(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう) |
(ひと)エベリン・ロペスさん 教育の男女平等のため活動するグアテマラ先住民族の女性/エベリン・ロペスさん(2019/10/11朝日新聞) 女の子に教育はいらない。そんな考えが根強い中米グアテマラの小さな村で、先住民族の家庭に生まれた。国民の4割を占める先住民族で初等教育を修了できる女の子は、8人に1人だけだ。・・・「女の子なんて何の役にも立たない」。幼い日、父からそんな言葉をぶつけられた。その父に内緒で母は姉を学校に通わせ、それを知った父が激怒したこと、母は教育を受けられず10代で結婚させられたこと。10歳のころ、母から聞いた話だ。「驚いた。男の子は学校で学び、女の子は家事をする。そんなありふれた光景を、おかしいと思うようになった」 (声)納得できない首相所信表明(2019/10/11朝日新聞)無職 小尾将彦(東京都 80) 安倍晋三首相は臨時国会で4日、所信表明演説をした。膨大な累積赤字や財政再建について、言及がなかったことにあきれた。「安倍内閣は経済最優先」と胸を張るが、客観的な景気動向指数は悪化した。政府が財政再建の目安として2025年度に黒字化を目指す国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)も、黒字達成は27年度に後退する見込みだが、反省の念はないようだ。また、国際的な関心事にもなっている福島第一原発の放射性物質を含む汚染水の処理対策についても、ふれなかった。首相は13年の東京五輪招致の際、汚染水を「アンダーコントロール」と明言したのに、いまも未解決ではないか。「政治の責任とリーダーシップの下、福島の再生、東北の復興に取り組んでいく」という言葉は浮き、違和感がある。 立ちはだかる「ジャパン・キラー」 スコットランドのレイドロー、状態万全 ラグビーW杯(2019/10/11朝日新聞) おじで同じスコットランド代表のSHだったロイの影響を受けて育った。176センチ、78キロと小柄ながら、正確なキックと鋭い判断で試合を組み立てる。 名俳優×名監督、言葉の壁を越え 是枝作品「真実」きょう公開(2019/10/11朝日新聞) ――是枝監督は、「誰も知らない」で14歳の柳楽優弥にカンヌの男優賞をもたらすなど、俳優の力を引き出すことにたけていて、俳優たちに人気があります。 ドヌーブ 是枝さんの過去の映画を見ましたが、俳優のことが本当に好きなんだと分かりました。そして登場人物を愛している。だから撮影前から彼を信頼することが出来ました。 ――是枝さんはどんな演出をするのですか。 ドヌーブ その質問は監督自身にしてくれる? 私が言えるのは現場の空気が快適だったということ。是枝さんは私たちの見ていないところでも常に仕事をしていました。 イラストレーター和田誠さん死去 本の装丁やポスターなどで活躍(2019/10/11東京新聞) 香港の緊急条例 「悪法」には道理なし(2019/10/11東京新聞) イラン、女性のサッカー観戦解禁 イスラム革命後40年ぶり(2019/10/11東京新聞) 安倍首相答弁 まるで人ごとのようだ(2019/10/09東京新聞) |
「襟を正し公正な県政運営心掛ける」 会食問題で玉城知事(2019/10/10琉球新報) 今回、会食が問題となったことについて「誰がいるかも知らずに出席したが、私の不注意だったという指摘も頂いている。自分の行動に責任を持って取り組みたい」と語った。説明責任については「説明を尽くせるようしっかりと努力している」と反論した。 <社説>10・10空襲から75年 軍備増強が惨劇を招いた(2019/10/10琉球新報) コンゴではしか流行、4千人死亡 エボラ熱上回る(2019/10/10琉球新報) コンゴでは東部の北キブ州とイトゥリ州で昨年8月からエボラ出血熱が流行し、2100人以上が死亡した。ユニセフは「(はしかは)エボラ熱より、はるかに多くの命を奪っている」と警鐘を鳴らしている。 ノーベル化学賞 「ET革命」を目指して(2019/10/10東京新聞) しかし、現在、もっとも注目されているのは容量の大きな蓄電池としてである。電気自動車(EV)に使われるだけでなく、再生可能エネルギーを利用する上で重要な蓄電池として期待されている。授賞理由でも脱化石燃料への貢献が挙げられている。・・・石炭火力発電にこだわり、世界のひんしゅくを買っている日本政府や電力会社には、今回のノーベル賞の意義をかみしめてほしい。 1本のロウソクに科学の魅力 化学賞で脚光の本、増刷へ(2019/10/10朝日新聞) 小学4年生の時に先生からこの本を薦められたという吉野さん。9日の会見で「ロウソクはなぜ燃えるのか、炎はなぜ黄色いのか。子ども心に化学はおもしろそうだなと思った」と振り返った。 ヒグマ駆除に反対の声次々 「やむを得なかった」理由は(2019/10/10朝日新聞) 「昔はクマの人なれを里山で食い止められた」と間野さんは言う。果樹園や畑の周りでは草を刈り、薪を確保するため林も手入れしたから見通しが利き、クマは近づきにくかった。来ても多くの人の目があり、早く気づいた。「人の生活の営み自体に動物を遠ざける効果があった」人口減少で野生動物のほうが都市に迫るいま、私たちに何ができるのか。 セブン、店舗閉鎖でしのげるか 異次元と闘う小売業(2019/10/10朝日新聞) 21世紀に入り、社会インフラになった。・・・これまでの小売業の競争力とは、同じ商圏内にある競合店より魅力的な店構え、品ぞろえ、価格を提供できるかにあった。だが、四つ目の転換点を迎えた今、既存の小売業はアマゾンなどのプラットフォーマーという異次元の世界から来た相手と闘わなければいけない。バブル崩壊時のように、店舗閉鎖と人員削減だけでしのげるものではないかもしれない。 |
