このページの最後へ↓

bians

point

news

news
(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)

440
2020/02/25sankaku02/29

大谷翔平は「相変わらずデンジャラス」 OP戦初安打初打点の活躍に敵将も“警戒”(2020/02/29フルカウンント)
エンゼルスの大谷翔平投手が28日(日本時間29日)、レンジャーズ戦に「4番・DH」でスタメン出場。第1打席に、オープン戦初ヒットとなる左前適時打を放ち、2打数1安打1打点だった。この活躍には対戦した敵将も賛辞のコメントを送った。オープン戦3試合目の出場となった大谷。1点を先制した直後の初回1死三塁の場面で打席に立つと、右腕リンの91マイル(約146キロ)の内角高めへの速球を左前に運んだ。7打席目にして初安打、初打点となった。3回1死走者なしで迎えた第2打席は、カウント1-2から速球に空振り三振。5回の打席で代打を送られて交代となった。

 オープン戦初安打初打点の活躍に、敵将であるレンジャーズのクリス・ウッドワード監督も「オオタニ? 相変わらずデンジャラスだね!」と今季も脅威的な存在となる二刀流を称賛している。
https://full-count.jp/2020/02/29/post704706/

top


BACK

一斉休校要請 混乱収拾は国の責任で(2020/02/29東京新聞)
全国の学校は大わらわだろう。新型肺炎拡大防止で、国の一斉休校の要請はあまりにも唐突だった。どういう根拠にもとづく施策かも説明不足だ。生じる混乱の責任は国が負わねばならない。
 学校保健安全法は、感染症の予防上必要があるときは、学校設置者は臨時に休校できると定めている。つまり公立は地方自治体の教育委員会、私立は学校法人に判断は委ねられている。
 そのため一斉休校は国からの「要請」という形を取っている。強制力はない。しかし判断材料も十分ではない中、独自の対応をするのは困難と考える自治体も多いだろう。週明けから休校の動きは広まるとみられる。・・・ 心配されているのは、親が休まざるを得ない状況に追い込まれ、経済的な打撃を被ったり、働き手が不足する事態だ。実際、すでに知事が休校を要請している北海道では、大勢の看護師が日中働くことが困難になり、外来を制限し始めた病院もある。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020022902000149.html

top


BACK

原爆症判決 救済の精神はどこへ(2020/02/29東京新聞)
被爆者の訴えは最高裁で退けられた。原爆で病気になったが、「要件を満たさない」と原爆症と認められなかった。「患者切り捨ての判断だ」との非難がある。なお国は救済の道を探るべきである。「不当判決」と書かれた紙が最高裁の前で広げられた。「納得できない結果に心が折れそうになった」と原告は語った。確かに今回の判決は行政の現状を追認し、救済を後退させる内容といえる。
 原爆症の認定と訴訟の歴史的経緯を探ってもそれが言える。もともと被爆者健康手帳を交付されても原爆症と認められ、医療特別手当が支給されるのは難しかった。審査が厳しく、認定者は当初、1%にも満たなかった。・・・被爆者援護法は「原爆投下による健康被害は特殊であり、総合的な援護策を講じる必要がある」旨を定めている。当然ながら、救済は「国の責任」ともしている。
 一人でも多くの被爆者を救済するのが従来の国の約束だったはずである。「ノーモア・ヒバクシャ訴訟」でもあったはずだ。救済の精神にのっとった新たな制度設計が求められる。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020022902000147.html

top


BACK

<新型コロナ>WHO「危険性最高」 評価引き上げ 感染55カ国・地域に(2020/02/29東京新聞)
【ジュネーブ=共同】世界保健機関(WHO)は二十八日(日本時間二十九日未明)、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID(コビッド)19)の地域別の危険性評価で、世界全体と日本を含む中国周辺地域を「高い」から、中国と同じ最高レベルの「非常に高い」に引き上げた。ウイルス感染が世界各地に拡大し、死者・感染者数の増加に歯止めがかからないことから、世界的に流行していると認定した形だ。 
 中国を発端に韓国、イラン、イタリアなどで大規模感染が確認され、日本でも市中感染とみられる例が相次いでおり、終息の見通しが立たない現状に危機感を示し、各国に一層の警戒を呼び掛けた。事態は急速に変化しているが、WHOのテドロス事務局長は記者会見で、多くの国では大規模な市中感染は起きておらず「抑え込みは依然可能だ」と語った。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020022990135918.html

