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(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)

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2019/11/21sankaku11/25

怒り、恐れる民意がもたらした「圧勝」 香港区議選、対応迫られる政府(2019/11/25東京新聞)
投票所で取材した有権者からは、過激なデモ活動への不安や香港経済に与える影響を危惧する声も上がった。だが実弾を発射したり、市街地に大量の催涙弾をばらまく警察・政府への怒りや、「一国二制度」によって香港が大切に守ってきた「自由」や「人権」が、このままでは奪われてしまうという恐怖心が、それを上回った。・・・今回の選挙結果を受け香港政府は、「警察の暴力に対する独立調査委員会の設置」や「普通選挙の実現」など、デモ隊が求めてきた政治要求に応じるよう迫られる。大学などで過激な行動を展開してきた「勇武派」の若者たちは、区議選が延期されないよう一時的に活動を控えてきた。香港政府が具体的な対応をとらなければ、過激な活動が再開される可能性は高い。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019112590114337.html

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県職員にも金品 これも原発の闇なのか(2019/11/25東京新聞)
 関西電力トップらに、多額の金品を贈っていた福井県高浜町の元助役(故人)のばらまきは、県職員にも及んでいた。高浜原発立地の功労者という元助役。原発マネーとの関連はあるのだろうか。 福井県の歴代幹部ら百九人が、元助役から金品を受け取っていた。三十年前にさかのぼっての調査とはいえ、尋常な数ではない。白昼堂々土木部内でやりとりされたケースもあるという。

 受領された金品は、現金、商品券、小判、仕立券…。金額や値段の差はあれ、関西電力トップら二十人が、元助役から計約三億二千万円相当を受け取っていたというケースと同じである。・・・ 元助役と関電の関係性を見る限り、県職員に渡った金品の資金として、原発マネーが使われた可能性は否定できない。元助役を特異な存在として、「死人に口なし」で幕引きにしてはいけない。贈られた金品と原発マネーは関連があったのか。あったとすれば、何のためだったのか。徹底究明を求めたい。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019112502000133.html

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朽ちる父の遺体と3週間 「ひとりぼっちが怖かった」(2019/11/25朝日新聞)
 暑さが続いていた今年7月末の夜、東京都足立区の団地の一室。息子(61)は91歳になる父の荒い息づかいで目が覚めた。「フー」「フー」と胸を上下させた後、呼吸は徐々に弱くなり、消えた。40年にわたる二人暮らしが終わった。だが、息子は誰にも死を伝えず、そのまま一緒にいることを決めた。逮捕されるまでの3週間余り、息子は二人で暮らした部屋で何を思い、何をしていたのか。・・・ 着物の友禅染の仕事で家計を支えていた父は、母の死を機に、より安定的な仕事を求めて高校の用務員に転職。一方で息子は28歳のころに仕事を辞めた。トラブルがあったわけでも体調が悪かったわけでもない。特に理由はなく、自宅に引きこもるようになった。父に促されて2〜3年は就職活動を続けたが、うまくいかずにあきらめた。・・・思い出の詰まった団地には引き続き住むことで話はついている。息子は取材に対し、「父の遺骨を八王子にある母の墓に入れたら、仕事を探したい」と話した。
https://digital.asahi.com/articles/
ASMCC3R55MCCUTIL011.html?iref=comtop_favorite_01

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なんともやりきれない事件で心が痛みます。同情する意見と、批判的なあまたの意見の両方が手に取るように分かりますが、僕は優しく育てられた人間の弱さに同情します。


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非正規シングル女性の悲鳴 「ロスジェネ手当がほしい」(2019/11/25朝日新聞)
 総務省の18年の労働力調査によると、雇用者のうちの非正規労働者の割合は、男性が22%なのに対し、女性は56%にも上っている。主婦や高齢女性のパート労働も含まれているとはいえ、非正規労働者の約7割を女性が占めていることに改めて驚く。不安定労働は、その多くが女性の問題なのだ。・・・国際医療福祉大学の稲垣誠一教授の研究によると、未婚・離別の単身高齢女性の貧困率は今後上昇し、2040年で40%、2060年には過半数が生活保護受給レベルになる見込みだという。・・・「老後を年金だけで暮らすのは不可能です。できるだけ長く働き続けるしかありませんが、体力も落ちるでしょう。親世代は頑張れば報われると信じられたけれど、私も友人たちも努力がまるで報われない」
https://digital.asahi.com/articles/
ASM9V4HJWM9VULZU00J.html?iref=com_rnavi_arank_nr02

