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(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)

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2020/08/15sankaku08/21

クマがテント裂いてカレー完食 被害女性「申し訳ない」(2020/08/21朝日新聞)
 北アルプスの玄関口、上高地(長野県松本市)の小梨平キャンプ場で今月上旬、クマに襲われた都内の50代女性が、朝日新聞の取材に応じ、「テントごと強い力で引きずられた」などと当時の状況を語った。女性を襲ったとみられるクマは13日に捕獲されたが、再発防止策が整うまでキャンプ場は閉鎖される。・・・仲間が、クマに奪われたザックや衣類などを回収してくれた。レトルトカレーなどの袋やパックが裂かれ、きれいに食べられていたという。女性は「クマに恨みはなく、むしろ申し訳ないと思う。地元の人は『山は雨続きで食料不足だったはず』という。人間の食料の味を覚えたクマとの共存は難しいと聞いた」と振りかえった。
https://digital.asahi.com/articles/ASN8N6R63N8NUOOB002.html?iref=comtop_8_04

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グレタさんら、独首相と会談 1時間半、パリ協定実行訴え(2020/08/21時事ドットコム)
【ベルリン時事】スウェーデンのグレタ・トゥンベリさん(17)ら、環境運動「未来のための金曜日」の若手活動家4人が20日、欧州連合(EU)議長国のドイツ・ベルリンを訪れ、メルケル首相と1時間半にわたり会談した。グレタさんらは温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」を、EU各国が着実に実行することなどを求めた。グレタさんは会談終了後の記者会見で、「気候変動対策は、首脳が直接扱う重要課題とすべきだ」と強調。別の活動家は、メルケル氏は「親切」で、長時間を割いてくれたことに感謝すると語った。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020082100216&g=int

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「癒やし」なきリニア 前時代の遺物か世界変える技術か(2020/08/20朝日新聞)
東海道新幹線で東京を出ると、右に富士山が見える。外国人観光客がシャッターを切り、乗り慣れた人も車窓の風景に癒やされる。リニアは、それがない。名古屋までトンネルばかりだ。山梨県内の実験線に試乗した同県の横内正明元知事は、「下水道管という感じだ」と話していた。

 時間短縮のメリットも疑問だ。現在の東海道新幹線より本数が少ないので、待ち時間は長くなる。始発駅は東京でなく品川になるし、ホームは大深度地下にあるので遠い。安全チェックも厳格になるだろうから、少し早く駅に入る必要がありそうだ。環境破壊をしても建設するメリットは本当にあるのだろうか。・・・「我田引鉄」という言葉もあるように、鉄道は沿線の政治家が票を獲得する手段にも使われてきた。しかし、県や市町もそろって反発する中で鉄道を通したという事例は、これまでに聞いたことがない。
https://digital.asahi.com/articles/ASN8K54S9N7KUTPB00T.html?iref=comtop_8_08

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車サイズの小惑星、地球すれすれ通過 観測史上最接近か(2020/08/20朝日新聞)
米航空宇宙局(NASA)は18日、大きさが5メートル前後の中型車ほどの小惑星が、16日に地球すれすれをかすめていたと発表した。最も近づいた時の距離は、地球の直径の4分の1にあたる3千キロ上空だったといい、地球にぶつからなかった小惑星としては観測史上最も近づいたとみられる。小惑星の多くは火星と木星の間を回っているが、地球に近づくものも2万個ほど知られている。このうち大きさが140メートル以上の約2千個が地球に衝突する恐れがある「潜在的に危険な小惑星」として監視されている。ただ、今回のような数メートルの小惑星は小さすぎ、「数億個あるとも言われるが、事前に発見するのは非常に困難」(NASA)なのが現状だ。発見チームの米カリフォルニア工科大のジョージ・ヘロウ氏は「望遠鏡の広い視野と迅速なデータ処理で希少な小惑星を発見できた」と話している。(石倉徹也)
https://digital.asahi.com/articles/
ASN8M76JPN8MULBJ00N.html?iref=comtop_list_sci_n02

