(#政界ファイル)安倍氏4選「悪夢だ」 共産・小池晃書記局長(2019/03/13朝日新聞) マイクロ波?米大使館員への「攻撃」、発信源は意外な…(2019/03/13朝日新聞) だが、事態は意外な方向に進み始めた。 今年1月、米カリフォルニア大学バークリー校などの研究チームは、この謎について「AP通信が報じた音は、ある種のコオロギの鳴き声に酷似している」という論文を発表した。 論文によると、チームは、7キロヘルツという高めの音と、その持続時間を手がかりに、昆虫の鳴き声を集めたデータベースから、よく似た特徴を持つコオロギを特定した。 https://digital.asahi.com/articles/ASM384JV3M38ULBJ00F.html (欧州季評)ブロークン・ヨーロッパ 希望を持つ勇気はあるか ブレイディみかこ(2019年3月9日朝日新聞) やがて「ブロークン・ブリテン」は政治的荒廃をも意味する言葉になった。議員のスキャンダルや政治腐敗、不正選挙、緊縮財政による警察やNHS(英国民保健サービス)の機能不全など、底が抜けたとしか言いようのない政治状況が「ブロークン」と形容されるようになった。 そして最近、耳にする言葉が「ブロークン・ヨーロッパ」だ。この言葉で特集を組んだニュー・ステイツマン誌に寄稿したケンブリッジ大学のブレンダン・シムズ教授は、現代の欧州連合(EU)の状況を、約500年前に欧州で宗教改革の嵐が吹き荒れた時代になぞらえている。・・・ 欧州に希望とデモクラシーが戻ってくれば、英国も国民投票をやり直し、EUに戻ってくるとバルファキスは言う。確かにこのシナリオは「しつけ」より遥(はる)かに明るい。しかし、だからこそこれは現実味のないポピュリズムと呼ばれる。いつしか欧州では「明るいビジョン」と「ポピュリズム」は同義語になってしまったようだ。彼はその暗いマインドを払拭(ふっしょく)しようとしている。欧州の外でも、米国のバーニー・サンダースと連携し、世界に反緊縮運動を広げていくと発表した。『絶望する勇気』という本をスラヴォイ・ジジェクは書いたが、机上でそんなに勇気を振り絞らなくても、ブロークン・ヨーロッパの地べたはもうその前が思い出せないほどずっと絶望しているし荒(すさ)んでいる。いま希望することのほうが、どれだけ胆力がいることか。 経済を崩壊させるのは「終わりの予感」だとバルファキスは言う。 マインドの大転換がいま求められている。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S13925378.html 「責任逃れ」避難者失望 東電旧経営陣裁判、結審へ(2019/03/12朝日新聞) 原発から約8キロの浪江町に住んでいた今野寿美雄さん(54)=福島市=も事故が「人災だ」と訴える。 来年3月オープン ムーミンバレーパーク 入場料金が決定(2019/03/13東京新聞) 北欧童話「ムーミン」を題材にした飯能市のテーマパーク「メッツァ」の運営会社ムーミン物語(東京都)は、メッツァの一ゾーンで来年三月にオープンする「ムーミンバレーパーク」の入場料金を発表した。中学生以上千五百円、四歳以上小学生以下千円で、いずれも税込み。来年一月中旬、メッツァのホームページで前売りを開始する。 著作権法改正 現場の声をよく聞いて(2019/03/13東京新聞) 改正案作りは違法サイト「漫画村」(現在は閉鎖)に象徴される海賊版対策がきっかけだった。ただで新刊も読める違法サイトが野放しでは漫画家の収入が減り、新しい作品が生まれにくくなるという問題意識があった。出版社などが規制を求めていた。 女性閣僚、188カ国中171位 日本、2年で65位下げる(2019/03/13東京新聞) 女性活躍を掲げる安倍政権は閣僚19人のうち、女性は片山さつき地方創生・女性活躍担当相のみで、比率は約5・3%。2年前より2人減り、中国やイラン(いずれも164位)を下回った。女性議員比率に関するIPU報告でも日本は193カ国中165位だった。 