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バンクシーの絵?日の出埠頭に里帰り 一般公開始まる(2019/11/25朝日新聞)
埠頭(ふとう)のある「海岸2・3丁目町会」が先月、「元の場所に戻すか、近い場所で公開を」と要望書を都に提出していた。坂井清会長(71)は「落書きでも、絵を大勢の人が見たいと思っている」。今年4〜5月に都庁で公開された際には、3万5千人以上が訪れた。

 坂井会長によれば、埠頭周辺はかつて港や倉庫で働く人たちでにぎわったが、物流の変化とともに町は変わり、往時ほどの活気は今はない。「ネズミは地下から出てきて、まぶしくて日傘を差しているのかも。この地域にも、光が当たって欲しい」
https://digital.asahi.com/articles/ASMCS6FXLMCSUTIL01T.html

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ローマ教皇、核廃絶訴え 「核の威嚇に頼り、平和提案できるか」 長崎・広島で(2019/11/25朝日新聞)
訪日しているローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は24日、被爆地の長崎と広島を訪れて演説し、核兵器の廃絶を強い言葉で訴えた。「核戦争の脅威で威嚇することに頼りながら、平和を提案できるのか」と問いかけ、核保有だけでなく核抑止も否定し、米国の核の傘に入る日本を暗に批判した。・・・ フランシスコ教皇は二つの演説で、被爆地を「人間が過ちを犯しうる存在だと意識させてくれる」などと表現。被爆の記憶を継承することの大切さを訴えた。広島では、核兵器について、「戦争のために原子力を使用することは、犯罪以外の何ものでもない」「使用も所有も倫理に反する」などと非難。長崎では各国の政治指導者に向け、「核兵器は安全保障への脅威から守ってくれるものではない、そう心に刻んでください」と求めた。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14269200.html

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被爆者、教皇に願い重ね 「体験語り続ける」「平和願う人の力で必ず核廃絶」(2019/11/25朝日新聞)
 20年ほど前、語り部として体験を語り始めた。姉は爆心地から約700メートル離れた自宅で、家の下敷きになった。父は体に斑点が出て、8月28日に死去。親族20人が犠牲になった。この秋も週に2回ほど講話したが、体力は衰えている。語り部も今年限りだろうか――。教皇が来日すると知ったのは、そんな風に思っていた頃だった。信仰を残してくれた祖母のためにも会おうと思った。言葉だけでは変わらないと思い、行動を続けてきた。爆心地を訪れた教皇の姿に自らの願いを重ねた。「若い人たちに、元気を出してがんばんなさいよということだと思う。私も語り続けます」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14269176.html

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「ボブの絵画教室」で有名に、ボブ・ロス氏の個展が実現(2019/11/24CNN)
油絵の描き方を紹介するロスさんの人気テレビ番組「ボブの絵画教室」は、米国で1983年から94年にかけて計403回放送され、ロスさんが番組内で描いた作品は1000点以上に上る。そのすべてが風景画だ。そして、95年にロスさんが亡くなってから20年以上が経過した今、ロスさんの作品を集めた個展がついに実現した。・・・ロスさんが生きていたら、このインターネットの時代に人気が再燃していることにきっと興奮するだろう、とコワルスキーさんは考えている。

「実際に会ってもテレビで見た通りの人物で、全く変わらない。彼はそういう人だった」とコワルスキーさんは言う。
https://www.cnn.co.jp/style/arts/35143624.html

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ボリビア首都封鎖、衝突の死者30人超に 暫定大統領が和平協議へ(2019/11/24CNN)
ボリビア・エルアルト(CNN) 南米ボリビアの事実上の首都ラパスが亡命したモラレス前大統領の支持者による封鎖で孤立状態に陥りつつある。同国では5週間にわたり衝突が続き、行政監視団体によると死者は30人以上に上っている。・・・ラパス中心部では現在、物資供給の再開に時間がかかる可能性に備え、食料品の買いだめを行う人が列をなしている。ラパスは2003年と05年にも反政府デモで孤立状態になった。

ラパスは人口100万人以上を抱える都市で、アンデス高原に刻まれた峡谷の底に位置する。隣接する高台にはエルアルトの街並みが広がり、多くの先住民が暮らしている。
https://www.cnn.co.jp/world/35145833.html

