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(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)

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2019/08/15sankaku08/17

蔵書1万冊の温泉宿・入場料とる書店 本、新たな出会い(2019/08/17朝日新聞)
テレビも時計なし、あるのは本

 ブックホテル「箱根本箱」は神奈川県箱根町に昨夏オープンした。ケーブルカーの中強羅(なかごうら)駅から歩いて数分。吹き抜けのフロアの壁一面に本が並び、窓の向こうには外輪山が広がる。約1万2千冊は「衣・食・住・遊・休・知」の6テーマを基本とする。客室や廊下、大浴場の前など、いたるところに本棚がある。・・・ 部屋数は18。露天ぶろを備える一方、テレビや時計はない。地元の野菜や魚を使ったイタリアンの夕食が付き、1泊1人1万8千円〜5万円ほどだ。稼働率は75%にのぼる。多くの客は午後3時にチェックインし、館内で20時間ほど過ごす。・・・

有料だから「モチベーション上がる」

 税抜き1500円の入場料をとる東京・六本木の本屋「文喫(ぶんきつ)」も人気だ。「青山ブックセンター六本木店」だった建物を借りて昨年12月に開いた。備える本は約3万冊で、すべて1冊ずつ。コーヒーとお茶が飲み放題とはいえ、入場料を取るのは異例だ。・・・「成功するはずがない」との懸念は社内外にあったが、ふたを開けると、週末は入場制限をかけるほどの盛況に。来店客の3割が本を買い、金額は3千円超。普通の書店の2倍以上だ。武田さんは「収支はとんとんだが、まだまだ伸びしろがある」と話す。
https://digital.asahi.com/articles/
ASM896F34M89ULFA031.html?_
requesturl=articles%2FASM896F34M89ULFA031.html&rm=401

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(ひと)谷賢一さん 誘致から爆発まで福島原発事故を舞台化した(2019/08/17朝日新聞)
「原発で散々いい思いしたんだ。責任も大熊と双葉がとれ」2011年の福島第一原発事故を、その50年前の誘致までさかのぼって振り返る演劇を作・演出した。住民同士がいがみ合うセリフが飛び交い、農作物などの風評被害や差別も生々しく描かれる。・・・ 自らが抱いた問いを舞台で投げかける。首都圏に電気を供給する原発を何百キロも離れた福島が受け入れたのは。チェルノブイリ原発事故が起きても日本で原発の安全神話が崩れなかったのは――。

 計6時間の3部作の最終章を今月書き上げた。東京・池袋で28日まで上演し、大阪と福島を巡る。8年余りたった今こそ「福島の人も東京の人も震災を客観視して語り合い、教訓をシェアしたい」という。福島を多くの人の記憶に残すことが「僕の使命」と言い聞かせて。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14142140.html

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インドネシア首都、カリマンタンへ ジョコ大統領移転表明、24年に開始予定(2019/08/17朝日新聞)
インドネシアのジョコ大統領は16日、国会での年次教書演説で、首都をジャカルタからカリマンタン(ボルネオ島)へ移す方針を表明した。具体的な移転先は明らかにしなかったが、同島各地ではすでに、発展の起爆剤になるとの期待が高まっている。・・・ カリマンタンを選んだのは、同国の中心に位置し、国是「多様性の中の統一」にふさわしいからだ。ジョコ氏は「首都は国のアイデンティティーの象徴」とも演説で述べた。カリマンタンは人口が総人口の7%で、自然災害も少ない。・・・ 一帯の集落は人口8千人弱。大半が天然ゴムやアブラヤシの農家で、1日の世帯収入が平均10万ルピア(約740円)程度。移転話で、もともと1ヘクタールあたり1千万ルピア(約7万5千円)だった地価は、この3カ月間で4倍に上がった。スギアント州知事は「移転で200万〜300万人は移住するだろう」と期待する。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14142272.html

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(書評)『TRICK トリック 「朝鮮人虐殺」をなかったことにしたい人たち』 加藤直樹〈著〉(2019/08/17朝日新聞)
本書のサブタイトルに「なかったことにしたい人たち」とある。この存在が可視化されたのが、「あいちトリエンナーレ」の企画展『表現の不自由展・その後』の中止、という帰結ではなかったか。加害した過去を受け止めて平和を問う機会を、公権力が奪う。「平和の少女像」などの展示を「自国ヘイト作品」と位置付ける芸能人まで現れた。

