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(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)

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2019/08/12sankaku08/15

終戦の日に考える 憲法の下 令和は流れる(2019/08/15東京新聞)
 令和元年の終戦の日です。先人たちが汲(く)み上げた「平和憲法」の清流を源に、時代の新しい流れがまた巡ります。私たちの不戦の意志を推力にして。昭和二十年八月十五日。東京都心の社交クラブで玉音放送を聞いた帰り道。その紳士は、電車内で男性の乗客が敗戦の無惨(むざん)をあげつらう怒声にじっと聞き入ります。

 「一体(俺たちは)何のために戦ってきたんだ」

 映画の一シーンです。実在の紳士は幣原喜重郎(しではらきじゅうろう)。当時七十二歳。この二カ月後、首相となって日本国憲法の成り立ちに深くかかわっていきます。・・・ 平成から令和へと時代が移ろう時にこそ、流れを遡(さかのぼ)り、確かめておきたいことがあるからです。昭和の先人たちから受け継ぐ不戦の誓い、すなわち平和憲法の源流はどうであったか、と。その映画づくりが大詰めと聞いて、幣原生誕の地、大阪府門真市を訪ねました。三年後に迎える生誕百五十年の記念事業で、人類平和にかけた生涯を綴(つづ)る手作り映画です。題名は「しではら」。

 「地元でもあまり知られていなかった元首相の、高潔な理想を後世に伝えるため、まずは名前の読み方から知ってもらおうと。多くの人に平和を考えるきっかけを届けたい」。・・・ 幣原の「戦争放棄」は、後世の人類を救うための「世界的任務」でもありました。源にあったのは高潔なる平和の理想です。七十四年が過ぎました。いま令和の時代を受け継ぐ私たちが、いまもこの源から享受する不断の恵みがあります。滔々(とうとう)たる平和憲法の清流です。幣原の深い人類愛にも根差した不戦の意志を、令和から次へとつなぐ流れです。流れる先を幾多の先人が、世界が、後世の人類が見つめます。止めてはいけない流れです。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/
column/editorial/CK2019081502000165.html

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米中対立 新たな火種に 香港デモ長期化(2019/08/15東京新聞)

【北京=坪井千隼】香港から犯罪容疑者の中国移送を可能とする「逃亡犯条例」改正案に反対する香港デモに対し、中国側が実力行使を含めた本格介入をちらつかせ、威嚇姿勢を強めている。中国政府は香港に隣接する広東省深センに武装警察を配置した。これに対しトランプ米大統領は十三日、ツイッターで中国の動きに言及し、流血事態につながりかねない中国の直接介入をけん制。香港問題が貿易摩擦を抱える米中関係の新たな火種となった形だ。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/
list/201908/CK2019081502000157.html

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アイヌ差別 悲劇に重ね シェークスピア「旺征露(オセロ)」 ロンドンで上演(2019/08/15東京新聞)

 シェークスピアの悲劇「オセロ」の主人公を世界で初めてアイヌ民族として描いた演劇「アイヌオセロ 旺征露(オセロ)」が八月上旬、ロンドンで上演された。四百年前に書かれた黒人と白人の人種差別をアイヌと和人に投影し、古今東西に共通する人間の愚を表現した本作。ロンドンの劇場側は「欧州連合(EU)離脱で分断する英国でこそ見てほしい」と招待した。 ・・・舞台上部の英語字幕で鑑賞した地元の学生アンドレ・バロッカさん(25)は「初めてアイヌを知った。西洋の植民地支配のように、日本でも差別があったのか」と感慨深げに語った。・・・ バーマさんは「英国は今、かつてないほど分断している」と嘆く。「昨日もインド系の同僚が、路上で六歳ぐらいの子供から『国へ帰れ』とののしられた。EU離脱の混乱以降、人々の心はどんどん狭量になり、事態は悪化している」

 そんな状況下だからこそ、演劇の力に期待する。「二時間の鑑賞が異世界へいざなってくれる。役者がつむいだ異文化の物語を受け取った時、観客の心のありようは変化する。異なる世界へ心を開けば、多様性への理解につながるはずだ」・・・

<オセロ> 英国出身の劇作家ウィリアム・シェークスピアの四大悲劇の一つ。1604年に書かれ、同年11月、国王ジェームズ1世を迎えたロンドン・ホワイトホール宮殿での上演が最古の記録。物語はイタリア・ベネチアで北アフリカ出身の武将オセロが白人の妻をもらうが、部下から聞かされた妻の不貞という虚偽の情報を信じ妻を殺害。妻の無実を知ると自らも命を絶つ。人種差別がもたらす憎悪、不信感、劣等感を描いている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article
/world/list/201908/CK2019081402000278.html