北朝鮮の「人道犯罪」非難 国連人権理、EUが決議案(2019/03/13東京新聞) 筆洗/米国のミュージシャン、プリンスの名は芸名のようだが、(2019/03/13東京新聞) 地上イージス 導入費膨らむ可能性(2019/03/13東京新聞) <乗松聡子の眼>3・1運動100年と沖縄 脱植民地阻む軍事同盟(2019/03/13琉球新報) 1919年2月8日、植民地支配下で日本に留学していた朝鮮人学生たちが起草し、3週間後の「3・1独立運動」の導火線の役割を果たしたと言われる、「2・8独立宣言」の結びの文である。その100周年の記念式典がさる2月8日に東京の韓国YMCAで開催され、私はその片隅に列席する機会を得た。・・・ この3月は、朝鮮全土で200万人がデモに参加した「3・1独立運動」の100周年であると同時に、1879年3月27日、明治政府が武力を伴い、約5 世紀にわたり続いた琉球王国を滅ぼし、「沖縄県」として強制併合した140周年に当たる。朝鮮と同様に、琉球の言葉、信仰、文化、誇りが奪われた。「3・ 1」の100年と、「3・27」の140年はつながっており、共に日本人が心に深く刻まなければいけない歴史だ。 そして現在も両地域に対する植民地主義は続いている。その根幹にあるのが世界最大の軍事的脅威である米国との軍事同盟であり、「日米安保」によって、朝鮮半島の統一と独立を阻み、沖縄に基地を集中させている。 |
ちょうど8年前、爆発した原発 無罪訴える3人に福島は(2019/03/12朝日新聞) ・・・裁判ではこの生活を一変させた事故がなぜ起きたのか、旧経営陣から真相が語られると期待した。しかし、社長も務めた勝俣恒久元会長は被告人質問で、「(原発は)説明を受けても理解できないことがしばしばあった」「(すべての仕事を社長が把握しろというのは)不可能に近いことだ」と話した。金井さんは「責任逃れに終始した話が、事故の真実だとは到底納得できない」と失望を隠さない。 原発から約8キロの浪江町に住んでいた今野寿美雄さん(54)=福島市=も事故が「人災だ」と訴える。 まるで巨大テーマパーク 華為技術、研究施設を建設中(2019/03/12朝日新聞) 心の痛み、絶望、決して消えない 東日本大震災8年(2019/03/12朝日新聞) 「あのとき感じた心の痛み、そして絶望は決して消えることはありません」自宅から一緒に逃げた緋佐子さんの手を握っていたはずだった。近くの山に駆け登る途中で、後ろから津波に襲われた。2人で濁流にのまれ、緋佐子さんの姿は見えなくなった。「一緒にいたのに、一瞬で消えちまった」遺体は37日後に見つかった。不明者の捜索はその3日前まで、原発事故の影響で打ち切られていた。事故がなかったら……。いまも悔しさがこみ上げる。 (東日本大震災8年)中高年男性、独居の壁 復興住宅で60歳孤独死「名前すら知らず」(2019/03/12朝日新聞) ・・・この知人によると、男性は宮城県気仙沼市出身。トラック運転手や倉庫のアルバイトなどを転々とした。「俺は身寄りもないから」と話し、人付き合いは苦手だった。震災に遭って仙台市若林区の自宅アパートは全壊と判定され、仮設住宅へ。そして2014年、荒井東市営住宅に移った。 暑いさなかの昨年7月中旬、突然電話が鳴った。「粒あんとマーガリンのコッペパン、ヨーグルト買ってきて」 家を訪ね、インターホンを押す。中から声がして、待つこと10分。ようやく玄関が開いた。顔色は悪く、身長185センチの大柄な体がやせ細っていた。「最近体調が悪く何も食べられない。これ食べてから病院に行くよ」。それが最後に聞いた男性の言葉だった。・・・ 特に心配なのは、「復興期弱者」と呼ばれる男性独居者の孤立と答えた市町村長が22人いた。理由として「男性は自らの孤独や困難を他人に相談できない人が多い」「人付き合いが苦手な人が多い」などが挙がった。宮城県気仙沼市とみやぎ心のケアセンターは今年度から、男性に限定した交流会「男活(だんかつ)」を本格的に始めた。参加者はまだ少ないが、保健師らが、孤立が懸念される男性に声を掛け、参加を促している。(藤井詢也、井上充昌) 「感情的な反対する人と議論、意味ない」 経団連会長、原発巡り発言(2019/03/12朝日新聞) https://digital.asahi.com/articles/DA3S13929175.html