表現の自由、女性の権利、それらを獲得するための長い歴史に、どこまでも無理解を貫く。でも彼らは、無理解を維持することで「なかったことにしたい」のだ。・・・当時の新聞からネットの書き込みまで、通説をすべて引っ張り出して検証する執着に圧倒されるが、放置すれば「諸説あってはいけないのですか?」「悪いことをした朝鮮人もいた」などの曖昧(あいまい)な言い分と共に、「なかった」が増幅する。

 前出の工藤による書を入念に読み解き、「認識の誤り」ではなく、意図的に仕向けられた「トリック」だと明かす。無知ではなく、詐術によって歴史の土台を崩そうとする声が重なる。強引に仕立てられた説に、公権力が興味津々に近づいていく。「なかったこと」にしてはいけない。その地点に何度も立ち返り、虚偽を残らず削り取ってみせた。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14142269.html

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(古典百名山:62)ウィトゲンシュタイン「哲学探究」 大澤真幸が読む(2019/08/17朝日新聞)
 本書で最も重要な命題は「規則は行為を決定できない。いかなる行為の仕方もその規則と一致させられるから」という逆説。・・・例えば誰かXが「38+43=6」と解答したとする。私たちは、Xは加法の規則がてんでわかっていないと思うだろう。だがもしXがこの解答が加法の規則に適(かな)っていると証明できたとしよう。

「6」のようなとんでもなく外れた解答でもパスするなら、どんな数でも加法の規則に従っていると見なすことができるはず。このとき、加法の規則は正しい行為(正解)を決定できない、ということになる。ウィトゲンシュタインの命題が含意しているのはこういうことである。だが、先の「もし」の部分がとうてい成り立ちそうもない。ところが成り立つのだ! 「6」でも加法の規則に合致していると見なすことができるということを、クリプキは論証してみせる。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14142297.html

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俳優ピーター・フォンダさん死去 米映画「イージー・ライダー」(2019/08/17東京新聞)
【ロサンゼルス共同】米映画「イージー・ライダー」などで知られるベテラン俳優、ピーター・フォンダさんが16日、肺がんによる呼吸不全のため米西部ロサンゼルスの自宅で死去した。79歳だった。米メディアが報じた。1940年、東部ニューヨークで生まれた。父は名優ヘンリー・フォンダさん、姉にジェーン・フォンダさんを持つ芸能一家。10代から舞台演劇に関わり、63年に映画デビュー。若者たちの放浪の旅を描いた映画「イージー・ライダー」(69年)を製作、脚本も手掛け、デニス・ホッパーさん、ジャック・ニコルソンさんと出演、低予算ながら大ヒットを記録した。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019081701001122.html

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天皇と靖国神社 不参拝の姿勢は重い(2019/08/17東京新聞)
 靖国神社が昨秋、当時の天皇陛下(現上皇さま)に「行幸(ぎょうこう)請願」をしたが断られていた。一九七八年のA級戦犯合祀(ごうし)が天皇の不参拝の契機だとされる。その姿勢はもはや明白で決定的ともいえる。・・・天皇参拝は七五年から途絶えている。背景にA級戦犯の合祀があるとの説が有力だ。七八年に宮司の故松平永芳(まつだいらながよし)氏が主導し、実現した。父は初代宮内府長官の慶民(よしたみ)氏だ。故富田朝彦(とみたともひこ)元宮内庁長官が記したメモが二〇〇六年に公になり、その因果関係が浮き上がった。

 昭和天皇が合祀に触れ「松平は平和に強い考(え)があったと思うのに、親の心子知らずと思っている」と漏らし「あれ以来参拝していない。それが私の心だ」と不快感を示したのだ。・・・ 憲法は政教分離や信教の自由などを定める。その厳格な保障のため、国家は特定の宗教と絶対的に結び付いてはいけない。天皇と国家神道との関係を再現するかのような目論見(もくろみ)は、いわば究極の時代錯誤でもある。・・・ 戦没者の慰霊には、現行の追悼式など無宗教の形式がふさわしい。令和の時代も、その意は継がれよう。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019081702000151.html