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れいわ旋風が吹いた沖縄 山本太郎代表が語る辺野古問題と次期衆院選の戦略(2019/08/15琉球新報)

 ―沖縄の現状をどうみてきたか。
 「今の日本を知るのに一番分かりやすい形で存在している場所ではないか。米軍基地が集中し、それに対し沖縄県としての民意が示されても権力で踏みにじられる。沖縄以外に住む方々には、これが自分たちに向けられている乱暴狼(ろう)藉(ぜき)だという共通認識がなかなか持てない状況がある」・・・ 

―今後、辺野古の問題にはどう取り組むか。
 「そもそもなぜ辺野古なのか、本当に海兵隊のための基地は必要なのかという重要な大前提が共有されないまま、ふわっとした日本の安全保障に絡め取られ、致し方なしと議論がスルーされている部分がある。自分事として捉えられない人が多く、一番手の問題として旗を振ることは難しい。私たちが政権を取って新基地建設は当然中止であろうと交渉することを、日米同盟や日本の自主独立の問題まで考え、保守層を含め納得のいく進め方を提示する必要がある」
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-971942.html

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<社説>米軍機事故の対応策 危機管理は政府の責務だ(2019/08/14琉球新報)
県内消防で米軍機事故への対応がいまだ整っていないことが本紙の調査で判明した。県内全18消防局・本部のうち7本部に放射線災害に対応できる防護服がない。うち1本部には放射線測定機器すら備えられていない。消防などの装備品が改めて重視されるようになったのは、2004年8月に発生した米軍ヘリ沖国大墜落事故である。事故の際、ヘリに搭載されていたのが放射性物質ストロンチウム90だった。墜落現場に飛散したとされる。機体や土壌など全てを米軍が持ち去ったため、県側は調査できなかった。実態は不明だが、本紙が情報公開請求で得た内部資料によれば「気化」したことが判明している。
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-971372.html

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印パ 対立激化 カシミール巡り 軍事衝突懸念も(2019/08/14東京新聞)
インド政府がジャム・カシミール州の自治権剥奪に踏み切ったことで、同州が含まれるカシミール地方の帰属を巡り対立するパキスタンと軍事衝突の再燃が懸念されるなど緊張が一層高まっている。両国が相次いで独立記念日を迎える十四、十五日に合わせたテロ情報も一部で流れる。両国政府は軍や治安部隊に最高レベルの警戒を指示。非難の応酬が続き、事態収拾の糸口は見えない。 
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201908/CK2019081402000130.html

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<米国民として 日系人と戦争>(3)抵抗 強制収容 分断生んだ(2019/08/14東京新聞)
 一九四三年二月、米政府はそれまで禁止してきた日系二世の軍隊への志願と徴兵を復活、強制収容所内で二世の多くが米国民としての忠誠を誓おうと、欧州前線に向かった。米政府は入隊の前提として「忠誠登録」という踏み絵を迫った。その中の二つの質問が日系人社会の亀裂を生んだ。「あなたは命令を受ければ、どんなところでも米国軍隊の戦闘任務に就くか」「あなたは米国に無条件の忠誠を誓い、天皇またはいかなる外国政府などへの忠誠や服従を否認するか」多くの二世が両方とも「YES」と答えた。一方、強制収容によって市民の権利を奪うのは違憲であり、家族が収容されているのに国のために戦えというのはおかしい、と「NO」を突きつける二世もいた。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201908/CK2019081402000132.html

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オスプレイ 住宅地へ銃口 昨夏から頻発 住民不安(2019/08/14東京新聞)
米軍横田基地(東京都福生市など)に配備されている垂直離着陸輸送機CV22オスプレイが、離陸時や周辺の住宅地上空を飛行中、機体後部のデッキを開け、機関銃の銃口を下に向けているケースが頻繁に起きている。地元の市民団体が確認した。米軍側は弾薬を装備しておらず安全に問題はないと強調するが、基地周辺は住宅密集地で、住民からは不安の声が上がる。 ・・・ 市民団体「横田基地の撤去を求める西多摩の会」代表の高橋美枝子さん(77)=羽村市=は「住宅地に銃口を向けて、どこに狙いを定めているのか。とんでもないことが行われているのではないか」と憤る。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019081490070612.html?ref=rank

