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(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)

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2020/05/25sankaku05/29

コロナ感染死者、米国で10万人(2020/05/29朝日新聞)
新型コロナウイルス感染による米国の死者が27日、10万人を超えた。米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、世界全体の死者の3割が集中している。米国では2月に最初の死者が確認された後、4月6日に1万人、同24日に5万人を超えた。3月以降に全50州で外出制限などの措置が取られ、感染拡大のペースが落ちている。ただ、トランプ政権が経済活動再開を促していることもあり、現在は全州で規制が部分的に解除されている。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14493487.html

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(経済気象台)世界の格差と日本の格差(2020/05/29朝日新聞)
多くの先進国で労働分配率が低下し格差が広がる。グローバル化や株主資本主義、ITの浸透などが共通の背景だ。そして中間層の所得停滞と弱体化を招く。日本でも所得や資産の格差拡大が指摘される。だが日本の格差は世界、特に米中とは趣が異なる。格差が比較的小さく相対的な貧困層も少ない。米中のような厚みのある超富裕層が存在しない。世界の富は少数の富裕層に集中する。上位1%が世界の富の半分を所有し、大富豪26人が貧困層38億人分と同等の資産を保有するという。だが、この大富豪の中に日本人はいない。日本にも資産約1億円以上の富裕層は多いが、約50億円超の超富裕層となると米の8万人超、中国の2万人に対し世界8位の3千人。世界長者番付トップ100では、米国32人、中国11人に対し3人。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14493351.html

日本の格差問題をアメリカや中国を対象に語るのは間違っていると思います。世界の人種が集まり経済自由主義を国是とし目指して来たアメリカ。共産党の絶対主導と相反する資本主義を導入した広大な中国。比べて日本は複雑な背景も無く世界有数の経済力を誇り、文化も深く技術力も優秀で大きな格差など生まれようもない土壌です。格差の原因は政治のあり方にあるのは歴然です。フランスやドイツより日本は格差のない社会をつくれる条件が揃っています。

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渦中でも続いた汚染水処分の聴取 形ばかりの透明性では(2020/05/29朝日新聞)
世の中が新型コロナウイルス感染症への対応に追われるさなか、東京電力福島第一原発の汚染水処分に向けた動きが進んでいる。経済産業省の小委員会が3年越しで報告書をまとめたのは今年2月。放射性物質を浄化処理した「処理水」の海や大気への放出をにじませ、風評被害対策や透明性のある方針決定を政府に求めた。その後、経産省は地元議会などに内容を説明したほか、これまで3回の「御意見を伺う場」を開いた。だが、その進め方は儀式と呼ぶにふさわしい内容だった。・・・ 事故から続く風評被害の上乗せを懸念する声は根強い。浄化処理後も放射性物質のトリチウムは取り切れず、放出を決めた時点で経済影響が出かねない。いくら国内外の原子力施設も出していると強調しても、事故炉という特殊性がある。本来なら国民や関係者に広く問いかけ、最善の手段や時期について丁寧に合意形成を図っていくべき問題のはずだ。しかしこの9年間、国の動きは鈍かった。小委が半年以上開かれなかったこともあった。なのになぜ今、急ぐのか。結論ありき、期限ありきと見られても仕方がない。
https://digital.asahi.com/articles/ASN5V4RZVN5TULZU00X.html

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(2020年名画の旅)「タクシードライバー」 彼は自分だ、若者の心突く(2020/05/29朝日新聞)
「ユー・トーキン・トゥ・ミー?」(あんた、俺に話しかけてるのか)薄笑いのロバート・デニーロが、暗い安アパートの自室で、挑発するように話しかける。部屋には誰もいない。相手は、鏡に映った自分自身だ。この言葉を4度繰り返した後、素早く拳銃を取り出し、勝ち誇った表情で銃口を鏡に向ける……。・・・ ここまであえて触れなかったが、「タクシードライバー」には重要なモチーフがある。ベトナム戦争である。トラビスはベトナムからの帰還兵だった。彼は重度の不眠症にかかり、薬とアルコールが手放せなくなっている。彼の心がゆがんでいるのは、単なる青春の一ページのせいだけではない。戦争の後遺症に苦しむ被害者でもある。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S14494568.html