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トランプタワー前をオバマ街に? NY5番街、名称変更を申請(2019/08/17東京新聞)
【ニューヨーク共同】トランプ米大統領の住居があるニューヨーク中心部、マンハッタン5番街のトランプタワー前の通り名を、オバマ前大統領の功績をたたえて「バラク・オバマ大統領街」に変更しようとの呼び掛けに賛同の声が殺到している。敵視するオバマ氏の名前が自分の足元に到来する可能性にトランプ氏の怒りが爆発するのは必至とみられるが、16日現在で静観の構えだ。

 西部ロサンゼルスにオバマ氏の名前を冠した通りが誕生。カリフォルニア州の女性がニューヨークでもと考え、昨年12月にネット上で署名を呼び掛けた。署名集めは16日現在36万を突破した。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019081701001343.html

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自治体新電力の4割 大手安値攻勢に苦しむ(2019/08/17東京新聞)
 自治体が中心となってつくった新しい電力会社の約四割が、東京電力や関西電力などの大手電力の安値攻勢に苦しんでいることが、本紙が実施したアンケートで分かった。大手電力との関係悪化を恐れ、会社の設立を断念した自治体も。「自治体新電力」は再生可能エネルギーの普及や、エネルギーの地産地消による地域活性化の担い手として期待されている。大手電力からの攻勢が続けば、新たな潮流が停滞しかねない。・・・ 

諸富徹・京都大教授(環境経済学)は「大手電力が自治体新電力に対し、妨害的な行為をしているという話は最近になって聞くようになった。競争相手が増えている上、原発再稼働がなかなか進まず、収益力が落ちている大手電に余裕がなくなってきている表れといえる」と話した。・・・

<自治体新電力> 自治体が地元企業などと共同で出資してつくる電力会社。現在、全国に約40社。太陽光や小規模水力など地域内の再生可能エネルギーによる発電所や卸電力市場などから調達した電気を、役所や学校などの公共施設、企業、一般家庭などに販売する。国の「エネルギー基本計画」では、エネルギーを供給する多様な担い手のひとつとして期待されている。自治体の経営参加で信用が増すうえ、公共施設など一定の需要を確保できるため経営が安定しやすい。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019081790065928.html

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大ヒット映画「カメジロー」続編、沖縄で公開 上映1時間前から行列 (2019/08/17琉球新報)
 政治家・瀬長亀次郎の生涯と沖縄の戦後史を描いたドキュメンタリー映画「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯」(佐古忠彦監督)の上映が17日、那覇市の桜坂劇場で始まった。同作は2017年に公開され、大ヒットを記録した「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」(佐古監督)の続編。封切りの17日午前10時の上映1時間前には前作と同様に多くの観客が詰め掛け、劇場前では行列をつくった。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-973371.html

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<社説>香港の逃亡犯条例 「完全撤回」しか道はない(2019/08/17琉球新報)
 中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案を巡る大規模な抗議デモが香港で激しさを増している。一時は香港国際空港が機能停止に追い込まれた。香港政府は改正案を完全に撤回し、事態の収拾を図るべきだ。一党独裁の中国では、意に沿わない活動をする弁護士らを拘束するなど、国家権力による人権じゅうりんが後を絶たない。改正案が可決されると、中国に批判的な香港の活動家が本土に送られて、不当な扱いを受ける恐れがある。

香港の人々が反発するのも当然だ。・・・ 高度の自治を約束した「一国二制度」の香港で、中国が実力行使に踏み切るならば、国際社会の厳しい非難を招くのは間違いない。強く自制を求めたい。他方、デモ隊の一部が破壊行為に及ぶなど、過激化している。このままだと強硬手段を正当化する口実を当局側に与える。平和的な方法で世論に訴えるべきだろう。
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-973028.html

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不戦の誓い、令和も 戦没者追悼、「深い反省」を継ぐ戦後世代(2019/08/16朝日新聞)
 この日のおことばでは、上皇さまが戦後70年以降の式典で毎年繰り返した「深い反省」という文言を再び盛り込むなど、全体を大きく変更しなかった。象徴天皇を研究する河西秀哉・名古屋大学大学院准教授は「平成の天皇の思いを評価し、共有していることの表れ」とみる。