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週のはじめに考える ミイラ取りの未来(2019/11/24東京新聞)
いわゆる中国脅威論。乱暴な振る舞いも多い新興大国ゆえ、恐れは分かるのですが、脅威はむしろ「あっち」でなく「こっち」の内部にある気もして…。・・・ 一つは「西側」に責任がありましょう。経済発展の援助をカードに、民主化を促す策を放棄した節があるのです。

 「金に目がくらんで」と言えば言い過ぎだとしても、「世界の工場」をせっせと利用して低コストの恩恵をむさぼり、「世界の市場」の購買力に耽溺(たんでき)するうち、人権状況などを批判する口数は減り、民主化を迫る声が小さくなっていった感は否めません。・・・

わが国の宰相も民主主義の基盤たる国会での議論を軽んじ、異論を敵視する傾向が明らかですし、一方で、与党政治家の街頭演説をやじっただけで警察に排除されるといったことも起きています。また、欧州で台頭するポピュリズム・極右勢力には排他主義の主張が目立ち…。どうでしょう。総じて「西側」の中で、市民的自由や多様性や寛容などの価値観減衰、民主主義の退潮が見て取れないでしょうか。・・・ 今、最も鮮明に、言論の自由、法の支配など民主主義を守るべく必死で「中国化」に抗(あらが)っているのが、他ならぬ中国の内部、香港の若者たちであるというのは皮肉といえば皮肉です。彼らを孤立させるわけにはいきません。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019112402000195.html

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教皇、核なき世界「可能で必要」 被爆地長崎で廃絶訴え(2019/11/24東京新聞)
ローマ・カトリック教会の頂点に立つ教皇(法王)フランシスコは24日、被爆地の長崎を訪れて演説し「核兵器のない世界を実現することは可能であり必要不可欠なことだと確信している」と述べ、世界各国の指導者に対応を迫った。核兵器を含む大量破壊兵器の保有も非難。武器の製造や改良は「とてつもないテロ行為だ」と指弾した。教皇として故ヨハネ・パウロ2世以来、38年ぶり史上2度目の被爆地訪問となった。24日午前、原爆落下中心地碑のある爆心地公園に到着した教皇は、長崎について「ここは核攻撃が人道上も環境上も破滅的な結末をもたらすことの証人である町だ」と指摘した。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019112401001362.html

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関電、高浜町に計43億円寄付 原発運営の円滑化狙いか(2019/11/23東京新聞)
 関西電力高浜原発がある福井県高浜町が1970年度以降、関電側から少なくとも計43億円余りの寄付金を受け取っていたことが23日、町の決算書や関係者への取材で分かった。このうち6割超は高浜原発3、4号機の営業運転が始まる直前の80年代前半に集中。多額の寄付金を提供することで、円滑な原発運営を推進する狙いがあったとみられる。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019112301001601.html

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ローマ教皇来日 文明への危機感共有を(2019/11/23東京新聞)
 ローマ教皇フランシスコが来日し、被爆地の長崎、広島を訪問。東日本大震災の被災者らとも会う。核廃絶や環境問題について訴え続ける旅。原動力は、核を生み出した文明への強い危機感だ。・・・教皇が、従来より踏み込んで取り組んでいるのが核廃絶だ。

 「戦争がもたらすもの」とのメッセージとともに、長崎への原爆投下で亡くなった弟を背負い、火葬を待つ「焼き場に立つ少年」とされる写真カードを、世界中の教会に配るよう命じた。「広島や長崎から人類は何も学んでいない」という言葉からは、怒気すら感じられる。教皇が元首を務めるバチカン市国は、核兵器禁止条約をいち早く批准した。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019112302000168.html

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3954人分の名簿提出 公務員以外ほぼ黒塗り 桜を見る会(2019/11/23朝日新聞)
 内閣府は22日、今年4月に開かれた桜を見る会の招待者のうち、各省庁が推薦した3954人の名簿を国会に提出した。ただ、国家公務員以外はほとんど黒塗り。安倍首相や自民党議員など国会で問題になっている政治家の推薦枠の名簿は、廃棄したとして開示されなかった。・・・ 推薦者数を省庁別でみると、外務省が891人(うち外交団関係787人)と最も多く、内閣府の584人、文部科学省の546人が続いた。首相が推薦した約1千人など、政治家の推薦分はすでに廃棄したとして開示されなかった。野党側は削除した名簿の電子データの復元を政府に求めた。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14267702.html

