汚染水処理 見通し甘く廃炉に支障(2015/02/05京都新聞)
福島第1原発事故から間もなく4年。汚染水処理の難しさがあらためて浮き彫りになった。構内のタンクに保管している高濃度汚染水について東京電力は、目標としていた年度内の全量浄化処理を断念した。
試される世界:イスラム過激派の衝撃/4止 米の対テロ、暗中模索(毎日新聞 2015年02月05日 東京朝刊)
「時間がかかる」。IS対策の見通しを問われると、オバマ氏は決まってそう答える。米国が有志国連合を主導しイラクでのIS空爆に踏み切ってからまもなく半年。シリアに拡大してからも4カ月以上だ。この間、2000回以上も攻撃が行われ、推計約6000人と言われる相手戦闘員が死亡。
民主党:アベノミクス批判で攻勢…格差拡大を追及(毎日新聞 2015年02月04日)
民主党が、安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」批判で攻勢を強めている。国会審議では、格差拡大や円安リスクなどを追及。
対「イスラム国」 人道支援の道、堂々と(2015/02/05東京新聞)
政府の「イスラム国」対応は適切だったのか、国会では徹底検証すべきだ。同時に「イスラム国」の台頭を抑え、苦しむ人々を支えるにはどうすればいいのか。
セックス離れ:若い男性、性の「絶食化」 3000人調査(毎日新聞 2015年02月05日)
若い男性の「セックス離れ」が進んでいることが、一般社団法人日本家族計画協会がまとめた「男女の生活と意識に関する調査」で分かった。夫婦の約半数がセックスレスという実態も判明。
戦後70年・原子の森、深く:第2部・孤高の闘い/3 ちょっと違う雰囲気(毎日新聞 2015年02月05日 東京朝刊)
自分が属する今の世界を「あの世から見ているような心境」。森一久さんはそう感じていた。広島の身内、桑原ユキミさん(95)が一つのヒントを語っていた。広島での被爆当日、避難してきた森さんが廊下の隅で丸くなりしょんぼりしている姿を桑原さんは見ている。
パイロット殺害 報復の連鎖を危惧する(2015/02/05京都新聞)
過激派「イスラム国」が、拘束していたヨルダン軍パイロットのモアズ・カサスベ中尉を殺害したとする映像をインターネット上で公開した。
東京、温暖化の意識最下位 世界5都市を調査(2015/02/05共同通信)
熱波や洪水の増加など、地球温暖化の悪影響に備える意識を持っている人の割合は、世界の5都市中、東京が最下位で、顕著に低かったとの調査結果をみずほ情報総研が5日までに発表した。
「アラバマ物語」の続編発売へ 20年後描いた原稿発見(2015/02/05共同通信)
【ニューヨーク共同】黒人差別が強かった1930年代の米南部を取り上げ、社会の不公正を鋭く指摘した名作「アラバマ物語」の続編「ゴー・セット・ア・ウォッチマン」の7月発売が決まった。米出版社が今月4日までに発表した。
ブロック投入に船とカヌーで抗議 辺野古沖海上(2015/02/04琉球新聞)
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、反対する市民らは4日午前、抗議船とカヌー隊を出して辺野古崎付近の浮具(フロート)を越えて抗議行動を展開した。
東北電の点検記録不備4千件超 被災した女川2号機(2015/02/04共同通信)
東北電力は4日、東日本大震災で被災した女川原発2号機(宮城県)の3年間の設備点検結果に、記録の不備が4188件見つかったと発表。
ワイツゼッカー氏 貫いた過去への眼差し(2015/02/03東京新聞)
ワイツゼッカー元独大統領が亡くなった。欧州連合(EU)の理念が揺らぐ今こそ、ドイツの負の歴史に常に向き合い、欧州の平和的統合を説き続けた象徴的指導者の言葉に耳を傾けたい。
社説:日本人人質事件 疑問にこたえる検証を(毎日新聞 2015年02月03日)
イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)による日本人人質事件が痛ましい結末を迎えたのを受け、日本政府にとって今後、経緯を徹底検証することが重要な作業になる。検証にはいろいろな枠組みが考えられるが、最も重い役割を担うべきは国会だ。
核戦争防止国際医師会議ドイツ支部:「福島のこどもたちの甲状腺ガンは氷山の一角」(あきこ / 2015年1月25日みどりの1kWh)
年末年始を日本で過ごし、できる限り朝、昼、晩のニュースや報道番組を見ることにした。12月25日、「福島での子どもの2巡目の甲状腺ガン検査で、4人の子どもにガンの疑い」というニュースが流れ、思わず目と耳がテレビ画面に吸い寄せられた。
福島原発事故のドキュメンタリー映画、ベルリン国際映画祭に参加(じゅん / 2015年2月1日みどりの1kWh)
長い避難生活で町民の間に不満が生まれ、避難所や仮設住宅では町議会と町長が町の復興問題で対立、「今の状況では特に子供を福島に住まわせるべきではない」と主張する井戸川町長は、帰宅促進を願う町議会の批判を浴び、2013年2月に辞任に追い込まれた。
速報:独2014年の発電量、再生可能電力がトップ(こちゃん / 2015年2月1日みどりの1kWh)
ドイツでは2014年、再生可能電力の発電量が 、今まで発電量の最も多かった褐炭火力発電を抜いて、初めてトップに立った 。ドイツ全国エネルギー・水利経済連盟(BDEW)の昨年暮の速報による。
「美味しんぼ」鼻血で反論本 真実伝えたと原作者の雁屋さん(2015/02/02共同通信)