 一方で、陛下自身の考えや思いが垣間見える文言もあった。現在の日本の平和と繁栄が築かれた要因として、上皇さまは「国民のたゆみない努力」をあげていたが、陛下は「人々のたゆみない努力」と言い換えた。河西氏は「日本国籍を持つ人々だけでなく、あらゆる人々の努力を評価する思いを込めたのではないか」と語った。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14141052.html

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(声)森友捜査終結、真実明らかに(2019/08/16朝日新聞)パート 森田千穂(高知県 38)

 森友問題捜査終結の記事(10日)を読んだ。民主主義国家と一応されているこの国はどうなっていくのだろう。不安や不信感とともに、がっかりした。素人ながら、検察が政権に忖度(そんたく)したのではと思えてしまう。・・・信頼できるものの喪失・傷つきともいえる感覚が湧いてきた。公的機関の意思決定が、一部の人にしか分からない手順で行われているのはおかしい。

 閉じられた組織では「バレなければいい」が加速する可能性がある。国は説明義務を果たすべきで、国民も厳しく目を向けていく必要がある。国会は真実を明らかにしてほしい。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14140981.html?ref=pcviewpage

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(語る 人生の贈りもの)竹内まりや:3 ビートルズ!9歳の出会い(2019/08/16朝日新聞)
 うちは一番上の姉と一番下の妹が一回り離れていて、あらゆる世代のレコードが家にありました。私もいろんな音楽を浴びるように聴きました。ザ・ピーナッツや米国のポップスだけでなく、カンツォーネもいいな、フレンチポップスも面白いな、映画音楽も素晴らしいな……と聴いているうちに、音楽が一番の関心事になっていったんです。

 《1964年、映画「ビートルズがやって来るヤア!ヤア!ヤア!」が公開される。チョコレートのテレビCMに「ア・ハード・デイズ・ナイト」が使われた》

 9歳だった私は、CMで見たビートルズが忘れられなくて、言葉では言い表せないほどの衝撃を受けました。「これはいったい何?」という、カルチャーショックですよ。音もそうだけど、スーツを着た4人の若者の姿や歌詞、英語のすべてが衝撃でした。英語を話せるようになって英国に行きたいという夢も生まれたんです。でも、情報の乏しい田舎町で、そんな思いを分かち合える人もあまりいなかった。自分で調べたり聴いたりするのに一生懸命でした。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14140948.html

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平和の願い、孫へひ孫へ 終戦の日(2019/08/16朝日新聞)
 父は、フィリピン・ルソン島で爆弾を持って戦車に突っ込んだと、生き残った戦友に聞かされた。38歳だった。遺骨はなく、戦後届けられた骨つぼに入っていたのは、名前が書かれた紙切れだけだった。「戦争だけはやってはいけない」

 東京都江戸川区の足立テル子さん(83)は父の遺影を抱えて、靖国神社に参拝した。父はニューギニア島で戦死。やはり、遺骨は戻らなかった。戦後は母子家庭で貧しかったが、いまは孫に囲まれて暮らす。「お父さん、孫に恵まれ幸せです。私は孫たちに戦争を語り継いでいきます」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14141069.html

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戦争は愚か、伝えたい 終戦の日(2019/08/16朝日新聞)
 日本の戦没者だけで約310万人にのぼった先の大戦。降伏を伝える玉音放送が流れて、15日で74年を迎えた。洋上での戦闘、逃避行の末の栄養失調、侵略への加担。元兵士や遺族、戦争を知らない世代が、各地で犠牲者を悼み、戦争と平和に思いを巡らせた。・・・

開拓は侵略だった、家族も失った 旧満州
長野県軽井沢町では15日午後、真新しい石碑の前で市川渥夫さん(84)が手を合わせた。「満蒙開拓殉難者供養塔」。移民として旧満州に渡ったまま命を落とし、二度と祖国の地を踏めなかった約8万人を供養するため今年2月、元開拓団員らが建立した。・・・身を寄せた新京(現・吉林省長春市)の収容所は各地から逃げてきた日本人であふれていた。畳1畳に3人が横たわり、風呂もなく、頭にシラミがわいた。冬は零下20度をさらに下回る寒さで、食べ物は家畜用のコーリャン。発疹チフスと極度の栄養失調で開拓団のほぼ半数の370人あまりが犠牲となった。

