KIJI LISTpoint NEWS LIST20182019

<POINT NEWS304>2018/05/17・・・
(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)
 

sankaku304sankaku
2018/05/17sankaku05/21
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イワクニ 地域と米軍基地 ドイツ・イタリアから <2> 記憶(2018/05/21ヒロシマ平和メディアセンター)
ドイツ最大規模のラムシュタイン米空軍基地を一望できる丘があると、ウォルフガング・ユングさん(80)が車で案内してくれた。「基地はそもそも戦争のための拠点。それなのに、基地や行政が持ち出してくる話題は『友好』ばかりだ」。林野に広がる基地を見つめ、こぼした。ユングさんは、基地のあるラムシュタイン・ミーゼンバハ市で生まれ育った。教師の傍ら、ベトナム戦争時代から反戦運動に関わってきた。2004年にインターネットサイトを開設。米軍や基地に関する情報に自らの解説を加え、「基地反対」を発信してきた。・・・

「どこかで戦争をするための機能が、この基地にはそろっている」。平和活動に取り組むコニ・シュミットさん(69)は15年、仲間とデモを企画し、約1500人が集まった。昨年は国外の参加者もあり、約5千人で基地の周辺を行進した。・・・ 世界各地の米軍基地の機能は、米側の思惑や国際情勢によって変化する。明るみに出た無人機攻撃への関与に、ラムシュタイン空軍基地の近隣住民はかつての空爆の記憶を呼び覚まし、懸念を強めていた。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=82713

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「この世界」ドラマ撮影 広島・呉でロケ RCC7月放映開始(2018/05/21ヒロシマ平和メディアセンター)
 戦時下の呉や広島を舞台にした連続ドラマ「この世界の片隅に」が7月からRCCテレビなどTBS系で放送される。アニメ映画化されて大ヒットした、こうの史代さん(広島市西区出身)の同名漫画が原作で、松本穂香、松坂桃李ら人気俳優が出演。横浜市のスタジオや広島市で撮影が始まった。(西村文)

 広島の江波(現中区)から呉に嫁ぎ、貧しいながらも幸せな日々を送っていたすずとその家族が、次第に激化する戦争に巻き込まれていく物語。こうのさんは「脚本がすてきでうれしくなった。魅力的なキャストの皆さんも楽しみ。重厚感のある傑作になると確信している」と期待する。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=82684

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地球型惑星探すTESSが初画像(2018/05/21京都新聞)
20万個の星のじゅうたん/【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は20日までに、太陽系外にある地球型惑星を探す新宇宙望遠鏡「TESS(テス)」が撮影した最初の画像を公開した。20万個の星がじゅうたんのように南の天空を埋め尽くしている。ひときわ大きく明るく輝いているのはケンタウルス座のベータ星。ケンタウルス座には、地球から約4光年と最も近い恒星もあり、その周りには地球に似た惑星も見つかっている。
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20180521000045

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北極の海氷にプラスチック粒子 世界最悪レベルで蓄積(2018/05/21東京新聞)
 地球規模の海洋汚染が問題になっているプラスチックの微粒子「マイクロプラスチック」が、北極の海氷の中に大量に蓄積していることをドイツなどの研究チームが21日までに突き止めた。氷を溶かして海水1リットル当たりの数を調べると、最大1万2千個に上り、これまで韓国やデンマークの沖などで報告された世界最悪レベルに匹敵。チームは「北極域の生物への悪影響や、地球温暖化で海氷が解けることによる汚染拡散が懸念される」と警告した。
 マイクロプラスチックは直径5ミリ以下の粒子の総称。67%は粒径が0・05ミリ以下と極めて小さく、生物の体内に取り込まれやすいものだった。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018052101001352.html

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要介護高齢者770万人に 25年度、首都圏で急増(2018/05/21東京新聞)
 六十五歳以上のうち介護が必要になる人が、七年後の二〇二五年度には全国で現在より約百四十一万人増え、一・二二倍の約七百七十万人と推計されることが、四十七都道府県の介護保険事業支援計画を基にした共同通信の集計で二十日、分かった。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201805/CK2018052102000114.html

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男女均等法 多様な声 生かす政治へ(2018/05/21東京新聞)
日本の女性議員の割合の低さは国際的に際立つ。安倍首相は二〇二〇年までに指導的立場にいる女性を三割に増やすことを目標に掲げたが、昨年の衆院選で当選した女性議員の割合は一割にすぎない。地方では「女性ゼロ」の市町村議会が全体の二割もある。政治の場の男女格差はあまりに大きい。社会のありようもニーズも多様になる中で、有権者の代表で構成する議会に多様な視点があるとは言い難い。待機児童問題は後回しになり、セクシュアル・ハラスメント問題にも反応や対応の鈍さが目立っている。これでは「女性の活躍」どころではない。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018052102000160.html

