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コモロ・イスラム連邦共和国
Federal Islamic Republic of the Comoros
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■地理
コモロは、コモロ諸島における4つの主な島のうち、3つで構成されている。残りの1つはフランス領のマヨット島であるが、コモロ連合はこの島の領有権も主張している。諸島はインド洋西部にあり、アフリカとマダガスカル島の間にある。グランドコモロ島は火山島であり、Le Karthala (2,316 m) は活火山である。
■インド洋
Indian Ocean、は、太平洋、大西洋と並ぶ三大洋の一つである。三大洋中最も小さい。面積は約7340万平方km、沿海との合計面積は7410万平方kmである。地球表面の水の約20パーセントが含まれる。インド洋は中東、アフリカ、東アジアとヨーロッパ、アメリカを結ぶ主要な海上交通路となっている。特にペルシャ湾とインドネシアからの石油および石油製品の主要な運送路となっている。またサウジアラビア、イラン、インド、西オーストラリア沿岸部には豊富な石油・天然ガスの埋蔵が確認されている。
■モザンビーク海峡
:Mozambique Channel、はアフリカ南東部、モザンビーク共和国とマダガスカルとの間にあり、長さ約1,600km、幅400〜800kmの海峡。ヨーロッパとアジアを結ぶ航路として重要であり、北部にコモロ諸島(コモロおよびフランス領マヨット)、南部にバサス・ダ・インディア島、ユローパ島などの島がある。北から南へモザンビーク海流が流れる。
■コモロ諸島
Comoros Islands) は、アフリカ大陸東南部、マダガスカル島とモザンビークの間にある諸島。主にグランドコモロ島(ンジャジジャ島)、アンジュアン島(ムズワニ島)、モヘリ島(ムワリ島)、マヨット島の4島から成り、最大の島はグランドコモロ島。このうち前者3島はコモロ、マヨット島はフランスの統治下にある。この諸島の近海でシーラカンスが発見され、一躍この地は有名になった。
■シーラカンス
シーラカンス(学名:Coelacanthiformes)は、シーラカンス目(Coelacanthiformes)に属する魚類の総称。化石種も現生種もいる。長らくシーラカンス目は全て絶滅したものと考えられていたが、南アフリカにて1938年、現生種の存在が確認され、学会および世界を騒然とさせた。1952年12月20日(のちの「シーラカンスの日」)、最初の発見地から3000km近く離れたコモロ諸島のアンジュアン島で発見された。
■アンジュアン島
インド洋のコモロ諸島に浮かぶ島である。肥沃な土地を持つ火山島でンティグイ山(Ntingui、アンジュアン山とも言う)(1595m)が島で一番高い山である。
■グランドコモロ島
Grande Comore、Ngazidjaとはインド洋西部、モザンビーク・マダガスカル間の沖合いに浮かぶ火山島。人口は2006年の推計で316,600人、面積は1,148km2とコモロ諸島で最も大きく、首府モロニはコモロ連合の首都となるなど同国内で大きな権限を有してきた。しかしそれが他島の反発を呼び、現在では権限が縮小されている。
■モヘリ島
モヘリ島で一番高い山は標高790mのムツェ・ククレ山 (Koukoule) である。面積290km2、人口約2万5200人、中心地はフォンボニ (Fomboni)
■マダガスカル島
(Madagascar Island) は、アフリカ大陸の南東、インド洋西部に位置する世界第4位の面積を持つ島。現在は、全域がマダガスカル共和国の領土となっている。島の面積は、587,041km2で、島の広さはグリーンランド島、ニューギニア島、ボルネオ島に次ぎ、世界第4位である。
■ポリネシア