市川さんも父と姉2人を失った。「とうとう逝ったかと思う程度。涙もかれて感情を失っていた」・・・ 戦後になってから、満州で自分たちが与えられた土地は、国が半ば強制的に中国人から買い上げた土地だったと知った。「結果として中国の人々の土地を奪っていた。知らないうちに侵略に加担していたことがずっと苦しかった」と
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14141088.html

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明朝体、もっとかわいく つくったフォント7万3千字(2019/08/16朝日新聞)
 商品のパッケージや広告などを制作するクリエーターたちにとって、文字を載せるとき、どんなフォント(書体)を使うかはこだわるポイントの一つだ。デジタルの表現分野でよく使われるソフト「イラストレーター」「フォトショップ」を提供している米アドビの日本法人で、フォントづくりを担当する。・・・フォントづくりは、実際に筆で書くことから始めることも。ひらがなは特にそうだ。意識するのは太さの強弱だ。線の書き出しは大きく太く、途中は力を抜いて細めにし、最後にまた力を入れて止めるイメージ。

同じ文字を10個ほど繰り返し書く。じっくり見くらべ、気に入ったものを選び、パソコンに取り込む。あとは画面のうえで、大きくしたり縮めたりしながら、細かな修正を加えていく。・・・ 文字のデザインとの出会いは、美術大のレタリングの授業だった。他の学生はそれほど楽しんでいるようにみえなかったが、自分はのめり込んだ。卒業制作も書体づくりにした。プライベートでも「文字の形」が、なかなか頭から離れない。小説を読んでいても、フォントが気になってしまい「だんだん内容が入ってこなくなるんです」と笑う。
https://digital.asahi.com/articles/
ASM7D3STMM7DULFA00D.html?iref=sp_tectop_feature5_list_n

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猫アレルギーにさようなら?=スイス社、ワクチン開発(2019/08/16時事ドットコム)
スイスの「ハイポペット」社の研究者がまとめた論文がこのほど、米医学誌「アレルギー・臨床免疫学誌」(電子版)に掲載された。猫アレルギーの主なアレルゲンは「Fel d 1」と呼ばれる猫が分泌するタンパク質とされる。論文によると、54匹の猫に開発中のワクチンを投与したところ、全ての猫でアレルゲンの働きが抑えられ、飼い主の症状軽減に効果が見られたという。猫は西洋諸国の約25%の家庭で飼われているが、人口の1割程度がアレルギー症状を抱えるとされる。研究者は「人間と猫の双方にとって有益だ。飼い主はより猫に寛容になり、猫は動物保護施設に送られずに家庭にとどまることができる」と指摘した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019081600133&g=int

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火星の代役にアイスランド、溶岩原で探査車試験 NASA(2019/08/16時事ドットコム)
 NASAが派遣した15人の科学者と技術者は先月、首都レイキャビクから100キロ離れた現地に入り、3週間にわたり試作車開発を行った。火星の「代役」には、黒玄武岩の砂、吹きさらしの砂丘、岩だらけの高台などの特徴を持つ、アイスランドで2番目に大きいラングヨークトル氷河のふもとに広がる溶岩原が選ばれた。この場所が選ばれたのは、砂や岩が氷河から近くの川まで運ばれるにつれて、化学組成や物理的性質がどのように変化するかを調査するためだ。
 火星は平均気温氷点下63度の荒涼とした極寒の砂漠になる前は、亜北極の島アイスランドと多くの共通した特徴を持っていたと、科学者らは考えている。カナダの宇宙技術企業ミッション・コントロール・スペース・サービシーズの宇宙教育部長を務めるアダム・デロリエ氏は「ここは、火星探査や探査車の操縦方法を学ぶのに非常に適した場所だ」と述べた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20190816038999a&g=afp