人気漫画「美味しんぼ」の主人公らが、東京電力福島第1原発を訪れて鼻血を出すなどの描写が議論になった問題で、原作者の雁屋哲さんが「美味しんぼ『鼻血問題』に答える」(遊幻舎)を出版し、東京都内の書店などで2日売り出された。「放射線で鼻血が出るのは根拠がない」との批判に対し「私が伝えたのは真実です」と反論している。
「私はケンジ」が遺した思い 絶望と憎しみ超え平和願う(2015/02/02朝日新聞)
「イスラム国」に拘束された後藤健二さん(47)の解放を求め、交流サイトを通じて世界に広がった「I AM KENJI(私はケンジ)」の写真の投稿。殺害されたとみられる映像が公開され、サイトには様々な思いが寄せられた。衝撃、怒り、やりきれなさ。そして、後藤さんが望んだ平和への願い――。《今まで感じたことのない深い絶望とやり場のない憤りを感じています》
志は消せない 紛争地の声・生活伝える――後藤健二さん 「イスラム国」人質事件(2015/02/02朝日新聞)
中東の紛争地域などで取材を続けてきた後藤健二さん。その仕事ぶりと人柄を慕う現地の知人らにも衝撃が走った。「信じられない。信じたくない。私は信じない」。
[1]「日本が戦争を支援」と誤解された理由(2015/02/02朝日新聞WEBRONZA)
「イスラム国」による日本人拘束事件は、安倍首相が掲げる「積極的平和主義」によって日本人が中東で敵視される危うさを露呈させた。
[2]イスラム国の「日本敵視」に対抗するために(2015/02/02朝日新聞WEBRONZA)
後藤健二さんを殺害する「イスラム国」の映像が2月1日、インターネットで公表された。事件は最悪の事態となった。「イスラム国」の残虐さを許すことはできない。しかし、今後、日本政府と日本国民は、「イスラム国」にどのように対抗していくかが問われる。
(衝撃 「イスラム国」人質事件)振り回された政府 中東歴訪前に「脅迫」把握(2015/02/02朝日新聞)
1月20日午前8時前(日本時間午後3時前)、イスラエル・エルサレム。同行秘書官から過激派組織「イスラム国」のものとみられる映像が公開されたという一報を受けた時、安倍晋三首相はホテルで朝食をとり終えたばかりだった。
「イスラム国」の非道―この国際犯罪を許さない(2015/02/02朝日新聞)
あまりに非道な行為が、無事解放の願いを打ち砕いた。過激派組織「イスラム国」が拘束していたジャーナリスト後藤健二さんを殺害したとする映像を公開した。
後藤さん「殺害」 この蛮行を繰り返させるな(2015/02/02京都新聞)
中東の過激派「イスラム国」を名乗る組織は、人質にしていたフリージャーナリスト後藤健二さんを殺害したとする映像声明をインターネット上で公開した。
(ひと)トマ・ピケティさん 不平等の拡大を警告するフランスの経済学者(2015/02/02朝日新聞)
3世紀にわたる歴史研究をもとに、一部の人に富が偏ることに警鐘を鳴らす。地味で分厚い経済書「21世紀の資本」が、世界で150万部のベストセラーになった。
野党「国会で検証」 首相の中東演説、影響焦点 「イスラム国」人質事件(2015/02/02朝日新聞)
過激派組織「イスラム国」による人質事件をめぐり、これまで政府への批判を控えてきた野党は、安倍内閣の一連の対応について国会での検証を求める構えだ。また野党からは、事件を機に、首相が主張する自衛隊による邦人救出に議論が及ぶことへの批判も出ており、論戦の焦点になりそうだ。
(日曜に想う)中東、二人の外交官が問うもの 特別編集委員・星浩(2015/02/01朝日新聞)
過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件で、かつて取材した2人の日本人外交官を思い起こした。・・・「日本の資金提供が個別に指摘され非難を受けたのは異例のことだ。イスラムの人々の間では、日本は昔と違って米国の手先になっているという受け止め方が広がっているのだと思う」
憂楽帳:続・百年の愚行(毎日新聞 2015年01月31日 中部夕刊)
「続・百年の愚行」。なんとも衝撃的な本が知人から届いた。戦争、暴力、核、環境破壊……。人類の愚行が、約50枚の写真と現代の賢人たちの寄稿文によって編集されている。
後藤さん母「今はただ、悲しみで涙するのみ」(2015/02/01朝日新聞)
今はただ、悲しみの涙がこみ上げてくるばかりです――。「イスラム国」に拘束されたフリージャーナリスト後藤健二さん(47)=東京都港区=が殺害されたとみられる動画がインターネットに公開されたことを受け、後藤さんの母、石堂順子さん(78)は1日午前9時40分すぎ、都内の自宅で報道陣の取材に応じた。
湯川遥菜さんの父「胸が張り裂けるような思い」(2015/02/01朝日新聞)
後藤健二さんと同じく「イスラム国」に拘束され、殺害されたとみられる画像が1月24日にインターネットに公開された会社経営者湯川遥菜(はるな)さん(42)の父、正一さん(74)=千葉市=は1日朝、報道陣の代表取材に応じた。
週のはじめに考える 悪魔はいなくなったか(2015/002/01東京新聞)
ナチス・ドイツが約百十万人を殺害したアウシュビッツ収容所の解放から七十年。この非道を引き起こした「悪魔」はいなくなったのだろうか。
新映像のメッセージ全文(2015/02/01京都新聞)
1日公開された後藤健二さんが殺害されたとみられる映像声明の「日本政府へのメッセージ(英語)」の全文は次の通り。
