「5匹の子猫の里親さがし」

2014年、11月里親が見つかりました。
ご協力ありがとうございました。

ポスターをクリックすれば拡大PDFが開きます

5匹の子猫

5匹は奈良の今御門町でノラ猫のお母さんから生まれました。
母猫は避妊手術を受けて元の場所で暮らしています。
5匹は元の場所で保護することができず
現在西宮で元気に暮らしています。

可愛くて賢い猫たちです。
猫を大切にして下さる方に飼っていただけたらと心から願います。
ご連絡は下記メール宛にてよろしくお願いします。

ranacor@bians.jp




ノラ猫と地域猫

日本はドイツのように動物殺処分がゼロの国ではありません。
個人やボランティアの人たちが懸命に避妊や保護をして
里親探しをしても、年間に14万匹もの猫が殺される運命にあります(2011年)

殺処分の場所は各都道府県の動物愛護センター、及び保健所です。
動物愛護センターで殺処分とはあまりの皮肉ですがそれが現実です。

可哀想だと餌を与える人の気持ちも分りますが
猫は餌を与えて放置すればどんどん繁殖して結果多くの猫が殺されることになります。

「地域猫」の概念が少しずつ芽生えては来ていますが
行政の指導協力なしにはとても難しい問題で
増えすぎた猫の尿や糞害で住民同士がぎくしゃくして
何の罪も無い猫たちが虐待される事件も起きています。

もともと安易な気持ちで猫を飼い、結果無責任に捨てる人間に罪はあります。
良識ある人間なら誰にでも分ることです。

避妊手術の費用を自腹を切ってまで行ない
なんとかノラ猫を減らそうと努力している人たちの理解はなかなか得られません。

各地域でジレンマに陥っている人は多くいらっしゃるはずです。
ドイツのように国が賢ければ解決できる問題だと思いますが
現状の日本ではたとえ一匹でも殺処分から救うこと
しんどいことですが、1人1人が少しの手助けぐらいのことしかできないと思います。

yakkokuro


ある朝、ノラ猫の母さんが家の軒下に少し大きくなった子供たちを連れて来ました。
彼らの姿を見たとたん、どうしようと思ったけれど
殺処分される確率の高い保健所へ連れて行くことはできませんでした。
と言って放置すれば母猫はまた妊娠し、子猫たちもすぐにノラ猫になって
猫は増え続けて先述の状態に陥ります

選択肢はありませんでした。

母猫を捕獲して避妊手術をして、元の場所へもどすこと
子猫たちは保護してなんとか里親を捜すこと

野生の母猫を捕まえて避妊手術をすることも
子猫たちを保護することも大変で
今もそれは続いています。

もし猫が大好きで、1匹ぐらい貰ってあげようという人がいたら
ほんとうによろしくお願いします。

*現在母猫は元の場所で元気にしています。
(時折子供たちを捜す姿が心痛いですが)

いつも誰かが家にいらっしゃるようなご家族に
もらっていただけることを希望しています

5匹の子猫たちは、西宮で元気いっぱい。

すっかり家猫になりました。

 

松浦

ご連絡は下記メール宛にてよろしくお願いします。

ranacor@bians.jp

 


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