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50年間「消失状態」のハネジネズミ、アフリカの角で発見(2020/08/19時事ドットコム)
【パリAFP=時事】アフリカに生息する小型哺乳類の一種、ソマリハネジネズミが約50年ぶりに確認された。この間、この動物を確認したとの報告が一例もなかったため、科学者らはソマリハネジネズミが地上から姿を消した恐れがあると考えていた。・・・だが、18日に発表された調査結果によると、餌を探すためのゾウのような長い鼻を持つこのハネジネズミは、「アフリカの角」と呼ばれるアフリカ大陸北東部の乾燥した岩の多い地域で静かに繁栄しているという。・・・センギとも呼ばれるハネジネズミは、ツチブタ、ゾウ、マナティーなどの遠い親戚にあたる。ネズミほどの大きさで強力な脚を持ち、時速30キロ近くで走ることができる。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20200819040461a&g=afp

大きなまん丸い目と尖った鼻が何とも愛らしい生き物です。どんな生き物でもこの地上から姿を消すと言うのは寂しいし悲しい事です。何が絶滅の原因かは分からないけど、その多くは人間の自然破壊によるものだから罪が深いです。

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西アフリカのマリでクーデター 大統領、拘束後に辞任(2020/08/18時事ドットコム)
【パリ時事】西アフリカのマリで18日、一部兵士がクーデターを起こし、ケイタ大統領とシセ首相を拘束した。兵士らは首都バマコ郊外カティの軍事基地などを掌握。AFP通信によると、ケイタ氏は19日、辞意を表明した。AFPによれば、ケイタ氏は国営テレビで「国民の長年にわたる支持と温かい好意に感謝する。この瞬間から私は全ての役職を離れると伝えたい」と述べた。国会の解散と内閣総辞職も発表した。地元病院の医師はAFPに対し、「怒りに燃えた兵士が空へ向けて銃を撃っていた。大人数で緊張感が漂っていた」と証言した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020081900196&g=
int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

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新種の生物30種発見、ガラパゴス沖の深海 「地球最後の未開地」(2020/08/18時事ドットコム)
【キトAFP=時事】南米エクアドル領ガラパゴス諸島周辺の深海で、海洋科学者らの国際研究チームが、新種の無脊椎動物30種を発見した。同諸島の国立公園当局が17日、発表した。・・・ガラパゴス国立公園の声明によると、深海専門家らが発見したのはソフトコーラルと海綿動物の群体で、中にはタケサンゴ10種、八放サンゴ4種、クモヒトデ1種、海綿動物11種の他、コシオリエビの名で知られる甲殻類の4種が含まれるという。・・・同財団の科学者らは、国立公園理事会と海洋探検基金と協力し、最新鋭の遠隔操作型無人潜水機(ROV)を用い、水深最大3400メートルの深海の生態系を調査。2015年に実施された深海調査では、全長64メートルの探査船ノーチラスからROVの「アルゴス」と「ヘラクレス」を遠隔操作した。研究を率いた同財団の海洋科学者、ペラヨ・サリナス・デレオン氏は、「深海は、地球最後の未開地として残っている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20200819040457a&g=afp

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鳴き声うるさいと射殺、おんどりの正義求める署名に7万人超(2020/08/18時事ドットコム)
「マルセルに正義を」と求める嘆願活動を始めたのは、5月に殺されたおんどり「マルセル」の飼い主、セバスチャン・ベルネイさん。ベルネイさんが暮らす人口450人の南部バンジュー村では、マルセルの死を受けて動揺が広がった。AFPの取材に応じたベルネイさんは、「この悲劇に深くショックを受けている」「田舎の生活スタイルは、処罰されない行為による攻撃をますます受けている」と語った。ベルネイさんの隣人は、マルセルを撃ち殺したことを認めている。動物虐待や武器の不正使用などの罪に問われており、12月に裁判にかけられる予定となっている。・・・「歌わせてくれ」との副題が付いたオンライン請願書には、17日までに7万4500人超が署名した。嘆願書は、死んだマルセルはベルネイ家自慢の番人だったと述べ、「子どもたちへの愛情にあふれ、私たち家族に喜びをもたらしてくれた。その鳴き声とニワトリ小屋での立派な存在感によって、私たちの日々の生活を刻んでくれた」としている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20200819040456a&g=afp

