(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう) |
イタリアの死者7503人 新型コロナ、昨秋似た症状?(2020/03/26朝日新聞) 伊ANSA通信は同日、感染者数が最も多い北部ロンバルディア州で、「1月初めからウイルスの感染が始まっていた」とする研究論文が出たと報じた。同州の保健総局やミラノ大学などの研究チームが発表したもので、英科学誌ネイチャーは25日、「非常に印象的だ」とする感染症専門家の言葉とともに紹介した。 ドイツのウイルス研究者、毎日情報発信 「買い物OK」「外出禁止効果は不明確」音声番組 新型コロナ(2020/03/26朝日新聞) ・・・ドイツは飲食店などを閉鎖するといった行動制限策を導入し、直近の世論調査で95%が「支持する」と回答。 (論壇時評)コロナ禍と国家 安心と自由、板挟みの中で ジャーナリスト・津田大介(2020/03/26朝日新聞) 残念なことに、多くの人は巨大なジレンマに長期間さらされることに耐えられない。安心と自由の間で振り子のように気持ちが揺さぶられると、やがて心に余裕がなくなり、そうなると「ウイルスに」ではなく「人に」いら立つようになる。複雑化、自己責任化が進む社会でジレンマを抱えず生きられる人間などいない。新型コロナを巡ってネット上で苛烈(かれつ)な言葉の応酬が止まらない背景には、そのような心理があるのだろう。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S14416834.html 君が代で不起立、元教諭逆転勝訴 東京高裁(2020/03/26朝日新聞) 元教諭は判決後の会見で「子どもたちに日の丸や君が代が当たり前と思わせている状況のなかで、教員が、起立がおかしいと多少は言ってもいいと思えるようになるのでは」と話した。 多様な意見はあるだろうけど、個人の自由は尊重されなければならないと思う。フランス国歌やアメリカ国歌などとは違うニュアンスが君が代にはあって、それは日の丸と共に軍事国家の統制強要に利用された歴史が不自由な暗い歴史を感じさせるからです。それを感じ取る人にとっては一斉の起立斉唱に抵抗を感じるのは当然でしょう。一時、国歌をもっと明るく爽やかな楽曲と詩に変えたらという意見もあったけど、立ち消えになりました。 外出禁止令、ホームレスを直撃 人通りなく「収入」減る(2020/03/26朝日新聞) 別の支援財団アベ・ピエールの推計では国内の路上生活者は約25万人。政府は21日、彼らの臨時宿泊所としてホテルを活用することを発表。全国で2千室を用意する。 次なる名作へ、作家刺激 池澤版「日本文学全集」完結 一線級が挑んだ現代語訳が話題(2020/03/26朝日新聞) 「もうだめだ」米軍の上陸、島民を襲った恐怖 「集団自決」を生き延びた女性が証言する75年前に島で起きたこと(2020/03/26東京新聞) 仏、対ウイルスで軍が新作戦 海外領土で医療支援、揚陸艦も(2020/03/26東京新聞) マクロン氏はこの日、感染者が多く、既に軍の野外病院が設置された東部ミュルーズを訪れ、医療従事者の努力に謝意を伝えた。演説で「(ウイルスとの)この闘いで私たちは団結しなければならない。軍も役割がある」と述べた。 補助金一転交付 文化庁は反省と検証を(2020/03/26東京新聞) <新型コロナ>老人ホーム 職務放棄疑いも スペインの3施設で計39人死亡(2020/03/26東京新聞) 動物虐待摘発、初の100件超 改正法を6月施行、罰則強化(2020/03/26東京新聞) |