 

知りたい内容は全部黒塗り。

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(社説)金品受領問題 闇はどこまで深いのか(2019/11/23朝日新聞)
公務への信頼を揺るがす、ゆゆしき事態である。多数の職員が長年、漫然と金品を受領していたことに驚きを禁じ得ない。福井県の幹部ら109人が、同県高浜町の元助役(故人)から現金や商品券、純金小判、各種の贈答品を受け取っていた。就任祝いや餞別(せんべつ)、中元・歳暮の名目で、1人あたりの最高は20万円相当。受領分に見合う返礼をしなかった職員も目につく。・・・ 関電の受け取りが発覚した際、福井県の杉本達治知事は「(原発の)立地地域との信頼関係を大きく損なう行為で、言語道断だ」と厳しく非難した。県職員の受領について「襟を正したい」と述べたが、こんな調査で済ませるのか。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14267638.html

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(書評)『敗者が変えた世界史』(上下)ジャン=クリストフ・ビュイッソン、エマニュエル・エシュト〈著〉(2019/11/23朝日新聞)
 政治学者である評者の心をくすぐるのは、本書の後半に登場する人々である。南北戦争において南軍を率いた無敵のリー将軍は、高潔な人物であり、奴隷制の狂信的な支持者でもなかった。北の将軍たちにも尊敬されたリー将軍が、あえて未来のない南軍に身を投じたのは、南部の地に対する愛着と忠誠心にほかならない。

 革命キューバの指導者としてカリスマ的人気を誇るチェ・ゲバラは、デュマやボードレール、フォークナーを愛読し、ヒッチハイカーになることを夢見た病弱な青年であった。生真面目で苦行者の風貌(ふうぼう)を持った孤独な革命家は、つねにどこか自己破壊願望を感じさせる人物でもあった。そのチェ・ゲバラがボリビアに向かったのは、どこか意図しての敗北への道であったのかもしれない。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14267765.html

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香港、24日に区議会選 民主派に勢い、厳戒態勢(2019/11/23琉球新報)
【香港共同】香港で24日、区議会(地方議会)選挙が実施される。抗議活動が活発化した6月以降、初となる全域での選挙で、争点は香港政府の強硬姿勢に対する評価。香港メディアによると、全選挙区で民主派と親中派が激突する。反中感情を背景に民主派に勢いがあり、若者らは選挙の延期を避けるため「休戦」を継続している。警察は厳戒態勢を敷いた。

 前日の23日、各候補が自らへの投票を呼び掛けた。街頭でビラを配っていた民主派候補は「香港政府を支持するかしないかを判断する選挙だ」と強調した。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1030665.html

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英の監督、原爆の子の像に千羽鶴 佐々木さんの人生映画に(2019/11/23琉球新報)
 2歳の時に広島で被爆し、10年後に白血病で亡くなった佐々木禎子さんの人生を題材にした映画を製作している英国の映画監督リチャード・レイモンドさん(42)と禎子さんの遺族が23日、広島市を訪れ、平和記念公園にある禎子さんがモデルとなった「原爆の子の像」に千羽鶴をささげた。

 10歳の時に学校で禎子さんの物語を知り、感銘を受けたレイモンドさんは「新しい世代に禎子さんの物語を広げることは重要だと感じている」と意気込みを語った。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1030560.html

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ローマ教皇、23日から日本訪問 被爆地から核廃絶発信へ(2019/11/22東京新聞)
【バンコク共同】アジア歴訪中のローマ教皇(法王)フランシスコは23日、日本訪問を開始する。26日までの滞在中、被爆地の長崎と広島を訪れ、核兵器廃絶の必要性を世界に向けて訴えるほか、東京では東日本大震災の被災者とも交流、演説などでの発言内容に関心が集まっている。

 ローマ教皇の訪日は、故ヨハネ・パウロ2世の1981年2月以来、38年ぶり2度目。23日夕に羽田空港に到着し、24日に被爆地を訪問、長崎市の爆心地公園から「核兵器に関するメッセージ」を出し、広島市の平和記念公園では「平和のための集い」も実施する。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019112201001892.html

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パプア自治州大統領、独立に期待 23日から住民投票(2019/11/22東京新聞)
【ブカ共同】南太平洋のパプアニューギニア・ブーゲンビル自治州のモミス大統領は22日、自治州のブカで記者会見した。23日から実施される独立か自治拡大かを問う住民投票について「人々は独立に票を投じるだろう」と述べ、独立への期待感を示した。結果の確定にはパプア政府との交渉を経てパプア議会の承認が必要で、迅速な対応を求めた。

