(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう) |
筆洗/善良な大衆はまったく『高原列車』で逃げ出したくなる(2020/03/09東京新聞) 米軍機事故続発 地位協定改定しかない(2020/03/09東京新聞) 標的の重さは明らかでないが、戦車ほどの大きさとみられる。・・・沖縄では一月下旬、本島東沖の公海に米軍ヘリが墜落(米軍発表は着水)し、乗員五人が救助される事故があった。伊江島では米軍がパラシュートで投下した箱が民有地に落下。二月中旬には、米軍嘉手納基地を離着陸する戦闘機が機体を覆うパネルを脱落させた。県の統計では、二〇一八年までの十年間に米軍機関連の事故は約三百件発生しており、ことしもハイペースだ。県などはその都度安全管理の徹底を訴えているが、米軍の耳にはほとんど届かない。・・・沖縄をはじめ国民の命を米軍機事故から守るには、協定を見直して訓練に法規制をかけた上で、地元自治体などとの事前協議、および承認制にするしか根本解決策はない。同じく米軍が駐留する欧州諸国では実行されている。政府は急ぎ、行動に移すべきだ。 欧米で女性デモ、平等訴え トルコでは排除に催涙ガス(2020/03/09東京新聞) <新型コロナ>未明の発表「詳細は」 伊移動制限 市民、観光客不安(2020/03/09東京新聞) <東日本大震災9年>原発ゼロ法案 2年たなざらし 与党、再生エネも審議応じず(2020/03/09東京新聞) <社説>性的嫌がらせの横行 鈍感な社会が被害生む(2020/03/09琉球新報) (いま伝えたい 「千人の声」2020)「浪江へ帰れない人いる、忘れねで」(2020/03/09朝日新聞) (ひと)白石草さん 原発事故後の健康被害を追うインターネット放送局代表(2020/03/09朝日新聞) 早稲田大の学生時代に映像ジャーナリストに憧れ、卒業後はテレビ局に勤めたが、「権力や企業から自由に、生活者の目線で取材報道したい」と違和感を募らせた。・・・「科学は万能ではないのに、専門家は『安心・安全』を安売りする」との疑念は、福島事故後、チェルノブイリ原発事故の被曝者取材で確信に変わった。帰国後、転移や再発に苦しむ甲状腺がん患者と家族に寄り添う報道をさらに強め、今年度の東京弁護士会人権賞を受けた。 原発問題に限らず政府や権力に都合の悪い事は伏せられる事が多々ある世の中だから白石草さんのような人が報道に関わってくれるのはありがたいことです。 コロナ、イタリアでも封鎖 ミラノ、ベネチア…1600万人対象(2020/03/09朝日新聞) (取材考記)あいちトリエンナーレ調査報告書 表現の多様性、守る姿勢いずこ 桜井泉(2020/03/09朝日新聞) 報告書は、慰安婦を表現した少女像や昭和天皇の肖像画を扱った作品などが攻撃されたことに関連し、制作背景の説明不足や展示方法の不適切さなどを指摘した。しかし攻撃したのは、展示を見ていない人がほとんどだ。作品自体が気にいらないのだから、どんなに説明しても通じないだろう。報告書の論理には無理がある。・・・ 報告書は、芸術監督らが企画展を公立美術館で開くことにこだわった点に関し、公立施設が想定する使用目的などに照らして「県民からたちどころに十分な理解を得られるとは思われない」と批判した。「県民」の名を借り、公立での展示はふさわしくないと言っているのに等しく、攻撃を正当化しかねない。芸術表現の多様性を守るという姿勢からは、ほど遠い。 (Dear Girls)女性役員ゼロ、自己責任? 全て男性の主要企業に聞く(2020/03/08朝日新聞) 世界では、経営陣の構成は性別や人種が多様性に富んでいる方が、投資家から高い評価を得る傾向が強まる。米フォーチュン誌500社にランキングされる大企業の女性取締役比率は17年で22・2%に達する。 感染、世界で10万人超 新型コロナ、100カ国・地域に(2020/03/08朝日新聞) WHOが6日に発表した統計によると、中国の感染者数は世界全体の約8割を占める。中国では感染の広がりは鈍化する傾向にあるが、世界的な感染拡大の収束は見通せない。 (社説余滴)胸に響いた「Do it now」 前田史郎(2020/03/08朝日新聞) だが、海外に比べ、日本では大きなうねりが見えない。