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熱中症で1万2751人搬送 死者、20道府県で23人(2019/08/14東京新聞)
 総務省消防庁は14日、熱中症のため8月5〜11日の1週間に全国で1万2751人が救急搬送されたとの速報値を発表した。前週(7月29〜8月4日)の1万8347人からは減少したが、2週連続で1万人を超えた。搬送者のうち、20道府県で23人が死亡した。

 3週間以上の入院が必要な重症は400人、短期入院が必要な中等症は4554人だった。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019081401001193.html

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「森友」捜査終結 幕引きも忖度なのか(2019/08/14東京新聞)
「森友学園」への国有地売却や財務省の文書改ざんをめぐる大阪地検の捜査は再び「不起訴」で幕引きになった。市民の検察審査会が「言語道断」と指弾した問題だ。国会での追及は続けるべきだ。市民十一人でつくる大阪第一検察審査会が佐川宣寿(のぶひさ)元財務省理財局長ら十人を「不起訴不当」と議決したのは今年三月だ。それを受けての大阪地検の再捜査だったが、結論はやはり「不起訴」だ。

 「起訴するに足りる証拠を収集できなかった」と説明したが、納得はできない。検察もまた政権に忖度(そんたく)か、政治判断かと、国民の間で疑念が広がろう。・・・ とくに国有地で開校予定だった小学校の名誉校長に安倍昭恵首相夫人が一時、就任していた。財務省近畿財務局などで作成された文書では十四件の改ざんが行われ、昭恵夫人の名前や「特例的な内容」などの文言が削除された。交渉記録の廃棄まで行われた。

 極めて悪質な事案だったといえる。検審は「文書を改ざんする行為は一般市民感覚からすると、いかなる理由があっても許されない」と厳しく批判した。当然の不信であり、怒りの言葉だった。・・・行政の公平性がゆがめられたのか、国会でウソの答弁がまかり通ったのか、忖度が行政をむしばんでいるのか…疑念は民主主義社会の根幹をも揺るがしている。

 真相解明が果たされぬままでは、国民の「知る権利」も毀損(きそん)される。幕引きは許されない。国会が頬かぶりしたら、行政ばかりか政治への信頼も失われてしまう。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/
CK2019081402000154.html?ref=rank

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<つなぐ 戦後74年>性接待 満州で1度死んだ 女性、遺族ら 歴史伝える決意(2019/08/14東京新聞)
敗戦直後の旧満州(中国東北部)で、岐阜県の黒川村(現白川町)周辺から渡った黒川開拓団の女性が、団幹部の指示でソ連兵に性的な「接待」をさせられた。今月一日には地元から遺族会が中国の同団跡地へ墓参。中傷や差別を恐れ、口を閉ざしてきた女性や遺族らは近年「悲劇を語り継がねば」と、行動を続けている。・・・ 当時二十歳だった佐藤ハルエさん(94)=岐阜県郡上市=が、自身の体験を公に語り始めたのは二〇一三年。長野県阿智村にできた満蒙(まんもう)開拓平和記念館で講演した。接待をさせられた女性十五人のうち四人が性病などで現地で亡くなっている。今、存命者の中で、佐藤さんだけが実名で取材などに応じる。「満州で一度死んだ。どう思われたっていい」と前を向く。・・・ 「罪深い歴史を後世に伝える責任を感じていた」と昨年十一月、会により性被害の実態を詳細に記した「乙女の碑文」を建てた。十五人もの関係者から意見を聞き、四千文字を費やして何があったのかを明らかにした。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/
national/list/201908/CK2019081402000138.html

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(#ひきこもりのリアル 扉の向こうで:上)自室に30年、発作と焦燥 52歳、相談先なかった(2019/08/14朝日新聞)
 始まりは、20代前半だった。日本中がバブル景気に沸いていた1980年代の終盤。外出先で突然、吐き気に襲われた。その後も人混みに入ると、しびれるような刺激が走るように。苦しむ姿が不審に思われているような気もして、外に出られなくなった。当時は病院に行かなかったが、振り返ると、パニック障害や対人恐怖症に特徴的な症状だったと思っている。男性には、いじめられた経験がある。幼稚園で仲間外れにされ、遊戯会のダンスは職員と踊った。小学校では靴を隠され、給食は一人、教室の隅で食べた。中学校では殴られ、蹴られ、金をせびられた。なぜ標的にされたのか。思い当たる節はない。高校を出て就職した首都圏のスーパーでも同僚に無視された。3年で退職し、地元へ。発作が起こり始めたのは、その翌年からだ。

