(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう) |
スイス・フランスの機械式時計の職人技、ユネスコ無形文化遺産に登録(2020/12/18時事ドットコム) 月の土、中国初の持ち帰り 有人探査・基地建設目指す(2020/12/18朝日新聞) https://digital.asahi.com/articles/DA3S14735053.html ベルリンに新名所、「王宮」復元(2020/12/18朝日新聞) 「フンボルトフォーラム」と名付けられ、16日にオンラインで開業の催しがあった。15世紀に最初の城が建てられ、第2次世界大戦で損傷した後は東ドイツ政府に破壊された。壮麗な王宮の復活には、「帝国時代の遺物をわざわざ建て直す必要があるのか」との反対意見も強かった。建設費は6億4400万ユーロ(約810億円)。市民らから計8千万ユーロの寄付があったという。(ベルリン=野島淳) (プレミアシート)「この世界に残されて」 深い闇、愛を守るには(2020/12/18朝日新聞) 原作は心理学者ジュジャ・F・ヴァールコニ。彼女の初の小説は、戦後の物資不足や物価高の暮らしの中、引き裂かれた人間の心を炙(あぶ)り出す。寡黙で笑いを忘れ、嘘(うそ)つきと自嘲する知的な中年男をクララは慕い、いつしか、こうした日々が続くのを願った。だが、世間の噂(うわさ)や党の監視は厳しく、再び密告逮捕が続く時代になる。体制は逆転しても、権力の本質は変わらない。大切な愛と命を守るため、“残された男”は嘘をつき続けるのか? 彼はある決断を下した……。 94歳の小学生、少女たちにエール ケニアの女性、ひたむきに学ぶ姿が映画に(2020/12/18朝日新聞) イスラエルへの移民、葛藤と映画愛 「声優夫婦の甘くない生活」(2020/12/18朝日新聞) 「移民することによって突然人生が変わってしまう。言葉や仕事だけでなく、自分の抱えていること、見たくなかった感情とも向き合わなければいけない」と監督は言う。仕事に対する誇り、挫折、恋のときめき……夫婦に様々なドラマが起こる中、ミサイル攻撃と化学兵器の脅威という社会の緊張の高まりが再び2人を結びつけていく。
(エアメール)パリ 路上生活者に手料理届ける輪(2020/12/17朝日新聞) リヨンで始まった活動は瞬く間にパリなど約20都市に広がり、ベルギーやカナダでも発足。数千人規模の配達ボランティアが参加し、10万食近い食事が配られた。現在は、生活必需品を用意したり、社会復帰のための手続きの援助を行ったりもする。大きな市民運動に成長し、注目を集めている。(田村有紀) コロナ下の「清貧」に賛否 「不変の思想」か「寝言」か(2020/12/17朝日新聞) 「私自身も含めて大半の日本人が空気の底にある何かがおかしいと感じていた時に、時代の流れとは逆のメッセージを打ち出したのが刺さったのでしょう」。・・・作家で反貧困ネットワーク世話人の雨宮処凛(かりん)さん(45)もいう。「貧しい人は、社会から清く正しく美しくあれと求められがち。でも、それができるのは中流より上の人たちです。『清貧』が格差の固定に利用されることには、気をつけなければなりません」 「無名だった父の絵です」 娘の投稿が呼び寄せた奇跡(2020/12/07朝日新聞) 「私事ですが1末(1月末)に父が亡くなりました、色々と終わり気持ちの整理がつきそうです。私の父は無名でしたが絵描きでひたすら絵を描き続けた生涯でした! フォロワーの皆様良かったら私の父の絵をほんの一部ですがちょろっとで良いのでみてやって、こんな絵描きがいたのかぁと思ってくださったら嬉(うれ)しいです」・・・ 勝手に無名だと思っていた父のことを、ツイッターを通じて知ることができたのは、綾子さんにとって意外だった。今は中高年になっている人たちが子どものころ、父の絵を見て心を躍らせていたなんて。そして、そのことをこんなにも熱く書いてくれるなんて。・・・2019年7月末から8月中旬まで「あの頃ぼくらは未来の夢をみた 杉山新一原画展 〜夢を描く〜」として開催。生前、一度も開いたことがなかった個展が実現した。 ボサノバ発祥の地、リオのバーがコロナで閉鎖 ブラジル(2020/12/15時事ドットコム) トマト缶なぜ100円台で買える? 農業仕切るマフィア(2020/12/15朝日新聞) (社説)土砂投入2年 理なき沖縄政策改めよ(2020/12/15朝日新聞) 沖縄防衛局によると、同飛行場での航空機の離着陸回数は、嘉手納基地の一部が工事で使えなかったなどの事情はあるが、17年度の1万3581回から19年度は1万6848回と25%近く増えた。学校や保育園の上空を飛ぶ姿も再三確認され、部品落下などの事故が絶えない。「普天間の運用を19年2月までに停止する」という政府の約束もほごにされた。 被爆体験、紙芝居で残っていた 32年前、小学生が制作(2020/12/15朝日新聞) だが、金森さんの教員仲間の川崎正美さん(65)によると、一度上演されたのみで埋もれていたという。再び光が当たったのは2019年秋。金沢・卯辰山の原爆犠牲者追悼碑「平和の子ら」を題材にしたCDを制作した川崎さんら有志が、被爆者が高齢化する中、「原爆を語り継ぐ方法はないか」と考えていたとき、金森学級の紙芝居を思い出したという。・・・西本さんは4歳のとき、広島で被爆した。「記憶が残る最年少の世代の私ももう80歳。その体験だって、当時は4歳だったので2、3分しか語れない」と被爆体験の風化に危機感を覚えているだけに、紙芝居の完成は感慨深い。「被爆者がいなくなっても、紙芝居が残って語ってくれるはず」 価格2千円。注文は川崎さんがメール(dgs-kawa@asagaotv.ne.jp)で受け付けている。(波多野陽) |
