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(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)

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2020/09/10sankaku09/28

 

スーダン洪水、83万人被災(2020/09/28朝日新聞)
 アフリカ東部スーダンで大雨による洪水や土砂災害が相次ぎ、首都ハルツームを含む全土で計約83万人が被災した。国連の発表によると、そのうち48万人以上が子どもで、死者は120人を超えた。スーダン政府は今月4日、3カ月間の非常事態宣言を出して警戒を呼びかけている。国連人道問題調整事務所などによると、洪水は7月中旬以降に相次いで発生。主に青ナイル川流域に降った大雨が原因とみられている。青ナイル川の水位は一時、過去100年で最高レベルにまで達した。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14637414.html?_
requesturl=articles%2FDA3S14637414.html&pn=2

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アマゾン火災、ブラジル大統領の発言は「うそ」 先住民長老が反論(2020/09/28時事ドットコム)
【リオデジャネイロAFP=時事】ブラジル・アマゾンの先住民カヤポの長老で、著名な熱帯雨林保護活動家として知られるラオーニ・メトゥティレ氏(90)は26日、熱帯雨林に甚大な被害を与えた森林火災の責任は先住民にあると発言した、同国のジャイル・ボルソナロ大統領を非難した。・・・ブラジルのアマゾンでは昨年、森林消失面積が85.3%増加。過去最大の1万123平方キロに上り、中東レバノンの面積に匹敵する規模となった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20200928040615a&g=afp

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世田谷に空き家5万戸の衝撃 2割以上が市場に流通せず
 全国で問題となっている空き家。国の推計によると東京都内にも約81万戸あり、その7割は23区内にある。過疎化とは縁遠い首都圏でも高齢化でさらに空き家の増加が懸念される中、利活用につなげる取り組みもある。(国米あなんだ)

 高級住宅街として知られる田園調布に近い世田谷区内の住宅地。最寄りの東急奥沢駅から10分ほど歩くと、雨戸が閉まり、庭の草木が伸び放題の戸建て住宅があった。外観は古くもないが、長く人が訪れていないようだ。・・・総務省の18年の住宅・土地統計調査(抽出調査)によると、都内の空き家は全住宅の約1割にあたる80万9900戸だった。都の空き家率は10・6%で全国平均(13・6%)を下回る一方、その数は突出している。

 人口92万人を抱える世田谷区の空き家は5万戸で都内で最多だ。うち賃貸や売却向けなどを除いた、市場に流通していない「その他の住宅」に分類される空き家が約1万2千戸に上る。

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フランス、コロナ新規感染が過去最多に 新規制に怒りも(2020/09/25時事ドットコム)
【パリAFP=時事】フランス保健当局は24日、同国での新型コロナウイルスの1日の新規感染者数が過去最多を記録したと発表した。仏政府は前日、感染拡大を防ぐために主要都市での飲食店の営業を制限する新たな措置を発表しており、地元政治家や事業主の怒りを招いている。過去24時間での新規感染者は1万6096人、病院で亡くなった人の数は52人だった。新規感染者の数は過去最多だが、専門家らは3〜4月の流行第1波の際に検査で感染が判明した人の数は一部にすぎなかったと指摘している。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20200925040612a&g=afp

コロナが収束したかのような日本政府の反応にも大きな疑問を感じるけど、世界の情勢と現実は誰にでも分かる現代だから、一人一人がどう考えるかだと思う。

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安倍政権の功罪、責は首相でなく私たちに 津田大介さん(2020/09/25朝日新聞)

8年近くに及ぶ安倍政権が終わった。白井聡は、この政権を「日本史上の汚点」「腐敗は底なし」と苛烈(かれつ)な言葉で批判する・・・彼らに共通するのは「安倍政権で噴出した問題とは、安倍前首相個人にその責があるのではなく私たちそのものの問題である」という意識だ。安倍政権に批判的だったリベラル左派も、メディアも、野党も、政治学者と哲学者と社会学者と小説家が同じ結論に達したことの意味を考え、これを受け入れることからやり直していくしかない。対峙(たいじ)すべきは「アベ」ではなく、「私たち」のあり方だ。
https://digital.asahi.com/articles/
ASN9T3V1VN9MUCVL00J.html?iref=comtop_8_02

個人的には史上最悪の安倍政権だったと思うけど、そんな政権を長期に渡って許していた、あるいは見て見ぬフリをしていた国民にも責任はあると思います。安倍政権の無策無謀のつけを清算することなく逃げた安倍氏のつけが回って来るのはこれからです。

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新型コロナ、世界の感染者数3000万人超 インド、欧州で増加傾向(2020/09/18時事ドットコム)
米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、新型コロナウイルスの全世界の感染者数が日本時間18日、累計で3000万人を超えた。8月11日に2000万人を超えてから1カ月余りで1000万人増えており、依然勢いは衰えていない。死者は約94万人。・・・一方、インドや欧州では感染者が増加している。世界で2番目に感染者が多いインド(約512万人)では1日の新規感染者数が10万人に迫る日が続いている。欧州では行動規制の緩和により再び増加傾向に転じ、世界保健機関(WHO)のクルーゲ欧州地域事務局長は17日、「驚くべき速さの感染拡大だ」と危機感を募らせた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091800254&g=cov