反原発を唱える理由は科学的、道義的、経済的な理由であって感情的な要素など皆無です。お金や利権と言う感情に左右されているのは政府や経団連の会長の方でしょう。闇雲な再稼働でさらなる事故が起ればそれこそ日本はたちゆかなくなります。 (社説)福島の事故から8年 「原発ゼロ」に向かわねば(2019/03/12朝日新聞) 福島の事故後、古い原発を中心に21基の廃炉やその方針が決まった。だが、日本が脱原発に向かっているわけではない。安倍政権は「可能な限り原発依存度を低減していく」としながら、原発を重要な基幹電源と位置づけ、30年に総発電量の20〜22%をめざす。今国会でも安倍首相は「原発ゼロは責任あるエネルギー政策ではない」と述べ、原子力規制委が新規制基準に適合すると判断した原発は再稼働を進める方針を示した。 破綻(はたん)した核燃料サイクル政策も捨てていない。経済性のなさから欧米の多くの国々は撤退したが、安倍政権は青森県六ケ所村に2兆9千億円かけて建設中の再処理工場を動かし、使用済み燃料からプルトニウムを取り出す方針を変えていない。・・・ドイツや韓国のように原発からの段階的な撤退を決めた国もあれば、米英のように再生可能エネルギーの台頭で原発の比重が下がった国もある。原発大国フランスも原発依存度を大きく下げる方針だ。国が後押ししてきた中国やインドでも、再エネの伸びが原発をしのぐ。 かつて世界の総発電量の17%を占めた原子力は、現在10%ほど。対照的に再エネは25%近くになった。国際エネルギー機関(IEA)は「40年に再エネは40%になる」と予測する。原子力から再エネへ、時代は大きく転換しつつある。・・・ 政策転換は早い方がいい。原発を止めれば、それ以上、使用済み燃料は増えない。また、核燃料サイクル政策から撤退すれば、六ケ所村の再処理工場の操業や設備投資に巨額の費用をかけなくてすむ。 原発ゼロはけっして無責任ではない。野党の原発ゼロ基本法案を1年もたなざらしにし、議論もせぬまま、なし崩し的に再稼働を進める。そんな安倍政権の姿勢こそ無責任ではないか。 (インタビュー)希望の黄色いハンカチ 映画監督・山田洋次さん(2019/03/12朝日新聞) 「原発が止まり、節電が続いた時期、高速道路は暗くなったし、街灯もネオンも消えた。けれども、そのことで特に不自由はなかった。日本中が少し我慢して節電すれば、原発を停止しても大丈夫じゃないか、って思った。どうして国をあげて、あの時そういう風に考えなかったのだろうか」 ――9基が再稼働し、節電という言葉も聞かれなくなりました。 「あたり前のことだけど、地震は自然現象で原発のメルトダウンは人工的災害。人間が犯した失敗です。あの大災害によって、核エネルギーがどんなに危険かってことをぼくたちは痛いほど知ったはずなのに、今は忘れかけようとしている。あるいは忘れさせられようとしているような気がするね」・・・ ――庶民のささやかな幸せを、政治は本気で考えていないと。 「陸前高田のぼくの友人が、仮設住宅での長い生活を終えてようやく移り住んだあの一軒家の周りがいつにぎやかになるのか。地方の過疎化を解消するために、命をかける政治家がいるのか、と問いかけたい。それができないのなら、この人じゃムリだと思ったら、政治家を交代させればいい。それが民主主義でしょう」 |
アルジェリア、選挙延期 抗議デモで大統領出馬撤回(2019/03/12東京新聞) バチカンが震災追悼のミサ サンピエトロ大聖堂で祈り(2019/03/12東京新聞) 参加者が「今も苦しんでいる人たちのために何ができるかを考え、行動に移す知恵と勇気をお与えください」などと日本語のメッセージを読み上げると、大聖堂は荘厳な雰囲気に包まれた。 独のサッカー場でネオナチ追悼 サポーター、選手賛意で代表辞任(2019/03/12東京新聞) ケムニッツのサッカー場には約4千人が入場していた。ネオナチの追悼が公然と行われたことに批判が高まっている。 ブータン留学生500人窮状訴え 日本で仕事紹介「だまされた」(2019/03/12東京新聞) 県民投票「尊重を」68% 辺野古「支持せず」48% 全国世論調査(2019/03/12東京新聞) 福島・仮設 飯舘避難者の今 「行ぐどご、ねえんだよ」(2019/03/12東京新聞) 3・11から8年 「次」はいつ、どこででも(2019/03/12東京新聞) 「ここの地面は、海抜七・四メートル。避難場所まで七百メートル」−。こんな看板が、人影まばらな通りのあちこちに掛かる。太平洋を望む三重県南部の尾鷲市。外海に接していることもあって、有史以来、大地震に伴う大津波にたびたび襲われた。近いうちに起きるとされる「南海トラフ巨大地震」でも被害が予想される。 みるく世向かてぃ 〜沖縄のハンセン病〜(2019年3月1日琉球新報) |