グレタさんも感染?既に回復 若者に外出自粛呼び掛け(2020/03/25東京新聞) コンテナで移民64人死亡 モザンビーク、窒息か(2020/03/25東京新聞) <新型コロナ>東京五輪 英、今夏なら不参加 独は延期希望 イランやエジプトも同調(2020/03/25東京新聞) <新型コロナ>感染、世界で40万人超 欧州に続き米国も急増(2020/03/25東京新聞) NY、コロナで医療崩壊の瀬戸際 感染が想定超え、物資不足(2020/03/25東京新聞) 路上に倒れていた81歳男性死亡 岐阜、「数人に蹴られた」(2020/03/25東京新聞) さらりと休校要請した首相 女を、子育てをナメている(2020/03/25朝日新聞) 私は不思議で仕方がない。これほど重大な判断を、首相はどうして会議の席で、紙を読み上げるような格好で、さらりと言ってのけることができたのだろうか。すぐに会見を開いて、そう判断するに至った理由を説明し、言葉を尽くして理解と協力を求めたり、疑問に答えたりしようとは考えなかったのだろうか…… と、とりあえず疑問形でつづってみたが、実はすっかり腑(ふ)に落ちている。2014年、集団的自衛権の行使容認を表明する首相会見で示された、赤ちゃんを抱く母親に寄り添う子どものイラストを見た時、私は思った。薄っぺらな母子のイメージをこれほど雑に利用してのけるのは、女を、子を、そして子育てを、本当のところはナメているのだろうと。・・・敵と味方を分かち、異論に耳を傾けず、「身内」を重用し、説明も説得も省いて「数の力」で押し切る、そんな「一強」の構成要素はいま皮肉にも「弱」の要素に反転している。「ワンチーム」なる言葉をあれほど空疎に響かせられるリーダーもそういないだろう。 (文芸時評)伝染病・震災・戦争 無関心や忘却もまた災厄 小野正嗣(2020/03/25朝日新聞) 無関心や忘却は災厄と同じ。この筆者の言う通りだと思う。 大谷崇「生まれてきたことが苦しいあなたに 最強のペシミスト・シオランの思想」 絶望にわずかな風穴を開ける(2020/03/25朝日新聞) 名残惜しい…閉園間近みさき公園 検温徹底で思い出作り(2020/03/25朝日新聞) 毎夜9時、拍手と口笛が包む街 コロナで生まれた新習慣(2020/03/25朝日新聞) 23日午後9時、イスタンブール中心部の集合住宅の窓際に一斉に人影が現れた。拍手、口笛、音楽が鳴り出す。部屋の明かりをつけたり消したりする人もいた。パン屋のハサン・カヤさん(43)は「連帯を感じる。いつか克服できると信じられる」と話した。 コジャ保健相が19日に「午後9時に、献身的な努力を続ける医療スタッフにみんなで感謝の拍手を送ろう」と呼びかけたのがきっかけで広がった。なぜ午後9時なのかは、はっきりしていない。 医療現場で働く人たちへの感謝の気持ちの表現。世界中が不安な情勢の中だけれどあったかい気持ちが伝わって来ます。 (取材考記)核燃料サイクルに固執する日本 「パルミラ構想」の回避、分岐点だった 小川裕介(2020/03/25朝日新聞) だが、77年に誕生した米カーター政権から横やりが入った。原子力利用からの核拡散を懸念し、各国に再処理の中止を求めたカーター政権は、日本にも再処理計画をやめるよう要求。代わりに日本の使用済み核燃料を太平洋に浮かぶ米国領の小さな陸地(パルミラ環礁)で保管する提案をしてきた。・・・だが、約40年たった今も核燃料サイクルは実現していない。中核施設の高速増殖炉の開発は進まず、原型炉「もんじゅ」は廃炉が決まった。東京電力福島第一原発事故を経験し、原発の稼働は大きく落ち込んでいる。 英国などには再処理されてできた37トンのプルトニウムが留め置かれたままだ。日本の原子力を取りまく環境は厳しい。今や原子力関係者からも「すべての使用済み燃料を再処理するというのはあまりにリジッド(硬直的)だ」との声が聞こえる。にもかかわらず、日本は核燃料サイクルの旗を降ろさずにいる。英公文書の取材を通して見えてきたのは、約40年前も、今も、変わらない日本の原子力政策の硬直さだ。核燃料サイクルに固執するあまり、別の選択肢を見失ってはいないだろうか。もし、あの時代、パルミラ構想が実現していたら……。日本の原子力政策、エネルギー政策に別の選択肢が生まれた分岐点だったと思う。 (時代の栞)「二十歳の原点」 1971年刊・高野悦子 若者の生きづらさ(2020/03/25朝日新聞) 春日さんに高野を重ねてか、若者と団塊の世代を中心に約30人の聴衆からすすり泣きの声が漏れる。朗読を始めて15年。聴いた人は「理想が高い」「生きる支えになる」という感想を残す。春日さんは「読み継がれる本には、希望が含まれています。この本に救われたという人がいます」と話す。・・・ ■本の内容 高野悦子が20歳になった1969年1月2日から死の2日前の6月22日までの日記。全共闘運動への傾斜、愛への期待と痛み、両親との対立、太宰治らの作品や喫茶店で聴いたジャズの楽しみを、時に赤裸々につづる。「旅に出よう」と始まる詩で記述は終わる。 |
五輪で政権浮揚のはずが…延期なら多額の損害 焦る政権(2020/03/24朝日新聞) 失業率30%、GDP30%減 米経済を覆う恐慌の懸念(2020/03/24朝日新聞) 武漢の封鎖、4月8日に解除へ 市外への往来も一部可(2020/03/24朝日新聞) 武漢では2月上旬、1日あたりの新規感染者が2千人近くまで増えるなど厳しい状況が続いた。しかし、今月19日に前日の新規感染者が「ゼロ」になったことなどを踏まえ、運行が止まっていた地下鉄や駅の消毒作業が始まるなど封鎖解除に向けた動きが出ていた。 コロナで「強制停止」の欧州 ついにドイツも財政出動(2020/03/24朝日新聞) ドイツの今年の税収は335億ユーロ(約4兆円)も減る見込みだ。ロイター通信によると、独財務省は今年のドイツ経済が約5%のマイナス成長に陥ると試算。ショルツ財務相は23日「前例のない支援でこの危機に立ち向かう」とのコメントを出した。 森友文書改ざん 佐川氏の喚問が必要だ(2020/03/24東京新聞) 宮城まり子さん死去 「やさしいことはつよいのよ」(2020/03/24東京新聞) <評伝> 宮城まり子さんがよく書く言葉がある。 東京新聞で「この道」(二〇〇八年四月から七月まで)の連載をお願いしたとき、昔話をたくさん聞いた。おしゃべりは、ユーモアを交えて上手だった。どこまでが本当で、どこからが冗談なのか分からないのが、取材者泣かせだった。肢体の不自由な子どもたちのための養護施設「ねむの木学園」は中部電力浜岡原子力発電所に近かった。「事故が起きたら、子どもたちを安全に避難させられない」と、九七年に静岡県掛川市の現在地に移転した。東日本大震災前のことだ。・・・ 学園の中を一緒に歩いていると、すれ違う子どもたちに声をかけながら、熱がないか、服が汚れていないかと、様子を見ていた。そんなやさしさと、学園を半世紀にわたって運営する強さを兼ね備えていた。 |
パーム油農園、森林破壊の傷痕 持続可能な生産目指す(2020/03/23朝日新聞) 森友再調査、首相は改めて拒否 「事実明らかにした」(2020/03/23琉球新報) 「もとより改ざんはあってはならず、今後二度とこうしたことのないよう再発防止を徹底していく」と強調。「国民の信頼を揺るがす事態となってしまったことに対し、行政の長として大きな責任を痛感している。改めて国民におわび申し上げたい」と語った。 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1094453.html 「やっと事実をもみ消したのだからこれからは逃げの一手に徹します」と言うべきではないでしょうか。 米NY州、感染者が1万人超す 最終的に780万人以上の恐れも(2020/03/23琉球新報) クオモ氏は急速に増加しているのは検査数を増やしているのが理由だと強調。検査総数は4万5437人で、西部カリフォルニア州や同ワシントン州の約2倍だという。 <新型コロナ>世界感染30万人超え 1週間で倍増 死者54%は欧州(2020/03/23東京新聞) 再調査せず、に自殺職員の妻抗議 メモ公表、森友学園問題(2020/03/23東京新聞) 森友問題の原因をつくった張本人である首相がまるで第三者のような発言をするのは厚顔の極みだと思う。