 20代でひきこもり状態になり、6畳間でラジオを聴いたり、ベッドで寝そべったり、新聞を読んだり。約30年も続くとは考えもしなかった。 昭和の初めに生まれた両親と、3歳上の姉との4人暮らし。土木建設関連の会社を営んでいた父には「怠けるな。働け」と毎晩のように怒られた。「人が怖い。体調が悪い」と訴えても聞き入れてもらえなかったという。当時は「ひきこもり」が今ほど理解されていなかった。穏やかな性格の母は、男性を責めなかった。だが、男性は一緒に食事をする時も、無言で食べ終わるとすぐに自室へ。「タダメシの罪悪感」があった。
https://digital.asahi.com/articles/
DA3S14138468.html?_requesturl=articles%2FDA3S14138468.html&rm=150

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福島第一汚染水、情報公開要請へ 韓国外交省が方針(2019/08/14朝日新聞)
韓国外交省の報道官は13日、定例記者会見で、東京電力福島第一原発でたまり続ける汚染水について、「韓国国民の健康や安全を最優先として、汚染水の管理状況や処理計画について、日本に情報公開などを積極的に要請していく」とする方針を発表した。文在寅(ムンジェイン)大統領の与党「共に民主党」などは、日本政府の対韓輸出規制への対抗策として、汚染水処理の方法を問題視するよう求めていた。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14138429.html

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(社説)ハンセン病と差別 理解と克服への道を探る(2019/08/14朝日新聞)
ハンセン病の元患者を隔離した国策をめぐり、政府はその家族も差別と偏見にさらされてきたことを認め、補償と名誉の回復に取り組むことになった。隔離政策の開始から110年余。2001年に過ちを認め、元患者への補償に乗り出してからも18年が過ぎた。なぜこんなにも長い年月を要したのか。愚かな政策の転換と償いが遅れた国を責めるだけでは、十分な解はみつかるまい。それを受け入れてきた社会のありようも問われている。・・・ 一周7キロ、高松市沖の大島は、療養所がある「隔離の島」として知られる。いまは3年に1度の現代アートの祭典、瀬戸内国際芸術祭のまっただ中だ。

 かつて元患者がつかっていた家屋に、11の作品が点在する。

 「Nさんの人生・大島七十年」は、絵本作家の田島征三さんの作。16歳での離郷、療養所で重症者の看護を命じられた強制労働、同じ病の女性との結婚と妊娠、中絶……。廊下を進むと、部屋ごとにNさんの苦難の歩みが絵巻物風に示される。・・・「人間を棄(す)ててきた島に価値はない。誰も来ない」。そんな声が強かったが、療養所自治会の森和男さんは「何があったか知ってもらうためにも、できるだけ多くの人に来てほしい」と考え、島の「開放」を進めた。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14138348.html

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(声)日本の空にオスプレイは不要(2019/08/14朝日新聞)地方公務員 錦織弥生(千葉県 42)

 陸上自衛隊のオスプレイを陸自木更津駐屯地(千葉県)に暫定配備する防衛省の方針について、3日、市内で開かれた市民説明会に参加しました。三つの不安を感じました。一つ目は運用のあいまいさです。配備期間は「暫定」とされ、明示されませんでした。・・・二つ目は配備の理由です。担当者は安全保障環境の厳しさを挙げていました。国民の命を守るためというのはわかりますが、事が起これば真っ先に攻撃されるのは敵の基地です。そうなったら市民全員を守れるのでしょうか。

 三つ目は市民の分断です。既に賛成派、反対派の間に見えない溝を感じました。このままなし崩し的に受け入れることになれば、オスプレイさえなければ生まれなかった対立を生みます。だからといって「恒久配備予定地である佐賀空港へ」とは言えません。佐賀の方々にも同じように苦しい思いがあるはずです。様々な状況を考えるに、今、日本の空にオスプレイは要りません。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14138352.html

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戦争孤児、きょうだいへの思い 生きのびた兄「一緒に暮らそう」(2019/08/14朝日新聞)
「もし兄がいなかったら、私の人生はどうなっていたか。『浮浪児』になっていたかもしれません」。永田郁子さん(84)=埼玉県=は、20年以上前に亡くなった兄について、そう語った。現在の東京都江東区で工場を営んでいた父母、姉3人と兄、永田さんの7人家族だった。1945年3月の東京大空襲。当時9歳で国民学校3年生だった永田さんは、新潟県に学童疎開していたが、両親と姉3人の命が奪われた。生きのびたのは当時16歳の兄1人だった。 