この映画を見た時の共感と怖さを今でも覚えています。主人公に共通する思いとともに、自分には全く分からないアメリカ社会の病みの深さも感じた映画でした。

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(声)米紙が光を当てた1000人の死と生(2020/05/28朝日新聞)大学非常勤講師 神尾希代子(東京都 56)

 写真はない。イラストもない。文字のみが新聞の第1面を埋め尽くす。いや、文字ではない。そこにあるのは痛切としか形容できない人間ドラマの断面の数々である。米国の新聞ニューヨーク・タイムズの5月24日号だ。かの地で長年暮らした私にとっての第二の故郷、米国では、新型コロナウイルスの感染による死者が約10万人に上っている。

 紙面では1千人の死者の氏名と年齢に加え、それぞれのささやかなストーリーが綴(つづ)られていた。「Aさん(79)は教会の合唱隊で42年間歌い続けた」「Bさん(75)はカリカリになるまで焼かれたベーコンとハッシュドポテトが好きだった」――。会ったことがない人たちとはいえ、「彼女」が仲間と歌う賛美歌が耳をかすめたり、「彼」がカリカリのベーコンを笑顔でほおばる食卓の風景が脳裏に浮かんだりする。・・・それは静謐(せいひつ)であると同時に雄弁なジャーナリズムの力である。今後「私たち」のストーリーがどう展開していくのか、考えずにいられない。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14491964.html

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(声)カナダ、外国人労働者にも即給付(2020/05/28朝日新聞)学生 永野里美(千葉県 25)

去年5月からワーキングホリデー制度を利用し、カナダ・トロントの飲食店でアルバイトをしていました。3月、新型コロナウイルスの影響で営業はテイクアウトのみとなり、一時解雇されました。この先をどうしようと考えていた矢先、カナダ政府から緊急対応給付金(CERB)の発表がありました。コロナ禍で失職した人に月額約16万円、最大4カ月間給付するというものです。申請方法はいたって簡単。オンラインで質問項目に答えていき、後日、郵送でパスワードをもらって再度質問事項に答え、受理を待ちます。私の場合、その後3日ほどで現地の口座に入金されていました。4月8日のことです。

 一時滞在中の外国人労働者の私が政府から給付金をもらえたことに驚き、とても救われました。現地の友人も安心して外出規制に従い、日々の生活を送れています。首相の記者会見は毎日ありました。日本政府との対応の違いに驚くばかりです。国から守られるということの意味を考えています。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14491967.html

救済のスピード感がうらやましい。未だ届かない馬鹿げたマスクがうらめしい。

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豪、機密報じた記者を起訴せず 捜索で「報道の自由」に懸念(2020/05/27琉球新報)
【シドニー共同】オーストラリア連邦警察は27日、政府の機密情報に基づいた記事を執筆したニューズコープ・オーストラリアの記者を起訴しないと発表した。「証拠不十分」として情報源も訴追せず、捜査を終結する。連邦警察は昨年、記者宅を家宅捜索し、メディア業界から「報道の自由を脅かす」と懸念の声が上がっていた。

 記者は2018年、同社発行のサンデー・テレグラフ紙に、機密情報に基づき、政府が情報機関に市民の監視強化を認める方向で検討しているとの記事を書いた。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1129051.html