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「加計、疑惑晴れず」83% 「働き方、今国会で成立不要」60% 朝日新聞社世論調査(2018/05/21朝日新聞)
 朝日新聞社が19、20両日に実施した全国世論調査(電話)で、加計(かけ)学園の獣医学部新設を巡る問題について、安倍晋三首相や柳瀬唯夫・元首相秘書官の国会での説明で疑惑が晴れたか尋ねたところ、「疑惑は晴れていない」が83%、「疑惑は晴れた」は6%だった。自民支持層でも「疑惑は晴れていない」は76%で、幕引きにはほど遠い状況が浮かんだ。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13503661.html

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ベネズエラ大統領選で現職再選 欧米反発、さらに孤立か(2018/05/21朝日新聞)
深刻な経済危機に見舞われている南米ベネズエラで20日、大統領選の投開票があり、選挙管理当局は、反米左派の現職で独裁体制を強めるニコラス・マドゥロ大統領(55)が再選されたと発表した。投票率は46%。開票率96%でマドゥロ氏が67・7%を得票した。欧米や中南米諸国は「公正な選挙とは言えない」と批判しており、国際的な孤立はさらに深まりそうだ。
https://www.asahi.com/articles/ASL5N3496L5NUHBI007.html

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「原発ゼロはリアリズム」立憲・枝野氏が新潟で街頭演説(2018/05/21朝日新聞)
新潟県知事選(6月10日投開票)の告示を24日に控え、立憲民主党の枝野幸男代表が20日、新潟市を訪れ、立憲が推薦を決めた地元県議の池田千賀子氏と街頭演説した。枝野氏は東京電力柏崎刈羽原発の再稼働が争点になると位置づけ、「再生可能エネルギーにより、原発ゼロはリアリズムだ。事故が起きれば、人間の力では止めようがない。一日も早くやめなければならない」と訴えた。

 森友、加計学園問題をめぐる官僚の国会答弁については、「権力に従って仕事をすることが、習い性になっている」とし、「権力を向いた平目のような県政にするのか。暮らしに寄り添う政治にするのか」と問い、暗に官僚出身の花角(はなずみ)英世氏を批判した。
https://www.asahi.com/articles/ASL5N5FXXL5NUTFK006.html

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キューバ機墜落、死者110人に ブラックボックス回収(2018/05/20朝日新聞)
キューバ政府は19日、ハバナで18日に起きた旅客機の墜落事故による死者が計110人にのぼったと明らかにした。また、墜落機の飛行記録を収めたブラックボックス1個を現場から回収したといい、事故原因の特定を進める。
https://www.asahi.com/articles/ASL5N3CSHL5NUHBI00B.html

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政治事案通報せず 普天間飛行場 汚染事故で内部指示(2018/05/20琉球新報)
米海兵隊普天間飛行場が2013年と15年に出した環境汚染事故への対処に関する内部通達で「緊急事案以外や政治的に敏感な事案」は日本側に通報しないよう指示していたことが分かった。一方、琉球新報は普天間飛行場や米空軍嘉手納基地で過去一定期間に発生した有害物質の流出記録も情報公開で得たが、大規模な流出や基地外流出の場合にも日本側に通報していなかった事案が複数確認された。実際の流出量が通報内容を大きく上回る場合もあり、汚染事故を巡るずさんな通報体制が浮き彫りになった。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-722344.html

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長崎きのこ雲の背後に黒煙 各地で空襲(2018/05/20琉球新報)
1945年8月9日午前11時2分に米軍が長崎に原爆を投下した際に撮影したきのこ雲の映像に、約120キロ南で別の米軍部隊が空襲した鹿児島県串木野町(現いちき串木野市)から上がったとみられる黒煙が映っていることが、長崎総合科学大の大矢正人名誉教授(物理学)らの調査で分かった。大矢名誉教授は「太平洋戦争末期に日本各地が空襲を受けていたという状況の中で、終戦直前に長崎に原爆が投下されたという事実が浮かび上がってくる」と話す。・・・広島、長崎両原爆資料館によると、米軍が撮影した広島、長崎原爆のきのこ雲の映像に他の空襲の黒煙が映っているのが確認された例はこれまでない。

 大矢名誉教授は今後、映像から黒煙の高さを割り出し、米軍資料と照合するなどして串木野空襲の黒煙であると確定させるとしている。大矢名誉教授は「『原爆』だけを切り離して考えるのではなく、『戦争の中に原爆がある』ということをもう一度考えるきっかけになれば」と話している。
https://ryukyushimpo.jp/mainichi/entry-722370.html

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朝丘雪路さん死去 俳優、歌手「雨がやんだら」(2018/05/20東京新聞)
 俳優、歌手、舞踊家とマルチに活躍した朝丘雪路(あさおかゆきじ)(本名加藤雪江(かとうゆきえ))さんが四月二十七日に死去していたことが十九日、分かった。八十二歳。・・・日本画家伊東深水を父に持ち、三歳から日舞を始めた。宝塚音楽学校を経て、宝塚歌劇団在団中にジャズ歌手として注目された。一九五五年に退団後は五九年まで松竹専属、その後はフリーとなり映画、テレビ、舞台に幅広く出演した。
 六六年から約十五年間、日本テレビ系「11PM」にレギュラー出演し、司会の大橋巨泉さんとの軽妙なやりとりで人気を博した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201805/CK2018052002000128.html