辺野古新基地:沖縄県警 市民を強制排除(2015/02/01沖縄タイムス)
【名護】新基地建設が進む名護市辺野古で31日、反対する市民らは海と陸の両方で抗議を続けた。
「21世紀の資本」著者・ピケティ氏と民主幹部が会談(2015/01/31朝日新聞)
著書「21世紀の資本」で格差拡大の問題を指摘するフランスの経済学者トマ・ピケティ氏と民主党の岡田克也代表ら幹部が30日、東京都内のフランス大使公邸で会談した。ピケティ氏は日本について「不平等が拡大している」と指摘した。
原発汚染水 処理に欠かせぬ信頼(2015/01/31東京新聞)
東京電力は、福島第一原発内の高濃度汚染水を年度内に処理する目標を断念し、五月中へと延期した。大量の汚染水は廃炉作業の妨げになっている。しかし、その処分には国民の理解が欠かせない。
辺野古海底調査 検証を待ち作業止めよ(2015/01/31東京新聞)
米軍基地新設のための海底掘削調査に向けた作業が再開された。翁長雄志沖縄県知事の中止要請にもかかわらずだ。政府はせめて、県の第三者委員会が検証を終えるまでは作業を中止すべきである。
メディア時評:中東とテロ、官邸の判断ミス検証を=京都大教授(社会学)・伊藤公雄(毎日新聞 2015年01月31日 東京朝刊)
中東の混乱のなかで人質になった日本人が、また殺された可能性が強まった。イスラム諸国には「親日派」が多いとされてきた。
21世紀の資本:ピケティ氏、来日インタビュー(毎日新聞 2015年01月31日)
「21世紀の資本」の日本語版が出版されたことを受けて来日したトマ・ピケティ氏は30日、毎日新聞のインタビューに応じた。日本の格差の現状について「米国ほど大きくないが、最も高い所得層の所得は急速に増え、格差が拡大している」と指摘。
(ザ・コラム)ダムと過疎地 先人が教える夢と現実 上田俊英(2015/01/31朝日新聞)
「ダムネーション」という米国のドキュメンタリー映画を見た。米国でダムの「撤去」を求め、実現させてきた人びと。その姿を通して、川とはなにか、ダムと引き換えにわれわれが失ってきたものはなにかを伝える。
辺野古海底、アンカー120個不明 台風で流される? サンゴ影響懸念(2015/01/31朝日新聞)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画で、国の海上作業でブイやフロートを固定するために海底に投下したアンカー120個がなくなっていることがわかった。
(声)安倍談話、火種にならないか(2015/01/31朝日新聞)無職 佐々木和夫(神奈川県 80)
戦後70年の今年出す「安倍談話」について、安倍晋三首相は「安倍政権としてこの70年をどう考えているかという観点から出したい」と表明した。
ノルウェー産牛肉、輸入停止 BSE発生を確認(2015/01/31朝日新聞)
厚生労働省は30日、ノルウェーで牛海綿状脳症(BSE)の発生が確認されたとして、ノルウェー産牛肉の輸入を同日付で停止したと発表した。
(地球24時)EU、対ロ制裁強化へ(2015/01/31朝日新聞)
ウクライナ東部の情勢が悪化していることを受けて、欧州連合(EU)の外相理事会は29日、ロシアへの制裁を強化することで合意した。EU域内への渡航禁止や資産凍結の制裁の対象を拡大する。
(時時刻刻)膠着 人質安否、ヨルダン固執 「イスラム国」続く沈黙(2015/01/30朝日新聞)
人質となったヨルダン軍パイロットは生きているのか。生存の証拠を示すよう強く求めるヨルダン政府に対し、過激派組織「イスラム国」からの具体的な反応はない。
「20年足らずでけり」 東海再処理施設の廃止措置(2015/01/30東京新聞)
日本原子力研究開発機構(原子力機構)の施設の現況や今後の事業展開などを報告する「第十回東海フォーラム」が二十九日、東海村で行われ、昨年十月、明らかにした東海再処理施設(東海村)の廃止措置について説明、「二十年足らずで(廃止に)けりをつけたい」とした。
南相馬住民、帰還二の足 再除染なく将来…(2015/01/30河北新報)
東京電力福島第1原発事故に伴い南相馬市内の152世帯に指定された特定避難勧奨地点が昨年12月28日に解除されてから1カ月が経過した。住民が望む再除染は実施されていないため、周辺環境は解除前のままで、住民はふるさとへの帰還に二の足を踏んでいる。
大飯原発差し止め、原告2693人 京都訴訟、全国2番目規模(2015/01/30京都新聞)
関西電力大飯原発(福井県おおい町)1〜4号の運転差し止めと損害賠償を、関電と国に求めた京都地裁(堀内照美裁判長)の集団訴訟で、京都府や滋賀県など19都道府県の住民730人が29日、追加提訴した。
(声)「自己責任論」は公正な態度か(2015/01/30朝日新聞)大学生 武田啓亮(茨城県 22)
過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件で、日本国内では「危険だと知りながら行ったのだから自己責任だ」という声が聞こえる。2004年のイラク戦争で、日本人が武装勢力に拘束されたときにも同様のことがあった。
憂楽帳:歌おう憲法(毎日新聞 2015年01月30日)
高校1年生のとき、現代社会のテストで赤点が続出し、クラスの大半が追試を受けるはめになった。出題範囲は憲法。担当教師は試験対策として1枚のレコード盤を私たちに提供した。30年も前のことだ。
(お仕事 日本遺産:4)活動写真弁士・片岡一郎さん 語り芸、次代につなぐ(2015/01/30朝日新聞)
