(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう) |
新型コロナも影響する食品ロス 事業多角化で削減めざす(2020/03/13朝日新聞) 「フードロス削減」を応援・支援しています――。旬八青果店の大崎広小路店(東京都品川区)には、こんなポスターが張り出されている。売れ残りそうな野菜や果物はジュースやスープにして廃棄を極力抑える。店内には、賞味期限が近づいたオリーブオイルや加工食品などの食材も、「もったいないをおいしいに」というポップをつけて置いている。 文法とらわれず、広がる世界 70代も勝負 映画「パラダイス・ロスト」、福間健二監督(2020/03/13朝日新聞) 「影響を受けた初期のゴダールで言えば、芸術家として難しいことをやっているというより、人を驚かせたり喜ばせたりすることを単純にやっていた。まず若い女の子をカメラの正面に置き、そこから世界を広げていくだけ。文法なんて特にいらないわけです」 高校時代から8ミリ作品をつくり、若松孝二監督作にも脚本や出演で関わった。同時に詩も書き始めたほか、1995年のデビュー作「急にたどりついてしまう」の発表から6本の自主映画を完成させるなど、旺盛な芸術活動を続ける。 映画の自由自在さ。そういえばゴダールの「あれっ」と思わせるような映画が懐かしい気がします。 (もっと知りたい)政治とカネ:5 疑惑の政治家が説明する場は?(2020/03/13朝日新聞) 籠池前理事長は喚問で「私だけにトカゲの尻尾切りで罪をかぶせようとせず、他の方々も呼んで真相究明を進めて欲しい」と訴えたが、与党は首相や昭恵氏の招致には一切応じなかった。文書改ざん問題でも佐川宣寿・元財務省理財局長を証人喚問したが、首相夫妻は招致されなかった。 古代マヤ文明の初期の文字、グアテマラの石碑に見つかる(2020/03/13時事ドットコム) 内戦で「ウイルスフリー」? リビアに思わぬ恩恵、感染者ゼロ(2020/03/13時事ドットコム) 欧州、新たな「震源地」に 伊は死者1千人超―新型コロナ、見えぬ終息(2020/03/14時事ドットコム) 中国の発生地域の偏り、何故イタリアでの感染者が多いのだろうとかいろいろ考えさせられるコロナウィルスです。 ボブ・ディランさんの公演中止 新型コロナで、4月の東京と大阪(2020/03/13東京新聞) <新型コロナ>仏、全国の学校を当面休校 独は来月、与党党首選出延期(2020/03/13東京新聞) 米軍、イラクで報復空爆 親イラン組織の5拠点(2020/03/13琉球新報) ロイター通信によると、エスパー氏は同日、国防総省で記者団に、米軍が必要な措置を取ることをトランプ大統領が承認したと明らかにした。同時に「注視しているのは攻撃を実行した組織だ」と述べ、民兵組織の背後にいるイランとの緊張を高める意図はないとの姿勢を示した。 集会自粛も学校閉鎖も「しない」 英国が言い切る理由は(2020/03/13朝日新聞) こうした対応を通じ、今後むかえる流行のピーク時の感染者数を抑えつつ、ピークの時期を遅らせて、無料で医療を提供する国民保健サービス(NHS)の治療態勢を整える時間をかせぎ、通常の呼吸器系の患者も減ると期待できる夏場に近づけることを目的としている。・・・英国の対応は他国に比べて抑制的だ。集会自粛の要請や学校閉鎖になぜ踏み切らないのか。ジョンソン氏は「科学に従って、正しいことを、正しいタイミングでやる」と強調。集会の自粛は「検討中」とした上で「科学的な助言によれば、スポーツの行事など大きなイベントを禁止することは感染拡大にあまり影響していない」、学校閉鎖については「利益より実害が多い」と語った。 (東日本大震災9年)3・11の記憶、演劇の力で伝える(2020/03/13朝日新聞) 震災時は、劇団テアトル・エコーの公演で舞台監督をしていた。戦争体験のある劇団代表の熊倉一雄が言った。「人はどんなことがあっても必ず立ち上がり、笑いや娯楽がほしくなる」。その言葉を信じて自分も東北RPを立ち上げた。2016年の第1回公演は、観客が上演中に泣き、カーテンコールで笑顔に。「見に来てよかった」と言われ、手応えをつかんだ。・・・劇作家・演出家の谷賢一(37)は新進劇作家の登竜門の岸田国士戯曲賞と、年間最優秀作を選ぶ鶴屋南北戯曲賞をダブル受賞した。岸田賞は昨年自らの劇団で上演した「福島三部作」。東京電力福島第一原発のある双葉町を舞台に、原発誘致が始まる1961年、チェルノブイリ原発事故に揺れる86年、11年の震災後を描いた6時間の大作だ。南北賞はその第二部「1986年:メビウスの輪」で受けた。 2大戯曲賞とされる両賞の同時受賞は過去に前例のない快挙だ。谷は「福島をとりまく題材や応援してくれた人々。僕の力を超えたところでいただけた賞です」と話す。 |