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週のはじめに考える 裁かれる国家の「犯罪」(2018/05/20東京新聞)
 国家の「犯罪」と呼ぶほかありません。障害者らに子どもを産ませない手術を強いた旧優生保護法。悲劇を招いた責任を問う怒りの裁判が相次ぎます。宮城県の児童施設にいた一九五七年の十四歳のころ、全く事情を知らされないまま精管を縛る不妊手術をされたというのです。施設の仲間から後日にその意味を聞かされ、驚くしかなかった。今は東京都で暮らす七十五歳のこの男性は十七日、国の謝罪と賠償を求め、東京地裁への提訴に踏み切りました。憲法が保障する子どもを産み育てるかどうかの自己決定権を奪われたと訴えている。・・・ 

日本ではさる一月、宮城県の六十代の女性が先駆けて司法の良心に裁断を仰ぎました。それを契機に、国会は救済の必要性に目覚め、政府は調査に乗り出した。やはり鈍い人権意識です。被害者は年輪を刻み、時間との勝負です。東京の男性にも、北海道と宮城県で同日に提訴した男女二人にも被害を裏づける記録がありません。一人でも多くの被害者と真相を知る人に、勇気を出して声を上げてほしい。私たちも支えます。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018052002000148.html

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クラレ、米南部の工場で火災 20人超が負傷か(2018/05/20東京新聞)
【ニューヨーク共同】クラレの米子会社は19日、米南部テキサス州ヒューストン近郊の工場で火災が発生したと発表した。当時は約250人が勤務しており、米メディアは当局者の話として20人超が負傷したと報じた。いずれも命に別条はないとしている。在ヒューストン日本総領事館によると、負傷者に日本人は含まれていない。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018052001001262.html

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逆風下 民謡の明日は… 魂伝えたい 頑張る人々(2018/05/20東京新聞)
日本各地の風習や暮らしに根付く民謡に厳しい逆風が吹いている。40年前のブームもすっかり冷め、愛好者は高齢化。若返りもないまま、担い手は減少し、民謡の未来に暗雲が立ち込める。かつては町おこしに一役買って「地域の財産」とも呼ばれた民謡。日本の「ソウルミュージック」ともいえる民謡に明日はあるのか!? ・・・「民謡定席」を主催する日本民謡プロ協会で幹事も務める小沢さんは「昔からのファンが高齢化するばかりで補充がない」と危機感を募らす。

協会所属の歌手たちにも「この状況を自分たちでどうにかしようという意識が足りない」と嘆く。ただ一方で「『石切唄』を歌うと石切って何?と言われる時代。難しい」と、悩みは尽きない。民謡界の最大組織、日本民謡協会の会員数は約一万六千人。平均年齢は七十歳を超え、ピーク時(九三年)の約四万九千人の三割強まで減った。菊地淡茂(たんしげ)組織部長(66)は「コンクールもどんどん減っている。かつては千件超あったが、今は五百件くらい」と話す。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2018052002000157.html

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「平和をこわすな」 市民らカヌー30艇で抗議 米軍キャンプ・シュワブで護岸工事(2018/05/19琉球新報)
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、移設に反対する市民は19日午前、カヌー30挺、船4隻を出して抗議している。K4護岸建設現場では海中に砕石を落とす作業が行われている。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-721994.html

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米高校で乱射、死者10人 17歳生徒を拘束、10人負傷(2018/05/19琉球新報)
【サンタフェ共同】米南部テキサス州サンタフェの高校で起きた銃乱射事件で、アボット州知事は18日、生徒ら10人が死亡、10人が負傷したと明らかにした。警察は殺人などの容疑で男子生徒(17)を拘束した。知事によると、容疑者は父親が所有していた散弾銃と拳銃を犯行に使用した。警察は校内や学校周辺で爆発物を複数発見し、事件との関係を調べている。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-721798.html

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「全廃」フロン、放出が増加(2018/05/19京都新聞)
議定書違反、発生源は東アジア? 【ワシントン共同】米海洋大気局(NOAA)は17日までに、オゾン層を破壊する物質であるフロンの一種「CFC11」の放出が2012年以降、増加に転じているとの分析を発表した。オゾン層を守るための国際条約「モントリオール議定書」で10年までに全廃することになっているが、どこかの国が違反したとみている。チームは観測データなどから発生源が東アジアだと推測している。
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20180518000055

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9条俳句訴訟 表現の自由を侵すのに(2018/05/19東京新聞)
「九条守れ」の言葉が入った俳句を掲載拒否。さいたま市の公民館で起きた問題は表現の自由を奪うに等しい行為だ。だが東京高裁は違憲とはせず、わずかな賠償を市に命じたのみだ。疑問に思う。「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」−。二〇一四年、俳句サークルの女性が詠んだ句は、会員の投票で「秀句」に選ばれた。慣例により公民館の月報に掲載されるはずだった。ところが、公民館側は「不掲載」と判断した。ちょうど集団的自衛権の問題が大きな政治課題となっていた時期にあたる。公民館側はサークル側に「公平・中立の立場から掲載は好ましくない」と説明した。だが、この判断はおかしい。なぜなら、俳句を詠んだのは女性なのであり、表現の自由が憲法で保障されている。公民館側が「九条守れ」の言葉に対し一方的に「公平・中立」というものさしを持ち出し排除することは、その自由を踏みにじることになるからだ。・・・