 モミス氏は投票について「われわれは困難な道を歩んで来たが、独自の方法で将来を決定する機会を得て幸運だ」と実感を込めた。またパプアのマラペ首相を「独立多数の結果になった場合『対処する』と言った初めての首相」と評価し、スムーズな交渉を期待した。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019112201001918.html

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思いやり予算 米の増額要求は論外だ(2019/11/22東京新聞)
二〇一六年度から五年間の思いやり予算は総額九千四百六十五億円で年平均千八百九十三億円。支出の根拠となる特別協定の期限が二一年三月に切れるため、日米両政府は来年、協定更新の協議を本格化させるが、今年七月に来日した当時のボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が二一年度以降、四倍以上の年八十億ドル(約八千七百億円)に増額するよう、日本側に求めたという。・・・日本政府は思いやり予算以外にも、米軍施設の借料や基地周辺対策費、米軍再編費用などの駐留米軍関係経費を負担しており、その額は、防衛省以外が所管する基地交付金などを加えれば総額八千億円近くに達する。重い負担だ。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019112202000163.html

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<社説>安倍政権の公私混同 違法なら辞任は免れない(2019/11/22琉球新報)
首相主催の「桜を見る会」に多数の後援会関係者が招かれていた問題で、安倍晋三首相に千人程度の推薦枠があったことが明らかになった。首相と別に副総理と官房長官、官房副長官に計千人、自民党に6千人の枠があった。

 推薦枠は首相夫人の昭恵氏も持っていたという。学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り学園と昭恵夫人の関係が問題となった際に、政府は「首相夫人は公人ではなく私人」とする答弁書を閣議決定した。公的行事の招待権限を私人に与えていたことになり、「私物化」を政府自ら認めたことになる。・・・ 桜を見る会、前夜祭を巡る対応も法律に抵触しないか究明が必要だ。違法ならば安倍首相の辞任は避けられない。首相は政治資金規正法違反には「全く当たらない」と主張している。そうであれば野党が求める衆参両院予算委の集中審議に応じ、自ら資料を示して疑問に答えるべきだ。それができないのなら、司直による解明を待つしかない。
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1029581.html

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(評・映画)「台湾、街かどの人形劇」 伝統芸能継承、苦悩の記録(2019/11/22朝日新聞)
 監督の楊力州は10年にわたって陳を追う。そこには布袋戯の技と伝承、台湾の政治に翻弄(ほんろう)されてきた歴史、そして李と陳の関係が色濃く映し出される。

 かつては大衆娯楽だったが、時の政権によって宣伝に利用されたり、弾圧されたり。近年は娯楽の多様化により観客が激減。現代風にアレンジしたテレビの人形劇が人気を博している。伝統的な布袋戯が生き延びるには芸術と位置づけるしかないが、国の援助金では暮らしていけない。・・・「戯夢人生」は激動の台湾史を背景にしていたが、こちらは現在の苦境に目を向ける。純粋に記録することで静かに警鐘を鳴らす。陳自身も、継承が無理ならせめて記録をと、監督に人形劇を正確に撮影するよう依頼する。監督は「私が撮っているのは継承ではなく袋小路だ」とつぶやく。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14267464.html

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ヒトラーの生家、警察署に(2019/11/22東京新聞)
ヒトラーの生家の建物をどう利用するか頭を悩ませていたオーストリア政府は、この建物を改装したうえで警察署として使うことを決めた。ナチス信奉者などの極右勢力によって「聖地」とされることを避けるためで、改装案を選ぶ建築コンペを年内に始めるとしている。同国内務省が19日に発表した。 ヒトラーは1889年4月、ドイツとの国境に近いオーストリア北部ブラウナウに生まれた。生家が入る建物は3階建てで、1970年代からオーストリア内務省が借りる形で福祉施設などとして利用されたが、2011年以降は空き家になっていた。(ウィーン)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14267456.html

