(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう) |
報道の自由、日本に懸念 国連報告者、沖縄でも圧力(2019/06/26東京新聞) 米軍、親イラン派へサイバー攻撃 無人偵察機の撃墜後、CNN報道(2019/06/26東京新聞) NY「差別への反乱」から半世紀 LGBT解放運動、道半ば(2019/06/26東京新聞)
メキシコ国境 父娘おぼれ死ぬ 米国めざし川渡る(2019/06/26東京新聞) 17原発・もんじゅに納入 検査不正製品 規制委集計(2019/06/26東京新聞) 保護犬猫「名刺」がつなぐ出会い 京都の動物病院が取り組み(2019/06/26京都新聞) ペット用の名刺は、京都工芸繊維大(左京区)の学生が考案した120種類の豊富なデザインから選べる。保護動物の名刺には、性別や年齢などのほか「人なつっこい」「活発」「人見知り」など性格も紹介し、親しみがわくように工夫した。 絶滅危惧種ウミガメ高知沖で発見(2019/06/26京都新聞) 「むろと廃校水族館」(高知県室戸市)などによると、24日午前7時ごろ、網の中にいるのを地元の漁師が発見し、黒潮町の漁港へ運んだ。連絡を受けた同館の学芸員田中優衣さん(26)が調べたところ、全長127センチの若い雌で、大きな傷などはなかった。 田中さんが前後の足に「日本」を表す「JPN」の連絡先などを書いた標識を取り付け、漁師が同日海に放流した。 前川元文科次官、実名ツイート開始 主張「正々堂々と」(2019/06/26朝日新聞) 前川氏によると、2012年12月にまず、「右傾化を深く憂慮する一市民」のアカウント名でツイッターを始めた。・・・今月10日、「思うところあり、本日から本名を記し、公開ツイートにしました」とつぶやき、実名に変えた。直接のきっかけは、28日公開の映画「新聞記者」で、原案の著者である東京新聞・望月衣塑子記者や、日本新聞労働組合連合の南彰・中央執行委員長らと劇中の鼎談(ていだん)シーンで共演したこと。「みんな実名で(ツイッターを)やっていて、影響された」と話した。 ハメネイ師に制裁「愚か」 イラン大統領、米に反発(2019/06/26朝日新聞) プラごみ、観光地汚染を懸念 インドネシア大統領、単独会見(2019/06/26朝日新聞) (世界発2019)エジプト、イスラム信じぬ人々 ネットで広がる無神論(2019/06/26朝日新聞) 空席が目立つ喫茶店で待ち合わせたコンピューター技師アフマド・ハルカンさん(36)はそう話し、コーヒーを注文した。イスラム教徒が日の出から日没まで一切の飲食を断つラマダン(断食月)の最中だったが、気にする様子はない。 (社説)民放の倫理 人権に鈍感すぎないか(2019/06/26朝日新聞) 5月に放送された両番組は、いずれも事前に内容をチェックしていながら、当事者や関係者を傷つけ、差別や偏見を助長しかねないという思いに至らなかったという。不見識とのそしりは免れまい。・・・民放連は今月、「放送の価値向上・未来像」に関する中間報告をまとめた。冒頭に挙げたのが「放送倫理の向上」である。外部の有識者らによる番組審議会の意見の活用こそ盛り込まれたが、不祥事を断ち切るには、危機感も具体策も、まだまだ足りないといわざるを得ない。 (声)香港デモ、若者の誠実さに感動(2019/06/26朝日新聞) 香港で「逃亡犯条例」改正案に反対するデモは、200万人規模となったようです。参加者は10代の中学、高校生のような若者も多数とのこと。かつて、安保闘争のデモに参加したことを思い出し、当時の自分たちを恥ずかしく感じました。 これだけの参加は、香港の若者が自らの社会の行く末をいかに真剣に案じているかの表れでしょう。誰か上の人の指示に従ってただ動くのではなく、一人ひとりが誠実に考えているようです。市民生活を邪魔しないように道路の占拠をやめ、会場を公園に移したり、デモの後片付けをしたり。社会はどうあるべきか、若者と市民が一緒に考えようとしているようで、素晴らしく感じます。 (村山斉の時空自在)待つか作るか、暗黒物質を求めて(2019/06/26朝日新聞) だとすると、ダークマターは私たちの周りを飛び回っていることになる。・・・時代は平成から令和へ。実は先月即位された天皇陛下に2009年春、園遊会でお会いし、このダークマターの話をしたことがある。・・・上皇后美智子さまから仕事内容を聞かれ、私は「宇宙の95%は正体不明です。暗黒物質がないと私たちは生まれなかったのです」とお伝えしたら、とても驚かれた。 |