top


BACK

<社説>新型コロナ休校要請 「全国一斉」の根拠説明を(2020/02/29琉球新報)
萩生田光一文部科学相は「専門家から、学校が集団感染のリスクが高いとかねて意見があり、政府が大方針を示した」と理由を説明する。だが、感染者が出た都道府県だけでなく、1人も確認されていない県を含め、一律に休校を求める必要があるのか。混乱を拡大させるだけではないのか。一斉休校の科学的根拠をしっかりと説明することが不可欠だ。新型コロナウイルスを巡るこの間の政府の対応は後手後手だった。集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で乗員乗客を船内に隔離したものの、封じ込めに失敗した。未曽有の事態に対処できず右往左往する政府の無策ぶりは日を追うごとに鮮明になっている。
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1082245.html

top


BACK

 

石垣陸自配備で住民投票の実施を 全国の憲法学者や弁護士が声明 石垣市に手続き中止求める(2020/02/28琉球新報)
沖縄県石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画を巡り、全国の憲法学者や弁護士の有志80人は28日、陸自配備計画の賛否を問う住民投票で住民の意思が示されるまでは予定地にある市有地を沖縄防衛局に売却、貸し付けするための手続きを中止するよう求める声明を発表した。石垣市は市有地を沖縄防衛局に売却するための議案を市議会3月定例会に提案している。声明では石垣市の動きについて「住民の意思を無視し、国の方針に即応して従属するものであり、憲法における地方自治の本旨である住民自治、団体自治に反する」と指摘した。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1082125.html

top


BACK

<社説>政府の新型肺炎対策 検査体制の拡充が急務だ(2020/02/28琉球新報)
 政府の危機管理能力のなさが鮮明になってきた。新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の感染拡大阻止で安倍政権の対応が後手に回り、国民の間に不安と混乱を広げている。

 その最大の要因は、新型コロナウイルスの有無を調べるPCR検査が十分に行われておらず、感染がどれだけ広がっているのか実態を把握しきれていないことにある。・・・韓国では2015年に中東呼吸器症候群(MERS)への対応が遅れ、政権が批判された。これが教訓となり韓国政府はPCR検査の検査時間を短縮し、民間病院に検査キットを配布して検査の網を拡大してきた。
 日本では厚生労働省が当初「国内では人から人への持続的な感染は認められない」との認識を示すなど、事態を楽観視していた。集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」への対応を巡っても、感染防止対策に不備があったと指摘されている。大きな失態だ。
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1081535.html

top


BACK

政府・議会の男女平等を訴え 国連総長「不均衡は恥」(2020/02/28東京新聞)
【ニューヨーク共同】国連のグテレス事務総長は3月8日の「国際女性デー」を前に27日、米ニューヨークの大学で講演した。「今こそ政府や議会、会社の役員会など全てを男女平等にする時だ」と訴え「奴隷制や植民地主義が過去の汚点だったように、男女の不均衡は21世紀の恥となる」と強調した。日本は内閣や衆院の女性比率が世界の下位に低迷し、女性管理職の割合も先進7カ国(G7)で最下位。グテレス氏は、女性の収入が男性の77%にとどまり、賃金格差が解消するのは23世紀後半になるとの世界経済フォーラム(WEF)の研究を紹介した。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020022801001885.html

top


BACK

シリア政権軍空爆 トルコ兵33人死亡 エルドアン氏、報復決定(2020/02/28東京新聞)
【イスタンブール=共同】シリア反体制派最後の拠点、北西部イドリブ県で二十七日、アサド政権軍がトルコ軍部隊を空爆し、トルコ当局によると兵士三十三人が死亡、三十二人が負傷した。政権軍との衝突が激しくなって以来、トルコ側最大の被害となった。トルコのエルドアン大統領は緊急治安会議を開催し報復を決定。大統領府によると、既に攻撃を実施し、今後も継続する方針だ。戦闘激化は必至で、シリア内戦は重大局面を迎えた。トルコはアサド政権の後ろ盾であるロシアとの協議で事態打開を模索していたが、ロシアは政権擁護を強めていた。大規模な被害が出たことでロシアとの関係悪化も避けられず、強硬姿勢を維持せざるを得ない状況だ。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202002/CK2020022802000296.html