親を失った永田さんは、戦後も半年以上、疎開先に残った。5年生になるとき、東海地方の母の実家に引き取られたが、極度の食料不足のなか針のむしろにいるような毎日。家の物が紛失すれば犯人扱いされた。耐えきれず兄に手紙を書いた。北陸地方の旧制専門学校に進み、下宿生活をしていた兄は、すぐ永田さんを迎えに来てくれた。6畳一間の下宿での兄妹2人の生活。両親が実家に預けていた着物などを売って日々をしのいだ。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14138369.html

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(患者を生きる:3858)眠る 読者編:2 見えない耳鳴りのつらさ(2019/08/14朝日新聞)

 メニエール病で、耳鳴りの症状に苦しんでいます。ものすごく音が響いて、つらいです。ブリキのバケツを頭からかぶり、そのバケツを棒でたたかれているような感じです。水の音、新聞紙をめくる音。外出すれば車や電車の音、買い物に出かけたスーパーでの放送……。どれも耐えがたく、耳栓をし、イヤーマフラーを耳にあてて保護し、耐え忍んでいます。こういうつらさを医師に訴えても、「気にしすぎないで」といわれるばかりです。この病気は外から見えません。これまでかかった医師のなかには「生死にかかわる病気じゃないから」と平気で言ったり、「これぐらいで」と言ったりする人もいて、ひどく傷つきました。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14138361.html

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企画展中止、学者が批判声明(2019/08/14朝日新聞)
 企画展「表現の不自由展・その後」の中止について、全国の憲法学者91人が共同声明をまとめた。慰安婦を表現した少女像などの展示に反発し、中止を求めた河村たかし名古屋市長らの言動を「表現の自由の重要性について全く理解を欠いたもの」と批判。声明は11日付で「表現の自由は、様々な考えの人の存在を前提としている民主主義社会にとって不可欠」と指摘。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14138345.html

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(モノ語る 1945―2019)対馬丸に乗せていなければ 姉2人の死、父と母は沈黙(2019/08/14朝日新聞)
母・ツル子さんは、明治44年生まれ。笑顔の写真を見た記憶がない。父・宏栄(こうえい)さんは沖縄県庁に勤め、冗談をよく言う人だった。その父でさえ死んだ姉たちのことは話題にしなかった。 

母33歳、父35歳。1944年の夏に事件は起きた。

 サイパンが米軍に占拠され、次は沖縄が戦場になるとみた政府は、沖縄から本土への疎開を閣議決定した。外間さんの両親は長女の美津子さん(当時10)、次女の悦子さん(当時8)を九州をめざす「対馬丸」に乗せることを決めた。外間さんは幼く、疎開学童には含まれなかった。

 8月21日、対馬丸は約1800人を乗せて出港。翌22日夜、魚雷攻撃を受けて炎上し、鹿児島・悪石島沖に沈んだ。氏名がわかっているだけで死者1484人(2018年8月現在)。うち、784人が疎開学童だった。その中に、外間さんの2人の姉もいた。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14138440.html

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インパール作戦「日本兵かわいそう」地元が語り継ぐ歴史(2019/08/13朝日新聞)
インド北東部インパール郊外。目印もない道ばたで、地元出身のガイド、ヤイパバ・カンジャムさん(32)が説明を始めた。インパールでは第2次大戦中の1944年、英領ビルマ(現ミャンマー)を占領した日本軍と、インドを植民地にしていた英国軍との間で、激しい戦闘が起きた。連合国軍の補給ルート分断を狙った、日本軍の「インパール作戦」として知られ、日本側は食料や武器弾薬の不備などで3万人超の死者を出した。・・・「地元はずっと軽視され、孤立してきた。同じように忘れられてきた戦争の記憶も残さないと、忘れ去られてしまう。これは私たちの歴史だから」

 ガイド業とは別に文献を読み、地元のお年寄りたちへの戦時体験の聞き取り調査を進めた。「日本兵から悪いことはされなかった」「日本兵の暴力は恐ろしかった」――。お年寄りにはそれぞれの体験があった。
https://digital.asahi.com/articles/ASM7V16CVM7TUHBI04L.html?_requesturl=
articles%2FASM7V16CVM7TUHBI04L.html&rm=811

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国内外の戦争の跡地を訪ねて感じたこと(2019/08/13朝日新聞)