俳人の故・金子兜太さんは、この問題に危機感を持ち、「表現や作品を政治的判断で葬ろうとする姿勢は戦争のころと変わっていない」と語っていた。本紙も一五年から一七年にかけ読者から募った「平和の俳句」を載せた。金子さんには、選者をつとめてもらった。さらに深刻に思うのは、九条俳句問題にとどまらず、公共施設などで中立性や公平性を盾にして、さまざまな集会などが制限されてはいないかという疑いだ。大学でも集会は全く自由ではない。表現や言論の自由が息苦しい。片や自民党総裁たる首相は公然と「改憲」を訴え、「九条を変える」と言う。「九条守れ」の市民の意見が自由でなくては、公正な社会とは到底言えない。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018051902000160.html

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ガザ抗議デモ収束へ エジプト介入、ハマスと合意か(2018/05/19東京新聞)
【カイロ=奥田哲平】米国が在イスラエル大使館をエルサレムに移転した問題を巡り、パレスチナ自治区では十八日、移転後初の金曜集団礼拝を迎えた。十五日までに六十二人が死亡したガザ地区でも抗議デモが続いたが、イスラエル軍と目立った衝突は起きていない。エジプト政府が介入し、ガザを実効支配するイスラム主義組織ハマスが事態収束を図り、エジプトが境界検問所を開放することで合意したとみられる。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201805/CK2018051902000143.html

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(社説)終盤国会 逃げ切りは許されない(2018/05/19朝日新聞)
 国会の会期末まで残り1カ月。相次ぐ不祥事の追及から逃げ切りを図り、首相肝いりの法案は数の力で押し通す。終盤国会に臨む安倍政権の戦略が、あからさまになってきた。森友学園をめぐる財務省の決裁文書改ざん問題で、政権・与党はきのう、野党に約束していた改ざん前文書の国会提出を23日に先送りした。文書が膨大で、「非公表部分の黒塗りが間に合わない」として、一方的に前言を翻した。これを受け、安倍首相が出席する予算委員会の集中審議は、想定されていた21日から、首相がロシア訪問を終えた後の28日以降にずれこむことになった。加計学園の獣医学部新設をめぐる問題でも、野党が求める加計孝太郎理事長や愛媛県の中村時広知事ら関係者の国会招致に応じる姿勢は全くない。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13500604.html

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脳梗塞2度、歌い続け ヒデキ63歳死去(2018/05/18東京新聞)
所属事務所によると、西城さんは先月二十五日夜、自宅で家族と団らん中に倒れ、横浜市内の病院に運ばれたが、意識は戻らなかった。一九七二年に「恋する季節」でデビューした西城さんは「ヒデキ」の愛称で人気に。郷ひろみさん、野口五郎さんと「新御三家」と呼ばれた。精悍(せいかん)な顔立ちで、長い髪を振り乱して歌う「絶唱型」と呼ばれるボーカルと激しいステージアクションは多くの女性ファンの心をつかんだ。大衆的な歌謡曲とロックを融合した“歌謡ロック”のパイオニアとされ、J−POPなどその後の音楽界に多大な影響を残した。「激しい恋」「傷だらけのローラ」(ともに七四年)、日本歌謡大賞を受賞した「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」(七九年)、「ギャランドゥ」(八三年)などは、後世に歌い継がれる名曲とされる。
 俳優としても活躍し、テレビドラマ「寺内貫太郎一家」で父親役の小林亜星さんと交わす親子げんかのシーンは名物に。あまりの激しさに西城さんが腕を骨折したこともあった。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201805/CK2018051802000135.html

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記者らセクハラ被害、複数回 周囲に相談できず65%(2018/05/18東京新聞)
前財務次官のセクハラ問題を受けて、性暴力被害者と報道関係者でつくる民間団体「性暴力と報道対話の会」が十七日、セクハラ被害についてメディア関係者にアンケートした結果を公表した。被害を受けたと答えた人のうち、周囲への被害の相談を「考えなかった」「しなかった」と、一人で抱え込んだ人は65%に上った。・・・ 調査はインターネットを使って四月から実施し、新聞社や放送局、出版社などの社員やフリーランスの記者ら計百七人(うち女性百三人)が回答した。年齢は二十〜六十代で、三十代が最も多かった。このうち百二人がセクハラ被害を経験し、その96%が複数回遭ったと回答。「十回以上」も半数に上った。加害者は取材先や取引先などが40%だったが、上司(24%)、先輩(19%)ら社内や業界内での被害も目立った。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201805/CK2018051802000122.html