top


BACK

新型肺炎と倒産 中小向けに集中支援を(2020/02/28東京新聞)
新型肺炎の拡大に伴い、企業倒産への不安が増大している。終息の兆しがみえない中、体力のない中小企業は崖っぷちに立たされている。政府は中小向けのピンポイント型支援策を強化すべきだ。
 ここにきて愛知県蒲郡市の旅館や北海道のコロッケ業者が経営破綻した。新型肺炎の影響で経営が急激に悪化したためだ。中小企業への打撃は、中国からの旅行客が激減した観光業界を中心に広がっている。宿泊施設のほかバスやタクシー会社、飲食店や土産店などが軒並み大幅な売り上げ減少に陥っている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020022802000169.html

top


BACK

(ひと)石井正則さん 全国のハンセン病療養所の「いま」を撮った俳優(2020/02/28朝日新聞)
「これは撮りに行くことになるんだろうな」。そう予感したのは、偶然目にしたハンセン病のドキュメンタリー番組だった。病気になった人を閉じ込めてきた瀬戸内海の島が舞台。海から引き揚げられた、岩に見えたものは患者に使われた解剖台だった。人気俳優の傍ら、自転車や喫茶店巡りなど多彩な趣味をもつ。フィルムカメラへの愛は人一倍だ。

・・・ 「本や資料を読んで分かったつもりになるより、現地に行こう」

 東北から沖縄の宮古島まで療養所と呼ばれる13施設。老朽化し、建て替えが進む所もあった。景色が変わってしまわぬうちに。ペースアップして昨夏、回り終えた。火葬場や納骨堂、解体中の刑務所といった隔離の象徴のみならず、出会った人々の穏やかな表情を白黒で撮った。「虐げられても、優しさをキープする、そんな強さを僕は学んだかもしれない」

 国立ハンセン病資料館(東京)で写真展を準備している。「見に来た方々が『何だろう、これは』と感じる、心の種をまけたらいい」。カラー中心に約100点を収めた写真集も出す。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14382512.html

top


BACK

牛肉、輸入↑22%・輸出↓61% 1月、米に利益偏る 日米協定(2020/02/28朝日新聞)
 日米貿易協定が発効した1月、米国からの牛肉の輸入量が前年同月より22%増えた。豚肉は9%増、ワインも19%増と、関税が引き下げられた多くの品目で輸入が増加。一方、低関税枠の拡大で増えると期待された米国への牛肉輸出は逆に6割減となり、一方的に米国が輸出を伸ばす出足となった。財務省が27日に発表した貿易統計(確報)でわかった。協定で米国からの牛肉の輸入にかかる関税が38・5%から26・6%に下がり、1月は前年同月よりも約3900トン輸入が増えた。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14382514.html

top


BACK

(プレミアシート)「レ・ミゼラブル」 移民団地、内と外の目(2020/02/28朝日新聞)
ヴィクトール・ユゴー原作「レ・ミゼラブル」(1862年)の現代版と高を括(くく)っていると、一撃を喰(く)らう。パリから東に15キロ。舞台は小説と同じモンフェルメイユ。だが、ジャン・ヴァルジャンは、もういない。1960年代、中産階級向けに建築された団地は高速道路計画中止で人気を失い、30カ国に及ぶ移民の居住区となる。貧困化は進み、犯罪地区ボスケ団地が形成された。・・・ 団地に住む黒人少年が、ロマのサーカス団からライオンの子を盗む。犯罪防止班の警官が、少年に発砲。別の黒人少年がドローンで状況を撮影していた。真相を隠蔽(いんぺい)したい警官たちと団地の少年たちの間に、一気に緊張が走る。

 60年。ルイ・デリュック受賞作ミシェル・ドラックの「日曜日には埋葬しない」は、酒瓶の広告塔の中からパリを見る、黒人サンドイッチマンの孤独に触れた人種映画だった。95年。マチュー・カソヴィッツの「憎しみ」は、パリ近郊に住む移民と警官の対立を描く。2人の監督には、ユダヤ人独自の視点があった。

 ラジ・リは違う。フランス人としての自負と彼自身の中に流れる血の相克。多民族が同じ団地に生きる難しさ。政治の腐敗と貧困への怒りを叩(たた)きつける。・・・21世紀。世界の経済・政治は揺れる。公開中の「パラサイト 半地下の家族」と連動しつつ、貧富の格差だけでなく、肌の色が違う人間、即(すなわ)ち、私たち自身、すべての人間が生きる方向、特に子供たちの居場所をラジ・リは、声高く訴える。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14383549.html

