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2014
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銀河系の友人たち

科学が進んで
銀河系のおぼろげな輪郭が分かって来ました
未開の時代に人類が思っていたように
地球は奇跡の星でもなんでもなく
同じような惑星は数多く存在するのだと
近代科学はやっとその事実を認識できるところまで来ました。

かって地球の周りを全ての天体が回っていたと信じて
偏狭な思考でモノを考えていた時代
地球は閉じられた空間ではなく
宇宙に向かって開かれた空間だと
数十年後には科学が証明するでしょう

中世の偏見や独断が
今なお21世紀の地球を支配し
差別や争いという
盲目的な状況は続いているけど
無知蒙昧にそろそろ気づかなければ
進化した科学ゆえ
とてつもない破局がやってきます

人が人を
人が環境を
あたりまえのように愛せる時代が
まさに現代であるはずなのに
何かおかしい

でも
気づき始めた人たちが
目に見えないネットワークをつくっているのも事実で
前進と後退の振幅は少しずつ狭まっています
同じ過ちを繰り返すのはもう卒業しようと
思っている人たちが増えているのは
心強い限りです。

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出会えるものは限られているけど


2014/05/03  無数の人、無数の音楽、無数の本、無数の絵画。1人の人間が出会えるものはごくごく一部で、いつどこで何と出会うかは運命みたいなものだけど、選択したり拒否したりしながら巻き込まれもする。できるならばより多くの人と出会い、より多くの映画も観たいと思うけれど、やっぱり総数は限られていて、希少な出会いから生きるエッセンスと抽出しなければならないのが人生。自分の核になるような音楽や本が1つ2つは誰にでもあると思うけど、もし無ければちょっと寂しいかも知れない。それが人となれば尚更で、孤独が人を浸食する現代社会の中では自分を支えてくれるかも知れない音楽や絵との出会いは特に大切だと思うのです。

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ポンペイの光と陰、原子力の陰と闇


2014/04/24  「グレート・ポンペイ・プロジェクト」風雨に曝された古代ローマ都市を修復するとイタリア政府が発表しました。1億500万ユーロ(約149億円)の巨大プロジェクトです。考古学的な調査や保管には巨費が必要ですが、「福島第1原発事故の除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の候補地に対する交付金が1000億を超えると見られる」(河北新報)

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201404/20140426_63010.htmlなどという記事を見ると今更ながら原発にまつわる桁違いの経費にやるせない思いがします。桁違いのお金を原発以外に使うだけでもこの国はもっとましになると多くの人は思っているでしょうが、圧倒的な民意にいたるまではまだ時間がかかりそうで、やきもきします。

西暦79年にベスビオ山の噴火によって灰に埋もれたポンペイの町。悲しい史実は発見されるまで1500年以上も完全な形で保全されていましたが、発見されてからは風雨と観光客の侵害で遺跡の傷みがひどいといいます。世界各地にある貴重な遺跡全般にいえることですが、陰の世界から光の世界へ出たばかりに遺跡が破壊されるようなことが起るなら、どの遺跡もあと1000年ぐらい眠ったままの方がいいのではと思ったりもします。そして科学の分野も原子力の分野だけはあと1000年、光が当たらなければよかったのにと思うのです。

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人間はこうあるべきだとう、たった一つの教え


2014/04/20  親が子に教えなければならないもの、それはただ一つではないかと思います。「弱者へのいたわり」ただそれ一つだと思います。教育者が子供に教えなければならないもの、それもまた「弱者へのいたわり」が最重要だろうと思います。その心がそだてば「反骨」や「気骨」という個人が持たなければならない大切な要素は自然とそなわっていくはずです。本来、社会は「弱者へのいたわり」が基盤となって構成されていなければならないはずですが、それが希薄であったり無視されているのは、そのような心の基盤を持つ人間が少なければ当然のことです。弱者へのいたわりは自分が弱者から脱却できる一つの方法でもあります。何かを探求、追求するために必要な精神的土壌です。時に自分の心を映しだすために必要な心のあり方だからです。友情や愛情、そして全ての学問、全ての芸術は「弱者へのいたわり」の精神がその土壌になければ、育たないものではないでしょうか。