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レバノン国境も緊張 ヒズボラの攻撃警戒(2018/05/18東京新聞)
イスラエルとイランがゴラン高原を挟んで今月10日、越境攻撃の応酬を繰り返したことを受け、レバノンと国境を接するイスラエル北部戦線で警戒が高まっている。イランと密接なつながりのあるレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの浸透を防ぐ防御壁を建設し、住民は避難訓練などで備える。・・・イスラエルは、イランからヒズボラへの武器供与を防ぐためにシリア国内への空爆を繰り返すが、その勢力に衰えは見えない。ザフラニ副市長は「戦争は望んでいないが、私たちは決して恐れない。反撃を怖がっているのはナスララ師の方だ」と強気だった。
 北部戦線に加え、イスラエルが占領するゴラン高原と、イスラム主義組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザ周辺の最前線での警戒が強まるイスラエル。エジプト軍元高官モハメド・ベラル氏は「三つの戦線の動きは活発ではなく、イスラエルの武力をもってすれば対処できる。しかし、三つの前線が同時に火を噴いた場合がイスラエルにとっての挑戦だ」と指摘。イランとの対立が深まれば、緊張が一気に高まりかねないとの考えを示した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201805/CK2018051802000124.html

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エネルギー計画 原発の新増設が前提か(2018/05/18東京新聞)
 二〇三〇年に向けた国のエネルギー基本計画の見直し案が示された。依然として電力の二割以上を原発に頼るという。新増設が前提なのか。未来に向けた戦略を名乗るには、時代遅れが過ぎないか。
 これを「計画」と呼べるだろうか。今後とも原発を、それも主力電源として使いたい、維持したい−。そんな願望の表れのようにも読める。総発電量に占める原発の割合を20〜22%と初めて明記した。経済産業省が三年前に示した数字のままだ。たとえこれが、政府の考えるベストミックス、最善の比率だったとしても、どのようにして実現するというのだろう。具体的な道筋は明らかにされていない。・・・

福島原発事故のあと、安全、安いの神話が崩れ、世界ではコスト面から原発離れが進んでいる。三〇年には原発の“時代遅れ”が一層明確になっているだろう。温暖化対策を考えるなら、再生可能エネルギーを増やす方が、確実だし、安全だ。計画では、再生可能エネルギーについても「主力電源化」を図り、22〜24%に増やすという。ドイツでは現在すでに35%。産油国のアラブ首長国連邦(UAE)さえ、五〇年に44%の目標を掲げている。この「計画」では、世界との差はますます開く。経産省による意見公募で多数を占めた「世界の流れに逆行している」などとして脱原発を求める声も黙殺された。そのような計画案に、正当性があるのだろうか。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018051802000139.html

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山崎努、超俗の画家 熊谷守一になる 映画「モリのいる場所」(2018/05/18東京新聞)
世間から隔絶した晩年を送り「超俗の人」と呼ばれた画家熊谷守一(くまがいもりかず)(一八八〇〜一九七七年)の一日を描いた映画「モリのいる場所」が十九日、公開される。演じるのは以前から熊谷を敬愛し「モリカズさん」と呼ぶ山崎努(81)。好きなあまり、役作りに苦労したという山崎。「風景の中にモリカズさんが溶け込み、一体化している感じがとてもよく出ている」と出来栄えに自信を見せる。 (深井道雄)
 「十数年前だったか、ふらりと立ち寄った書店でモリカズさんの画文集を手にし『宵月』という作品を見て、背景の夜の色に猛烈に引かれました」。以来、熊谷の作品を鑑賞し、生い立ちを調べ、人となりを想像してきた。「モリカズさんは個性が強すぎて、世間と折り合いをつけるのがうまくできなかった。そのため自分と世間との間に壁を作り、自分の世界を大事にしたのではないか」と話す。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2018051702000210.html

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「海を壊さないで」市民ら海上で抗議 K4護岸造成工事進む(2018/05/18琉球新報)
 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設が進む名護市辺野古の海上では18日午前、砕石が海に投下され、K4護岸の造成工事が進む様子が確認された。
 
 市民らは、カヌー13艇と船3隻で工事中止を訴えた。オイルフェンスを越えた市民らが海上保安官に一時拘束された。船からは「沖縄にこれ以上基地を増やすな」「辺野古の海を壊さないで」などと声を上げた。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-721184.html

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<社説>自然遺産登録延期 北部訓練場の返還しかない(2018/05/18琉球新報)
 持続可能な自然保護の在り方とは何かという根本的な問いを突き付けられた。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関、国際自然保護連合(IUCN)が、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の世界自然遺産登録に関し「登録延期」と勧告した主な理由が、米軍北部訓練場の存在であることが明らかになった。政府が北部訓練場や返還跡地を推薦書に明記しなかったことで、書類上の不備を指摘された。


 米軍基地は日米地位協定により日本の管理権が及ばないから、北部訓練場に関する情報を書かないという環境省の理屈は、国際的な自然保護の基準からすれば通用しないということだ。そもそも世界遺産とは、一国にとどまらず人類全体にとって、貴重なかけがえのない財産である。その価値ある財産が一部でも損壊や滅失によって失われることになれば、世界のすべての人々にとって遺産が損なわれることとなる。そこで、増え続ける脅威やさまざまな危機から保護するため特別な対策を施すのである。
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-720881.html