20年前なら遠い欧州の複雑な人種問題だと思っただろうけれど、大阪の繁華街はもとより僕が暮らす下町も外国人の多さには驚かせられます。商店街を歩いていて「はて、ここはどこの国だろう」と思うぐらいいろんな国の人が行き交っています。この映画で表現される人種の葛藤はすでに日本でも現実だと実感します。

top


BACK

(評・映画)「娘は戦場で生まれた」 砲火の町、作品自体が奇跡(2020/02/28朝日新聞)
すぐに記憶から消え去る映画もあれば、棘(とげ)のように胸に刺さり抜けない映画もある。本作は後者。見る者の心は無傷でいられない。戦火のシリアにとどまり死の恐怖と生の喜びの狭間(はざま)で生きた若き女性監督による5年間の濃密な記録である。 世界遺産の古都アレッポ。2012年からは独裁政権の攻撃の的となり、廃虚と化した。容赦のない無差別砲撃と空爆。学生で市民ジャーナリストのワアド・アルカティーブは、カメラを手に内戦の真実を市民社会の内側から映す。動乱の渦中でも医師のハムザと出会い結婚、娘サマも誕生した。日常の幸せを諦めないことも彼らの抵抗運動だ。

 原題は「サマのために」。なぜこの地にとどまるのか、決断の理由を不安や迷いも包み隠さず語る。未来の象徴たる娘に捧げたビデオレターでもあるのだ。

 病院には瀕死(ひんし)の人々が担ぎ込まれる。血染めの床。家族の慟哭(どうこく)。世界が目を背ける惨状だ。「町は包囲された。こんなことを世界が許すとは思わなかった」。ワアドの声に絶望が滲(にじ)む。 だが映画は希望の萌芽(ほうが)も捉える。赤子の微笑、灰色の町を染める夕日、掘り出される花の苗。本作もまた廃虚から芽を出す希望だ。300時間超の動画の断片は一本の作品となり花開く。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14383552.html

top


BACK

グレタさん、再び平和賞候補に スーダン女性活動家の予想も(2020/02/27琉球新報)
【ロンドン共同】今年のノーベル平和賞候補に、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(17)が推薦されたことが分かった。欧州メディアが26日報じた。ノルウェーのノーベル賞委員会は、今年の候補に210人と107団体の計317件の推薦があったと発表した。グレタさんは昨年も推薦された。

 一方、「平和賞ウオッチャー」として知られるノルウェー・オスロの国際平和研究所のウーダル所長は、アフリカ北東部スーダンの女性活動家アラ・サラさん(22)らを有力候補に挙げた。サラさんは、独裁政権が昨年倒れたスーダンで民主化デモの象徴となった。

https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1081060.html

top


BACK

米ビール会社で銃乱射、5人死亡 ミルウォーキー、容疑者の男自殺(2020/02/27東京新聞)
 【ニューヨーク共同】米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーのビール会社敷地内で26日、銃乱射事件があり、トランプ大統領は5人が死亡したと明らかにした。地元警察によると、容疑者はミルウォーキー在住の従業員の男(51)で、現場で自殺しているのが見つかった。米メディアが伝えた。
 事件現場はビール大手「モルソン・クアーズ」の敷地内で、犠牲者5人はいずれも従業員だった。動機は不明だが、男がこの日に解雇されたとの報道があり、警察は男が会社に対して恨みを抱いていた可能性があるとみて捜査している。敷地内には事務所や醸造施設が並んでおり、600人以上が働いているという。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020022701000961.html

 

銃社会の悲劇は何度も繰り返されているアメリカだけれど、いっこうに止まない。資本主義の栄華と矛盾を痛感させられるのもアメリカ社会。

物質的にゆたかなのに人々の格差は進み、理不尽な不幸が蔓延する社会。アメリカ的社会にべったりの安倍政権が今日本にもたらしているもの、この先もたらすものを考えると暗鬱です。