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当惑する医師たち 新型コロナウイルス治療の最前線で(2020/05/27BBC)
新型ウイルスに感染したほとんどの人は軽症で済む。まったく無症状の人もいる。しかし、重症化して危篤になる大勢の患者にとって、COVID-19は恐ろしく複雑な病気だ。・・・COVID-19では、ほかに類を見ないほどの炎症が肺に起きる。それゆえにこれはまったく未知の病だと、誰もが同意している。血管の膜に炎症が起きれば、血栓ができやすくなる。そして、COVID-19の重症患者の血液は、とんでもないほど粘度が上がり、どろどろになっている。
「肺の小動脈に小さい血栓があった。それだけでなく、肺の大動脈には大きい血栓があった」と、ヒュー・モンゴメリ医師は言う。「患者の25%以上にかなりの血栓がみられ、これは深刻な問題だ」。・・・「肺だけがやられるわけではないので」と、ヒュー・モンゴメリー医師は言う。「腎臓も、心臓も、肝臓も打撃を受ける。筋肉がひどい炎症を起こして、重症化した症例も見ている」。
集中治療を必要としたCOVID-19患者のうち、2000人以上が腎不全を起こしている。

軽症の人、重症の人 なぜ違う
しかし、その違いだけでは、なぜ同じようにこの新型ウイルスに感染した多くが軽症や無症状なのに対して、一部の人があっという間に危険なほど重症化するのか、十分に説明がつかない。
「そこはまだ完全には理解できていない。当惑してしまうほどだ」と、ロン・ダニエルズ医師は認める。バーミンガムのダニエルズ医師によると、重症化して集中治療を受ける患者の間でも、その状態は様々だという。
「症状は呼吸不全だけで、人工呼吸器で少しだけ補助すれば何とかなる70代の患者がいるかと思えば、20代の人がたちまち多臓器不全になることもある」
確かな証拠がない状態で、医師たちは観察した患者の状態から諸説を検討しているし、無数の研究も行われている。ICU医の多くは、一部の患者の重症化には遺伝子が関係する可能性が高いと考えているものの、まだ断定はできない。・・・今後のCOVID-19治療では、ICUに入る患者の回復率を改善しなくてはならない。それが医療にとって特に大きな課題だ。
「実にたくさんのことを学んだし、本当に見事なチームワークだったが、大変だった」と、ゴードン医師は言う。ICUの勤続年数が20年を超えるゴードン医師でさえ、「自分が今日やったことは正しかったのか、実はよく分からないと思いながら帰宅することもあった」という。
「ほかの病気は何百年かけて学んできたことを、この病気についてはたった数カ月で解明しなくてはならない。それは本当に大変な作業だ」

https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-52798281

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声なき首相の危ない強権、国民の怒りが希望 中島岳志氏(2020/05/27朝日新聞)
決定的だったのは、コロナ危機を受けた最初の記者会見(2月29日)。苦しみ抜いてイベントを中止した人がいたり、生活の不安に押しつぶされそうになっていたりする人が多く出てきた頃でした。首相は同じ苦しみの地平に立っている姿を見せ、連帯を呼びかけるべきでしたが、プロンプター(原稿映写機)を見ながらの棒読みで、記者の追加質問も打ち切った。・・・ 逆に、今回目立ったリーダーに共通するのは「弱さ」。ドイツのメルケル首相と米ニューヨーク州のクオモ知事です。メルケル氏がなぜあんなに共感を得たかというと、「私も心配。私も弱い」という視点から連帯を訴えたからです。演説でも、感染者や死者の数字について「これは数字じゃない。具体的なお父さんであり、お母さんであり、おじいちゃんの話である」と語る。・・・今回、法的根拠のない首相による休校要請が普通に起こり、ロックダウンのような発言も出てくる。これは法律に基づいていない権力的行為なので危ない。野党はこうした法外の権力発動の問題を指摘していかないといけない。
https://digital.asahi.com/articles/ASN5M5556N5HUTFK01F.html?_
requesturl=articles%2FASN5M5556N5HUTFK01F.html&pn=3