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ハワイ島火山で爆発的噴火(2018/05/18京都新聞)
噴煙9千m、終息めど立たず/ 【パホア共同】米ハワイ州当局によると、ハワイ島のキラウエア火山が17日朝、爆発的噴火を起こした。米メディアによると高さ約9千メートルの噴煙が上がっている。当局は有毒ガスの噴出や巨大な噴石が広域に飛散する恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。けが人の情報はない。

 キラウエア火山は世界最大級の活火山。今月3日に噴火を始めて2週間が過ぎたが、今後も噴火を繰り返す可能性も指摘されている。終息のめどは立たず、長期化に伴う観光業への影響を懸念する声が強まっている。
http://www.kyoto-np.co.jp/international/article/20180518000005

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北朝鮮機「途中で落ちたら話にならんな」 麻生氏がまた放言(2018/05/18朝日新聞)
 麻生太郎財務相が16日の東京都内での講演で、6月に開催予定の米朝首脳会談に関連し、「あのなんとなく見てくれの悪い飛行機がシンガポールまで無事に飛んでってくれることを期待します。途中で落っこっちゃったら話にならんな」と述べた。北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が搭乗する専用機を念頭に置いた発言とみられる。

 講演は、自民党麻生派に所属する議員の政治資金パーティーであった。麻生氏は2012年の自民党総裁選にも言及。石破茂、石原伸晃、安倍晋三の3氏らが争っていた当時、誰を支持するかを問われ、「暗いやつを選ぶか、あんまり頭のよくないやつを選ぶか。だったら、おなかの悪いのが一番いいぐらいじゃねぇか」と答えて安倍氏を支持した、とも語った。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13498985.html?rm=150

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(社説)エネルギー基本計画 めざす姿がずれている(2018/05/18朝日新聞)
 新たなゴールをめざす動きが国外で広がるのを横目に、従来の道にしがみつく。大局を見誤っていると言うほかない。新しいエネルギー基本計画の案を経済産業省がまとめた。「これまでの基本方針を堅持する」とうたい、今の計画を踏襲する内容だ。事業環境が厳しい原発や石炭火力を従来通り、「重要なベースロード電源」と位置づけた。世界では、エネルギーの供給や使い方に構造的な変化が起きつつある。太陽光や風力などの再生可能エネルギーが化石燃料に取って代わる「脱炭素化」や、規模が小さい発電設備を蓄電池などと組み合わせ、効率よく地産地消する「分散化」など、影響は社会に広く及ぶ。それなのに旧来の方針に固執して、変革に対応できるのか。世界の流れから取り残されないか。疑問や懸念は尽きない。・・・

■原発のまやかし温存

 個別の分野も問題は多い。焦点の原発は現計画と同様、基幹電源として再稼働を進める方針と、「依存度を可能な限り低減する」という表現を併記した。しかし実際には、政権は再稼働に重きを置いている。なし崩しの原発回帰や、放射性廃棄物の処分問題や核燃料サイクルなどでその場しのぎが、さらに続くことになる。政権は、原発を取り巻く状況や、再稼働反対が多数を占める世論の厳しさに向き合うべきだ。国民の目をごまかしながら原発頼みを続ける姿勢は、根本から改めねばならない。「依存度低減」を掲げる以上、その具体化を急ぐ責任がある。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13498916.html

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(社説余滴)原発避難者の声に耳澄ます 五郎丸健一(2018/05/18朝日新聞)
 普通の人生ではあり得ない不条理を経験した人に、心を開いて語ってもらうのは難しい。福島第一原発事故の被災者を取材して、そう痛感することがある。・・・福島で復興に取り組む人を取材すると、困難の中でも前向きな印象を受けることが多い。自身の悲哀や苦労と折り合いをつけ、他人に話せる心境に至ったからだろう。・・・調査グループの丹波史紀・立命館大准教授は、自由記述で4千を超える回答が寄せられたことに驚いたという。「被災者はさまざまな苦悩や困難を抱えており、それが理解されないことへのもどかしさが伝わってくる」と話す。

 原発事故から7年余り。避難者数は統計上、5万人を切るまで減った。行政は、復興の進展をしきりに強調する。だが、今も避難暮らしを続けざるを得ない人々にとって、国策の失敗がもたらした事故の被害は、いつ終わるとも知れない現実である。声なき声に耳を澄まし、一人ひとりの生活再建を支えていくのは、政府や関係自治体の重い責務だ。そして、被災者たちの思いを社会全体でどう受け止めるかも、問われ続ける。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13498913.html?rm=150