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(ひと)渡辺茂さん 動物の「心」に迫る心理学者(2020/08/18朝日新聞)
ハトを訓練してピカソとモネの画風を教えると、初見でも見分けられる――ハトの識別能力を示した先駆的研究で知られ、「人々を笑わせ、考えさせる」イグ・ノーベル賞を1995年に受けた。

 ハトと人は一見同じことをしているが、実際は違う。絵を細かくバラバラにして並べ直すと、人は誰の絵かわからなくなるが、ハトは区別できる。「人は総じて全体をまとめて見るが、ハトは小さな特徴をつかんでいる」。そんな違いは脳の情報処理の差と考える。・・・ハトやカラスなどでさまざまな実験に取り組み、慶応大名誉教授となった今も研究を続ける。海と川を回遊するウナギの記憶の不思議を解き明かすのが目標だ。

 長く動物と暮らして「人の心が唯一の心ではない」と思う。人の心は環境に適応して進化した多くの神経系の一つにすぎない。「だからこそ、私たちと違う動物の心に迫りたい」

https://digital.asahi.com/articles/DA3S14590994.html

「人の心が唯一の心ではない」・・・本当にそうだと思う。あらゆる生きものには心があって、無いのは一部人間だけではないか、とも思う。

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国内感染、新たに647人 死者15人、宣言解除後最多―新型コロナ(2020/08/18時事ドットコム)
死者は大阪府で5人、千葉県で2人、東京都と神奈川、岐阜、愛知、三重、福岡、鹿児島、沖縄各県で1人の計15人増え、1日当たりの死者数は5月25日の緊急事態宣言の解除後、最多となった。国内の累計死者数は1132人。東京都では、新たに161人の感染者が確認された。1日当たりの感染者が200人を下回るのは6日ぶり。都によると、20〜30代が80人とほぼ半数を占めた。8日に友人同士23人が参加したバーベキューで、20〜30代男女8人が感染したケースもあった。重症者は27人。厚生労働省の集計(16日時点)によると、新型コロナ感染症の重症者は全国で243人。都道府県別に見ると、最多は大阪の72人で、東京の25人が続く。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020081700600&g=soc

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「不可能な夢」実現 父方のジャマイカに希望、母方のインドに誇り与えたカマラ・ハリス氏(2020/08/18時事ドットコム)
ハリス氏は1964年、米カリフォルニア州で、ジャマイカ人の経済学者の父ドナルド・ハリス氏と、インド人の乳がん研究者の母シャマラ・ゴパラン氏の間に生まれた。
 ハリス氏は黒人としてカリフォルニア州初の州司法長官を務め、南アジア系のルーツを持つ女性として初めて米上院議員に選出された。11月の米大統領選挙で民主党候補指名を確実にしている民主党のジョー・バイデン前副大統領に11日、副大統領候補に指名されたことを受け、現在、米国初の女性副大統領となる道を模索している。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20200818040453a&g=afp

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武漢のプールがすし詰め状態に…マスク姿の客見当たらず 中国(2020/08/18時事ドットコム)
【北京AFP=時事】昨年末に新型コロナウイルスの流行が最初に発生した中国中部の武漢では、日常生活が元に戻りつつある中、先週末にかけて音楽イベントが開催され、ウオーターパークにパーティー好きの人々数千人が押し寄せた。・・・地元メディアによると、この施設は定員の上限を通常の半分に制限しており、さらに女性客の入場料を半額にしているという。DJがステージ上でプレーを披露する中、一部の客はライフジャケットを着用していたものの、すし詰め状態の人々の中にマスク姿の客は一人もいなかった。人口1100万人の武漢で初めて感染者が確認された新型コロナウイルスは、その後全世界に広がり、数十万人の命を奪い、経済活動をまひさせた。
 武漢市では4月にロックダウンが解除され、同市を省都とする湖北省では5月半ば以降、公式には新たな市中感染の報告はない。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20200818040451a&g=afp

コロナ発生源の中国武漢でのこの自由度は一体何だろうと思う。写真で見る密集度と誰もマスクをしていない現実。仮に今日本のどこかのプールでこんな状態が起こったなら、マスコミはどう報道するのだろう。