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(時時刻刻)アビガン、前のめりの政権 月内承認を断念 「今月中の承認めざす」示した首相(2020/05/27朝日新聞)
日本で開発されたアビガンが、新型コロナウイルス感染症の患者に効くのではないかとして、国内で臨床研究が始まったのは2月。確立した治療法がないなかで、安倍政権は、日本発の治療薬誕生という目標は国民に訴える「希望」の象徴になるととらえた。そして首相官邸側は前のめりでこのアビガンを推すことになる。・・・また安倍首相や加藤勝信厚労相が度々アビガンに言及している点について「公権力を担う者が特定の薬の名前を挙げて承認について言及するのはよくない。ほかの薬の審査との公平性が失われる懸念がある。結果として、薬の承認過程の信頼性を損なうことになる」と話している。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14490686.html

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欧州各国、広がる芸術支援 コロナ禍でも「社会・経済に不可欠」 仏で映画撮影再開(2020/05/27朝日新聞)
「映画撮影が中断していた間も、スタッフの給料を国が補償してくれた。撮影がさらに遅れても、国が費用を負担してくれることになった。フランスで映画の仕事をしていてよかった」

 パリの映画プロデューサーのバネッサ・バン・ズュイレンさん(51)は前向きだ。来年2月に公開予定だった映画「エッフェル」の撮影が遅れている。パリ万博(1889年)に向けてエッフェル塔の完成を目指す設計者ギュスターブ・エッフェルの恋愛物語だ。3月17日に外出禁止令が始まり、撮影中止を余儀なくされた。急きょ倉庫を探し、撮影のセットや衣装を2カ月間、保管してきた。今月11日の外出禁止令解除を受け、来月4日に再びカメラを回すと決めた。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14490717.html

 

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「不可解な謎」 欧米メディアが驚く、日本のコロナ対策(2020/05/26朝日新聞)
この結果、日本はG7で、10万人当たりの感染者数が13・2人で最も少なかった。一方、検査数も最少の212・8件で、最多のイタリアの約4%だった。英国は1日20万件の検査をめざし(日本の目標は1日2万件)、自宅などへ約80万件分の検査キットを郵送している。実際に個人が検査したかが不明なため、今回の比較時に郵送分は含めていない。ただ、含めた場合は1・5倍近い5013・0件まで増える。

 また、10万人当たりの死者数は、アジア・オセアニア地域の多くの国々で日本の0・64人より少なかった。たとえば、初期の水際対策が奏功した台湾の累計死者は7人で、10万人当たりでは0・03人だった。・・・ 海外ではこれまで、英BBCが「ドイツや韓国と比べると、日本の検査件数はゼロを一つ付け忘れているように見える」と報じるなど、日本のPCR検査数の少なさを疑問視する報道が相次いでいた。・・・PCR検査数の少なさについては「やらなかったのではなく、できなかった」と指摘。「検査数を増やせば、症状が軽い陽性患者も出る。当初は宿泊施設での患者の受け入れもできず、病院で収容していたら間違いなく医療崩壊していた。第2波が来るまでに患者の収容体制などを整え、検査数を増やせるよう準備しておく必要がある」と話す。
https://digital.asahi.com/articles/ASN5V3CQQN5TUHBI00S.html?iref=comtop_8_01

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諮問委の判断 「科学と政治の関係あいまい」との指摘も(2020/05/26朝日新聞)
一方、政治と科学の関係について、英キングス・カレッジ・ロンドンの渋谷健司教授(公衆衛生学)は「政治が先に宣言解除や延長といったメッセージを出し、専門家会議や諮問委員会がその路線を後からなぞる『結論ありき』の印象だ。参加する科学者はあくまで科学とエビデンス(証拠)に基づいて選択肢を示し、それを踏まえて政治が判断するのが本来の姿だが、日本は科学と政治の関係があいまいにみえる」と指摘する。

 釘原直樹・東筑紫短期大学教授(社会心理学)は「警報が度重なると、次第に人の警報への信頼性が低下していく。第2波が来た場合に、同じような手法で国民の協力を得られるか疑問だ。多くの人に危機感を持ってもらうためには、より信頼性や透明性の高いデータの提示が求められる」と話している。
https://digital.asahi.com/articles/
ASN5T7S4NN5TULBJ013.html?iref=comtop_list_pol_n03