<税を追う>自民、辺野古業者から献金 沖縄3議員側、17年衆院選中(2019/06/25東京新聞) 防衛省は基地建設費用を「三千五百億円以上」とあいまいな説明に終始。埋め立て予定区域で軟弱地盤の存在が明らかになり、工費は大幅に膨らむ見込みだ。工事に投じられた税金の一部が、政治献金として政治家に還流した格好だ。 イラン揺さぶり、欧州反発 核合意順守へ打開策は(2019/06/25東京新聞) イランは十七日、低濃縮ウランの保有量が二十七日に核合意で定められた上限を超えると発表。イランの原油輸出や金融取引に対する米制裁の影響を緩和するため、欧州の合意当事国に具体的な支援策の取りまとめを急ぐよう迫った。 ホルムズ海峡付近で起きたタンカー攻撃を巡り米国との対立が深まる中、イラン側には英仏独に揺さぶりをかけ、包囲網の打開につなげたい思惑とみられる。 首相・財務相問責 信頼に足る内閣なのか(2019/06/25東京新聞) 二十六日の通常国会会期末を前に、参院できのう安倍晋三首相に対する問責決議案が否決された。野党側が衆院に内閣不信任決議案を提出しても、与党の反対多数で否決される見通しだ。・・・例えば、公平・公正であるべき行政が、首相らへの忖度(そんたく)で歪(ゆが)められたか否かが問われた森友学園への国有地売却問題である。八億円の値引きという核心部分を解明しようとはせず、当時の理財局長らを処分して幕引きを図った。 虚偽の国会答弁をするなど政権擁護に徹したこの局長を「適材適所」と擁護し、その後国税庁長官に昇進させたのも麻生氏だ。財務省はこの問題を巡り、決裁文書の改ざんに手を染めたが、麻生氏は政治責任をとることなく、大臣の地位にとどまった。前財務事務次官による女性記者に対するセクハラ問題で、麻生氏は「セクハラ罪という罪はない」などと開き直った。 地元福岡県での国政報告会では少子高齢化に関し「子どもを産まなかった方が問題なんだから」などと言い放ち、その後、撤回・陳謝に追い込まれてもいる。 極め付きは老後の生活費が二千万円不足するとした金融庁審議会報告書だ。有識者に諮問しておきながら、内容が気に入らないから受け取らない暴挙が許されるのか。麻生氏をかばい、続投させている首相の任命責任も重い。 <社説>知事の平和宣言 沖縄の心を内外へ発信を(2019/06/25琉球新報) 県などが主催する同追悼式は1952年に始まった。知事による平和宣言の最初は、戦没者の三十三回忌の年だった77年の平良幸市知事だ。以降、玉城氏を含め計7人の知事が宣言を読み上げた。 ・・・ 選挙結果を無視して移設工事を強行している政府に対し玉城知事は宣言で「民意を尊重せず、地方自治をないがしろにするもの」と批判し、普天間の早期の危険性除去や辺野古移設断念を求めた。だが式典に出席した安倍晋三首相はこれらに直接触れなかった。安倍首相は「沖縄は永きにわたり米軍基地の集中による大きな負担を担っている。この現状は何としても変えていかなければならない」「基地負担の軽減に向けて一つ一つ確実に結果を出していく決意だ」「できることは全て行う」などと語った。昨年とほぼ同じ文言だが、民意と向き合わない決意表明は空疎にしか響かない。一つ一つ結果を出すというなら、沖縄の声を受け止めてまずは辺野古の工事を止め、民主主義国の宰相にふさわしい政治判断を取り戻すべきである。 広島と長崎で二重被爆、映画完成 監督会見「核いらない伝えたい」(2019/06/25琉球新報) 原発トラブルは「人災」、韓国(2019/06/25琉球新報) (憲法を考える)解散権、「首相の専権事項」か 自ら「風」あおる発言、憲法は明示せず(2019/06/25朝日新聞) ・・・ 03年から09年まで衆院議長を務めた河野洋平氏は「かつて自民党内には、権力は抑制的に運用すべきだという伝統があった。だが、最近はそのことが忘れられ、解散権が議員を揺さぶる武器になってしまった。政権をとれば解散権は強力な武器になるから、野党もこの問題に真剣に取り組んでこなかった」と嘆き、こう指摘した。 「やれること、やれないこと、解散の条件をはっきりさせることは国会の責務だ。もちろん、自分の任期中は解散しないと明言できる首相が出てくれば、問題は解決する」・・・ 日本の自由過ぎる解散権は、民主主義にとってリスクになっている。ときの政権に、強力な権力を与える武器となってしまったからだ。 平和、伝えるために 朝日新聞あすへの報道審議会(2019/06/25朝日新聞) ・・・ホッジさん 人々の声が一つの方向へどっと流れる恐ろしさを感じている。2003年のイラク戦争の時も「米国民のほとんどは戦争を支持した」と新聞にあり、米国にルーツを持つ者として驚くと共に「正義の戦争」とはこうして始まるのだと怖くなった。今年5月に川崎市で児童ら20人が殺傷された事件では、自殺した加害者に対して「死にたければ他人を巻き込まず1人で死ね」という言葉がネットやテレビで飛び交った。そうした空気も誰かを追い詰めかねない。 ・・・ 表現方法の面でも、長期連載の証言を3D地図上にアニメーションで再現した「ナガサキノート」のように、デジタル時代における平和報道の可能性を切り開く力作が出てきた。世界で反響を呼んだ被爆後360度パノラマ写真、過去の取材の蓄積を生かしたデジタル版特集企画「沖縄1935」「空襲1945」、映画「この世界の片隅に」への出資、25回目を迎える国際平和シンポジウムなどの試みを続けている。 「平和」の2文字を手がかりに考えたいのはこうした戦争や核に絡む問題に限らない。日常の平和の中に潜む生きづらさや子どもの命についてもそうだ。平和をめぐる根幹の報道を進化させつつ、こうした社会課題への広がりも意識して、今日の議論を明日の仕事につなげていきたい。 |
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。 |