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ノーベル平和賞と「憲法9条」


2014/04/16  神奈川県の鷹巣直美さんすてきなアイデアがノーベル賞委員会に受理されたとの報告。人物か団体しか対象にならないノーベル平和賞と憲法9条がどう関係するのか分からなかったけど、受賞者が日本国民と知ってなるほどと納得。ぜひとも受賞して欲しいものです。安倍政権の改憲に対する不穏な動きを日々心配する多くの国民にとっては朗報だし、強い抑止力になるだろうと思います。考えてみれば日本が世界に誇れる最良のものが戦争の放棄を定めた憲法九条ではないでしょうか。世界中の国々にその尊さ、その素晴らしさを訴えるためにも、そして世界中の目が平和憲法に注がれれば安倍政権の目論みは挫折するでしょう。

「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会の署名サイト(http://chn.ge/1bNX7Hb
憲法九条の素晴らしさを共有し、守り、活かし、世界に向けて広めていく取組の一つとして、実行委員会を組織し、ノルウェー・ノーベル委員会宛の署名活動を開始しました。ノーベル平和賞は個人か団体に贈られるものなので、憲法は対象ではありません。しかし、EUが団体としてノーベル平和賞を受賞出来るなら、憲法前文から始まり基本的人権の尊重と徹底した戦争放棄を謳った憲法九条を戦後70年近く保持している日本国民も団体としてノーベル平和賞を受賞出来る可能性はあるのではないでしょうか。・・・

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気がかりな生態系の激変


2014/04/06  福島県沖でマダラをはじめとする魚介類が激増しているとのこと。放射能汚染された近海での操業自粛などが原因になっているのは明らかです。恵まれた資源を活かせないのは無念なことです。しかも繁殖のアンバランスが海の生態系にどんな影響を及ぼすのかも定かではありません。「原発さえなければ」という漁師さんの思い、それは海の生き物たちも同じだと思います。相次ぐ放射能汚染水の管理不行き届きを見ても明らかですが、原発にまつわる多くの部分は人間が対処できない要素が多く、被害の全貌は表面的に把握できているより遥かに甚大だろうと思えます。すでに持ってしまった44トンものプルトニウムをどう減らすのか。膨大な核廃棄物をどう保管するのか。福島原発事故で人生や生活を奪われた人への責任問題も明らかにしないまま、再稼働とか輸出とかに盲信する人たちの神経はいったいどうなっているのだろうと思うとともにその無責任と想像力の欠如に一個の人間として怒りが湧きます。

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有明海諫早湾の水門閉鎖から25年


2014/04/02  1989年に多くの反対を押し切って進められた諫早湾干拓事業。海を遮断するギロチンのような水門が次々と落とされる光景は未だ忘れることができません。無駄な公共事業であるばかりでなく、環境破壊は明らかなのに何故この国の施政者や学者はお金のために無責任な行為を重ねるのだろうかと思いますが、原発問題1つ取ってもその姿勢は改まりません。諫早湾干拓事業から25年、貴重な干潟の生き物の死滅や海の汚染が続いて環境保護団体や地元の漁師さんらの反対もむなしく、今に至っています。ほぼ毎月続けている熊本保健科学大の高橋徹教授(海洋生態学)は干潟について「干潟なら1平方メートルに千〜2千グラムの生物が取れる。だが、ここは2グラム。千分の1。これが国内有数だった諫早干潟のなれの果ての姿だ。・・・」かつてはムツゴロウや様々な貝、ゴカイなどがすむ国内最大の干潟だったといいますから、あまりにも無謀です。

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なぜ私たちはできないのでしょうか?


2014/03/29  朝日新聞の声欄に広島の女性による次のような投稿がありました。・・・<なぜ今、私たちは「原発はいらない。二度と原発事故は起こさない」と強く誓えないのでしょうか。福島の小野さん。私はいつかあなたが新しい命を育みたいと思える日が来ることを心から願います。そうして命がつながり、未来の子どもたちが「ここで原発事故があってね、この国は原発を使うことをやめたんだ。だから私たちは安心して暮らせるんだ」と語れる国にしたいです。

「この街に原爆が投下されてね。その後、この国は二度と戦争はしないと誓ったんだ」と、かつて私が聞いたように。>・・・この文章は福島原発事故による放射能の影響に悩む女子高生にあてて書かれたものです。・・・読んでいてまさにその通りだと思います。なぜ今私たちはもう原発事故は繰り返さないと強く誓えないのか。原爆と同じく国民の全てにふりかかる脅威に対して、なぜ全ての人がノーを突きつけないのか、不思議でなりません。どんなに巧言をつくしても、原発事故のリスクは確実に存在するのだから、議論する余地などないと思うのですが、再稼働させようとする人たちの無責任な頭の中にはいったい何が巣くっているのだろうかと思います。