(Polynesia)は、オセアニアの海洋部の分類の一つ。ポリネシアはギリシャ語で「多くの島々」の意味である。太平洋で、概ねミッドウェー諸島(ハワイ諸島内)、アオテアロア(ニュージーランド)、ラパ・ヌイ(イースター島)を結んだ三角形(ポリネシアン・トライアングル)の中にある諸島の総称。
■レユニオン
(REunion)は、フランス共和国の海外県ならびに海外地域圏(レジオン)である。マダガスカル島東方のインド洋上に位置する。面積2512平方キロメートル、人口約84万6000人(2010年推定)。コーヒーの原種の一つブルボン種の原産地。県都はサン=ドゥニ。
■マレー人
本来はマレー半島、スマトラ島東海岸、ボルネオ島沿岸部などに住んでマレー語を話し、マレー人と自称する人々(民族)のことを指し、マレー語ではムラユ Melayu と呼ぶ。漢字では馬来人と表記した。移住により南アフリカの人種構成にも影響を与えた。
■アラブ人
おもにアラビア半島や西アジア、北アフリカなどのアラブ諸国に居住し、アラビア語を話し、アラブ文化を受容している人々。「アラビア人」の呼称が過去には一般的であったが、アラビア人を意味する英語のarabにさらに「人」をつけ足した「アラブ人」という言い方が、本来の意味からすればおかしいものの、オイルショックの頃から使われだし、やがて定着したもの。
■ペルシア人
Persian)とは、現代のイランを中心とした地域に住み、ペルシア語系の言語を話す人々を指し示す民族名称である。ペルシャ人とも呼ぶ。もっとも広義には、歴史的なイラン地域および中央アジア方面に住み、主にペルシア語を語る人びとのことを漠然と指す。
■イスラム教
正式名をイスラームという。 稀にイスラーム教とよばれることもある。イスラム教とは、唯一絶対の神(アラビア語でアッラーフ)を信仰し、神が最後の預言者たるムハンマド(預言者)を通じて人々に下したとされるクルアーン(コーラン)の教えを信じ、従う一神教である。
■スンナ派
Ahl as-Sunnahは、イスラム教(イスラーム)の二大宗派のひとつ。他のひとつはシーア派である。イスラームの各宗派間では、最大の勢力、多数派を形成する。また、多数派である事や歴史的な事情などから「正統派」などと言われる。しかし、スンナ派を正統とするのは、あくまでスンナ派の内側から見た場合の理解である。
<歴史>
■太古
マレー・ポリネシア人が住んでいたと言われる。
■中世
アラブ人やペルシア人の移住。
■17世紀
複数のイスラム系の小国家が興る。19世紀中盤 フランスがマホレ島を占領。1886年 フランスが全島を保護領化。
■1975年7月6日
フランスから独立。アーメド・アブダラ大統領就任。
■1978年
新憲法採択、「コモロ・イスラム連邦共和国」に国号を変更。アーメド・アブダラ大統領復帰。1989年 アブダラ大統領暗殺
■1992年
新憲法採択により複数政党制導入。1995年 ジョハール大統領、クーデター未遂により仏領レユニオン島に逃亡。
■1996年
モハメド・タキ大統領就任。1997年 アンジュアン島及びモヘリ島が独立を宣言。1998年 タキ大統領急死、タジディン大統領代理就任。
■1999年
クーデターでアザリ大佐が政権掌握。2001年 フォンボニ協定(コモロ和解に関するOAU枠組合意)署名。 新憲法採択、「コモロ連合」に国号変更。2002年 大統領選挙、アザリ大佐当選。2006年 大統領選挙、サンビ当選
■2009年
各島の自治権の縮小と連合政府の権限強化、サンビ大統領の任期1年延長を柱とする憲法改正を承認。
■アフメド・アブドラ・モハメド・サンビ
Ahmed Abdallah Mohamed Sambi, 1958年6月5日- は、コモロの宗教家、政治家。コモロ諸島のアンジュアン島(ヌズワニ島)最大都市であるムツァムドゥ生まれ。2006年5月26日から2011年5月26日までコモロの大統領を務めていた。シーア派イスラムを信仰し、アーヤトッラーの称号を持つ。アンジュアン島出身者で初めて、コモロの大統領になった人物でもある。
■アーメド・アブダラ