〈とある海を見渡す岩山に……〉。着物姿の活動写真弁士の片岡一郎さん(37)が、張りのある声で語り始めた。東京都千代田区の神保町シアターで上映された無声映画「武士道」。1920年代に日独で合作された異色の時代劇だ。
「イスラム国」人質:中尉生存いまだ不明 日没後沈黙(毎日新聞 2015年01月30日)
【カイロ秋山信一、アンマン田中龍士、パリ宮川裕章】イスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)にフリージャーナリストの後藤健二さん(47)が拘束された事件で、ISとみられるグループがヨルダンで収監されているサジダ・リシャウィ死刑囚の引き渡し期限としていた29日の日没(日本時間同日深夜〜30日未明)から12時間以上過ぎた今も、IS側から公式な反応はなく、死刑囚との交換が提示されていた後藤さんに関する情報も明らかになっていない。
社説:汚染水処理 態勢整え着実に進めよ(毎日新聞 2015年01月30日)
東京電力福島第1原発の汚染水対策が、一筋縄ではいかないことが改めて浮き彫りになった。東電は、同原発に保管中の高濃度汚染水について、目標としていた今年度中の全量浄化処理を断念した。
妻が「最後のチャンス」訴え 邦人人質事件、期限過ぎ情報なし(2015/01/30東京新聞)
【アンマン共同】中東の過激派「イスラム国」を名乗るグループがフリージャーナリストの後藤健二さん(47)を拘束、解放条件として女死刑囚の釈放を求めた事件で、後藤さんの妻は29日夜、解放に残された時間は少なく、これが「最後のチャンス」かもしれないと訴える声明を英語の音声と文書で公表した。
(声)平和国家としての信頼を守ろう(2015/01/30朝日新聞)大学名誉教授 飯高京子(東京都 78)
「イスラム国」の日本人人質事件の背景には、これまで培ってきた平和国家・日本への国際的信頼が揺らいでいる現状があるのではないか。そう思うのには、私のアフリカでの体験がある。
「健二と娘、再会を」 「後藤さんの妻」英語で声明 「イスラム国」人質事件(2015/01/30朝日新聞)
「イスラム国」に人質として拘束されている後藤健二さん(47)の妻の名前の声明が29日出され、「娘が再び父親に会えることを願っています」と述べて、夫の命を救うよう懇願した。
邦人人質事件 後藤さんの救出を祈る(2015/01/29京都新聞)
過激派「イスラム国」とみられるグループが後藤健二さんを人質とした事件で、ヨルダン政府のメディア担当相は、イスラム国に拘束されているヨルダン軍のパイロットを解放すれば、犯人側が求めるサジダ・リシャウィ死刑囚を釈放する用意があると述べた。
アウシュビッツ 今なお問いを突きつけ(2015/01/29京都新聞)
アウシュビッツ強制収容所は今もなお、わたしたちに根源的な問いを突きつけている。なぜ、人間は人種や民族の違いで壁をつくり、あげくの果てに残虐な殺りくを繰り返すのか。
必ず再会、信じて 後藤さん、戦地の子の現状教えてくれた 「イスラム国」人質事件(2015/01/29朝日新聞)
世界各地の戦地を取材してきた後藤健二さん(47)は、紛争に巻き込まれた子どもたちの声をすくい取り、その声を日本の子どもたちに届ける活動をしてきた。包容力がある語り口。熱心だが大げさなことは言わない。
(あすを探る 社会)「対テロ」、多様な視点示せ 森達也(2015/01/29朝日新聞)
仏週刊新聞シャルリー・エブドへの襲撃事件直後、テロに抗議する大規模なデモ行進が行われたフランスに、世界40カ国以上の首脳が駆けつけた。・・・対テロの姿勢は正しい。でもスローガンには違和感がある。表現の自由とは、これを抑圧する政治権力やシステムに対して行使すべき概念だ。その表現によって傷つく人がいるならば、無制限に行使されるべきではない。向きがまったく違う。
ピルグリム原発、停電で緊急停止 米マサチューセッツ(2015/01/29朝日新聞)
米原子力規制委員会(NRC)は27日、米マサチューセッツ州のピルグリム原発(出力68万キロワット)が、悪天候によるとみられる停電で緊急停止したと発表した。
(論壇時評)熱狂の陰の孤独 「表現の自由」を叫ぶ前に 作家・高橋源一郎(2015/01/29朝日新聞)
イスラム過激派組織「イスラム国」に、ふたりの日本人が人質として捕らえられた。いまわたしがこの文章を書いている火曜深夜、事態は流動的だ。爆笑問題の太田光はこの事件に関し、報道の問題として「黙ることが必要なときもあるんじゃないか」とテレビで語った。
(声)貧困なくしテロなき世界に(2015/01/29朝日新聞)無職 山際泰男(三重県 64)
「イスラム国」に人質となっていた湯川遥菜さんが殺害されたとみられる画像が、インターネットで流れた。その残虐性に恐怖を感じたのは、私だけではないだろう。
(声)高齢者が階段使うあべこべさ(2015/01/29朝日新聞)地方公務員 荒井きよみ(千葉県 42)
エスカレーターを歩く習慣はなくなればいいという意見に賛成です。歩きたい方は階段を使えばいいと思うからです。
宗教超え「後藤さん救って」 宗教者ら官邸前で集会(2015/01/28朝日新聞)
27日、後藤健二さんの解放を願って、仏教、イスラム教、キリスト教の宗教者ら約80人が東京・永田町の首相官邸前で祈りを捧げた。その夜、後藤さんの画像が新たに投稿された。集会を呼びかけた鈴木伶子さん(76)は画像をみて、「つらくてつらくて、お祈りすることしか私にはできない」と話した。