アメリカも日本も圧倒的な経済力があるのに施政者のビジョンとモラルがあまりにも貧弱で経済を有益に使えない。民主国家だからそれを選択する国民に責任があるのは当然だけれど、政治家たるものの有り様が先行する問題です。

top


BACK

検察官定年延長 三権分立を損なう暴挙(2020/02/27東京新聞)
国会での審議を経て成立した法律の解釈を、政府が勝手に変えていいはずがない。黒川弘務東京高検検事長の定年延長を巡る法解釈の変更は、国会の立法権を脅かし、三権分立を損なう暴挙だ。
 安倍内閣はなぜ、こんな重要なことを、国民の代表で構成する国会での審議も経ず、勝手に決めてしまうのか。
 検察庁法は、検事総長以外の検察官の定年を六十三歳と定めている。一九八一年、国家公務員に定年制を導入する法案を巡る国会審議でも、人事院は「検察官は既に定年が定められており、今回の(法案に盛り込まれた)定年制は適用されない」と答弁していた。それが立法趣旨である。・・・それが許されるなら、国会は不要となり、三権分立は崩壊する。国会軽視、いや、国会無視ともいうべき深刻な事態だ。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020022702000167.html

もともと国民とか人間性など安倍政権の視野には入っていない。あるのはアメリカの武器商人と巨大資本家への追従。言い換えればそれさえ敵にまわさなければ自らは安泰と言う底知れぬ卑怯と我欲に満ちた恥ずべき願望です。

安倍氏、麻生氏を筆頭に現閣僚の言動、顔立ちを見ているとその醜さ精神の低俗性にこんな輩がこの国を切り回しているんだとの自覚に身震いすら覚えます。

でも現状は民主国家です。選挙権も憲法で守られた自由もあります。一人一人が小さな声と意思表示で変えれるべき未来はまだ残されています。

top


BACK

独外相、「核なき世界」訴え 安保理会合 広島を引き合いに(2020/02/27東京新聞)
 【ニューヨーク=赤川肇】ドイツのマース外相は二十六日、核拡散防止条約(NPT)の運用状況を見直す再検討会議に向けた国連安全保障理事会の公開会合で、「われわれは核兵器なき世界を実現しなければならない。これは地球上のどこより広島が明確にしている」と述べ、日本の被爆地を引き合いに核廃絶への各国の責任を呼び掛けた。
 マース氏は二〇一九年十一月の広島訪問に触れ、「私たちには自らの文明を破壊する手段がある。一度起きたことは再び起こりうる」と被爆者から直接聞いた懸念を紹介。NPTが三月五日で発効五十年を迎える中、核問題を引き合いに核軍縮の行き詰まりや核拡散への危機感を訴え、「記念だけでは不十分だ」と核保有国と非保有国の双方の役割を強調した。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202002/CK2020022702000288.html

top


BACK

アマゾンに勝った女性市議 社会主義者が街を変えていく(2020/02/26朝日新聞)
「アマゾンに課税せよ」。シアトルのクシャマ・サワント市議(46)は1月、3期目の就任集会でそう訴えて喝采を浴びた。「今の危機は資本主義が必然的にもたらした機能不全だ。社会主義の世界を築こう」シアトルに本拠を置くネット通販大手アマゾンの急成長で一帯の家賃が急騰。家を追われる人が続出し、ホームレスは推計1万2千人と全米最悪水準だ。公営住宅の財源としてアマゾンなど大企業に課税し最大5億ドル(1ドル=約110円)を賄う。それが彼女の提案だ。

・・・インド出身で経済学者から市議に転じたサワント氏は「トロツキー主義」の団体に属する。トロツキーは、世界初の社会主義革命であるロシア革命で理論的支柱となった人物だ。サンダース氏やオカシオコルテス下院議員ら「民主的な社会主義」を掲げる政治家は米国で増え始めている。しかし「ロシア革命の伝統を今の米国に」と唱えるサワント氏ほどの筋金入りはまれだ。
https://digital.asahi.com/articles/ASN2T5HGQN28UHBI019.html

top


BACK


(社説)気候危機対策 国際機運に水を差すな(2020/02/26朝日新聞)
 異常気象や自然災害が多発しており、再提出の際、目標を大幅に引き上げるよう国連は求めている。各国が現在の目標を達成しても産業革命以降の気温上昇は今世紀末に3度に達し、「できれば1・5度に抑える」というパリ協定そのものの努力目標に遠く及ばないからだ。・・・広く議論をすることもないまま、見劣りのする目標を拙速に提出するのは賢明ではない。COP26までに充実した中身に練り直すことこそ、責任ある「大国」の振る舞いである。