科学技術研究者は戦跡を訪ね、歴史をゆっくり考える余裕を持ってほしい
 「戦争は人の心の中で生まれるものあるので、人の心の中に平和の砦を作らなければならない」。これはよく知られたユネスコ憲章の冒頭の句である。私は戦後の生まれだ。だから、戦争を実体験した人たちが持つ平和への強い願いを若いころは十分に共有できなかったように思う。しかし、戦争を考えさせる場所を世界各地に訪ねる経験を重ねることによって、自分が変わってきたと実感している。先日、北方四島ビザなし交流の訪問団の一員として同行した官僚出身の国会議員が「戦争でこの島を取り戻すのに賛成ですか、反対ですか」などと大声で参加者に聞いた件には心底驚いた。本人の資質はもちろん問題だが、日本の中で、戦争、平和について日常の中で議論する機会がないことにも一因があるのではないだろうか。この点に私は強い危機感を持つ。
https://webronza.asahi.com/science/articles/
2019080700003.html?iref=com_rnavi_chumo_n

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人口5万の島国に中国の影 夢の開発計画、内政揺るがす(2019/08/13朝日新聞)
 太平洋の島国マーシャル諸島。米国の核実験による負の遺産を抱えてきた人口5万人の小国で、夢のような大型プロジェクトが持ち上がった。背後に中国の影がちらつく計画に、米国と台湾の思惑が交錯する。・・・ すると推進派議員らは11月、大統領不信任案を提出した。ハイネ氏は「外国勢力が我が国の環礁を手にしようとしている」と、中国が背後にいることを示唆して反論した。

投票結果は16対16の賛否同数。ハイネ氏は辛うじて政権の危機を脱し、計画も食い止めた。だが今年11月に総選挙が予定され、結果次第で開発計画が進む可能性は残る。マタヨシ市長は「私の祖父母も長兄もおばも(水爆実験の)ヒバクシャだ。広島も長崎も観光地となり、発展した。同じ希望を持つべきだ」と話す。
https://digital.asahi.com/articles/ASM8135D0M81UHBI015.html

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「大学にヘリが落ちた」煙、悪臭の方向に急ぐ 現場は米軍が封鎖、県警を排除 15年前に沖縄で起きたこと(2019/08/13琉球新報)
 米軍ヘリ沖国大墜落事故から13日で15年。周辺住民や大学関係者を危険にさらした事故を受け、米軍普天間飛行場の危険性除去が喫緊の課題となったが、事故から15年が経過してもなお普天間飛行場は継続して運用されている。・・・ 煙と異臭の方向に急いだが、規制線が広範囲に張られ、なかなか近づけない。ようやく構内に入ると大勢の迷彩服の海兵隊が、ヘリが激突した、大学の心臓部である本館とその周辺を占拠していた。大学関係者だけでなく県警の捜査員らを締め出していた。・・・大学の自治のみならず、日本の主権が消失していた。

 「取材のため中に入りたい」。米兵に話し掛けたが、「誰も入れるなと命じられている」と取り付く島もなかった。・・・日本を取り巻く安全保障環境は不安定さを増している。二度と戦争を経験しないためにも、外交や安全保障政策は重要だ。抑止力の要は空軍や海軍とされる。在沖米海兵隊がなくても抑止力は維持できると主張する専門家もいる。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-970782.html

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大学に米軍ヘリが墜落した事故から15年 若者たちが証言を記録する理由(2019/08/13琉球新報)
インタビューを受けたある職員は事故発生時、旧本館2階で調べ物をしていたと証言した。午前中にいた1階会計課の窓はヘリ激突の衝撃で破壊された。「ぞっとした。死と隣り合わせで恐怖を後で感じた」と職員は声を震わせた。・・・「大学内で墜落したのに、職員や警察が入れない理不尽さに改めて気付かされた」と振り返る照屋さん。当初はあまり関心がなかったが、インタビューを通して強い関心を抱くようになった。新入生の中には事故当時は、3歳だった学生もおり、「事故自体を知らない人は多いと思う」と受けとめている。・・・ 3人は、危険な普天間飛行場の辺野古移設は問題が長期化・複雑化し、同年代が関心を持ちにくくなっていると感じる。それだけに「事故は絶対に風化させてはいけない。次世代に伝え、つなげていきたい」と継承の大切さを実感している。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-970801.html

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ロシア爆発、小型原子炉に関連 原子力利用の新型兵器(2019/08/13琉球新報)
 【モスクワ共同】ロシア北部アルハンゲリスク州の海軍実験場で起きたミサイル実験の爆発事故で、実験に関与していた国営原子力企業ロスアトムの専門家は12日までに、小型原子炉開発に関連した事故だったと明らかにした。軍事機密に関わるため詳細は不明だが、原子力利用の新型兵器の開発に関係した事故であることが確実となった。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-970989.html