国内感染18万1362人 死者は2615人―新型コロナ(2020/12/14時事ドットコム) 「インディ・ジョーンズ」完結編2022年に公開 ハリソン・フォードも出演(2020/12/14時事ドットコム) ドイツ、商店や学校閉鎖 緩めの制限を一転強化―新型コロナ(2020/12/11時事ドットコム) |
(核といのちを考える 核禁条約、発効へ)地球に見合った科学進歩を ガンダムの生みの親・富野由悠季さん(2020/12/13朝日新聞) ただね、そうは言っても、日本政府が核兵器禁止条約にサインをしなかったというのは本当に残念。「我々は道徳論としては賛同を表す」ということでサインしてもよかったんじゃないのかな。道徳論と政治問題をぴしゃっと分けて。・・・近代、どうしようもない戦争が絶えず行われてしまった。その時の一番の不幸は科学技術の進歩であり、とどめが原爆です。戦争がなければおそらく原爆は開発されなかった。絶対に。戦争があったために、原子力発電よりも前に原爆ができてしまう不幸があった。それこそ、人類が戦後、背負わなければならなくなった一番の罪じゃないか。 豪アボリジニ、採掘業界に抜本的改革要請 遺跡破壊の議会報告公表(2020/12/11時事ドットコム) 沖縄県、辺野古阻止「軟弱地盤」に望み 政府が土砂投入を始めてから14日で2年(2020/12/13時事ドットコム) (書評)『正義と差異の政治』 アイリス・マリオン・ヤング〈著〉(2020/12/12朝日新聞) とはいえ、この学術的著作に脈打つのは、現実に対する著者の熱い思いだ。現代正義論の中心テーマは、物質的な財や社会的地位がいかに分配されているかという問いである。それ自体は正当だが、不偏性や中立性が強調されるあまり、現実の集団間に存在する支配や抑圧がしばしば見落とされる。女性や同性愛者、多様な少数派が現に被っている搾取や無力化、周辺化にはたして政治哲学は向き合っているのか。著者はあらためて問い直す。 (書評)『量子力学の奥深くに隠されているもの』 ショーン・キャロル〈著〉(2020/12/12朝日新聞) 太宰治の自宅、聖地で再現 数枚の写真だけをヒントに(2020/12/12朝日新聞) 市によると、太宰の住んだ借家は残されておらず、間取りなどの図面や資料もなかったため、数枚の写真を頼りに復元を進めた。外壁や部屋の質感もできるだけ当時に近づけ、コートは太宰ファンから提供されたものだという。 世界の感染者7000万人超 新型コロナ、半月で1000万人増(2020/12/11時事ドットコム) ポール・マッカートニーが新作 歌詞にあふれる「希望」(2020/12/10朝日新聞) 2曲目のロックナンバー「ファインド・マイ・ウェー」では「私は自分の道を知っている。私は光に向かって歩く」と視線を前に向けた詞がつづられる。ポールが英BBCの取材に、新型コロナの影響を受けた曲として挙げた「セイズ・ザ・デイ」でも「寒い日々が訪れ、古いやり方は消えていく。そこに太陽はない」と歌い、「今を生きるんだ」と力強く繰り返す。 |
公会堂に長年飾られていた絵画、ヨルダーンス作品と判明 ベルギー(2020/12/11時事ドットコム) 地球上の人工物量、生物量を上回る 研究(2020/12/11時事ドットコム) (社説)学術会議改革 任命拒否の撤回が先だ(2020/12/11朝日新聞) ごまかしに満ちた文書だ。提言案は「学術会議が政治から独立であるべきは当然だ」と書く一方で、「政治や行政が抱える課題認識や時間軸等を共有し、実現可能な質の高い政策提言を」と求める。一見もっともらしいが、首相が会員候補6人の任命を拒否し、その理由も明らかにしないこの状況下では、政権と歩調を合わせよ、忖度(そんたく)せよと強要しているに等しい。 都会の片隅の物語、浮かぶ社会のひずみ 「ニューヨーク 親切なロシア料理店」シェルフィグ監督(2020/12/11朝日新聞) マンハッタンの格式あるレストランを舞台に、様々な問題に直面する市井の人々を描いた「ニューヨーク 親切なロシア料理店」が11日に公開された。登場する貧しい家族や、暗い過去を持つ人物に優しいまなざしを向けたのは、デンマークのロネ・シェルフィグ監督。「私が撮りたいのは、特別ではない、ごく普通の生活者なのです」と語る。 郊外に暮らすクララは暴力的な夫から逃れるため、幼い息子2人を連れてマンハッタンにたどり着く。だが、ろくに食事もできず、寝る場所もない。困り果て、たまたま忍び込んだのが創業100年を超える老舗のロシア料理店だった。家族を助けるのは、店の再建のために雇われたマークや、店の常連でホームレスらの支援活動をする看護師アリスたち。彼らのおかげで、クララは幸福な人生への一歩を踏み出すことになる。優しさに満ちた物語を生んだきっかけについて、シェルフィグ監督はこう語る。「問題を抱えた人たちが悩みを打ち明ける集会を、近年たびたび見かけるようになった。様々な問題に直面する人たちが増えている事実から、ストーリーがつくれるのではないかと思い立ったのです」 |
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