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「経済の安倍」帳消し 政権弱体、反転妙手なく―GDP(2020/08/18時事ドットコム)
2020年4〜6月期の国内総生産(GDP)速報値が戦後最悪の下落となり、経済失速が鮮明になった。政権の看板政策「アベノミクス」を背景にした「経済の安倍」というイメージを帳消しにしかねない結果に、政府・与党内には重苦しい空気が漂う。・・・政権はコロナ禍の収束が見えない中、感染拡大抑止と経済再生の両立を模索する。ただ、なかなか軌道に乗らず、弱体化する政権に反転への妙手は見当たらないのが実情だ。ロシアとの北方領土交渉や北朝鮮の拉致問題解決で進展の糸口はつかめていない。アベノミクスによる実績も「新型コロナで吹っ飛んだ」(自民党関係者)。首相は24日に連続在職日数が歴代単独1位となるが、レガシー(政治的遺産)づくりは一層困難になりつつある。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020081700778&g=pol

もともと目先の経済政策を政治的無策の誤摩化しのために使って来た政権だから、コロナ問題がなくても破綻するのは予測出来ていたはずです。レガシーどころか数々の無能無策の責任をどう取るのだろうか?どでかい厚顔を隠すにはアベノマスクは小さすぎます。

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感染拡大せず「日本スゴイ」…80年前と重なる嫌な流れ(2020/08/18朝日新聞)
――大塚さんは「新しい生活様式」が、戦時下の光景と重なると指摘しています。どこが重なるのですか。

「何より、『日常』や『生活』という用語の氾濫(はんらん)ですよ。『日常』や『生活』は、戦時下に盛んに用いられた戦時用語なんですよ。例えば、日米開戦前後を境に新聞や雑誌にあふれるようになった記事が『日常』や『生活』に関するものでした。季節ごとの家庭菜園の野菜を使ってつくる『漬けもの暦』や、古くなった着物でふすまを飾る事例の紹介など、今では『ていねいな暮らし』とでも呼ばれそうなものが、競うように掲載されたのです。・・・「『新しい生活様式』という言葉を聞いた時、僕はこの『新生活体制』を思い出し、とても不快でした。それは、言葉の上の類似だけでなく、日々報じられたニュースが奇妙に重なり合うからです。ホームセンターの家庭菜園コーナーが人気になったというニュースがありましたが、戦時下、奨励されたのは家庭菜園でした。東京都が断捨離の動画を配信しましたが、戦時中は不用品の整理を説く自治体もありました。あげればきりがありません。図書館によっては当時の新聞記事が検索できるサービスがありますから、自分の目で確かめてください」・・・

――いまさかんに、コロナ後の「新しさ」が論じられています。

「僕は『ポストコロナの世界』を論じようとする人を信用していません。問題点が露呈してより悪い世界は確実にきますが、それはコロナがあろうがなかろうがやってくるはずの世界です。何かをチャラにした『新しい世界』なんて来ません。この20年を振り返ったって、『3・11後の世界』とか『9・11 後の世界』とか、何回も『これで世界が変わった』『これから来る新しい世界のことを論じよう』と、くり返してきたでしょう。今回だって、きっと、同じ顔ぶれが『コロナ後の世界』を冗舌に語るでしょう。まあ、予算配分が厳しい人文系研究者などは、『コロナ後の世界』をテーマにすれば、結構、研究費が取れそうだなという生々しい話も聞きますが、それを含め、『コロナ後の世界』をいかに政治利用するかという、『新しい』政治が始まるでしょう」
https://digital.asahi.com/articles/
ASN6N54S3N6HUPQJ006.html?_requesturl=
articles%2FASN6N54S3N6HUPQJ006.html&pn=5