大震災8年、被災地で鎮魂の祈り(2019/03/11京都新聞) https://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20190311000034 国会前で「原発ゼロに」(2019/03/11京都新聞) 集会では冒頭、東日本大震災の犠牲者に黙とうをささげた。経済産業省元官僚古賀茂明氏は「安倍政権はいまだに原発を動かそうとしている。日本を間違った方向に進めないよう頑張ろう」と呼び掛け、作家落合恵子さんは「原発再稼働にかじを切ろうとする政権にはノーというしかない」と述べた。事故当時、首相として対応に当たった菅直人衆院議員も参加し、「日本から原発をなくそう」と訴えた。 トルコが拒否のドイツ記者出国(2019/03/11京都新聞) https://www.kyoto-np.co.jp/international/article/20190311000032 <原発のない国へ すぐそばの未来>(1)停電3日 耐える街 宮城・東松島 電気を地産地消(2019/03/11東京新聞) <忘れられた戦争 イエメンの現場から>(下)続く内戦 自立探る女性 保守的風土 大学へ、街頭へ歩みだす(2019/03/11東京新聞) チベット動乱60年 中国、統制強化緩めず(2019/03/11東京新聞) 故郷追われ うずく心の傷 ドキュメンタリー映画「福島は語る」(2019年3月7日東京新聞) 虐待受け1本足になった保護猫の琉太郎 癒やし届ける(2019/03/11琉球新報) 県動物愛護管理センターによると、18年8月現在で犬、猫への虐待が疑われる事案が3件発生した。統計を取り始めた15年度には3件、16年度5件、17年度7件と毎年、いわれなき暴力で傷付けられた動物がいる。また、17年度に同センターに収容された犬、猫は計2261匹(犬1007匹、猫1254匹)。そのうち1209匹(犬153匹、猫1056匹)が殺処分された。 「首相にダンスレッスン」辺野古反対動画に反響 被差別経験 糧に発信(2019/03/10琉球新報) 闘う町長、記者に遺言 原発事故「死者いない」は間違い(2019/03/11朝日新聞) 亡くなる約2カ月半前のことだ。馬場は「後世に書き残してほしい」と私をひそかに自宅へ招き、長時間の取材に応じていた。聞き取りは計3日間、携帯電話での取材も合わせると計約6時間になる。馬場は震災時の状況や自らの心境、町政の課題や東電とのやりとりなどを詳細に語った。・・・原発の立地自治体を取り巻く周辺自治体の首長として、財政の豊かな立地自治体をうらやみ、「のどから手が出るほど原発が欲しかった」と私に語った。 一転、原発事故が起きると、国や東電からは情報を寄せられず、謝罪や支援も立地自治体と差をつけられた。羨望(せんぼう)と失望。馬場の人生は、全国の原発周辺自治体が抱える宿命的な悲哀を体現したものではなかったか。その馬場が取材で何度も繰り返した言葉。「東電から連絡が入っていたら、浪江町には助けることができた命がありました。それが何よりも心残りで、残念です」「どうぞ」。外で立っていると私は親族に招かれ、馬場と対面することを許された。「安らかな死だった」と聞かされていた。でも違った。私が見たのは、町民の辛苦を一身に背負ったような、骨と皮ばかりになるまで闘った顔だった。(三浦英之) 東日本大震災8年 避難なお5万人超、原発廃炉難題(2019/03/11朝日新聞) ・・・福島県ではこれまで、10市町村で避難指示が解除され、原発が立地する大熊町の一部で4月にも解除される見通し。住民の帰還や定住を促す施策が進められることになる。原発の廃炉作業は、100万トンを超える汚染水や原子炉内の燃料デブリ処理など、難しい工程が控える。 独、反原発のかざぐるま(2019/03/11朝日新聞) ベルリンでは約300人が参加。風力発電をイメージした「かざぐるま」を手に約1時間、市内を行進し、福島で起きた事故は「世界のどこでも起こり得る」などと訴えた。