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星由里子さん死去 若大将シリーズなどでヒロイン(2018/05/18朝日新聞)
 1958年、東宝の「ミス・シンデレラ娘」に選ばれ、翌年、映画「すずかけの散歩道」で女優デビュー。61年の「大学の若大将」で加山雄三演じる大学生の恋人・澄子を演じる。この作品はヒットしてシリーズ化され、「銀座の若大将」「ハワイの若大将」「エレキの若大将」など計11作の映画で加山と共演した。他にも、「世界大戦争」「モスラ対ゴジラ」「クレージーだよ 奇想天外」など、数々の東宝娯楽映画で美しいヒロインを演じた。

https://www.asahi.com/articles/ASL5L3DVQL5LULZU009.html?iref=com_alist_8_05

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カザフで核実験反対の歌 安佐南区の道田さん 21日行事で披露(2018/05/17ヒロシマ平和メディアセンター)
旧ソ連最大の核実験場があったカザフスタンで核実験反対運動の象徴となった歌を広島で歌い継ぐ道田涼子さん(43)=広島市安佐南区=が21日、現地を初めて訪問する。核被害を受けた両国の連携を深めたいと、行事で歌声を響かせる。歌は「ああ時代よ」を意味する「ザマナイ」。哀愁を帯びた旋律は、被曝(ひばく)者や古里を追われた人々の悲しみを表現し、広く歌われている。・・・セミパラチンスク市(現セメイ市)近くの核実験場では、1949〜89年に450回を超す核実験が実施され、150万人以上が健康被害を受けたとされる。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=82652

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社説 地上イージス配備 必要性の議論が先では(2018/05/17ヒロシマ平和メディアセンター)
本当に必要なのか、あらためて考えなければならない。政府は北朝鮮の「脅威」を理由に、地上配備型のミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の2基導入を急いでいる。防衛省は、候補地の山口県と秋田県に、近く地元説明をする意向を伝えた。2023年度からの運用を目指し、本年度中に配備先の萩市の陸上自衛隊むつみ演習場と、秋田市の新屋演習場の現地調査へ入るという。


・・・2基で日本全体をカバーするというが、費用は少なくとも1基で1千億円近くかかる。しかも既に2回、迎撃実験に失敗している。国の財政が厳しい中、なぜ巨額の費用をかけてまで配備するのか。背後に、武器・装備品輸出に血道を上げる米国のトランプ政権の影がちらつく。

 配備の候補地では、レーダーが発する強力な電磁波の周辺への影響も心配されている。配備されることで、逆に攻撃対象にされるのではとの不安の声もあるようだ。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=82627

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『潮流』 キリシタンと原爆(2018/05/17ヒロシマ平和メディアセンター)
長崎の原爆資料館を訪れた折、欧米人らしき女性が凍り付いた表情で十字を切る姿が心に残った。視線の先にはあの日、壊滅した浦上天主堂で見つかったロザリオ。爆心地に近い浦上のカトリック信徒は1万2千人のうち、8500人が死亡したとされる。その場面を思い出したのは「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録が確実というニュースからだ。禁教下の信仰を伝える現存教会や集落などが対象だが、原爆に遭った浦上は登録遺産がない。そのためか弾圧を越えて信仰を守った信徒たちの被爆の惨禍は今回、語られていないように見える。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=82629

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前米長官「うそで民主主義衰退」 ティラーソン氏が政権批判(2018/05/17琉球新報)
【ワシントン共同】「指導者が真実を隠し、国民が事実に基づかない『もう一つの事実』を受け入れれば、国民は自由を放棄する道をたどる」。3月に米国務長官を解任されたティラーソン氏が16日、南部バージニア州の大学の卒業式で演説し、米国の民主主義衰退に警鐘を鳴らした。

 ティラーソン氏は、トランプ大統領や政権幹部を名指しこそしなかったが「倫理観や誠実さを失った指導者に市民が立ち向かわなければ、米国の民主主義は衰退していく」と訴えた。米メディアは現政権の体質を痛烈に批判したと報じた。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-720282.html

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世界158位 打破へ一歩 女性議員増 法成立(2018/05/17東京新聞)
 国政選挙や地方議会選挙で候補者数を男女均等にするよう政党などに促す議員立法の「政治分野の男女共同参画推進法」は十六日の参院本会議で、全会一致で可決、成立した。女性の政界進出を後押しするのが狙いで、来年の統一地方選や参院選で適用されるが、努力義務のため強制力はない。 ・・・ 世界の国会議員が参加する列国議会同盟(本部ジュネーブ)が発表した一八年の報告書によると、日本の衆院議員の女性比率は10・1%。百九十三カ国中、百五十八位にとどまる。昨年の衆院選では、候補者に占める女性の割合は約17・7%だった。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018051790070432.html

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90%超、加害側の金銭補償なし 虐待や性被害など、警察庁(2018/05/17東京新聞)
事件や事故の被害者や遺族の状況を把握しようと、警察庁が調査を行ったところ、児童虐待や性被害など4類型において、90%以上が加害者側による賠償や公的給付金など、金銭的な補償を受けていないことが分かった。同庁が17日に結果を公表した。支援制度を認知していないとした人も多く、被害者に援助の手が届きにくい実態が浮き彫りとなった。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018051701000954.html

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原発、コスト増でも推進 1基4400億円試算 実情1兆円超(2018/05/17東京新聞)
 経済産業省が十六日に公表した二〇三〇年に向けた新しいエネルギー基本計画の素案で、将来の電源構成を決める際に大前提となる各電源のコスト推計に、近年の原発建設費の高騰を反映させていないことが分かった。建設費は政府が四年前に前回計画を策定した際に前提とした「一基四千四百億円」から、原発メーカーや商社によると倍の一兆円以上になっている。だが、経産省は「最も安い電源」とした前回推計は堅持。電源構成に占める原発の割合を現状の2%弱から三〇年度に20〜22%に拡大する方針をそのまま踏襲する。
 専門家からは「原発がコスト競争力を失っている状況を反映しないのはおかしい」(自然エネルギー財団大野輝之常務理事)との批判が出ている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201805/CK2018051702000154.html

