指先を離れた鳥が駆け抜ける
心の景色
あなたは空に何かを想い
夢の世界に消えていくけれど
あなたを追いかける風は
いつまでも宙を漂う
なんど夢に見ただろうか
きらきらと輝く心の海
浜辺に立つあなたは
いつも波に
かき消されてしまうけど
あなたを追いかける風は
いつまでも宙を漂う
自然のままでいいじゃない
遠くを見ながらあなたは言った
計り知れない
星からの言葉のように
心にしみわたったけれど
あなたを追いかける風は
いつまでも宙を漂う
みどりの草原
真っ白な山の頂
街を染める赤い夕陽
永遠の景色を求めて
あなたを追いかける風は
いつまでも宙を漂う・・・