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(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)

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2019/09/30sankaku10/11

(ひと)エベリン・ロペスさん 教育の男女平等のため活動するグアテマラ先住民族の女性/エベリン・ロペスさん(2019/10/11朝日新聞)

 女の子に教育はいらない。そんな考えが根強い中米グアテマラの小さな村で、先住民族の家庭に生まれた。国民の4割を占める先住民族で初等教育を修了できる女の子は、8人に1人だけだ。・・・「女の子なんて何の役にも立たない」。幼い日、父からそんな言葉をぶつけられた。その父に内緒で母は姉を学校に通わせ、それを知った父が激怒したこと、母は教育を受けられず10代で結婚させられたこと。10歳のころ、母から聞いた話だ。「驚いた。男の子は学校で学び、女の子は家事をする。そんなありふれた光景を、おかしいと思うようになった」
https://digital.asahi.com/articles/
DA3S14214226.html?_requesturl=articles%2FDA3S14214226.html&rm=150

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(声)納得できない首相所信表明(2019/10/11朝日新聞)無職 小尾将彦(東京都 80)

 安倍晋三首相は臨時国会で4日、所信表明演説をした。膨大な累積赤字や財政再建について、言及がなかったことにあきれた。「安倍内閣は経済最優先」と胸を張るが、客観的な景気動向指数は悪化した。政府が財政再建の目安として2025年度に黒字化を目指す国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)も、黒字達成は27年度に後退する見込みだが、反省の念はないようだ。また、国際的な関心事にもなっている福島第一原発の放射性物質を含む汚染水の処理対策についても、ふれなかった。首相は13年の東京五輪招致の際、汚染水を「アンダーコントロール」と明言したのに、いまも未解決ではないか。「政治の責任とリーダーシップの下、福島の再生、東北の復興に取り組んでいく」という言葉は浮き、違和感がある。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14214148.html

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立ちはだかる「ジャパン・キラー」 スコットランドのレイドロー、状態万全 ラグビーW杯(2019/10/11朝日新聞)
「日本はとても進化している。いまや実力を疑う余地はない」「彼らはアイルランドと非常によく戦った。日本戦は厳しい戦いになる」。スコットランドが完敗した相手に競り勝った日本について、レイドローはそう語る。自身は今大会、アイルランド戦、サモア戦に先発して15得点をマーク。調子は上々だ。

 おじで同じスコットランド代表のSHだったロイの影響を受けて育った。176センチ、78キロと小柄ながら、正確なキックと鋭い判断で試合を組み立てる。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14214230.html

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名俳優×名監督、言葉の壁を越え 是枝作品「真実」きょう公開(2019/10/11朝日新聞)
今年のベネチア国際映画祭の開幕作品だった「真実」が11日、日本でも公開される。昨年のカンヌで最高賞を得た是枝裕和監督の受賞第1作で、カトリーヌ・ドヌーブが主演する話題作だ。来日したドヌーブと是枝監督が語り合った。 

――是枝監督は、「誰も知らない」で14歳の柳楽優弥にカンヌの男優賞をもたらすなど、俳優の力を引き出すことにたけていて、俳優たちに人気があります。

 ドヌーブ 是枝さんの過去の映画を見ましたが、俳優のことが本当に好きなんだと分かりました。そして登場人物を愛している。だから撮影前から彼を信頼することが出来ました。

 ――是枝さんはどんな演出をするのですか。

 ドヌーブ その質問は監督自身にしてくれる? 私が言えるのは現場の空気が快適だったということ。是枝さんは私たちの見ていないところでも常に仕事をしていました。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14214160.html

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イラストレーター和田誠さん死去 本の装丁やポスターなどで活躍(2019/10/11東京新聞)
本の装丁やポスター、映画などさまざまなジャンルで活躍したイラストレーターの和田誠(わだ・まこと)さんが7日、肺炎のため東京都内の病院で死去した。83歳。大阪市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。後日、お別れの会を開く。多摩美術大在学中に制作したポスターで日本宣伝美術会賞を受け、卒業後は広告デザイン会社に。たばこ「ハイライト」のデザインで注目を集めた。1965年創刊の雑誌「話の特集」にはアートディレクターとして参加。週刊誌の表紙に描いた似顔絵などで69年に文春漫画賞を受賞。74年には似顔絵集「PEOPLE」で講談社出版文化賞ブックデザイン賞を受けた。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019101101001765.html