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アイヌ先住権訴訟「大きな転換点に」「議論深まれば」(2020/08/18朝日新聞)
アイヌ民族が伝統的に占有してきた土地や資源を利用する「先住権」をめぐる訴訟が初めて起こされた。北海道浦幌町のアイヌ民族の子孫でつくる団体「ラポロアイヌネイション」が17日、国と道を相手に、地元の川でのサケ漁を認めるよう求めて札幌地裁に提訴した。アイヌの人たちや専門家は、裁判を通じて議論が深まることを期待する。・・・ 先住民族の権利などに詳しい上村英明・恵泉女学園大教授(国際人権法)も、訴訟になった意義は大きいとみる。アイヌ民族を先住民族と認めた1997年の札幌地裁の二風谷ダム訴訟判決に注目。国会は2008 年、「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」を採択した。「カナダやオーストラリアでは先住権確立のプロセスとして裁判が使われてきた歴史がある。裁判に持ち込むことで、公の場で議論される非常に重要な機会になる」上村教授は「人権の概念は時代とともに進化するものだ。アイヌ施策推進法の成立や国際的な状況など、先住権を取り巻く環境も進んでいる。新しい視点で憲法が積極的に議論され、それが裁判にどう反映されるかに期待したい」と話す。
https://digital.asahi.com/articles/
ASN8K7D8GN8KIIPE00Q.html?iref=comtop_list_nat_n05

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田園地帯に突然UFO!? 人々を吸い寄せる球体の正体(2020/08/18朝日新聞)
新潟県の南西部、日本海近くの直江津駅(同県上越市)から第三セクター・北越急行「ほくほく線」で2駅。くびき駅(同市)のホームに降り立つと、銀色の球体のような独特の駅舎が目に飛び込んでくる。田んぼに囲まれた集落で、ひときわ異彩を放っている。・・・設計は、「ポストモダン建築」で知られ、84年に日本建築学会賞を受賞した建築家の毛綱(もづな)毅曠(きこう)さん(故人)。開業時のことを記録した冊子によると、ドーム状の形状で「従来の駅にないエネルギーの発信」を、丸い窓で「太陽系をモチーフに、宇宙的な広がり」をそれぞれ表現したという。「UFOみたい」「ユニークな駅舎にびっくり」「この駅を見るために東京から来ました」……。置かれたノートには、こんな来訪者の感想がびっしり。村の駅に込めた壮大なメッセージは、今も人々を魅了している。
https://digital.asahi.com/articles/ASN8K7D53N7ZUOHB004.html

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コロナ桜も10万円も 実は身近な公文書、関心なぜ低い(2020/08/18朝日新聞)
新型コロナウイルス感染症という未曽有の危機に直面するなか、安倍政権の公文書管理への姿勢に改めて国民の厳しいまなざしが向けられている。・・・ 安倍政権では、これまでも森友・加計(かけ)学園や桜を見る会をめぐる問題などで、公文書の改ざんやずさんな管理が顕在化してきた。政権の公文書管理に対する国民の不信は山のように積み重なっている。・・・例えば、今回10万円の給付金で自身が対象外とされたとする。納得いかないので、なぜ自分が外されたのかを調べようと思った時、公文書の記録がないとわかりませんよね。・・・ 政府や政権に対して明確なダメ出しをするべきは有権者です。公文書管理がいい加減な政治をする政党の政治家は選挙で落選するということになれば、政治と有権者との間に健全な緊張関係が生まれ、公文書への取り組みも真剣なものになるでしょう。

ところが、有権者の投票行動において、公文書管理の問題はあまり優先順位が高くない現実がある。大きな問題がそこにあるとわかっていても、例えば消費増税など、生活に直結する政策の方が有権者にとって優先順位が高い場合が多い。・・・ 例えば、「森友・加計問題隠し」とも指摘された2017年10月の衆院選では、安倍首相が「消費増税の使途変更」に対して国民に信を問うと訴えて、大勝しましたね。・・・ 美しいことを言ったり、多くの人の利益になるような政策を打ち出したりしても、すべての人が納得できる政策はありません。政治の責任というのは、選択することでもあります。政治家はなぜその選択をしたのか。なぜそのような政治判断に至ったのか。その政策に対し不満を抱いた国民がいても、記録がなければ後から適当にごまかされてしまうわけです。
https://digital.asahi.com/articles/
ASN8C410YN85UTFK01Z.html?iref=comtop_list_pol_n06