熱血!与良政談:「積極的平和主義」の死角=与良正男(毎日新聞 2015年01月28日 東京夕刊)
集団的自衛権の行使をめぐる議論が続いていた昨年、私がテレビやラジオで繰り返し語ったのは次のような話だった。安倍晋三首相はアフガニスタン戦争やイラク戦争のような戦闘には今後も参加しないという。だが、軍事支援にせよ、経済支援にせよ、精神的支援にせよ、米国が日本に一番協力を求めてくるのは泥沼に陥っているイスラム過激派との戦いではないか。
TPP:米通商代表、農産品関税「進展」 「日本とまもなく決着」(毎日新聞 2015年01月28日 東京夕刊)
【ワシントン清水憲司】米通商代表部(USTR)のフロマン代表は27日、米議会上下両院の公聴会にそれぞれ出席し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉をめぐり、難航してきた日本との農産品関税交渉について「豚肉を含め市場開放交渉はかなり進展している」と指摘。
(声)安倍首相の対応に問題ないか(2015/01/28朝日新聞)無職 梅村和芳(岐阜県 63)
政府は、昨年のうちから1人が拘束され、もう1人も不明になっていることを知っていたという。それなのに安倍首相は1月中旬に中東諸国を歴訪し、地域全体で新たに25億ドル相当の支援を表明。そのうち総額2億ドルを「『イスラム国』と闘う周辺国」に支援すると明らかにした。1人が拘束されている事実を知っていたのだから、こうした表明は「イスラム国」から敵視される可能性があるので、慎むべきではなかったか。・・・
(核といのちを考える)原発被災者の詩、切々と 吉永小百合さん朗読(2015/01/28朝日新聞)
原爆投下と終戦の年に生まれ、広島・長崎の原爆詩の朗読を続けてきた俳優の吉永小百合さん(69)が福島第一原発事故の被災者らの詩を朗読し、CDに収録した。
(声)武器ビジネス縮小は日本の役割(2015/01/28朝日新聞)商社技術顧問 竹中寛(東京都 68)
私は40年前のレバノン内戦が勃発した時に、駐在員として現地に滞在していた。そこで見たものは、大人だけではなく小さな子どもまでもが自動小銃を撃っている光景であった。
福島第一原発の汚染水「海洋放出方針は遺憾」 全漁連(2015/01/28朝日新聞)
東京電力福島第一原発の建屋地下で生まれ続けている高濃度の汚染水処分をめぐり、全国漁業協同組合連合会(全漁連)は27日、三重水素(トリチウム)のみであっても放射性物質が残った水を海に流すことに反対する考えを経済産業省に伝えた。
後藤さんの新画像公開か、「24時間」の期限示す(2015/01/28CNN)
(CNN) イスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の人質となっているフリージャーナリスト、後藤健二さん(47)とみられる新たな画像が日本時間の27日深夜、インターネット上で公開された。後藤さんを名乗る音声は、24時間の期限を伝えている。
時代の風:道徳の低下と孤独な社会=京都大学長・山極寿一(毎日新聞 2015年01月25日 東京朝刊)
道徳の復活、道徳意識の強化を求める声が高くなっている。小中学校におけるいじめ、ストーカー被害、インターネットによる嫌がらせ、無差別の暴力、ヘイトスピーチなど、常識を疑うような事件が頻発しているからだろう。
認知症、共生の時代 10年後に700万人 国家戦略策定(2015/01/28朝日新聞)
65歳以上の5人に1人、約700万人が認知症。国の推計によれば、いまから10年後、私たちはそんな社会を生きることになる。認知症に関する初の「国家戦略」が27日、正式に決まった。
ギリシャとEU 信用不安回避へ柔軟に(2015/01/28京都新聞)
欧州の信用不安が再燃しないか懸念が広がっている。 ギリシャの総選挙で、欧州連合(EU)から金融支援の条件とされた財政緊縮策に反旗を翻す野党の急進左派連合が圧勝し、同じ反緊縮派の保守政党と連立政権を樹立したからだ。
内戦下、市民「胸痛めてる」 日本人拘束、シリア首都では(2015/01/25朝日新聞)
過激派組織「イスラム国」に拘束されていた湯川遥菜(はるな)さん(42)が殺害された可能性があるとする映像がインターネット上に公開された。フリージャーナリストの後藤健二さん(47)の安否はなお不明だ。「イスラム国」や他の反体制派が入り乱れた内戦が続くシリアの市民は、事件に心を痛めていた。
週のはじめに考える 文明は異なれど争わず(2015/01/25東京新聞)
見出しの「文明は異なれど争わず」とは人類共存のための原理です。だが、それが難しそうに見えるのは文明文化の違いを悪用する者がいるからです。
格差社会 人口減時代の再分配とは(2015/01/25京都新聞)
<経済力にせよ軍事力にせよ、日本は一位とか二位とかを争う野暮な国じゃなくていい。『別品(べっぴん)』の国でありたい>コラムニストの天野祐吉さんが、昨年の没後に出版された「成長から成熟へ―さよなら経済大国」に書いている。
市場砲撃、20人死亡 ウクライナ東部(2015/01/25朝日新聞)
ウクライナ東部ドネツク州の港湾都市マリウポリで24日朝、アパートが立ち並ぶ住宅地の市場が砲撃を受け、内務省などによると、少なくとも市民20人が死亡した。けが人は80人以上。ウクライナのRBK通信が伝えた。
(書評)『知識欲の誕生 ある小さな村の講演会1895−96』 アラン・コルバン〈著〉(2015/01/25朝日新聞)