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再生可能エネへの転換、発電による健康への悪影響80%削減も(2019/11/22時事ドットコム)
【パリAFP=時事】発電による大気汚染の健康への影響は、再生可能エネルギーに転換することで、2050年までに80%削減できるとする研究論文が19 日、発表された。
 発電によって排出される炭素は、全エネルギー関連における炭素汚染の約40%を占めており、また世界のエネルギー需要も今後さらに増えると考えられている。・・・英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された論文によると、研究チームは、モデル計算の結果と人の健康指標、発電装置の全運用期間の炭素排出レベルを組み合わせ、分析を行った。
 その結果、電力の大部分を太陽光と風力から得るシナリオでは、現在の化石燃料重視の経済に比べて、電力生産に由来する健康への悪影響を80%削減できることが明らかになった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20191121039387a&g=afp

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アフリカ熱帯植物種、3分の1が絶滅危機に 研究(2019/11/22時事ドットコム)
【ワシントンAFP=時事】アフリカの熱帯植物種の3分の1が絶滅の危機に直面している恐れがあることが、予備的な推算で明らかになった。・・・この問題を解決するため、仏開発研究所の植物学者トマ・クブルール氏ら研究チームは、熱帯アフリカに生育する維管束植物種2万2000種以上をコンピューターで解析した。データの分析には、仏生物多様性研究財団のデータベース「レインバイオ」を利用した。
 この結果、全体の32%に当たる7000種近くが、絶滅の恐れがある、または絶滅の可能性が高い種に分類されることが明らかになった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20191122039392a&g=afp

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働く人を守る 労働組合を活用したい(2019/11/21東京新聞)
 労働条件の改善を求め働く人たち自らが労働組合を結成する動きが目立つ。働き方が多様化する時代、労働者の権利や健康をどう守るのかが大きな課題になっている。もっと労組を活用していい。17%。最近の労働組合の推定組織率だ。換言すれば八割以上の職場に労組がないことになる。 経営側に対峙(たいじ)する労働者の「盾」のような存在と言うには心もとない数字だ。・・・労働運動は下火となったが、団体交渉などで企業と交渉できる労組の役割は今も小さくない。

 雇用される従業員でも今後は兼業や副業に挑戦する人や、フリーランス、外国人労働者も増える。どんな働き方をしても頼れる労組の存在はさらに重要になる。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019112102000145.html

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俳優の木内みどりさん死去69歳 テレビなどで活躍、反原発運動も(2019/11/21東京新聞)
テレビや映画で活躍した俳優の木内みどり(きうち・みどり、本名水野みどり=みずの・みどり)さんが18日未明、急性心臓死のため仕事先の広島市内で死去したことが21日分かった。69歳。名古屋市出身。葬儀・告別式は家族で行った。後日お別れの会を開く。

 劇団四季を経て、多くの名作を脇役で支えた。出演作に映画「死の棘」「世界の中心で、愛をさけぶ」やドラマ「熱中時代」「西郷どん」など。バラエティー番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」のレギュラーとしても親しまれた。

 東日本大震災後は、反原発運動に積極的に参加。沖縄の基地問題で政府を批判する発言などでも注目された。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019112101001418.html?ref=rank

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NATO、宇宙を作戦領域化 人工衛星の防衛強化へ(2019/11/21東京新聞)
 【ブリュッセル共同】欧米の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)は20日、ブリュッセルの本部で外相理事会を開き、宇宙を陸海空とサイバー空間に並ぶ第5の作戦領域とすることで合意した。ストルテンベルグ事務総長が記者会見で明らかにした。中国やロシアが宇宙軍拡を進める中、通信や観測など軍事、民需両面で重要性を増す人工衛星の防衛を強化する。

 ストルテンベルグ氏は、地球を回る約2千の人工衛星の半数はNATO加盟国の所有だと説明。敵の攻撃でこうした衛星が使えなくなる懸念を指摘しつつ「NATOは宇宙に兵器を置く意図はない」とし、今回の決定は防衛目的だと訴えた。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019112101001014.html

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ローマ法王、難民危機に警鐘 世界は「無視できない」(2019/11/21東京新聞)
【バンコク共同】タイと日本の2カ国歴訪を開始したローマ法王フランシスコは21日、タイの首都バンコクでプラユット首相と会談した。多民族が住むタイは「共存と調和の重要性を知っている」と指摘した上で、世界で現在起きている難民や移民に関する「危機を無視することはできない」と警鐘を鳴らした。難民・移民の尊厳や人権を守り、問題解決のために「国際社会が責任ある行動を取ることを望む」とも訴えた。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019112101001322.html