香港 覆面禁止、抗議続く デモ拘束者2人を起訴(2019/10/07東京新聞) 政府の情報システム、全く使われず廃止 開発費18億円(2019/10/07東京新聞) 自民に絶望「国が壊れる」 25年の沈黙破った男の独白(2019年10月3日朝日新聞) かつて自民党で将来の首相候補と目され、汚職事件での逮捕、失職を経てメディアの取材に沈黙を貫いてきた中村喜四郎衆院議員(70)=当選14回=が朝日新聞のインタビューに応じた。無所属の立場で安倍政権に対抗できる「強い野党」づくりに心血を注ぐ理由を語った。自他ともに認める保守政治家を突き動かしたのは、今の自民党に対する「絶望」だった。・・・「自民党は、おそろしく権威主義的になってしまいました。反対意見を排除して、敵とみなした者を厳しく攻撃する。総裁選で安倍晋三首相と争った石破茂さんは、参院選であまり応援演説を頼まれなかった。党がそういう雰囲気をつくっているように見えます」 「政府内では内閣人事局に人事を握られた官僚が、首相官邸を向かざるを得ないシステムができあがった。森友・加計問題が象徴的ですが、忖度(そんたく)政治はますます強まるでしょう。政治にまともな議論がなくなったのは深刻です。消費増税や財政再建についても、先の見通しが立たないまま、言っていることがころころ変わる。一番問題なのは北方領土でしょう。2島返還、あれはない。自民党が長年主張してきた4島返還を突然変えた。領土問題は国の根幹で、譲ってはいけないところだ」・・・ 「国会が空洞化し、数の力で物事が決まっていく中で、国民の声が届かなくなってきた。私の目標は、国民が政治への関心を取り戻すことです。野党がしっかりとした主義主張、戦略を持って与党に迫っていく。一番良いのは、野党が政権を取ることです。ただ、政権交代しなくても、野党が50議席増やしたら政治に緊張感が生まれる。自民党に『このままでは生き残れない』と自浄作用が生まれる。保守に路線を切るばかりではなく、リベラルに切ろうという動きが生まれてくる。野党が自民党と本当のせめぎ合いをすることが、日本の再建につながる。それこそが民主主義です」 https://digital.asahi.com/articles/ 「表現の不自由展」が再開、愛知 2カ月ぶり、少女像元通り(2019/10/07東京新聞) 物理学賞、太陽系外の惑星を発見 宇宙研究3氏に(2019/10/07東京新聞) 中国の監視カメラ大手禁輸 米、ウイグル弾圧で制裁(2019/10/07東京新聞) 報道の使命、揺らぐ危機 NHKかんぽ報道経営委が会長に注意(2019/10/07東京新聞) |
常連さんゴメン、もう限界…消費増税複雑で老舗続々閉店(2019/09/30朝日新聞) 若者はなぜ顔を隠すのか 香港「雨傘」が引き継いだもの(2019/09/30朝日新聞) 同じデモ隊にいた20歳代だという会社員の男性はTシャツを顔に巻き付けて参加した。「デモに参加していることが会社にばれたら、辞めさせられるかもしれない」と漏らす。 原発、医療体制なお不十分 被曝で2人死亡、JCO臨界事故20年(2019/09/30朝日新聞) 2011年の福島の事故では、施設内に医師がいないことが問題になった。発生当初、腕を骨折した作業員は3日間治療を受けられず、事故2カ月後には医師の不在時に倒れた作業員が心筋梗塞(こうそく)で死亡した。・・・臨界事故で被曝した作業員の治療にあたり、国の有識者会議などで提言をまとめてきた前川和彦・東京大名誉教授は「作業員は住民よりも大量被曝をする恐れが高く、施設内の体制は非常に重要だ。国も事業者任せにするべきではない」と指摘している。 気候デモ「185カ国760万人」 主催NGO発表 グレタさんも参加(2019/09/30朝日新聞) グレタさんが演説した国連の気候行動サミット(23日)に合わせ、デモは前後8日間で実施された。イタリアの150万人が最も多く、ドイツの140万人と続いた。日本は5千人。グレタさんは27日、50万人が参加したカナダのモントリオールのデモに参加した。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S14198069.html (#ひきこもりのリアル)「ふつう」にならなきゃいけないの?(2019/09/30朝日新聞) その後の約5年間、他人の視線が怖くて、コンビニなども含めて、家から一歩も出られなかった。「存在が薄っぺらくて、死んだ方が世の中のためになって、生きていても意味がないし価値もないし、邪魔で無価値な存在」。リストカットを繰り返し、母にあたることもあった。・・・ ひきこもる理由は人それぞれだが、当事者らの共感を特に呼ぶのが、「ふつうになれ」という社会のプレッシャーを描いた詩「ふつう」だ。「周囲にダメだしをされ続けて『自分のせい』と苦しんできたが、『自分だけじゃない』と知り勇気がわいた」。勝部さんのもとには、そんな声が寄せられる。 |
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。 |