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生命に必要な要素どころか


2014/03/24  太陽系において地球以外の惑星に生命に必要な要素は存在しないと過去の科学では信じられて来たけれど「今年はじめに火星探査車キュリオシティ(マーズ・サイエンス・ラボラトリ)が、かつて湖底であったと考えられる地点のドリル採掘に成功し、そこには生命の誕生に必要な要素がすべて揃っていたことを確認した。 ・・・」(Geographic News September 6, 2013)などと言う記事を読むと、至近の惑星の情報さえまだまだ未確認だと言うことがよく分かります。地上の広大なジャングル、海底の未知。氷に覆われた南極大陸の実態もまだまだ分からない部分が多くあって、科学万能と思っているのは過信と錯覚でしかありません。

「地球以外に知的生命体が存在しようが、月の裏側に都市が発見されようが多くの人は興味もなく驚かない。でも財布を落としたとか給料が下がったら感情が動く」・・・と知人が嘆いていたことがありますが、実際、未知とか謎とかへの関心は科学が進むほど薄れて来ているようで、なんか奇妙な気がします。このまま行けば生命に必要な要素どころではなく、生命そのものへの関心も無くなってしまうのではないか?自由とか平和とかが脅かされる時代風潮の根底にはそのような近視眼的で想像力の欠如した日常生活があるような気がします。

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パンとサーカスとアベノミクス


2014/03/18  詩人ユウェナリスが古代ローマ社会の世相を揶揄して権力者から無償で与えられる「パン(食糧)」と「サーカス(娯楽)」によって、ローマ市民が政治的盲目に置かれていることを指摘した。・・・ガス抜きや愚民政策の例えとしてしばしば用いられている卓越した名言であり警句である。<Wikipedia>・・・国民が政治に文句を言わないように食事と娯楽を提供し続けた古代ローマの施政者たち。原発や戦争など未来を左右する重大な政治的問題から目をそらさせようとする安倍政権の施策はまさに「パンとサーカス」。「経済+娯楽=アベノミクス」の目くらましで日本が誇る平和憲法まで骨抜きにしようと言うのですから、悪巧みとしか言いようがありません。

2000年前のローマ市民と違って、日本国民は教育も受け、情報もふんだんにあるのに、それはないだろうとは思うのですが、テレビを筆頭に国民を洗脳する強力なメディアがローマ時代さながらの見え透いた政治を可能ならしめています。テレビには強力無比の影響力があります。1953年にテレビ放送が開始され以後20年ぐらいはどちらかと言えば国民を啓蒙する要素が多かったテレビは次第にアメリカ型の資本主義に感染し政治権力と資本権力に都合のいい道具と成り果てた気がします。さすがに今は放映されていませんが原発推進のプロパガンダは目に余るものでしたし、視聴者の思考力を奪うのが目的ではないのかと思えるような低俗な番組が目白押しで、意識や知識を啓蒙するような番組はごく一部です。漠然とテレビの情報だけをもとに物事を判断している人が過半数、今の国情を見ればもっといるのかも知れません。

馬車による戦車競走や剣闘士の試合などで市民の意識をそらせたローマ時代と違って今はテレビがあります。モニターの中にはあらゆる娯楽、スポーツがぎっしり詰まり、ガス抜きと思考停止は放映側の思いのまま。もちろん「そうはいくか」と批判精神と想像力を働かせて真偽をすくい取る人もいるでしょうが、テレビの洗脳力はあまりに強大です。もしテレビで質の高いアニメ、映画、劇、ドキュメンタリー番組などの放映比率をほんの数パーセント上げたなら、社会の風潮が驚くほど変わるだろうなと空想する時があります。それにしても最初聞いた時にお好み焼きの種類かと思った「アベノミクス」は中身の具を吟味すればするほど美味しいメニューではないと思うのですが。

 

 

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1715個が確認された銀河系内の惑星


2014/03/16  宇宙望遠鏡の能力が上がり新たな惑星が次々と発見されていますが、長い間、太陽系は例外的で地球のように生命が発展する可能性のある星はまずないだろうというような考えが根拠もなく言われて来ました。宇宙望遠鏡「ケプラー」がもっと進化すれば惑星の発見は加速度的に増えて、地球と近い条件を持つ惑星もいくつか発見されることだろうと思います。銀河系に限っても、数百億個もの惑星があると推測されるのですから地球と同じあるいは地球よりはるか進んだ文明を持つ星があることだけは間違いないのだと思います。その星が何光年離れた距離にあるのか、この先宇宙船はどれだけの速度を持てるのか。