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<社説>安倍首相が在職最長 強権の弊害計り知れない(2019/11/21琉球新報)
民意をことごとく無視し、強引に地域社会の分断を促す。民主主義をないがしろにする最長政権と言っていい。・・・安倍晋三首相の在職日数が20日、第1次内閣を含め通算で2887日となった。戦前の桂太郎を抜いて憲政史上歴代1位という。復帰後の歴代政権で沖縄に対し最も強硬で冷淡な姿勢をとってきたのが安倍内閣だ。政権の長期化が、県民に苦難と試練をもたらしたことは疑いない。名護市辺野古の新基地建設が安倍政権の性格を如実に示している。・・・地方自治をゆがめかねないことを平然とやってのけたのも最長となった一強政権のなせる業だ。
 長期政権で培われた強権の弊害は計り知れない。安倍首相に求められるのは民主主義の本旨に立ち返ること。その一点に尽きる。
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1028815.html

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基地のフェンス「必ずなくなる」 世界平和アピール七人委員会のメンバー、新基地反対の市民激励 抗議行動続く、500人規模の集会も(2019/11/21琉球新報)
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に反対する市民ら約80人が21日午前8時30分、米軍キャンプ・シュワブゲート前に集まった。市民は工事のための資機材を搬入するトラックに向かって「海を埋めるな」「軍事基地はいらない」などと声を上げた。・・・委員の慶應義塾大学名誉教授の小沼通二さんは、「世の中に変わらないことはない。冷戦も終わり、ベルリンの壁もなくなった。この(基地の)フェンスも必ずなくなる」と強調。名古屋大学名誉教授の池内了さんは「一人一人の叫びや歌はそれだけでは小さな力だが、大きな力にいずれはなる。辺野古の問題は沖縄の問題でも日本の問題でもなく、地球の問題だ」と力を込めた。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1029239.html

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(ひと)ファティマ・モハマディさん アフガニスタンの警察で女子トイレ設置を実現した警察官(2019/11/21朝日新聞)
アフガニスタンの警察で初の女子トイレが昨年2月、首都カブールにできた。2017年に女性警察官の悩みを聞く責任者になると聞こえてきたのは「男子トイレを使うのはつらすぎる」の声。彼女たちが胸を張って働けるよう、上司にかけ合った成果だ。「やっと女性だけの場所ができた」

 01年に崩壊したタリバーン政権はイスラム教を極端に解釈して女性の社会参加を禁じ、女性警察官を辞めさせた。今も女性は全警察職員の4%しかおらず、女性用のトイレや更衣室はないのが当たり前。男性と同じトイレを使わざるを得ない環境は、女性警察官が軽蔑される原因になっている。「女性が活躍できる社会をつくって、国の発展に貢献する。それが自分の役割です」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14264867.html

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(時時刻刻)説明一転「私物化」あらわ 首相推薦1000人、「意見言った」 桜を見る会(2019/11/21朝日新聞)
 国の予算で毎春開く「桜を見る会」について、安倍晋三首相が自身の関与をめぐり答弁の修正に追い込まれている。招待者の選定で、政府が「私人」と説明する昭恵夫人の推薦があったことも新たに判明し、前夜の夕食会をめぐる疑問も尽きない。政権は火消しに躍起だが、首相を直撃する疑惑は深まるばかりだ。・・・この日の内閣委では、同会への招待者約1万5千人のうち首相の推薦が約1千人あったことも明らかになった。首相夫妻が招待者の選定過程に関与したことも明確になり、各界で功績・功労があった人を対象にするという当初の説明は説得力を失った。首相や夫人に連なる人物が特別扱いされたのではないか。そんな疑念は、森友・加計問題とも重なる。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14264869.html

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(政治季評)サッチャーとメルケル 共通する三つの内的資質 豊永郁子(2019/11/21朝日新聞)
 先日、ある女友達が、日本では女性政治家は「お飾り」と思われていると言って憤激した。女性政治家には多くをなすことは期待されず、資質も問われない。私はサッチャーとメルケルのことを考えた。彼女たちを知れば、そんな風潮は吹き飛ぶ。・・・ ドイツ初の女性首相アンゲラ・メルケルは、2005年の就任以来、すでに14年間首相を務め、国民には「ママ」とも呼ばれる。統一後の不安定なドイツを経済大国、さらには政治大国として確立し、統一ドイツを環境・人権・EU重視の国とした。気候変動問題への関心、原発全廃の決断で有名な一方、大量の難民の受け入れ、ユーロ安定のためのEU諸国に対する緊縮財政の強要には反発が大きく、ドイツ国内および欧州各地で反移民、反緊縮を掲げるポピュリスト勢力を勢いづけたという批判も受ける。