『記録を残さなかった男の歴史』で十九世紀のフランスの農村に暮らしていた木靴職人の人生を蘇(よみがえ)らせたアラン・コルバンが本書で試みたのは、第三共和政下、アフリカの植民地化を進めていた十九世紀末にモルトロールという農村で小学校教師が行った連続講演を再現してみせることだった。
鉛筆削って刃物の心得 削れる子2割・安全な使い方覚える(2015/01/25朝日新聞)
「最近の子はナイフで鉛筆も削れない」と言われて数十年がたつ。今や大人でも使いこなせる人が少ないのが実情だ。先月、私立中学校・高校の教師にナイフを使ってもらう体験会が横浜市と東京で開かれた。
世界最大の水上メガソーラー、日本で建設(2015/01/23ナショナルジオグラフィックス)
5000世帯分の電力を供給、年間約8000トンの二酸化炭素排出を削減。クリーンエネルギーの開発に取り組む企業は今、湖や湿地、池、運河などの水面をソーラーパネルの設置場所に利用しようと試みている。
(社説)いま辺野古で 移設の状況にはない(2015/01/25朝日新聞)
沖縄県名護市辺野古の海がまた、大荒れの様相だ。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設に伴う埋め立て工事に先立ち、沖縄防衛局がブイやオイルフェンスなどを張る海上作業を再開した。
(書評)『さまよえる町 フクシマ曝心地の「心の声」を追って』 三山喬〈著〉(2015/01/25朝日新聞)
地方に対する中央の無関心を突く。物語は一人の男が群馬県の渡良瀬川を訪ねるシーンから始まる。男が訪ねたのは百年以上前に起きたあの足尾鉱毒事件の現場だ。事件の記念碑を見て男は物思いに沈む。なぜなら彼の故郷は原発事故があった福島県大熊町だからだ。
社説:欧州も量的緩和 不安抱えた歴史的決定(毎日新聞 2015年01月24日)
欧州中央銀行(ECB)が量的金融緩和の導入を決めた。日銀や米英の中央銀行が、国債を大量に買い入れて市場にお金を供給する量的緩和を実施する中、一線を画してきたECBだったが、デフレ懸念が広がり、毎月600億ユーロ(約8兆円)の債券を購入する歴史的決断をした。
(声)憲法9条の発信こそテロ対策(2015/01/24朝日新聞)大学生 牧元桃子(東京都 21)
戦争放棄をうたった憲法9条は、日本が平和に貢献するための強い「武器」になる――。シエラレオネやアフガニスタンなど紛争地での武装解除に努めた伊勢崎賢治さんの言葉だ。戦争をしない、武器を持たないと宣言している日本だからこそ、対話での解決の糸口を見いだすことができる。
(声)「安倍談話」の中身に危惧を持つ(2015/01/24朝日新聞)無職 原田敏(長野県 65)
戦後70年の今年、安倍晋三首相が談話を出すという。過去のアジア諸国への植民地支配と侵略を認めた「村山談話」など歴代内閣の見解を継承するそうだ。そうならば、あえて「安倍談話」として首相談話を改めて出す必要性がどれほどあるのか。
「解放、絶対に諦めないで」 紛争地知るジャーナリストら 「イスラム国」人質事件(2015/01/24朝日新聞)
「72時間」が過ぎた。だが、「イスラム国」の人質となっている後藤健二さん(47)と湯川遥菜(はるな)さん(42)の消息はつかめない。2人の知り合いや家族は、無事を願い続けた。後藤さんと同じく、紛争地の声を伝えようと飛び込むジャーナリストの仲間たちも帰還を祈る。
72時間経過、解放へ総力 「イスラム国」人質安否なお不明(2015/01/24朝日新聞)
イスラム過激派組織「イスラム国」が日本人2人を拘束して殺害を予告している事件は、日本政府が身代金の要求期限とみていた23日午後2時50分を経過した。
年度内の汚染水処理断念を陳謝 東電、地元「早く処理を」(2015/01/23共同通信)
東京電力が福島第1原発構内のタンクに保管している高濃度汚染水の2014年度内の全量浄化処理を断念したことについて、東電福島本社の石崎芳行代表は23日、福島県相馬市で漁業関係者の会合に出席し、「多核種除去設備(ALPS)の稼働率が予想より低く、3月末までの処理ができない見通しとなった。
米キューバ交渉 課題を克服し、歩み寄れ(2015/01/23京都新聞)
歴史的な雪解けは進むのか。世界が注目する中で、米国とキューバの国交正常化に向けた初の高官級協議がハバナで行われた。
ECB量的緩和 経済構造改革こそ急務(2015/01/23共同通信)
欧州中央銀行(ECB)が、国債などを大量に買い取る量的金融緩和に乗り出すことを決めた。3月から実施する方針で、毎月600億ユーロ(約8兆円)の資産を買い取る。ECBは量的緩和を初めて導入する。日銀やイングランド銀行に追随した動きで、世界的に金利の低下傾向が強まりそうだ。
「イスラム国」中東の脅威 国境越え攻撃、自国民が参加(2015/01/23朝日新聞)
日本人2人を人質にとった「イスラム国」。その脅威は中東諸国でも増している。過激思想に共鳴した自国民が国境を越えて戦闘に参加したり、国内でテロ事件を起こしたりする危険が高まっているためだ。
社説:難民受け入れ 「冷たい日本」続けるな(毎日新聞 2015年01月23日)
地域紛争や内戦の激化に伴い避難生活を余儀なくされている避難民が世界各地で増えている。2013年時点で、第二次世界大戦後最も多い5100万人と推定される。そうした現状下、13年に世界各国で難民と認定された人は21万人以上いるが、日本の同年の難民認定者は6人だ。
(声)人質事件、ひとごとにしないで(2015/01/23朝日新聞)大学生 成瀬桃子(神奈川県 21)