人類が戦争や環境破壊で自滅しないで、正しく科学を発展させることができたなら数百年後には銀河系を航行することが可能になるかも知れません。止むことのない紛争、貧困や飢餓を解消できない国や地域もまだまだあります。これだけ文明が発達して地球全体を視野に入れた思考が可能となったのですから、核や原発のような生命環境に致命的な損傷を与える兵器、施設は事が起る前に廃絶するのは必然のことです。SF映画でよく描かれる廃墟となった近未来の都市。そんなものは映画の世界だけで十分。現実は来るべき銀河の旅の時代まで静かに続いて欲しいものです。

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地震が起ると心配になる原発施設


2014/03/14  ここは奈良市。夜中の2時頃、がたがたっとした揺れに地震だと思って一瞬こわばりました。東北大震災の時に感じた揺れに比べれば弱いけれど、あの時と同じで、遠くで大きな地震が起った感じがしました。ラジオをつけると震源地は四国地方、伊予灘でマグニチュードは6.2。伊方原発は大丈夫だろうかと怖くなりました。1324体の使用済み核燃料がある伊方原発。翌日の新聞で異常はないとのことでほっとしましたが、日本列島を取り囲むように配された原発には1万7000トンもの使用済み核燃料が貯蔵されています。

日本気象協会によると3月に入っての震度3以上の地震は(3月14日 2時6分頃 最大震度:5強 伊予灘  M6.2)(3月12日 5時4分頃 最大震度:3 千葉県北西部   M4.4)(3月10日 0時13分頃 最大震度:3 根室半島南東沖  M4.6)(3月3日 11時27分頃 最大震度:3 沖縄本島近海   M5.0)(3月3日 5時11分頃 最大震度:4 沖縄本島北西沖  M6.6)で、いかに地震列島とは言え空恐ろしい気がします。地震だけが原発のリスクではありませんがどう考えてもこの地震多発国に原発を造り続けてきた浅慮には怖さを感じます。現状まだ原発を稼働させようと躍起になる安倍政権と電力会社の無謀には呆れ果てますが、あれだけの事故があって、しかも3年の経過を見てのち原発問題に無関心な人がいるならば、それは想像力と危機意識がなさ過ぎると思います。

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もし、魔法が使えるのなら


2014/03/05  SF映画「禁断の惑星」のロボット、ロビーに憧れてブリキのおもちゃを買ってもらった子供の頃。宇宙はとても身近でした。「宇宙家族ロビンソン」「海底二万マイル」「ライムトンネル」「銀河パトロール隊」・・・海底も未来も過去も自由自在で、空想の羽はどんどん大きくなって、自分が大人になった頃には全て現実になっているのだろうと確信していたのだけれど・・・。いつの頃からか、世の中、空想も科学もしぼんでしまって、宇宙どころか月でさえ自由に行けない現実にどこか釈然としない感覚があります。

科学は失速したのだろうか?非人間的な兵器や農薬、遺伝子組み換え技術など未来を考えればとても科学とは呼べないような代物にしのぎを削って、この閉じられた地球空間を脅かし続ける愚かさに疑問符が幾つも付きます。でも科学力は明らかに進化しているのだから、失速しているのは人間力の方なのだと思います。人間力、それは子供の想像力、若者の夢、大人の情熱が育ち開き持続できるような社会があってこそのものです。そう考えれば科学の迷走、暴走は怖いけれど致し方ないのかも知れません。でもせめて核兵器が配備され、原発が稼働している現状だけは魔法を使ってでも消し去りたいものです。

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もっとも基本的で大切なもの


2014/03/03  司馬 遼太郎さんが子供向けに書いた随筆「二十一世紀に生きる君たちへ」の中に、「昔も今も、また未来においても変わらないことがある。そこに空気と水、それに土などという自然があって、人間や他の動植物、さらには微生物にいたるまでが、それに依存しつつ生きているということである。」という一節があります。あまりにも当たり前の真理でついつい忘れがちになりますが、それがなければ生命そのものが存続さえできません。