 目標の上積みは、石炭との決別や再生可能エネルギーの一層の拡大で実現できる。間もなく検討が始まるエネルギー基本計画の改定で、脱炭素社会への大転換を図るべきだ。いうまでもなく、温暖化を抑えるには、排出量1位の中国に対策強化を促し、2位の米国に協定離脱を思いとどまらせることが欠かせない。日本はEUと手を組み、両国に働きかけていかねばならない。 気候危機の回避に向け、日本の意欲が問われている。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14379399.html

top


BACK


(多事奏論)首相の「後退戦」 領収書は上様でヨロシク 高橋純子(2020/02/26朝日新聞)
森友・加計学園問題の時は絶体絶命のピンチかと思われたが、官僚やお仲間の政治家らに「パス」をこまめに回し、最後は解散・総選挙に打って出て逃げ切りをはかった。はかられた。しかし「桜を見る会」の前夜祭について国会で答えられるのはひとり。ゆえに集中力がハンパない。繰り出される怒濤(どとう)のごとき支離滅裂、相手のわずかな隙も見逃さない、責任転嫁と当てこすりの波状攻撃。それでもジリジリと後退を余儀なくされている。あきれさせるが、飽きさせない。

 国権の最高機関たる国会で、うっかり八兵衛と柳生十兵衛に挟まれたみたいな高級すし店の名を、時の首相が野党議員を攻撃するため連発するというのも地味にすごい。・・・「早く質問しろよ」。5年前、同じ議員に対して吐かれたヤジも相当ひどいが、質問を促してはいる。「日教組」「共産党」。これは単に幼稚な「悪口」(首相にとっては)なので、ヤジと呼ぶしかない。だが行政府の長が「全国民の代表」たる議員の質問の中身に踏み込み、意味がないとこき下ろす……退場! 心のホイッスルが鳴る。

 首相が強気なのは、新型コロナウイルス対策という「盾」があるからだろう。私は忙しいのだ、桜の議論になんか付き合っている暇はないのだという趣旨の主張を折に触れしている。「非生産的な、あるいは政策とは無関係の議論を長々と続ける気持ちは全くない」なんてね。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14379387.html

top


BACK

内閣支持率 軒並み↓ 各種世論調査 不支持が上回る(2020/02/26東京新聞)
共同通信が十五、十六両日に実施した世論調査では、内閣支持率は前回比8・3ポイント下落の41・0%で、不支持率は前回から9・4ポイント増の46・1%。二十二、二十三両日の産経新聞とフジテレビの世論調査でも、支持率が急落して不支持率と逆転。日本経済新聞とテレビ東京の二十一〜二十三日の調査では、数値は前回とほぼ横ばいだったものの、一年七カ月ぶりに不支持率が支持率を上回った。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202002/
CK2020022602000135.html?ref=rank

ここに至って支持率がまだ41%もあるという国民意識には驚愕するものがあります。嘘とごまかしと驕りと強弁だけで政治を私事のごとく行って来た内閣をまだ支持する人が多々あることが恐ろしいです。

top


BACK

筆洗/その人は実際に宇宙を相手に働いていた黒人女性である。(2020/02/26東京新聞)
 米国で一九六六年に放送が始まったテレビドラマの「宇宙大作戦」(スター・トレック)のファンだったそうだ▼理由がある。宇宙船エンタープライズ号の中では国籍も人種もさまざまな男女が働いている。黒人女性ウフーラ大尉も仕事をしている。立派に任務を果たしている。それが黒人女性にはうれしかった▼その人は実際に宇宙を相手に働いていた黒人女性である。米航空宇宙局(NASA)の数学者としてジェミニ計画やアポロ計画などの成功に大きく寄与したキャサリン・ジョンソンさんが亡くなった。百一歳▼宇宙開発黎明(れいめい)期。コンピューターの性能も悪い時代、膨大な数字との格闘によって導き出した、この人の正しい軌道計算なしでアポロ11号は月面に無事、着陸できたか。・・・「数学では正しいか間違っているか、それがすべて。正しい答えが導き出されれば肌の色は関係ない」。この「計算」もまた間違っていない。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2020022602000141.html

top


BACK

グレタ、マララさんが英国で交流 オックスフォード大で親睦深める(2020/02/26東京新聞)
【ロンドン共同】ノーベル平和賞受賞者でパキスタン出身のマララ・ユスフザイさん(22)と、地球温暖化阻止を訴える若者の世界的運動に火を付けたスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(17)が25日、英オックスフォード大で会い親睦を深めた。
 英メディアによると、2人が会うのは初めてとみられ、それぞれの活動について意見交換した。
 オックスフォード大に通うマララさんはツイッターに「私が学校をサボるのは彼女という友人のためだけ」と投稿。グレタさんもすぐさまツイッターに「今日、私の模範となる人に会いました」と応じ、ベンチに腰を掛ける写真をそれぞれが公開した。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020022601000985.html