この国の若者はおとなしいのか。そんな風に考えていた時、長野県白馬村の高校生の活動を知った。 白馬村は昨年12月、気候非常事態宣言を出し、再生可能エネルギー普及などに取り組むことを表明した。後押ししたのは、白馬高校の生徒たちだ。その一人、宮坂雛乃さん(17)は昨年9月、スウェーデンのグレタ・トゥンベリさんの行動を機に広がったグローバル気候マーチに賛同し、仲間と署名活動を始めた。村の中心部を行進し、非常事態宣言を出すよう求める153人分の署名を村長に手渡した。 マッコイ・タイナーさん死去 ジャズピアニスト(2020/03/08朝日新聞) 1938年、ペンシルベニア州フィラデルフィアに生まれ、13歳でピアノを始めた。60年からジャズサックス奏者のジョン・コルトレーン(1926〜67)らと4人で活動するようになり、「至上の愛」や「マイ・フェイバリット・シングス」などのアルバムで演奏。「黄金のカルテット」と呼ばれたが、65年に音楽性の違いからコルトレーンのもとを離れた。 マンホールから「抜け出したい」 地下住民は世界中に(2020/03/08朝日新聞) 米国だけでなく、丸山さんは東欧ルーマニアでも、地下に暮らす人々に出会いました。 ルーマニアでは、1960年代から80年代まで続いたチャウシェスク政権期、多産政策のもと、育児放棄される子どもがたくさんいました。路上生活者となった子どもたちの一部が、寒さを逃れるために生活の場としたのがマンホールの中です。丸山さんが首都ブカレストを訪れた2015年時点でも、定職を得られずに住む場所がなく、地下で暮らす「マンホール住民」がいました。 |
イタリアの感染死者233人に 1日の確認数は過去最多(2020/03/08東京新聞) <女性に力を>「あなたは一人じゃない」 フラワーデモから1年 きょう国際女性デー(2020/03/08東京新聞) 週のはじめに考える 米ロの雪解けはまだか(2020/03/08東京新聞) 中国、新型コロナ感染の70人隔離ホテル倒壊 がれき下、多数の人(2020/03/08東京新聞) <女性に力を>9割が女性に偏見 3割が女性への暴力を正当化 国連75か国調査 日本はG7でワースト(2020/03/08東京新聞) 元助役仲介、破格の土地売買 影響力の起点に 1987年関電・高浜(2020/03/07朝日新聞) https://digital.asahi.com/articles/DA3S14393472.html 北海道、経済も「異常事態」 新型コロナ、「緊急事態」1週間(2020/03/07朝日新聞) (そよかぜ)母を捜し、歌うボレロ ベトナム・ホーチミン(2020/03/07朝日新聞) 米国で1980年代、外国で生まれた米兵の子どもの帰還を支援する法制度がつくられた。するとベトナムでは、米国に移住するための「チケット」としてアメラジアンが売り買いされた。ランディさんも自身が「金(きん)3オンスと引き換えに売られた」と後で知った。 家族の愛を知らない心をいやしてくれたのは音楽だった。寂しくなると、労働者や貧困層に人気があるベトナムの大衆音楽「ボレロ」を聞いた。素朴な言葉を、演歌のような悲しい曲調に乗せて歌う。自分の思いを代弁してくれているようだった。90年に渡米した。ベトナム人コミュニティーが主催したコンテストで優勝し、ボレロ歌手になる夢をつかんだ。それから17年。ベトナムに戻ってきた。南部ホーチミン市のレストランなどで歌い、母親を捜した。 これまでに40曲以上を作った。「お母さん」「戦争のあと」「父の知らせを待ちながら」。過酷な運命をもたらしたベトナム戦争、そして家族への思いが詰まっている。 (多事奏論)イラン、屈辱の起点 レガシー、無にした米の裏切り 沢村亙(2020/03/07朝日新聞) 一方、イランにとっての屈辱の起点はそれから四半世紀さかのぼる。石油国有化を宣言したイランのモサデク政権が1953年、クーデターで倒され、親米パーレビ国王による強権支配に道を開いた。米国の情報機関がこれに関与していた。・・・ ハワード・バスカービル。 米中部ネブラスカ州に生まれ、名門プリンストン大学で学んだ米国人の墓石は、イランの古都タブリーズにある。1907年にキリスト教宣教団の一員としてイランに渡り、英語などを教えた。