(ベルリン=高野弦) https://digital.asahi.com/articles/DA3S13928105.html 「原子力明るい未来の…」笑われても、伝え残したい教訓(2019/03/11朝日新聞) 東京電力福島第一原発から3キロほど離れたこの場所に、「原子力明るい未来のエネルギー」という標語が書かれたアーチ状の看板があった。・・・町民大会や海開きのテント、道路沿いの電光掲示板、電話帳の表紙……。「明るい未来」の標語は町のいたるところで使われた。 大沼さんの自宅は標語の近くにあった。町の人たちが、自分の考えた標語の下をくぐる光景を見るたびに、誇らしい気持ちだった。このときは、21年後にこの看板の前で自分が「原発反対」を叫ぶことになるとは、想像さえできなかった。 (声)東日本大震災8年 時が止まった街残し復興五輪か(2019/03/11朝日新聞) 3・11から8年。時々、仙台から福島の沿岸部へ、常磐道を走ると、場所によって二輪車の走行が禁止されている区間がある。車窓に見えるログハウス風の家は、通るたびに周囲の木々が生い茂り、今では森にのみ込まれている。海辺に近い場所には、誰もいない校舎があった。どちらも、あの日までは人々の息吹が感じられる場所だった。 2020年の東京五輪では、国内外の復興に力添えしてくれた人たちに感謝を示し、復興した日本を見てもらいたいという意図があるらしい。しかし、人々の営みがなくなってしまった場所がまだあちこちにある状態を、復興と言っていいのだろうか。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S13928062.html (声)東日本大震災8年 消えない痛み、東海再稼働ノー(2019/03/11朝日新聞) 私は8年前の福島第一原子力発電所の事故によって、福島県楢葉町にあった亡き父の実家と先祖の墓を失いました。1日朝刊では、昨年4月に再開したばかりの同県川俣町立山木屋小学校が、新たな入学希望者がいないために休校になると報じられました。町長の「原子力災害の影響は予測していたよりもはるかに痛みが大きい」という言葉には心が痛みました。 一方、2日朝刊には、茨城県東海村にある東海第二原発の再稼働をめぐる安全対策のために1900億円を東京電力が支援する計画案があることが書かれていました。国によって2038年までの運転延長が認められ、所有する日本原子力発電が再稼働を目指すと報じられたときも、一体何を考えているのかという強い憤りを感じたことを今でも忘れません。 どれほどの安全対策を施せば地震や津波に耐えられるのか。誰が保障できるのでしょうか。再稼働時期は2023年1月を想定しているそうです。 亡き父母の墓があり、年老いた一人暮らしの妹が今住んでいるのが、東海第二原発から半径30キロ圏内にある水戸市です。再稼働には絶対反対です。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S13928063.html?ref=pcviewpage (声)東日本大震災8年 脱原発は「きれいごと」ではない(2019/03/11朝日新聞)再任用地方公務員 岡田正二(愛知県 63) 「けいざい+(プラス)」(1月30、31日)の「亀井静香の挑戦」を興味深く読んだ。福島第一原子力発電所の惨状に衝撃を受け、脱原発に考え方が変わったという。事故を目の当たりにして安全神話が幻想でしかないと感じた人は多かった。「やはり人間がコントロールできるものではない」。これが普通の人間の感覚だ。 しかし、現実は普通の感覚とは逆方向に動いている。自然エネルギー利用の推進も中途半端なままだ。あれほどの惨事を経験し、十分すぎる教訓を得たはずなのに、なおも原発の再稼働に前のめりになる国。「普通の感覚を大切にする政治」などと叫んだところで、「きれいごと」と一蹴されてしまうのだろうか。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S13928060.html?ref=pcviewpage |
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。
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