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野生動物の個体群、46年で平均68%減 WWF(2020/09/10時事ドットコム)
【パリAFP=時事】世界の哺乳類、鳥類、魚類の個体群は、資源の過剰な利用によって46年間で平均68%減少したことが、10日に公表された「生きている地球レポート」で分かった。専門家らは、人類の存続には自然保護が重要だと警鐘を鳴らしている。・・・過去5年でこれまでになく経済が成長し、天然資源の消費が世界的に激増した。侵入生物や環境汚染などの要因も影響しているが、森林や草原の産業用地や農地への転用など土地利用の変化が、個体群減少の最大の要因だという。現在、地球の陸域の3分の1、淡水の4分の1が食料の生産に使われており、人間を支えるために、持続不可能な水準の資源が求められるようになっている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20200911040559a&g=afp

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福島「3割復興」の現実 安倍政権、難問に向き合わず(2020/09/10朝日新聞)
首相が五輪誘致に際して「アンダーコントロール(制御されている)」と世界に宣言した第一原発の汚染水は、いまも毎日180トン発生している。処理した後のトリチウム水の処分方法も決めていない。汚染水を保管するタンクの増設は2年後に限界を迎える見通しで、早急に処分方法に結論を出す必要がある。除染後の汚染土壌を保管する中間貯蔵施設をめぐっては、3010億円の地元への交付金と、汚染土を2045年までに県外に搬出する法律を定めることを条件に福島県に施設を受け入れてもらった。しかし、受け入れ先を探す政府の動きはみられず、地元には固定化への懸念が強い。いずれも、解決には住民や国民への丁寧な説明や同意が必要な難問ばかりだ。安倍政権ではそうした取り組みは極めて不十分だった。
https://digital.asahi.com/articles/
ASN997GB4N97ULZU004.html?iref=comtop_favorite_01

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「つくづく窮屈に」嘆く教員 安倍政権で何が変わった(2020/09/10朝日新聞)
「教育の憲法」と呼ばれ、戦後教育の根幹となってきた教育基本法が59年ぶりに改正されたのは、2006年 12月15日。第1次安倍政権が発足し、安倍首相が所信表明演説で法改正案の早期成立を語ってから3カ月足らずのことだった。東京都内の市立中学校で社会科を教える教諭(33)は、学生として国会前の抗議集会に参加していた。改正の一報が届いたとき、「とうとうか」と力が抜けた。13年たって、改正の影響を感じる。例えば、来年からの学習指導要領は冒頭に基本法を掲げている。基本法の 2条は「我が国と郷土を愛する」をはじめ、「道徳心」「公共の精神」「伝統と文化の尊重」などの「態度を養う」よう求めているが、「いま思えば、道徳の教科化と重なっている」。

 教科書では領土の記述が増えた。「しかも国の見解の紹介が中心。中国や韓国がどんな見解かを扱わないと、なぜ対立が生まれているかわからないのに」・・・ 宮澤さんは、規則の順守や障害を「自力で」乗り越えることなど、教材が自己責任論で貫かれている点、また、それに疑問をもつ教員が減っている点にも危機感を感じている。「最もシステム化されるべきではない教科なのに、教科書、ひいては公権力が『良し』としている価値観をそのまま教え、評価することが、完全にシステム化されてしまった」
https://digital.asahi.com/articles/
ASN982RCQN92UTIL019.html?iref=comtop_list_edu_n04

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向き合い続けた命と安楽死 また町に戻って牛を飼いたい(2020/09/08朝日新聞)
福島県富岡町で畜産を営んでいた坂本勝利(かつとし)さん(82)は、原発事故の後も手塩にかけた牛たちと向き合ってきた。避難先の田村市から毎日のように車で片道1時間余りかけて通い、世話を続けたが、除染のために処分を決断。でも、再び町に戻って牛を飼いたいと願う。・・・原発事故の8年前、有名な血統の雌牛を10頭買った。相性の良い種牛が見つかり、肉質などが最も高い「A5ランク」を量産。経営は軌道に乗っていたが、事故で一変した。「筆舌に尽くしがたいほど、憤懣(ふんまん)やるかたなかった」

 川内村、郡山市と避難先を移したが、その間も富岡町に残してきた牛に水やわらをやるために通った。雌牛10頭と子牛13頭を見捨てる気にはなれなかった。苦難は続く。政府は2011年4月、富岡町を含む原発から半径20キロ圏内を「警戒区域」とした。通うのが難しくなり、えさを自由に探せるよう牛を放した。だが、放し飼いになった家畜の野生化が問題視され、政府は知事に所有者の同意を得て安楽死させるよう指示した。

 坂本さんの牛は農園の周りで生きていた。「いくら(畜産のための)経済動物でも、殺処分は理解できない」。他の農家と国会議員を回り、飼い続けられるようかけ合った。すると、12年春、出荷や繁殖をしないことなどを条件に飼育が認められた。田村市に再建した自宅から通い、再び牛を飼う日々が始まった。・・・18年、除染やインフラの復旧を進め、避難指示を解除する「特定復興再生拠点」の計画が決まった。拠点内の坂本さんの家や農園も除染の対象になった。

 「除染しないと、前には進めない。でも、牛がいると機械を入れて除染ができない」。坂本さんは、残っていた牛13頭の処分を決めた。苦渋の決断だった。

 安楽死させるため、県の家畜保健衛生所の職員が訪れたのは昨年10月。坂本さんは準備だけを見て、その場を離れた。薬を注射される姿は見られなかった。「だって、牛たちは何も悪いことはしていないから」
https://digital.asahi.com/articles/
ASN973S3PN8CUGTB003.html?iref=comtop_list_nat_n01

原発さえなければ・・・失われた多くの命。人間のみならず愛すべき犬や猫、牛や豚やニワトリなどの家畜そして野生の動物達。どれだけの命が理不尽に奪われたかを考えるだけで胸が詰まります。自然災害ではない原発事故と言う人災。その悲しみと不安は現在進行形です。

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