赤木さんの妻の怒りは当然です。 <支え合う 介護保険20年>(4)ヘルパーの葛藤 低賃金 やりがい頼み(2020/03/23東京新聞) 改ざん後に出世した佐川氏ら 「ドラマや映画でもこんな悪夢ない」(2020/03/23朝日新聞) この日の参院予算委では、立憲民主党の福山哲郎氏が手記の一部を読み上げました。手記では佐川氏の強硬な国会答弁が事態を招いたと批判し、組織の「下部」が「しっぽを切られる」と指摘。家族への感謝と謝罪もつづられ、無念さがにじんでいました。涙が出るような内容でした。 俳優・宮城まり子さんが死去 93歳、ねむの木学園設立(2020/03/23朝日新聞) また養護学校など福祉施設も設立したほか、園児たちとの記録映画「ねむの木の詩」などを次々と発表し、大きな社会的反響を呼んだ。97年に静岡県掛川市に施設を移して「ねむの木村」を開設。障害児の職業実習のための喫茶店や雑貨屋などをつくり、障害者の福祉に尽くした。作家の故・吉行淳之介さんの長年のパートナーとしても知られた。 「障害ある子にも教育を」支援の先駆け、宮城まり子さん(2020/03/23朝日新聞) 2018年の朝日新聞のインタビューに、当時の思いをこう振り返っていた。その思いを実現させたのが、1968年に完成したねむの木学園だった。・・・私財を投じて立ち上げた学園は、肢体不自由児のための養護施設の先駆けとなった。養護施設として開園し、学ぶ場を確保するため、施設内に公立学校の「分校」も設けた。「すべての子どもたちに可能性がある」が信念だった。学園では、絵画や音楽、工芸などを積極的に教育に採り入れた。国内外で作品展「ねむの木のこどもたちとまり子美術展」の開催を重ねるなど、子どもの個性を伸ばす活動に取り組み続けた。・・・ 宮城さんが会長を務める日本肢体不自由児療護施設連絡協議会の事務局長で、精陽学園(神奈川県平塚市)園長の市川進治さん(57)は、「芸能界での活動・肩書をなげうって、全ての精力を障害児の支援に捧げた人生だった。日本の福祉の草分けの一人で存在感は大きかった」と惜しんだ。「施設には、虐待を受けるなど家庭に恵まれない子どもも多い。そうした子の『お母さん』として、お年を召してからも、一人でも熱を出せば心配し、通院に付き添っておられた。そうした姿勢は晩年までまったく変わらなかった。まり子先生の志を継いでいけるよう協議会活動を続けたい」と話した。 宮城まり子さま。あらためて立派な生き様だなと思います。ご冥福をお祈りします。 イタリア、死者5千人超 首相「戦後最も難しい挑戦だ」(2020/03/23朝日新聞) 政府によると、感染者数は5560人増えて5万9138人。このうち7024人はすでに回復した。感染の中心となっている北部ロンバルディア州だけで2万7206人が感染。同州の死者は3456人に上り、中国の死者数を上回った。・・・コンテ首相は21日深夜に演説し、「戦後で最も難しい挑戦だ。一人でもあきらめれば全員がより大きな危険にさらされる。結束してやり遂げよう」と国民に呼びかけた。(ローマ=河原田慎一) 東京)住宅提供打ち切りで苦難の春 原発事故の避難者(2020/03/23朝日新聞) 福島県は、政府と協議し、2017年春から段階的に住宅提供の打ち切りを進めてきた。福島の復興という大義名分の下、帰還を促す流れが背景にある。18年8月、帰還困難区域を抱える富岡、浪江両町全域と、葛尾、飯舘両村の同区域からの避難者計約3300世帯への提供を、今月末で打ち切ると発表した。・・・ 避難先から浪江町に戻った人は2月末時点で4・2%にとどまる。生活のインフラが元通りになっていない地元に戻っても、暮らしていけると思えない。男性は「住宅の提供を打ち切って福島に戻そうというのは、明確に間違いだ」と声を震わせた。 |
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