その一番大切なものが人間の知力で創りだしたものではなく宇宙の神秘的な配慮によってもたらされたものである事を考えれば、自然に対する感謝と謙虚さは全ての人間が持たなければならない心の基本なのだと思います。殺伐とした社会。他者の入らない心。どうしてそうなってしまうのか?空気や水や光に対する感謝の念、環境を汚さないという自然への配慮。そんな基本的な意識さえ根付いていれば、たとえどんなに紆余曲折があろうとも人が人を思いやる社会がじわじわと出来上がって行くような気がします。

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目に見えない無意識差別


2014/03/01  2013年のジェンダー・ギャップ(男女平等)指数が135カ国中105位(世界経済フォーラム発表)先進国としては恥ずかしい国情は子供の貧困率(先進35カ国中27位。ユニセフ報告)有給休暇消化率(22カ国中22位。エクスペディアジャパン調査)など他に幾つもあります。自殺の問題、食品廃棄、動物の殺処分、ブラック企業、原発、そして進行する格差社会。元世界銀行副総裁・西水美恵子さんが毎日新聞に(女性の社会進出)と題して書かれた文章の中に「・・・年に数回の帰国で参加する会合は限られているが、紅一点の場が少なくない。欧米なら参加者が必ず眉をひそめ、意見する人が出ても当然な状態。

それを不自然とさえ認識していない様子に、差別の不気味さを覚える。まるで「紅一点」の自分が、透明人間になったように感じるのだ。・・・」とありますが、政治、企業、学校や家庭の中でも女性が透明人間化されている現実は多々あると思います。問題はそれがする側もされる側も無意識化されている事だろうと思います。深刻化するドメスティックバイオレンス問題も社会が内蔵する男女差別意識が末端で暴発しているのであって、社会の歪みとストレスの増大に比例するのは必然です。結局、男女平等意識が確立されている社会であれば先述したようなワースト問題は解決されるでしょうし、日本社会の風潮は劇的に変わるのだろうとも思います。その意味でも女性の社会進出をいかにして進めるかは重要な問題ですが、家庭、学校で、男女よりもまず人間であるという根本的な意識改革が必要ではないでしょうか。

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冒険者たちは絵になるけど傍観者たちは悲しすぎる


2014/02/26  いままで後輩の女性に幾度か問いかけられました。バースさん、どんな男性がいいと思うか、どんな男性を選んだらいいのでしょうか?そんなもの自分がいいと思って好きになる人がいいに決まっているじゃないかと答えるけれど、僕なりのアドバイスはいつもこうです。まずその男性の友達を見ること。どうしようもない男はまず友達に嫌われますから。友達はその人間の鏡のようなものですから、その友達が人間的で感じよければまず間違いないです。好きな相手に目が曇ってもその友達なら冷静に見れます。もちろん、親友がいないような人間は論外です。絶対に結婚などしてはいけないと僕は後輩に言います。人と人のこと、まして男と女のこと、複雑で端的には言いようがないけれど、一つの意見です。

もう一つ、少々変わり者でも勇気がある人がいいなと思います。他者や社会のいろいろな出来事を対岸の火事の用に見る人はあなたのことも対岸の火事です。当たり前のことですけど。男とか女とか言うのはおかしいけれど、まず男は冒険者たちのようであって、決して傍観者のようではあってはいけないと思います。人を守り愛することは最大の冒険だと思うからです。愛し愛されたいのなら、お互いに冒険者にならなくてはいけないのだと・・・追加で言えば、面白くない人もしんどいし、偉そう感のある人間は最悪、そして抽象的だけれど透明感のない人は問題だと思います。

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再生可能エネルギーの割合がたった1.6%とはあまりに少ない


2014/02/24  日本で再生可能エネルギーが総発電電力量に占める割合は2012年度で1.6%(水力を除く)とのこと。スペインの23%、ドイツの19%、とは桁違いですし、アメリカでも5%以上。原発に依存した結果の硬直化した電力構造がうかがえます。太陽光、地熱、風力、潮力など自然エネルギーを生かすための環境は世界屈指で、開発する技術力も経済力もあるというのに、恥ずかしいことです。風力発電を見ても中国、アメリカ、ドイツ、から離れて18位で電力需要に占める割合は12年でわずかに0.5%。

ちなみにデンマークは30%。国と電力会社が意図的に普及を妨害しているとしか思えません。どちらにせよ脱原発の世界的動向は明らかなので、原発に固執して再生可能エネルギーの普及を遅らせることはあまりにも愚かなことです。しかもそれが核への思惑と長く続いた利権構造を崩せないという理由であるとしたら情けない限りだと思うのです。
*統計の数字は毎日新聞(社説:風力発電 もっと増やせるはずだ)より引用。