それでも彼女は現在、世界で最も信望を集めるリーダーだ。メルケル後のドイツ、EU、世界の行方が危ぶまれるほどその存在感は大きい。・・・しかし何より驚くのは、二人が次の三つの共通点をもつことだ。・・・一つ目は信仰だ。雑貨店を営むサッチャーの父はメソジスト教会の説教師でもあり、メルケルの父はルター派の牧師である。彼女たちの政治は、父の影響で身についたキリスト教の倫理観を反映している。・・・二つ目は勤勉さだ。彼女たちは文書に完璧に目を通し、会議には誰よりもよく準備して臨み、長時間働くことで知られる。ともに粘り強く、それはサッチャーの目的を達するまでの執拗(しつよう)さに、メルケルの結論が出るまでの長考に表れる。三つ目は科学だ。二人はそれぞれの国で初の理系出身の首相でもある。サッチャーは大学で化学を専攻し、民間企業の研究員となった。メルケルは博士号をもつ物理学者だ。ともに科学者の資質を政治に生かしたと言われる。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14264780.html

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記事を読んでいて恥ずかしくなるのが我が国の首相である安倍晋三氏。単に頭が悪いだけなのかとも思いたくなるが、そのような人物が長期実権を握ることができるこの国は一体?


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福島第一、見えぬ「廃炉の最終形」 溶けた核燃料取り出し多難、「完了」の定義求める声(2019/11/21朝日新聞)
東京電力福島第一原発の事故発生から8年半が過ぎた。炉心で溶け落ちた核燃料の取り出し開始は10年以内の目標に向けて作業が進むが、30〜40年後とされる「廃炉完了」の姿は今もはっきり示されていない・・・溶融燃料の取り出しは最も困難な作業だ。推計量は計約800トン。人が近づけない高線量で、どこに、どれだけ、どんな状態で存在するかもわからない。東電は最も作業しやすそうな2号機を皮切りに21年から取り出すことを検討している。「まずは取り出した溶融燃料を調べてから、具体的な方法を決めたい」と説明する。だが、そもそも30〜40年は、無事に運転を終えた原発の廃炉にかかるとされる時間だ。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14264839.html

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昭恵氏「私人」のはずが 「桜を見る会」推薦に関与(2019/11/21朝日新聞)
 安倍晋三首相に加え、妻昭恵氏まで「桜を見る会」の招待に関わっていた――。20日の衆院内閣委員会でこんな実態が明らかになった。政治家の公私混同だけでなく、「私人」と閣議決定したはずの首相夫人の「公私」の区別にまで議論が及びそうだ。・・・伊藤恭彦・名古屋市立大院教授(政治哲学)は、税金で賄う「桜を見る会」に安倍首相ら政治家が推薦した後援会関係者らが数多く招かれていたことについて、「公費が使われているとは思えないルーズさで、公私混同としか言えない」と指摘する。さらに、私人である妻昭恵氏までが推薦に関わっていたことに、「友達だから誘うというのはあり得ない」と話す。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14264924.html

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バチカンを、広島を動かした1通の投書 高校生に招待状(2019/11/06朝日新聞)
 23日から来日するローマ・カトリック教会のフランシスコ法王の広島訪問のため、修学旅行での広島平和記念資料館(原爆資料館、広島市中区)の見学が中止になりかけた高校生たちに、法王が催す「集い」への招待状が届いた。広島市はこの日限定で、資料館の夜間開館を決めた。教会と行政が動いたのは、新聞への投稿がきっかけだった。・・・掲載から数日後、同校に広島市から特別開館を検討するとの知らせが来た。またカトリック中央協議会の司教は、「教皇は自分の訪問によって広島訪問者に迷惑をかけるようなことは望まれない」と、バチカン(ローマ法王庁)国務省に連絡。集いへの招待につながったという。「中止になっても仕方がないと思っていた。こんなうれしいことがあるなんて」と校長は言う。10月30日、2年生に向けて「どうにもならないことがあっても、知恵を絞り続けてほしい。きっと人の輪が広がって、道を切り開いてくれるはず」と語りかけた。
https://digital.asahi.com/articles/ASMC555GVMC5UTIL021.html?iref=pc_rellink_02

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自然エネルギーへ

今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。


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