top


BACK

<2020年 核廃絶の「期限」>(下)平和願い家族が継承 被爆から死… 12日間の口述筆記(2020/02/26東京新聞)
「その瞬間、白色閃光(せんこう)とともに爆風襲来、縁側にありたる高崎少佐は『アアッー』と言う叫びをあげたり。同時に一瞬にして家屋崩壊し、その下敷きとなる」
 陸軍経理学校(現在の東京都小平市)の国語教授だった佐々木一二(いちじ)は一九四五年八月六日、広島市中心部の旅館で被爆した時の様子を、妻のつた子に、こう口述筆記させた。・・・ 原爆投下後、旅館から部下の一人と脱出したものの、「高崎少佐」と試験の書類を収めたトランクが見つからない。「四囲を包囲」する猛烈な火の手が迫り、「断腸の思い」で避難。市内は「広島城、大本営等をはじめ大建築物一瞬にして倒壊」していた。
 佐々木は自らの症状だけでなく、目の当たりにした原爆被害の大きさ、重要書類を紛失した責任、部下を亡くした無念さを約三千五百字でつづった。しかし、報告書の現物は見当たらない。次女の和田三千代(84)=千葉県我孫子市=によると、つた子が学校に送ったとみられるが、敗戦による軍解体の後、どうなったか分からないからだ。つた子は六五年に五十七歳で世を去った。親族が仏壇を整理した際、その原稿もなくなったが、姉(90)がその前にノートに書き写していた。・・・ 和田は「戦争を語れる人は少なくなってきたが、過去のことと軽んじてはいけない」と平和を願い続けるとともに、「記録が文書で残り続ければ、いずれ孫の世代も読んでくれる」と被爆体験が記録として保存され、後世に継承される重みをかみしめる。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202002/CK2020022602000126.html

top


BACK

重力波望遠鏡「KAGRA」が観測を開始 9年かけ完成(2020/02/25朝日新聞)
時空のゆがみが宇宙空間を伝わる重力波を観測する東京大宇宙線研究所の大型低温重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」(岐阜県飛騨市)の観測が25日、始まった。米国と欧州にある3カ所の重力波望遠鏡との共同観測をめざし、今後、観測感度をさらに上げていく。宇宙の姿の解明につながると期待されている。・・・KAGRAは、神岡鉱山の地下に設けられた観測装置。一辺3キロのL字形のパイプにレーザー光を通して両端の鏡で往復させ、空間のゆがみで生じるわずかな差を測る。
https://digital.asahi.com/articles/ASN2T635ZN2TULBJ01M.html

top


BACK

人体 1細胞ずつ調べる時代に 「成り立ち」の謎に迫る(2020/02/25朝日新聞)
ヒトは一つの受精卵から始まり、最終的には37兆個の細胞に分裂する。約2万種類ある遺伝子のはたらきにより心臓や筋肉、神経といった様々な組織ができる。渡辺さんは「形で分けるとヒトの細胞の種類は200種類以上だが、1細胞解析によって機能で分けると数千種類あるのではないか」と話す。

 03年、国際プロジェクト「ヒトゲノム計画」が終わった。ヒトの遺伝情報を解読し、どんな遺伝子があるのか、世界中の研究者らが13年かけて調べた。・・・1細胞解析の技術の応用開発は米国が中心だが、基礎的な技術はスウェーデン、イスラエル、日本の3拠点が世界を引っ張っている。1 細胞あたりの遺伝子のはたらきの指標となるRNAの量は1兆分の1グラムにも満たない。微量の物質からどれだけ多くの遺伝子を検出するかが重要となる。
https://digital.asahi.com/articles/ASN2S3Q4FN23PLBJ004.html

top


BACK

都市を切り口に見えるもの バルセロナ展・ウィーン展(2020/02/25朝日新聞)
東京・丸の内の東京ステーションギャラリーでは、スペインのカタルーニャ自治州の州都である「バルセロナ」をテーマに、都市の近代化が進んだ1850年代からスペイン内戦までの約80年間を振り返る「奇蹟の芸術都市バルセロナ」展が開かれている。絵画、資料、家具、ジュエリーなどを通して浮かび上がるのは、近代化に伴い拡張していく都市とそこでの人々の暮らしだ。

