(東日本大震災10年)空から見た故郷の町並み、これは復興なのか 岩手出身隊員、ブルーインパルス卒業(2021/03/09朝日新聞) 普段、松島基地の近くを訓練で飛びながら、目に入る景色に感じてきた寂しさと同じだった。人生が暗くなってしまった人、今もきつい人がたくさんいると聞いてきた。この景色を「復興」と言っていいのか。戸惑った。「震災は全然終わってないのに、終わった風にしてはいけないよな」と思った。 ジェンダー平等とは 日本社会に問う映画(2021/03/09朝日新聞) 女性たちは手厚い治療と精神的支援を受け、経済的自立のために勉強に励む。「人の役に立ちたい」と看護師を目指す人も。立山さんは「自分が同じ立場だったら、人生に絶望するだろう。でも、彼女たちは他人を思いやっていた。私の方が教わることが多かった」と振り返る。 バンクシーが新作 旧刑務所の外壁、脱獄したのはだれ?(2021/03/05朝日新聞)英国の覆面芸術家、バンクシーは4日、英南部レディングの旧刑務所の外壁に描かれた絵が自作であることを、自身のウェブサイトで明らかにした。囚人が脱走を図る様子が描かれており、19世紀末に収容されていた作家オスカー・ワイルドを模したものではないかと話題になっている。 外壁に描かれた囚人は、シーツのようなものをロープ代わりにして壁を乗り越えて脱出しようとしており、ロープの端にはタイプライターがぶら下がっている。・・・この旧刑務所は、ワイルドが同性の文筆家アルフレッド・ダグラスとの関係をめぐって有罪となり、1895〜97年に収容されていたことで知られる。ワイルドはこの牢獄体験をもとに詩も残した。刑務所は2014年に閉鎖され、英政府によって19年に売りに出されたが、地元自治体は芸術の複合施設として保存することを望み、俳優のジュディ・デンチさんやケネス・ブラナーさんらが支持を表明している。 「小説 火の鳥」、重なる戦争とコロナ 「大地編」刊行、作者の桜庭一樹さんに聞く(2021/03/05朝日新聞) 桜庭さんは、激動の時代に翻弄(ほんろう)された人物を描いた、ユゴーの『レ・ミゼラブル』など海外の古典文学を愛読してきた。その経験が小説「火の鳥」にも生かされている。コロナ禍の下で「火の鳥」を執筆したことを振り返って、「『レ・ミゼラブル』が伝えたかった、たった一人の人生がかけがえのないものだということは、いまこそ、言わなければいけないことだと痛感しました」と語った。 史上初の性別問わない「主演俳優賞」にM・エッゲルト ベルリン映画祭 (2021/03/09時事ドットコム) 中国、太陽光パネル延々5キロ 温室ガスゼロへ、加速(2021/03/09朝日新聞) (ThinkGender)コロナ下の男女格差、論戦に 森元首相発言への抗議、後押し(2021/03/09朝日新聞) 「コロナのなか、妊産婦うつの傾向が以前の3倍に増えている恐れがある。母親の笑顔が消えている」・・・コロナ禍が長引くなか、苦境に陥る女性の問題が取り上げられる場面が増えている。非正規労働者の数は減り、特に女性の減り方が大きい。宿泊、飲食、娯楽などの業種で女性の非正規労働者の割合が高く、コロナの影響を受けた仕事を失ったためと見られている。配偶者らへの暴力であるDVの相談件数は急増し、自殺者は男性が減少する一方で、女性は増加した。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S14826379.html 高額接待「僕なら一生忘れない」 共産・小池氏が皮肉(2021/03/08北時事ドットコム) 英学校、2カ月ぶり再開 規制緩和第1弾―新型コロナ(2021/03/08北時事ドットコム) 国際女性デー 差別解消への動き鈍い(2021/03/08北海道新聞) 政府が目標とした「指導的立場の女性を20年までに3割にする」は実現できず、「20年代の可能な限り早期」に先送りされた。 性暴力、性差別ない社会求める/フラワーデモ、各地で訴え(2021/03/08福島民放) デモは、2年前に性暴力の罪に問われた男性に対する無罪判決が各地裁で相次いだことに抗議して始まり、オンライン上も含め、各地で毎月開かれてきた。 |
原電と関電、敦賀市に15億円 提供元、載らぬ形式で 市道整備費(2021/03/08朝日新聞) https://digital.asahi.com/articles/DA3S14824893.html 「牛さんごめん」 餌なき牛舎に34頭、元牧場主の無念(2021/03/08朝日新聞)
東北を歩いた、人を書いた 47歳で早世、社会学者が残した言葉(2021/03/08朝日新聞) 筑波大学などで学び、研究者を志した。調査方法は、現場を歩き、聞き取りなどをするフィールドワーク。ダム計画の水没予定地だった熊本県五木村、中越地震被災地の新潟県旧山古志村など、災害や開発にさらされ、従来の姿での存続が危ぶまれる時に浮かび上がる地域や人の本質に目をこらしてきた。・・・19年の論文「なぜ『避難』が畜産農家の廃業を招くのか」は、当初国から牛の殺処分が指示された原発20キロ圏内と違い、移動させて畜産継続が可能だった20キロ圏外の計画的避難区域で、多くの農家が廃業を選んだ点に着目。福島県葛尾(かつらお)村の農家などへの調査から、なじみの人間関係から孤立し新たに畜産環境を開拓する困難を明らかにした。 