Ahmed Abdallah Abderemane、, 1919年6月12日 - 1989年11月26日は、コモロの初代及び第三代大統領。アブダラはアンジュアン島に生まれ、1940年代に当時フランス領だったコモロの政府に勤めた。1961年、コモロ独立連合党を結成して、同年成立したコモロ自治政府の首班となった。1972年、選挙で勝利したアブダラはフランスと独立交渉を開始し、1975年7月6日、コモロは独立。アブダラは初代大統領に就任した。
■アリ・ソイリ
1937年1月7日 - 1978年5月29日は、コモロの政治家。社会主義者で、革命的な急進政策を実行したが、クーデターで殺害された。ソイリはグランドコモロ島のジュワニで生まれ、農学を学んだ。1970年にはサイード・イブラヒムの支持者としてコモロ人民民主連合を結成し、政界に進出した。この党は毛沢東主義の影響を受けていた。コモロ独立わずか1ヵ月後の1975年8月3日、ソイリは傭兵ボブ・ディナールを雇ってアーメド・アブダラ大統領を失脚させ、革命評議会を発足させてサイード・モハメッド・ジャファルを大統領の座に就けた。
■モハメド・タキ
Mohamed Taki Abdoulkarim、1936年 - 1998年11月6日は、コモロの政治家。1996年3月25日から死亡する1998年11月6日まで、コモロの大統領を務めた。
タキは1936年、グランドコモロ島のムベニで、スルターンの家系に生まれた。彼はマダガスカルで、その後フランスで教育を受け、公共事業の学位を取得した。グランドコモロ島に戻ると、サイード・モハメッド・シェイクの下でアンジュアン島の公共事業を行い、アーメド・アブダラと知己となった。
■アザリ・アスマニ
(Azali Assoumani, 1959年1月1日 - )はコモロの政治家で軍人、元大統領。アザリが姓。グランドコモロ島の南西部Mitsoudjé臼臼で生まれる。厩祁年から1980年までモロッコの軍学校で学び、1981年コモロ軍に入隊。のちコモロ自衛軍司令官。1998年には大佐、参謀総長に就任。1999年4月のクーデターで政権掌握、5月に大統領就任。2002年1月に大統領を辞任したが、新憲法下の4月に実施された大統領選で当選し、同年5月26日に正式に大統領に就任した。
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コモロ連合 Comoros
インド洋のコモロ諸島のグランドコモロ島(ンジャジジャ島)、アンジュアン島(ヌズワニ島)、モヘリ島(ムワリ島)で構成される国家。コモロ政府はフランス領マヨット島の領有権も主張している。海を隔てて、西にはモザンビークがあり、東南にはマダガスカルがある。首都はモロニ。
首都のモロニがあるグランドコモロ島の支配に反発し、1997年からアンジュアン島とモヘリ島で分離独立の動きがあったが、連邦再編と各島の自治権拡大を謳った新憲法が採択され、コモロ連合への国名改称とともに、現在では両島ともコモロに留まる意向を示している。しかし連合政府の権限強化を謳った2009年の憲法改正の際には、再び各島の間で対立が発生した。軍事については小規模な陸軍と警察を保有している。また、フランスと安全保障条約を締結しており、海上の防衛についてはフランスが行っており、小規模な部隊が駐屯している。
■モロニ
Moroniはコモロの首都で、同国最大の都市。1962年にマヨットのザウジに代わって当時のフランス海外領土の首府となった。ンジャジジャ島西岸にあり、同島の自治政府の所在地でもある。人口60,200人(2003年推計)。
■プリンス・サイード・イブラヒーム国際空港
Prince Said Ibrahim International Airport)は、コモロの首都モロニ近郊のハハヤにある空港。「モロニ・ハハヤ国際空港」、「ハハヤ空港」とも言われる。
■エール・コモロ・インターナショナル