日本人2人が「イスラム国」に人質にとられた。まずは2人の無事解放を願いたい。日本政府に対して身代金として2億ドルを要求しており、安倍晋三首相がイラクやシリアなどに難民・避難民支援などとして約2億ドルの援助を表明したことへの報復との見方も出ている。
東電、汚染水の年度内処理断念 トラブル続きで(2015/01/23共同通信)
東京電力は23日、福島第1原発構内のタンクに保管している高濃度汚染水の2014年度内の全量浄化処理を断念する方針を固めた。同日午後、広瀬直己社長が経済産業省資源エネルギー庁の上田隆之長官と面会して伝えた。
福井県内原発の発電量が初のゼロ 2014年、商業全13基停止(2015/01/22福井新聞)
福井県がまとめた2014年の県内原発の運転実績によると、総発電電力量は商業炉13基(合計出力1128・5万キロワット)の全基が停止していたため、県内で最も古い日本原電敦賀原発1号機が運転を開始した1970年以降で初めてゼロとなった。
(地球24時)バス停攻撃、15人死亡 ウクライナ東部(2015/01/23朝日新聞)
ウクライナで親ロシア派が支配している東部のドネツクの市街地で22日朝、トロリーバスの停留所が迫撃砲による攻撃を受けた。
鉄筋コンクリ、揺らして検証 震度7を4回で「倒壊」(2015/01/23朝日新聞)
鉄筋コンクリート建物の耐震性を調べる実験が22日、防災科学技術研究所の「Eディフェンス」(兵庫県三木市)であった。現行の耐震基準を満たす6階建て建物を模した試験体(高さ6.5メートル)を、震動台を使って揺らした結果、震度7相当の揺れを4回繰り返したところで「倒壊」した。
柏崎原発で東電が地元説明会 住民「福島の原因究明を」(2015/01/22共同通信)
東京電力は22日、再稼働に向けて準備を進める柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県柏崎市、刈羽村)について、柏崎市で住民説明会を開き、国の原子力規制委員会による審査の途中経過を報告した。
くらしの明日:私の社会保障論 おとなしくなった若者=山田昌弘(毎日新聞 2015年01月21日 東京朝刊)
◇増える「平穏無事に暮らしたい」 中央大教授・山田昌弘。成人式が終わった。今年も親同伴での出席が多かったという。私が若い頃に比べると、若者のイメージが大きく違ってきているのではないだろうか。
失速する「脱ダム」 八ツ場本体着工、計画浮上から63年(2015/01/22朝日新聞)
国土交通省は21日、八ツ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)の本体工事に着手した。総事業費約4600億円は国内のダムで最大。一方、国交省は2010年に八ツ場を含む全国83のダムで必要性の再検証を事業主体に指示したが、これまでに55%が「復活」している。
火星の地下に大量の水素? 東工大助教ら研究(2015/01/22朝日新聞)
火星の地下に、多くの水素が貯蔵されている可能性が高いことが、東京工業大の臼井寛裕助教(宇宙地球化学)らの隕石(いんせき)の研究で明らかになった。火星には約40億年前まで海が存在していたと考えられている。
憲法によって国家が作られる――超満員の「立憲デモクラシーの会」シンポジウムから(2014/05/03朝日新聞WEB RONZA)
「立憲デモクラシーの会」が設立され、去る4月25日に法政大学で設立記念シンポジウムが開かれた。定員300人の教室は超満員。入りきれない聴講者のために上の階のおなじく定員300人の、これまた超満員の教室でテレビ中継という盛況だった。
規制委が海洋放出を認可 第1原発の浄化地下水(2015/01/22福島民友)
原子力規制委員会は21日、東京電力が申請していた福島第1原発の建屋周辺の井戸「サブドレン」などから汚染された地下水をくみ上げ、浄化後に海に放出する計画を認可した。
(社説)「慰安婦」記述 事実をなぜ削るのか(2015/01/22朝日新聞)
教科書会社の数研出版が、高校の公民科の教科書3点から「従軍慰安婦」の言葉を削除する。戦時下で将兵の性の相手をさせられた女性についての記述が、同社の教科書から消える。
米一般教書演説 協調と改革両立なるか(2015/01/22京都新聞)
オバマ米大統領は、今後の施政方針を示す一般教書演説を行い、「長く続いた戦争と不況を終え、新たな時代に入る」と語った。
イスラム国人質 無事解放へ全力尽くせ(2015/01/22京都新聞)
恐れていたことが現実となった。シリアやイラクで勢力を拡大する過激派「イスラム国」とみられるグループが、身代金2億ドル(約235億円)を72時間以内に支払わなければ、人質の日本人2人を殺害すると警告した。
地球儀を俯瞰(ふかん)しない外交(2015/01/21東京新聞)
十年前の「悪夢」が頭に蘇(よみがえ)った。ローマ法王ヨハネ・パウロ二世の葬儀を、パリ支局からバチカンに出張取材した時のことだ。
タンクから落下の原発作業員死亡 福島、搬送先の病院で(2015/01/20共同通信)
東京電力福島第1原発でタンク上部から作業員が落下した事故で、東電は20日、この作業員が同日未明に搬送先の病院で死亡したと発表した。第1原発での作業中の死亡事故は、昨年3月に土砂の下敷きになって1人が死亡したのに続き、2件目。
宝田明さん:反戦の訴え、NHK生番組で遮られ…(毎日新聞 2015年01月21日)