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F35離着陸 116・7デシベル 普天間第二小室内で86・4デシベル(2019/08/16琉球新報)
 【宜野湾】沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場に飛来している岩国基地(山口県)所属のステルス戦闘機F35Bが旧盆中日の14日も離着陸を繰り返した。県と市の騒音測定で午後1時18分、上大謝名公民館で最大116・7デシベルの騒音を発生させた。琉球大学の渡嘉敷健准教授(環境・音響工学)の騒音測定では、F35が飛来した11日、普天間第二小学校の室内で最大86・4デシベルの騒音が発生。渡嘉敷准教授は「騒音を防音できていない」と指摘した。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-972513.html

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陸自ヘリからファイル落下  那覇上空を飛行中  150グラムのA4ファイル(2019/08/16琉球新報)
 15日午後4時48分ごろ、那覇市の漫湖付近上空を飛行していた陸上自衛隊のUH60ヘリから、重さ150グラムのプラスチック製A4ファイルが落下した。陸自によると、けが人などの被害は確認されていないという。陸自によると、落下させた場所は那覇空港北東約4・3キロの漫湖付近上空。UH60ヘリは陸自木更津駐屯地(千葉県)を本拠地とする第1ヘリコプター団所属で、通常の飛行訓練で那覇基地に戻る途中だった。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-972786.html

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ロシア機長「任務果たしただけ」 トウモロコシ畑に緊急着陸(2019/08/16琉球新報)
【モスクワ共同】ロシアの首都モスクワ郊外の空港を離陸したウラル航空の旅客機(乗客乗員233人)がトウモロコシ畑に緊急着陸した事故で、ユスポフ機長(41)が15日、地元メディアの取材に応じた。非常事態で全員が一命を取り留め、国内外のメディアなどが「英雄」と称賛していることについて「乗客らを救う任務を果たしただけで英雄などと感じていない」と淡々と語った。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-972702.html

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スペインで少女像展示計画 愛知中止受け実業家購入(2019/08/16琉球新報)
【パリ共同】中止に追い込まれた愛知県の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」で展示された元従軍慰安婦を象徴する少女像をスペインの実業家が購入したことが14日までに分かった。北東部バルセロナに自ら開く計画の美術館に展示する予定。スペイン通信などが伝えた。

 購入したのはジャーナリスト出身で映像関連企業を共同経営するタチョ・ベネット氏。世界各地で政治や倫理などさまざまな理由で展示できなくなった芸術作品を収集しており、愛知の企画展中止の話を聞き、制作した韓国人彫刻家に直ちに連絡して購入したという。価格は明らかにしていない。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-971983.html

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<つなぐ 戦後74年>天皇陛下 先の大戦「深い反省」 戦没者追悼式(2019/08/16東京新聞)
 陛下は皇后さまと参列し、「過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に心から追悼の意を表し、世界の平和とわが国の一層の発展を祈ります」と述べた。戦争体験者や戦没者遺族の苦しみに深い理解と共感を示し、先の大戦について「深い反省」と述べてきた上皇さまの表現を、ほぼ引き継がれた。・・・追悼式で献花補助者を務めた前橋市の高校三年、浜田有咲(ありさ)さん(17)は取材に「上の人が決めて、国民もついていかなければならないのが戦争。民主主義とかの根幹が揺らぎ、人が傷つく。絶対にしてほしくない」と話した。曽祖父を二人、戦争で亡くしており、不戦の誓いを強く抱いている。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019081690065742.html

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終戦の日の言葉から 令和も不戦受け継いで(2019/08/16東京新聞)
 過去に起きた戦争だが、そこから教訓を学び取り、次世代に引き継いでいかねば、再び同じ過ちを繰り返しかねない。戦争の犠牲者は日中戦争後に戦死した軍人・軍属二百三十万人と米軍による空襲や広島、長崎への原爆投下、沖縄戦で亡くなった民間人の合わせて約三百十万人に上る。しかし、これは日本人だけの数にすぎない。日本が侵略した近隣諸国や交戦国の犠牲者を加えれば、その数は膨れ上がる。

 「戦没者を追悼し平和を祈念する日」とされる終戦の日に、戦没者を悼むと同時に、過去の戦争を反省し、戦禍を二度と繰り返さない「不戦の誓い」を世界に発信しなければ、本当に平和を祈念したことにならないのではないか。・・・加害・反省語らぬ首相