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香港の緊急条例 「悪法」には道理なし(2019/10/11東京新聞)
香港政府の林鄭月娥行政長官が「緊急状況規則条例」を発動した。立法会(議会)の承認を経ない独善的かつ恣意(しい)的な強硬策である。これでは、市民の反発と抗議行動は強まるばかりであろう。「緊急条例」は行政長官に非常権限を委ねるもので、「公共の安全」を理由に、集会や通信など市民の権利を幅広く制限できる。・・・そもそも、緊急条例は英国植民地時代の一九二二年に制定され、今回の発動は香港の中国返還後初めて。前回の発動は六七年、中国の文化大革命の影響を受けた労働争議が大規模な反英暴動に拡大した事態に対処するためであった。しかし、返還後の香港の憲法にあたる香港基本法は、条例による非常権限を長官に認めていないとの指摘もある。中国が国際公約した「一国二制度」を踏みにじる行為を続けて香港の「高度な自治」を傷つけながら、古証文のような緊急条例を持ち出すのは、ご都合主義が過ぎるように映る。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019101102000171.html

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イラン、女性のサッカー観戦解禁 イスラム革命後40年ぶり(2019/10/11東京新聞)
【カイロ=奥田哲平】二〇二二年のサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会のアジア二次予選のイラン−カンボジア戦が十日、一九七九年のイスラム革命後初めて、イランの首都テヘランであり、女性サポーターの観戦が認められた。一部の例外を除いて女性の男性スポーツ観戦が禁じられ、国際社会から女性蔑視と批判を浴びていた。
 イランでは九月、男装して競技場への入場を試みた女性(29)が「女性の服装規範を逸脱し、公共の秩序を乱した」とする容疑で逮捕され、その後、焼身自殺した。国際サッカー連盟(FIFA)が女性の入場を認めるよう促していた。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201910/CK2019101102000297.html

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安倍首相答弁 まるで人ごとのようだ(2019/10/09東京新聞)
安倍晋三首相の所信表明演説に対する各党代表質問。野党は関西電力役員らの金品受領や「あいちトリエンナーレ」への補助金不交付などを追及したが、首相は正面から答弁せず、まるで人ごとだ。
 代表質問はきょうまで参院で行われ、あすからは与野党論戦の主舞台である予算委員会が始まる。七月の参院選後、与野党が本格的に論戦する初めての国会だ。議論の形骸化が長年指摘されてきた国会は、国政の調査や行政監視という国民から託された機能を果たすことができたのだろうか。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019100902000135.html

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「襟を正し公正な県政運営心掛ける」 会食問題で玉城知事(2019/10/10琉球新報)
襟を正し、県民の疑惑や不信を招くことがないよう、客観的、公正な県政運営を心掛け、公務に対する信頼を確保していきたい」と述べた。

  今回、会食が問題となったことについて「誰がいるかも知らずに出席したが、私の不注意だったという指摘も頂いている。自分の行動に責任を持って取り組みたい」と語った。説明責任については「説明を尽くせるようしっかりと努力している」と反論した。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1004783.html

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<社説>10・10空襲から75年 軍備増強が惨劇を招いた(2019/10/10琉球新報)
 南西諸島の島々を延べ1400機の米艦載機が攻撃した「10・10空襲」から75年になる。668人が死亡し、768人が負傷した。那覇市の約9割が壊滅し、被災した市民約5万人が本島中南部に避難するという大惨事となった。空襲の被害は周辺離島、宮古・八重山、奄美にも及んだ。米軍上陸による激しい地上戦の前哨戦となった10・10空襲は、日本全国で76万人が犠牲となった無差別攻撃の始まりでもあった。・・・今日、沖縄では日米双方による軍備増強が進められている。これは沖縄戦の悲劇から得た教訓に反するものであり、今日の県民の意思にも背くものだ。・・・名護市辺野古では沖縄の民意に反し普天間飛行場の返還に伴う新基地建設が強行されている。さらに今月、核弾頭が搭載可能な中距離ミサイルを、沖縄をはじめとする日本に配備するという米計画が明らかになった
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1004388.html