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ザルツブルク音楽祭、なんとか開催 規模縮小で8月から(2020/05/26朝日新聞)
欧州を代表するクラシック音楽の祭典「ザルツブルク音楽祭」が今年の夏は規模を縮小して開催されることになった。主催者が25日に発表した。新型コロナウイルスの拡大で開催が危ぶまれていたが、オーストリア政府が大人数の集まる文化行事への制限を緩めたため、開催が可能になった。・・・同国にとって、音楽祭などの行事は外国人観光客訪問の原動力となっており、文化・芸術関係者のみならず、経済界からも強く再開を望む声が出ていた。

 ザルツブルク音楽祭は過去、1924年に資金不足のため、第2次世界大戦中の44年に治安上の理由でそれぞれ中止されたが、戦後は欠かさず続いてきた。
https://digital.asahi.com/articles/
ASN5V33H4N5VUHBI001.html?iref=comtop_list_int_n04

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香港から台湾へ 移住者が激増  デモ、コロナ拡大影響(2020/05/26東京新聞)
【台北=迫田勝敏】香港の逃亡犯条例改正に反対するデモの影響で、昨年に香港から台湾への移住者が激増し、今年になっても新型コロナウイルスの拡大で移住の増加が続いていると、二十四日の台湾紙が伝えた。二十二日開幕した中国の全国人民代表大会(全人代)では「国家安全法」を香港に導入する法案を審議。香港からの報道によると、移民の斡旋(あっせん)企業には台湾移民の問い合わせが前日の十倍に増えたという。報道によると、台湾移民署の統計では昨年に香港住民が台湾居留の許可を受けたのは五千八百五十八人で前年比41%増。
https://www.tokyo-np.co.jp/
article/world/list/202005/CK2020052602000133.html

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沖縄4人目のコロナ「再陽性」 新規感染ゼロは26日連続に(2020/05/26琉球新報)
沖縄県は26日、新型コロナウイルスの「再陽性」患者が新たに1人出たと発表した。県内では4例目となる。一方、この日も新たに感染した人は確認されなかった。PCR検査は5件実施した。陽性0人は26日連続。県内の累計感染者数は143人。死亡は6人。【琉球新報電子版】
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1128218.html

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キジバトの恩返し? 猫に襲われた傷だらけのハトを助けたら…(2020年5月14日琉球新報)
 35年ほど前、自宅すぐそばの空き地で猫に襲われて傷だらけになったキジバトを見つけた。大城さんは「理由はなかった。取りあえず生かさないと」と両手で抱え、家に連れて帰った。10カ所以上あった傷口にヨードチンキ(消毒液)を塗った。鶏小屋に入れて上に雨よけを作り、米粒や豆を与え回復を待った。2カ月が過ぎると、小屋から出て元気よく飛び回っていた。
その後ほぼ毎年、家の庭にあるリュウキュウコクタンの木に巣を作っている。今年は4月中旬に巣を確認し、5月初めにひなが巣立っていった。大城さんは「もしかしたら、(保護した鳥の)ずっとずっと孫かもしれないね」と頬を緩めた。大城さんは教師を定年退職した後は毎朝のウオーキングが日課で、今も畑仕事に精を出している。自然が身近にあり、家にはシジュウカラやシロハラ、コゲラなども訪れる。「巣作りもいつものことだから、特に何も思わないよ」と言うが、愛鳥週間に鳥の思い出話は止まらなかった。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1121942.html

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ロヒンギャ迫害停止の状況報告 国際司法裁命令にミャンマー政府(2020/05/26琉球新報)
【ブリュッセル、ヤンゴン共同】国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)は25日、イスラム教徒少数民族ロヒンギャに対する迫害を巡り提訴されたミャンマー政府が、迫害停止などを求める仮処分命令の履行状況をICJに初めて報告したとツイッターで明らかにした。英国のNGO「ビルマ人権ネットワーク」は23日、ロヒンギャへの「戦争犯罪は続いている」と強調し「ミャンマー当局がロヒンギャに危害を加えないよう、国際社会はあらゆる努力をする義務がある」と訴えた。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1128130.html