ツボカビでカエル30種が絶滅 中米パナマ、ヘビも影響(2020/03/12朝日新聞) 原発事故で故郷喪失 仙台高裁も東電に賠償増額命じる(2020/03/12朝日新聞) 故郷の喪失や生活の激変はとてもお金で購えるものではないでしょうが、せめて国や電力会社は経済的責任だけはとって欲しい。 新型コロナは「撲滅すべき悪」なのか 人類の歴史に学べ(2020/03/12朝日新聞) 「私たちは感染症を『撲滅するべき悪』という見方をしがちです。だけど、多くの感染症を抱えている文明と、そうではない文明を比べると前者の方がずっと強靱(きょうじん)だった。16世紀、ピサロ率いる200人足らずのスペイン人によって南米のインカ文明は滅ぼされた。新大陸の人々は、スペイン人が持ち込んだユーラシア大陸の感染症への免疫を、まったく持っていなかったからです」・・・ ――14世紀欧州のペスト流行は、封建社会から近代市民社会への移行をもたらしたと聞いています。コロナウイルスも社会構造に影響を与えるのでしょうか。 「当時の欧州ではペストで働き手が急減したことで、賃金が上昇し、農奴制の崩壊が加速。身分を超えた人材の登用も行われるようになりました。ペストに無力だった教会の権威は失われ、代わって国家の立場が強くなった。こうした変化はペストの流行がなくてもいずれ実現したでしょうが、その時期が大幅に早まった。新型コロナウイルスも同様に、歴史の流れを加速するかもしれません」 ・・・「従来の感染症は多くの犠牲者を出すことで、望むと望まざるとに関わらず社会に変化を促したが、新型コロナウイルスは被害それ自体よりも『感染が広がっている』という情報自体が政治経済や日常生活に大きな影響を与えている。感染症と文明の関係で言えば、従来とは異なる、現代的変化と言えるかもしれません」(聞き手・太田啓之) 真の危機はウイルスでなく恐れ ブレイディみかこさん(2020/03/12朝日新聞) 日本でもトイレットペーパーの買いだめが起こったそうだが、パニック買いは英国でも始まっている。薬局やスーパーの棚から消えて久しいのは手と指用の殺菌ジェルだ。普通のせっけんで頻繁に洗えばそれでいいのだと聞いても人々はやっぱり殺菌ジェルを買いに走る。カンヅメやオムツ、頭痛薬などが品薄になっている店も出てきている。「人が買いだめしているから私もしておかないとという気になって」という友人・知人の声を耳にする。いつもはわが道を行っているように見える英国人でもそんなことを言うのだ。 人は、未知なものには弱い。新型ウイルス感染が収束する時期もわからなければ、感染している人も見分けられない。だから不安になる。「未知」と「無知」がイコールで結ばれるとき、それに「恐れ」の火を焚きつけられたら、抽出されるものはまったく同じものだろうか。・・・ きっとこういう日常の光景がいま世界中で展開されている。部数を伸ばしたいメディアや勢力を拡大したい政治勢力が大文字の「恐れ」を煽(あお)る一方で、人々は日常の中でむき出しの差別や偏見にぶつかり、自分の中にもそれがあることに気づき、これまで見えなかったものが見えるようになる。 「未知」と「無知」がイコールで結ばれるとき、・・・この記事のこの言葉が空恐ろしい。