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コンゴではしか流行、4千人死亡 エボラ熱上回る(2019/10/10琉球新報)
【ナイロビ共同】ユニセフは9日、コンゴではしかが流行し、今年1月以降、全26州で20万人以上が感染し約4千人が死亡したと発表した。感染者の7割、死者の9割を5歳未満の子どもが占めている。

 コンゴでは東部の北キブ州とイトゥリ州で昨年8月からエボラ出血熱が流行し、2100人以上が死亡した。ユニセフは「(はしかは)エボラ熱より、はるかに多くの命を奪っている」と警鐘を鳴らしている。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1004515.html

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ノーベル化学賞 「ET革命」を目指して(2019/10/10東京新聞)
 ノーベル化学賞がリチウムイオン電池を開発した吉野彰・旭化成名誉フェローら三氏に贈られることが決まった。環境問題への貢献が評価された。日本の先端技術への評価でもある。リチウムイオン電池は一九九〇年代後半から、デジタルカメラや携帯電話、パソコンなどで広く利用され始めた。私たちに身近なものである。

 しかし、現在、もっとも注目されているのは容量の大きな蓄電池としてである。電気自動車(EV)に使われるだけでなく、再生可能エネルギーを利用する上で重要な蓄電池として期待されている。授賞理由でも脱化石燃料への貢献が挙げられている。・・・石炭火力発電にこだわり、世界のひんしゅくを買っている日本政府や電力会社には、今回のノーベル賞の意義をかみしめてほしい。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019101002000177.html

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1本のロウソクに科学の魅力 化学賞で脚光の本、増刷へ(2019/10/10朝日新聞)
「ロウソクの科学」は、1861年刊行。英王立研究所でファラデーが少年少女のために連続講演した「クリスマス講話」の記録で、1本のロウソクを通じて科学の魅力を伝えた。

 小学4年生の時に先生からこの本を薦められたという吉野さん。9日の会見で「ロウソクはなぜ燃えるのか、炎はなぜ黄色いのか。子ども心に化学はおもしろそうだなと思った」と振り返った。
https://digital.asahi.com/articles/
ASMBB4RP6MBBULBJ00G.html?_
requesturl=articles%2F
ASMBB4RP6MBBULBJ00G.html&rm=431

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ヒグマ駆除に反対の声次々 「やむを得なかった」理由は(2019/10/10朝日新聞)
 札幌市で8月、市街地への出没を繰り返したヒグマを市が駆除したことに、多くの反響が寄せられた。うち6割が駆除反対の声で、北海道外からは駆除反対が多かった。駆除は避けられなかったのか?「殺さないで」「麻酔銃で眠らせて山へ戻せばよかった」「せめて動物園かクマ牧場に送って」。市には電話やメールで600件を超える反響が届いた。記録を集計したうち6割が駆除反対の声で、特に道外からは反対が目立った。・・・

「昔はクマの人なれを里山で食い止められた」と間野さんは言う。果樹園や畑の周りでは草を刈り、薪を確保するため林も手入れしたから見通しが利き、クマは近づきにくかった。来ても多くの人の目があり、早く気づいた。「人の生活の営み自体に動物を遠ざける効果があった」人口減少で野生動物のほうが都市に迫るいま、私たちに何ができるのか。
https://digital.asahi.com/articles/ASMB94D6SMB9IIPE00P.html

