<社説>国際女性デー 意思決定へ参加もっと(2022/03/08北海道新聞) それから1年が過ぎたが、日本社会に根づく女性蔑視と男性優位の風潮は改まったとは言えない。・・・世界経済フォーラムが発表した男女平等の度合いを示す「ジェンダーギャップ指数」では、2021年は156カ国の中で120位、先進7カ国で最下位だった。・・・男女格差を縮めるには候補者や議席の一定数を女性に割り当てる「クオータ制」を導入することが効果的だろう。 女性が出産や育児を両立できる環境の整備も進めなければならない。男女を問わず育休を取得しやすいようにして、子育ての制度を拡充していくことが大事だ。働く女性にとっては、選択的夫婦別姓制度が導入されるかどうかも切実な問題と言えよう。 91歳ゴルバチョフ氏「早急な平和交渉を」 ウクライナ危機への視座(2022/03/08朝日新聞) 女性の働きやすさ、ワースト2位(2022/0308福島民報) 英誌ランキングで日本【ロンドン共同】英誌エコノミストは7日、先進国を中心とした29カ国を対象に、女性の働きやすさを指標化した2021年のランキングを発表した。首位は2年連続でスウェーデン。上位4カ国を北欧諸国が占めた。日本は下から2番目の28位、最下位は韓国で、両国は少なくとも16年から6年連続で同じ順位となっている。同誌は日韓両国について「女性がいまだに家庭と仕事のどちらかを選ばなければならない」という状況にあり、最下位の2国のままであることを余儀なくされていると指摘した。2位以下はアイスランド、フィンランド、ノルウェー。主な国では英国が17位、米国が20位だった。 英米が大統領脱出準備 亡命政権樹立を支援―ウクライナ(2022/03/08時事ドットコム) 使用済みロケット、月の裏側に衝突か 時速9300キロ(2022/03/07時事ドットコム) 「ハンガーホットスポット」 コロンビア最貧地区で飢える家族(2022/03/07時事ドットコム) <社説>ロシア原発攻撃 破滅的被害招く蛮行だ(2022/03/05北海道新聞) 常軌を逸したテロ行為だと指摘せざるを得ない。・・・ロシアはウクライナに対して、事実上の全面降伏である「非軍事化」など、受け入れ難い条件を突き付けて激しい攻撃を続ける。交渉妥結を遅らせて、自国の要求を通す狙いがあるとみられる。ウクライナ側の反撃に遭い、ロシア側の被害も増えている。ロシアは直ちに攻撃をやめることが賢明だと認識すべきである。 ゼレンスキー大統領、コメディー俳優から抵抗の象徴に ウクライナ(2022/03/05時事ドットコム) 米NY市がコロナ規制撤廃(2022/03/05福島民報) |
<社説>ロシア非難決議 世界の怒り受け止めよ(2022/03/04北海道新聞) 決議は侵攻を他国に対する武力による威嚇や武力行使を禁じた国連憲章違反だと断じ、ウクライナ東部2地域の独立承認決定を取り消すことも求めた。・・・決議に反対したベラルーシ、シリア、北朝鮮、エリトリアはいずれも権威主義的国家だ。ロシアを擁護する姿勢だが、今回の侵略行為を前にすれば通用すまい。 ロ軍が原発攻撃、火災発生 ウクライナのザポロジエ―地元当局「放射線量に変化なし」(2022/03/04時事ドットコム) 政府に問いたい!小泉氏ら元首相5人の書簡は本当に不適切なのか【コメントライナー】(2022年2月12日時事ドットコム) この背景には、「脱炭素」を理由に原発推進を図ろうとする国内外の動きと、それに対する反原発派の懸念があり、政権側には、原発のマイナスイメージや反原発世論を拡大したくないという思惑がちらつく。・・・「小児甲状腺がんは100万人に1、2人しか発症しないような病気だが、福島原発事故後(当時18歳以下の)38万人の中で266人の発病があった。これを多数と言わないで何と言うのか。その子どもたちは手術後に再発したり、他の部位にがんが転移したり、過酷な放射線治療を受けたりしている。これを苦しんでいないと言えるのか。もし因果関係がないと言うなら、なぜ政府は甲状腺がんの原因を究明しないのか。因果関係を認めると、原発をやめなければならなくなるのが怖いのではないか」「適切でない」ことは何か。真実をしっかりと見極める必要がある。 【洋楽を抱きしめて】「雨にぬれても」は自由についての歌なんだ B.J.トーマス(2022年2月26日共同通信) 真夜中の大空襲「昼間のよう」 激化一途、生き延びられるか…―侵攻7日目ハリコフ(2022/03/03時事ドットコム〕 SDGsの先駆者ガウディ 自然と共生するための150年前からのヒント(2022年3月3日共同通信) ガウディは、人と自然が共生する建築や都市空間をデザインしてきたSDGsの先駆者。展覧会では、ガウディ建築における水や風などの自然エネルギーを活用したデザインや、大地から学び建築を自然に近づけようとしたデザインを紹介。いずれのデザインにも色彩が生命を与える重要な要素として用いられており、本展では新しいガウディらしさを再発見できる。 https://www.kyodo.co.jp/life/2022-03-03_3672982/ ジェンダー平等を考える 国際女性デーのフォーラム『輝く私の未来のカタチ』(2022年3月3日共同通信) 女性活躍推進法の施行から間もなく6年。女性の就業者数は年々増加しているものの、未だに日本の雇用制度や税制度、年金制度にはいわゆる“専業主婦家庭”を前提としたものが少なくない。そこで女性の活躍やジェンダー平等の推進に向け活躍する経営者・有識者らを招き、パネルディスカッションやセミナーを実施する。 