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政府・与党、解明に及び腰 森友・加計(2018/05/17朝日新聞)
森友・加計(かけ)学園問題に対する政府・与党の動きが鈍い。真相解明に向けて野党が求める参考人招致や文書の提出に後ろ向きで、「うみを出し切る」という安倍晋三首相の言葉とは、ほど遠い対応だ。通常国会の会期は6月20日まで。野党の追及から逃げ切ろうという姿勢がうかがえる。・・・ 加計学園の獣医学部新設をめぐる問題では、与党が中村時広愛媛県知事の参考人招致を拒み続けている。

 愛媛県が作成した文書には、柳瀬唯夫・元首相秘書官が2015年4月に首相官邸で学園関係者や愛媛県職員らと面会し、「本件は、首相案件」と述べたと記されている。柳瀬氏は10日の参考人招致で学園関係者との面会は認めたが、県職員らについては「いたかもしれない」とした。

 中村知事は翌11日、職員が受け取ったとする柳瀬氏の名刺を公開して反論。この食い違いをただすため、野党は中村知事の招致が欠かせないと求めている。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13497189.html

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(社説)子どもたちへ 火垂るとだるまの教え(2018/05/17朝日新聞)
改ざん、うそ、女性蔑視、開き直り――。自らは恥ずべき行いを重ねる一方で、子どもには「道徳」を説き、ひとつの鋳型にはめようとする。そんな最近の政治家や官僚の対極を生きた2人が、この春、相次いで鬼籍に入った。おととい「お別れの会」が開かれたアニメ監督の高畑勲さん(享年82)、そして絵本作家のかこさとしさん(同92)だ。・・・心したのは、事実を「淡々と客観的に」描くこと。見る人には、年齢を問わず、なぜ当時の日本社会がああなってしまったのか、自分の頭で考えてほしいと願った。高畑さんはそれを、これからの時代を切りひらくための「自由な知性」と呼んだ。

 異論を排し、大勢に流れてしまいがちなこの国の危うさが、常に念頭にあった。

 かこさんもまた、論理や思考を重んじた人だった。

 軍国少年で軍人を志した。19歳で敗戦を迎え、誤った戦争をなぜ正義と思い込んでしまったのか、自問することから出発した。化学工業の会社に勤めるかたわら、子どもの勉強の面倒を見たり一緒に遊んだりして、生活の苦しい家庭を支えるセツルメント運動に飛び込んだ。各地の伝統玩具がモチーフになっている「だるまちゃん」シリーズをはじめ、歴史、経済、生命、宇宙まで、創作は幅広い分野に及ぶ。多くの研究資料を集め、「20年先も通用するものを」という見通しと責任感をもって紡ぎ出した作品だ。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13497127.html

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(声)男女の競争条件は平等ですか(2018/05/17朝日新聞)無職 小川力(岩手県 71)

 議員は資質で選ぶべきで、候補者数を男女均等にすることを目指す法案に違和感があるという声(10日)を読みました。私も基本的には賛成ですが、日本では、議員になるための条件の男女差が大きすぎるのではないでしょうか。今でも女性は家事・子育てを強いられ、さらに親の介護もあるとなれば圧倒的に男性の方が働きやすく、議員にもなりやすいのが現実だと思います。女性の子育て負担がなくなり(保育所の心配解消)、家事負担が軽減され(夫婦の家事分担)、親の面倒を見る負担もなくなり(公的介護の充実)、競い合う条件が男女同じになってはじめて「男女均等に違和感」という言葉が出てくるのではないかと思います。

 「この法案が通ったら優秀な男性の議員や立候補志望者を閉め出すことにならないか」と記されていましたが、優秀な女性たちが事実上「門前払い」されている現実を解決せずに、「優秀な男性の議員うんぬん」と強調されることには違和感があります。男女格差の恩恵にどっぷりつかって生きてきた者として痛感しています。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13497133.html

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(語る 人生の贈りもの)樹木希林:8 ジュリーに「ウルル」、私のまんま(2018/05/17朝日新聞)
 《1974年開始のドラマ「寺内貫太郎一家」で、31歳の樹木さんは貫太郎(小林亜星)の母、きんを演じる。実年齢より40歳上の役だった》

 バアさんなら動かなくて楽だろう、と自分で決めたんだけど、全然違ってたわね。毎回、激しいアクションがあった。母屋と離れの間を渡すハネ橋が上がっていることに気づかずに、下へ落っこちるという場面があるんだけど、久世光彦さんが「橋があるつもりで、しばらく空中を泳いでくれ」と言うんです。マンガによくあるでしょ、あれよ。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13497136.html

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自然エネルギーへ
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。

■何故原発を推進するのか ■何故原発に関する嘘が多いのか ■何故放射能が危険なのか
■何故発電コストが高いのか ■何故原発が危ないのか ■何故原発が非人道なのか


 

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