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米、低所得者の移民制限へ 10月実施、人権団体反発(2019/08/13東京新聞)
【ワシントン共同】トランプ米政権は12日、一定の経済的条件を満たさない移民には米国永住権(グリーンカード)などを発行しない新たな規則を発表した。低所得者向け医療保障などの公的支援を受けた人の申請を却下するもので、10月15日から実施する。低所得層の移民を制限する厳しい政策で、民主党や人権団体に反発の動きが広がっている。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019081301001338.html

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愛媛の誤認逮捕 尊厳を傷つける捜査だ(2019/08/13東京新聞)
事件は今年一月九日。タクシー内から現金約五万四千円などが盗まれた。同県警はドライブレコーダーに写っていた犯人と顔が似ているなどとして、女子大生を七月八日に窃盗の疑いで逮捕した。だが、勾留請求が認められずに、同月十日に釈放されている。

 そもそも女子大生はタクシーには乗車していなかった。代理人弁護士が今月一日に女性の手記を公表した。・・・ 女子大生は一貫して容疑を否認して、「本当の犯人を捕まえてください」と訴えた。でも「犯人なら目の前にいるけど」と決め付けた態度だった。タクシーに乗車していないことも「記憶ないの? 二重人格?」「罪と向き合え」などと一蹴するありさまだ。

 問題なのは取り調べの在り方と裏付け捜査の不十分さだ。強く否認しているのに「刑事全員が私の話に耳を傾けなかった」ことは深刻だ。自白があれば簡単に事件処理ができると考えたのなら甘すぎる。「就職」という大学生が最も敏感な言葉を使って自白を迫るやり方は卑劣に感じる。不利益方向への誘導にあたろう。

 五月から警察の呼び出しにも素直に応じてきた。逃亡の恐れもない。そもそも逮捕は必要だったのか。手錠をかけられたショックはいかばかりか。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/
column/editorial/CK2019081202000185.html

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香港国際空港、運航不能に 逃亡犯条例、ロビーで数千人抗議(2019/08/12東京新聞)
 【香港共同】香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案を巡り、香港国際空港ロビーで12日午後、大規模な抗議活動が行われた。これを受け航空当局は同日午後3時半(日本時間同4時半)ごろ、同日中の全ての便の運航を取りやめると発表。その後香港政府は、午後6時以降の便は香港に向け飛行中のものを除き、ほぼ全てキャンセルされたと明らかにした。市民数千人が座り込みを行い、搭乗手続き業務などができなくなった。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019081201001539.html

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ロヒンギャ2年 ミャンマー国籍与えよ(2019/08/12東京新聞)
 ミャンマーで無国籍の少数民族ロヒンギャが迫害され、七十万人以上が隣国に逃げ出して二年。有効策はなく帰還は進んでいない。ミャンマー政府はまず国籍を付与し、事態打開に動きだすべきだ。二〇一七年八月下旬、ミャンマー西部のラカイン州で、軍により多数が殺害され、性暴力や住宅への放火も横行した。ロヒンギャは隣国バングラデシュへ避難。以後難民化してキャンプ生活を送る。・・・ 大半が仏教徒のミャンマー国民は、イスラム教徒で異言語のロヒンギャに冷淡だ。政府は民族として認知せず「ラカイン地方に住むイスラム教徒」と表現する。軍政下の一九八二年に制定された国籍法は国籍すら与えていない。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/
column/editorial/CK2019081202000184.html

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<つなぐ 戦後74年>「プーク」90周年 戦禍をくぐった人形劇団(2019/08/12東京新聞)
現代人形劇を上演する集団としては国内最古の歴史を持つ「人形劇団プーク」が今年、創立九十周年を迎えた。その名を知らなくとも、NHK教育テレビ(現Eテレ)の子ども向け番組の人形やキャラクターなどプークの仕事ぶりに親しんだ人は多いはずだ。愛らしい人形たちの背景には、第二次世界大戦や治安維持法によって、活動を中止させられた壮絶な時代をくぐり抜けてきた先人の苦労があった。 

プークは1929(昭和4)年創立。当時のメンバーには後に東京新聞の編集局長を務めた土方正巳(ひじかたまさみ)もいた。戦前から戦後の困難な時代を耐えて、劇団の基礎を作ってきたのは、長年劇団を率いた川尻泰司(たいじ)(1914〜94年)だ。「川尻が大変な時代の苦労をくぐり抜けてきたことが、活動の原動力になったのかもしれない」。演出家で俳優の竹内とよ子(85)が偉大なリーダーを振り返る。・・・ 