 不戦の誓いを、令和の時代も引き継ぐことを述べてはいるが、首相の式辞から抜け落ちているものがある。それはアジア諸国の人々に対する加害と反省だ。・・・戦争や戦後の苦しい時期を経験した世代は徐々に少なくなり、戦争を知らない戦後生まれが八割を占めるようになった。時の流れで仕方がないとしても、記憶や経験の風化が、不戦の誓いまで形骸化させてはならない。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/
column/editorial/CK2019081602000160.html

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(アフリカはいま TICAD7)借金増、中国依存に危機感 4億ドル、新空港の建設中止(2019/08/15朝日新聞)
 アフリカを経済的に席巻する中国。膨大な対中債務で苦境にあえぐ国が相次いでいる。第7回アフリカ開発会議(TICAD7)が28日から始まる。この債務問題は日本の支援を協議する上でも避けられない。・・・ シエラレオネは02年まで10年以上にわたり内戦が続き、インフラ整備が遅れている。自力で開発を進めることが困難な中、中国が進出した。近年、多くの道路や橋などが中国資本によって建設された。米研究機関によると、この10年間で、2億ドル(約210億円)以上の債務を中国から抱えたという。

重要な収入源である、ダイヤモンドや鉄といった天然資源開発にも中国企業の進出が目立つ。 専門家は安易に中国からの借金を重ねることに危機感を募らせる。「短期的にはインフラが整い、中国資本は魅力的だ。ただ、それこそが『債務のわな』だ」とシエラレオネ大のイジキエル・ラコ准教授は警鐘を鳴らす。「長期的な視野を持って戦略を立てなければ、いずれ中国にすべてを支配されるだろう」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14139748.html?_
requesturl=articles%2FDA3S14139748.html&rm=150

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終戦の日も空襲があった 「神風日本」信じた少年の記憶(2019/08/15朝日新聞)
74年前の8月14日深夜から15日未明、群馬県の伊勢崎周辺は米軍機による空襲を受けた。埼玉・熊谷や秋田・土崎と並び、最後の本土空襲と呼ばれる戦災。40人が犠牲になった。その夏の日の光景を、少年は日記に残し、記憶に焼き付けた。15日は終戦の日。・・・終戦を知ったのは、疎開先へ戻ってまもなくだった。近くに住むおばが、借りていたシャベルを返しに来た。「防空壕(ごう)を掘ろうと思ったけど、もう必要なくなったから。日本は負けたそうだ」。おばは自嘲気味に言った。

 何を言っているのか、最初はわからなかった。「誰がそんなことを言った? 敵の謀略放送じゃないのか」と詰め寄った。「ラジオで聞いた」と断言されても信じられなかった。

 「『神国日本はどんな国難に遭遇しても、神風が吹き必ず勝つ』と学校で教わっていたし、当時の私は本気でそう信じていた」。夕方、帰宅した県庁職員のおじから、玉音放送の内容を聞かされた。少年の森村さんは、敗戦が事実だと受け入れざるを得なかった。その場にいたきょうだいや親戚は、声を上げて泣き出した。戦後、自分がいかに軍国教育に染まっていたかを思い知ったという。・・・ 現在86歳。戦争を体験した人が少なくなっていることに加え、危惧していることがある。「最近、『国を守る』という言葉を聞く機会が増えた気がしている。軍備を増強することが国を守るということなのか。私はそうではないと思う」
https://digital.asahi.com/articles/
ASM8F6JB9M8FUHNB01H.html?iref=com_alist_8_01

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(アフリカはいま TICAD7)アフリカ、ありのままを見て欲しい MISIAさんに聞く(2019/08/15朝日新聞)
 第7回アフリカ開発会議(TICAD)が28日、横浜市で始まる。TICAD名誉大使で歌手のMISIAさんに、アフリカと日本について聞いた。・・・ ケニアには40以上の民族がいて、ザンビアには70以上の民族がいる。アフリカの国々って、一つの国にたくさんの民族の方が暮らしている場所が多いんですよね。言葉も違う。だから、音楽は一つの共有語なんです。・・・ ――アフリカの人々が本当に日本に求めていることは何だと思いますか。

