少しでもやるか、少しぐらいだからやらないか マナーの悪い人がポイ捨てしたゴミや吸い殻を拾う。環境や人権問題で署名を募る名簿にサインする。難しい本でも1日1ページぐらいなら読める。無駄と思える食事を少し減らす。 日常の中にある無数の項目。1人1人が少しでも人間的な世の中を目指して小さな行為を積み重ねることはとても重大で、もしかしたら世の中を変革する鍵は個人の中にあるのかも知れない。 いずれにせよエゴイズムからくる無関心や無知、無情がもたらす理不尽の集積も膨大なもので動物の殺処分の多さと食品廃棄の現実を見るだけでもそれは分かります。少しでもやるか、少しぐらいだからやらないか。1人1人の×365。日常の中にヒューマニズムの鍵はあります。 2016 心しておきたいこと 国際環境NGOグリーンピースからの提言 2016年、原発の電気はもう使いたくない東京電力福島第一原発事故からもうすぐ5年、今年4月、電力自由化がスタートします。もう二度と事故は起こしたくない。原発をなくしたい。そう願ってきた私たち消費者自身の手で、いよいよ「原発のない明日」を始める時代が来ます。 2012年7月に導入された固定価格買取制度(FIT)をきっかけに日本でも積極的に導入されるようになった自然エネルギー。太陽光発電設備の2014年の導入量は中国についで世界第2位です。 自然エネルギーの発電量も増加しています。大型水力をのぞく自然エネルギーの発電量は2011年から2014年の3年間で291億キロワット時の増加。これは、原発4.7基分の発電量に相当します。一方で2014年の全体の電気使用量は2011年と比較して約450億キロワット時=原発7基分も減りました。 省エネで全体の電気使用量を減らしながら、原発や化石燃料の電気をなくし、自然エネルギー100%で社会を支えることを目指す「エネレボ」。日本で「エネレボ」を加速させるのは、いま、あなたのアクションです。いっしょにエネレボ、起こしませんか。 新年のご挨拶に代えて:東電原発事故から5年、チェルノブイリ事故から30年(2016/0104国際環境NGOグリーンピース) 東電原発事故によって被害を受けた方々の人生は、5年前のあの時をもって大きく変化しました。5年が経過する今でも、原発事故の被害は続いています。 本来であれば、あの事故の教訓から原発政策の過ちを学び、100%自然エネルギーの社会に向けて政策を大きく転換すべきですが、残念ながら現政権は真逆の政策を実行しようとしています。エネルギー問題が最重要課題の年一方で、気候変動対策の国際的な合意には大きな進展がありました。 2015年末、フランス・パリにおいて気候変動に対して地球規模の取り組みを促すための国際的な取り組みである「パリ協定」が合意されました。気候変動の影響を回避するためには、まだまだ不十分な部分もありますが、世界的に化石燃料から脱却しようという共通の意思が形成されたのは、大きな希望と言えます。 また昨年末、インドネシアのエネルギー・鉱物資源相が、2050年までは原子力発電所の建設に着手しないと明言し、太陽光発電などの自然エネルギーの開発を重視していく姿勢を示すなど、国際的な脱原発の流れも継続しています。このように、原発や化石燃料に依存せず自然エネルギーに基づく社会の形成への流れが一段と強まりつつあります。また今年は、日本でも家庭で電気が選べるようになる「電力自由化」が開始される年です。
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知られざる農薬の被害者たち 危険な農薬の使用を止めるために、今できること→http://www.greenpeace.org/japan/ja/Ac...
#海をこわすな 辺野古・大浦湾を海洋保護区に 辺野古・大浦湾の海をまもりぬく、そう願ってたたかい続ける沖縄の人々に合流した「虹 の戦士の号」。
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今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。