高倉浩樹・東北大学教授は、「現場で起きていることの細部を大事にしながらも、理論的に、人々の生活の論理や歴史的な経緯を示すことのできる人だった。経済的な次元と別に被災地にどんな支援が必要か、問う力を持つ研究をした」と評価する。 独、脱原発3100億円補償 政府、電力4社に支払い合意(2021/03/08朝日新聞) スウェーデンのエネルギー大手バッテンファルに14億2500万ユーロ、ドイツのRWEに8億8千万ユーロなど、計4社に計24億2800万ユーロを支払う。ドイツ政府によると、22年末までに国内の原発の運転をすべて終える方針に変わりはないという。 ・・・ドイツはシュレーダー政権時代の02年、段階的に原発を廃止する方針を決めたが、メルケル政権が10年、前政権の方針を覆して原発の稼働期間を延長する方針を示した。ところが、その約半年後に福島第一原発の事故が発生。メルケル首相は方針を転換し、17基あった原発の廃止を宣言し、原発の運転を段階的に止めている。 |
デブリと処理水、先見えず 新たな懸念材料も―福島第1原発・東日本大震災10年(2021/03/07時事ドットコム) 辺野古、入札経ず増額続々 工費157億円増に 防衛省が契約変更(2021/03/07朝日新聞) (社説余滴)温故知新でプラごみ削減 村山知博(2021/03/07朝日新聞) エコを意識する時代ではなかったけれど、ものを繰り返し使う「リユース」の習慣が暮らしに根づいていたように思う。それから半世紀、いまやガラス瓶はほとんど見かけない。軽くて丈夫なペットボトルばかりだ。・・・昨年、グリーンピース・ジャパンが1千人に尋ねたら、「不要なプラ製品や過剰な包装が多い」と感じる人が8割を超え、7割以上が「使い捨てプラではない選択肢があれば使いたい」と答えたという。 ガラス瓶のジュースが全盛だったころ、肉や魚は量り売りされていた。昨今のデリバリーとは違って、出前の食器は店舗が回収して再使用するのが当たり前だった。古きをたずねてみれば、プラ削減の新たなアイデアが見つかるはずだ。 |
最新作は「オスカー・ワイルド脱出」? バンクシー、英の旧刑務所外壁に(2021/03/06朝日新聞) 三宅秀史さん死去 阪神「黄金の三遊間」(2021/03/06朝日新聞) 岡山県出身。1953年に阪神に入団し三塁手として吉田義男と「黄金の三遊間」を組んだ。57〜62年に700試合連続全イニング出場を記録。これは2004年に金本知憲に更新されるまでプロ野球記録だった。 (書評)『無意識のバイアス』 『日常生活に埋め込まれたマイクロアグレッション』(2021/03/06朝日新聞) 第二に、どちらも「無意識」の差別に焦点を当てているということである。『バイアス』は脳科学の知見もとりいれつつ認識の構造に力点があり、『マイクロアグレッション』は攻撃的な行動に重心を置いているが、どちらも、差別する側が気づいていない差別のあり方を掘り下げている。・・・ これらの著作に含まれているクリアな科学的諸知見と、差別される側が受ける生々しい傷の指摘は、差別に対して鈍感な日本社会に対して大きなインパクトを持つだろう。あからさまに差別的な発言をしておきながら、謝罪と称して「悪気はなかった」とか「これが本音だ」とか、さらなる攻撃を垂れ流す公人があとを絶たない日本。 それよりもずっと微細なものであっても、差別される側にとって時に死に至る傷を残す。それだけでなく、差別する側にとっても実は人間性や他者との関係を損なうという弊害をもち、ひいては社会全体をも毀損(きそん)していることを、どちらの本もデータや実験からこれでもかと提示している。 (書評)『科学探偵 シャーロック・ホームズ』 ジェイムズ・オブライエン〈著〉(2021/03/06朝日新聞) これが実に興味深い。指紋、足跡、筆跡、薬物などなど、項目ごとにどの作品でどのように使われたかが紹介され、当時の科学捜査の実情や実例と併せて検証される。たとえば指紋の項を見ると、イギリスで指紋が犯罪捜査に使われ始めたのは1890年代なのに対し、ホームズは1890年刊行の『四つの署名』で早くも指紋に言及している。他にも木炭の不完全燃焼による一酸化炭素中毒や犬を使った調査など、ホームズはまさに最先端だったのだとあらためて驚かされた。・・・だが話は単なる礼賛にとどまらない。科学にまつわる描写が次第に減っていくことを指摘し、科学の存在がいかに物語を豊かにしていたかを説く。推論や自白に頼っていたそれまでの犯罪小説に、科学と論理をもたらしたのがホームズなのである。ファンならずとも得るものの大きな評論だ。 2週間延長「ゴールポストずれたみたいに見える」 識者(2021/03/04朝日新聞) 委員の一人は「新しい局面に入りつつあるのかもしれない」と危機感を示した。 大谷2ラン 野球・大リーグ 3日(2021/03/04朝日新聞) 東京、279人感染 新型コロナ(2021/03/04朝日新聞) 緊急事態宣言の期限が延長される見通しの東京都の新規感染者は279人で、2日ぶりに300人を下回った。1週間前の2月25日の340人より減少したものの、4日までの1週間平均は269・1人で、前週比は96・2%にとどまった。死者は23人だった。 感染者/死者 北海道19277(+66)/689 アフリカ女性、コロナ感染少なく 出産絡みの死亡は増加―WHO(2021/03/04時事ドットコム) |
dream & harmony