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50年後に見えるもの


2014/02/22  アフリカや中南米の密林の中、広大な砂漠の砂の下、そして大西洋や太平洋の海底にどれだけの遺跡が未発見のまま眠っているのだろうと想像するとせめて後100年ぐらいは生きていたいなと思うことがあります。地球文明の歴史が覆るような大発見がまだまだあると思うからです。ナスカの地上絵の写真を見てその大きさと造形の妙に不思議だなと思ったのは50年も前のこと。謎の解明に生涯をかけたドイツの数学者であり考古学者のマリア・ライヒェさんらの努力もあって地上絵に関する幾つかの仮説は生まれましたが、今なお謎は謎のままです。

数千年、数万年を読み解こうとする考古学にとって50年、100年は時計が止まってしまうことがあるのはいたしかたないことだろうと思います。中米のジャングルの奥深くにはマヤの遺跡がまだ多数あることが分かっています。いつの日かランダの焚書によって失われてしまったマヤの書物が未知のピラミッドとともに発見される日が来るかも知れません。飛行技術がなければナスカの地上絵を見渡せなかったように、過去を見通す目は科学力の進化に比例します。科学技術の加速を考えればおそらく50年後には、幾つかの大発見があるはずです。ただし戦争などという愚かな行為に決して科学技術を使わないという条件がつくことは当然のことですが・・・

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不安がつのる記録更新の連続


2014/02/20  「汚染水100トンが流出。過去最高濃度。ストロンチウム90(法定基準は1リットル当たり30ベクレル)などベータ線を出す放射性物質(全ベータ)は2億4000万ベクレルと過去最高の濃度だった。全ベータ核種の半分は骨に吸着しやすいストロンチウム90で、国基準の400万倍に当たる。・・・・」福島第一原発の地上タンクに関する記事が連日のように報道されます。

過去最高濃度という文字を繰り返し目にしていると、放射性物質の濃度はいったいどこまで上がるのだろう、現場の作業員の方達は大丈夫なのだろうかと心配になります。汚染水漏れの原因が装置的な欠陥であるのか人為的ミスなのかは判りませんが、保管のコントロールが不安定なことだけは分かります。地下水や海への流出は東電の発表通り大丈夫なのだろうか?不安がつのります。

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可愛すぎる生き物


2014/02/10  小学3年ぐらいでしょうか、3歳ぐらいの子供の手を引いています。これ以上無いぐらいの不機嫌な顔をしておっさんみたいにがに股で歩いています。お母さんかお父さんに散歩か買い物を命じられたのでしょうかとにかく不機嫌です。目を小さな子供に移すとこっちは満面笑みで、これ以上無いぐらいの楽しそうな顔。そのアンバランスに思わず吹き出してしまいました。

見ていると二人は足場の悪そうな場所にさしかかったので大丈夫だろうかと近寄ると、不機嫌な兄ちゃんが弟を気遣ってつなぐ手に力が入ったのが分かりました。安心しました。でも、兄ちゃんはなんであんなに不機嫌な顔をしているのだろう。なんで弟はあんなに上機嫌なんだろうと考えてしまいます。年の離れた兄弟。僕にも7つ下の弟がいるけれど、お互い昔はあんなことがあったような気がします。子供でも大人でも年長者には得体の知れないプレッシャーがかかるものです。それにしても小さな長靴でぽこぽこ歩く笑顔に満ちた小さな生き物、本当に可愛いものです。

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決して美化してはいけないもの、それが戦争。


2014/02/06  子供の頃、駅の前や街角に戦争で手や足を失った人たちが悲しげに立っていました。直感的に気の毒な人たちだとは子供心にも分かりましたが、白い装束と義手や義足が怖かったのを覚えています。戦争にまつわるすべてのものが残酷で非人間的なものです。戦後、戦争を体験した人たちがその真実の多くを語らなかったのは、思い出すことさえ苦痛であったのだと思います。前線からかろうじて帰還することができた人の多くは家族に戦地での実態は話せなかったのではないかと思います。