川尻は劇団でカリスマ的な存在だった。21歳から劇団で活動している竹内は入団面接での川尻の言葉が忘れられないという。プークの劇に感動して受けた面接だったが、竹内は(1)家族らが反対している(2)演劇の経験がなく自信がない(3)人形劇では食べていけるか不安−と三つの悩みを打ち明けた。これに対して川尻の答えはこうだった。(1)は「物が動けば、空気は動く。あなたが何かやりたいと言ったら周囲がざわつくのは当たり前だ」。(2)には「才能は育てるものだ」。(3)には「プークに入って餓死した人はまだいない」。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/
entertainment/news/CK2019081102000187.html

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原発安全対策費5兆円超 対テロ、膨張続く 「最安」評価、影響も 電力11社(2019/08/12朝日新聞)
 東京電力福島第一原発事故後の原発の安全対策費が、電力11社の合計で5兆円を超えることが朝日新聞の調べでわかった。建設が遅れているテロ対策施設の費用は、当初の想定の2〜5倍に膨らんでいる。まだ織り込めていない原発も多く、安全対策費が今後さらに増えるのは確実だ。電源別で原発の発電コストを「最安」とした政府の評価の前提が揺らぎつつある。・・・建設中を含めて原発をもつ11社の今年7月時点の総額は、少なくとも5兆744億円となり、1年前より約6600億円増えた。・・・1基あたりの安全対策費は、再稼働した5原発9基で1300億〜2300億円の計算になる。中国電力島根(島根県)や東北電力女川(宮城県)、日本原子力発電東海第二(茨城県)は、テロ対策施設の費用が加われば3千億円を超えそうだ。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14137400.html?_
requesturl=articles%2FDA3S14137400.html&rm=150

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カシミール、怒り、叫び 住民「裏切り」モディ政権に反発(2019/08/12朝日新聞)
インドで自治権をうばわれた、少数派イスラム教徒が多く暮らすジャム・カシミール州。モディ政権は徹底的に住民の反発を抑え込む構えだが、現地では住民の怒りは広がるばかりだ。カシミール地方の領有を狙う隣国パキスタンからは自爆攻撃が「また起きる」との発言もあり、情勢は緊迫の度合いを深めている。「子どもの頃から治安部隊の暴力を受けてきた。今回、インド政府はまた私たちを裏切った」

 9日、同州スリナガル。外出禁止令を無視して、閉鎖された学校の様子を見に来たという体育教師のジャハンギールさん(29)は、自治権剥奪(はくだつ)について、そう憤りをあらわにした。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14137345.html

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(地球24時)ミャンマーで地滑り、51人死亡(2019/08/12朝日新聞)
 ミャンマー政府によると、同国南部モン州で9日朝、大雨による地滑りが起き、51人が死亡、少なくとも30人が行方不明になっている。同国東部や北部でも洪水が起き、全土で約4万人が避難しているという。ミャンマー政府によると、地滑りはモン州中部で発生し、11日夕までに51人の死亡が確認された。降り続く雨で救出活動は難航。道路も所々で寸断され、救援物資が届かない状態だという。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14137349.html

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夢応援してくれた「恩人」へ 御巣鷹で30年ぶりの報告(2019/08/12朝日新聞)
 日航機墜落事故から34年の12日、横浜市の多田三香子さん(55)は、亡くなった伯父の永田昌令(よしのり)さん(当時53)を慰霊するため、約30年ぶりに御巣鷹(おすたか)の尾根(群馬県上野村)に登った。昌令さんは多田さんにとって、人生の分岐点で背中を押してくれた、いわば「恩人」だった。 小さい頃はお盆や正月になると、愛知・蒲郡の祖父母宅に集まったいとこ約10人を率先して海に連れていってくれる「大好きな優しいおじさん」だった。

 そのおじさんが「恩人」になったのは、高校3年生の秋。バレエダンサーになりたかった多田さんが進学を勧める父親の猛反対にあった時だった。このことを聞いた昌令さんは、兵庫から東京への出張帰りにわざわざ神奈川県の多田さん宅に立ち寄ってくれた。夢を語る多田さんの話を黙って聞き終わると、「私は応援するから」と一言。その後に帰宅した父親を一晩で説得してくれたという。
https://digital.asahi.com/articles/
ASM8D3Q06M8DUTIL005.html?iref=com_alist_8_04

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自然エネルギーへ

今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。


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