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イングランド全商店、来月15日から営業再開 ジョンソン英首相(2020/05/26 BBC)
ボリス・ジョンソン英首相は25日、生活必需品以外の店舗を含めた、イングランドのすべての小売店について、6月15日から営業を再開できると発表した。新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)をさらに緩和する計画の一環。
ジョンソン氏は、営業再開は「コロナウイルスとの戦いの進展による」とも説明。店側は客や従業員の安全を守るため、ガイドラインを順守する必要があると述べた。
https://www.bbc.com/japanese/52803470

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映画『アーティスト』出演犬、「パルム・ドッグの中のパルム・ドッグ賞」に選出(2020/05/26時事ドットコム)
【パリAFP=時事】フランスのカンヌ国際映画祭で最も優秀な演技を披露した犬に贈られる「パルム・ドッグ」。このたび、歴代受賞犬たちの中からトップを決める試みが行われ、2011年の仏サイレント映画『アーティスト』に出演した犬のアギーが「パルム・ドッグの中のパルム・ドッグ賞」に選ばれた。アギーはアーティストへの出演で一躍有名となり、世界を魅了。2015年、13歳で他界した。
 パルム・ドッグ賞はカンヌ国際映画祭の最高賞であるパルムドールをもじったもの。本来であれば今年の同映画祭授賞式は今週末に行われるはずだったが、新型コロナウイルスの影響により中止に。米アカデミー賞の授賞式も開催が危ぶまれている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20200526040109a&g=afp

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感染者を差別しない国 イタリア紙、実名で犠牲者追悼(2020/05/25朝日新聞)
新型コロナウイルスによる死者数が3万人を超えたイタリアで、新聞紙上に連日、亡くなった人々を追悼する特集面が掲載された。著名人だけではなく、一般市民も実名で幅広く取り上げられた。感染者を差別しない国民意識が背景にあるようだ。・・・男性の人柄をしのばせる写真を大きく掲載。これまで既往症のなかった男性が疲労感におそわれた後に入院し、わずか数日で亡くなった経過を同僚の証言からたどっている。

 このほか、地方で長年電器店を営んできた創業者や、高齢者施設で介護スタッフとして働いていたチュニジアからの移民など、様々な業種や世代の市民が、犠牲者として紹介された。・・・コロナ犠牲者の実名報道が広く受け入れられる背景には、感染により差別を受けたり、批判されたりしない文化があるとみられる。北部の地方都市で2月下旬、中国に渡航歴のないイタリア人男性らの集団感染が初めて確認されたが、この男性が訪れた場所が詳細に報じられたものの、訪問先や男性の勤務先が差別や中傷を受けることはなかった。

https://digital.asahi.com/articles/ASN5P3SLLN5HUHBI004.html?iref=comtop_8_02

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内閣支持率29%、発足以来最低に 朝日新聞世論調査(2020/05/25朝日新聞)
朝日新聞社は23、24日に全国世論調査(電話)を実施した。安倍内閣の支持率は29%(前回5月16、17日は 33%)で、2012年12月に第2次安倍政権が発足して以来、最低となった。不支持率は 52%(同47%)に増え、5割を超えた。・・・新型コロナウイルスに対する政府の対応を「評価しない」は57%にのぼり、「評価する」は30%だった。「評価しない」層の内閣支持率は14%と低かった。新型コロナ対応を通じて安倍晋三首相に対する信頼感が「低くなった」人は 48%と半数に迫り、「変わらない」は45%、「高くなった」は5%だった。
https://digital.asahi.com/articles/
ASN5S74LMN5SUZPS001.html?iref=comtop_list_pol_n05