Air Comores International)は、コモロのモロニを拠点として計画された航空会社。2004年に設立され、同年11月に運航開始予定だったが、実際に運航できずに倒産した。フランス、中東への長距離線、周辺のアフリカ諸国やインド洋諸国、及び国内各都市への中・短距離線を就航を予定していた。
■ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
外務省:コモロ連合
在マダガスカル日本国大使館(コモロ連合兼轄)
■ムツァムドゥ
(Mutsamudu)は、コモロ連合第2の都市であり、アンジュアン島の首都。同島の自治政府がおかれている。人口23600人。1482年に建設された。町は島北岸に位置し、深い港を持っている。18世紀からアンジュアン島のスルタンの都であり、島がフランス領となったあとも島の中心地としての地位を保ち続けた。
■フォンボニ
(Fomboni)は、コモロの都市。人口15000人。コモロ第3の都市であり、モヘリ島最大の都市であり島の中心都市である。モヘリ島北岸に位置し、港からはグランドコモロ島の島都で首都のモロニや、アンジュアン島の島都であるムツァムドゥとの間に定期船が就航しており、フォンボニの東にある空港から航空便も出ている。
1.面積:2,236平方キロメートル(ほぼ東京都大、仏領マイヨット島を除くと1,862平方キロメートル)
2.人口:66万人(2009年)
3.首都:モロニ(Moroni)
4.民族:バントウ系黒人を主流にアラブ人、マダガスカル人、インド人等
5.言語:フランス語・アラビア語(公用語)、コモロ語(スワヒリ語に近い)
6.宗教:イスラム教
■国名
正式名称はフランス語で Union des Comores。通称 Comores (コモール)。コモロはアラビア語のカマル、月という意味)のなまったものである。
1886年 フランスの保護領となる
1975年7月 独立宣言、アーメド・アブダラ大統領就任
(コモロ共和国)
1976年1月 クーデターによりアリ・ソワリ大統領就任
1978年10月 新憲法採択、国名変更(コモロ・イスラム連邦共和国)
アーメド・アブダラ大統領復帰(国民投票)
1989年11月 憲法改正(国民投票)・アブダラ大統領暗殺
1990年3月 ジョハール大統領就任
1992年6月 複数政党制を含む新憲法採択(国民投票)
1995年9月 クーデター未遂、ジョハール大統領は仏領レユニオン島へ
1996年3月 モハメッド・タキ大統領就任
1996年10月 憲法改正(国民投票)により大統領の権限強化
1997年8月 アンジュアン島・モヘリ島「独立」宣言、武力衝突の発生
1998年11月 タキ大統領急死、タジディン共和国最高評議会委員長が大統領代理に就任
1999年4月 クーデターにより、軍参謀本部長・アザリ大佐が政権を掌握
2001年2月 コモロ和解に関するOAU(アフリカ統一機構)枠組み合意(フォンボニ協定)署名
2001年12月 国民投票により新憲法採択、国名変更(コモロ連合)
2002年5月 アザリ大統領就任
2004年3-4月 各自治島議会議員選挙及び連合議会議員選挙を実施
2004年6月 連合議会開設
2006年5月 大統領選第2回予備選挙
アメッド・アブダラ・モハメッド・サンビを選出。サンビ大統領就任
2009年3月 マイヨット島住民投票(仏海外自治体から仏海外県への地位変更を採択)
(コモロ政府は不承認)
2009年5月 国民投票により新憲法採択(自治島政府大統領の島知事への
地位変更や大統領任期の1年延長等、大統領権限を強化)
2010年12月 大統領選挙にて、ドイニン副大統領が選出される。
2011年5月 ドイニン大統領就任
■コモロ・フラン
(Comorian franc)は、コモロの通貨。補助通貨単位はサンチームであり、100サンチームが1フランであるが、現在サンチームは単位として使用されていない。25, 50, 100フラン硬貨と、500, 1000, 2000, 5000, 10000フラン紙幣が発行されている。かつてはフランス・フランにペッグされていたが、現在ではユーロに為替レートがペッグされている。