 ありのままを見てほしいと思っている方は多いと思います。その国を知るというのは、悲しみだけではなく、素晴らしいところも同時に知ってこそじゃないですか。ぜひ一度、既成概念をとっぱらってありのままを見ていただきたいです。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14139764.html

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絶対消えぬ「なぜ?」くれた トニ・モリスンさんを悼む 作家・西加奈子(2019/08/15朝日新聞)
一読して「悲しい物語が始まる」と分かった。なぜ語り手は「秘密にして」いなければならなかったのか。なぜ、毎年咲いていたであろうマリゴールドが「ぜんぜん咲かなかった」のか。この一文にすでに、様々な「なぜ?」が内包されていた。知らない言葉は一つもなかった。でも、これほどに美しくて、強い文章に初めて出会った。それが印刷された、ただの黒い文字であることに驚いた。こんなに鮮やかで、こんなに聞こえて、こんなに臭うのに、これが小説だなんて。私は熱に浮かされたように彼女の作品を読み続けた。線を引き、自分で紙に書いて、壁に貼った。壁は彼女の言葉でいっぱいになった。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14139638.html

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戦死の父、223通の愛 「マコチャン ヨイコニナッテ」 戦地ビルマから(2019/08/15朝日新聞)
223通のはがきがある。戦地のビルマ(現ミャンマー)から、稲田真紀子さん(79)=千葉県流山市=の父が送ったものだ。小さな文字で繰り返し妻子を案じる言葉がつづられている。75年以上が経って茶色く変色した軍事郵便に、真紀子さんは、戦死した父の面影を探す。《マコチャン ゲンキデスカ。ボウヤ チャント ナカヨクシテイマスカ。ゴハンヲタクサンタベテ ツヨイツヨイヨイコニナッテクダサイ》(1943年6月25日付)

 幼い真紀子さんが読めるようにとカタカナで書かれている。真紀子さんと弟の征治さんあてのはがきは66通、母や近所にあてたものと合わせると父がつづったのは計223通になる。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14139733.html

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フィリピンで慰安婦問題の集会 「表現の不自由展」言及(2019/08/15朝日新聞)
 集会を呼びかけた支援団体「リラ・ピリピーナ(フィリピンおばあさん同盟)」には、1990年代に元慰安婦とされる女性が170人ほど参加していたが、今は高齢化で約20人に減った。その一人として参加したエステリータ・ディーさん(89)は、「若い人に同じようなつらい思いをさせたくない」と訴えた。

 同団体は声明で、日本に償いを求めるとともに、あいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」が中止に追い込まれたことに触れ、「安倍晋三政権下で日本人の基本的自由が脅かされるだけでなく、正義を求めるアジア諸国の人々への監視と圧力が増すことを懸念する」と訴えた。
https://digital.asahi.com/articles/ASM8G5DS8M8GUHBI02F.html

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自然エネルギーだけの小屋、移動展示で注目(2019/08/15朝日新聞)
 送電線につながないオフグリッド(独立電源)の小屋づくりを提唱している市民グループが、「動く家」をつくった。太陽光発電や蓄電池、エアコンを備え、自然エネルギーだけで過ごせる。自動車で引っ張って移動できるトレーラーハウスだ。

 玄関に「えねこや=エネルギーの小屋」という看板を掲げるオフグリッドの動く家。広さ約9平方メートル、サッシや断熱材は国産材で、木材の多くは東京・多摩の杉材を使った。屋根に約1キロワットの太陽光パネルを載せ、雨の日や夜間は約5キロワット時の鉛蓄電池にたまった電気を使う。流しもあり、暑い日にはエアコン、冬はペレットストーブが使える。・・・般社団法人「えねこや」。原発事故をきっかけに、自然エネルギーだけで過ごせる小屋を広めようと集まった人たちだ。

 建設費約350万円の一部は、インターネットによるクラウドファンディングで支援を受けた。1カ月半で131人から126万円が集まったという。シャシー(車台)に積んだ小屋の建設にも大勢が支援した。
https://digital.asahi.com/articles/ASM874FP6M87ULZU004.html

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自然エネルギーへ

今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。


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