夏の回想
2002/07/27 名も知らぬ小さなお寺の境内。木陰をぬって爽やかな風が流れています。静かです。木の葉のざわめきと蝉の声。こんな夏は何年ぶりだろう?そして様々な夏の回想が僕の周りをぐるぐる回りました。
踏んではいけない
2002/07/26 気むずかしい顔をして素敵な歌詞のラブソングを歌うより、間抜けな顔をして好きな人の事を想ってつまづく方が、僕にとってはラブソング。今日小さなアリさんに言われました。つまづくのはいいけれど、俺を踏むなよって。
夢
2002/07/25 ささやかな希望と想いを抱いて生きてる人達が、もっとゆっくりと心静かに暮らせる時代。そんな時代にならないものかな。
残す事が先進の技術であり、義務
2002/07/24 イングランドの建築家が言ってるように古い物をどうやって残し、そこにどうやって新しい物を融合させるか。壊すかそれとも単にリニューアルするしか考えないようでは、文化は残せないのではないか。大好きな中之島の公会堂の改築工事を見てそんなことを考えました。
やっぱり君
2002/07/23 暗闇の中に青い空を見ていますか? 信じられないほどきれいな満月を見ていますか? 満月は微笑んで言ってるでしょう。いつも君のことを見てるって。波があって、風があって、雨があっても、再びの太陽と一緒に、寂しい夜を太陽より明るくてらすよって。
ニュートンの言葉
2002/07/22 ニュートンが言いました。僕が遠くまで見通せるのは偉大な人達の肩の上にのっかってるからだよって。今、そしてこれから大きな問題になるであろうパブリックドメインに関する一つの答えはこのニュートンの言葉にあるのではないでしょうか?
いつも1人の君
2002/07/20 くっきりとしたお月さんが川面に揺れています。色鮮やかな浴衣が万華鏡のようにうごめいて、そして流れていきます。道は人であふれ、そして川面にはお月さんが一人の夜です。
今好きなもの
2002/07/19 好きで好きでたまらなかったベートーヴェンの五番より、そしてもっと好きだったシューベルトの未完成より、今はビートルズのロング・アンド・ワインディング・ロードがいい。そしてアイ・ウィル。
よくできた?物語
2002/07/18 考えてみて下さい。一人の人を愛することから人生というストーリーは始まっていませんか?映画や演劇のように終わりや幕間のない物語。終わったと思った瞬間に次のシーンが始まっている・・人生と言うドラマが短編の連続なのか長編の一部なのかは分からないけど、それは一人一人独創的な素晴らしい演出がなされている、よくできたストーリーです。
夢と映画
2002/07/17 アニメのアトランティスを作ったスタッフが言ってましたが、映画はゆめそのもの。イメージするもの、考えていたことが映像となってゆめが現実となります。僕たちはそのゆめに浸り、刺激を得て現実世界での足りない部分を補足するんです。そして寝ているときに見るゆめもまた、一人だけの小さなシアターです。夢と映画いいですね。
原風景
2002/07/16 原風景と原点。子供の頃父に手を引かれて歩いた全国の町や村。知らない人、知らない言葉が行き交い、見たこともない景色や食べ物が本当に驚きだった。畑仕事や町でものを売る人のいいおばあちゃんの笑顔がうれしくて、子供心にまたこの土地に来たいなって思ったあの頃。一人一人の心の中にはどんな原風景が刻まれているのだろう?
信じ続けること
2002/07/13 想い続ければ虚像は実像になる。考え続ければ空論から一粒の果実が落ちるかも知れない。結果を求めるより、追求する勇気を持ち続けよう。そして信じ続けること。
光と風
2002/07/12 限りない言葉に時は流れ、あふれる思いに陽は沈む。もし風が勇気を運んでくれなかったら?もし光が希望を見せてくれなかったら?火のような心は、水中深く沈んでしまうかも知れない。
情緒のひらめき
2002/07/11 科学的思考は形式的な思考だと思う。そして形式的でない考え方は人間の情緒から来るものかも知れない。それは誤謬に満ちているが、その中から時として宝石のようなアイデアが湧くこともあります。
小さないのち
2002/07/11 パトラ、君はあんなに小さかったじゃない。僕の片方の手のひらにすっぽりと入るぐらいね。でも君は大きくなった。犬みたいだよ。どれだけつらかったか僕には計り知れないけど、君のトラウマでチッチは部屋から一歩も出れないじゃないか。パトラ、チッチだって親なし子なんだよ、同じじゃないか。仲良くやれよ、ねえ、パトラ。
やっぱり独りよがりはだめか
2002/07/11 この世で一番好きな人を愛したからって、いいじゃないですか。相手がそうじゃないって?たしかにね。じゃあ、それはいけないことなんだね。分かった。男らしく、あきらめるよ。それでいいんだね。はい。ほんとに、それだけなの?
歩き方のこつ
2002/07/10 どうしてそんなにゆっくり歩くんですか?ときいたら、後でしんどいからねって教えてくれました。でも忠告も聞かず、自分の体調でぱっぱぱっぱ歩いて、突然足も心臓も動かなくなって立ちすくんだとき、ゆっくり歩いていた人達は、苦しむ僕に笑顔を見せながら、さっさと山を登っていきました。自分のスタンスで歩く。これがなかなか出来ない。山の中で自分に言いました。ばかやろー、下手したら死ぬじゃないか。
つきることのない自然の造形
2002/07/09 あらゆる自然界を完璧に創造する神のデザイン。そして自然界から多くのことを学びつづける私達人間の紙のデザイン。神秘的な空や海の青さ、そして美しい動物や植物の造型から学ぶことはつきることがありません。
三銃士のように
2002/07/08 愛って独りよがりの幻想ですか?友情って自分だけのの都合ですか?冗談じゃないよ。僕は愛する人は死ぬまで愛するし、友情は三銃士のアトス、アラミス、ポルトス、ダルタニアンのごとく愛するよ。
必然の強さ
2002/07/05 夜中の公園から見る月は、きれいな、きれいな三日月でした。かすかな雲にも隠れてしまうほどか細いお月さんだけど、雲間から姿を出すときは、凛として強く、不思議な光をはなっていました。この強さは一体何なんだろう?
風化しないもの
2002/07/04 命に限りあるものだけじゃなくて、プライベートな空や海、そして永遠の思い出を心の中に持ってる人は幸せだし、強いなって感じています。
先進国の責務
2002/07/03 先進国の使命。全く環境も違うし伝統も文化も違う人々が同じ人間として融合してこそ、人間は価値があるし、何時の時代も、先進国こそがその橋渡しにならなければいけないと思うのです。何故なら先進国の今の豊かさは、決して自ら作り上げたものではなく、今なお飢えに苦しみ、民族紛争に明け暮れる、悲しい国々を犠牲にし、利用してきた側面があるからです。
猫変化
2002/07/01 久しぶりにお天気が回復して、気持ちのいい風。机の上では綺羅と言う名前の猫が涼しそうな顔をして、ちょこんと座っています。日めくりのカレンダーの猫なんです。それにしても猫ってバリエーションが多いです。365日、模様も毛並みもばらばらですからね。