■政治
コモロ連合は共和制、大統領制、連邦制をとる立憲国家である。現行憲法は2001年12月23日に制定(2009年5月に改正)されたもの。現行憲法の制定当初は、連合を構成するグランドコモロ島、アンジュアン島、モヘリ島の3島には独自の自治政府と大統領がおり、ほぼ完全な内政自治権を与えられていた。その一方で連合政府は外交、国防、通貨政策など、連合全体にわたる事柄のみを処理する合議機関であり、相対的に権限は弱かった。しかし2009年5月に実施された国民投票で憲法が改正され、各島自治政府の大統領は知事へと降格し、更に連合政府の権限が強化された。
■国民
民族は、アフリカ系黒人やアラブ人などが大多数である。公用語はコモロ語、アラビア語、フランス語。住民のほとんどはイスラーム教を信仰しており、2009年の憲法改正により国教の地位を与えられた。イスラーム教スンナ派の住民が多数派だが、近年、イランのコモロへの経済進出によりイスラーム教シーア派のムスリムも増えている。
■主要産業
イラン・イラン(香水用精油)、クローブ、バニラ
■バニラ
Vanilla planifolia)はラン科バニラ属の蔓性植物。または、その植物から抽出された香料のこと。種小名はラテン語で「扁平な葉」を意味する。原産はメキシコ、中央アメリカといわれている。栽培はマダガスカル、メキシコ、グアテマラ、ブラジル、パラグアイ、インドネシアなど。
■クローブ
Clove)は、フトモモ科の植物。またその開花前の花蕾を乾燥させた香辛料の名。インドネシア(モルッカ群島)が原産。日本では丁子(ちょうじ)、丁香(ちょうこう)とも呼ばれる。
■イランイラン
バンレイシ科イランイランノキ属イランイランノキ(学名:Cananga odorata)のこと。または、その花および花から取れる精油の名称。イランイランノキは平均12メートル(人の背丈から10メートル以上まで)の樹高に達する。イランイランの香りは深く濃厚なゴムとカスタードを基調とし、ジャスミンとネロリが軽く重なった香りと感じられることが多い。イランイラン精油はアロマセラピーで用いられる。
■主要貿易品目
(2008年、EIU)(1)輸出 クローブ、イラン・イラン(香水用精油)、バニラ(2)輸入 石油製品、米
■サッカーコモロ代表
(Federation Comorienne de Football、略称 FFC)によって編成されるコモロのサッカーのナショナルチームである。代表チームの編成自体は1979年に成されたが、アフリカサッカー連盟(CAF)加盟は2003年、国際サッカー連盟(FIFA)加盟は2005年と大幅に遅れた。
■アーヤトッラー
シーア派高位ウラマーの冠する称号。「神の徴」の意。アーヤトッラー号を冠するに至った者は、法学、倫理学、哲学、神秘主義などのイスラーム諸学に通暁した学者であり、一般に宗教学校(ホウゼ)での教育にあたる。アーヤトッラーの下位称号はホッジャトル・エスラーム(「イスラームの権威」)である。
■アラビア語
おもに西アジア(中東)・北アフリカのアラブ諸国で用いられ、世界の言語の中でも大変広い地域で話されている言語の一つ。また、国連の公用語においては、後から追加された唯一の言語である。イスラム教のクルアーンはアッラーが人類に与えたオリジナルであるアラビア語原典から他言語への翻訳が禁じられている。クルアーンの勉強や暗誦は敬虔なイスラム教徒の義務とされ、クルアーンを学ぶためには必然的にアラビア語を読めなくてはならず、アフリカから東南ヨーロッパ、インド、東南アジアにかけてのイスラム世界では、アラビア語が知識人層の共通語として通用している。
■コモロ語
Shikomoriは、コモロ連合 (Union des Comores) における公用語。バントゥー語族系サバキ・グループの一派とされ、スワヒリ語に似る。文字はラテン文字を使用する。
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