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(時時刻刻)「隠れ」コロナ死?実態は 「超過死亡」分析、NYさらに5千人か(2020/05/25朝日新聞)
新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、世界全体で30万人超報告されている。しかし、実際の死者数はさらに多い可能性がある。今年の死者数を例年の平均と比べると、新型コロナによる死者だけでは埋まらない差があるためだ。・・・ただ、NY市の超過死亡のうち、新型コロナによる死者は1万3831人、感染の疑いが高い死者は5048人。残る5293人は「新型コロナの死者」としてカウントされていない。市は「直接、間接的なパンデミックが原因かもしれない」と分析した。心臓病や糖尿病などの慢性疾患がある人が亡くなった場合、新型コロナの感染が原因でも見逃されていた可能性があるという。他の病気も、医療機関の負担増などから治療を受けられなかったケースがあるとされる。・・・ 

新型コロナの感染が見逃されたまま亡くなった人が国内でどれほどいるのか。

 22日の衆院厚生労働委員会で警察庁は、3月中旬以降に自宅や、路上から搬送後などに亡くなり、死後に検査して感染がわかった人が全国で23人いたと明らかにした。半数以上が東京都内だ。この人たちは結果的に感染が確認されたが、見逃しが起こる余地がある。3月の死者のうち、都監察医務院が23区内で不自然死として調べたのは1120件(速報値)。2019年3月の1198件、18年3月の1214件より少ないが、死因を医師が判断する検案や解剖時のPCR検査は十分でない。千葉大法医学教室の岩瀬博太郎教授は「市中感染の程度からみて、不自然死の中で見逃された人もいるはずだ」と指摘する。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14487847.html

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アフリカ全土の感染10万人超え 新型コロナ(2020/05/25朝日新聞)
 世界保健機関(WHO)は22日、アフリカ全土で新型コロナウイルスの感染判明者が計10万人を超えたと発表した。他の大陸に比べると感染拡大のペースは緩やかだが、WHOアフリカ地域事務局のモエティ局長は「私たちの保健システムはもろい」と訴え、対策の徹底を呼びかけた。

 アフリカ連合によると、日本時間の22日時点で、アフリカの全54カ国で計10万664人の感染が確認された。当初は欧州などからの入国者の感染が多かったが、現在は渡航歴の無い人への感染も増えている。検査設備が整っていない国もあり、実態はより多いとみられている。(ヨハネスブルク)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14487260.html

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<南風>「艦砲ぬ喰ぇーぬくさー」(2020/05/25琉球新報)
あなたもわたしも艦砲射撃の喰い残し。沖縄戦を生き延びたうちなーんちゅの戦争を恨み平和を願う心情を綴(つづ)る沖縄民謡の名曲「艦砲ぬ喰ぇーぬくさー」。歌碑が岬に立つ読谷村楚辺で今年3月上映会を開いた。1945年4月1日、米軍上陸地となった読谷。記録映像には保護された住民の姿が多く残されている。スクリーンを指さして声を上げたのは楚辺で生まれ育った松田和雄さん(76)。そこに映る赤ん坊が自分だと気付いたのは、おんぶしている少年が従兄(いとこ)のシゲオ兄さんと分かったからだ。

 後日85歳になる池原繁雄さんにお会いできた。無邪気な笑顔をカメラに向けた少年の面影があった。繁雄さんたちが息をひそめる壕に米軍が迫ったのは上陸の翌日。「デテコイ」という呼びかけをみな怖がり黙っていると手りゅう弾が投げ込まれた。・・・誰かが始めたあの戦争を恨み、悔やんでも飽き足らない。子孫末代まで語り継がねばと締め括(くく)る「艦砲ぬ喰ぇーぬくさー」。戦後75年、喰ぇぬくさーの人々から直接その思いを伺える機会は確実に少なくなっている。だが私たちに出来ることがまだ残されているのも確かだ。
https://ryukyushimpo.jp/hae/entry-1127483.html

