目で長大区間では初めてだ。明治期以来の幹線を失うことになる。・・・「全線維持なら初期投資152億円、初年度赤字22億円」との試算を提示した道は、地元が諦めるのをただ待つ姿勢に映った。

 余市町の斉藤啓輔町長は代替バスの利便性向上に「最大限努力すると道の確約を得た」と述べた。鈴木直道知事は、約束を誠実に果たすという意思表示をすべきだ。札幌延伸で新幹線利用が大幅に増える胸算用も楽観視できない。新函館北斗開業でも政府・与党の事前試算では収支改善効果が年45億円程度あるとされた。実際はコロナ流行前から赤字が続く。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/662368?rct=c_editorial

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宇宙旅行用の気球工場、4月から本格稼働 岩谷技研 100人規模の雇用に地元期待(2022/03/29北海道新聞)
【江別】気球を使った「宇宙旅行」の実現を目指す岩谷(いわや)技研(札幌)が開設した「江別気球工場」(大麻中町26)が4月から本格稼働する。3月に開設され、現在、製造ラインの整備や人員募集などを行っている。注目が集まる宇宙産業の工場進出に地元からは期待の声が上がっている。

 同社は2016年、北大工学部で宇宙工学を学んだ岩谷圭介社長が設立。宇宙は一般的に地上から100キロ以上とされるが、同社は地球の姿が望める高度25キロの成層圏を「宇宙の入り口」として、気球での到達を目指す。早ければ23年にも宇宙旅行を事業化。旅行料金は1人数千万円の見込みだが、将来的には100万円程度とする考え。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/662358?kjn

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