独首相、人口の6〜7割感染も 拡大阻止を強調(2020/03/12琉球新報) メルケル氏は会見で「欧州は(ウイルスの)直撃を受けた。これは異常事態だ」と述べた。発言はドイツの専門家の見解を踏まえたものだが、同国の別の専門家は感染率が高すぎると発言内容に疑問を示した。 <東日本大震災9年>「被害、見える化したかった」 渋谷の福島原発事故シンポも中止(2020/03/12東京新聞) 2020/03/11反省と責任 マスク・消毒液品薄なぜ続く 政府支援より「現物を」(2020/03/12東京新聞) ヘンリー王子が米大統領酷評? いたずら電話に引っ掛かる―英紙(2020/03/12時事ドットコム) メキシコ市で地下鉄衝突、42人死傷(2020/03/12時事ドットコム) 「疫病退散」の妖怪人気 江戸時代と心理同じ?―新型コロナ(2020/03/12時事ドットコム) コロナウィルス。江戸時代の「疫病退散」の妖怪が人気だと言う。時代は進んだけれど江戸時代の人々でもマスクの買い占めやあまりに自己中な転売などしなかったのではと思う。はたして教育を受けて少しは知性を自覚する現代人としての自覚やプライドはあるのだろうか。 |
東日本大震災9年 避難なお4.7万人、人口34万人減(2020/03/11朝日新聞) 「パンデミック脅威、現実に」 100カ国・10万人感染受けWHO事務局長 新型コロナ(2020/03/11朝日新聞) テドロス氏は一方で、状況に応じた対応をすることで感染拡大の勢いをそぐことができると強調した。中国や韓国で新たな感染が減ってきたことや、中国で8万人超の感染者の7割が治癒・退院したことを挙げ、「我々はこのウイルスのなすがままではない」と語った。(ジュネーブ=吉武祐) https://digital.asahi.com/articles/DA3S14397947.html (社説)原発被災から9年 重い現実を見すえ一歩ずつ(2020/03/11朝日新聞) とりわけ福島県は、4万人がふるさとを離れたままだ。放射線量が高く、人が住めない帰還困難区域も残る。現地を訪ねた首相は7日、「福島の復興なくして日本の再生なし」と話したが、今の福島をどう考えるか、自らの言葉でていねいに語ることはなかった。・・・原発の汚染水を浄化処理したトリチウム水については、政府の有識者会議が、薄めて海に流す処分を最有力視する報告書を3年がかりでまとめた。だが、いつ、どこでどう処分するかの具体案には踏み込めなかった。風評被害への懸念も深い。 社会全体で真正面から向き合わねばならぬ難題ばかりだ。目を背けていては、また福島の負担となりかねない。しかし、例えばトリチウム水について、報告書には「処分開始が遅ければ遅い方が世の中の関心が小さくなる」と、事故の風化をあてにするような記述すらあるのが現実だ。 汚染水の処理にしても世間の関心や記憶が薄れる事を待っているかのような政府の姿勢だけれど、未だ4万人以上の人がふるさとへ帰れない現実があってとても「状況はコントロールされている」などと無責任な言葉は今なお発せないと思う。 (多事奏論)隷従している人たちへ 自由になるのは簡単ですよ 国分高史(2020/03/11朝日新聞) 徹頭徹尾のアメリカ追従と国民の自発的隷従への誘導で長期政権を保っている安倍政権。この記事のラ・ボエシの言葉にあるように「ただこれ以上支えずにおけばよい。そうすればそいつがいまに、土台を奪われた巨像のごとく、みずからの重みによって崩落し、破滅するのが見られるだろう」・・・まさにその通りなんだけど。 (後藤正文の朝からロック)様々なゆとり、守るために(2020/03/11朝日新聞) <新型コロナ>感染2カ月 続く余波 世界の死者4000人超(2020/03/11東京新聞) 3・11から9年 千年先の郷土を守る(2020/03/11東京新聞) 原発から三十キロ圏内にある宮城県美里町の相沢清一町長は、再稼働にきっぱりと「ノー」を突きつけます。「目の前に、現実の課題が山積みです。風化だなんてとんでもない。(放射性物質をかぶった)稲わらひとつ、処分できない。避難計画をつくれと言われても、なかなか答えが見つからない。高齢者はどうなるか? 複合災害が起こったときは? 途中で風向きが変わったら? 隣町から逃げて来る人たちは?…。(国や東北電力は)何をそう急ぐのか」 松本正行さん 「黒い雨」訴訟原告団副団長(2020/03/11東京新聞) 「メディアが性差別を助長」「セクハラは暴力で人権侵害」 セクハラアンケートの自由記述詳細【ウェブ限定】(2020/03/11琉球新報) 「先進国の中でも著しく女性の立場が軽んじられているこの日本。徹底的な意識改革の必要性を感じる。女性の進出を阻む社会に豊かな国の未来を描けないのではないか」 「男性の意識が低すぎる。昭和の意識のままの人が多すぎる。若い世代も昭和な母親に育てられ、そうなっている。公の教育で意識改革をしないと難しい。現状、中年以上の男性を変えるのは困難だが、その世代が変わらないと日本がこのままになってしまうという危機感がある」・・・ |