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社会問題潜ませた爽快なサクセスストーリー 天才チェス少年描く「ファヒム パリが見た奇跡」のラヴァル監督(2020/08/16時事ドットコム)
政情不安の故国からフランス・パリに逃れたバングラディッシュ人の父子。やんちゃ盛りの8歳の息子はチェスの達人だった―。フランス映画「ファヒム パリが見た奇跡」は実話を基に、オーソドックスなサクセスストーリーを軸に据えつつ、社会への問題提起も行う硬派な娯楽作だ。俳優出身で、これまでは喜劇系の作品を数多く手がけてきたというピエール・フランソワ・マルタン・ラヴァル監督が初めて実話の映画化に取り組んだ。・・・物語はファヒム自身の著作を基に、随所にフィクションの要素を加えて構成した。ファヒムがチェスを通して新天地で自分の居場所を獲得していく過程を描きつつ、言葉も文化も違う異国での暮らしに苦しむヌラの姿などを通して、現在のフランスの大きな社会的課題となった難民や移民の問題を浮き彫りにする。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020081400786&g=soc

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「平和な世界、私が次代に」 追悼式最年少の中学1年―曽祖父思い、母と初参列(2020/08/16時事ドットコム)
「平和な世界は、私が次の世代に引き継ぎたい」。全国戦没者追悼式で最年少の参列となった中学1年井田雪花さん(12)=群馬県高崎市=は、はにかみながらも力強く話した。曽祖父正雄さん=当時(37)=は1945年5月、南太平洋のソロモン諸島周辺で戦死した。テレビ番組を機に戦争や原爆の問題に関心を深めた雪花さん。母貴美子さん(54)と初めて参列し、平和を誓った。・・・そんな雪花さんだが、戦争に強い興味がもともとあったわけではない。参列依頼も「冗談だと思った」。ただ昨年8月、広島への原爆投下に関する番組を見て、関心が高まった。今年は家族で広島平和記念資料館(広島市中区)を訪ねる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止に。戦争のことはインターネットで調べて勉強した。追悼式前には「式で感じたことを学校の先生や友達に伝え、それが広まったら」と話していた雪花さん。青少年献花者も務めた式典後は「曽祖父が国や家族のために頑張ってくれたことが分かり、感謝の気持ちが強まった。戦争のことをもっと勉強し、平和な世界を次の世代に引き継ぎたい」と語った。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020081500429&g=soc

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「断末魔の中でもがいた」 戦争の恐ろしさ、教え子に訴え―「大和」生還、西田さん(2020/08/16時事ドットコム)
4月7日午後、坊ノ岬沖で、大和は米艦載機群により左舷を中心に多数の魚雷、爆撃を受けた。高角砲発令所も打撃を受け、艦が傾き始めた。班長の命令で甲板に上がると、大きく傾斜してあらわになった艦側面の「赤腹」に、兵士がたくさんしがみついているのが見えた。そばにいた兵士が先に海に飛び込んだが、渦にのまれて浮かんでこなかった。「わしも飛び込んだらこうなるのかと。しかし(側面に)上ることもできん。飛び込まなしゃあない」。力の限り遠くに向けて飛んだが、渦に体を取られた。「(体が)上がってこなかった。しばらくもがいたが、周りも見えず、水を飲み込む寸前だった」直後に大和は大爆発を起こした。その衝撃のためか、水面に浮上した西田さんは、周囲の材木をかき集めて必死に浮き続けた。2時間ほど漂流を続けた時、たまたま近くへ来た内火艇(小型船)に助けを求め、その後駆逐艦「冬月」の中に運ばれて一命を取り留めた。戦後は再び小学校の教師となり、子供たちに「戦争は繰り返してはいけない」とのメッセージを伝え続けた。戦争をすれば「命はなくなるし、兵隊(軍隊)に入ればなんぼでも苦労する」と訴えた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020081500401&g=soc

世界の新型コロナ感染者・死者数(2020/08/16朝日新聞)
感染者数2100万人超 死者76万人超
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14588707.html

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(社説)閣僚靖国参拝 問われる政権の歴史観(2020/08/16朝日新聞)
敗戦から75年の日に、安倍首相に近い3人を含む4閣僚が靖国神社に参拝した。自らは参らず、自民党総裁として玉串料を奉納するにとどめたとはいえ、政権全体の歴史観が問われる事態である。参拝したのは、首相側近といわれる高市早苗総務相、萩生田光一文部科学相、衛藤晟一沖縄北方相の3人と小泉進次郎環境相。現職閣僚による終戦の日の参拝は4年ぶりだ。高市、衛藤両氏は昨年秋の例大祭時に続く参拝となるが、首相が自重を促した形跡はない。

