京都には町並みに風情を感じる場所がたくさんあります。歴史的には京都より古い奈良ですが、歩いていて風情を感じる場所は限られています。通称「奈良町」は数少ない風情が残る場所です。趣きのある建物や家並みが次々と壊されて残っているものは点在となっていますが、奈良町を歩けば懐かしい匂いのする路地やどこかほっとする町の一画に出会えます。ここ今御門町もそんな場所の1つです。
ならまち(奈良町)は、奈良県奈良市の中心市街地南部に位置する、歴史的町並みが残る地域の通称(「奈良町」という行政地名はない)。狭い街路に、江戸時代以降の町屋が数多く建ち並ぶ。ほぼ全域が元興寺の旧境内にあたる。周辺を含む49.3ヘクタールが奈良市により奈良町都市景観形成地区に指定されている。 現在は、町屋の原型を保ちつつ現代風に改装された飲食店や雑貨店、公共文化施設、社寺が町内各地に点在することから、奈良の新たな観光スポットとして注目を集め、細かく入り組んだ路地を歩きながら歴史的風情を楽しむ観光客で賑わっている。
寺社など 井上神社 資料館・町屋・イベントスペースなど 今西家書院(重要文化財)
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