恐ろしいほどの数の命が奪われ、心身とも傷ついた人の数は計り知れない戦争。特に弱者が徹底的に理不尽な運命にさらされる戦争は人間であるならば二度と起こしてはならないものです。近年になって今まで語らなかった戦争体験者の方々が、死ぬ前にこれだけは言っておこうと、戦争の悲惨さを語りはじめてくださったのはとてもありがたいことです。一つでも多くの事実証言こそが忌まわしい戦争に対する大きな抑止力になると思うからです。戦争を美化するような話をする人、小説や映画で生半可な戦争を描く人は、人間への愛が欠落しています。想像力が無さ過ぎます。決して誤魔化したり美化してはいけないもの、それが戦争です。

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何故悪がはびこるのか


2014/02/04  それは心優しき人々が、自分以外のことに無関心な人々や強欲な人々より少数で、なおかつ彼らとの争いを好まないからだと思います。現在の日本のように物の豊かさに反比例するかような心の荒廃ぶりを見ていると、この感はますます強くなってきます。しかしここにきて、加速度的に進行する地球環境の破壊を目の当たりにして、生き方や考え方をあらためようとしている人達が増えつつあるような気がしています。経済や利便性だけで科学を使えば、取り返しのつかないことになります。

科学が進めば進むほどその危険性も大きくなります。科学力と相対する人間力が同様に進化しなければ科学は人間を滅ぼすでしょう。強力な農薬、不気味な遺伝子組み換え食物。そして半永久的に消えない放射能の脅威。環境の悪化も恐怖ですが、食品を通してもたらされる健康への問題も重大です。資本の拡大だけが存続を淘汰するような経済至上主義がもたらす不幸と破綻は目に見えています。一人一人が生きる価値観を変えなくてはいけないと思います。悠長なことのようですが、それがこの国の構造を変えるもっとも早くて効果的な方法だと思うのです。

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みどりの1kWh/ドイツから風にのって( http://midori1kwh.de/ )

2014/01/26  世界各国にどれぐらいの数の日本人が暮らしているのだろうと調べてみたら(外務省の海外在留邦人数統計によると、平成23年10月1日現在の推計で、在外日本人数は、1,182,557人。)アジアには約33万人、オセアニアには9万5千、アメリカ大陸には55万、欧州には19万、中東に9千4百、アフリカに8千。みどりの1kWhのサイトを作っている人たちが暮らすドイツには3万6千人の日本人がいるとのこと。案外多くの人がいるのだと思いました。世界から見た日本、日本人が暮らして実感した世界。そんな情報が世界各国から流れてくれば、閉鎖的で偏狭になりがちな島国日本の視点が少しは変わるのではないかと思います。

以下はみどりの1kWhのコンセプトです。「私たちが住むベルリンでは、脱原発をどう達成するかと、様々な議論が交されている。情報の多様性と独自の主張に富むドイツのメディアに触れられることのありがたさ。この特権をどうすれば分かち合えるか。身の回りにもアイディアが溢れている。インターネットを使えば簡単に声が届くかもしれない。こちらの状況を書いて伝えたい。そんな思いから、私たちは集まった。ジャーナリスト、物書き、建築家など、何十年もドイツで生活している者が多い。話題はあちこち飛ぶ。・・・」

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ちょっと古き大阪の記憶01<映画館>

2014/01/22  久しぶりに神戸元町を歩きました。変質してしまった大阪の街にあった名残が元町界隈にはあります。と言っても三宮から伸びる変化の波はもう元町を飲み込む寸前ですが、老舗の喫茶店がぽつりぽつりと存在し時間を止めています。そんな元町の商店街にある小さな映画館。

「元町映画館」http://www.motoei.com/

は一昔前に大阪の下町にあったいくつもの映画館を思いださせてくれます。1960年頃までは大抵の町には一軒ぐらい映画館があって、映画は身近なものでした。僕の町には4つの映画館があって、暇な大人は邦画と洋画の映画館をはしごなどしていました。しかも2本だて3本だてが当たり前の時代でしたから、映画館で暮らしているような人もいたはずです。身近だけれど映画館は非日常の空間。そんな映画館に浸りきっていた人の日常は逆に非日常だったに違いありません。映画は感性と知識をゆたかにします。世界中の優れた映画が身近な映画館で観れる。今の環境を見ればあの頃は本当にゆたかな時代だったのだとあらためて思います。

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男女平等度ランキング105位、報道の自由度ランキング53位だけれど