戦争の犠牲者を悼む気持ちは誰も否定しない。だが、軍国主義を支えた国家神道の中心的施設を、現在の政治指導者が参拝することは、遺族や一般の人々が手を合わせるのとは全く意味が異なる。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14588682.html

過去の過ちを認めない、戦争の絶対悪を分からない。自民党の反省のない盲目的な姿勢は原発問題や核問題につながるものだと思う。積極的平和主義と言うのは言葉をもてあそぶまやかしとしか思えません。

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(社説)戦争と公文書 今に続く国民への背信(2020/08/16朝日新聞)

「市ケ谷台史料」と名付けられた文書が、防衛省防衛研究所の戦史研究センターで公開されている。自衛隊市ケ谷駐屯地にかつて置かれた陸軍参謀本部が保管していたとみられるもので、焦げ痕や切れ端に残った断片的記述が生々しい。75年前の8月15日前後、政府や軍だけでなく、裁判所や全国の市町村などで大量の公文書が燃やされた。この史料はその一部で、96年に東京都埋蔵文化財センターが旧尾張藩上屋敷跡の発掘調査中に偶然見つけた。天皇の承認を受けた裁可書や天皇への上奏案、電報類など多岐にわたる。判読困難なものが多いが、各地の戦況や戦闘機の来襲情報、原爆被害、世論情勢などが細かく報告されている。

 なぜ公文書が一斉に処分されたのか。当時、内務省事務官だった故・奥野誠亮元法相は15年の読売新聞のインタビューに、ポツダム宣言に「戦犯の処罰」があったため、「戦犯にかかわるような文書は全部焼いちまえ、となったんだ」と明かし、焼却の指令書を書いたと証言した。軍や政治指導者の保身と責任逃れのために、不都合な真実が消し去られたのだ。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14588687.html?iref=mor_articlelink02

不都合な真実を闇に葬る。民主主義にとって犯罪的な行為が継続的になされる政治。安倍政権においても森友や桜を見る会など、公文書の改ざんや廃棄が繰り返され真実は闇の中です。真実を隠蔽すること自体がその犯罪性を証明しているのだと思うけれど、歯がゆい現実です。

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(日曜に想う)政治の責任、給料分の仕事とは 編集委員・福島申二(2020/08/16朝日新聞)

 「成長できない者にかぎって飛躍したがるものだ」という、いささか辛辣(しんらつ)な箴言(しんげん)がある。コロナ禍をめぐる政治の不首尾は、そうした要素を内包する現政権の体質にも由来していると私は思う。振り返れば、政権はことのほか熱心に飛躍感を演出してきた。派手に打ち上げたものの「あれはどうなった?」という政策やスローガンは少なくない。

 筆頭はアベノミクスの「3本の矢」だろう。他にも女性活躍社会(2013年)、地方創生(14年)、1億総活躍社会(15年)、働き方改革(16年)、人づくり革命(17年)など幾つもある。・・・ここ数年、この印象深い言葉を、私は安倍首相に対置して思い起こすことが多かった。ものごとに始末をつけず口先だけで「責任」をかわす場面などだ。それは何度もあった。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14588699.html

無責任の言いたい放題。これを厚顔無恥と言うのでしょうか。2013年の女性活躍社会、2014年の地方創生、2015年の1億総活躍社会、2016年働き方改革、2017年人づくり革命。

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洗浄機で壁画アート、汚れに濃淡つけて 驚きの出来栄え(2020/08/15朝日新聞)
 地元に竜宮伝説が残る鹿児島県指宿市の海岸に、浦島太郎とカメを描いた巨大な壁画がお目見えした。市の花であるハイビスカスも描かれている。壁画は幅16メートル、高さ3・5メートル。コロナ禍で沈んだ雰囲気が続く中、地域おこし協力隊の男性2人が「町や訪れた人を少しでも明るくしたい」と企画した。実は、壁画のもとは護岸についた汚れ。高圧洗浄機で洗って濃淡をつけ、アートに生まれ変わった。その出来栄えは、浦島太郎も驚くほどの変化ぶり。
https://digital.asahi.com/articles/
ASN8F7W4JN8CTLTB002.html?iref=comtop_list_nat_n02