「人間として言うべきこと」お笑いコンビ「爆笑問題」のNHKでの政治家ネタの却下、昨年末の紅白歌合戦でのサザンオールスターズの演出……テレビと政治を巡る問題の議論がかまびすしい。
(暗転のパリから:1)風刺の境界、自由の国の葛藤 特別編集委員・冨永格(2015/01/18朝日新聞)
都合5年のパリ暮らしで日々これほどのムハンマドに接したことはない。キオスクに、テレビニュースにシャルリー・エブド(14日発行)の1面があふれる。
貧困と移民、過激派の影 ベルギー・銃撃戦の街ベルビエ(2015/01/18朝日新聞)
ベルギー当局によるイスラム過激派の拠点に対する15日の一斉捜索で銃撃戦が起き、2人が死亡した東部ベルビエは、4人に1人が失業者という国内で最も貧しい街の一つだ。住居費の安さから移民も多い。「人種のるつぼ」の中で複数の過激派グループがつながっていたようだ。
(書評)『「立入禁止」をゆく 都市の足下・頭上に広がる未開地』 ブラッドリー・L・ギャレット〈著〉(2015/01/18朝日新聞)
以前、新聞記者をしていた時に埼玉県の地下水路を探検したことがある。住宅地を流れる都市河川の源流を探り、記事にするのが名目だったが、本音は単に覗(のぞ)いてみたいだけ。
「女の平和」 赤く国会囲む 人間の鎖(2015/01/18東京新聞)
集団的自衛権の行使容認や改憲に反対する女性たちが、赤のファッションを身に着けて国会を囲む「『女の平和』ヒューマンチェーン(人間の鎖)」が、17日に行われた。国会の周囲約2キロを約7000人(主催者発表)が手をつなぎ、「誰一人、戦争に行かせません」と声を上げた。
老朽原発の廃炉 再稼働に結びつけるな(2015/01/17京都新聞)
関西電力の美浜原発1、2号機(福井県)や日本原子力発電の敦賀原発1号機(同)など、電力会社4社の老朽原発5基が廃炉の方向となった。原発の運転期間を原則40年と定める原子炉等規制法に照らせば当然といえる。
社説:ODA大綱改定 軍事転用を防げるのか(毎日新聞 2015年01月18日)
安倍政権は、政府開発援助(ODA)の理念や原則を定めたODA大綱を11年半ぶりに改定する。名称を「開発協力大綱」に変え、これまで認めてこなかった他国軍への支援を非軍事目的に限って可能にするなどの内容で、月内に閣議決定する。しかし民生用に供与した物資や技術が軍事転用されるのを防ぐ歯止めはない。
ICC、パレスチナ情勢の予備調査を開始 イスラエルは反(2015/01/18CNN)
(CNN) パレスチナ自治政府が加盟を申請した国際刑事裁判所(ICC)は18日までに、パレスチナでの戦争犯罪の有無に関する証拠収集や当事者双方の関係者の聴取などを含む予備調査を開始したとの声明を発表した。
ペギーダに待った! 暗闇につつまれたケルンの街(まる / 2015年1月18日みどりの1kWh)
ここ数ヶ月、ペギーダという妙な名前の運動がドイツで話題を集めています。「西洋のイスラム化に反対する愛国的ヨーロッパ人(Patriotische Europäer gegen die Islamisierung des Abendlandes)」の略で、毎週月曜日に2万人近くの参加者を集めるドレスデンのものが一番有名です。
(あすを探る 社会)「対テロ」、多様な視点示せ 森達也(2015/01/29朝日新聞)
(寄稿)日本の歴史と衆院選 作家・冲方丁(2014/12/26朝日新聞)
バチカン、15の病 法王が官僚的体質を批判(2014/12/24)
楽帳:「この道」のゆくえ(毎日新聞 2014年12月20日 大阪夕刊)
2014/12/09 グリーンピース声明:日本の民主主義の“終わりの始まり”にしてはいけない
特集ワイド:続報真相 座談会 「女性活躍」の違和感 なぜ?(毎日新聞 2014年10月31日 東京夕刊)
ジャーナリズムの広場をつくりたい - 独立系報道・教養ラジオ番組「ラジオフォーラム」
どんな状況でも核兵器にノーを 原爆詩、朗読続ける吉永小百合さん
(ニューヨーク・タイムズから)分断された米国 不平等は必然ではない(2014/08/02朝日新聞)
15歳のニュース:集団的自衛権、その言葉「異議アリ」理屈無視した「アベこべ」語/大阪
声、教師次第で生涯熟成 テノールの名匠ルネ・コロが来日(2014/007/01朝日新聞)
(インタビュー)地域のチカラ 大阪府豊中市で住民の問題解決に取り組む勝部麗子さん(2014/06/18朝日新聞)
世界遺産守った、原発に「NO」 熊野古道、登録10年(2014/05/13朝日新聞)
路上の民主主義―自ら考え動き出す人たち(2014/05/15朝日新聞)
(ニュースの扉)若杉冽さんと歩く福島第一原発周辺 「官製のゴーストタウン」(2014年03月17日毎日新聞)
「人類が生き残っていく道、持続可能エネルギーだけ」 チョムスキー、上智大で講演
とめよう戦争する国づくり(2014/03/09赤旗日曜版)ジャーナリスト、鳥越俊太郎
(声)個を育てる教育改革が必要だ(2014/03/04朝日新聞)
「平和と繁栄」の後で シカゴ大名誉教授ノーマ・フィールドさん
橋下氏慰安婦発言:ノーベル平和賞受賞の女性5人が非難
毎日新聞 2013年05月31日
生物多様性を脅かすネオニコチノイド系農薬(2013/10/21朝日新聞WEBRONZA)
(社説)ブラック企業 根絶のために行動を(2013/12/19朝日新聞)
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