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セブン、店舗閉鎖でしのげるか 異次元と闘う小売業(2019/10/10朝日新聞)
近世以降の日本の小売業には、3回の転換点があったと言われる。最初は三越の前身、越後屋が17世紀に始めた「現金安売無掛値」。掛け売り、後払いが一般的だった商いに正札、現金払いを導入した。2番目が中内功氏がダイエーを設立して始めたスーパーである。高度成長期の大量消費時代を支えた。三つ目は24時間営業を定着させたコンビニだ。

21世紀に入り、社会インフラになった。・・・これまでの小売業の競争力とは、同じ商圏内にある競合店より魅力的な店構え、品ぞろえ、価格を提供できるかにあった。だが、四つ目の転換点を迎えた今、既存の小売業はアマゾンなどのプラットフォーマーという異次元の世界から来た相手と闘わなければいけない。バブル崩壊時のように、店舗閉鎖と人員削減だけでしのげるものではないかもしれない。
https://digital.asahi.com/articles/
ASMBB5GYRMBBULFA01T.html?iref=com_alist_8_01

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香港 覆面禁止、抗議続く デモ拘束者2人を起訴(2019/10/07東京新聞)
【香港=浅井正智】香港でデモ参加者のマスク着用を禁じた「覆面禁止法」に抗議する集会は、七日も開かれた。四日の同法制定発表から連日続き、マスクを着けた参加者は「香港人よ、抵抗せよ」と怒りの声を上げた。・・・ 覆面禁止法は教育現場にも影響が及んでいる。教育局は全中学・高校に対し、マスク着用や授業ボイコット、人間の鎖など抗議活動に関わっている生徒の人数を八日に報告するよう求めている。教育局は「個人情報を集めるわけではない」と強調。学校側も「氏名の提出はしない」としているが、生徒の間からは「学校や生徒に対する圧力だ」と反発が上がっている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201910/CK2019100802000137.html

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政府の情報システム、全く使われず廃止 開発費18億円(2019/10/07東京新聞)
サイバー攻撃などによる情報流出を防ぐため、2017年度に運用開始された政府の情報システムが、使い勝手が悪いため実際の業務に全く使われず、今年3月に廃止されたことが会計検査院の調べでわかった。システム開発費など計約18億円が無駄になったという。・・・開発のきっかけは15年、日本年金機構がサイバー攻撃を受け、約125万件の個人情報が流出した問題だ。公的機関へのサイバー攻撃の対策強化が急務となり、総務省は同年度、システム開発費などを補正予算で計上。開発段階では厚生労働省や農林水産省が利用を希望していた。
https://digital.asahi.com/articles/ASMB53RD7MB5UTIL003.html

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自民に絶望「国が壊れる」 25年の沈黙破った男の独白(2019年10月3日朝日新聞)

かつて自民党で将来の首相候補と目され、汚職事件での逮捕、失職を経てメディアの取材に沈黙を貫いてきた中村喜四郎衆院議員(70)=当選14回=が朝日新聞のインタビューに応じた。無所属の立場で安倍政権に対抗できる「強い野党」づくりに心血を注ぐ理由を語った。自他ともに認める保守政治家を突き動かしたのは、今の自民党に対する「絶望」だった。・・・「自民党は、おそろしく権威主義的になってしまいました。反対意見を排除して、敵とみなした者を厳しく攻撃する。総裁選で安倍晋三首相と争った石破茂さんは、参院選であまり応援演説を頼まれなかった。党がそういう雰囲気をつくっているように見えます」

 「政府内では内閣人事局に人事を握られた官僚が、首相官邸を向かざるを得ないシステムができあがった。森友・加計問題が象徴的ですが、忖度(そんたく)政治はますます強まるでしょう。政治にまともな議論がなくなったのは深刻です。消費増税や財政再建についても、先の見通しが立たないまま、言っていることがころころ変わる。一番問題なのは北方領土でしょう。2島返還、あれはない。自民党が長年主張してきた4島返還を突然変えた。領土問題は国の根幹で、譲ってはいけないところだ」・・・