 プラネッリャの「織工の娘」は、大きな自動織機を動かす幼い少女、マスリエラの「1882年の冬」は暖かそうな衣服をまとった富裕層の少女が描かれる。産業革命後、労働者階級の子どもは6歳ごろから働き始めたという。同じ1882年に制作された2枚の少女の絵から貧富の差が拡大していく様子を浮かび上がらせる。・・・パリで最新の芸術を吸収したカザスらは、バルセロナにカフェ「四匹の猫」を開き、若き日のピカソら芸術家が交流した。彼らはマドリードの伝統的な美術でもなく、他国のまねでもない芸術を磨いていく。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14379358.html

top


BACK

(社説)カジノと政権 噴き出す問題直視せよ(2020/02/25朝日新聞)
「国民の声に耳を傾ける」「丁寧に議論していく」安倍政権が発するこうしたもっともらしい言葉は、内実を伴わず、その場を言い繕うだけのものであることがしばしばだ。

・・・日本への参入をめざす中国企業側から賄賂を受け取ったとして、IR担当の内閣府副大臣だった秋元司衆院議員が起訴された。16年12月のIR推進法の成立過程にも、改めて重大な疑念が生じた。ところが政権は、既定路線をひた走っている。・・・朝日新聞社の1月の世論調査では、IR整備の手続きを「凍結する方がよい」と答えたのは64%で、「このまま進める方がよい」20%を大きく上回った。2月調査でも、IRにメリットよりもデメリットを感じるとの答えが2倍近くあった。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14378440.html

まるで聴覚がないかのような安倍政権。国民の声は馬耳東風。利権にがんじがらめになったカジノ、IR計画に盲進の姿勢には呆れるばかり。

top


BACK

メルケル氏後継 寛容と協調守る候補を(2020/02/25東京新聞)
ドイツのメルケル首相の後継候補が白紙となり、選び直しになった。米英が孤立主義に走る今だからこそ、ドイツには、寛容と協調主義で、欧州をまとめていけるリーダーが必要だ。・・・ 目を外に向ければ、トランプ米大統領は米国第一主義を進め外交でも暴走、欧州連合(EU)を離脱した英国は早くも、移民選別制度導入を決めた。EU内部でも、強権姿勢を強める東欧諸国と、ドイツなどとのあつれきは強まっている。試練にさらされてはいるが、自由、寛容、協調主義はドイツとEUを支えてきた根本理念だ。メルケル氏後継選びでは、これらの価値観を引き続き守るリーダーかを見極めてほしい。極右色が強いAfDが、政治的実権を握ったらどんな政策を実施するかは、未知数だ。既成政党の数合わせのため、安易に手を組むべきではない。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020022502000142.html

top


BACK


#辺野古、私はつぶやく 大学4年、マカオからSNSで基地問題を発信するワケ(2020/02/24琉球新報)
本島南部で生まれ育った玉城さんにとって、米軍基地は身近な存在ではなかった。大学の講義でベトナム戦争下、沖縄が「基地の島」と呼ばれたことを知った。「沖縄戦を経て、平和を願い続けている島なのに」とショックだった。県民投票では「反対」に投票した。「沖縄に基地はいらない」という一心だった。

 周囲の学生には政治などに「腫れ物に触る」ように距離を置く人も多い。だが対話や発信を通して「『基地問題』ではなく『戦争は嫌』という点であれば話ができる」と感じている。県民投票から1年たち、同世代の意識が劇的に変わったとは思えずにいる。それでも「子どもができた同級生などは政治に関心を持ち始めている」と実感する。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1079444.html

top


BACK

 

human
bians


↑このページの最初へ



フリーダム
dream & harmony


バースデザイン研究所ビアンス_創造と調和
プロニティ理論ヘキサグラム幾何学
ラブソング_もっとやさしく
グランブルーな人々へデザイン寺子屋
アロット_ちょっと古きもの物置小屋_ネットショップ
アンディムジーク
メモランダム今月の言葉why?NEXT
県別リンク集ヒューマニストニュースのかけら
知らない国を知るために世界のインテリジェンス
ユニバーソーリドバナーリンク
サイトポリシーサイトマップサイトリンク
著作権お問い合わせWORKS

 

 

カウンター