折しも憲法制定と議会設置を求める市民の蜂起が全土に拡大。共鳴したバスカービルは教え子たちと義勇部隊を組んだが、09年に反立憲派の凶弾に倒れた。24歳だった。 バスカービルのほかにも、19世紀から20世紀にかけてイランに滞在し、学校や病院を建てたり、近代的な銀行や財政の制度を築いたり、民主主義の新鮮な空気を吹き込んだりした米国人は少なくない。彼らのレガシーが芽吹き、日本の大正デモクラシーのように多様な政治思想が花開く時代が40年代のイランでもあった。「議会の機能や選挙を通じた市民の政治参加を重んじる態度は、現代に至るまで受け継がれている」と、プリンストン大学・近東研究所長のベルーズ・ガマリタブリジ教授はいう。「米国を民主主義の守り手とみなしていたからこそ、53年の政変はイラン人にとって衝撃だった」
いにしえの言葉や文化。先進文化は世界中の数多くの言語や文化を破壊して人類としての損失は計り知れないけれど、これからの時代は環境と共に過去を保全するのが近代人の使命です。 筆洗/マヤ文明は神秘的なマヤ文字を残した。(2020/03/07東京新聞) 男女平等「政治決断を」 国際女性デーでフィンランド首相(2020/03/07東京新聞) <女性に力を>米タイム1995年の「今年の女性」 緒方貞子さん選出(2020/03/07東京新聞) 彼女のような人が日本の首相になればずいぶん国の様相がかわるだろうなと思う。 <女性に力を>「男女平等は世界全体の利益に」 国連「国際女性デー」記念行事(2020/03/07東京新聞) 日本の女性議員率9・9% 世界は24・9%、25年で倍増(2020/03/07東京新聞) カッパと考える脱原発 川崎出身の保育士 「二ケ領用水」舞台の紙芝居制作(2020/03/07東京新聞) かっぱだって、猫だって、犬だってみんな原発には反対。それでも原発を動かそうとするのは一体どんな生き物? (コラムニストの眼)「パラサイト」が世界席巻 不平等が資本主義を悪夢に ミッシェル・ゴールドバーグ(2020/03/06朝日新聞) 外国映画が米国でこれほどの栄誉を受けたことは過去になかった。映画作りのすばらしさに加え、寒々とした社会への目の向け方は、ハリウッドの作品とは違い、共鳴できるものが確かにある。・・・経済協力開発機構(OECD)によると、米国での社会階層間の移動は、韓国と同じくらい活発ではない。例外はあるものの、米国の大衆文化は、頭脳や根性だけではより大きい実質的な勢力には対抗できないという世界を描ききれていない。少なくとも意識の面では遅れている。・・・ 最近、オカシオコルテス下院議員は、自力ではい上がるなどという考えは「冗談だ」と言って、右派メディアから憤慨と嘲笑をあびた。しかし「パラサイト」が人々の琴線に触れたのは、多くの人々にとって不平等が現代の資本主義をただの冗談ではなく、悪夢へと変えているからだ。 |
イタリア休校、劇場事実上閉鎖も ハグだめ、国民投票延期(2020/03/06琉球新報) 新型コロナ対策 雇用不安を広げている(2020/03/06東京新聞) 人手が足りない職場では過重労働も心配だ。過労対策は欠かせない。人手不足で十分なサービスを受けられなくなる子どもたちや高齢者にもしわ寄せがいくことも忘れるべきではない。とても感染症対策の「先手」を打っているようには見えない。今後、感染封じ込めが遅れれば倒産する企業がでかねない。もっと想像力を働かせてほしい。 米クルーズ船で多数の感染者か カリフォルニア沖、日本人も4人(2020/03/06東京新聞) |
休業へ助成なし、フリーランス悲鳴 多様な働き方推進、政権の姿勢と矛盾 新型コロナ(2020/03/05朝日新聞) ・・・「自営やフリーは自己責任なのか。国は多様な働き方を後押しするなら、多様なセーフティーネットも用意するべきだ」と訴える。カメラマンや編集者、俳優などフリーランスの働き手は国内300万人超とされる。だが、労働法制は会社と雇用契約を結んだ働き手を前提とするため、フリーランスはしばしばその網からこぼれ落ちてしまう。 EU気候法案発表、グレタさん非難 「家燃えてるのに」(2020/03/05朝日新聞) 憂歌団や忌野清志郎も立ったバンドの聖地 実は元酒蔵(2020/03/05朝日新聞) |
dream & harmony