「国会が空洞化し、数の力で物事が決まっていく中で、国民の声が届かなくなってきた。私の目標は、国民が政治への関心を取り戻すことです。野党がしっかりとした主義主張、戦略を持って与党に迫っていく。一番良いのは、野党が政権を取ることです。ただ、政権交代しなくても、野党が50議席増やしたら政治に緊張感が生まれる。自民党に『このままでは生き残れない』と自浄作用が生まれる。保守に路線を切るばかりではなく、リベラルに切ろうという動きが生まれてくる。野党が自民党と本当のせめぎ合いをすることが、日本の再建につながる。それこそが民主主義です」

https://digital.asahi.com/articles/
ASMB13GK2MB1UTFK006.html?iref=pc_rellink_04

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「表現の不自由展」が再開、愛知 2カ月ぶり、少女像元通り(2019/10/07東京新聞)
愛知県の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で企画展「表現の不自由展・その後」が8日午後、約2カ月ぶりに再開された。元慰安婦を象徴する「平和の少女像」などへの抗議が殺到、開幕3日で中止に追い込まれた不自由展は芸術祭側、不自由展側の双方が少女像を含む全作品を元の状態で展示することや安全対策で合意し、ようやく再開にこぎ着けた。・・・不自由展への入場は2回に分けて実施。名古屋市の会場には抽選のため大勢の人が詰め掛け長蛇の列ができた。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019100801001950.html

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物理学賞、太陽系外の惑星を発見 宇宙研究3氏に(2019/10/07東京新聞)
 【ストックホルム共同】スウェーデンの王立科学アカデミーは8日、2019年のノーベル物理学賞を、太陽系外の惑星を発見したスイスのミシェル・マイヨール氏とディディエ・ケロー氏、宇宙の歴史と構造を理論的に解明した米国のジェームズ・ピーブルズ氏に授与すると発表した。従来の宇宙観を大きく変えた業績が評価された。スイスの2氏は1995年、南フランスの観測施設を使い、木星のようにガスでできた惑星を発見。ピーブルズ氏は、宇宙の初期にあったビッグバンという高温状態から、膨張を続けながら冷えていく様子を理論的に描いた。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019100801002504.html

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中国の監視カメラ大手禁輸 米、ウイグル弾圧で制裁(2019/10/07東京新聞)
 【ワシントン=白石亘】米商務省は七日、中国の監視カメラ大手、杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)など中国の二十八の企業や政府機関に禁輸措置を講じると発表した。中国の新疆ウイグル自治区で、イスラム教徒ら少数民族を弾圧する人権侵害に関わったとして、制裁に踏み切る。・・・トランプ政権は国家安全保障上の脅威を理由に、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)を禁輸対象としているが、人権侵害を理由に禁輸指定するのは初めて。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201910/CK2019100802000271.html

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報道の使命、揺らぐ危機 NHKかんぽ報道経営委が会長に注意(2019/10/07東京新聞)
かんぽ生命保険の不正販売問題を報じたNHKの「クローズアップ現代+(プラス)」を巡り、NHK経営委員会が昨年10月、NHKの上田良一会長を厳重注意していた。NHKは「自主自律や番組編集の自由が損なわれた事実はない」、石原進経営委員長も「番組に介入する意図は全くなかった」とそれぞれ主張するが、日本郵政グループの執拗(しつよう)な抗議に屈し、報道の現場を萎縮させたようにも受け取れる。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/
entertainment/news/CK2019100602000174.html

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常連さんゴメン、もう限界…消費増税複雑で老舗続々閉店(2019/09/30朝日新聞)
なじみの酒屋が、ラーメン屋が……。消費増税を翌日に控えた30日、長い歴史に幕を下ろす家族経営の店がある。常連客に支えられてきた小さな店にとって、軽減税率などへの対応も含め、増税のコストはあまりに重かった。・・・閉店間際も地域のなじみの家を、1日30軒ほど回り、お酒やお茶を配達した。「今までありがとうございます」とメッセージの添えられた花束も届いた。「常連さんを裏切るような形になってしまって申し訳ない」と話していた彰さんは「たまらないよな。普通は売れ残るけど、完売。愛されていたんだね」としんみりした。
https://www.asahi.com/articles/ASM9Y5WFYM9YUTIL014.html?iref=comtop_8_03