3・11から9年 悲劇を乗り越えるには(2020/03/10東京新聞) たとえ施政者が人間的で賢くてよりよい未来を想像する能力があっても一人一人がそれぞれ現実と未来を考える必要があります。個人の自由や生活は常に自身が意識しなければならないのは当然だからです。でももし施政者に欠点、不安があるならばそれはもう戦いのレベルです。でなければ「明日は今日より悪くなる」のが明らかだからです。 展示できた人物写真は1枚のみ… 愛楽園で企画展 「展示不許可」が示す入所者にいまも続く厳しい現実とは(2020/03/10琉球新報) 転機となったのは、あるおばあさんの言葉だ。「若者が私の隣に座るなんていい時代になった。あなたが隣に座ってくれたことで、私は今日、感謝して死ねる」・・・だが、企画展で展示できたポートレートは1枚。「展示は嫌がる人が多かった。ハンセン病問題は終わったとの認識が社会にはあるが、全く終わっていないと改めて感じた」企画展入り口では何も掲示せず「展示不許可」とだけ記したボードが来場者を迎える。撮影を許可した元患者でも写真展示には慎重にならざるを得ない状況を示した。「日常を伝えるのと同時に、今も差別や偏見におびえて暮らさざるを得ない現状も伝えたかった。見に来た人が何かを感じ、考えてもらえたら」 企画展「記録と継承―沖縄愛楽園と宮古島南静園」は愛楽園交流会館で4月3日まで。午前10時〜午後5時。入場無料、月曜・祝日は休館。問い合わせは同館(電話)0980(52)8453。 ウイルスより人が怖い ドラッグストア店員を襲う暴言(2020/03/10朝日新聞) 「朝、開店前に行列ができていると、もう気持ちがふさぐ。胃が痛むんです」・・・ ツイッターでは、ドラッグストア店員を名乗る人たちが次々に悩みをつぶやいている。「(以前は)優しかった人が怒りをぶつけてくる」「目に見えないウイルスより、目に見える人が怖い」。中にはリツイート(共有)が30万件を超す書き込みもある。 「パンデミックの脅威、現実に」 WHO事務局長が会見(2020/03/10朝日新聞) 女性よ、招待状は待たないで レネー・ゼルウィガーさん(2020/03/10朝日新聞) 「自分の分をわきまえよう」とか、「自分がどういう人か分かっているでしょう」などと、自分自身に言い聞かせる必要はないのです・・・招待状を待っていてもだめです。それは来ないから。もしあなたが自分自身をチャンスに解き放ちたいと思い、夢があるなら、行動してください。だって、あなたにはできるのだから。私たちの世代もそう考えながら、限界を押し広げてきました。 (私の視点)電気代、下げるには 送電網、公的に運営を トーマス・コーベリエル(2020/03/10朝日新聞) 海外の電力システムで最も低コストで運営されているのは、送電網が公共事業体の所有・運営で、発電事業者と経済的な利害関係がないものだ。・・・日本の電力システムの近代化を遅らせているもう一つの重大な問題は、原発とその所有者が市場の中では生き残れないことだ。東京電力が福島第一原発事故の賠償金を払えなくなるだけではない。原発を解体し、何世紀にもわたり放射性廃棄物を管理するための費用は、会社の資金提供能力よりもはるかに高い。世界各国では、新しい太陽光や風力による発電は新しい原発よりも安価であるのはもちろん、既存の原発よりも競争力がある。そのため、欧米では近年、いくつかの原子炉が閉鎖されている。放射性廃棄物の管理のために資金を確保できなければ、多額の負債を抱えて破産することになる。 マックス・フォン・シドーさん死去(2020/03/10朝日新聞) |
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