https://www.kyodo.co.jp/life/2022-03-03_3672929/ <社説>オンライン国会 憲法と切り離し議論を(2022年3月3日北海道新聞) 地方議会は、地方自治法で会議成立の要件に議員定数の半数以上の「出席」が定められている。それでも、コロナ禍を契機に、独自の条例で委員会のオンライン審議を認める議会が増えている。国会も地方議会の先行例を参考に、なりすましを防ぐための本人確認の方法などを検討すべきだ。 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/652079?rct=c_editorial 【スピリチュアル・ビートルズ】ビートルズを崇拝するスティーブ・ルカサー ポールやリンゴと一緒に仕事(2022年2月21日共同通信) ・・・ ポールとリンダ、ジョージ・マーティン、そしてビートルズつきのエンジニア、ジェフ・エメリックが部屋に入って来ると、ルークはすっかりおじけづいてしまったという。「同じ部屋、手が届くくらいの距離に偉大な人たちがいる・・・彼らが俺の人生を変えたんだ」。 ジョン・レノンが殺されてからまだ2年も経っていない頃で、警備員の数が異常に多かったことがルークの印象に残った。ペイチがスティービー・ワンダーの「愛するあの娘に」をプレーし始め、ドラムのジェフ・ポーカロ、エレクトリック・ピアノのデビッド・フォスター、ベースのルイス・ジョンソン、ギターのルークも加わると、マイケルがそれに合わせて歌い始め、ポールも加わった。それがポールの気持ちをほぐしたという。 【洋楽を抱きしめて】ポール・ヤングがソウルフルな歌声を聞かせる「エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ」(2022年2月19日共同通信) ポール・ヤングは1956年、ロンドン近郊のベッドフォードシャーのルートンという町で生まれた。ピアノとギターを手にして練習に励んでいたポール。父親と同じように自動車工場で働くようになり、いくつかのバンドでベースを弾くことになった。 |
<社説>ウクライナ侵攻 常軌逸した核の脅迫だ(03/02北海道新聞) ロシアの動きに、被爆者団体や被爆地の広島・長崎の市民らは強く抗議した。国連のグテレス事務総長も批判している。プーチン氏をはじめ米中英仏の核保有国首脳は今年1月に、核開発姿勢への批判をかわす狙いから「核戦争に勝者はなく、決して戦ってはならない」とする共同声明を出した。核戦争や軍拡競争を防ぐために外交的取り組みを追求し、核拡散防止条約(NPT)で課された核不拡散に取り組む決意も示した。プーチン氏の姿勢は、自らが出した声明に逆行している。核による威嚇は他国を刺激して核拡散を助長する恐れもあり、無責任極まりない。・・・ こうした情勢で、安倍晋三元首相は米国の核兵器を日本に配備して共同運用する「核共有」政策について議論の必要性に言及した。日本は唯一の戦争被爆国であり「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」という非核三原則を国是としている。核廃絶の先頭に立つべき国の首相まで務めた政治家として、あまりに不見識だ。 ロシアの若者、ひそかな抗議 ウクライナ国境の町(03/02北海道新聞) ・・・ロストフナドヌーでは、大勢を招集するわけにはいかない。抗議デモに参加する用意がある者は一握りだが、覚悟が必要で、恐怖心もある。コーヒーカップで手を温めていた、劇場の技術者として働くニコライ・コワシェビッチさん(30)が取材に応じてくれた。「核兵器で世界を脅してもどうにもならない」「おしまいだ。未来はない。子どもも生まれてこないだろう。あすはこない」と憤りを見せた。 核脅迫のプーチン氏非難 平和賞受賞者「キューバ危機より危険」(2022/3/02時事ドットコム) 核による威嚇、プーチン氏の意図は何か 「戦略核」を持ち出す奇妙さ(2022年3月1日朝日新聞) 軍事力を使って相手国を威圧したり、恐怖心を与えたりして自らの要求を受け入れさせることを「強制外交」という。相手に挑発的な行動を思いとどまらせる「抑止」とは異なり、強制外交は、相手が要求を拒んだ場合に力による実力行使へと発展する恐れがより高まる。「核」による強制外交のリスクは一層深刻だ。 プーチン氏の意図は何か。米国などの軍事介入を防ぐことに加え、対ロ経済制裁を弱めるのが狙い、との見方が大勢だ。ただ、軍事侵攻に突き進んだプーチン氏がとれる選択肢は狭まり、切り札がなくなりつつあるのも事実。冷静な判断力を失えば、どういう暴挙に出るか予測できないという怖さもある。 原発問題中心に特集上映 十三のシアターセブン(2022年2月28日大阪新聞) 東日本大震災避難者の会「Thanks&Dream(サンドリ)」の森松明希子代表は「原発被害はまだ続いているが、被害の実相も明らかにされないまま終わったこと、なかったことにされないため、こつこつと避難者がつながって伝える努力をしている。多くの人に参加してほしい」と呼び掛けている。上映映画は「逃げ遅れる人々」(4日)、「朝日のあたる家」「BOLT」(27日)。詳しくはシアターセブンのホームページで。https://www.theater−seven.com/index.html |
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