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若者はなぜ顔を隠すのか 香港「雨傘」が引き継いだもの(2019/09/30朝日新聞)
香港島中心部で28日に開かれた集会には、数万人とみられる市民が参加。元学生リーダーの黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏は壇上で「香港の問題を国際社会に訴えて戦い続ける」と語った。・・・ 8月末のデモに参加したエリカさん(18)は大学の友人2人と参加。3人ともサンバイザーを深くかぶり、顔を隠した。「拘束されれば退学処分を受けるかもしれないが、真の民主主義を勝ち取るため戦う」と訴えた。

 同じデモ隊にいた20歳代だという会社員の男性はTシャツを顔に巻き付けて参加した。「デモに参加していることが会社にばれたら、辞めさせられるかもしれない」と漏らす。
https://digital.asahi.com/articles/ASM9W5WY1M9WUHBI035.html

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原発、医療体制なお不十分 被曝で2人死亡、JCO臨界事故20年(2019/09/30朝日新聞)
事故では、作業員2人が致死的な量の放射線を被曝。JCOは被災状況などを正しく医療機関に伝えられなかった。国は防災基本計画を見直し、応急処置や除染を施す医療体制を事業者が整備するよう求めた。

 2011年の福島の事故では、施設内に医師がいないことが問題になった。発生当初、腕を骨折した作業員は3日間治療を受けられず、事故2カ月後には医師の不在時に倒れた作業員が心筋梗塞(こうそく)で死亡した。・・・臨界事故で被曝した作業員の治療にあたり、国の有識者会議などで提言をまとめてきた前川和彦・東京大名誉教授は「作業員は住民よりも大量被曝をする恐れが高く、施設内の体制は非常に重要だ。国も事業者任せにするべきではない」と指摘している。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14198050.html

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気候デモ「185カ国760万人」 主催NGO発表 グレタさんも参加(2019/09/30朝日新聞)
スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(16)が発端となり、20〜27日に行われた「グローバル気候ストライキ」に185カ国で760万人以上が参加したと、主催した国際環境NGOが発表した。「史上最大規模のデモの一つ」という。

 グレタさんが演説した国連の気候行動サミット(23日)に合わせ、デモは前後8日間で実施された。イタリアの150万人が最も多く、ドイツの140万人と続いた。日本は5千人。グレタさんは27日、50万人が参加したカナダのモントリオールのデモに参加した。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S14198069.html

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(#ひきこもりのリアル)「ふつう」にならなきゃいけないの?(2019/09/30朝日新聞)
約20年間自宅にひきこもる男性(40)が、約15年で計500編の詩を書き続けている。学校でも職場でも人間関係がうまくいかず、自宅からほぼ出られない。感じ続けてきた「ふつうになれ」という社会のプレッシャーに疑問を投げかけた詩に当事者らの共感が広がっている。・・・単位制の高校では「周りにあわせるのに必死で、人間関係をうまく渡り歩こうとしたけれど失敗した」。就職先でも人間関係で悩み、食事をどんどんとれなくなった。心配した母親に促されて退職。学校や職場でがんばり続けてきたが、「もう無理や。世間とかみ合わへんのがもうどうしようもない」と絶望した。

 その後の約5年間、他人の視線が怖くて、コンビニなども含めて、家から一歩も出られなかった。「存在が薄っぺらくて、死んだ方が世の中のためになって、生きていても意味がないし価値もないし、邪魔で無価値な存在」。リストカットを繰り返し、母にあたることもあった。・・・ ひきこもる理由は人それぞれだが、当事者らの共感を特に呼ぶのが、「ふつうになれ」という社会のプレッシャーを描いた詩「ふつう」だ。「周囲にダメだしをされ続けて『自分のせい』と苦しんできたが、『自分だけじゃない』と知り勇気がわいた」。勝部さんのもとには、そんな声が寄せられる。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14198017.html

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自然エネルギーへ

今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。


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