2014/01/20  GDP(国内総生産は)が世界第3位の日本。中国に抜かれてしまったけれどこの小さな国を見ればすごいなと思います。不要な公共事業や原発建設に何百億、何千億の税金がばらまけるのも分かります。でも国民の暮らしを見れば何かおかしい、どこかが間違っているように見えます。スイスに本部を置く世界経済フォーラム(WEF)が毎年公表している「The Global Gender Gap Report」を基に作成された社会進出や政治参加における男女間の平等度を示すグラフを見れば対象国136カ国中105位で日本社会の後進性が垣間見えます。「世界の報道の自由度指数(World press freedom index)」は53位。

(世界経済のネタ帳よりhttp://ecodb.net/ranking/ggap.html)男女平等と報道の自由指数が低いのは先進国としては恥ずかしい評価です。世界平和度指数が6位なのは誇らしいですが、それも世界に誇る平和憲法があってのことであらためて感謝です。考えてみれば女性の自由度と報道の自由度の向上は民主国家の基本で、GDPと国情の不均衡はその辺にも理由がありそうです。それにしてもせっかくの平和度指数を秘密保護法や集団的自衛権などの施策がもとで評価を下げるようなことがあってはたまりません。理不尽や不条理が多々あるとしてもそれは少しずつであっても是正してゆけますが、言論の自由さえ脅かされる強権国家になってしまえば、戦争への流れすら抗議できなくなります。今こそ、自由と平等の精神をいまいちど1人1人が意識しなければならない時代だと思います。

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当たり前のことを当たり前に語り合える国に

2014/01/10  学校で会社で居酒屋で・・・いろんな学問や冒険、映画や恋愛や仕事、家庭の話と同様に社会的、政治的に大事な話が当たり前にように話される国になればもっと自由でいきいきとした風潮になるだろうと常々思います。戦争がいけないのは誰でも思っていることだし、ブラック企業や格差社会がいけないことだとは多くの人が思っているでしょう。原発が危険で非人道的で非経済的なことも明らかになって、事実を知らない見ようとしない人以外は反原発になるのは当然のことですし、自由が犯され戦争への道をつくってしまうかも知れない秘密保護法の制定は本当に恐ろしい話です。にも関わらず学校でも職場でも当たり前のように議論されているかと言えば、それはごくわずかな人たちで多くは無関心を装って話題を避けようとします。

個人が避けようが避けまいが同じように関係する逃げようもない大問題なのにです。とても不思議な気がします。この風潮はいったい何なんだろう?自分の意見を言わない、個人的な問題以外考えない、正しいことをすると損をする・・・まるで見ざる、聞かざる、言わざるが処世術だった封建時代のようです。資本主義社会だから損得が幅を利かせる部分は分かりますが、同時に民主主義社会であり自由主義社会でもあるのですから、平和と自由をおびやかす絶対的な悪に対しては1人1人が自ら考え、そして協調し、声を発しなければあまりにも情けないと思うのです。

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人類は後どれぐらい文明を存続させることができるのだろう?

2014/01/03  1億5千万年も続いた恐竜の世界。6千5百万年前に巨大隕石がメキシコ湾に落ちていなければ恐竜はその後どれだけ生きていたのだろうと想像します。それに比べればわずか500万年ほどしか遡れない人類の歴史。文明の歴史にいたってはシュメールの紀元前1万年ぐらいまでしか遡れないのが今の考古学です。仮に文明が10万年前から始まったとしても人間の歴史は地球時間からすればまだほんのわずかです。しかも産業革命以来たった2百年足らず、それこそ一瞬とも言える時間の中で環境を悪化させ、遺伝子を操作し、この地球を壊滅させるほどの核兵器を持つに至ったのには空恐ろしい感を抱きます。

突進する科学力、機械力に人間の精神が追いつかない、というより知力と感性がそれらによって鈍化させられている気がするからです。メキシコ湾に落ちた隕石の破壊力は原爆1億発に相当するそうですが、もし原爆であったなら放射能汚染で地球は死の星となってあらゆる生命はそこで終わっていたはずです。福島原発の事故で放射能の恐ろしさを多くの人が認識したと思いますが、事故から3年が経とうとする今も多くの作業員の方が被爆しながら事故の収束を担っています。自然が起こす天変地異ならば避けようもありませんが、人間が起こす災厄は未然に防ぐ事ができます。核兵器しかり、原発しかり、戦争しかりです。危険な農薬、遺伝子組み換え作物も止める事ができます。1億5千万年はともかく、人間が作り出してしまった危険な核廃棄物の安全管理のためせめて10万年はこの文明が続く事を願うばかりです。

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自然エネルギーへ
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。

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