高圧洗浄機で描いたとあるけれど、素敵な壁画です。バンクシーのような才能を持った人は世界中にいるのだと改めて思います。

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「接ぎ木」の可能性は無限大? 仕組みの一端が明らかに(2020/08/15朝日新聞)
 違う種類の植物をつなぎ、両方のよいところを利用する「接ぎ木」の仕組みの一端を明らかにしたと、名古屋大などのチームが発表した。タバコ属の植物を使うと、できないと言われていた遠縁の植物でも接ぎ木ができた。効率のよい接ぎ木技術の開発につながるという。将来、「瓜(うり)の蔓(つる)に茄子(なすび)はならぬ」という言葉はなくなるかもしれない。・・・接ぎ木の技術は古くからあり、病気対策や収量の向上などの目的で使われてきた。接ぎ木が成立する仕組みが応用できれば、接ぎ木に使える植物が広がる。乾燥した地域や塩害を受けた地域といった環境の厳しい場所でも育つ作物を作り出せると期待される。
https://digital.asahi.com/articles/
ASN8D638RN85OIPE00M.html?iref=comtop_list_sci_n02

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戦争の日常、幼い私の喜び悲しみ あまんきみこさん、体験を絵本に(2020/08/15朝日新聞)
あの頃、私の親友だったのは、父がお土産に買ってきてくれたこけしの「ハッコちゃん」。彼女の頭をごろんごろんと手のひらに感じながら、たくさんかわいがりました。1945年に日本が敗戦すると、当時20万人の日本人がいた大連はソ連軍の占領下におかれました。1人では外出できなくなり、私は家でハッコちゃんと遊びました。零下10度まで下がる大連の冬。燃料配給がなくなると、両親はダルマストーブで、机やたんす、琴、本などを燃やしました。引き揚げが近づいた時、とうとう母から「ハッコちゃんは、連れて行けないのよ」と言われ、私はハッコちゃんを父に渡しました。

 15歳で引き揚げて、大阪に。20歳で結婚し、終戦から10年ほど経った頃には、東京でふたりの子のお母さんになっていました。しかし旧満州のことはずっと心にあり、調べるために国会図書館に通いました。そして、ようやくそこで満州事変は日本軍の工作で起こったのだと知りました。それまで教わったことはうそだった。私よりもつらい思いをした人がたくさんいた。私はそのことを何も知らなかった。涙があふれました。自ら学び、考えないといけないのだと痛感しました。それからずっと、大連にいたことが、重たかったのです。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14587549.html?iref=comtop_list_edu_f01

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座礁船また燃料流出 船倉に百トン、船体ねじれ―モーリシャス(2020/08/15時事ドットコム)
【ポートルイスAFP時事】インド洋の島国モーリシャス沖で座礁した日本の貨物船から14日、再び燃料の流出が始まった。船内のタンクからは燃料の大半の回収が終わったと12日に公表されたが、モーリシャスの国家災害危機委員会によると、船倉に残る100トンの燃料が漏れ始めている。委員会は新たな流出について「専門家によれば、船体が曲がりねじれているためだ」と説明した。現場を目撃した漁民は14日、船の周囲で「また海水が黒くなっている」と語った。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020081500399&g=int

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米国防総省、UFO専門組織を設置 「国家安保の潜在的脅威」(2020/08/15時事ドットコム)
【ワシントン時事】米国防総省は14日、海軍省内に未確認飛行物体(UFO)などの情報収集や分析を行う特別組織「未確認航空現象タスクフォース」(UAPTF)を設置したと発表した。・・・国防総省は4月、2004年と15年に海軍機パイロットが撮影した不審な飛行物体の映像3本を公開。物体が海上を高速で飛んだり、空中で回転したりする様子が映っていたが、「正体は分からない」と結論付けられた。上院情報委員会は6月、映像公開を受け、こうした物体がもたらす潜在的脅威について国防総省や情報機関が調査を行うよう要求していた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020081500384&g=int

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