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「ヒトラーのワニ」死ぬ ドイツで空襲、戦後モスクワへ 84歳(2020/05/25東京新聞)
【モスクワ=小柳悠志】ドイツ首都のベルリンで第二次大戦を生き延び、「ヒトラーのワニ」の異名があるミシシッピワニが二十二日、ロシア首都のモスクワ動物園で死んだ。動物園によると八十四歳で、死因は老衰とみられる。名称はサターン。モスクワ動物園によると、米国生まれでベルリンの動物園で空襲に遭った一九四三年に脱走。行方不明となったが終戦後の四六年、ベルリンに駐留していた英軍兵士が発見し、同じく戦勝国だったソ連に引き渡した。

 「ヒトラーのワニ」の異名は、ナチス・ドイツの指導者ヒトラーの所有物だったとソ連でうわさされたため。ロシアメディアによるとヒトラーがサターンを飼っていた事実はないが、ヒトラーがたびたびベルリンで動物園を訪れていたことから、接点はあったとみられている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202005/CK2020052502000216.html

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香港、中国抗議デモ激化 「国家安全法」に反発 約180人拘束(2020/05/25東京新聞)
【北京=白山泉】香港島中心部で二十四日、中国政府が香港での「国家安全法」の整備に着手したことに抗議する大規模デモが行われた。新型コロナウイルスの感染拡大後、デモは下火になっていたが、香港の「一国二制度」が崩壊する危機感から抗議行動が再燃した。参加者と警察が衝突する事態となり、香港警察は百八十人近くを拘束。香港メディアによると病院に運ばれた六人のうち一人が重体だという。デモには数千人が参加。香港政府は新型コロナ対策として九人以上の集会を禁じており、警察がデモに参加しないよう呼び掛けたがマスク姿の市民が午後一時ごろ中心部に集結。道路を埋め尽くし、「訴え続けなければ希望はない。君が放棄したら誰が自分の街を守る!」などと声を上げた。香港警察は約三千人の警官を動員。一部の参加者は商店のガラスを割り、警官隊は催涙弾を発射したり放水した。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202005/CK2020052502000134.html

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<新型コロナ>シンガポール、感染3万人超 外国人労働者の寮でコロナ猛威(2020/05/25東京新聞)
【バンコク=北川成史】人口五百七十万人の小国シンガポールで、新型コロナウイルスの感染者数が二十二日、三万人を超えた。流行の初期は対策の優等生と評されたが、感染者数は東南アジア最多に。大半を不衛生な環境で暮らす外国人労働者が占める。経済発展の陰で拡大した極端な格差と、弱者対策での盲点が浮き彫りになった格好だ。シンガポールの感染者は二十三日現在、三万千六十八人。東南アジアで最多の人口約二億七千万人を抱えるインドネシアの一・四倍に上る。感染者の九割超が、一部屋に十人以上が寝起きするような寮に住み、低賃金で建築作業などをするインドやバングラデシュ出身の外国人労働者だ。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202005/CK2020052502000126.html

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森友改ざん、終わっていない 職員自殺、妻「再調査を」 本紙に胸中語る(2020/05/25東京新聞)
二〇一八年三月七日朝。普段はこたつに入ったままの夫のとっちゃん(俊夫さん)が玄関まで来て、仕事に行く私に「ありがとう」と、死を覚悟して最期のひと言だった。「疲れるほど悩んでいる? 悩んだらだめよ」落ち着かず、午後四時にメールしたが返事はなく、胸騒ぎがして早く帰ると、夫は既に息をしていなかった。「内閣が吹っ飛ぶようなことをさせられた」夫が生前、つぶやいていた言葉の数々を思い出し、「財務省に殺された」と一一〇番した。二十人ほどの刑事が来て、六時間の事情聴取後、病院に戻り、母や親族の顔を見た時、ようやく涙が止めどなくあふれ、おえつが漏れた。・・・佐川宣寿(のぶひさ)元国税庁長官の指示で決裁文書の改ざんを強要され自殺に追い込まれたとして、佐川氏と国を提訴した妻雅子さん(49)が本紙の取材に応じた。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202005/CK2020052502000140.html

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